「誰」の検索結果
全体で18,845件見つかりました。
旦那と子供三人とアパートで穏やかに?暮らしていた専業主婦。
でも、彼女には家族の誰も理解してくれない悩みがあった。
それは、時々現れる壁の穴。
文字数 6,818
最終更新日 2020.04.25
登録日 2020.03.22
落馬事故から目が覚めたら、前世の記憶があって。いや、自覚としては見覚えのない場所、知らない人たち、そして鏡の中には誰?という姿が映っていた。そのうち状況は把握したのだけれど。
なんとなく、様子からすると、時々適当に読みあさったネット小説の転生もの、のようで。どちらかというとヒロイン?てやつ?
でも、なんだかよくわからないし、ヒロインになりたいわけでもない。というか、全くピンとこないから、知らない世界観。なので、好きに生きさせてください。別にそれで、悪いようにはならないと信じて。好きに生きて、悪い結果になったなら自業自得でしょう?
キラキラした王子様とか、分不相応だし。そもそも初恋の人が忘れられない。
初恋の人には、全く異性として認識されていないので、その距離感で楽しんで生きるのもよいかな、と思えるのは、前世の記憶があるおかげだと思って、本当は関係を壊したくなくて動けない小心者。
初恋の人からはいつまで経っても弟扱い。避けて通りたい方達からはなぜか逃げきれずに付き纏われて。
ヒロインになりたくない、でも、初恋の人は視界におさめていたい子のお話。
文字数 71,548
最終更新日 2021.07.21
登録日 2021.06.26
生まれてから気がついたら一緒にいた里桜と楓。
家が隣だということもあり、毎日のように一緒に遊んでいた。
幼稚園の時から、2人は誰にも負けないほどの親友で、その頃からお互いを助け合っていた。
楓はいじめを受けやすい人間だった。それを助けた里桜も辛い思いを体験する。
それでも2人は絶対に離れようとしなかった。
様々な困難を共に乗り越え、戦ってきた。
そこに浮かび上がる『死』という文字。
2人は7歳で、共通の友達を亡くしている。
それを背負いつつ、前へ前へ進んできた。
2人は、心のどこかでそれを意識し続けていたのかもしれない。
それでも毎日、2人は楽しく過ごしていた。
ワイワイ騒いでいる大人数グループにも負けないくらいの勢いも持っていた。
『いじめ』『死』『孤独』
2人で居ても、いつか離れ離れになってしまうのではないかという不安とともに、成長し続けてきた、現実に体験したお話です。
文字数 12,062
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.11
図書室の奥の奥。
螺旋階段をわざわざ上って、本棚をいくつも過ぎた先。
本を読む人が減ってきている現代。読むと言ってもラノベくらい、なんて言ってしまうような若者達。
ここはセピア色の本に囲まれた場所。
誰もこない、秘密の場所。
そこに、彼はいる。
※テスト後に普通に大学にいるのは、単純にサークルやら配属教室やらなにやらかにやらあるのでしょう。お好きにお考え頂けますと幸いです。
文字数 8,570
最終更新日 2022.04.17
登録日 2022.04.09
人知れず民家に入っては、お茶を飲んでいるだけの妖怪ぬらりひょん。その息子として生まれた滑川竜次は高校生として学生生活を送っていた。そこにいることに疑問を感じなくても、誰一人として彼の名前を知るものはいない。そんな日常のなかで竜次は不意に隣の席の女子生徒、八雲紗菜から名前を呼ばれる。
故あって八雲と共にあらゆる妖魔退治をすることになった竜次は、ただのパッとしない妖怪のハーフか、はたまた百鬼夜行の総大将の血を引くものなのか。
※作品中に存在するキャラクター、ストーリーのモチーフになっている逸話、文学等については筆者の個人的な見解が含まれます。あくまでもフィクションとしてお楽しみください。
文字数 39,498
最終更新日 2022.01.05
登録日 2021.12.28
このタイトルでものすごく傷ついた人、すみません。喧嘩しようとか責めようとか、そういうつもりはまったくありません。「心の防御」について考えたいだけなんです!
私も、誰かにアドバイスしているつもりはまったくないのですが、無意識に「ああしたら?」「こうしたら?」と意見を押し付けまくっていると思います。そういう意見の押し付け、自分のは無自覚だから何とも思わないけど、されたときにどうするか。って話です。
ん? しっくりこなければテキトーに聞き流せばいいんじゃないかって?
もしかしたら私、「テキトーに聞き流す」とか「忘れる」とかいうことが、やや苦手なのかもしれないです。
文字数 2,985
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.12.13
カルロは出来損ないだと気づいた頃から両親に教わっていた。出来損ないだからこの地で生きるべきではない、皆を不幸にする悪魔など様々なありもしない罪。エリュー神様に毎日祈りを捧げているが赦されはしないらしい。
そんな生活に心が折れそうなカルロは家出をした。もう傷つきたくないのと傷つけなくたくて1人で出たこともない外に彷徨った。
そこで、7人の男女の冒険者グループに助けられる。疲弊していたカルロを7人は溺愛エンドへ。
後にカルロは誰もが予想していなかった進化を遂げる!?
文字数 2,370
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.06.13
主人公の桜木アカネは夢がない小学四年生。そんなアカネには、将来の夢を持っている二人の親友がいた。大発明家を目指すケンタに指揮者を目指すカレンちゃん。
ある日、カレンちゃんは指揮者の夢を叶えて地球に転校が決まる。けれど転校直前に、カレンちゃんはアカネと離れたくないと、夢をあきらめようとする。夢をあきらめる親友が許せなかったアカネは、カレンちゃんに暴言を吐いてしまう。
無理やり地球に送りだす形になったアカネは、カレンちゃんにお別れも言えずにしょんぼりしていた。そんなある日、アカネはパスポートを手に入れる。それはカレンちゃんが転校した地球の銀河遊園地のものだった。再会のチャンスに、アカネはカレンちゃんに会おうと決心した。家族を説得したアカネは、無事に夏休みに宇宙旅行に行くことになった。
旅に出るとアカネは、はじめての宇宙旅行を楽しんだ。けれど二日目に、銀河遊園地で桜木家に事件が起きる。仲良しのパパとママが、ケンカをはじめたのだ。もうダメだ、と思った矢先、桜木家を助けにやってきたのはカレンちゃんだった。
カレンちゃんの見事な指揮で、園内は楽し気な雰囲気になっていく。音楽に心を良くしたパパとママは無事に仲直りをした。再会を果たしたアカネもカレンちゃんと仲直りを果たすことができた。アカネは宇宙旅行で、誰かを楽しませようとする人をたくさん見ることができた。その思いを胸に、アカネは地球にお別れを告げる。
旅行から帰ってくると、もう一人の親友ケンタがアカネを近くの森に招待した。ケンタは森の墓地を銀河に変える、といった発明品をアカネに披露する。荒れ放題の墓地が、ケンタのおかげで美しい銀河に変身していた。ケンタは夢がなく落ちこむアカネに、「みんなを良い顔にしたいだけ」と自分が夢を持っているヒントを与えた。
アカネはたくさんの人たちのおかげで、自分もいつか夢を見つけようと心に決めた。
文字数 55,761
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.09.20
🌟第13回BL大賞エントリーしています🌟
初恋こじらせ生徒✕元ソロ討伐RTAランカーの教師
魔法学園が舞台の年の差恋愛ファンタジー
※二股を思わせる場面やモブ→主人公描写があります
※ご都合魔法が存在する世界観です
(あらすじ)ソロ討伐で荒稼ぎしていたヴィユは、親友ラザリオに連れてこられたルザルア魔法学園で教師として働いている──繁殖本能に引きずられることの多い種族ハイミアであるヴィユにとって、オーバーワークの維持が理性を保つ上で必要なことでもあった──。
三十代に突入してもライフスタイルを変えるつもりはなかったのに、とある討伐で大怪我をした際、生徒たちからソロ討伐の引退を約束させられる+++種族特有の『ゆらぎ熱』の問題を抱えているヴィユは、学園長が紹介してくれた条件の良い相手と結婚を前提とした交際をはじめる。4つ年上で思慮深いルーラントは教え子ルウェリンの親戚で顔立ちや声が似ていることを意識しなければ、パートナーとしてまったく問題ない。教職の方も順調で、公私共に充実した日々を送るヴィユは生まれてはじめて恋愛感情からなる『ゆらぎ熱』を経験する──たどたどしく自分だけの雄を誘惑しようとしたヴィユは、成人年齢は迎えているもののまだ学生の身であるルウェリンをベッドに引きずりこんでしまい……。
文字数 61,430
最終更新日 2026.04.04
登録日 2025.10.15
性別が一定の周期で変動する疾患を抱えた大学生・伊吹。
22歳までに性別を確定しなければならない制度のもと、彼/彼女は匿名の個人ブログに日常を綴っていた。
食事のこと、サークル活動のこと、なんでもない日々。
けれど、言葉は次第に「誰かのための語り」へと変質していく。
一方、匿名掲示板では、伊吹の存在が勝手に解釈され、疑われ、消費されていく。
応援と攻撃、理解と決めつけが交錯する中で、伊吹は「書くこと」と「生きること」の距離を見失っていく。
文字数 4,389
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.01.15
江戸の町を歩き、煙管(キセル)の羅宇(らお)をすげ替えて暮らす若き羅宇屋・佐吉。
無口で人付き合いの苦手な彼は、腕の良さだけを頼りに、亡き師匠の残した長屋で静かに生きていた。
ある日、呉服問屋・近江屋で押し込み強盗が起こる。
幸い死人は出なかったものの、庭先には犯人が落としたと思われる一本の煙管が残されていた。
その煙管を見た佐吉は、持ち主に心当たりがあることに気づいてしまう。
煙管に残る煤、葉の匂い、わずかな噛み跡。
職人の目だけが見抜く小さな違和感は、やがて近江屋に隠された古い罪と、江戸の闇に根を張る悪事へとつながっていく。
そして佐吉の前に立つのは、近江屋の一人娘・千代。
派手で高飛車、口も悪いが、誰よりも真っ直ぐに真実と向き合おうとする娘だった。
無口な羅宇屋と、気の強い呉服問屋の娘。
煙管の先に残された煤をたどる二人が、江戸の町に沈んだ過去を暴いていく――。
文字数 267,461
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.05.15
音楽が好きな青年、コウは、雪の降る公園で一人、小さく歌を歌っていた。どこにもこだましないようなその歌で、コウは昔のことを思い出す。ずっと仲良しで、ずっと二人きりで遊んでいた幼馴染、ハルのことを。しかし、ハルは突如として死んでしまう。原因は、誰からも教えられぬまま。ずっとむず痒い何かを抱えたまま、コウは二十歳になっていた。寒さで手が震えるコウがポツリと溢した一言に、空気は揺れる。
「よっ! ひさしぶり、げんきしてた?」あの頃と同じ声に、コウは思わず顔をあげる。
これは、幼くして突如亡くなった少女と、何者にでもなれて、何者にもなれない青年の、二人の心を埋める物語。
文字数 2,105
最終更新日 2026.05.30
登録日 2026.05.30
二年前、俺はある事情から亡くなった異父兄妹の妹になりすまして中学生活を送っていた。
義理の父に恋をしている俺はその恋心を隠して、彼に気に入られたい一心で母親の喜ぶ事をしていた。
けれど、ある日の球技ボールで同じクラスの怜治に俺のプレイを褒められた。
褒められる事は麻薬のような気持ち良さがあり、欲しい言葉をくれる彼に惚れてしまった。
お義父さんへの恋が霞んでしまう程に。
怜治は俺に「付き合って下さい」と告白してくれた。そこは頷くしかないだろう──と思った瞬間。
「お前みたいなブスに誰が告るかよ!」って暴言吐いてきた。許さん。
その後男の姿に戻った俺は二年遅れで高校生になった。だが入学式、クラスには怜治がいた。しかも俺に絡んでくる。
怜治の弱みを握る事が出来た俺は、罰を与える事にした。これは復讐だ。
表紙:右京 梓様
文字数 81,636
最終更新日 2020.04.21
登録日 2020.01.19
何の不自由もなく
静かに生きたいと思った
でも無理だった
もっと自分には足りない
何かが必要だった
この話は...
僕がずっと心に溜め込んだもの
ずっと誰かに
伝えたかったこと
大好きな物をわかって欲しかったり
欲しいものがあったり
心の中の壁にさえぎられていたものを
全部この本を読んでる誰かに
吐き出す
本当は自分で伝えたかった
無理だった
大好きなあの子に直接
思いを伝えられればどれだけ
救われただろう
仲のいい友達に
「いつもありがとう」って言えれば
どれだけいいだろう
みんな当たり前のように伝えられる
でもできない人もいる
身体に障害があって不自由な人
そんな人がいるように
心に邪魔な壁があって不自由な人
そんな人もいる
きっと弱いんだろう
僕は
自分で伝えられない僕は
だから僕は
顔も知らない人間に
自分の思いを吐き出すしかない
この本を読んでくれた方には
人の心を見抜けるようになって欲しい
僕みたいな人間は
思ってる事を察してもらえるだけで
伝えたいことを分かってもらえるだけで
ずっと救われる
やりたかったこと
伝えたかったこと
思っていたこと
悔しかったこと
悲しかったこと
うれしかったこと
我慢してたこと
この本には
僕のこれまで溜め込んだ
喜怒哀楽の全てを注ぎ込み
本を手に取ってくれた方に
偽りのエピソードと
本当のエピソードを
混ぜ合わせて
お伝えします
文字数 3,109
最終更新日 2021.02.13
登録日 2021.02.11
「あなた誰なの!?」
「僕は君の婚約者だよ?」
いつからだろう。婚約者を自称する狂った男に私は監禁されていた。一緒に住んでいたはずの家族もいない。荒れ果てた自宅で見知らぬ男と二人きり。
男は毎日決まった時間にこう言って笑う。
「お薬の時間だよ」
前半が主人公視点、後半が男視点です!
文字数 3,074
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
※職業もの(転職士)9月中旬頃まで更新します。
投票期間9月いっぱいなんですね……どんどん投稿しないと……
続きが気になると言う方は是非、投票頂きたく存じます。
若くして超ブラックだが、世界的な規模を持つフランチャイズチェーン店の店長として店舗を任されていた音無静(おとなし しずか)は本部からの理不尽な対応と命令を受け日々に追われて疲れ果てていた。
肉体的にも精神的にも追い込まれた静は、本部に何とか契約条件の見直しを求めたが、聞き入れられない。
それどころか店舗近くに同じフランチャイズの直営店を建てられる嫌がらせまで受けてしまう。
結局、店はつぶれることとなり、借金を抱えてしまう静であったが、転職しようにも中々決まらない。
とにかく就職面接を受け続け、彼の転職に掛ける思いは誰よりも強いものとなった。
しかし、何か変だと違和感を覚えた静が知ったのは、かつてのフランチャイズ本部の社長の就職妨害であった。
静が受ける会社に裏から手をまわして彼が落ちるように細工していたのだ。
心神耗弱時にそれを知ってしまった静は心神喪失状態に陥ると激昂し、発作的に社長宅を襲撃。社長一家を惨殺してしまう。
その後、確定死刑囚となり刑を執行された静であったが、何故か意識を取り戻す。
そこで静は前世の記憶を持ったまま自分が騎士の息子、アスターゼ・サーベラスとして生まれ変わった事を理解する。
困惑の中で新たな人生が始まり、様々な事を知る内にこの世界が地球とは全く異なる世界であると言う結論に至るアスターゼ。
更に驚くべき事にこの世界は職業(ジョブ)と呼ばれるシステムめいた制約に縛られた世界であった。
六歳になり就職の儀と呼ばれる儀式で神から未知の職業、『転職士』を授かった彼は、前世での自分の境遇からどこか皮肉な運命を感じてしまう。
職業が固定され、神から授かった職業に就く事を強いられる事に強烈な理不尽を感じたアスターゼは、その価値観を打ち砕く事を決意する。
職業と言う呪縛から人々を解放せんと、今アスターゼは立ち上がり奮闘を開始する!
文字数 113,741
最終更新日 2021.09.14
登録日 2021.08.30
超能力、俗にゆう能力が当たり前に使える時代。そこではその能力の力によって将来が決められていた。
ランクがつけられ、最強はAランク、それ以上の本の一握りのものしかなれないのがSランク。逆に
最弱なのがDランクだ。それにより学業を終えた後に決まる就職も大きく決まるので、誰もが上位に
なろうと努力する時代だった。そんな世界が好きなの者いれば嫌いな者もいる。
こんな世界を壊そうとする組織、レジスタンスなどもいたりしてそれは学生でも同じだった。
この春から高校に通う一人の男子、朝霧楓。彼もこの世界が嫌いだった。ある事情で一人で過ごして
いるが、生きるのも面倒になる事が多かった。だから何度もこの世界を壊そうとも考えていたが
仲間といるうちにこの世界も悪くないと思ったが、やはり最後にはこの世界を嫌いになってしまう。
そんな彼がこの世界に最後の審判をくだす時が来る。仲間たちは彼を説得できるのかそれとも。
文字数 31,520
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.03.26
【「キャラ文芸大賞」奨励賞 受賞👑】
イケメン過ぎてひねくれてしまった主人公が、兄や動画の視聴者とともに事故物件に現れる幽霊の未練を解きほぐす、連作短編の「日常の謎」解きヒューマンストーリー。ちょっぴりブロマンス。
*
容姿が良すぎるために散々な目にあい、中学を卒業してから引きこもりになった央都也(20歳)は、5歳年上の兄・雄誠以外は人を信じられない。
「誰とも関わらない一人暮らし」を夢見て、自宅でできる仕事を突き詰めて動画配信を始め、あっという間に人気YouTuberに。
事故物件に住む企画を始めると、動画配信中に幽霊が現れる。しかも、視聴者にも画面越しに幽霊が見えるため、視聴者と力を合わせて幽霊の未練を解決することになる。
幽霊たちの思いや、兄や視聴者たちとのやりとりで、央都也はだんだんと人を信じる気になっていくが、とある出来事から絶望してしまい――。
※完結するまで毎日更新します!
文字数 63,980
最終更新日 2023.01.31
登録日 2022.12.31
江戸の長屋から、奇妙な事件を解き明かす! 発明家と世話焼き娘の、笑えて泣ける人情捕物帖!
江戸、とある長屋に暮らすは、風変わりな男。
名を平賀甚兵衛。元武士だが堅苦しさを嫌い、町の発明家として奇妙なからくり作りに没頭している。作る道具は役立たずでも、彼の頭脳と観察眼は超一流。人付き合いは苦手だが、困った人は放っておけない不器用な男だ。
そんな甚兵衛の世話を焼くのは、隣に住む快活娘のお絹。仕立て屋で働き、誰からも好かれる彼女は、甚兵衛の才能を信じ、持ち前の明るさと人脈で町の様々な情報を集めてくる。
この凸凹コンビが立ち向かうのは、岡っ引きも首をひねる不可思議な事件の数々。盗まれた品が奇妙に戻る、摩訶不思議な悪戯が横行する…。甚兵衛はからくり知識と観察眼で、お絹は人情と情報網で、難事件の謎を解き明かしていく!
これは、痛快な謎解きでありながら、不器用な二人や長屋の人々の温かい交流、そして甚兵衛の隠された過去が織りなす人間ドラマの物語。
時には、発明品が意外な鍵となることも…?
笑いあり、涙あり、そして江戸を揺るがす大事件の予感も――。
からくり長屋で巻き起こる、江戸情緒あふれる事件帖、開幕!
文字数 136,025
最終更新日 2025.05.08
登録日 2025.05.07