「子」の検索結果
全体で77,315件見つかりました。
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
文字数 104,270
最終更新日 2025.05.03
登録日 2024.08.08
※「聖女投稿」の飯テロお兄さんカズン君の過去編です。
※本作はBL版を全年齢向けファンタジー版に加工したバージョンになります。
原典はムーンライトノベルズ版「王弟カズンの冒険前夜」をどうぞ。各キャラ番外編もそちらにまとめてあります。
※BL版→ファンタジー版の順で両方ご覧になるとキャラの関係性や世界観の理解が深まって楽しめます。(隠蔽してても中身BLなので)
※飯テロ、残酷な描写にご注意ください
◇◇◇
名もなき不遇モブとして人生を終えた少年が、異世界で二度目の人生を得た。
──しかも、王家の末っ子として。
けれど転生後も“主役”にはなれなかった。
何せ、幼なじみは美貌の英雄、親戚はイケメン万能王子様。
彼らと比べたら、今世でも彼は〈脇役ポジション〉に過ぎなかった。
──それでも、幸せだった。
優しい家族、気の合う友人、憧れの師匠なんて聖剣の聖者様だ。
そして、いつも美味しいごはんとスイーツ。
王弟カズンとして過ごす平凡な学園生活は、穏やかで、笑いがあって、時にはちょっと騒がしくて、
──宝物のような日々だった。
学園の婚約破棄事件、ダンジョン探索、飯テロパーティー、放課後のトラブルの数々。
ひとつひとつの出来事が、「もうひとつの青春」を彩っていく。
だが、物語はまだ、始まってすらいない。
これは、やがて「勇者」と呼ばれる彼が覚醒する前の、穏やかだった少年時代の物語だ。
© 2021 Magi Asahi
文字数 409,034
最終更新日 2023.05.17
登録日 2022.08.31
フィリーネ・ノルデン子爵令嬢は、初恋相手であるアルベルト・グラーツ伯爵令息と婚約していた。だがアルベルトは「君のため」と称して彼女へ身勝手な言葉をぶつけるばかり。周囲は婚約を見直すよう進言するものの、アルベルトを慕うフィリーネは首を縦に振らない。
そんな主の苦しみを見兼ねた侍女イルゼは、フィリーネを救うべく婚約解消へ向けて動き出す――。
※ なろうにも投稿しています。
文字数 12,559
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.07
公爵令嬢ラリエット・ゼンキースア、18歳。
青みがかった銀の髪に、金の瞳を持っている。ラリエットは誰が見ても美しいと思える美貌の持ち主だが、『闇魔法使い』が故に酷い扱いを受けていた。
虐げられ、食事もろくに与えられない。
それらの行為の理由は、闇魔法に対する恐怖からか、或いは彼女に対する嫉妬か……。
ラリエットには、5歳の頃に婚約した婚約者がいた。
名はジルファー・アンドレイズ。このアンドレイズ王国の王太子だった。
しかし8歳の時、ラリエットの魔法適正が《闇》だということが発覚する。これが、全ての始まりだった──
婚約破棄された公爵令嬢ラリエットが名前を変え、とある事情から再び王城に戻り、王太子にざまぁするまでの物語──
※ご感想・ご指摘 等につきましては、近況ボードをご確認くださいませ。
文字数 82,781
最終更新日 2024.10.04
登録日 2024.06.30
≪腹黒い他国の第二王子×負けず嫌いの転生者≫
第二王子:ブライトル・モルダー・ヴァルマ
主人公の転生者:エドマンド・フィッツパトリック
【第一期】この道を歩む~転生先で真剣に生きていたら、第二王子に真剣に愛された~
エドマンドは13歳の誕生日に日本人だったことを静かに思い出した。
転生先は【エドマンド・フィッツパトリック】で、二年後に死亡フラグが立っていた。
エドマンドに不満を持った隣国の第二王子である【ブライトル・ モルダー・ヴァルマ】と険悪な関係になるものの、いつの間にか友人や悪友のような関係に落ち着く二人。
死亡フラグを折ることで国が負けるのが怖いエドマンドと、必死に生かそうとするブライトル。
「僕は、生きなきゃ、いけないのか……?」
「当たり前だ。俺を残して逝く気だったのか? 恨むぞ」
【第二期】この道を歩む ~第二王子の婚約者は、世界に祝福されなかった~
死亡フラグを折り、ようやく掴んだ未来。
エドマンドが選んだのは、トーカシア国の第二王子ブライトルとの恋だった。
けれど、その選択は――静かに世界の均衡を崩し始めていた。
婚約者として訪れた異国トーカシアで、歓迎されない日々。
向けられる値踏みするような、冷たい視線。
そして、まるで全てを知っているかのように笑う男――フィリップ・ベン・ジラール。
愛か、友情か、家族か――それとも国家か。
エドマンドが選び、守り抜いたはずの未来は再び動き始める。
これは、恋を選んだ二人が、やがて世界そのものを揺るがしていく物語――。
【第三期】この道を歩む~第二王子の婚約者は、運命の代償を知る~
「君が『エドマンド・フィッツパトリック』だったから、だろうね」
和平会談の最中、フィリップが微笑みながら告げた言葉に、エドマンドは選択を迫られる。
ニュドニアへの再侵攻、戦場での再会、そして敵国セイダルでの軟禁生活。
トイメトアで折ったはずの死亡フラグが、別の形で蘇るとき、エドマンドが知るのは「もう一人の自分の運命」だった。
それでも僕は選ぶ——大切な人たちが生きるこの世界を、僕も生きるために。
未来は決まっている、と語る男たちに、エドマンドはどう応えるのか。
これは、選び続けることを諦めない転生者と、その代償を知る物語。
※ 用語集、登場人物紹介は近況ボードにあります。
※ 性描写はありません。恋愛はゆっくり進みます。
※ 戦闘・政治要素を多く含みます。
※ ムーンライトノベルズ、カクヨムにも投稿しております。
文字数 302,639
最終更新日 2026.09.28
登録日 2023.10.30
数百年前に滅びた魔法大国リッカ王国の王家の末裔である、子爵令嬢のレナリナは、突如子供の頃に発動した不思議な力と祖母の形見を家族にも隠して生きてきた。
結婚式を50日後に控えたレナリナは、婚約者である男爵令息のムーディに誘われ、婚前旅行に行くことになる。
幸せな旅行になるはずが、伯爵令嬢で親友でもあるシーノがムーディーの両親と共に追いかけてきてこう言った。
「ごめんなさい、レナリナ。やっぱり、私はムーディを愛しているの。私に譲って」
涙するシーノを見たムーディは「婚前旅行は中止だ。とにかくシーノと両親を送ってくる」と言って、レナリナを旅行先に残して帰ってしまう。
現金をムーディに預けていたレナリナは、帰る手段もなく途方に暮れるが、今まで隠していた力を利用し、自分を捨てた人たちを捨て、新たな人生を歩み始める。
そんなレナリナの活躍を知った家族や、ムーディの両親、別れるつもりがなかったムーディは、彼女に復縁を求めるが――
文字数 68,670
最終更新日 2026.04.02
登録日 2026.03.16
伯爵令嬢ユフィーリア・エーデルガルトは、成人の儀式で授かったスキルが【待機】と【接続】という地味なものだったため「嫁の貰い手もいない」と父に追放されてしまう。
継母の息子である弟カイルばかりが溺愛される日々に終わりを告げ、彼女は辺境の街ルシェルシェへと辿り着いた。全財産は銀貨三枚。
行く当てもない中、冒険者ギルドで受付嬢の職を得たユフィーリアは、温かい人々に囲まれて第二の人生をスタートさせる。脳筋だけど憎めないブロン、情報屋のリュート、魔女のグリゼルダ、そして豪快なギルドマスターのガルド。
王都の冷たい空気とは違う、この街の優しさが彼女の心を癒していく。
そんなある日、黒いマントに身を包んだ謎の騎士レオンティウスが現れる。隣国の第二王子にして騎士団長である彼は、極秘任務で辺境を訪れていたのだが、ユフィーリアに一目惚れ。毎日のようにギルドに通いつめるも、ユフィーリアは彼の想いに気づかない。
一方、ハズレと思われていた【待機】と【接続】は、使い方次第で驚くほど便利なスキルだった。料理の煮込み時間を保留したり、回復薬の効果を戦闘中に発動させたり。ユフィーリアは日々、スキルの新しい使い道を発見していく。
相変わらず彼の激重な想いに全く気づいていないユフィ―リアの元に「姉上が世界で一番尊い!」と暴走気味の重度なシスコン義弟カイルまで押し掛けてきて、レオンティウスの独占欲と嫉妬心は爆発寸前!?
地味スキルで無双する追放された転生令嬢と、溺愛系王子騎士の、ほのぼのラブコメディです☆
※「小説家になろう」にも投稿中です
文字数 110,245
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.07.15
「リリス・フォン・アイゼンシュタイン。君との婚約を破棄する」
王子による公開断罪。
悪役令嬢として破滅ルートを迎えたリリスは、ようやく自由を手に入れた……はずだった。
だが翌朝、屋敷のバルコニーの下に立っていたのは、断罪したはずの王太子。
花束を抱え、「おはよう」と微笑む彼は、毎朝訪れるようになり——
「リリス、僕は君の全てが好きなんだ。」
そう語る彼は、狂愛をリリスに注ぎはじめる。
婚約破棄×悪役令嬢×ヤンデレ王子による、
テンプレから逸脱しまくるダークサイド・ラブコメディ!
文字数 4,979
最終更新日 2025.04.16
登録日 2025.04.16
「――セシリア・エルディアとの婚約を、ここに破棄する!」
煌めくシャンデリアの下で、王太子リオネル殿下が声を張り上げた。
会場にいた貴族たちは一斉に息を呑み、舞踏の音楽さえ止まる。
……ああ、やっと来たか。
婚約破棄。断罪。悪役令嬢への審判。
ここで私は泣き崩れ、殿下に縋りつき、噂通りの醜態をさらす――
……はずだったのだろう。周囲の期待としては。
だが、残念。
私の胸に込みあげてきたのは、涙ではなく、笑いだった。
(だって……ようやく自由になれるんですもの)
その瞬間の私の顔を、誰も「悪役令嬢」とは呼べなかったはずだ。
婚約破棄宣言をされても、涙より先に笑いが込み上げました。の改稿版です。前作を読んでいない人でもお楽しみいただけますので是非読んでいただけると嬉しい限りです。前作の感想などをもとに作り直しました。
なろう、カクヨム様でも投稿しています。
アルファポリスホットランキング10位、なろう日間20位 25000PV感謝です。
※ご都合注意。
文字数 22,284
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.09.04
「私の方がルアージュ様に相応しいわ」
また始まった。毎日のように王立学園の華たちが私のクラスにやってきては、婚約者のルアージュ様をよこせと言う。
「どんな手段を使って王太子殿下との婚約を取り付けたのかしら?どうせ汚い手でしょ?」
はぁ。私から婚約したいと申し出たことなんて一度もないのに。見目麗しく、優雅で優しいルアージュ様は令嬢達にとても人気がある。それなのにどうして元平民の私に婚約の話が舞い込んだのか不思議で仕方がない。
「シャロン。メガネは人前では外さないように。絶対にだ」
入学式の日、ルアージュ様が私に言った。きっと、ひどい近視で丸メガネの地味な私が恥ずかしいんだ。だからそんなことを言うのだろう。勝手に私はそう思いこんでいたけど、どうやら違ったみたいで……?
文字数 73,256
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.09
目の前で抱き合う、婚約者であるダレルと、見知らぬ令嬢。立ち尽くすアレクシアに向き直ったダレルは、唐突に「きみには失望したよ」と吐き捨てた。
「ぼくとバーサは、ただの友人関係だ。なのにきみは、ぼくたちの仲を誤解して、バーサを虐めていたんだってね」
ダレルがバーサを庇うように抱き締めながら、アレクシアを睨み付けてくる。一方のアレクシアは、ぽかんとしていた。
「……あの。わたし、そのバーサという方とはじめてお会いしたのですが」
バーサは、まあ、と涙を滲ませた。
「そんな言い訳するなんて、ひどいですわ! 子爵令嬢のあなたは、伯爵令嬢のわたしに逆らうことなどできないでしょうと、あたしを打ちながら笑っていたではありませんか?!」
「? はあ。あなたは、子爵令嬢なのですね」
覚えがなさ過ぎて、怒りすらわいてこないアレクシア。業を煮やしたように、ダレルは声を荒げた。
「お前! さっきからその態度は何だ!!」
アレクシアは、そう言われましても、と顎に手を当てた。
「──わたしがあなた方の仲を誤解していたとして、それがどうしたというのですか?」
「だ、だから。バーサに嫉妬して、だから、ぼくの知らないとこでバーサを虐めて、ぼくから離れさせようと……っ」
「そこが理解できません。そもそもそのような嫉妬は、相手を愛しているからこそ、するものではないのですか?」
ダレルは、え、と口を半開きにした。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 10,041
最終更新日 2022.12.09
登録日 2022.11.29
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
文字数 77,841
最終更新日 2024.02.09
登録日 2024.01.29
【完結】 側妃の子として生まれた第二王子ルシアンは、彼を王太子にしたいと望む母と祖父の意向に反し、異母兄である第一王子の立太子を後押しするため、『王太子妃に相応しくない』侯爵令嬢リタと婚約を結んだ。リタは、魔力が絶対的な価値を持つ国で、まったく魔力を持たない『白の令嬢』。リタとの婚約は、兄の立太子が無事に済めば破棄する事を前提に結んだものだったが、謝礼代わりの褒美に何を望むか尋ねられたリタの返事は、「せめて、優しく殺してください」というものだった――。リタはなぜ、優しい死を望むのか? 謎の多いリタに、ルシアンは次第に興味を抱いていく。
文字数 151,218
最終更新日 2024.12.09
登録日 2024.11.10
実家の借金と自身の内定取消で途方に暮れる冬麻のもとに、突然久我がやってきた。久我は有名企業の社長で「この店に融資する代わりに息子の冬麻さんを僕にください」と冬麻に初対面プロポーズ!?
久我朔夜(30)攻め。社長。長身イケメン。
二ノ坂冬麻(20)受け。専門学校生。
※※過激表現あります※※
ストーカー表現あり。
強引な描写あり。
軽くショタ表現あります。
ヤンデレなのにハッピーエンド予定です。ご容赦ください。
R18表現ありにはタイトルに※をつけます。
表紙絵は、絵師のおか様twitter @erknmkmtrに描いていただきました。ありがとうございます!
文字数 359,830
最終更新日 2025.12.18
登録日 2022.10.31
公爵令嬢のマリアベルーナは、厳しい母の躾により、完ぺきな淑女として生まれ育つ。
両親は政略結婚で、父は母以外の女性を囲っていた。
母の死後1年も経たないうちに、その愛人を公爵家に入れ、同い年のリリアーヌが異母妹となった。
リリアーヌは、自分こそが公爵家の一人娘だと言わんばかりにわが物顔で振る舞いマリアベルーナに迷惑をかける。
マリアベルーナには、5歳の頃より婚約者がいて、第1王子のレオンハルト殿下も、次第にリリアーヌに魅了されてしまい、ついには婚約破棄されてしまう。
すべてを失ったマリアベルーナは悲しみのあまり、修道院へ自ら行く。
修道院で聖女様に覚醒して……
大慌てになるレオンハルトと公爵家の人々は、なんとかマリアベルーナに戻ってきてもらおうとあの手この手を画策するが
マリアベルーナを巡って、各国で戦争が起こるかもしれない
完ぺきな淑女の上に、完ぺきなボディライン、完ぺきなお妃教育を持った聖女様は、自由に羽ばたいていく
今回も短編です
誰と結ばれるかは、ご想像にお任せします♡
文字数 12,796
最終更新日 2024.12.17
登録日 2024.12.14
「彼女は私のことを好きなんだって。だから君とは婚約解消しようと思う」
他の女性に言い寄られて舞い上がり、10年続いた婚約を一方的に解消してきた王太子。
今まで婚約者だと思うからこそ、彼のフォローもアドバイスもしていたけれど、まだそれを当たり前のように求めてくる彼に驚けば。
「君とは結婚しないけれど、ずっと私の側にいて助けてくれるんだろう?」
貴方は私を母親だとでも思っているのでしょうか。正直気持ち悪いんですけれど。
王妃様も「あの子のためを思って我慢して」としか言わないし。
あんな男となんてもう結婚したくないから我慢するのも嫌だし、非難されるのもイヤ。なんとかうまいこと立ち回って幸せになるんだから!
文字数 32,335
最終更新日 2021.06.22
登録日 2021.06.18
10歳になる加賀真雪(かがまゆき)には年の離れた姉がいた。
ある日、姉が友人と行くために抑えていたチケットが、ドタキャンで一枚余ってしまった。
そんな姉に「チケット代はいらないから、一緒に行かない?」と誘われ初めて観に行ったところ、同い年くらいの子役俳優がいた。
名前は篠塚理人(しのづかりひと)くん。台詞も演技力も輝いていた。
そんな彼は舞台終了後に一人で練習しており、監督にダメ出しをされても熱心に聞いていた。
トイレに行く姉を待っていた真雪は、目が合ってしまった。
「さっき、前の方に座っていたよね。見に来てくれてありがとう」
「ええと……りゅういちくん?」
「理人だよ。隆一とは従兄弟なんだ」
「リトくん!」
それから真雪は、リトくんと従兄弟の隆一ことリュウくんを追うようになった。
それから四年が経ち、中学三年生の春。
「落ち着いて聞いてね、ユキちゃん。理人くんも隆一くんも、芸能活動を休止するみたい」
「え!」
そして中学三年生の冬──一月。
春から篠塚隆一が、八人組男子アイドルグループに所属することと、篠塚理人が芸能界を引退することを知ってしまった。
寂しいけれど、十歳から十五歳までの五年間は楽しく推し活していたので、お疲れさまでしたと手紙を書いて事務所へ送った。
「リトくんは一般人になるんだし、これからはリュウくんを推そう」
ところが高校一年生の四月。入学式前に教室で待機していると、見覚えのある人物が眼鏡をかけて教室に入って来て──!?
かつての推しと同級生になり、高校生活が始まるお話。
篠塚理人(15)×加賀真雪(15)
文字数 86,782
最終更新日 2026.08.27
登録日 2026.08.03