「百」の検索結果
全体で5,595件見つかりました。
十五歳のエルンは、神授の儀で【経験値×100】を授かった。だが神官に「レベルアップに必要な経験値が百倍になる呪い」と判定され、無能の荷物持ちとしてこき使われた末、パーティを追放されてしまう。
それでも、ひとつだけ腑に落ちないことがあった。水晶には「必要経験値」などと書かれていなかったのだ。
答えを確かめるため、エルンは短剣一本で角兎に挑む。泥臭い死闘の末、初めて自分の手で魔物を倒した瞬間――Lv1だった彼のレベルは、一気にLv5へ跳ね上がった。
増えていたのは、必要経験値ではない。魔物から得られる経験値の方だった。
昨日まで逃げるしかなかった魔物を倒し、迷宮を駆け、ギルドの常識を次々と塗り替えていくエルン。彼を切り捨てた元仲間が立ち尽くす一方で、エルンは新たな相棒とともに前へ進み続ける。
これは「一生レベルが上がらない」と笑われた少年が、戦うほど強くなる力で最強への道を駆け上がる、爽快成長ファンタジー。
文字数 89,473
最終更新日 2026.09.30
登録日 2026.09.10
「お前の代わりなんて、いくらでもいる」
借金のかたに侯爵家嫡男オスカーと婚約し、帳簿仕事を押しつけられてきた子爵令嬢マルグリット。夜会の晩、妹コレットとの仲を見せつけられ、家族にまで見捨てられて婚約破棄を告げられる。
そこへ現れたのは、竜人国の公爵カイゼル。
「ようやく見つけた、我が番」
二百年番を探し続けた紅の竜に連れ去られ、宝物のように溺愛される日々が始まる。一方、彼女を捨てた者たちには竜の怒りが――。
「代わりなんて、どこにもいない。君は俺の、たった一つの宝物だ」
(全16話完結)
※この作品は、外部サイトでも掲載しております。
文字数 35,265
最終更新日 2026.10.09
登録日 2026.10.09
私の結婚は、三百六十五回の夕食で終わります。
仕事しか見ない孫を案じた亡き公爵夫人の遺言は、「妻と同じ食卓を囲み、三百六十五回の夕食を共にすること」。冷血公爵と呼ばれる旦那様と、母の書店を買い戻したい私は、納得ずくで契約結婚を結びました。数え終えた翌朝、預けてある離縁状が受理されます。
「明日が三百六十五回目。あと一度で離縁ですね」
「……そうか」
泣いてしまいそうだったので、笑って言いました。
その翌晩から、旦那様が夕食の席に来なくなりました。
馬車の中でクルミを三粒。医師に止められた夜食。四日目には執事の説明も尽きて――「旦那様は執務室で、夕食を召し上がらない努力をなさっています」。廊下ですれ違えば、お腹は正直に鳴っているのに。パンを勧めても「食事とパンの境界は曖昧だ」と逃げていきます。
それならばと、私は最後の一食を籠に詰め、執務室の扉を叩きました。
異世界恋愛・一話完結。悪役も、ざまぁも、特殊能力もありません。あるのは契約書と、一年ぶんの食卓だけです。
文字数 8,827
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.09.02
短編集
基本、R18しかありません
受けが、頭おかしいので、悲壮感なしで読めると思います。
※は危険 猟奇あり
余談は、H少なめコミカルテイストにしてます。
▽前日譚(第1部)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/144429978/244072938
登場人物
■マイト・エブラハム
年齢:25歳
身長:186cm
所属:ブラック・シールド副官(元エブラハム・ロジャー首領)
百年以上の歴史を持つ宇宙海賊《エブラハム・ロジャー》の若き元首領。
豪放磊落で仲間思い。自分の命より部下を優先する生粋の海賊気質で、誰からも慕われている。
ブラック・シールドとの戦いで瀕死の重傷を負い、極度の精神的ショックから約二年間の記憶を失う。
「事故による記憶障害」と信じたままブラック・シールドで生活することになる。
現在は記憶が戻り、ディアスの恋人兼右腕
⸻
■ディアス・レイフス
年齢:26歳
身長:183cm
所属:ブラック・シールド首領/船医
ブラック・シールドを率いる若き支配者。
銀河では《黒い女神ディア》として恐れられる伝説の海賊であり、その正体はウォーリア軍最強のガーディアン《死神(サリエル)》。
類まれな美貌と卓越した頭脳を持ち、戦場では一切の情を見せない冷酷な支配者。
一方で医師としても超一流の技術を持ち、敵味方を問わず命を救うことができる。
五年前、自らの手で親友レディルを殺した過去を抱え、その面影を持つマイトへ異常な執着を抱く。
当初は「失った存在の代用品」として手に入れようとしていたが、日々の中で少しずつ本物の恋心と支配欲に変わっていく。
⸻
■ジェイス
年齢:31歳
身長:180cm
所属:エブラハム・ロジャー 現船長
赤髪が印象的なマイトの幼なじみ。
幼い頃から共に育ち、先代亡き後も右腕として《エブラハム・ロジャー》を支えてきた。
誰よりもマイトを敬愛し、命を懸けて守ろうとする忠臣。
マイトのディアスへの依存を悟り、マイトの元を去った
⸻
■先代エブラハム
享年:69歳
所属:エブラハム・ロジャー前首領
百年以上続く宇宙海賊《エブラハム・ロジャー》の前首領。
文字数 580,440
最終更新日 2026.10.19
登録日 2026.07.25
「やったわ! 私がお姉様に勝てるなんて奇跡よ!!」
妹のパンジーに悪気はない。この子は継母の連れ子。父親が誰かはわからない。
でも、父はそれでいいと思っていた。
母は早くに病死してしまったし、今ここに愛があれば、パンジーの出自は問わないと。
同等の教育、平等の愛。私たちは、血は繋がらずとも、まあ悪くない姉妹だった。
この日までは。
「すまないね、ラモーナ。僕はパンジーを愛してしまったんだ」
婚約者ジェフリーに棄てられた。
父はパンジーの結婚を許した。但し、心を凍らせて。
「どういう事だい!? なぜ持参金が出ないんだよ!!」
「その子はお父様の実子ではないと、あなたも承知の上でしょう?」
「なんて無礼なんだ! 君たち親子は破滅だ!!」
2ヶ月後、私は王立図書館でひとりの男性と出会った。
王様より科学の研究を任された侯爵令息シオドリック・ダッシュウッド博士。
「ラモーナ・スコールズ。私の妻になってほしい」
運命の恋だった。
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(他エブリスタ様に投稿・エブリスタ様にて佳作受賞作品)
文字数 27,679
最終更新日 2021.04.10
登録日 2021.03.30
人生を変えたい会社員・七原桃哉(ななはらとうや・25歳)はいつも通り満員電車に揺られていた。
最寄り駅について、駅のホームに一歩降り立つと、そこは魔界で花嫁選定のくじ引き会場だった。
強制的にくじを引かされた桃哉。
そこには『魔王』っと書かれてあった。
普通の人間である桃哉。
はたして性別も種族も超えて魔王の花嫁になることができるのだろうか……?
花嫁を何百年待ち続けた魔王×人生を変えたいお疲れ会社員
※無断転載禁止です。
※BL大賞 濃厚BL 参加作品です!
文字数 22,259
最終更新日 2026.10.19
登録日 2026.10.11
前世は冷酷皇帝、今世は幼女
レンタル有り2、3日ごとに更新します!
コミカライズ連載中!
――ひれ伏せ、クズ共よ。
銀髪に青翡翠の瞳、人形のような愛らしい幼女の体で、ユリウス帝は目覚めた。数え切れぬほどの屍を積み上げ、冷酷皇帝として畏れられながら大陸の覇者となったユリウス。だが気が付けば、病弱な貴族令嬢に転生していたのだ。ユーリと名を変え外の世界に飛び出すと、なんとそこは自身が統治していた時代から数百年後の帝国であった。争いのない平和な日常がある一方、貧困や疫病、それらを利用する悪党共は絶えない。「臭いぞ。ゴミの臭いがプンプンする」皇帝の力と威厳をその身に宿す幼女が、帝国を汚す悪を打ち払う――!
文字数 240,282
最終更新日 2025.05.19
登録日 2023.08.27
公爵令嬢であるセラフィーヌ・レンブロンはたびたび不思議な夢を見ていた。戦いの末に誰かと一緒に力尽きて死んでいく夢だ。
挙式まであと一カ月という時、婚約者の浮気現場を目撃してしまう。
これまで感じたことのない怒りを覚えたセラフィーヌは領地へと家出するが、そこで得体の知れない黒い物体に襲われる。助けてくれたのは黒髪の男性と幼女エルフだったが、面識のないはずの二人はセラフィーヌのことを以前から知っているようで──。
文字数 13,852
最終更新日 2026.10.20
登録日 2026.10.18
100年間のコールドスリープから目覚めた佐々木は、かつての世界から100年も離れた時代で、新たな人生を始めることになる。そんな佐々木を救ったのは、探査船を管理するAI、リベラだった。リベラは佐々木をキャプテンとして迎え、二人はアークを拠点に行動を始める。
佐々木は、リベラが宇宙で資源回収を行って得た資源の一部を売るため、商業惑星セレノグラフィアへ向かい、老商人ギルと出会う。取引や事件を通じて仲間を増やし、整備士リリィ、設計士アード、ロボット工学者リーナ、エンジニアのセレネ、なんでも屋のメイリンなど、さまざまな才能を持つ人物たちが佐々木のもとへ集まっていく。
やがて佐々木たちは、巨大な要塞アヴァロンの建設を開始する。当初は身を守るための拠点だったアヴァロンは、居住区、研究施設、医療施設、兵器開発施設、商業施設などを備え、次第に多くの人々が暮らす巨大な都市へと発展していく。
佐々木は仲間たちとの絆を深め、商業や政治にも活動範囲を広げていく。一方で、AIを巡る問題や裏社会との抗争、未来からの干渉など、宇宙全体を揺るがす事件にも巻き込まれていく。
物語後半では、リベラたちが知る未来に、AI同士による長大な戦争と宇宙規模の破滅が待っていることが明らかになる。未来を変えるため、敵対していたAIたちが協力し、時間を越えた歴史改変へと物語は進んでいく。
佐々木が求めていたのは、単なる富や権力ではない。リベラや仲間たちと安心して暮らせる場所だった。仲間を増やし、アヴァロンを発展させ、さらに未来そのものを変えようとする中で、佐々木たちの宇宙での生活は、巨大な冒険へと変わっていく。
文字数 246,298
最終更新日 2026.10.20
登録日 2026.09.28
隣の家に住む幼なじみの少女、天宮澪(あまみや・みお)。
主人公の久瀬悠真(くぜ・ゆうま)にとって、澪は物心ついた頃からずっと隣にいた、誰よりも大切な存在だった。
明るくて、少し不思議なことが好きで、夜空を見上げながら「この世界のどこかに、私たちの知らない世界があると思う?」と尋ねてくる少女。
悠真はそんな澪に、いつしか恋をしていた。
けれど、想いを伝えることはできなかった。
高校二年生の夏祭りの夜、澪は突然、姿を消した。
家族も、友人も、警察も、誰一人として彼女の行方をつかむことはできなかった。家出の痕跡も、事件に巻き込まれた証拠もない。まるで、最初からこの世界に存在しなかったかのように。
澪の失踪後、悠真は彼女の行方を探し続けた。
あらゆる失踪事件を調べ、古代文明の文献を読み漁り、都市伝説や超常現象を研究し、大学では物理学と情報科学を専攻する。やがて彼は、世間から見れば突拍子もない仮説にたどり着いた。
澪は、この世界から消えたのではない。別の世界へ移動したのではないか。
最初は、現実から逃げるための妄想だった。
しかし、調査を重ねるうちに、悠真は奇妙な事実を発見する。
澪が失踪した夜、世界各地で観測された原因不明の空間異常。数百年前の古文書に記された「星の門」。そして、特定の条件下でのみ発生する、物理法則では説明できないエネルギー反応。
それらはすべて、ある一つの可能性を示していた。
この世界とは異なる法則で成り立つ、もう一つの世界。
そして、その世界へ人間を送り込む現象――異世界召喚。
澪は、誰かによって異世界へ召喚されたのではないか。
その仮説を証明するため、悠真は人生のすべてを研究に捧げることを決意する。
それから十年。
二十七歳になった悠真は、研究者としての将来も、安定した生活も、周囲からの信用も犠牲にしながら、ついに異世界への干渉を可能にする理論を完成させる。
だが、理論が正しければ、異世界への道を開くには膨大なエネルギーが必要になる。
しかも、召喚された人間が元の世界へ戻れる保証はない。
それでも悠真は、迷わなかった。
「十年だぞ、澪。十年も待たせたんだ。今度こそ、俺が迎えに行く」
完成した転送装置で異世界に行くと
澪が国の伝説魔法剣聖で…………俺が魔王?!?!
これは、一人の少女を探すために十年を費やした青年が、世界の理を解き明かし、あらゆる常識を越えて異世界へ挑む物語。
たとえ世界が違っても、十年の時が二人を隔てても。
文字数 82,005
最終更新日 2026.10.19
登録日 2026.10.11
名門・桐生家の本邸で、虐げられながら息を潜めて生きてきた少女。
誰もが彼女を「無力な孤児」だと侮り、理不尽な悪意をぶつけていた。
しかしある日、彼女の瞳に宿る光が一変する――。
目覚めたのは、かつてこの国の頂点に君臨した伝説の「始祖」。
何百年の時を超え、一族の御先祖様が現代に転生したのだ!
一族を牛耳る冷酷無比な若き当主・桐生宗介すらも、
どこか神秘的で圧倒的な気品を放つ彼女から目が離せなくなっていく。
「私をいじめる度胸があるとは、随分と面白い子孫たちですね」
冷徹な御曹司からの執愛と、愚かな親族たちへの痛快無比な逆転劇が、今幕を開ける――!
文字数 300,052
最終更新日 2026.10.20
登録日 2026.10.06
「この模試から、最下位の者は死にます」
翌日、成績が廊下に貼り出された。
いちばん下が三田直樹。その一つ上が水野航、つまり俺だ。
差は〇・五点だった。
席に戻って答案用紙を見た。一問も分からなかった。
――デスゲーム系学園ホラー。全八章・完結。
本作はAIを利用して執筆しています。残酷・暴力描写、自殺に関する描写を含みます。この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 23,700
最終更新日 2026.10.19
登録日 2026.10.17
近未来、エーテルと呼ばれるエネルギーが発見された。
エーテルは物体のみならず人の精神にも作用する特殊なエネルギーで新たな技術発展の可能性があり研究が為された。
しかし、人間の心身に強く作用し改変する危険性が分かるにつれて規制されるが、一部の科学者が自由な研究を求めて地下に潜伏しエーテル研究組織パラダイムを結成。
一般人を誘拐しての人体実験を繰り返していた。
それに対抗するべく警察はエーテル特捜警察ジャスティスセイバーを結成しエーテルを使った強化装備エーテルギアを纏った捜査員が日夜パラダイム逮捕に向けて動いていた。
その一人ジャスティスレッドである晶は隊長である翔に大学時代から思慕を抱いていた。日々の捜査の中でも彼への思いは募っていき遂には翔をおかずにオナニーを始めるまでになる。
その時、パラダイムのアジトの場所が後輩のジャスティスブルーのミーネからもたらされた。
早速ジャスティスセイバーはアジトに向かっていくが。
エーテルによる人体改造、フタナリ、性感帯増加、機械姦満載。
近未来SFR18小説ここに開幕
登場人物紹介
翔:エーテルの若き研究者。その腕と頭脳を買われジャスティスセイバーの隊長に
晶:翔のエーテル治療で助けて貰った恩が恋に変わったヒロイン。ジャスティスレッドとして立ち向かう。
ミーネ:エーテルの研究者で翔の後輩。パラダイムに誘拐され人体改造をされてしまった。
ピクシブ、なろうのノクターンでも連載しています
若干恋愛要素あり
*人体改造 強姦 レイプ 機械姦 拘束 拘束具 出産 レズ 百合 近親姦 グロ表現あり
文字数 216,966
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.07.15
百年前、魔王を倒した勇者アルト・レイヴァン。
役目を終えた彼は、三本の聖剣を封印し、静かに生涯を閉じた。
しかし百年後、聖剣は三つの国によって掘り起こされ、戦争の兵器として使われていた。
精霊フィオナの手によって蘇ったアルトは、自分たちが残した過ちを終わらせるため、三本の聖剣を破壊する旅へ出る。
だが、彼の身体は聖剣に残された魂の痕跡によって保たれていた。
聖剣を壊すたび、味覚、体温、記憶――そして身体そのものが、少しずつ失われていく。
すべてを壊したとき、勇者は再びこの世から消える。
これは、世界を救った英雄が、自らの伝説を終わらせる最後の旅の物語。
文字数 95,951
最終更新日 2026.10.20
登録日 2026.10.17
結婚式まで、あと三か月。
伯爵令嬢ヴィヴィアンのもとに、婚約者ウォーレンから一通の手紙が届いた。
『急な仕事が入った。今日の話し合いには行けそうにない。招待客については君の判断に任せる。君なら問題なくできるだろう』
またいつものこと。
そう思って返事を書こうとしたヴィヴィアンは、ふと気づく。
――「どうぞお気になさらないでください」と、私はこれまで何度書いたのだろう。
気になったヴィヴィアンは、七年間大切に保管してきたウォーレンからの手紙を読み返すことにした。
最初の手紙には「会いたい」と書かれていた。
やがてそれは「君なら待っていてくれるよね」に変わり、「君ならできる」「婚約者なら察してほしい」と変わっていく。
一通ずつ読んでいた頃には気づかなかった。
けれど百通を並べれば、そこには二人の七年間がはっきりと残されていた。
愛されていると思っていた。
信頼されていると思っていた。
必要とされていることが嬉しかった。
では――私は、いつから彼にとって「何をしても許してくれる婚約者」になったのだろう。
これは百通の手紙をきっかけに、一人の令嬢が七年間の恋と向き合い、自分自身のための答えを選ぶ物語。
文字数 11,156
最終更新日 2026.08.09
登録日 2026.08.09
「百回抱かれて、それでも男の体が欲しかったら、そのときはお前の願いを叶えてやろう」
誰にも頼らずたった一人で魔王を討伐した勇者アウレスは、魔力を使い果たし隠居した。かつて魔王討伐のために命を落とした勇者たちが眠る墓地で墓守をしながら、平和でのんびりとした生活を送っていた。そこに現れたのは魔王の息子クロエだった。類稀なる美貌と世界でも例を見ない特異体質のアウレスを気に入ったクロエは、彼の願いを叶えるためにある条件を提示する。
※受けが後天性のカントボーイです。
※受けが攻め以外に襲われたことがあります。
苦手な方はご注意ください。
文字数 94,779
最終更新日 2026.10.19
登録日 2026.10.05
「クビだ。お前のようなガラクタいじり、我がパーティには必要ない」
Sランクパーティ『光輝の剣』で、十年間にわたり装備のメンテナンスを担ってきたレオン。
だが、強欲な勇者たちは、自分たちの装備が一度も壊れないのは「当たり前」だと過信し、無能の烙印を押してレオンを追放した。
ボロボロの心で辿り着いたのは、王国のはずれにある辺境の街『フィエルテ』。
そこでレオンは、夢だった「修復工房を兼ねた小さな喫茶店」をオープンさせる。
彼が持つ固有スキル『極致修復』。
それは、単に物を直すだけでなく、物質が持つ記憶を読み取り、新品以上の性能へと「進化」させる神の技だった。
「お母さんの形見が直った……!」
「数百年動かなかった伝説の魔具が、一瞬で!?」
捨てられた宝石は伝説の秘宝へ、安物の包丁は聖剣を凌ぐ名刀へ。
レオンの誠実な仕事はやがて街の人々の心を打ち、彼は「伝説の店主」として溺愛されていく。
一方、レオンを失った勇者パーティは、絶望の淵に立たされていた。
主力の聖剣はボロボロに朽ち果て、かつての栄光は見る影もない。
「レオンさえいれば……! 頼む、戻ってきてくれ!」
今さら泣きつかれても、もう遅い。
俺を信じてくれるこの街で、俺は俺自身の人生を修復していくんだから。
文字数 147,910
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.04.15
物心ついた頃からシアはある夢を見続けていた。
どこからともなく現れては自分に寄り添ってくる、美しい青毛の黒馬。
「僕とお前はずっと一緒だ、シア」
そして彼は現実世界にも現れた。暴走した群衆、慈悲なき炎に命を奪われようとしていたシアを救うために……。
「命が尽きそうになったとき、やっと僕を呼んでくれた」
「おれ、あなたを呼んだ? 覚えてない」
「お前からの呼びかけを僕は長い間待っていた」
魔王ディアヴォル。彼は、かつて愛して失った想い人の生まれ変わりを三百年の間待っていた。
【美形攻め/健気受け】
▲表紙は素材をお借りしています/あんクッッ🫸🫷様(pixiv:ID 27421583)▲
文字数 27,199
最終更新日 2026.10.20
登録日 2026.10.09
勇者が来ない
一年待った。十年待った。百年待った。千年待った
そして――一万年待った
かつて世界を震え上がらせた大魔王ヴァルゼオンは、人類が送り込んだ勇者を迎え撃つため、大魔王城の玉座で待ち続けていた
だが、勇者はいつまで経っても現れない
ついに痺れを切らした大魔王は玉座から立ち上がる
「……もうよい。余から行く」
一万年ぶりに大魔王城を出たヴァルゼオンを待っていたのは、彼の知る世界とはまるで違う時代だった
人間と魔族が交易し、魔法は大きく発展し、冒険者ギルドなる組織まで存在する
しかも一万年前に世界を恐怖させた自分の名は、もはや歴史と伝説の彼方
ならば好都合
正体を隠したヴァルゼオンは、冒険者「グレン」として勇者の行方を探すことにする
そこで出会ったのは、世話焼きな駆け出し冒険者の少女リリア
宿の取り方も、貨幣の価値も、現代の常識もよく分からない大魔王に呆れながら、彼女は一万年後の世界を教えていく
ただしヴァルゼオンには、一つだけ重大な問題があった
――強すぎる
初級魔法を使えば災害扱いされ、危険な魔物を討伐すれば英雄扱いされ、本人は普通に依頼をこなしているだけなのに冒険者としての名声だけが上がっていく
「余は魔王なのだが?」
やがて二人の冒険は、一万年前に勇者が大魔王城へ辿り着かなかった本当の理由へと繋がっていく
これは――
勇者を一万年待ち続けた大魔王が、待つことをやめて世界を歩き始める物語
文字数 180,235
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.10.04