「来る」の検索結果
全体で7,685件見つかりました。
〜あらすじ〜
その世界では神の加護と恩寵を得る事が、
そこに生きる全てに生物にとって悲願であり、
何よりも重大な目標だった
日本の高校生、3人が異世界に召喚されてしまう、
しかし召喚された先に居たのは、2人だけだった
3人はそれぞれ幼馴染であり、
またその内の2人は恋人同士になったばかりだった
姿の見えなくなった恋人は何処にいるのか?
召喚された異世界で紋章を付与され、具現可能な力を得た二人は
姿の見えなくなった幼馴染に再び出会う事が出来るのだろうか?
【日本人】
双一(主人公)
異世界で透明人間になってしまう
当道竜也(召喚者)
主人公の幼馴染、勇者として召喚される
灰原美結(召喚者)
主人公の彼女、竜也とも主人公とも幼馴染
【異世界住人】
ナツメ・ギンジョウ(ぎんじょうなつめ)
18才
若くして、ギンジョウ家の当主、
アヤメ・ギンジョウ(ぎんじょうあやめ)
16才
身の丈に近い長剣を舞うように扱う、鬼のように強いが
生まれつき声を出せない
ユーリ(魔術師)
ギンジョウ家に仕える魔術師
メイド
フユ、ハル、ナツ、アキの四人
文字数 56,275
最終更新日 2021.06.20
登録日 2021.05.30
水月書店にはソムリエがいる。
もちろんここは、変わった名前のフランス料理店ではないし、ワインを提供しているわけでもない。ソムリエの資格を持っている人が勤めているわけでもない。これは物の例えだ。ニックネームと言い換えてもいい。
あらゆる本に関する相談事を受け付ける本のソムリエ、「本庄翼」。
彼女にかかれば「この前発売した、表紙が緑色の本が欲しいんだけど、タイトル分かる?」系のおなじみの質問はもちろんのこと「最近のラノベでおすすめの本はある?」「一番売れている本が欲しい」的な注文や「息子に本を読ませたいんだけど、どんな本がいいと思う?」「こういうジャンルが読みたいんだけど、最初に読むならどれがおすすめ?」といった困った質問も容易く解決される。
これは、本屋さんでソムリエをする本庄翼と、彼女のもとに相談に来る、多種多様な相談客、そして――元相談客で、彼女を追いかけて水月書店で働きだした、何のとりえもない「僕」の物語だ。
文字数 99,791
最終更新日 2020.02.04
登録日 2019.12.25
遊んでいた、獣人系、乙女ゲームの悪役令嬢に生まれ変わっていた。
オフトゥン、お昼寝、大好き猫族ミタリア。
王子の婚約者になれば、もれなく婚約破棄が付いてくる。
婚約破棄に来る死亡フラグ回避したい。
王子なんて興味がないと、今日もふかふかオフトゥンで眠るミタリアだったのだが……
すみません……長編に変えさせていただきました。
文字数 111,639
最終更新日 2021.10.01
登録日 2021.06.21
仮面とスポンジ。
登場人物
外野井 奏真(とのいそうま)
光南学園高等部二年
演劇部所属(生徒会役員でもある)
身長176㎝
体重62㎏
瞳の色漆黒
髪の色も漆黒
両親共に芸能界出身。
父親は、俳優
母親も女優といった普通の家庭とは少し違う環境で育った為、妙に大人びている。
当人は芸能界には興味が無く、演劇部が大切。
読書と、演じる事を一番に思っている。
いくつもの仮面を持っているようだと評価されるその演技に、将来を期待されている。
性格は、クール。演劇部に関しては熱い。
あらゆる作品の脚本を熟読し、冷静に仮面を使い分ける。
尋夢とは、よくコンビで扱われるが普段の二人の会話はあまりない。
七光りという言葉に、敏感に反応する。
顔立ちは、整いやや涼しげな目元と低めの響く声の持ち主。学習塾の講師と交際している。
結城 尋夢(ゆうきひろむ)光南学園高等部二年
演劇部所属
身長171㎝
体重59㎏
瞳の色焦げ茶色
髪の色ダークブラウン
見た目は中性的
演劇で女性役をする事もある。
奏真とは、犬猿の仲。
親の七光りで、主役を射止めたのでは…という思惑を部内で広められてしまってからは、舞台に関する事以外は話をしなくなった。
とても正直で、素直。
子供のように自由で天真爛漫。
教師受けがいい。
圧倒的な演技に、容姿端麗さが武器。他校からも演劇を見に来るファンがいる。数多くの映画を無差別に見てきた。
役を体に完全に取り込むような約作りをするため、しばらく演劇が終っても役のままを引きずってしまう。
脚本を読むだけで、脳内にすぐ情景が浮かぶ。
表現力が高く、奏真からは実は、一目を置かれている。
校内の下級生と交際している。
尋夢いわく、役を落とすための存在とのこと。
小高 麻優(こだかまゆ)
明成義塾講師
二十代後半
身長159㎝
体重48㎏
奏真の恋人兼、よき相談相手。不器用にしか生きられない奏真を温かく見守ったり、時には励ましたりしている。
清い交際で、手を繋ぐくらいしか接触はしない。
俵田亜海夏(たわらだあみか)
光南学園高等部一年
園芸部所属
尋夢の恋人。
愛らしい性格と容姿で、クラスでも目立つ存在。
歳のわりに心が広く、情け深い性格。
尋夢の役落としに協力している。
文字数 3,718
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
☆第9回ネット小説大賞一次選考通過致しました☆
☆アルファポリスにも掲載しています☆
【序章 プロローグ1 ~始まりの【自分】~】
僕ぁ、狭間瞬太郎。
大好きな小説サイトで、出会った1人の女性…。
彼女は、なんと、女神マナシス様だったのだ!!
そんな彼女に魅了され、いつの間にか、別の世界【アースラッド】に引き込まれてしまった僕…。
そこで、【神王デウスお父様】と【精霊王たち】に、圧倒され、【玉座の間】で、倒れる僕は、女神マナシス様こと【マナさん】に、介抱され、僕【シュンタロ】は、目覚める…。
束の間のマナさんとの最高に、嬉しい幸せなひと時!!
僕シュンタロと女神様マナさんは、僕とマナさん2人の【影】を追う旅に出るんだけど…。
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【序章 プロローグ2 ~もうひとりの【自分】~】
【風魔(フウマ)刹那(セツナ)】は、何故か、森の中で、目覚め、【魔物】たちに、襲われる…。
迫り来る【影】……。
圧倒的、戦闘力で、魔物たちを、退ける【刹那】………。
そこには、見知らぬ、少女が、立っていた…………。
そして……………………。
僕とマナさんは、二人を追って旅に出る……。
文字数 16,052
最終更新日 2022.05.23
登録日 2022.05.16
遙か彼方に光ゆく五つの彗星
こちらに向かい吠えている
向かってきてるのだろうか?
いや違う呼び寄せていた
これは魔力を持つパーティーで世界のどこかにいる魔王を倒し世界を救うストーリーである
一章 赤い一等星
アルファ「遠くで何か聞こえる」
こいつが主人公アルファ
ある特殊な能力を秘めているらしいが本人はその能力に気付いていない
剣と魔法で戦う
二章 輝かしい青い一等星
リンナ「四つ葉だぁ!今日は良いことあるかなー?」
この女がパーティーで魔術師になるリンナだ 水魔術を得意とし能力は超眼(ハイパーアイ)
魔法で戦う
三章 暴走する漆黒の彗星
レックス「今日も暴れ行くぞー!が」
この男がパーティー武闘家レックス
戦闘狂で一ヶ月近く戦闘をしないと体調を崩す 能力は闘乱破滅(ディストファイト)
拳と剣で戦う
四章 爽やかな緑の彗星
アロン「風さんの話し声がする」
彼はアロン パーティーパラディン
能力で動植物と会話が出来る 風のように素早さが早い
魔法と弓で戦う
五章 光ゆく黄色い彗星
ヒカ「日光浴びるの気持ちいー!」
彼女はヒカ スーパースターだ
能力は遠くの音を聞けること
魔法と拳と弓で戦う
六章 五色のきらめく彗星達
アルファ「それは…?」
リンナ「蒼き彗星 紅き彗星を持ってるから他にも彗星の力を与えられた者はいるらしいから」
アルファ「そうなんだな」
七章 そして深淵へ
アルファ「この先は魔王の住む城だ 十分に敵に気をつけろ」
四人「分かった」
八章 そして平和へ
アルファ「やっと叶えられた」
と言うあらすじになっている
文字数 89,866
最終更新日 2025.07.17
登録日 2023.02.20
ヨルシカさんの楽曲、雲と幽霊のオマージュです。
高校生カップルの慎介と滝夏は海へ訪れた。
初めての二人で来る海に心から楽しんでいたが、つい調子に乗って沖の方まで行ってしまう、、、
文字数 10,688
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
澄んだ青と輝く金色の瞳を持つ少女リリエッタ。
生まれながらにして不吉の象徴であるオッドアイを持つ彼女を、災いが起こる前に殺すべきだと相談する両親。
「あなた……うちには娘がリリエッタしかいないわ。それなら災いが起きる前に嫁ぎに出せば良いでしょう?」
そんな彼女は、政略結婚のために生かされる事になった。窓もない小さな部屋で、外に出る事も許されず幽閉されるように。
しかし、ある日、リリエッタの兄が事故で亡くなった事により、オッドアイのせいだと家を追い出されてしまう事になる。
外の世界を知らないリリエッタに、生きるすべもなければ、頼る当てもない。
森の中を彷徨い続け、力尽きる寸前の彼女の前を偶然通りがかったのは、貴族はおろか、領民からも「冷血公爵」と呼び恐れられているアルヴァン・クローヴェルであった。
「不吉の象徴であるオッドアイを持つ少女が手元に居れば、権力の為にすり寄ってくるような、煩わしい連中との付き合いも減らす事が出来るだろう」
氷のように冷たく刺すような視線を向けるアルヴァン。
だが、次第に純粋無垢なリリエッタに惹かれ、氷のような心は溶かされていく事になる。
文字数 37,565
最終更新日 2025.07.28
登録日 2025.07.17
千年前、悪神のもたらした災厄によって、滅びを経験した世界、ヘリアント。
大地神によって創造された神遣いアリーセは、未だ穢れの残るヘリアントの地を浄める為、百年以上に渡って続けて来た世界の浄化作業に、今日も今日とて勤しむのだった。
いつか来る世界の浄化完了の日まで、変わらぬルーチンワークの日々が続くのだと思っていたある日、彼女は一人の奇妙な青年に出会う。
※鈍い脳細胞をフル稼働して、初心者向けの専門書を読んだり、ネットで調べたりしておりますが、専門知識には疎いので、その辺はさらっと読んでいただければ幸いです。
仕事の合間の投稿になりますので、マイペース投稿になります。
文字数 5,621
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.12
私は昔からかっこいい皇子様になりたくて、ずっと剣術を習ったり、武術をやったりしてきた。
でも、私にはどうしても越えられない壁がある。
だって、私は皇女様なのだ。
でも、彼女に会って、夢を諦めることを辞めた。
僕は昔から絵本に出てくるようなお姫様になりたかった。
そのためにメイクや礼儀作法を完璧にこなせるようにした。
でも、僕は男で一国の王子だから、夢を諦めようと思っていた。
あの日が来るまでは…。
文字数 29,134
最終更新日 2018.11.25
登録日 2017.11.14
私はごくごく普通の大学生、紫藤 遥(しどう はるか)
もう一度言うけど普通のそこら辺にいるJDね。
ちょっとイケメン好きなところもあるけどそんなの普通じゃない?だってこの世の乙女は皆イケメン好きでしょ!?まぁ他の人よりちょーっぴり熱くなっちゃうところがあるけどそんなの関係ない!
…まぁそんなことはどうでもいいのよ。
実は!今日!私の住んでるアパートの隣の部屋に誰か引っ越してくるんだって!やばくない!?
大家の小森さんが言うには『とても残念なイケメン』らしいけど…ぶっちゃけ“イケメン”のとこしか聞いてないわよ。あわよくばそのイケメンとlove展開に…うふふ。
あー!どんなイケメンが来るのかなぁ!
ーこれは、私と彼のドキドキラブコメディー
アーッハッハッハッ(=゚ω゚)シ
ラブコメだと思いました?残念!ただのコメディです!←
文字数 14,799
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.28
今年から新素材開発をする会社に新入社員として働きだした芦田真木は、着ぐるみ部門で新たに作られる着ぐるみのテストを毎日していた。
今日は着ぐるみ部門の変態と呼ばれている白木エルの開発した、ほぼ擬態化出来る動物着ぐるみシリーズの13号、ほぼペンギンスーツを着ながら施設内にある巨大プールにて、性能テストをしていたのだけど、そこで私は突然身体が硬直してしまった……
そして、目覚めた私が目にしたのは学生服を着た集団と鎧を着た集団との言い争いだった。
えっ?
これはどういう展開?
しかも私はペンギンの着ぐるみを着ているし……
あれ?
着ぐるみが脱げない!?
何で!?
文字数 38,253
最終更新日 2020.08.07
登録日 2020.06.28
舞台はイギリスクローイン州ミレーネ地方。哲史学部の大学生の少女と歴史学部の大学生の男性との不思議な愛の出会い。ミレーネ地方に伝わる王宮伝説がテーマ。その伝説を調べようと別荘に来る少女。そこでバーヤからその土地を治めた王と王妃の話を聞く。それを調べるべく二人でその伝説の湖を調べることに。そして二人が探し当てたその先には、2200年後の王と王妃の名前が刻まれている。なんとその名前は二人の名前だったのである。こんな不思議な話があるだろうか。愛とロマンの物語である。
文字数 7,577
最終更新日 2020.07.02
登録日 2020.07.02
公音(きみと)は、実家の手伝いをしながら、ある副業をしている。
それは、誰かの「告白付添人」
伝わりそうにない思いを、確実に相手の心の中へと届ける手伝いをしている。
公音にそれが出来るのは、人の魂のオーラが見えるから。その違いを修正し、僅かなズレだけを残すようにして、お互いにとってかけがえの無い響きを生み出せるようにしている。
ある日、学生時代のサークルの飲み会に行った公音は、そこでお世話になった先輩から一人の依頼人を紹介される。彼は男性に告白したいから、付添人をして欲しいと依頼してきた。公音はその場で、その依頼を受けることにした。
依頼人、颯紀(さつき)の案件だけが思うようにいかず、初めての問題を抱えることになった公音。
どうして颯紀にだけ力を貸してあげられないのかと思い悩むうちに、自体は思いもよらない展開をしていく。
文字数 61,708
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.21
社会人一年目の神下柚流(かみした ゆずる)には、4歳年上の加藤凌哉(かとう りょうや)という先輩がいる。
実はふたりは、柚流が高校一年生のころからの仲だった。
バイト先に来る凌哉は、なぜか柚流を毎日自宅へ送り届けるようになる。
少しずつ、ちかづいていく。
いつだって、俺の少し先を歩く人。
今はあなたと何を話せばいいのだろう。昔話なんて野暮なだけだろう。
今、あなたと俺は、どんな関係だと言うのだろう。
先輩、後輩、じゃない僕ら。
【登場人物】
神下 柚流(かみした ゆずる)
受け。社会人一年目。先輩社員の加藤とは高校の頃からの知り合い。素直なので周りには可愛がられている。
加藤 凌哉(かとう りょうや)
攻め。柚流の先輩社員。柚流とは大学の頃に知り合った。顔がコワイくて愛想がないが、優しい。彼女とは長続きしない。5歳下の弟がいる。
神下 梨樹(かみした りき)
柚流の兄。柚流に対して過保護。大人になっても過保護。でもブラコンではないらしい。
文字数 16,727
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.04
ブロワ伯爵家のイリーナとモテンスキ公爵家のエドワードは本日結婚をした。
エドワードにはミシェルという平民であるが故に両親から結婚を反対されてしまったが将来を誓い合った女性がいた。
初夜【君の事を愛するつもりはない。私が愛してるのはミシェルだ】と言われると思ったら違った。
「白い結婚は知っているか?」と言われ「あぁ、そういう事」と白い結婚で離縁をする事、お飾りの妻で離縁までの期間大人しくしていろと告げられるのかと思いきや!?
エドワードはとんでもない事を言い出した。
「私はね、23歳で初めて恋を知ったんだが、即決で1人の女性に決める必要もないと思ったんだ。でも公爵家の次期当主ともなるとそれを目当てに寄って来る女もいる。簡単に排除するには結婚は良い制度だ。君を望んだ訳じゃないよ?環境を整えて、公爵家という餌に釣られない女性を探すには家督を継ぐしかなかったから結婚したんだ」
遅い初恋を経験したエドワードはミシェルとはもう別れていて、立場をそのままに次の恋をすると堂々宣言。
せめて婚約中に教えてくれていたらエドワードの横っ面を引っぱたいて破談にしたのに!!
翌日から早速新しい恋を求めて足繁く茶会や夜会を開こうとするエドワードにイリーナは怒りだすかと思いきや?
「よし!エドワードの恋、全力応援よ!」
結婚はしてるんだから怒るだけ無駄。どうぞご自由に。
さっさと次の相手を見つけて貰って悠々自適な出戻り後家生活を満喫するためイリーナは動き出した。
★↑例の如くそれはもう恐ろしく省略してます。
★2月22日2時22分2話で投稿開始、完結は2月24日(多分)です。
★ニャンの日なので更新は2時間おきです。(初日の2話除く)
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。
文字数 74,910
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.22
音楽大学在学中から交際していた藤崎春仁(はるひと)の思い出を辿って澤村奏澄(かすみ)は一人で熊本県天草市にある白鶴浜という浜辺を訪れる。
陽射しの強い夏、春仁に影響を与えたその浜辺で奏澄は彼のいない自分の将来を考える。
あの日、「俺、留学する」「病気なんだ」春仁から同時に二つの告白をされた。今、出来ることをやりたい。いつ手足が動かせなくなるか分からない原因不明の病気。それを受け止めた上で演奏者を幸せにするようなヴァイオリン製作者になろうと努力していた彼。
けれど去年、不慮の事故で亡くなってしまう。あまりにも辛く悲しい現実に希望が潰える奏澄。
あれからもう1年が経つ。
離ればなれになってしまった二人をつなぐのは彼の作った名前のない曲、そして天草。心苦しい日々を過ごす中、もう会うことのないと思っていた彼が突然目の前に姿を現す。1年前の彼と塞ぎがちだった現在の奏澄が天草の地で再会する。
眺めた景色、触れた人々、それと無愛想なようでいてそれでもどこか憎めない存在の不思議な猫。どれも忘れることはない。
やがて、二人で過ごした今までの日々を思い浮かべると共に互いに本当の気持ちを知る。
「ねぇ、ハル」「ヴァイオリン弾いて」
懇願する奏澄のために演奏する春仁。春仁の優美な旋律を感じ、やっと自分の進路を見出す彼女。東京へと帰る日の朝、コバルトブルーに光る海を前にし、また、眩いばかりに輝く白い砂浜で奏澄は決意する。ステージマネージャーになって、ピアノも弾き続ける。それから、人として成長して今度は春仁の生まれた春に白鶴浜へ帰ってくる。この浜一面に自分という花を咲かせ、想いを彼に届けようと考える。
ただ、それにはあと一つ足りないものがある。
それは、春仁。
その日が来るまであなたを待っているから、彼女はそう心に秘め、浜を後にする。
文字数 68,098
最終更新日 2015.01.02
登録日 2014.12.20
