「胸」の検索結果

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恋愛 連載中 長編
憧れの先輩エリック・ド・モンフォールに絶賛片思い中のエチカ・ロアンは、先輩の卒業式の日に最後の告白をすると決めて眠りについたのだが…… 翌朝、目が覚めたら――そこは五年後の世界だった! 困惑するエチカに告げられたのは、自分が憧れの先輩エリックと結婚しているという事実。 理解が追いつかない彼女をよそに、エリックはまるで夢のように甘く優しく溺愛してくる。 だが、彼の微笑みの奥には、言葉にできない違和感があってーー!? 思い出せない五年間。 変わってしまった環境。 そして、完璧すぎる先輩の愛情。 幸せなはずなのに、胸の奥に小さなざわめきが残り続けーーやがてエチカは、先輩の優しさの裏に隠された“真実”へと近づいていく。
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小説 3,414 位 / 220,976件 恋愛 1,800 位 / 64,446件
文字数 104,975 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.03.19
現代文学 完結 短編
『長女だからと介護を押し付けられ会社を辞めた私、 父の葬式の翌日に追い出されたので―― 特約付き贈与契約と不当利得返還請求で兄夫婦を破産させます』 ― 詩 ― 長女だから、と 何度言われただろう。 その言葉は 鎖のように 静かに私の人生を縛った。 会社を辞めた日、 誰も「ありがとう」とは言わなかった。 夜中の三時、 父の呼吸を確かめながら 私は天井を見ていた。 人生は、 こんなふうに すり減っていくものなのだと。 兄は言った。 「家族なんだから」 兄嫁は笑った。 「独身なんだから」 その言葉が 刃のように胸に刺さっても 私は黙っていた。 だって私は 長女だったから。 けれど 父の葬式の翌日。 玄関の前で 言われた言葉は それでも、あまりに軽かった。 「もう用済みだから」 雨が降っていた。 三年分の時間が アスファルトに溶けていく。 私は思った。 ああ、そうか。 家族って こういうものだったのか。 だから私は ポケットから 一枚の紙を取り出した。 それは 感情ではなく 涙でもなく 法律だった。 契約は嘘をつかない。 証拠は裏切らない。 そして制度は 静かに すべてを計算する。 長女だから。 その言葉で 奪われた時間は戻らない。 けれど その言葉で 踏みつけられた人生を 取り返す方法なら 知っている。 雨はやがて止む。 そして 私の名前で 新しい扉が 静かに登記される。 今度はもう 誰のためでもない。 これは 私の人生だ。 ようやく そう言える 朝が来る。
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小説 3,414 位 / 220,976件 現代文学 63 位 / 9,317件
文字数 21,676 最終更新日 2026.03.17 登録日 2026.03.17
恋愛 完結 短編
亡国との同盟の証として、大国ターナルの若き王――ギルベルトに嫁いだエルフレイデ。 しかし、結婚初夜に彼女を待っていたのは、氷の刃のように冷たい拒絶だった。 「お前を抱くことはない。この国に、お前の居場所はないと思え」 屈辱に震えながらも、エルフレイデは亡き母の教え―― 「己の誇り(たましい)を決して売ってはならない」――を胸に刻み、静かに、しかし凛として言い返す。 「承知いたしました。ならば私も誓いましょう。生涯、あなたと褥を共にすることはございません」 愛なき結婚、冷遇される王妃。 それでも彼女は、逃げも嘆きもせず、王妃としての務めを完璧に果たすことで、己の価値を証明しようとする。 ――孤独な戦いが、今、始まろうとしていた。
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小説 3,414 位 / 220,976件 恋愛 1,800 位 / 64,446件
文字数 26,140 最終更新日 2026.01.06 登録日 2025.12.28
キャラ文芸 連載中 長編
老舗製糸屋・両口屋家のひとり娘、陽毬(17)は、父の事業失敗の責任を負う形で、成金の物産商・権藤家へ嫁いだ。 それは恋ではなく、家を救うための契約の婚姻。 しかも、夫となる権藤宿禰(26)は病のため人前に出られず、屋敷の地下で暗闇に閉ざされて暮らしているという。 不安と恐れを胸に、初めて対面した夜。 陽毬が出会ったのは、噂とはまるで違う、知的で誰より暖かい心を持つ夫だった。 契約から始まった夫婦は、言葉を交わし、寄り添い、少しずつ心を育んでいく。 これは、温かな闇の中で選び合う、切なくも、けなげな愛の物語。
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小説 3,511 位 / 220,976件 キャラ文芸 25 位 / 5,495件
文字数 163,927 最終更新日 2026.04.18 登録日 2025.12.27
ファンタジー 連載中 長編 R15
薬師一族の長女として生まれた主人公は、薬師になった直後に始まった戦争に従軍させられる。 三年後、自国の敗戦により帰還した主人公を待っていたのは、困惑する家族と国から出された自身の戦死認定書だった。 次期後継の座も婚約者も妹に奪われ、労りの言葉一つもなく、心配するのは下賜された慶弔金の返還のこと。家族を見限った主人公は、戦死したままでいい、二度と戻らないと宣言して家を出る。 向かう先は苦渋の三年を過ごした辺境伯領で、そこで薬師として身を立てることを決意。 新しい目標を胸に、主人公は単身辺境領を目指す。 R15は保険です。 魔法は出てきませんが恋愛要素が薄いのでファンタジーにしました。 ご都合主義の話なので、広いお心でお読みください。 2025.11.06完結しました。
24h.ポイント 433pt
小説 3,522 位 / 220,976件 ファンタジー 613 位 / 51,275件
文字数 398,944 最終更新日 2026.03.09 登録日 2025.04.29
恋愛 完結 短編
セレスティーナ・エヴァンジェリンは今日も王宮の廊下を静かに歩きながら、ちらりと視線を横に流した。白いドレスを揺らし、愛らしく微笑むアリシア・ローゼンベルクの姿を目にするたび、彼女の胸はわずかに弾む。 (その調子よ、アリシア。もっと頑張って! あなたがしっかり王子を誘惑してくれれば、私は自由になれるのだから!) 期待に満ちた瞳で、影からこっそり彼女の奮闘を見守る。今日こそレオナルトがアリシアの魅力に落ちるかもしれない——いや、落ちてほしい。
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小説 3,522 位 / 220,976件 恋愛 1,843 位 / 64,446件
文字数 34,943 最終更新日 2025.02.24 登録日 2025.02.21
BL 完結 短編
───「可愛い」とは理性を狂わせる「罪」である。 美貌・頭脳・魔法に剣の腕前まで完璧な公爵子息リオハルト・ユーグリウスには、ただ一つ、致命的な欠点があった。 それは─── “かわいげ”がないこと。 鉄面皮、超合金と揶揄されるほど動かぬ表情筋。 圧倒的合理主義からくる感情の伝わらない言動。 完璧すぎて、人間味が壊滅的だった。 父侯爵にも匙を投げられたリオハルトは、己を変えようと一念発起。 学園の中庭で“可愛いとは何か?”を観察し続けること、一カ月。 数多の生徒の中でただ一人、リオハルトが“可愛い”と刮目したのは───騎士科の平民、ジーク。 弟子入りを申し出たその日から、ジークの前でだけリオハルトの完璧な理性が音を立てて崩れていく。 理性で“かわいげ”を解明しようとしては惨敗するポンコツ貴族(受)と、不屈の忍耐でそれを受け止める平民(攻)。 クスッと笑えて、気づけば胸を撃ち抜かれている。 理性崩壊系・文学ラブコメ、堂々開幕。 ※他サイトにもタイトル話、二話目、三話目のみ再掲。 ※二年前の作品です。改稿しようとして断念しました。
24h.ポイント 433pt
小説 3,522 位 / 220,976件 BL 688 位 / 30,719件
文字数 17,656 最終更新日 2026.04.13 登録日 2025.05.21
ファンタジー 連載中 長編 R15
「ぬいけんのせねか」と読みます。 -- コルドバ村のセネカは英雄に憧れるお転婆娘だ。 幼馴染のルキウスと共に穏やかな日々を過ごしていた。 ある日、セネカとルキウスの両親は村を守るために戦いに向かった。 訳も分からず見送ったその後、二人は孤児となった。 その経験から、大切なものを守るためには強さが必要だとセネカは思い知った。 二人は力をつけて英雄になるのだと誓った。 しかし、セネカが十歳の時に授かったのは【縫う】という非戦闘系のスキルだった。 一方、ルキウスは破格のスキル【神聖魔法】を得て、王都の教会へと旅立ってゆく。 二人の道は分かれてしまった。 残されたセネカは、ルキウスとの約束を胸に問い続ける。 どうやって戦っていくのか。希望はどこにあるのか⋯⋯。 セネカは剣士で、膨大な魔力を持っている。 でも【縫う】と剣をどう合わせたら良いのか分からなかった。 答えは簡単に出ないけれど、セネカは諦めなかった。 創意を続ければいつしか全ての力が繋がる時が来ると信じていた。 セネカは誰よりも早く冒険者の道を駆け上がる。 天才剣士のルキウスに置いていかれないようにとひた向きに力を磨いていく。 遠い地でルキウスもまた自分の道を歩み始めた。 セネカとの大切な約束を守るために。 そして二人は巻き込まれていく。 あの日、月が瞬いた理由を知ることもなく⋯⋯。 これは、一人の少女が針と糸を使って世界と繋がる物語 (旧題:スキル【縫う】で無双します! 〜ハズレスキルと言われたけれど、努力で当たりにしてみます〜)
24h.ポイント 427pt
小説 3,564 位 / 220,976件 ファンタジー 619 位 / 51,275件
文字数 1,376,127 最終更新日 2026.04.18 登録日 2023.05.21
ライト文芸 連載中 短編
高校二年の春。 凪沢ひなは、教室に入ってきた転校生・朝霧律をひと目見た瞬間、恋に落ちた。 けれどその想いは、胸の内にしまっておけなかった。 律には、人の感情が“波長”として見えてしまう、ふしぎな力があったからだ。 嬉しさは淡い金色、戸惑いは細かな震え、嘘は濁った灰色。 そして恋心は、隠そうとしても隠しきれない、まぶしい熱を帯びた光になる。 「……いまの、君のだったんだ」 出会ってすぐに、好きだと知られてしまった主人公。 気まずいのに、恥ずかしいのに、それでも目が離せない転校生。 人の本音が見えてしまう少年と、まっすぐすぎる恋をしてしまった少女が出会う、 少しふしぎで、痛いほど眩しい青春恋愛物語。
24h.ポイント 427pt
小説 3,564 位 / 220,976件 ライト文芸 33 位 / 9,144件
文字数 33,945 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.04.18
ファンタジー 連載中 長編 R18
 男として、ペニスが小さいか大きいかは気にするところである。  そして、女性にとってもある程度の大きさは求められる。  あまりに大きいと性交痛に悩まされ、あまりに小さいとエクスタシーを得られない。  程よい大きさ、普通が1番なんてよく聞く話だ。  そして、俺のナニはというと勃起時の大きさが1センチだ。  所謂、短小だ。  天は2物は与えないなんてよく言ったものだと思う。 「キャァ、カッコいい〜」  この黄色い声援は俺に対してだ。  だが、この後俺が彼女をエッチに誘ってもワンナイトはできる。  しかし、その先は無い。  今までがそうだった。  ゆえに、俺は素人ではなくプロの元へ通っている。  所謂、風俗通いという奴だ。  または、自力で処理する。  その際、最もお世話になっているのが『汝のセックスでヒロインに祝福を』という異世界ファンタジー系のエロゲームである。  勇者が魔物に犯されそうになっているヒロインを助け、魔物に2度と犯されないようにセックスで祝福、つまり勇者専用の穴にするという単純明快なゲームだ。  これに登場する女たちのキャラクタービジュアル・声、どれもがよく作り込まれていて、抜けるのだ。 「さーて、今日の魔物は何かなと。おぉ!オークに犯されそうになってる爆乳シスターだと!?聖職者なのにけしからん胸だ。俺が今すぐに助け出しますからね〜。そして、パコパコセックスタイムだ!」  そう、ゲームに逃げれば自分の粗末なナニを気にする必要もない。  ゲームの中なら誰でも満足させられるのだから。 「ふぅ〜。爆乳シスターさんが神に許しを乞いながら勇者に背後から胸を鷲掴みにされ、立ちバックで抱かれるシーンは圧巻だった。もうこんな時間か。コンビニで飯でも買ってくるか」  俺はコンビニ内にて弁当と。  おっ!  女教師NTRの新刊が出てるじゃないか!  新婚の女教師がチャラ男の生徒に弱みを握られて、家族を守るために仕方なくチャラ男に従って、徐々に堕ちていく様がかなり抜けるんだよな〜。  これも買いだ。  俺がその本を取って顔を上げると。  ガッシャーンとコンビニのドアを突き破って、乗用車が一台、その時ちょうど雑誌コーナーに居た俺に直撃。  俺が意識を取り戻すとそこは俺が先ほどプレイしていたエロゲーム『汝のセックスでヒロインに祝福を』の世界で、俺は勇者ではなくオークになっていた。
24h.ポイント 427pt
小説 3,564 位 / 220,976件 ファンタジー 619 位 / 51,275件
文字数 127,761 最終更新日 2026.04.18 登録日 2026.01.01
恋愛 完結 短編
キャスリンが、階段の上段からうっかり足を踏み外したのも、そのまま転がり転落したのも事故だった。 階下に、婚約者が見えたのだ。 ヘンドリックは一人ではなくて、彼はとある令嬢と向かい合っていた。 それは婚約者が懇意にしていると噂されていた令嬢で、階段の踊り場で向き合う二人を見ただけで、キャスリンは胸が大きく跳ねた。 すっかり足元が疎かになってしまった為に、階下へ転落したキャスリンは、昏睡したのち目を覚ます。 意識が混濁するキャスリンに、医師は記憶の健忘と判断した。 だが、密かに記憶が蘇ったキャスリンは思わず呟く。 「ああ、なにもかも忘れてしまいたい」 キャスリン・アダムス・スペンサーは忘却を決め込んだ。 ❇こちらの作品は、他サイトへも別名義にて公開致しております。 ❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。 「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。 ❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。 ❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。 ❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。 疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。 ❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
24h.ポイント 426pt
小説 3,578 位 / 220,976件 恋愛 1,867 位 / 64,446件
文字数 67,495 最終更新日 2025.09.14 登録日 2025.09.01
BL 連載中 短編
江戸時代、飼い主と固い絆で結ばれていた犬・マメは、病に倒れ、最期に「おれをおいていかないで」と泣く声を聞きながら命を落とす。後悔を胸に、次こそはそばにいると誓ったマメは、現代で乙津夏澄として転生。転校先で出会ったのは、かつての飼い主の生まれ変わり・深見楪だった。しかし楪に前世の記憶はなく、距離もどこかよそよそしい。めげない夏澄は、犬さながらのまっすぐな愛情と距離感バグの猛アプローチでぐいぐい迫る。クールで慎重な楪との温度差は広がるばかりだが、少しずつ二人の関係にも変化が――!?前世主従なじれラブコメ、ここに開幕。
24h.ポイント 413pt
小説 3,680 位 / 220,976件 BL 720 位 / 30,719件
文字数 28,431 最終更新日 2026.04.19 登録日 2026.04.11
BL 連載中 長編
※1〜3は掲示板形式、4〜最終話は通常形式です。4月末に完結したします。 1〜3 友人に「社運をかけて開発した」という新作BL異世界ゲームのテストプレイを頼まれた1(イッチ)。 期待に胸を膨らませてログインした先に待っていたのは――美形だが性格が悪すぎて『初期好感度-1000%』という、開発者の私情と悪意が凝縮された悪役令息・ロビンだった。 ゲームに現れる美形キャラ達との、ときめく展開はまるでゼロ。 もはやこれは恋愛ゲームではなく、クソゲーである。それでも1はやりとげる。 掲示板の住人=ゲームマスターたちの力を借りて、クソゲー攻略――ここに幕を開ける! 4〜15(最終話) ――そして物語は、ロビン視点の5年後へ。 実の兄を王家に売り、「ニート引きこもり生活」を満喫するロビン。 知力10・精神防御SSSのまま、兄には「夫に愛人が二十人いる」と吹き込み、王には毒を吐き、王子すら蟹の餌として崖から投げ落とす。 やる事が酷いって?僕に高度な要求しないでください。 僕は兄の髪の心配と、義兄をブランコでおちょくる事に忙しいのです。
24h.ポイント 413pt
小説 3,680 位 / 220,976件 BL 720 位 / 30,719件
文字数 31,763 最終更新日 2026.04.18 登録日 2026.03.29
恋愛 完結 短編
湘南の片隅にある、小さな定食屋。 腕は確かだが無口で不器用な調理師・波人は、今日も厨房で鍋を振るう。 彼の唯一の楽しみは、閉店後にイヤホンで音楽を聴きながら、ノートに“歌詞にならない想い”を書き殴ることだった。 数年前、何も言えずに終わった恋。 あの時「好きだ」と言えなかった後悔は、時間が経っても消えず、むしろ味を濃くしていく。 ある日、店にふらりと現れた一人の女性。 それは、あの時の彼女――由紀だった。 何事もなかったように笑う彼女。 過去をなかったことにしようとする自分。 でも、胸の奥では、ずっと鳴り止まない“未完成のサビ”が響いている。 「やっぱサビは、響かせてぇよな…」 料理も、恋も、タイミングがすべて。 火を入れる瞬間を間違えれば、すべてが台無しになる。 それでも―― もう一度だけ、火をつけてもいいですか。 これは、不器用な男が“伝えられなかった想い”を、もう一度だけ温め直す物語。
24h.ポイント 411pt
小説 3,703 位 / 220,976件 恋愛 1,936 位 / 64,446件
文字数 21,805 最終更新日 2026.04.18 登録日 2026.04.18
現代文学 完結 短編
『5年寝たきりの義母を看取ったその日に、夫が離婚届を差し出してきました』 白い百合の匂いが まだ指先に残っている夜だった 焼香の煙は 天井に溶けて やっと静かになったはずの家で あなたは言った 「もう、自由になりたい」 自由 その言葉が 湯のみの縁を伝う水滴みたいに ぽたり、と畳に落ちた 私は 五年分の夜を思い出す 痩せた背中をさすった手 乾いた唇に含ませた水 何度も何度も洗ったシーツ 「ありがとう」と かすれた声で言った義母の 最後のぬくもり あなたは その部屋にほとんど来なかった 「仕事だから」 「疲れてるんだ」 「母さんも、わかってる」 わかっていたのは 私だけだった 今日 骨壺が軽くなった分だけ 私の肩も軽くなるはずだった なのに 差し出された紙は 思ったより薄く 思ったより冷たかった 「サインしてくれ」 あなたは言う まるで回覧板のように 私は その紙を見つめる 涙は出なかった 五年間 泣く暇なんてなかったから 「いいよ」 そう言ったとき あなたは少し驚いた 自由になりたいのは どちらだっただろう 夜の静けさが 窓の向こうで揺れている 私は 白い花の匂いを胸いっぱいに吸い込む やっと終わった 介護も 結婚も そして静かに思う 看取ったのは 義母だけじゃない あなたとの未来も 今日、ちゃんと 火葬したのだと
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小説 3,828 位 / 220,976件 現代文学 72 位 / 9,317件
文字数 34,106 最終更新日 2026.03.08 登録日 2026.02.24
BL 連載中 長編 R18
生まれたときから自分の前世を漠然と知っていたレイラ。 前世で婚約者に逃げられたことで女性不信になり、結婚をしないためわざと太ったりとヒキニートを拗らせていたことが仇となり、突然1人の子どもを養子にさせられド田舎の屋敷に飛ばされることになった。 しかし、息子となった子どもの名前を聞いたことで忘れていた前世の記憶が甦り、好きだった乙女ゲームの世界に転生したことを知る。 そしてこの子どもが後の悪役令息であることを思い出す。 「どうせ既に俺はレイラであってレイラじゃない。なら、この子をめちゃくちゃいい子に育てれば破滅しないはず!」 その思いを胸に、立派な息子を育てる決心をしたレイラだったのである......という異世界転生物です。 ド田舎に行って今度は男主人公を拾います。独身だけど息子が2人に増えます。そして(ここまではまだ多分)健全に育てます。 養父←←息子たち&その他 の総愛され総受けです。 男同士で結婚します。本編ルートは結婚はするけど総受け(相手は多いよ)で進みますが、相手固定ルートも余裕があれば書く予定です。 なので3pなど注意です。 エロは序盤では時々軽めのが入ります。
24h.ポイント 397pt
小説 3,828 位 / 220,976件 BL 745 位 / 30,719件
文字数 106,234 最終更新日 2026.04.11 登録日 2021.02.04
BL 連載中 長編 R15
初めに香があり、香は息であり、息は神であった。 唯一神ルーハは大地に息を吹きかけ、香は花となり、人となった。 ゆえに、人が息を交わすとき、神もまたその間に在す。 広大な砂漠に抱かれたアラ=ルーハ王国。 そこでは第二性に基づく、絶対的な身分制度が敷かれている。 時は灰香(かいこう)の時代。 香料貿易で栄華を極めた王国は衰退し、神は沈黙し、香は乱れ、 愛と破滅だけが濃く混じり合っていた。 下市で調香を生業とするオメガの青年、ライラ・アフマール。 彼は、母を奪った王政への復讐を胸に、革命の準備を進めていた。 そんな折、運命は皮肉にも彼を王宮へ導く。 出会ったのは、国政を担う王太子——ファルーク殿下。 香に導かれ、祈りに縛られ、王と民、愛と革命は、静かに交差し始める。 彼が最後に選ぶのは、愛か、革命か。 神か、人か。香か、それとも毒か。
24h.ポイント 384pt
小説 3,960 位 / 220,976件 BL 772 位 / 30,719件
文字数 65,351 最終更新日 2026.04.18 登録日 2025.12.28
ファンタジー 連載中 長編 R15
「巨乳はロマンだろ!」 ――そんな安直な理由で作った美少女アバターで異世界転生してしまった元男のゲーマー、イザヨイ。 圧倒的な美貌のおかげで異世界生活は順風満帆! ……かと思いきや、戦闘において致命的な問題が発生する。大好きな接近戦を挑もうと走った瞬間、巨大な双丘が激しく揺れ動き、まともに剣も振れないのだ! 「こんなデバフ聞いてない!」 泣く泣く後衛に回り、魔法で敵の群れを瞬殺。周囲からは天才魔導士として祭り上げられるが、本人の不満は爆発寸前。 「絶対におっぱいを何とかする方法を見つけて、最前線で暴れてやる!」 男のロマンが最大の枷となった主人公の、胸(物理)とロマン(前衛)を巡るドタバタ異世界冒険譚!
24h.ポイント 384pt
小説 3,960 位 / 220,976件 ファンタジー 688 位 / 51,275件
文字数 102,501 最終更新日 2026.04.18 登録日 2026.02.22
BL 完結 長編
ぼく、ミカエル。 「気づいたら、赤ちゃんになって地界に堕ちてたんだ……!?」 かつては最強の大天使だったぼくが、まさかの赤ちゃんになって。 それからというもの、堕天使たちにいっぱい甘やかされて、守られて育てられているんだ。 ルシファスはぼくだけを見つめる独占欲たっぷりで、 ベルゼブは明るくていつも笑わせてくれる。 アゼルはちょっぴり厳しいけど、たまに見せる優しい瞳に胸がきゅん。 サリエルはふんわり癒しの天使みたいで、ぼくをほっとさせてくれる。 みんなの深〜い愛に包まれて、ぼくはとろけそうになることもあるよ。 赤ちゃんから少年へ、そして誰もが見惚れる美しい青年へと育っていく。 ミカエル×堕天使たちのドタバタ、ほわほわ溺愛BL育成ファンタジー。 ★番外編 『どうして君は堕ちたの?』 『堕天使たちと溺愛ミカエル ~夏限定 天使の海の家 “HaloWave』 『堕天使たちとミカエル~秋限定~落ち葉と甘い日々』 『堕天使たちと溺愛ミカエル~クリスマス/新年・冬の灯』 『天界の甘い嵐』バレンタイン💝 『天界の桜祭り🌸💖』 ✨️スピンオフ作品 🌟『蒼い翼の約束』―天使の恋は罪に堕ちる― ルシファスが天使だった頃、ミカエルを想った恋物語。 ⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/847606181/760983160 🌟『片思いの美学!隣の笑顔は僕のもの!?』 by 天使ガブリエル 報われぬ恋こそ、美しい――光に恋した天使の片思い物語 ⇒ https://www.alphapolis.co.jp/novel/847606181/515998188
24h.ポイント 384pt
小説 3,960 位 / 220,976件 BL 772 位 / 30,719件
文字数 169,872 最終更新日 2026.04.18 登録日 2025.05.20
ミステリー 連載中 短編 R15
『女の子になりたいクリニック♡』あらすじ ここは──誰にも言えない「なりたい気持ち」を叶えてくれる、ちょっと不思議なクリニック。 訪れるのは、女の子になりたいと願う普通の男の子たち。 扉を開いたその先で待つのは、妖艶で優しい女医・佐伯美香。 彼女の導きで行われる「フェム手術」は、心をほどき、身体を変え、名前までも新しく生まれ変わらせていく。 初めての下着に頬を染め、憧れの服を身にまとう瞬間── 鏡の中に立っているのは、もう“夢に描いた女の子”の姿。 そして数日後には、恋の始まりが待っている。 名前を呼ばれ、手をつながれ、胸の奥でこぼれるのはただひとつ。 「……女の子になって、本当に……よかった……♡」 甘く、切なく、そして幸せな変身物語。 ――次に診察室の扉を叩くのは、あなたかもしれない
24h.ポイント 383pt
小説 3,974 位 / 220,976件 ミステリー 24 位 / 5,261件
文字数 143,639 最終更新日 2025.10.18 登録日 2025.09.19
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