「初」の検索結果
全体で23,854件見つかりました。
王太子妃候補として、長年王宮を支えてきた侯爵令嬢エレノア。
外交会談の調整。
文官との連携。
派閥間の根回し。
本来は候補教育の一環だったはずの仕事は、いつしか彼女なしでは回らなくなっていた。
けれど王太子レオルドが公開求婚で選んだのは、愛嬌があり華やかな別の令嬢。
その瞬間、候補制度から外れたエレノアへ、隣国セレストリア王国の王子ルーファスが公の場で求婚する。
「王国が彼女を必要としないのであれば、我が国が望んでも問題ありませんね」
「君なら、これからも王宮を支えてくれるだろう」
当然のように引き留める王太子へ、エレノアは静かに答えた。
「候補制度から外れた以上、王宮へ残る理由はございません」
彼女が去ったあと、王宮は少しずつ綻び始める。
これは、失ってから価値に気づく王国と、
初めて一人の人間として正当に評価された令嬢の物語。
文字数 104,645
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.07.20
王立学園を卒業し、王宮文官になるはずだった僕――セオ。
けれども、初出勤の日に人生は一変した。
今は番のいないオメガとして、三歳の息子リノをひとりで育てながら、王宮の下働きをしている。それでも、いつか文官になる夢だけは捨てられずにいた。
そんな僕が近衛騎士団の手伝いで出会ったのは、年上の侯爵レオンハルト・ヴァルナーだ。仕事を評価してくれる彼と過ごすうち、なぜだか少しずつ距離が縮まりはじめていく。
息子と二人で生きてきた僕が、諦めた夢と芽生えた恋を手にしていくお話。
文字数 36,278
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.13
ホルルベイン王国には、三人の王女がいる。
頭はいいが表に出たくない第一王女カドミア。
社交的だが、結婚や出産を王家に管理されたくない第二王女コーラル。
そして、自分は姉たちより平凡だと思っている第三王女セルリア。
そろそろ次の女王を決めなくてはならない。王女たちの婿選びも、本格的に始まった。
第一王配は娘を女王にしようと政治的に動き、第二王配は「娘なら子供をたくさん産む」と張り切る。
一方、第三王配だけは、娘に苦労させたくないので何もしない。
セルリア本人も幼なじみのシモンと、普通に結婚するつもりだった。
王位争いなど、自分には関係ない。
……そのはずだった。
「という訳で、セルリア王女殿下。貴女様が次の女王ということで」
「は?」
なぜなら彼女とその周囲だけが、王位を欲しがって何もしなかったからである。
王になりたくない三姉妹と、余計なことをする父親たち。
平和な島国で繰り広げられる、婿選び兼王位継承コメディ。
※初日以外は6時・17時の更新となります。
文字数 37,089
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.12
伯爵夫人セレスティアは、結婚初夜から三年間、夫アーヴィンに「飾りの妻」として放置されてきた。
父を亡くし、母から継いだルクレール商会を守るために結んだ婚姻。大恋愛ではなかった。それでもセレスティアは、いつか穏やかな夫婦になれるかもしれないと、ほんの少しだけ期待していた。
しかし半年ぶりに屋敷へ戻ったアーヴィンは、婚姻前から隠していた愛人リディアと五歳の息子ノエルを連れていた。
「この子を、オルブライト伯爵家の跡継ぎにする。君は今まで通り、飾りの妻でいればいい」
そう告げられたセレスティアは、静かに婚姻契約書を取り出す。
第七条。
夫が妻の書面同意なく婚外の子を跡継ぎとし、妻の持参財や商会権利をその子の相続財産に含めようとした場合、妻は即時離縁、持参財返還、違約金、資産回収を請求できる。
一か月前、王立契約院の立会人ユリウスに問われて、セレスティアはようやく自分の望みを言葉にした。
愛ではなく、自分の名を取り戻したい。
夫の契約違反が公の場で明らかになる時、飾りと呼ばれた妻は、自分の人生を取り戻す。
文字数 14,065
最終更新日 2026.06.12
登録日 2026.06.12
朝、父親が置き忘れた新聞の見出しを見て、俺は全てを思い出した。
ここは前世で熱中した陣取り合戦系戦略シミュレーションRPG『クロス・クロニクル』の世界。そして俺は、主人公たちが最初に滅ぼす悪徳伯爵の馬鹿息子、悪役令息ベルカに転生していた。
モブ顔の低能馬鹿貴族。戦闘スキル皆無。物語が進めば追放され、破滅するだけのザコキャラ。 仲間になる隠しキャラではあるが、入手難易度は鬼、ステータスはゴミ。このままでは確実に死ぬ。
だが、ベルカにはたった一つだけ、ゲームで使い道があった。
未加入仲間キャラを自動で仲間にできる『政略結婚システム』。仲間にしたベルカは全ての仲間キャラと政略結婚ができ、結婚相手のステータスを倍加させた。
前世の知識が戻り、それが俺に宿るスキル『房中術』せいだと分かる。
メインストーリーに巻き込まれれば終わりだ。 だから俺は、主人公と出会う前に動いた。ゲームのメインストーリーで自動的に仲間になるため、主人公陣営が政略結婚できない例外キャラの中で、唯一手の届く男——辺境伯アルフレート。 しかも、ゲーム内で想い人がいると匂わせる彼なら、形だけの「白い結婚」で済むはず。
伯爵家の権力を総動員し、強引に婚姻を成立させる。 式すら挙げず、黒い石造りの居城で交わしたのは書面だけの契約。 美丈夫の辺境伯は俺を一瞥もせず渋面のまま署名し、即座に魔族討伐へ出撃した。
「白い結婚で確実だ」 そうほくそ笑み、形だけ整えられた初夜の寝室で、透けた夜着一枚の俺は眠りかけていた。
——扉が開く。
黒い軍服のまま帰還したアルフレート。 黒狼の異名を持つ黒髪と黄金の瞳が、俺を捕らえる。
空気が変わった。
「待たせた」
次の瞬間、細い顎を掴まれ、容赦なく口を塞がれる。 熱く湿った舌が、形だけの初夜を、一気に本物へ変えようとしていた。
・
・
・
短編連作。
一話完結。
文字数 36,770
最終更新日 2026.09.14
登録日 2026.09.12
十五歳のエルンは、神授の儀で【経験値×100】を授かった。だが神官に「レベルアップに必要な経験値が百倍になる呪い」と判定され、無能の荷物持ちとしてこき使われた末、パーティを追放されてしまう。
それでも、ひとつだけ腑に落ちないことがあった。水晶には「必要経験値」などと書かれていなかったのだ。
答えを確かめるため、エルンは短剣一本で角兎に挑む。泥臭い死闘の末、初めて自分の手で魔物を倒した瞬間――Lv1だった彼のレベルは、一気にLv5へ跳ね上がった。
増えていたのは、必要経験値ではない。魔物から得られる経験値の方だった。
昨日まで逃げるしかなかった魔物を倒し、迷宮を駆け、ギルドの常識を次々と塗り替えていくエルン。彼を切り捨てた元仲間が立ち尽くす一方で、エルンは新たな相棒とともに前へ進み続ける。
これは「一生レベルが上がらない」と笑われた少年が、戦うほど強くなる力で最強への道を駆け上がる、爽快成長ファンタジー。
文字数 41,142
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.10
迫田直純(14歳)は自分の母親が誘拐という重大な犯罪を犯し警察に捕まえられていくのを目の当たりにする。
そのことで日本での仕事が難しくなった父は中東で単身赴任という道を選んだ。
ひとりで日本に取り残されることになった僕は、その場に居合わせた磯山という弁護士さんの家にしばらくお世話になることになった。
そこでの生活は僕が今まで過ごしてきた毎日とは全く別物で、最初は戸惑いつつも次第にこれが幸せなのかと感じるようになった。
そんな時、磯山先生の甥っ子さんが一緒に暮らすようになって……。
母親に洗脳され抑圧的な生活をしてきた直純と、直純に好意を持つ高校生の昇との可愛らしい恋のお話です。
こちらは『歩けなくなったお荷物な僕がセレブなイケメン社長に甘々なお世話されています』の中の脇カップルだったのですが、最近ものすごくこの2人の出番が増えてきて主人公カップルの話が進まないので、直純が磯山先生宅にお世話になるところから話を独立させることにしました。
とりあえずあちらの話を移動させて少しずつ繋がりを綺麗にしようと思っています。
年齢の都合もありR18までは少しかかりますが、その場面には※つけます。
文字数 1,831,047
最終更新日 2026.09.16
登録日 2024.02.21
裕福な商家カランド家の娘レベッカ(ベッキー)は、一度縁談が破談になったあと、妹たちにも先を越され、二十歳を過ぎてから名門ダイオード男爵家へ嫁いだ。
夫アクセルは優しい人だった。困っている親戚がいれば屋敷へ迎え、行き場のない女性には部屋を与え、仕事に困る者には「ここにいればいい」と手を差し伸べる。
けれど――人を連れてくるのは夫で、その後の世話をするのはいつもレベッカだった。
部屋を決め、衣服を用意し、食事を増やし、仕事を探し、使用人を動かし、揉め事を片づける。
「もうこれ以上は無理です」
そう訴えても、アクセルは笑って言う。
「君なら分かってくれるよね」
そんな日々の中、アクセルは幼なじみ、ジゼルを連れてきた。レベッカは初めて、はっきりと反対する。
それでもアクセルはジゼルを屋敷へ入れ、あろうことかレベッカの補佐にしようとした。
そこでようやくレベッカは気づく。
夫は、自分の言葉を一度も「拒絶」として聞いていなかったのだ。
「離婚してください」
「離婚? どうして?」
本気で不思議そうに問い返す夫を残し、レベッカは実家へ帰る。
そして彼女がいなくなった男爵家では、これまで「善意」で覆い隠されていたものが、一つずつ崩れ始めて――
※初日以外は6時・17時の更新となります。
文字数 332,627
最終更新日 2026.09.12
登録日 2026.08.14
公爵家の次女、ガブリエルは、幼い頃から実姉の「劣化版」と評されていた。
事あるごとに才女の姉と比較されていた彼女は現在、姉の母校でもある超難関校、王立魔法・科学アカデミーに在籍している。
姉が王国不在ということもあって、ガブリエルの寮生活は概ね順調だった。
そんな学生ライフの最中、長らく外国の戦地に赴任していた「第五王子」が帰国し、アカデミーへとやって来た。
彼はガブリエルのフィアンセなのだが、ガブリエルは初見の社交界デビュー時以来、第五王子に良い印象を持っていなかった。
再会したフィアンセ同士が、交流を重ねていく内に――――。
※過小評価ヒロインと、不器用ヒーロー
!!不定期更新につき留意!!
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 97,122
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.08.16
「……残念ながら、もう手の施しようがありません」
何度目かになる入念な診察の後、医師は哀れみのこもった声で、そう告げた──。
♢♢♢
貴族学園で出会った公爵令息のセルディオと、身分の差を乗り越え、幸せな恋愛結婚をした子爵令嬢のニーナ。
順風満帆な人生を送っていた彼女の身に異変が起きたのは──結婚後、一年と少し経ってからのことだった。
ほんの少しのすれ違いから、運命はニーナを残酷な世界へと叩き落とし、お互いを唯一として愛し合っていたセルディオも、他の女へと目移りするようになる。
「一生私を愛してくれると言っていたのに……あなたの一生涯の愛は、たった一年だけのものだったの?」
身体は病に侵され、心は愛する夫に引き裂かれ……ニーナは自分にとって、最も辛い決断をする──。
※表紙画像はAIが頑張ってくれました。
初めて使ったので勝手が分からず……時間かかりました(ノω・、`)
文字数 163,085
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.05.19
子爵家の姉妹、長女のセレニティ、次女のフローラル二人の姉妹には同じ子爵家の幼なじみのユリウス幼い頃からいっも一緒に遊んでいた。
セレニティとユリウスの婚約は幼い頃から決まっていた。
ユリウスはセレニティの初恋だった…結婚をしてユリウスを支えるとセレニティは勉強や礼儀作法を頑張った。
だがそれはユリウスに対して全て無意味だと気付いてしまった。
更新不定期ですがよろしくお願いします。
文字数 97,883
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.08.15
「お願いします。死にたくないんです。私との婚約は、嫌だと言ってお断りください。この通りです。お願いします」
伯爵家長女アイリーン・ドレイク十二歳は、婚約者となる相手との顔合わせの日。
その相手が前世の推しだったことに気づき、破滅する己が未来を変えるため、九十度お辞儀で嘆願するも受け入れられず。
どうして婚約を回避したいのか、洗いざらい吐かされ『僕の成長を、すぐ近く。特等席で見守るといいよ』という、魅力的な誘い文句に成す術もなく陥落した。
ゲームのヒロインが登場するまで、あと三年。
その間は、特等席で推しを見守るご褒美を堪能しようと決めたアイリーンと、そんなアイリーンを最初から気に入って、離す気などさらさら無い推し・・ブラッドフォード・アーサーズ公爵子息の恋物語。
文字数 236,464
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.03.28
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
【報告】アース・スターノベル大賞様にて金賞・コミラカイズ賞を
受賞致しました!
応援して下さった読者の皆様、誠にありがとうございました┏○))ペコッ
書籍化・コミラカイズに関しましては詳しく決まりましたら
再びご報告させて頂きます。
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
文字数 255,711
最終更新日 2026.05.14
登録日 2026.01.07
「君は顔も心も醜い。見るだけで不快だ」
初夜の晩、寝室でアメリシアは夫からそんな言葉を吐かれただけでなく、これから三人で眠ると宣言された。もう一人はアメリシアの親友、クージアだった。
アメリシアが夫のモレイブと婚約したのは七年前。親友と出会ったのは十年前。
十年の友情は、結婚式を挙げた当日に失われた。
そして、次の日に聞かされたのは両親の訃報。
アメリシアは、どんなに辛くても両親の分も生きて幸せになると決め、そんなに自分のことを見たくないのなら、モレイブと離婚し、彼と絶対に会うことのない田舎町で暮らしていくことにした。
離婚届を置いて去ったアメリシアは、田舎町で苦労しながらも、幸せを見つけていくのだが、モレイブはあんなことを言っておきながらも、アメリシアと離婚する気はなく――。
文字数 86,934
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.06.01
獣人が支配するジューシン帝国。そこには身寄りのない人間の少女を獣人が引き取る養女特別斡旋制度。孤児だった少女エリサを引き取ったのは、帝国の騎士団長を務める白虎の獣人ライアン。
「君みたいな子が私の娘になってくれるなんて嬉しいよ」
優しく甘やかすもライアンはエリサに性教育を始める。お股のを綺麗に剃られパイパンにされたり、ブラシでクリトリスを磨かれ、仕上げにクリ舐めされる。
「これでは中に汚れが溜まってしまうし、なにより――こんな皮を被ったままの〇供クリでは可哀想だ。お父様が綺麗にむきむき♡して、大人クリトリスにしてあげないとな」
「んぁっ、ひぃっ♡ そこ、だめぇっ……! こすられるたびに……ヘンになっちゃう……♡」
「だめじゃない。汚れを落として、エリサが大人の女性になるための教育なのだからもっと頑張りなさい」
気を失ったエリサの身体にマーキングするように精液をぶっかけたり、飲ませられ、ナカにスライムを入れられてしまう。
「ふふ、いい子だ。……そのまま、お父様のおちんぽミルクをいっぱい絞って飲もうな」
「んぁっ……のうこう、で……♡ へんなにおいなのに、クセに、なっちゃいそうで……おいしい、です……っ♡」
その後はスライムで焦らされた身体を初夜えっちで濃厚に可愛がられる。お仕置きとして耳のついたカチューシャと尻尾のプラグがアナルに挿入でされ、お尻を叩かれる。
「ああ……やっぱり似合うな。可愛らしいぞ♡口では嫌だと言いながら後ろの穴も尻尾のプラグを嬉しそうに咥えこんで……さあ、これから素直になれるようお父様がちゃんと教育してあげるからな」
そのあともライアンによる淫らな性教育でエリサは彼好みのエッチな愛玩ペットに堕とされていく。
キャラクター紹介
ライアン
ジューシン帝国の騎士団長を務めるホワイトタイガー(白虎)の獣人。表向きは温厚で紳士的だが、本性はサディストでクズ寄りのエゴイスト。独占欲の塊。プライドの高い獣人の女は面倒だという理由から、自分好みの育てられる人間のエリサを養女として引き取った。父親ごっこを免罪符に彼女を心身ともに徹底的に管理・調教し、自分なしでは生きられない淫らな愛玩娘へとエリサを作り変えていくことを楽しんでいる。愛はあるけど人間を対等な存在だと思っていない。
エリサ
身寄りのない人間の孤児。養女制度でライアンに引き取られた。最初は恐怖と羞恥心からライアンに反発しようとするものの、彼の性教育を受け続けるうちに、少しずつ彼に依存し、快楽を求めてしまう己の身体に絶望しながらも蕩かされていく。マゾの才能があった。
擬似親子の歪な溺愛ストーリー。ハッピーエンドではあるけどヒロインは自立しない系です。
文字数 26,735
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.04
私は三年間、あの方の半歩後ろに立ってきた。
あの方は、人の言葉を書いてあるとおりにしか受け取れない。だから私は扇の陰で一言だけ添える。その侯爵は本気で怒っている、そちらの夫人は同意していない、いま笑ってはいけない。三年、一度も外さなかった。誰も気づいていない。あの方自身も。
その方が、大広間で私を呼び出した。証人も証拠も揃っている。
「申し開きはあるか」
ございません。わたくしは何も申し上げません。
否認も弁明もせず、私は黙って立っていた。だからあの方は、生まれて初めて自分で場を読むことになった。
味方として名を挙げた侯爵の顔が、なぜ動かないのか。証人の声が、なぜ途中で細くなったのか。「皆もそう思うであろう」と広間に向けた同意の求めに、なぜ誰も応えないのか。
わたくしはもう、お教えいたしません。
※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
文字数 64,639
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.03
佐藤太郎は辺境の領主の息子、キース・アクロイドとして転生する。
初めのうちは気が付かなかったけど、どうやらここは佐藤太郎が大好きだったゲーム『レインボー・ファンタジー』の世界らしい。
しかし、廃人プレイヤーだったキースの知識をもってしても、アクロイド男爵など聞いたことがなかった。どうやら主要登場キャラではなくモブのようだ。
これは、前世では両親に恵まれなかったキースが、今世では親の愛情をしっかりと受けて成長し、知識チートを使って両親と一緒に成り上がっていく物語である。
文字数 177,736
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.03
水の国の王立学園に通うリーナ・アクアリスには、心に決めた相手がいる。
けれど相手のセイルは、火の国へ交換留学中。水の国では十六歳になるまで婚約できず、本人が同席しなければ正式な手続きもできない。だから二人は、互いに想い合いながらも、まだ婚約者ではなかった。
そんな中、火の国から名門令息イグニス・ヴァルフレアが留学生としてやってくる。人当たりがよく、語学に堪能なリーナは彼の世話役に任じられるが、イグニスはリーナの親切を好意と受け取り始める。
「心に決めた相手がいます」
そう告げても、彼は信じない。
相手が姿を見せないなら、名を出せないなら、それは嘘か、まだ自分にも余地があるということだと。
けれどリーナの答えは、最初から決まっていた。
私は、あなたに恋をしません。
文字数 58,879
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.09.02
【書籍化!】第17回ファンタジー小説大賞『癒し系ほっこり賞』受賞作です。
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~』です)
ようやくこの日がやってきた。自由度が最高と噂されてたフルダイブ型VRMMOのサービス開始日だよ。
最初の種族選択でガチャをしたらびっくり。希少種のもふもふが当たったみたい。
この幸運に全力で乗っかって、マイペースにゲームを楽しもう!
……もぐもぐ。この世界、ご飯美味しすぎでは?
***
ゲーム生活をのんびり楽しむ話。
バトルもありますが、基本はスローライフ。
主人公は羽のあるうさぎになって、愛嬌を振りまきながら、あっちへこっちへフラフラと、異世界のようなゲーム世界を満喫します。
カクヨム様でも公開しております。
文字数 2,438,734
最終更新日 2026.09.16
登録日 2024.05.30