「ジャズ」の検索結果
全体で48件見つかりました。
コポコポという音が、静かなジャズを邪魔しない程度に奏でられている。
利益面からすれば不安になるが、姦しい声に煩わされることなく、コーヒーの香りを全身に染み渡らせる瞬間がたまらなく好きだ。これまでになく心地よく落ち着く瞬間は、たった一人の少女によって崩されることになった。
登録日 2021.05.13
偉大な演出家の父を持つ青年・玄野太陽(くろの たいよう)。
彼は高校時代に守藤歩夢(すどう あゆむ)と出会い、その言葉に背中を押されて単身アメリカへ渡った。
挫折と研鑽を経て帰国した太陽は、コントラファクト的な戦略で大衆が好むスタンダードな進行を利用し、未来の転覆を試みる。
恋人関係ではなくブロマンス風味ですが、恋愛感情はあります。
文字数 6,688
最終更新日 2026.02.05
登録日 2026.02.05
東京都内に佇む楽器練習スタジオ”タルタロス”は、多くのバンドやプレイヤーが練習できるスタジオがあり、日中は多くのプレイヤーが利用する。
そのスタジオの支配人である零崎 優喜は、実は閻魔王を始めとする十王の家臣であり、週に1回だけ死者を観客としたライブビューイングを行っている人物であった。
これは、音楽を通じて触れ合う生きとし生けるものと死者の物語。
各章ではロックやジャズなどあらゆるプレイヤーがスタジオで演奏し、そのジャンルに関して書いたりもするローファンタジー作品。
登録日 2018.09.13
さびれた港町にある流行らない酒場。 そこには弾かれることもなくなってもう何年もたったピアノやドラムセットたちがひっそりと暮らしていましたが、もう自分が楽器であったことすら忘れ果て…
文字数 1,786
最終更新日 2018.11.29
登録日 2018.11.29
柊(ひいらぎ)学園音楽大学に通う牧野美風(まきのみふう)は、夏休みのアルバイトに海辺のホテルで開かれるピアノ演奏会での譜めくりの仕事を選ぶ。本格的なアルバイトは初めてで、しかも譜めくりも初めてだった美風。譜めくりをするピアニストも誰だかわからない状況に不安ばかりが募る。天才ピアニストとして幼い頃より注目されていた美風だったが、ここ最近はあれほど優勝するのが当たり前だったコンクールでずっと第二位に甘んじていた。すっかりピアノに対する自信も情熱も失いかけていた美風は、いったんピアノから離れて自分を見つめ直す時間や状況が必要だと考えたゆえの譜めくりのアルバイトだった。それに譜めくりというものが、自分にとってどこか絶妙な距離感にも思える美風だった。
白亜の美しいホテルに着くと、支配人が出迎えてくれた。そのホテルのラウンジに流れているジャズを聴いて、美風は弾いているのが人気ピアニストの野崎京介だとわかる。支配人にそのことを尋ねると、確かに弾いているのは野崎京介で、このホテルをよく利用している会員だということだった。野崎京介が弾いているとわかったのは、美風で二人目だと支配人は言う。美風の驚くべき感性に感心する支配人。支配人は美風に一枚の演奏会のパンフレット用の写真を見せる。そこに写っていたのは、まぎれもない野崎京介本人だった。まさかと思った美風だったが、支配人はそこで初めて譜めくりの相手が彼であることを明かすのだった。野崎京介はこの三年間、表舞台から姿を消していた。その前の三年間で出したアルバムはインストゥルメンタルとしては記録的な売り上げとなり、その楽曲はさまざまな媒体に使用され、本人もCMなどに出演していた。その容姿から彼には熱狂的な女性ファンがいた。美風ももちろん彼のことは知っていたし、アルバムも何枚か持っていた。譜めくりの相手が野崎京介だとわかって、仕事に対する不安はどこかに吹き飛び、喜びにはしゃぐ美風だった……
登録日 2020.03.22
運命の輪は回ってあなたに巡り会う――ジャズ音楽BL。端正なサックス奏者×謎めいた微笑の青年ピアニストの孤独な生と愛。
注目され始めた28歳の青年ジャズピアニスト・高澤文彦。優しい物憂げな姿の奥に、人に見せない暗い心を抱えている。
恵まれない環境、厳しい人生ーー顔を上げ、微笑に変え、今夜もピアノを弾く。ジャズ仲間の竜野、セイとともに。
フェスの夜に、新進気鋭のサックス奏者・萩尾淳史と出会い、運命は回っていく。
天才、根なし草、色売り、様々な噂と嫉妬の中を、文彦は軽い微笑で通り過ぎていた。
しかし、端正な顔と冷たい眼をした淳史の、思いがけない魂に触れて、文彦は黒い過去を思い出していく。
交わることのないはずだった音楽の扉が、封印された過去の扉をひらく。
見守るように傍らにいる、武藤領一朗。彼が文彦の隣にいる理由とは?
文彦が手離せないリングは、誰からのものなのか?
貧困、崩壊した親、それゆえに文彦がたどった人生をめぐる。
絡まってもつれていく運命。紐解いて、ほどいて、そして必ず出会う。
愛は静謐なようでいて狂おしく、それでもなお、美しい。
大人のセンシティブストーリー。
自分史上、最も格好良い物語にできればと思います。
文字数 236,042
最終更新日 2020.01.11
登録日 2019.10.24
【約束のカクテルは『ブルームーン』】
祖父に売られるようにして、二十歳以上年上の藤堂財閥の当主・貴文の後妻となったオメガの悠(はるか)。
形だけの結婚も、実は悠にとって都合のいいものだった。
十年前、たった一度だけキスをしたアルファと交わした不確かな『約束』。
その『約束』をどこか諦めながらも胸に抱き、想い出のジャズバー【Sheets of Sounds】でピアノを弾き続ける悠。
そんな悠の隣には、執着にも近い献身で彼を支え続ける、ベータの執事・徳永がいた。
絡み合う過去とそれぞれの想い。
やがて、アメリカで仕事をしていた貴文の息子・恭一が帰国したことで、過去と今が交わり解けだす……。
◇ この作品は、以前投稿していた同名作品を、一人称視点から三人称一元視点に改稿・加筆したもので、エピソードも若干異なります。
文字数 80,234
最終更新日 2024.11.29
登録日 2024.10.29
銀座の夜、ジャズが流れるワインバーでソムリエの祐介と客の亜里沙。二人のワイン好きは互いに特別な気持ちを秘めていたものの、その感情を確かめることなく、未知のワインを口にし、彼らの世界は一変する。
目を開けると、彼らは「ナパール王国」の大地に立っていた。二人は転移して別の世界にきてしまったのだ。困惑し、驚きながらもこの世界には魔力があり、それがワインを飲む事で強化されていく事を知っていく。そしてこの二人には特別な能力が宿っており、次第に開花させていく。
新しい環境、新しい力、そして新しい仲間。しかし、二人の間に宿る感情は変わらず、互いを惹き合う熱い思いはこの異世界でも変わることなく続いていく。
やがて、ナパール王国と隣国イダリア共和国との間に争いが勃発。二人の特殊能力がゆえに、次第に巻き込まれていく。
恋と冒険、そしてワインの魔法が織りなす、壮大な異世界ファンタジーが幕を開ける。
文字数 11,638
最終更新日 2023.09.07
登録日 2023.09.07
かつて「ジャズの聖地」と呼ばれた長崎県佐世保市の商店街にひっそりと店を構えるジャズ・カフェ「ビハインド・ザ・ビート」──
ひょんなことから、このカフェで働くジャズ好きの少女・有栖川ちひろと出会った主人公・住吉は、彼女とともに舞い込むジャズレコードにまつわる謎を解き明かしていく。
だがそんな中、有栖川には秘められた過去があることがわかり──。
これは、かつてジャズの聖地と言われた佐世保に今もひっそりと流れ続けている、ジャズ・ミュージックにまつわる切なくもあたたかい「想い」の物語。
文字数 169,100
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.02.05
ーー音になれたら、きっと届くと思っていた。
大学のジャズサークルで出会ったトランペットの蒼井悠真とトロンボーンの白川陽翔。
明るく誰からも愛される悠真と、控えめで繊細な陽翔。正反対に見えるふたりは、同じステージで音を重ねるうちに、少しずつ距離を縮めていく。
すれ違うことも、届かない音もあったけど、それでも惹かれていく心。
音を通してしか伝えられなかった思いが、言葉になったときーー。
これは、音楽とともに紡がれる、甘くて少し切ない青春BL。
初投稿のため色々と読みづらいところがあるかもしれませんがご了承ください。
文字数 12,652
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.18
『息詰まる奇妙な沈黙の中、カーステレオから流れる深夜放送のジャズだけが二人の間をたゆたっていた。』
深夜の高速道路、パーキングエリアで、気に食わない同僚と二人きり。バレンタイン番外編追加。
登録日 2021.12.28
ジャズの街に、何もかも似てない双子が二組。そう、二組いた。
二十世紀前半のニューヨークを舞台に、血の繋がりがない片割れと共に育った二組の〝双子〟の関係性を描く予定。
ビッグバンドの名物シンガーとして生きる双子は、両親に似て音楽の天才である金髪碧眼の兄と家族で唯一の黒髪に琥珀の瞳を持つ凡才の弟。
一方新聞少年として生きる孤児の双子は、弟を天からの贈り物と信じ護り続ける黒髪で琥珀色の瞳の兄と、家族と違い金髪碧眼、そして音楽の才能を持って生まれた弟。
それぞれ互いに執着しつつ仲の良い兄弟として育った彼らだが、『ギャングが似ていない双子を狙っているらしい』という噂を聞いたことから自分らの出生にまつわるとある陰謀に近付きはじめる。そして彼らの運命には、友人である少年たちの人生も複雑に絡んでいた……。
果たして血の繋がった双子同士が出会う日はくるのか。その時、育ちの片割れは?
初めまして、藍棺織海(アイカンオリミ)と申します。
不定期更新予定。
各話の合間にTwitter( @Millionkaia &color(#4A68CE){ https://twitter.com/Millionkaia?t=7xNgHxbH9KJi6XSFUt9Y9g&s=09 } )でちょっとした小噺を掲載予定です。
双子が好きな方、少年たちの関係性物語が好きな方、二十世紀前半のアメリカ文化が好きな方……誰かしらに刺さるものになったら嬉しいです。よろしくお願いします。
文字数 209,528
最終更新日 2026.05.10
登録日 2023.06.16
「ふるさとは遠きにありて思ふもの――」
自分の居場所が見つからず、金沢の街を「とぼとぼ」と歩くことしかできなかった高校生の僕は、浅野川の土手でハンチング帽を被った不思議なおじいさんと出会う。
おじいさんは、僕のリュックに付いた「ハズレの鈴」を懐かしみ、室生犀星の詩とともに一枚の「設計図」を渡した。
「今日一日で、君が見つけたものをこの紙に書き込んでごらん」
SNSの画面越しに居場所を探す少女。
ジャズに救いを求める少年。
崩れゆく土壁に一生を捧げる職人。
犀星の詩が、バラバラだった僕たちの孤独を、見えない糸で繋いでいく。
これは、自分の人生をどう組み立てればいいか分からなかった僕が、金沢の路地裏で「まだ逢わぬ誰か」と出会い、自分だけの世界を再構築していく再生の物語。
しんしんと雪の降る夜。おじいさんが遺した最後の手紙を読み終えたとき、僕の「設計図」は一つの完成を迎える――。
文字数 29,389
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.04.06
