「欲しい」の検索結果

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 最強の魔王ソフィが支配するアレルバレルの地。  彼はこの地で数千年に渡り統治を続けてきたが、圧政だと言い張る勇者マリスたちが立ち上がり、魔王城に攻め込んでくる。  残すは魔王ソフィのみとなった事で勇者たちは勝利を確信するが、肝心の魔王ソフィに全く歯が立たず、片手であっさりと勇者たちはやられてしまう。そんな中で勇者パーティの一人、賢者リルトマーカが取り出したマジックアイテムで、一度だけ奇跡を起こすと言われる『根源の玉』を使われて、魔王ソフィは異世界へと飛ばされてしまうのだった。  最強の魔王は新たな世界に降り立ち、冒険者ギルドに所属する。  そして最強の魔王は、この新たな世界でかつて諦めた願いを再び抱き始める。  彼の願いとはソフィ自身に敗北を与えられる程の強さを持つ至高の存在と出会い、そして全力で戦った上で可能であれば、その至高の相手に完膚なきまでに叩き潰された後に敵わないと思わせて欲しいという願いである。  人間を愛する優しき魔王は、その強さ故に孤独を感じる。  彼の願望である至高の存在に、果たして巡り合うことが出来るのだろうか。  『カクヨム』  2021.3『第六回カクヨムコンテスト』最終選考作品。  2024.3『MFブックス10周年記念小説コンテスト』最終選考作品。  『小説家になろう』  2023.9『累計PV1500万回』達成作品。  ※出来るだけ、毎日投稿を心掛けています。  小説家になろう様 https://ncode.syosetu.com/n4450fx/   カクヨム様 https://kakuyomu.jp/works/1177354054896551796  ノベルバ様 https://novelba.com/indies/works/932709  ノベルアッププラス様 https://novelup.plus/story/998963655
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小説 3,205 位 / 185,312件 ファンタジー 560 位 / 42,561件
文字数 4,081,367 最終更新日 2024.05.28 登録日 2020.04.22
オレ――織桜栄四郎には7人の兄妹がいる。 1番目の長男こと真一(さわやか兄貴) 2番目の長女こと仁愛(マイペースな姉貴) 3番目の次女こと美奈子姉さん(最高の天使) 5番目の三女こと咲月(クソ真面目) 6番目の三男こと武蔵(アホ) 7番目の四女こと菜々(バカ) 8番目の四男こと八雲(メガネ) そして4番目にして次男ことこのオレ(ヤンキー)だ。 家族の中で最も短気でかつツッコミ役と言えばオレ。 ひょんなことから事故に遭ってみんなで異世界転生してしまった。 チート能力を身につけたから別に苦労はしなかった。 むしろオレたちが望んでいるのは「8人で楽しく異世界スローライフを満喫しようぜ」ってことだ。 だが、【八つ子=欲望の塊】と言っても過言ではない。 オレも人のこと言えないが、欲しいモノがあったら我慢できずに浪費する。 だからいつまで経っても金が貯まらない。悲しき貧乏生活。 そこでオレたちはルールを設けた。 【家族のために使う】ので【自分たちのために使う】のをなるべく控えるというルール。 豪邸に住むために! こんなの余裕っしょって言いたいところだが欲望って我慢すればするほど人を駄目にしやがる。 自分のために使うほうが良いに決まってる。 オレたちは憧れのスローライフを満喫するために、家族で協力し合うのだが……。 織桜栄四郎……主人公。4番目にして次男。職業は戦士。ヤンキー。短気でツッコミ上等。 武器や道具などカッコイイものにお金を使いがち。 織桜真一……1番目にして長男。職業は騎士。責任感が強く、リーダーシップを発揮する。 DIYにハマっているため、モノ作りに関する道具などにお金を使いがち。 織桜仁愛……2番目にして長女。職業はアーチャー。マイペースで自堕落。好きなことにしか本気が出せないやる気なし。 便利そうなモノや自分を美しく見せるモノにお金を使いがち。 織桜美奈子……3番目にして次女。職業はプリースト。優しく面倒見がよい。口数は少ないゆるふわな森ガール。 甘いモノと植物にお金を使いがち。 織桜咲月……5番目にして三女。職業は剣士。落ち着いた性格で、料理が得意。文武両道。 健康オタクで料理と筋トレ関連グッズにお金を使いがち。 織桜武蔵……6番目にして三男。職業は武闘家。いつも元気いっぱい。考えるより即行動。 グルメが好きで食事にお金を使いがち。 織桜菜々……7番目にして四女。職業はサモナー。天真爛漫。異世界の動物と交流し、家畜やペットの世話を担当。 ペットと可愛いモノにお金を使いがち。 織桜八雲……8番目にして四男。職業は魔法使い。クールであまりしゃべらない。知識欲が強く、書物や情報料にお金を使いがち。 ※添付画像は生成AIによるイメージ画像です
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小説 3,205 位 / 185,312件 ファンタジー 560 位 / 42,561件
文字数 10,494 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.05.27
恋愛 完結 短編 R15
※電子書籍化作品ですが『自由気ままな伯爵令嬢は〜』の姉妹作なので、確認を取り加筆前の短編はアルファサイトにも置いてます。 一言セリフがあるだけのシルヴィア。 ここ最近お騒がせなふわふわ美少女を主人公とすると、シルヴィアは完全なるモブになるらしい。 転生者の妹の話によるとこの世界は乙女ゲームなるものと酷似した世界。その世界はヒロインのアリスを巡って殿下とその側近たちが彼女に愛を乞う物語なのだとか。 入学してから妹が指し示すような事柄が続き、それならそういうものだと受け入れセリフを一言。 さあ、これでもう終わりだと思ったのに、ヒロイン巡って逆ハーレム作ってるはずの側近の一人がやたらと絡んでくる。 「あなたが欲しい」と外堀埋めながら求婚してこられても困ります。 だって、あなたは溺愛系○○って聞いてるんですものー。私には荷が重いです! ※モブシリーズ第一弾。短編R15ver. イラストは友人絵師kouma.
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小説 3,219 位 / 185,312件 恋愛 1,543 位 / 56,274件
文字数 21,828 最終更新日 2022.01.30 登録日 2022.01.22
恋愛 完結 短編 R18
 今日はハロウィン。魔界の女性は吸血鬼の王太子の伴侶選びの儀式に大騒ぎだが、魔女エミリーは、魔界と人間界が重なるのに乗じて、失恋の痛みを押し隠し、人間界で少女たちの恋を応援するおまじないを売っていた。そこに「想い人と濃密な夜を過ごす」おまじないを売って欲しい望むお客が現れる。 *箱入り娘の魔女と少し腹黒かつ執着愛風味の吸血鬼の恋模様です。
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小説 3,219 位 / 185,312件 恋愛 1,543 位 / 56,274件
文字数 19,035 最終更新日 2021.12.05 登録日 2021.12.01
恋愛 完結 長編
 義母たちに遺産を奪われ国外追放されたセナ。  とある王国の高級リゾート地で、ホテルの清掃係として働いていた。  ある日、幼馴染だった帝国貴族のミアがホテルに宿泊し、いきなり病に倒れ伏してしまう。  友人として仕事の合間にミアの部屋へと、たびたび顔を出していたセナは、親友から驚きの贈り物を受け取る。 「自分は参加できないから貴方に貰って欲しいの」、と渡されたそれは、このホテルで開催される仮面舞踏会のチケットと仮面、そして豪奢なドレスだった。  スタイルも容姿もよく似ているセナは、確かにミアの代理を務められそうだった。  かつて馴染みのある社交界に、今夜だけでも戻ることができる。  セナは内心で嬉しさがこみ上げてくるのを、抑えきれないでいた。  噂では王国の王太子殿下の妃候補を選ぶ場所でもあるらしい。  新聞やホテルのロビーに飾られている人物画で見知っただけの彼に声をかけられたとき、セナの心は思わず、踊った。  ダンスを踊り、一夜だけの夢を見て、セナは彼に身も心も捧げてしまう。  そして一夜が明け、普段の自分にもどる時間がやってきた。  セナは正体を知られる前に、彼の元から姿を消す。  殿下の秘密を宿しているとも気づかずに。 〇前半をヒロインと殿下との出会いとしているため、ヒロインが不遇になった理由などは中盤になっております。  継母と義姉たちへのざまあ回は、後半のラスト近くなりますが、ヒロインにはハッピーエンドを用意しておりますので、お付き合いいただけると幸いです。  他の投稿サイトにも掲載しています。  7/26 一部を改稿しました。      HOT13位入りました。ありがとうございます!  7/28 HOT 4位入りました。  7/31 HOT 2位入りました。 8/ 1 2400 お気に入り、ありがとうございます! 8/13 2900 お気に入り、ありがとうございます! 11/15 一部を改稿しております。
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小説 3,272 位 / 185,312件 恋愛 1,570 位 / 56,274件
文字数 155,524 最終更新日 2022.11.15 登録日 2022.07.24
恋愛 連載中 長編 R15
ごく普通の女子高生、高橋佐知子は、とあるきっかけで異世界へと転移する。 そこで少年を助けるも、異世界の創造主に元の世界へと戻されてしまう。 創造主に『私の世界の大戦争を回避して欲しい』と、頼まれ二度目の転移をすると、そこは十年後の世界だった。 青年に成長した助けた少年に恋心を抱かれながらも、佐知子は様々な人と出会い、未知の『戦』を経験し、考え、成長し、異世界の大戦争を回避していく、長い長い物語。
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小説 3,338 位 / 185,312件 恋愛 1,605 位 / 56,274件
文字数 71,285 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.03.16
恋愛 連載中 長編 R15
「お願いします。貴方にしか頼めないのです」 アレット・ベイヤーは私ーーーロラン・バニーの手を強く握り締め、そう言った。 「君は………」 残酷だ、という言葉は飲み込んだ。 私が貴女に恋をしていると知りながら、私に剣を握らせ、その剣先をアレットの喉元に突き立たせ、全てを終わらせろと言っているのを残酷と言わず何と言うのか教えて欲しいものだ。 私でなくともアレットが恋しているソロモン・サンに頼めば良いのに、と思うが、アレットは愛おしい彼の手を汚したくないからだろう。 「………来世こそ、ソロモンと結ばれる未来を描けるといいな」 そう口にしながら、己の心を置き去りにしたままアレットの願いを叶えた。 それから数百年という月日が経過し、私、ロラン・バニーはローズ・ヴィーという女性に生まれ変わった。 アレットはアンドレ・ベレッタという男性へ転生したらしく、ソロモン・サンの生まれ変わりであるセレクト・サンと共に世界を救った英雄として活躍していた。 それを陰ながら見守っていた所、とある青年と出会い………?
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文字数 10,844 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.04.27
邪神を殺した男がいた。 その男は最強の名を欲しいがままにしていたが気を抜いて打ち所が悪くてなんか死んでしまった! 生まれ変わった男は農村で生まれ、15歳のときに行われる「寵愛の儀」にて職業とスキルが与えられるはずだったが男には何も与えられなかった。 しかし男は「逆にレアでラッキー感あるよ!」と能天気なこと言って外の世界を知らずに過ごしているうちに無自覚に強敵を倒していき、注目を集め、性格に棘がある冒険者パーティができてしまいハチャメチャな日々を送ることに。
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小説 3,396 位 / 185,312件 ファンタジー 595 位 / 42,561件
文字数 34,289 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.04.26
恋愛 完結 短編 R15
王太子妃ベアトリスは、隣国から嫁いで5年になるが、王子を身籠ることができず悩んでいた。 そんな時に、夫のマクシミリアンが国王に即位するのと同時に、側妃を娶るという噂を聞き動揺する。 【婚約者を妹に譲ったら~】のスピンオフで、1年後のお話になります。 😓ざまぁ系のお話ではありません、ご注意を! ※R15タグは、もしもの時の備えでつけてます。
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小説 3,421 位 / 185,312件 恋愛 1,631 位 / 56,274件
文字数 29,398 最終更新日 2024.05.05 登録日 2024.04.27
恋愛 完結 短編 R18
女嫌いと有名で【氷の軍師】とも言われるアポロン。 親友でもあり、皇帝でもあるバッファベルトから異母妹を娶って欲しいと頼まれ、好いた女性もおらず断った所で勅命を出される事から、下賜という形で妻、システィアナを娶った。 2年間、仲睦まじい夫婦としてやって来たつもりだったが遠征から帰るとそこにはシスティアナの姿はなかった。あったのは【やっと邪魔者が居なくなった】と得意気に離縁書を突きつける母たちの顔だった。 ※至って真面目に書いております。 ※胸糞になる展開がありますのでクールダウンお願いします。ゲロい回もあります(マイラ関係) ※概念は捨ててお読みください。  作者の勝手な設定です世間一般的な物とは似て非なると考えて下さい ※架空のお話です。現実世界の話ではありません。  史実などに基づいたものではない事をご理解ください。 ※作者都合のご都合主義です。 ※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。 ※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
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小説 3,421 位 / 185,312件 恋愛 1,631 位 / 56,274件
文字数 74,800 最終更新日 2022.03.24 登録日 2022.03.21
「大丈夫だよ。今週末の夜会でシンシアには婚約破棄を突きつけるつもりだ。大勢の前で宣言してやる。俺が愛しているのはルイーザだけだって……」 何ですって!? 夜会で婚約破棄されるなんて、私のプライドが許さないわ! 深窓の令嬢だと思われている伯爵令嬢のシンシアは、偶然婚約者が婚約破棄を計画していることを知ってしまう。 猫をかぶっているだけで、実は見栄っ張りなシンシアには、人前でみっともなくフラれるなんて許せなかった。 そこで、幼馴染みのレナードに婚約破棄を宣言されたタイミングで告白して欲しいと頼み込む。 「幼馴染みとの真実の愛」だとアピールし、印象を上書きさせようという計画だった。 すぐに破局したことにすればいいと考えていたシンシアだったが、年下で弟のように思っていたレナードは、シンシアより上手で? その場しのぎの告白のはずが、いつの間にか腹黒の幼馴染みに囲い込まれて逃げられなくなっていたお話。 短編です。 完結しました。 小説家になろう様にも投稿しています。
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小説 3,485 位 / 185,312件 恋愛 1,663 位 / 56,274件
文字数 12,772 最終更新日 2023.05.30 登録日 2023.05.22
 クラリスの婚約者、アスランは派手な美貌の持ち主でモテモテの女たらし。  地味な容姿のクラリスは今日も壁の花になって女子に囲まれる婚約者を眺めている。 「身分違い」だの「地味令嬢では釣り合わない」だの、言われなくても誰よりクラリスがよく知っている。  侯爵家から持ち込まれた縁談だったから断れなかっただけで、クラリスとしてはさっさと婚約解消して欲しい。  そんなクラリスが「婚約するならもっと地味な男がよかった」と愚痴ると、その願いが叶ってしまい——
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小説 3,485 位 / 185,312件 恋愛 1,663 位 / 56,274件
文字数 14,807 最終更新日 2021.03.17 登録日 2021.03.06
恋愛 完結 長編
癒しの魔力をほとんど持たないため「役立たずの穀潰し」の烙印を押されたアルジェリータは森の奥深くで竜のお世話係──なくてはならない尊い仕事、と言われているが過酷で人が寄りつかない職に従事していた。ある日の朝、アルジェリータは実家から婚約者が妹に鞍替えした事と、自分が老将軍の後妻として嫁ぐ事を事後報告で知らされる。選択肢もなく公爵家に送られたアルジェリータだったが、彼女を出迎えたのは若き公爵マーガスで、彼の祖父である老将軍はすでに鬼籍に入った後だと告げられる。行き場がなくなってしまったアルジェリータはマーガスに「仕事がないのでここで働かせてほしい」と頼み込むのだが、マーガスは「仕事が欲しいなら俺の妻になればよい」と一言。突然の求婚に戸惑うアルジェリータだが、なし崩しに彼の「提案」を受け入れる事となる。小説家になろうで完結済みの作品です。2/18HOTランキング女性向け1位ありがとうございました!
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小説 3,506 位 / 185,312件 恋愛 1,667 位 / 56,274件
文字数 117,989 最終更新日 2024.03.06 登録日 2024.02.16
恋愛 完結 長編
【完結】ざまぁ展開あります⚫︎幼なじみで婚約者のデニスが恋人を作り、破談となってしまう。困ったステファニーは急遽婿探しをする事になる。⚫︎新しい相手と婚約発表直前『やっぱりステファニーと結婚する』とデニスが言い出した。⚫︎辺境伯になるにはステファニーと結婚が必要と気が付いたデニスと辺境伯夫人になりたかった恋人ブリトニーを前に、ステファニーは新しい婚約者ブラッドリーと共に対抗する。⚫︎デニスの恋人ブリトニーが不公平だと言い、デニスにもチャンスをくれと縋り出す。⚫︎そしてデニスとブラッドが言い合いになり、決闘することに……。
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小説 3,506 位 / 185,312件 恋愛 1,667 位 / 56,274件
文字数 77,218 最終更新日 2021.09.26 登録日 2021.09.10
恋愛 連載中 長編 R15
ここはロマリア国の大神殿。ロマリア歴417年。雪が降りしきる冬の夜。 「最初から……子供を奪って……離縁するつもりだったのでしょう?」  ロマリア国王子エドワーズの妃、セラ・スチュワートは無表情で言った。セラは両手両足を拘束され、王子エドワーズの前に跪いている。 「……子供をどこに隠した?!」  質問には答えず、エドワーズはセラを怒鳴りつけた。背が高く黒い髪を持つ美しい王子エドワードの顔が、醜く歪んでいる。  「教えてあげない。」  その目には何の感情も浮かんでいない。セラは魔導士達が作る魔法陣の中央に座っていた。魔法陣は少しずつセラから魔力を奪っていく。 (もう……限界ね)  セラは生まれたときから誰よりも強い魔力を持っていた。その強い魔力は彼女から大切なものを奪い、不幸をもたらすものだった。魔力が人並み外れて強くなければ、セラはエドワーズの妃に望まれることも、大切な人と引き離されることもなかったはずだ。  「ちくしょう!もういいっ!セラの魔力を奪え!」    「良いのかしら?魔力がすべて失われたら、私は死んでしまうわよ?貴方の探し物は、きっと見つからないままになるでしょう。」    「魔力を失い、死にたくなかったら、子供の居場所を教えろ!」  「嫌よ。貴方には……絶対見つけられない場所に……隠しておいたから……。」  セラの体は白く光っている。魔力は彼女の生命力を維持するものだ。魔力がなくなれば、セラは空っぽの動かない人形になってしまう。  「もういいっ!母親がいなくなれば、赤子はすぐに見つかるっ。さあ、この死にぞこないから全ての魔力を奪え!」  広い神殿にエドワーズのわめき声が響いた。耳を澄ませば、ゴゴオオオという、吹雪の音が聞こえてくる。  (ねえ、もう一度だけ……貴方に会いたかったわ。)  セラは目を閉じて、大切な元婚約者の顔を思い浮かべる。彼はセラが残したものを見つけて、幸せになってくれるだろうか。  「セラの魔力をすべて奪うまで、あと少しです!」  魔法陣は目を開けていられないほどのまばゆい光を放っている。セラに残された魔力が根こそぎ奪われていく。もはや抵抗は無意味だった。  (ああ……ついに終わるのね……。)  ついにセラは力を失い、糸が切れた人形のようにその場に崩れ落ちた。  「ねえ、***…………。ずっと貴方を……愛していたわ……。」  彼の傍にいる間、一度も伝えたことのなかった想いをセラは最後にそっと呟いた。  
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小説 3,506 位 / 185,312件 恋愛 1,667 位 / 56,274件
文字数 47,685 最終更新日 2023.10.10 登録日 2023.09.20
BL 連載中 長編 R18
魔法使いが暮らしている魔塔の天辺に住む魔塔主のテオドールは 見た目は魔法使いには全く見えない筋肉質。 接近戦もいけるのに、国随一の魔法使いという規格外。 おまけに 自堕落、破天荒、ギャンブラーなどなど。 様々な不名誉な二つ名を欲しいままにする要注意人物。 その魔塔主の弟子であるレイヴンは魔塔主を支える補佐官。 テオドールに振り回されながらも真面目に努力を続けている。 ひたむきで癒されると評判の、街でも人気な美形魔法使い。 だがその実態はテオドールに対しては言いたい放題の毒舌持ち。 子どもっぽさが抜けない猫かぶりなツンデレ気質で極度の鈍感。 「1人ですんのも飽きたんだって。別に減るもんじゃねぇし、たまにはいいだろ」 「頭まで酔ってんのかこのおっさんは……殴ってやろうか…」 そんなテオドールが酒に酔って気分が良くなった勢いでレイヴンに手を出してしまって…… 鈍感で思い込みの激しい弟子に思いは伝わるのか? 年の差11歳の師匠と弟子が周りを巻き込む ドタバタ恋愛あり、バトルありのファンタジーコメディ。 ※魔塔主のテオドールはとても口が悪い設定です。 汚い言葉を使う場面も多々ございますが、それを推奨する意図はありません。 あくまでもフィクションとしてお楽しみいただければ幸いです。 ・ストックが切れたので書きあがり次第、更新してます。 ・R18描写アリの話は※付いてます。読む時はご注意下さい。 ・勢いで書いてます。誤字脱字等チェックしてますが、不備があるかもしれません。 ・公開済のお話も加筆訂正する場合があります。 ・表紙はかんたん表紙メーカーで作成しています。 ・フジョッシーさん、ムーンさんにも掲載しています。 内容はほぼ変わりませんが、そちら2つは三人称視点です。 こちらは一人称視点で書き直しています。 ・細かい台詞回しなどの訂正がありますが、三人称と一人称で根本的な違いはありません。
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小説 3,550 位 / 185,312件 BL 784 位 / 23,977件
文字数 493,986 最終更新日 2024.05.27 登録日 2022.10.22
BL 連載中 長編 R18
「・・・癒しが欲しい」 ある事件をきっかけに、魔法の腕や魔力の高さを理由に宮廷魔導師団に14歳という史上最年少の若さで無理矢理入団させられたセイリュウ。 親の顔を知らない孤児なのに若くして才能があるせいで、貴族ばかりの魔導師団では虐げられ、仕事を押し付けられる日々。 入団以来休みはほぼ無く、4年経った今でも宿舎にほとんど戻れない日々。 そんな彼は前世で社畜だった記憶があり、更にはもっと大きな秘密を抱えていた。 秘密と日々の激務に心が疲弊していく社畜魔導師とそんな彼を癒したい訳あり騎士の物語。 Rにはタイトルに*印入れます。 R18まで少しかかると思います。 ※10万字越えてますが、まだ終わりません。 なので、63話で一度区切りにして長編に変更、及び、ちょっと設定確認作業に移ります(間が空いて齟齬が生じるので)。 落ち着いたら更新再開予定なので、良かったら気長にお待ち下さいませ。
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小説 3,576 位 / 185,312件 BL 789 位 / 23,977件
文字数 125,319 最終更新日 2024.04.29 登録日 2023.01.27
恋愛 連載中 長編 R15
「ダイヤ王国女王ソフィーリア・ラウンドルフ・フランシス。貴女との婚約およびダイヤ国とスペード夜王国との同盟を白紙に戻させてもらう」 婚約者であるシン・フェイ王子に裏切られ、ダイヤ王国ソフィーリアは悪役女王として国を滅ぼし殺される。13回目のタイムリープも彼女が即位する18歳から繰り返すと思ったら、まさかの8歳からのスタート!?  フェイ王子との婚約破棄が運命の転機と気づきソフィーリアは「恋なんかしない」と決意。13回目は恋慕の情は捨て「ダイヤ王国の滅亡を回避する!」そう決めたはずなのに「ソフィ、私を選んで欲しい」なぜか猛烈なアタックをかける婚約者のフェイ王子。「この人、本当にシン様?」と困惑している間に、外堀も埋められて婚約してしまう。さらに学でフェイ王子と一緒に暮らすなんて今までなかった展開に発展。 ソフィーリアを悪役女王に仕立て上げた聖女の姿も不在?12回目までと全く異なる展開に、いつの間にか隣国の皇太子や王子たちに求婚されまくることに。 甘々溺愛×両片思い×逆ハーレム
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小説 3,576 位 / 185,312件 恋愛 1,700 位 / 56,274件
文字数 223,284 最終更新日 2024.05.26 登録日 2024.01.06
事故で命を落とした演劇部の裏方ケントは、女神から異世界に転生して欲しいと頼まれる。 女神の力により、転生した体には【裏方スキル】があった。 自身は目立たず、仲間を支える際にとてつもない力を発揮するスキルを手に入れる。 ケントは2度目の人生は楽しく過ごし、最高の裏方になろうとしていた。
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小説 3,625 位 / 185,312件 ファンタジー 636 位 / 42,561件
文字数 25,048 最終更新日 2024.04.24 登録日 2024.04.21
BL 連載中 長編 R15
 オレは魔王。世界の秩序を保つため、勇者に討伐されるために存在している。ただ、毎回毎度、行き着く先はテンプレ展開になってしまうのでいいかげん飽きてきたオレは「刺激が欲しい」と女神にお願いしてみた。そして、女神に召喚された勇者といよいよ対決……しようとしたら、いきなり、異世界召喚の魔法陣が発動し、気がついたらオレは見知らぬ部屋にいた。  ここはどこだ? オレの勇者はどこに行った? と狼狽えるオレの前に、やけにキラキラ眩しい王太子が現れ、オレの手を握り「どうか、どうか……勇者様のお力をもって、この世界を魔王の手から救ってください」とお願いされてしまう。  オレが勇者? オレが魔王を討伐? いや、いや、いや。オレが魔王だけど? 魔王が異世界の魔王を討伐する? 魔王が勇者に間違えらえて、異世界に召喚されてどうするんだ?  色々なことがうやむやのまま、王太子の強引さに流されるまま、オレは王城の客室に押し込められ、異世界引きこもり生活が始まってしまった……。  しかし、美形あふれる異世界あるあるなのか、オレのいた世界と微妙に常識が違う。  一目惚れをしたと言い張る、イケメンだが思い込みの激しい残念な王太子がぐいぐいオレに迫ってくる。  オレの世話をする優秀な小姓や、男前で紳士な護衛騎士、めちゃくちゃ強い令嬢と、元いた世界のポンコツ女神とこっちの世界の肉食女神、男の子でオレを襲う気満々な聖女様。日を追うごとになにやら癖の強い人物が加わり、拘束引きこもり生活はだんだんと騒々しくなっていく。  多夫多妻が一般的なこの世界で、王太子の恋を応援する周囲の空気にのまれつつも、男前な護衛騎士が少し気になる魔王。元の世界に取り残されて、放置状態の勇者はどうなった?  運悪く召喚されてしまった恋愛に臆病な魔王の、異世界勘違い災難ラブライフです。  全体的に軽めな展開。会話で男性妊娠に触れることがありますが、会話だけです。
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小説 3,690 位 / 185,312件 BL 821 位 / 23,977件
文字数 329,786 最終更新日 2024.05.27 登録日 2023.07.23
2,958 34567