「カード」の検索結果
全体で379件見つかりました。
エレーヌは、筆頭貴族であるマクナレン家の公爵令嬢、そして、王太子の婚約者である。
ある日、王太子に婚約を破棄されたその理由は、別に好きな人が出来たから。そして、突然、身に覚えのない罪に問われ、地下牢に投獄される。
地下牢の階段で足を滑らせ、思いっきり頭をぶつけた彼女に、突然、見知らぬ記憶が流れ込む。
スマホ、電車、ひっきりなしに道を走る車、そびえたつ高層ビル・・・・・
どれも、この世界にあるものではないが、自分の前世の記憶であることに、すぐに気が付く。
そして、今、自分がいる世界は、前世で散々、やりこんだ乙女ゲームの世界であったのだ。そして、こともあろうに、エレーヌはその中の悪役令嬢だったのだ。
あー、たしかに覚えはあるけど、王太子に色目を使う女子を散々いじめたりとか、色々心当たりはあるけど、収賄はしたことなくてよ?!
地下牢に監禁されてしまい、後は処刑を待つ身の上になってから記憶が戻っても、遅い!
と思っていたら、地下牢ですぐに友達ができ、子分も、一人また一人と増えていって・・・
「……お前、こんな所で何をしている?」
攻略対象である美貌の兄が突然、地下牢に現れた。私は小首をかしげて、令嬢らしく可愛らしい仕草で兄を見上げる。
「何って、ばくちですわ、お兄様、ご存じないの?」
目の前の兄が、がっくりと項垂れた。そう、ちょうど、子分を集めて、カードに興じていた所だったのだ。
「せっかく心配して来てやったと言うのにお前は……」
兄は、ぶつぶつと何かを呟きながら、去っていく
ほほほ、このわたくしのことですもの、転んでもただで起きることはなくてよ?!
そして、パワフルなエレーヌの逆転が、今、幕を開けようとしていた。
◇
なろう様、カクヨムでも物語は配信しています。
文字数 113,130
最終更新日 2021.05.09
登録日 2020.12.31
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TCGが子供の頃に流行っていた世代です。
漫画の中のTCGが実際にTCGになって、今では世界で一番売れているTCGになっているのです。
色んなTCGが出る時代でした。
漫画でもアニメでもTCGをやっていました。
自販機でもTCGを買いました。
子供の頃は友達と対戦したりしてましたが、少し体が大きくなってくると
一緒に遊ぶ相手もいなくなり、成人すると携帯ゲーム機でTCGをやるようになりました。
しゃーしゃー音のする携帯ゲーム機では数千枚のカードプールがあり
好きなだけパックを剥いて好きなだけCPUと対戦ができるのです。
何故か恋愛も出来るのです。
すげぇや!!
落ち着かない時も買い物依存な私も携帯ゲーム機でパックを剥いていると
買い物依存が和らぎました。
文字数 1,791
最終更新日 2023.08.16
登録日 2021.08.09
【書籍2022.6.10発売・コミックス2024.3.8発売予定】
異世界転生した先は、「王立学園の秘密の花園」という乙女ゲームの世界。
私は、ルビア王国の公爵令嬢、ライラ・ヴィルヘルム。王太子様の婚約者、悪役令嬢だ。
幸せな未来を掴み取るため、十歳の王太子様に、タロットカードを使って婚約解消を提案する。
「ヨハネス様との未来は、何度占っても『恋人』の逆位置。私たちは、愛し合わない運命なのです」
「愛する人くらい、自分で選びたいとは思いませんか? まだヨハネス様は子供なんです。反抗して怒られたとしても、見捨てられたりはされません。許されるのは、今しかないのです。子供である今が、最後のチャンスですわ」
「自由恋愛がしたいと、一緒に訴えましょう」
彼の我儘で、ヒロインに会う前に婚約解消をさせるのが、私の目的。
婚約を破棄される前に、合意の上で解消させてやる。
でも、あれ? おかしいな……。
「恋愛の好きって感情がないのは、当たってるよ、ごめんね。でも、君としゃべるのは少し楽しくなってきた」
少しずつ、彼との距離が近づいていく。
お互いに恋心が芽生えていく。
――それでも。
「ヨハネス様は、いずれ私ではない女性を好きになります。そして、結婚もできるような年齢で、私との婚約を一方的に破棄されます」
予知夢を見たから、受け入れられないと突っぱねる私。
「僕があの子に恋をするんだと君が予想したせいで、何もできない。違うと証明するまで、我慢し続けなければならない。まるで拷問だ」
信じてもらえるまで、口説き続けると言うヨハネス様。
溺愛されながら迎える、ゲームの舞台である学園生活。
ゲーム中のヒロインと、その攻略対象キャラクターたちと織り成す学園生活の中で、変化していく心。
これは、王太子ヨハネスと転生した主人公ライラが、信じ合い、愛し合うまでの純愛ストーリーです。
※前半は恋の芽生え、後半は溺愛です。
※テーマは人生(恋愛・青春・人生賛歌)です。
※内部投稿でしたが、ツギクルブックス様からの書籍化に伴い外部投稿に変えました
※小説家になろう様とカクヨム様に掲載
スピンオフ作品も外部投稿で登録しています。
よろしれば、ぜひ!
タイトル:
王太子様に悩殺宣言したら溺愛されました 〜お手をどうぞ、僕の君〜【スピンオフ】
登録日 2022.03.17
気がつくと俺はゲームの中に転生して仲間と共にダンジョンに潜っていた。
彼女を死なせないためにはどうすればいいのだろう?
特定のゲームはモデルにしてないはずなんだが、何かに影響受けてそうだなぁ。
主人公は実はラスボスの魂に転生してて、弟を乗っ取って身体のところに行こうとしてたけど前世の記憶がよみがえったせいでややこしくなったとかって設定あるけどとりあえず棚上げ。。。
SDカードが妙になったので、いろいろ察してください。……自動でバックアップ取るようにしてたらバックアップ先も消えたよ。設定がおかしいのか?
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/318642259
文字数 3,472
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.06.24
三国志カードバトル!それは三国志好きによる三国志好きのためのカードバトル!
ルールは至って簡単。さあ、君の自慢の三国志知識を生かして戦おう!
続くかどうかは君たちの応援次第だ!
※この作品は小説家になろう・カクヨムにも公開しています。
文字数 5,092
最終更新日 2023.07.10
登録日 2023.07.10
僕はメル・アスカード。柔らかな髪質の明るい茶髪に緑の瞳という、前の僕とは似ても似つかない容姿をしている。
そう、僕には前世の記憶がある。地球という星に住む日本人で社畜だった。
働き過ぎで倒れた僕が次に目にしたのは、真っ白な不思議な空間で綺麗な容姿をした自称:愛の女神だった。
「ハアーイ!初めましてね、可愛い坊や♡」
なんともノリの軽い女神様曰く、僕は過労で倒れてそのまま亡くなったのだとか。
僕が望めば女神様が収める異世界に転生させて貰えると言う。何やらその世界には女神様の趣味が詰まっているらしいが、夢のスローライフを送るため異世界転生を決めた僕の意識は、そこでぷつりと途切れた。
そうして僕は新たにこの世界で生まれ、メルと名付けられた。
魔力あり、女神趣味満載のファンタジーな世界で、主人公が様々な愛を知っていく様子を書くつもりです!完全見切り発車で語彙力皆無のなか執筆中ですが温かく見守ってください。亀更新です、ごめんね🙏
R注意の話には「*」付きます。
【お知らせ10/2】
執筆途中ですが結末がおぼつかない状態で、本来の目的から外れた話になってしまっている為、一時休載致します。話が纏まり、納得のいく状態になり次第連載を再開します。申し訳ございませんが、今暫くお待ちください🙇
文字数 18,354
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.09.08
昔々のその昔、アジアではとある札を使った遊戯が流行っていた…。札には「妖魔」「技」「装備」の絵柄が描かれており、それらを駆使して戦うというものである。貴族・庶民の間で、この遊戯は流行ったが、欧米列強によるアジアの植民地化が進行し、アジア諸国は植民地にされ、長らく支配下に置かれた…。
戦後、アジア諸国は独立し、世の中が安定してきた頃、日本のとある歴史学者がアジアを旅して、この遊戯の遺稿を見つけ出した。これを受け、アジア諸国で、この遊戯をカードゲームとして蘇らせようという動きが起こり、日本で本格的にカードが作成された。
1990年代のアジアで広まった、このカードゲームは、「ウルトラモンスター」と呼ばれた。これは、21世紀の日本で、このカードゲームに夢中になり、戦いを通じて様々なことを経験し、成長していった少年少女達の物語である…。
ウルトラモンスター
ルール・デッキは45枚
モンスターカード 21枚
技カード 12枚
アイテムカード 12枚
※同名カードは3枚まで
・HP 2000
・手札は5枚
・ターン進行
ドロー
モンスター召還
技&アイテム装備
バトル
エンド
HPを0にした方が勝ち
モンスター属性&相性
炎→林→水→炎
風→地→雷→風
光→闇→闘→野→光
林&水→地
雷→水
風→林
地→炎
文字数 48,171
最終更新日 2024.05.09
登録日 2023.07.10
ドジな女神が失敗を繰り返し、管理している世界がえらい事になって困っていた。
ここに来て女神は「ここまできたら最後の手段を使うしかないわ。」と言いながら、あるカードを切った。
そう、困ったら「日本人の異世界転生」と言うのが先輩女神から聞いていた、最後の手段なのだ。
しかし、どんな日本人を転生させれば良いかわからない女神は、クラスごと転生を先ず考えたが。
上司である神に許可をもらえなかった。
異世界転生は、上司である神の許可がなければ使えない手段なのだ。
そこで慌てた女神は、過去の転生記録を調べて自分の世界の環境が似ている世界の事案を探した。
「有ったこれだわ!・・何々・「引きこもりかオタクが狙い目」と言うことは・・30歳代か・・それから、・・「純粋な男か免疫のない男」・・どういうのかわからなくなったわ。」
と呟きながら最後は、
「フィーリングよね、やっぱり。」
と言い切ってカードを切ってしまった、上司の許可を得ずに。
強いのか弱いのかよく分からないその男は、女神も知らない過去があった。
そんな女神に呼ばれた男が、異世界で起こす珍道中。
文字数 125,737
最終更新日 2022.09.25
登録日 2022.07.08
勝地真(かつじ まこと)はプロのカードゲーマーだった。
しかし、ダンジョンが出現したことでカードゲームができなくなり、引退するはめになる。
家族を養わなくてはならない真はダンジョン探索者になるが、ステータスが最弱クラスなのでまともに探索できない。
荷物持ちとしてパーティーに所属していたが、与えられるのはわずかな報酬と、ゴミアイテム『カード』だけ。
こき使われながらも家族のために我慢していた真だが、役立たずと見なされてパーティーを追放されてしまう。
生活費を稼ぐ手立てを失い途方に暮れる真。
だが、真は気づいた。
「ゴミアイテムって呼ばれてるけど、コンボで使えばカードって強いんじゃないか?」
カードの真価に気づいた真は、プロカードゲーマー時代に身につけた発想力と機転で次々とダンジョンを攻略していく!
「最弱ステータスでも勝てるんだ! 俺は人生を変えられるんだ!」
これは最弱探索者がカードで成り上がる物語!
文字数 121,421
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.09.29
持っているカードの能力が、装備や魔法以上に求められている世界。20歳の青年戦士アルダーは戦いの腕はあるが、カードの特性が弱すぎたためにパーティから浮き始めていた。ある晩彼はパーティの魔法使いヘザーから、役立たずと断ぜられ追放されてしまう。冒険を諦め、故郷で暮らすことに決めたアルダーだったが、なぜかリーダーである女勇者までついてきてしまった!
そして彼は気づく。自身のカードは表がフェイクになっており、中には金色に輝く龍のカードが入っていることに。アルダーは新しい力を満喫しながら、信頼できる仲間や幼馴染み達と、故郷でのんびりとした暮らしを楽しんでいく。一方ではヘザー達が、魔王の元へ向かおうとするが……。
恋、平和、スローライフ……そして幸せを掴んでいく物語。
文字数 552,895
最終更新日 2019.05.13
登録日 2018.09.24
「いいかい? 君と僕じゃ最初から住む世界が違うんだよ。これからは惨めな人生を送って一生後悔しながら過ごすんだね」
Fランク冒険者のアルディンは領主の息子であるザネリにそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
父親から譲り受けた大切なカードも奪われ、アルディンは失意のどん底に。
しばらくは冒険者稼業をやめて田舎でのんびり暮らそうと街を離れることにしたアルディンは、その道中、メイド姉妹が賊に襲われている光景を目撃する。
彼女たちを救い出す最中、突如として【神眼】が覚醒してしまう。
それはこのカード世界における掟すらもぶち壊してしまうほどの才能だった。
無事にメイド姉妹を助けたアルディンは、大きな屋敷で彼女たちと一緒に楽しく暮らすようになる。
【神眼】を使って楽々とカードを集めてまわり、召喚獣の万能スライムとも仲良くなって、やがて天災級ドラゴンを討伐するまでに成長し、アルディンはどんどん強くなっていく。
一方その頃、ザネリのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
ダンジョン攻略も思うようにいかなくなり、ザネリはそこでようやくアルディンの重要さに気づく。
なんとか引き戻したいザネリは、アルディンにパーティーへ戻って来るように頼み込むのだったが……。
これは、かつてFランク冒険者だった青年が、チート能力を駆使してカード無双で成り上がり、やがて神話級改変者〈ルールブレイカー〉と呼ばれるようになるまでの人生逆転譚である。
文字数 119,648
最終更新日 2023.01.01
登録日 2023.01.01
よくあるラノベ展開?!「突然ですが私の秘書として働いてくださいませんか?」浮世離れした美形がある日契約書を持って現れて……
代々『霊感、霊視、透視、霊聴』という霊能力を掲げた占い師の一族、観音堂家のに生まれた妃翠。彼女には霊能力は授からず0感のままだった。だが、幼い頃から占いを好み特にタロットカードは数種類のタロットを組み合わせ独自の解釈をするようになる。対して長女、瑠璃は幼い頃から優れた霊能力を発揮。家族の誰もが妃翠には何も期待しなくなっていく。
平凡が一番平和で気楽だと開き直っていた妃翠に、ある日……この世の者とは思えない程の美形が、「私の秘書として働いてくれませんか? 報酬は弾みます」と契約書を携えて訪ねてくる。
どうして自分なんかに? 彼によると、
……ずば抜けた霊能力を誇る彼は、それを活かしてスピリチュアルカウンセラーという職業に就いているそう。ただ、その類稀なる容姿から、男女を問わず下心で近づく者が絶えず辟易しているという。そこで、自分に恋愛感情を抱かず、あくまで統計学。学業としての占いに精通している女性を探していたのだという。
待遇面であり得ないくらいに充実しているのを確認し、2つ返事で引き受ける妃翠。そう長くは続かないだろうけれど今の内にしっかり貯めて老後に備えようという目論見があったからだ。
実際働いてみると、意外にも心地良い。更に、彼は実は月読命でこの度、人間見習いにやってきたというのだが……?
男の秘密とは? 真の目的とは? そして彼の元を訪れる者は時に人間ではない時もあり……
文字数 66,428
最終更新日 2021.01.18
登録日 2020.11.30
鬱で休職中の私に1通のメールが届いた。『現代社会で生きにくい方、異世界でスローライフをしませんか』
私は詐欺を疑いつつも、移住に向けての活動をはじめる。個人特定情報やクレジットカード情報を渡さなければ被害にあうこともないだろうから。どうせ休職中だしうつ病で何もやる気がない。元々アウトドア関係は好きだったし魔法を使える異世界移住なんて夢だとしても悪くない。
異世界の言語を勉強し、魔法を訓練し、現地の情報を調べて持ち込む装備を何にしようか考える。時には体力向上の為にスマホにアプリを入れて外を散歩したりもする。
そんなアラサー女子の異世界移住に向けた1ヶ月を描いた物語。
なお異世界が出てくるのは1話だけ。登場人物もほぼ主人公1人だけ。一部設定以外は微妙にリアルなお話です。
文字数 102,330
最終更新日 2023.08.25
登録日 2023.08.07
一生懸命勉強してようやく手に入れた学園の合格通知。
それは平民である私が貴族と同じ学園へ通える権利。
合格通知を高々に掲げ、両親と共に飛び跳ねて喜んだ。
やったぁ!これで両親に恩返しできる!
そう信じて疑わなかった。
けれどその夜、不思議な夢を見た。
別の私が別の世界で暮らしている不思議な夢。
だけどそれは酷くリアルでどこか懐かしかった。
窓から差し込む光に目を覚まし、おもむろにテーブルへ向かうと、私は引き出しを開けた。
切った封蝋を開きカードを取り出した刹那、鈍器で殴られたような強い衝撃が走った。
壮大な記憶が頭の中で巡り、私は膝をつくと、大きく目を見開いた。
嘘でしょ…。
思い出したその記憶は前世の者。
この世界が前世でプレイした乙女ゲームの世界だと気が付いたのだ。
そんな令嬢の学園生活をお楽しみください―――――。
短編:10話完結(毎日更新21時)
【2021年8月13日 21:00 本編完結+おまけ1話】
文字数 17,349
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.08.07
ある日、学校から帰ってきて机を見たら即席異世界転移と書かれたカップ麺みたいな容器が置いてある事に気がついた普通の高校生、華崎 秦(かざき しん)
秦は興味本位でその容器にお湯と中に入っていた粉を入れて三分待ち、封を開けたら異世界に転移した。
そして気がつくと異世界の大半を管理している存在、ユーリ・ストラスに秦は元の世界に帰れない事を知った。
色々考えた結果、秦は異世界で生きることを決めてユーリから六枚のカードからスキルを選んだ。
秦はその選んだスキル、薬草師で異世界を生きる事になる。
文字数 84,804
最終更新日 2018.03.22
登録日 2018.02.18
失踪した兄弟と住んでいた一室に届いた一つの小包。中には一枚のテレフォンカードと地図、メモと高そうな宝石の付いた指輪が一つ。
電話ボックスから始まるパラレルファンタジー小説【 無 彩 色 】
文字数 5,369
最終更新日 2022.07.03
登録日 2022.05.16
この世界にはいくつものダンジョンが存在する。それは国ごとの資源物資でもあり、災害を引き起こすモノでもあった。
魔物が外に出ないように倒し、素材を持ち帰る職業を探索者と呼ぶ。
探索者にはありきたりなスキル、レベルと言った概念が存在する。
神宮寺星夜は月月火水木金金の勤務をしていた。
働けているなら問題ない、そんな思考になっていたのだが、突然のクビを受けてしまう。
貯金はあるがいずれ尽きる、生きる気力も失われていた星夜は探索者で稼ぐ事に決めた。
受付で名前を登録する時、なぜか自分で入力するはずの名前の欄に既に名前が入力されていた?!
実はその受付穣が⋯⋯。
不思議で懐かしな縁に気づかない星夜はダンジョンへと入り、すぐに異変に気づいた。
声が女の子のようになっていて、手足が細く綺麗であった。
ステータスカードを見て、スキルを確認するとなんと──
魔法少女となれる星夜は配信を初め、慣れない手つきで録画を開始した。
魔物を倒す姿が滑稽で、視聴者にウケて初配信なのにバズってしまう!
だが、本人は録画だと思っているため、それに気づくのは少し先の話である。
これは魔法少女の力を中途半端に手に入れたおっさんがゆったりと殴り、恋したり、嘆いたり、やっぱりゆぅたりする話だ。
文字数 408,272
最終更新日 2023.10.09
登録日 2023.07.14