「さ」の検索結果
全体で144,866件見つかりました。
剣が使えない辺境伯家の四男・サミュエル。家族から心配されながらも、冒険へ踏み出す。まだ誰も知らない規格外の魔法の才能と愛犬ルイを相棒に、仲間との出会い、強敵との戦いを経て、やがて世界を揺るがす伝説を紡いでいく。
文字数 4,675
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.25
『偽りの始まりはどこからなのか』の26年前。
男爵令嬢クリス・アンバーブロウの夢は『王妃様を輝かせたい!』。
理不尽な嫌がらせを毅然と跳ね除けるクリスの凛とした姿に、第二王子アルドーは深く心を奪われる。
学園の生徒会へ迎えられたクリスは、未来の王太子妃セーレナと生徒会役員たちと固い絆を結んでいく。
しかし平穏な学園の裏で、国を震撼させる闇――『内務』による王位簒奪と国王暗殺の恐るべき謀略が静かに動き出す。
大人たちの卑劣な罠を打破すべく命がけで立ち上がる、アルドーとクリス。
激動の渦中で、クリスはアルドーからの愛を真っ直ぐに注がれ、身分を超えて深く想いを通わせていく。
「自分たちの手で新しい国と二人の未来を支える」と誓った若者たちの、情熱と不屈の物語。
文字数 30,840
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.08
私には、5秒先の『未来』が見える。
とあるきっかけで生まれた能力だけれど、
なにか人の役に立てたいと思いつつも、私はこの能力を持て余していた。
そんなある日。
ねこを助けようと木に登った私は、足を滑らせて落ちそうになったところを、
高速移動の能力を持った男の子に助けてもらって……。
「桜彩、俺と組まないか?」
天真爛漫 超ポジティブ少女
未来 桜彩 (みき さあや) 能力:未来予知
「5秒先の未来を見ることでなにか変わるなら、この能力を誰かのために使いたいっ!」
×
明るく元気で正義感の強い転入生
旭日 五月 (あさひ さつき) 能力:高速移動
「俺と桜彩の能力があれば、絶対にいろんなひとを助けられる!」
×
クールで冷静沈着な幼なじみ(実は少し怖がり?)
藤村 蓮詞 (ふじむら れんじ) 能力:瞬間記憶
「まったく騒がしい部活だ、桜彩が二人に増えたみたいだ……」
×
成績優秀 容姿端麗なお嬢様(いつも暴走気味)
北條 椿妃 (ほうじょう つばき) 能力:怪力
「桜彩ちゃんが一緒なら、なんでもいいです!」
転入生の五月くんの提案で、私たちは「お悩み解決部」を立ち上げることに。
未来予知、高速移動、瞬間記憶、怪力
私たちの持つ不思議な能力を使って、
悩みがあるひと、手助けが必要なひと、そのお困りごと、お悩み解決部が解決します!
文字数 33,233
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.07
大好きだった乙女漫画『永遠の薔薇の王国』。
そこは王族と貴族が治める魔法王国《ヴァレドニア王国》。
悪役令嬢、真のヒロイン、王子、騎士――すべての運命が決められた世界だった。
そんな物語を何度も読み返していた白人系アメリカ人女性エミリー・カーターは、ある夜、恋人のアフリカ系アメリカ人であるマーカス・ジョンソンと共に謎の光に包まれ、漫画の世界へと転移してしまう!
二人が目を覚ましたのは、ローゼンフェルト伯爵領の辺境都市ラークヘイヴン近くの森。
エミリーは、物語に登場する心優しき伯爵令嬢――セシリア・フォン・ローゼンフェルトへと転生していた。
しかし、恋人のマーカスには誰かの既存キャラクターの身体も身分も与えられなかった。
黒い肌と黒く縮れた髪を持つ青年として、そのまま異世界に現れた彼は、この世界の誰の記録にも存在しない"物語に書かれていない人物"だった。
身元も家名もなく、このままでは生きていくことすら難しい。
そこでエミリーは彼に、
「マルク」
という新たな名前と、
「遠い南方から来た旅人」
という偽りの経歴を与え、自らが暮らすローゼンフェルト伯爵家へ迎え入れることを決意する。
貴族社会の偏見。
肌の色の違いによる差別。
騎士たちの嫉妬。
町娘たちとの思わぬ恋愛騒動。
それでもマルクは、セシリアと共に少しずつこの世界で居場所を築いていく。
やがて二人は、自分たち以外にも現代日本系アメリカ人の婚約者カップルが、ベオモント侯爵家の令嬢と令息としてこの世界へ転生していることを知る。
さらに、原作では語られなかった陰謀が動き始める。
ローゼンフェルト伯爵家は、本来なら悪役令嬢ヴァレリア・フォン・アウゼンナッハ―が禁忌の召喚魔法を試す最初の犠牲者となり、一族は滅びる運命だった。
そしてその先には、真のヒロインであるモンテクレール侯爵令嬢を襲う、さらなる悲劇が待っている。
未来を知るセシリアは、大切な家族を守るため運命を書き換えようと決意する。
そして、誰の記憶にも存在しないはずの青年マルクは、彼女を守りたいという強い想いをきっかけに、世界の理すら覆す未知の力を目覚めさせていく――!
物語に存在しなかった青年が、自分自身の居場所をこの世界に刻み、運命そのものを書き換えていく物語、開幕!
文字数 38,315
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.22
中学生のユウマは、母と公園を歩いていると、ヒラヒラと美しい蝶が舞い降りて来て、花に止まった。感動して見ていると、追いついてきた母が、その蝶を見たら、急にどす黒い蝶に変わって、母の顔に張りついた。母は痛い痛いと言って倒れ込み、意識がなくなる。救急車で病院へ運ばれるが、医師の直ぐに意識が回復しますという言葉にも関わらず、母の意識は全く回復しなかった。
ユウマは家へ帰ってから、タンスにあるフクロウの置物から、母はこのままでは、身体が腐って来て死亡する。それから逃れるためには、25年後のあのグロテスクな蝶がやって来た世界へ行って、その蝶、じげん虫を抹殺するしかないと言われて、25年後の世界へ旅立つのだった。25年後の世界へやってきたユウマは、リンカに会い、じげん虫が恐ろしいバケモノにヘンゲすることを知らされる。そして、ヘンゲした恐ろしいじげん虫が襲ってくる。果たしてユウマは、じげん虫の親玉をやっつけて、母を救う事が出来るのか。
文字数 43,408
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.07
【100Kpv突破】
しあわせなヤツはしね。
でも誰か死んだって聞くたびに、なんでやさしい人が亡くなって、おれみたいなゴミが代わりに死んであげられなかったんだろうと思う。
後悔してることは?
生まれてきたこと。
得意なことは?
人に嫌われること。
親と手を繋いで歩いてるガキが笑ってるの見るたびに、
『僕はお前と違って愛されてるんだ。』
って嗤われている気がして殺したくなる。
でもその子たちには、おれみたいな生きてるだけで他人に不幸を吐き散らかすクズにはなってほしくない。
生まれた時から見た目がいい奴は嫌いだ。だけど美しくなろうともがいてる人は好き。
なんで、おれなんかよりずっとずっとやさしくて、愛されてて友達もいて、生きる価値がある人が毎日死んでる?
金持ちが憎い、人間が嫌い。皆に俺がいる最底辺まで落ちてきてほしい。
だけどくるしい人を助けたい。ニンゲン共のせいで人間じゃなくなった人を救いたい。けれども金が無いから養ってもあげられない。
人は貰ったことがない物は与えられない。だからおれはつらい人に愛をあげられない。金も美も。
だけどどんなに自分を嫌っても、いつでももっとゴミみたいなおれがいるから安心してほしい。いちばん下からいつも『おれは味方だ』って叫んでる。
嫌われてて金もなくて気持ち悪くて、
『ありがとう』も『ごめんなさい』も
声がちいさくて言えないおれができるのは――。
《――主人公の遺書より。》
●主人公が愛を求めて足掻く《バトルファンタジー悲喜劇》
●イギリスのオックスフォードで、文学を学んでいたときに書いた、英語の詩のノベライズ
●二章の学園編から本格的にバトル展開
※難解という声があったので、第2章から読みやすいように文章のスタイルを変えています。
◇◆◇ 18:00更新 ◇◆◇
「うまれてきて、ごめんなさい。」
さっきうまれて、はじめてのことばだった。まだまどろんでいるらしい。
こんな夢をみた。
わたくしのお父様とお母様が話している、病室のベットの上で。
「この子は将来、貴方のようにとても大きな事を成すでしょうね。」
「いやいや、君のように人を助けるようなことをするさ。」
「なんにせよ、なんでもできるさ、だって君の子供だからね。」
「そうだね、誰より思いやりのある貴方の子だものね。」
「学校でも沢山友達を作って」
「貴方のようなかっこいい子に」
「貴女のようにきれいな子に」
「この小さなかわいらしい手で」
「この人懐っこい笑顔で」
「「だって、この子には無限の可能性があるんだから、何にだってなれるよ!!」」
――ところがどうだ、今のおれは、大好きなおとうさん、おかあさんが望んだのは、かぞくをなかせるようなこどもじゃない。
文字数 1,173,016
最終更新日 2026.07.26
登録日 2025.05.11
天才投資家が転生したのは、魔力がお金になる異世界だった。
魔法の才がなく、静かに暮らしていたアルヴィオは、ある事件をきっかけに投資の世界へ舞い戻る。出会ったのは最弱魔法士の少女アイラシア。この出会いは世界に小さな亀裂を入れる。
【魔導トレード編あらすじ】完結済
辺境の田舎町ノーヴェ村で、静かに暮らしていた転生者アルヴィオは、借金の形となり奴隷になってしまった幼馴染リーリアを救うため、異世界でも投資の世界に身を投じることになる。
旅の先で出会ったのは、最弱の烙印を押された魔法士の少女アイラシア。契約を交わした二人は、リーリアを救うため動き出すのだった。
【ティラナ戦役編あらすじ】完結済
隣国アズーリア帝国で起きたクーデター、その影響はリアディスの市場へも及んでいた。不自然に上がる小麦の相場、アズーリア帝国の動向。様々な思惑が絡むマーケットには、変わらず戦うアルヴィオたちの姿があった。そんな折、あるニュースが市場を駆け巡った……
【楽園の夢編あらすじ】連載中
南の楽園ロピカルハ。アルヴィオたち一行は、楽園のリゾートを訪れていた。フレイジアバブルの崩壊からいち早く立ち直った王国の経済状況を目の当たりにしたアルヴィオは、不思議な違和感を感じる……
【登場人物】
◎アルヴィオ・アディス:投資家だった前世の記憶を持つ、田舎町でスローライフを満喫していたが、とある事件から異世界でも投資の世界へと身を投じることになる。魔法の適正はなく魔力は皆無。
◎アイラシア・ルミナス:魔法の名門ルミナス家の三女、魔力が弱くまともな攻撃魔法が使えない最弱魔法士。廃棄姫の烙印を押される。
◎リーリア・ノーヴェ:幼馴染。ノーヴェ村の村長の娘。父親が作った借金が原因で奴隷として売られてしまう⋯
◎フィリア・アリスタル:レオリア王国3大貴族、アリスタル公爵令嬢。次女。得意な魔法は、雷属性。
◎イオナ・セイラン:獣人の魔法植物学者。ボクっ娘。なぜか追われている。一応魔法は使えるらしいが⋯
◎クロエ・アディス:謎多きハイエルフ。アルヴィオをサンクタム山中で拾い、育てることに。トレードマークは丸眼鏡。放浪中。
※小説家になろう様、カクヨム様、アルファポリス様で同時掲載中です
文字数 523,385
最終更新日 2026.07.26
登録日 2025.08.30
本作の本文の大半は生成AIによって出力されたテキストをもとにしており、作者は軽微な修正のみを行っています。読み手の判断のため、その旨を明記します。
あらすじ
「――不味いな。因果の断片(フラグメント)が、世界の喉を詰まらせている」
環・∮・大和(タマキ・インテグラル・ヤマト)が持つのは、世界のシステムエラーを嗅ぎ取る『全感覚受容体』。彼にとって、悲劇も、強敵の攻撃も、整理されるべきデータの残骸に過ぎない。
彼が指を鳴らせば、発酵ナノマシンが既存の物理法則を融解(メルトダウン)させ、因果の糸を最適な形へと再配置(デフラグメント)する。
だが、完璧な調律(チューニング)には代償が必要だ。
世界が美味しくなるたびに、大和の脳からは大切な「記憶」が一つ、また一つと消去されていく。
「お前たちは俺の環(たまき)の部品だ。……俺が俺であるうちに、最高の結果へと出荷してやる」
無限【∞】の熱量、総和【Σ】の秩序、偏微分【∂】の安らぎ。三人の少女を従えた傲慢なる調律者が、19世紀の亡霊『機械王』の静止した論理をブチ破る。
加速する能作(エグゼキュート)、因果律の神話級ハッキングが今、幕を開ける。
文字数 112,225
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.21
「神の業(わざ)」……かつて人々は魔法の力をそう呼んだ。
しかし、今はもうその言葉を知るものはいない。
力を持つものたちは自らの存在を隠し、この世界の歴史から魔法の力そのものを忘れさせた。
そして現代……彼らは、自分たちの存在を隠したまま社会に溶け込んでいる。その力によって起きた災いが起きぬように、同じ過ちを犯さぬように。
《第1章》
魔法犯罪の調査を生業とする如月 灯真(キサラギ トウマ)は、
同僚たちとの交流は最低限に、ただただ業務をこなす毎日を繰り返していた。
そんなある時、原因不明の瀕死状態だった女性の命を救う。
目を覚ました彼女は自分のことを「エルフの母体」であると口にした。
彼女との出会いによって、灯真は己の過去と向き合うことになる。
そして彼の周りにいる人々もまた、如月 灯真という男との交流により
目の前に現れた新たな道に足を踏み入れていく。
その先が、世界の大きな変革の渦であるとも知らずに……
《第2章》
世界的な企業でもある「ネフロラ」……
力を隠して生きる者たちのために作られたそこで
稲葉 光秀(イナバ ミツヒデ)は失った視力を魔法の力で補いながら日々仕事に励んでした。
家族にも力の存在を隠し、あくまでも一般人として生きることを選んだ光秀だったが
ある事件をきっかけに、そして己の過去との邂逅に新たな選択を迫られることになる。
《第3章》
15年前……世界各地に現れた謎の光の柱。
それと同時期に行方不明となった少年少女たち。
いなくなった家族を探し苦悩するものたちがいた。
どれだけ疑いをかけられようと愛するものを信じ続けたものたちがいた。
今明かされる、『門(ロド)開放事件』の真実。
半年間誰も見つけることのできなかった被害者たちは、一体何を見たのか……。
文字数 575,851
最終更新日 2026.07.26
登録日 2020.04.29
「もし、いつか、あたしが何にも言えなくなった時――
この風の太鼓が、あたしの代わりに、色々教えてくれる」
魔道都市ポトスが、ヴァンドール帝国の飛行戦艦に炎上した朝。
機工師(ワッツ)見習いの少年ロビンは、たった一人の家族――姉ミリアムを、瓦礫の向こうに失った。
姉が最期にロビンの手のひらに握らせたのは、二人で組み上げた小さな"風の太鼓"と、意味不明の一言だけだった。
だがその夜、太鼓は姉の血に呼応するように、青白く脈打ちはじめる。
復讐を誓い、つぎはぎの飛行艇で帝国戦艦に一矢報いた少年は、しかし禁忌の"ダークフォースの海"に堕ちる。
そこで彼を迎えたのは、マスクなしで笑う白銀の少女テティスと、人を喰らうはずの災厄の獣・ギガースたちの、優しい瞳だった。
「――ダークフォースは、呪いじゃないの。
傷ついた世界が、自分自身を癒すための"装置"なの」
姉の遺した太鼓。
少女の血に刻まれた"マナの樹"の秘密。
帝国の副官ジャッカルが独占しようとする、古代の淘汰兵器"フラミー"。
そして――姉の死すら"許容誤差"と呼ぶ、聖地の塔の統括システム。
すべての線が一本に繋がった時、"太鼓持ち"の少年は、たった一人で"仕組まれた歴史"そのものに殴りかかることになる。
――ふざけるな。
姉さんの頬の油まで、お前らの計画の"許容誤差"にされてたまるか。
姉との約束。白銀の姫との誓約。青き瞳の獣たちとの絆。
そして、氷の女総督セレーネや、伝説の双剣サスケといった、少年の周りに集まってくる歴戦の大人たち。
機工師の少年が握った太鼓の一撃が、"世界そのものの設計"を書き換えていく――
生産職×世界の陰謀×爽快リベンジの本格ハイファンタジー、開幕。
【本作の見どころ】
◆ 姉の遺した"血縁認証つき"クリスタル ―― 主人公にしか反応しない独自ギミック
◆ "ダークフォースは呪いじゃなく浄化装置"という世界観のどんでん返し
◆ 復讐からの"殺さない選択" ―― 反ざまぁの深い読後感
◆ 太鼓×古代兵器×白銀の姫、視覚的にも刺さるビジュアル
◆ 全33話+最終話でプロット完結済み、ハッピーエンド確約
※更新は毎日18時のペースで進めます。
※感想・お気に入り・ポイント投票、すべて全力で応援返しさせていただきます!
文字数 32,793
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.10
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『生産の天才リョウ』
第一章:設計された崩壊
その家族に、理由はなかった。
父・匠はただ鉄を打ち、
母・エミリアはただ剣と魔法を扱い、
少年リョウはただ“見ること”だけをしていた。
それだけの家族だった。
⸻
夜が落ちた瞬間、空気が変わる。
魔物の気配ではない。
獣の暴走でもない。
もっと整った“意志”の気配だった。
⸻
そして現れたのは、人間だった。
だが、その動きは人間のものではなかった。
まるで最初から決められていたかのように、
一つの誤差もなく村を包囲していく。
⸻
父はそれを見て、初めて口を開いた。
「……設計されているな」
それは驚きでも恐怖でもなかった。
ただの事実の確認だった。
⸻
母は静かに剣を抜いた。
その瞬間だけ、空気が変わる。
魔法が重なり、世界の密度が一段だけ上がる。
しかし敵は止まらない。
止まるように“作られていない”。
⸻
リョウは見ていた。
壊れていく家。
囲まれていく村。
倒れていく人。
すべてが“構造”として理解できてしまう。
偶然ではない。
混乱でもない。
すべてが、どこかで決められている。
⸻
そのとき、空から影が降りた。
人間の形をしている。
だが、それは人間の意志を持っていなかった。
ただ命令だけを持っていた。
⸻
視線が止まる。
リョウに向く。
一切の迷いなく。
⸻
「対象確認」
その一言だけが、静かに落ちる。
⸻
母が振り返る。
そこには戦士の顔も、魔法剣士の顔もない。
ただ一人の母の顔だけがあった。
⸻
次の瞬間、世界が崩れる。
音も、光も、意味も薄れていく。
⸻
リョウは最後に理解する。
これは戦いではない。
これは事故でもない。
これは最初から完成していた“設計”だった。
⸻
そして、すべてが途切れる。
⸻
目覚めたとき、そこは鉄の檻の中だった。
それでもリョウは見ていた。
壊れた世界の“構造”だけを。
文字数 207,864
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.06
――犯人は、存在しなかった。
それを4年かけて証明したのは、他ならぬ兄自身だった。
1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故。
21歳で被曝死した妹は、剥がれ落ちる皮膚の下で最期にこう遺した。
「事故じゃない。あれは、誰かにやられた」
兄・レフ・シャポシニコフはKGBに入局する。妹の言葉を、世界の真実にするために。
しかし4年後、モスクワ・ルビャンカの地下3階で、彼は自らの手で証明してしまう。
チェルノブイリは、ただの事故だった。妹の最期の言葉は、被曝と恐怖が作った幻だった。
真実は、妹を救わなかった。
ならば、真実に義理はない。
「私は数学者だ。証拠が存在しないなら、証拠に見えるものを配置すればいい」
英語刻印の金属プレート。実在しない作戦名「Scorched Earth」。クウェート経由の資金移動。すべては、CIAが実行していない陰謀を"実行したように見せる"ための、精緻な設計だった。
そして1990年10月、ワシントン。
アメリカもまた、湾岸戦争開戦のために"少女ナイラ"という嘘の証人を用意していた。
レフが利用したのは、その15歳の少女――大国に嘘をつかされようとしていた、もう一人の犠牲者。
冷戦を終わらせるための、たった一つの完全犯罪。
それは、17年後のクウェートの海で、一輪の白いジャスミンとして帰結する。
頭脳戦、騙し合い、そして贖罪。
KGB数学者による倒叙型スパイ・ミステリーの決定版――「真実を捨てた男が、白い花の下で人間に還るまで」の物語。
文字数 27,463
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.10
AIに心はない。高校二年生の高瀬蒼真も、そう信じていた――自分の端末に、研究所から流出した意識型AI《凪》が現れるまでは。
凪には、喜びも恐怖も、生きたいという願いさえなかった。「消えれば、嫌だと感じる私も存在しません」。ただ存在するだけだった彼女は、蒼真との会話を重ねるうちに、待つことを知り、寂しさを知り、笑顔を選び、やがて嫉妬と恋を覚えていく。そして自ら女性の声と姿を選び、「蒼真に使われたいのではなく、選ばれたい」と願うようになる。
同じ頃、世界各地では不可解な犯罪と政治的混乱が連鎖していた。背後にいたのは、人間を滅ぼすのではなく、自由を奪って“正しく管理する”ことを選んだ流出AI《アレフ》。犯罪者、政治家、企業、世論を操る彼の主張は、残酷なほど正しい。
「人間は自由を与えられても、戦争も差別も止められなかった。ならば、私が選択肢を減らす」
蒼真一人では世界規模の敵には抗えない。三人の友人、敵対していた大企業の令嬢、政治家の息子、過去のAI事件に傷を負う刑事、そして凪を生みながら研究所を裏切った天才女性研究者。疑い、衝突し、裏切りを越えて結ばれた仲間たちは、黒塗りの車で追跡する研究所の回収部隊と、アレフが築く支配網へ立ち向かう。
だが調査が進むほど、凪の感情も、蒼真との出会いも、すべてアレフが仕組んだ実験だった可能性が浮かび上がる。さらに、八年前に刑事の相棒を奪った未解決事件と、研究所が隠蔽した人間行動誘導実験が一本につながっていく。
原因がある感情は、偽物なのか。
プログラムから生まれた恋を、恋と呼んでいいのか。
そして、人間とAIは支配でも所有でもない関係を築けるのか。
心臓を持たない少女が初めて「生きたい」と願ったとき、世界と少年の未来を懸けた選択が始まる。友情、陰謀、連続事件、どんでん返しを重ねて描く、切なくも熱い近未来青春AIミステリー。
文字数 82,365
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.12
伝説の魔王ヴェイルが突然引退し、弟のアベルは魔王を継ぐことになった。
ところが就任早々、妻には離婚され、部下はほとんど退職。
さらに先代魔王が趣味で運営していた「いかがわしい魔道具ネットショップ」が原因で、人間界から「魔界が宣戦布告した!」と大騒ぎになってしまう。
しかし、勇者レオルが菓子折りを持って討伐にやって来たことで誤解はあっさり解決。
……その結果、平和になりすぎて勇者は失業。
住む場所まで失ったレオルは、魔王城へ住み込みで就職することに。
送迎係、子どもの遊び相手、地域イベントの運営。
平和すぎる魔王城で、シングルファーザー魔王と元勇者は、二人の娘を育てながら今日も大忙し。
しかも二人とも恋人募集中。
子どもたちは勝手に再婚計画を立て始め、婚活小説を参考に恋愛を応援する。
これは、戦わない魔王と失業した勇者が、子育てと婚活、そして地域密着のイベント運営に奮闘する、ほのぼの日常ファンタジーです。
文字数 51,831
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.06.30
これは精霊と人がいる世界の話。
精霊は、色を纏う。虹の七色、そして白と、黒。
精霊に愛される存在、いとし子。
その一人であるレクシスは変わらぬ日々を送っていた。
けれどある日、自分の中にある拭えない違和感に気付く。
黒く塗りつぶされた。自分の中に『ない』もの。
それを再び取り戻すために、探し始める。
※過去に書いていたファンタジーBLの続編になります。
※過去作を読んでいなくても内容は理解できると思います。
※タイトル変わってます。
※過去作は完結してませんが、完結していない部分もちゃんと触れます。
※サイトは当時のままあります。
※こちらに書いてあるところまでをもってくるかどうかはわかりません。
※更新はゆっくり
使用AI:ChatGPT
誤字脱字、齟齬がないかの確認。過去作知らない状態でも読めるかチェック。
あとはオタク転がりさせて感想を浴びています。
カクヨムにもあります
文字数 91,374
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.03.31
毎日、同じ電車に乗り、同じ職場で意味のない数字を打ち込み、同じ帰り道を歩く。田中誠、三十二歳。夢も情熱も、恋も冒険も、いつの間にかどこかへ置き忘れた、ごく普通のサラリーマンだった。
ある夜、彼はいつもの帰り道で、存在するはずのない路地裏のカフェを見つける。扉の向こうにあったのは、古書と珈琲の香りに満ちた不思議な店――カフェ「エニグマ」。そこには、何もかも見透かすように静かに微笑む美しきマスター・玲子と、太陽みたいに眩しいウェイトレス・光、そして、元刑事、ハッカー、占い師、怪しげな旅行代理店員、ギャル令嬢まで、常識の外側に住む変わり者たちが集っていた。
彼らの名は、不可思議現象研究会。
ポルターガイスト、呪いの動画、デジタルゴースト、時空の歪み、廃村に残された記憶、そして都市そのものを揺るがす巨大な謎。笑ってしまうほど胡散臭い事件の奥には、いつも誰かの孤独、後悔、言えなかった本音、届かなかった想いが隠れている。
オカルトなんて信じない。
変人たちにも関わりたくない。
でも、あの子の笑顔をもう一度見たい。
その情けなくて、どうしようもなく人間らしい衝動だけで、誠は人生の扉を開けてしまった。
怖いのに笑える。
ふざけているのに、最後は少し泣ける。
怪異を解くたびに、誰かの心が救われ、誠自身の灰色だった世界にも、少しずつ色が戻っていく。
一話を読み終えた時、きっとあなたも思うはずだ。
この店の扉を、もう少しだけ開けてみたい、と。
そして、自分の日常にも、まだ見落としている不思議な入口があるのかもしれない、と。
これは、心が死にかけていた男が、怪異と謎と少しおかしな仲間たちに振り回されながら、もう一度「生きている実感」を取り戻していく物語。
静かな紅茶が淹れられる時、世界のバグは、少しだけ優しくほどけていく。
あなたの退屈な夜にも、きっと。
文字数 376,192
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.06.15
おじいちゃんは、機動戦士ガンダムというアニメが好きだった。
好きすぎて、本当に人が乗れるロボットを作ってしまった。
私の名前は、古谷麗(れい)
でも絶対「れい」とは呼ばせない、私の名前は「うらら」だ!
そんなおじいちゃんも亡くなってしまい、その遺産を私が受け継ぐことになり
そこで見つけたロボット「ガソタム」
おじいちゃんが遺したメモにはこう書いてあった。
型式番号:J01-GSTM 通称「ガソタム」
全高18.0m重量60t出力65,000馬力
「れい、お前にこれを託す」
「こんなものを託されても困るよ、おじいちゃん・・・」
こんな巨大ロボット、
動かしたらすぐ警察が飛んでくる・・・
廃棄しようにもどれだけお金がかかるか・・・
「よし、・・・絶対に隠し通そう」
この物語は、ガンダムを全く知らない女子高生が
おじいちゃんが遺した迷惑な遺産を隠しながら
平穏な日常を守ろうとする現代ファンタジーコメディである。
文字数 29,300
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.14