「装飾」の検索結果

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恋愛 連載中 長編 R15
「ルシナお姉さまよりも私のことが好きだと言うのだから、仕方がないじゃない」  なんでも欲しがるわがままな妹に婚約者を奪われた私、ルシナ・アルベール。  事業に失敗続きの父に加えて、義母と妹の散財。おかげでわが家は没落寸前。  そんな時、アルベール家に手を差し伸べてきたのは若き実業家の男、グレン。交換条件は私との結婚。 「この結婚には裏があるはずよ」  怪しむ私の前に現れたのはスラッとした高身長に、金髪碧眼の端正な顔立ちの男性。内心、ときめいてしまった私。  だが、参加した舞踏会で彼の愛人と思わしき女性からけん制され、挙句には彼と友人の会話を聞いてしまった。 「お嬢さまはお嬢さまらしく、綺麗な鳥かごにいるのがお似合いだ。せめて大事にしてやるさ」  平民出身の彼が欲しているのは身分。彼は貴族社会に進出したいがために、私を選んだのだ。  ……上手い話は、そう転がっているわけではないわね。  それならいっそ、政略結婚だと思って割り切るわ!!  我が家の借金を払ってくれてありがとうございます!!  将来的に離婚したいのなら、私は田舎に引っ込みましょう!! 愛人がいるもよし!!   だけど隠し子だけは事前に言ってくださいね。   「私たち、白い結婚にしません?」 「――ふざけるな」    彼に切り出したが、バッサリ拒絶された初夜。  それになぜか結婚後もドレスに装飾品、山のような贈り物。   どうした、旦那さま。借金を払ってくれただけで十分です。もう贈り物は結構ですから。  そして最近、妹と一緒にいるのを見かけたのですが。  あなたも妹がいいって言い出すのかしら?       元婚約者のようにーー。
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小説 12 位 / 185,586件 恋愛 11 位 / 56,294件
文字数 119,991 最終更新日 2024.06.16 登録日 2024.05.24
恋愛 連載中 長編
二年前に婚約したばかりの幼馴染から突然、婚約破棄を受けたイベリア。 愛しすぎたが故の婚約破棄。なんとか笑顔でありがとうと告げ、別れを終えた二日後、イベリアは求婚される。相手は自国の貴族でも隣国の王子でもなく、隣の大陸に存在する大帝国テロスを統べる若き皇帝ファーディナンド・キルヒシュ。 婚約破棄の現場を見ており、幼馴染に見せた笑顔に一目惚れしたと突然家を訪ねてきた皇帝の求婚に戸惑いながらもイベリアは彼と結婚することにした。耳が聞こえない障害を理解した上での求婚だったからイベリスも両親も安心していた。 伯爵令嬢である自分が帝国に嫁ぐというのは不安もあったが、彼との明るい未来を想像していた。しかし、結婚してから事態は更に一変する。城の至る所に飾られたイベリアそっくりの女性の肖像画や写真に不気味さを感じ、服や装飾品など全て前皇妃の物を着用させられる。 自分という人間がまるで他人になるよう矯正されている感覚を覚える日々。優しさと甘さを注いでくれるはずだったファーディナンドへの不信感を抱えていたある日、イベリアは知ることになる。ファーディナンドが亡き妻の魂を降ろそうとしていること。瓜二つの自分がその器として求婚されたことを。 知られていないと思っている皇帝と、彼の計画を知りながらも妻でいることを決めた少女の行く末は──……
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小説 236 位 / 185,586件 恋愛 132 位 / 56,294件
文字数 152,452 最終更新日 2024.06.16 登録日 2024.05.09
恋愛 完結 短編 R15
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。 「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」 しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ…… ◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています ◇全18話で完結予定
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小説 2,849 位 / 185,586件 恋愛 1,445 位 / 56,294件
文字数 27,738 最終更新日 2024.05.06 登録日 2024.04.29
「造形魔法」と「複製魔法」によって高品質の宝飾品がより身近に、そして安価で大量に流通するようになった時代。古くからの手法により手作業で作られている宝飾品は高いだけの「嗜好品」と揶揄される事もあった。  リッカは「オカチマチ」と呼ばれる宝飾品専門街に「夜の装飾品店」と言う一軒の工房を構え、魔法を使わない「手仕事」で装飾品を作る職人である。オパールを愛するが故の酷い収集癖のせいで常に貧乏生活を送るリッカだが、自作の宝飾品を売る事でなんとか食いつないでいるのであった。 「宝石は一期一会の出会い」  その一言をモットーに今日も「夜の装飾品店」の一日が始まる。作品作りと販売を通して様々な職人や客と出会う、小さな彫金工房の何気ない日常を描くゆるゆる続く物語。
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小説 3,910 位 / 185,586件 キャラ文芸 27 位 / 4,337件
文字数 44,490 最終更新日 2024.06.16 登録日 2024.06.07
恋愛 連載中 長編 R15
霧の海を流れて、見知らぬ港町に辿り着いた一人の女。赤い長髪、青白い顔、砂だらけの白いワンピース、毒々しい紅を引いた唇という異様な出で立ち。唯一持っているのは装飾を施された貝殻と中に入っている美しい紅。海岸の波打ち際で微睡み、意識を波に浚われて、その間に奪われた品物の行方を追い町に足を踏み入れる。物腰柔らかな装飾技師のギャリアーや喫茶店の面々、警備隊と出会いを経て、その女や港町のとある町民の過去が紐解かれてゆく。 罪と罰と赦しの物語。
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小説 5,400 位 / 185,586件 恋愛 2,631 位 / 56,294件
文字数 540,995 最終更新日 2024.06.15 登録日 2024.03.03
恋愛 完結 ショートショート
軍事貴族の豊かな家庭に育った男爵令嬢エミリアは、伯爵令息ブラッドフォードに突然の婚約破棄を言い渡される。しかも、ブラッドフォードの新しい婚約相手は妹のジャネットだという。ジャネットは洋服や装飾品が大好きで、よく浪費する性格。ブラッドフォードはその事実を知らないまま結婚してしまう……。
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小説 10,030 位 / 185,586件 恋愛 4,854 位 / 56,294件
文字数 2,928 最終更新日 2023.09.16 登録日 2023.09.15
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです
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小説 13,654 位 / 185,586件 ファンタジー 1,895 位 / 42,691件
文字数 47,515 最終更新日 2023.07.04 登録日 2023.06.11
 卒業パーティーで男爵令嬢は婚約破棄を言い渡される。  だが、その男爵令嬢は子供の頃から密かに宝石装飾のデザインを趣味にしており、そのセンスが気に入られ・・・  余り知られていないが14歳の時から王太子妃の寵愛を受けていた。  その為・・・ 【2022/10/18、出版申請、11/2、慰めメール】 【2022/10/19、24hポイント9400pt突破】 【2022/11/21、出版申請(2回目)、12/5、慰めメール】
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小説 16,993 位 / 185,586件 恋愛 8,047 位 / 56,294件
文字数 11,746 最終更新日 2022.10.17 登録日 2022.10.17
BL 完結 長編
 異世界に転生したが、かなり不遇な第二の人生待ったなし。  オレの前世は地球は日本国、先進国の裕福な場所に産まれたおかげで何不自由なく育った。確かその終わりは何かの事故だった気がするが、よく覚えていない。若くして死んだはずが……気付けばそこはビックリ、異世界だった。  第二生は前世とは正反対。魔法というとんでもない歴史によって構築され、貧富の差がアホみたいに激しい世界。オレを産んだせいで母は体調を崩して亡くなったらしくその後は孤児院にいたが、あまりに酷い暮らしに嫌気がさして逃亡。スラムで前世では絶対やらなかったような悪さもしながら、なんとか生きていた。  そんな暮らしの終わりは、とある富裕層らしき連中の騒ぎに関わってしまったこと。不敬罪でとっ捕まらないために背を向けて逃げ出したオレに、彼はこう叫んだ。 『待て、そこの下民っ!! そうだ、そこの少し小綺麗な黒い容姿の、お前だお前!』  金髪縦ロールにド派手な紫色の服。装飾品をジャラジャラと身に付け、靴なんて全然汚れてないし擦り減ってもいない。まさにお貴族様……そう、貴族やら王族がこの世界にも存在した。 『貴様のような虫ケラ、本来なら僕に背を向けるなどと斬首ものだ。しかし、僕は寛大だ!!  許す。喜べ、貴様を今日から王族である僕の傍に置いてやろう!』  そいつはバカだった。しかし、なんと王族でもあった。  王族という権力を振り翳し、盾にするヤバい奴。嫌味ったらしい口調に人をすぐにバカにする。気に入らない奴は全員斬首。 『ぼ、僕に向かってなんたる失礼な態度っ……!! 今すぐ首をっ』 『殿下ったら大変です、向こうで殿下のお好きな竜種が飛んでいた気がします。すぐに外に出て見に行きませんとー』 『なにっ!? 本当か、タタラ! こうしては居られぬ、すぐに連れて行け!』  しかし、オレは彼に拾われた。  どんなに嫌な奴でも、どんなに周りに嫌われていっても、彼はどうしようもない恩人だった。だからせめて多少の恩を返してから逃げ出そうと思っていたのに、事態はどんどん最悪な展開を迎えて行く。  気に入らなければ即断罪。意中の騎士に全く好かれずよく暴走するバカ王子。果ては王都にまで及ぶ危険。命の危機など日常的に!  しかし、一緒にいればいるほど惹かれてしまう気持ちは……ただの忠誠心なのか?  スラム出身、第十一王子の守護魔導師。  これは運命によってもたらされた出会い。唯一の魔法を駆使しながら、タタラは今日も今日とてワガママ王子の手綱を引きながら平凡な生活に焦がれている。 ※BL作品 恋愛要素は前半皆無。戦闘描写等多数。健全すぎる、健全すぎて怪しいけどこれはBLです。 .
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小説 16,943 位 / 185,586件 BL 4,248 位 / 24,056件
文字数 263,694 最終更新日 2021.11.30 登録日 2021.10.21
川上エレナは、介護老人福祉施設の臨時職員であったが不慮の事故により命を落とした。 けれど目覚めて見るとそこは、全く違う場所。 そこはお年寄りが身を寄せ合って住んでいた。世間からは〝終の山〟と言われていた場所で、普段は街の人から避けられている場所だという。 助けてもらったエレナは、この世界での人達と関わる内に、思う事が出てきて皆の反対を押し切って、その領地を治めている領主に苦言を呈しに行ってしまう。その領主は意外にも理解ある人で、終の山は少しずつ変わっていく。 そんなお話。 ☆話の展開上、差別的に聞こえる言葉が一部あるかもしれませんが、気分が悪くならないような物語となるよう心構えているつもりです。 ☆現実世界にも似たような名前、地域、単語などがありますが関係はありません。 ☆勝手に言葉や単語を作っているものもあります。なるべく、現実世界にもある単語や言葉で理解していただけるように作っているつもりです。 ☆専門的な話や知識もありますが、まりぃべるは(多少調べてはいますが)全く分からず装飾している部分も多々あります。現実世界とはちょっと違う物語としてみていただけると幸いです。 ☆まりぃべるの世界観です。そのように楽しんでいただけると幸いです。 ☆全29話です。書き上げてますので、更新時間はバラバラですが随時更新していく予定です。
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小説 23,293 位 / 185,586件 恋愛 10,605 位 / 56,294件
文字数 70,589 最終更新日 2022.12.07 登録日 2022.11.23
恋愛 連載中 長編 R15
ここはアクアンティ公爵家。 マックスを父に持つ子が3人暮らしている。グレース、トーマス、そしてナティシアの3人だ。 しかし、ナティシアだけは母が異なり、ナティシアの母はすでに他界してしまった。ナティシアの母、メルティシアが亡くなり、後妻として迎え入れられたのが踊り子をしていたグライアンスだった。 新しい家族が作られたが、その輪にナティシアが加わる事はなかった。 グライアンスは自分の子たちばかりに服や装飾品を買い与え、ナティシアからは部屋を取り上げ、部屋は使用人の隣に移した。しかしナティシアはこうした環境の中でも生きるために従わざるを得なかった。 グライアンスは一生ナティシアを日の目のあたらない場所に閉じ込めるつもりだった。 それがナティシアの為だと言える理由もある。 ナティシアは生まれつき話すことができないのだ。 貴族として口が聞けないなど欠陥品でしかない。だから嫁ぐことは出来ないと。 しかし、予期せぬことが起こってしまった。 国の王太子の誕生日パーティーに13歳から20歳までの女性が全員招かれたのだ。社交界デビューの有無に関わらず全員に招待状が届けられた。金銭的に余裕がない家には準備金まで支払われるという破格の待遇。 王家からの招待状。 意を唱えることなど許されるはずがない。 ここからナティシアの人生の歯車が回りだす。 ※以前別のカテゴリであげていたことがある作品です。どうしてもカテゴリが合わなかったので再投稿になります。前回応援してくださっていた皆様、投稿が遅くなりすみません。また応援いただければ嬉しく思います。 ※いつもコメントありがとうございます。コメント欄は見させていただいております。ただ性格上みなさまに返すことはできないため、返信は差し控えさせていただきますので、ご了承ください。よろしくお願いします ※不定期の可能性がありますことをあらかじめご了承いただきますと幸いです。
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小説 23,216 位 / 185,586件 恋愛 10,607 位 / 56,294件
文字数 44,815 最終更新日 2024.03.13 登録日 2024.01.31
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・
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小説 23,216 位 / 185,586件 ファンタジー 3,157 位 / 42,691件
文字数 403,707 最終更新日 2023.02.04 登録日 2022.08.13
ある日、僕の学校は異世界召喚に――え? 僕だけ違う? エロダンジョンに飛ばされた!? 宝箱には意味深な装飾品と、【獣人化】スキルと女騎士(笑)の職業クリスタルが入っていた――が、美少女に性転換して【姫騎士】に! ダンジョンを進めば、美少女、美幼女なサキュバスちゃんに囚われの王女様まで見つかって……。 現代に帰って無双したり? エロダンジョンでエロエロしたり? エッチな女の子達と犯し犯され? 猫耳っ娘(他もあり)として楽しい人生を謳歌します! ・(☆)は主人公が受けのエロ。 ・(♡)は主人公が責めのエロ。 (凌辱的なのはありません。合意の上、あるいは無理やりに見えても嫌がっていません。イチャラブエッチが大好きなので!)
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小説 23,216 位 / 185,586件 ファンタジー 3,157 位 / 42,691件
文字数 22,725 最終更新日 2020.01.09 登録日 2020.01.02
恋愛 連載中 短編 R15
「あんたは勉強せずに泣いて媚びてれば良いのよ!」 困りました、私は泣き虫ではないのですよ。 姉が私の教科書を破り捨てました。どうして邪魔をされるのでしょう? 学園入学前に予習をしておきたいのにほぼ毎日邪魔が入ります……。 両親も激甘く私を扱います、ドレスも装飾品も買い過ぎですよ!
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小説 26,965 位 / 185,586件 恋愛 12,061 位 / 56,294件
文字数 17,314 最終更新日 2021.10.12 登録日 2021.05.16
サラは小さくて華奢で、職業はヒーラー。 武器は細く細やかな装飾の可愛らしい杖。 だけど得意なことは物理攻撃。 さらっと読める短編。 設定などかなりゆるっとなので細かいことは気にせず読める方だけどうぞ(*^^*)
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小説 26,965 位 / 185,586件 ファンタジー 3,694 位 / 42,691件
文字数 11,480 最終更新日 2023.11.30 登録日 2021.07.24
 急逝した祖父が長年経営していた「カミジョウクリーニング店」は閉店することが決まり、孫の上条千香は最後の客を見送った。1階が店、2階が住居のクリーニング店であり、クリーニング済みの衣類がない空間を千香は初めて見る。  新米のクリーニング師の千香は、祖父の店を引き継ぐ覚悟もなく今後の人生について考えていたところ、閉店後の店にコンコンとノックをして若い男性がやってきた。男性は金髪で西洋風コスプレをしていて、イベントに参加するんだろうと千香は思った。  男性は持ってきたマントを明朝のイベントに羽織りたいと強く願っているが、マントは管理が適切ではなかったのか、カビや臭いが酷い。触れたことのない感触の生地に千香が「何の動物ですかね?」と訊ねると、男性は誇らしげに「ヘビーモスの皮です」と答えた。コスプレ用の衣装は奥が深いと千香はしみじみと思う。  普通ならば断る。しかし、男性が落胆する姿を見て同情する気持ちも芽生える。祖父の形見のマントという言葉も気に掛かっていた。  迷った果てに、「これが本当の最後のクリーニングだ」と決心して、ヘビーモスの革のマントを徹夜で処理をした。謎素材だったので探り探りでできる部分から少しずつ丁寧に焦らずにカビ取りやシミ抜き、脱臭などをしていった。  翌朝、男性が引き取りに来る前に店の外に出ると馴染みのない場所にいる。「ああ、これは夢だ」と思い、夢でも丁寧に接客をしたいと考えて、引き取りに来た男性にヘビーモスの革のマントを手渡した。その場でマントを身につけた男性は仕上がりに驚き、そして喜んでいた。男性は大変満足をしていたが、一方の千香は時間も知識も技術も設備も足らなかったことで完全にクリーニングができなかったのが少しだけ心残りである。  この時、二人は気づいていなかったが、ヘビーモスの革のマントには特殊な魔法付与の効果が発現していた。千香のクリーニングには秘密があったのである。  男性と出会ったその日から、クリーニング店とともに別の世界に入りこんでしまった千香が、異世界の繊維や衣類や装備品、装飾品を綺麗にしていく異世界クリーニング師としての新しい人生が始まっていく。
24h.ポイント 14pt
小説 31,722 位 / 185,586件 ファンタジー 4,429 位 / 42,691件
文字数 135,826 最終更新日 2023.07.01 登録日 2022.11.12
 ビジュエラという、とても美しい世界があった。澄んだ水は太陽の光が無くとも星の様に煌き、それを栄養とした自然もまた美しい。  人間は魅了されたあまり、やがてそれを加工して装飾などに使い始める。それを人は『宝石』と呼んだ。  そんな世界に1人、宝石となる奴隷が居た。幼い奴隷は1つの『死』を経験し、運命の旅人となる。  これは地図の無い白紙の世界に色を付けた、旅人の記録。盲目な彼が記す、様々な国とそこに住む人々の話。 ~ ** ~ ** ~ 毎週月曜20:00更新!
24h.ポイント 7pt
小説 38,239 位 / 185,586件 ファンタジー 5,770 位 / 42,691件
文字数 730,591 最終更新日 2024.06.10 登録日 2020.11.01
※部(国)ごとに世界観が変わるため、タグは最新話に合わせています。 ※コメディ文体です(シリアス・コメディで文体は変えています)。 【概要】気がつけば、隣の家の幼馴染と2人で創ったデタラメRPGの「ヒロイン」に転生していた「私」。 自らの欲望のままに「世界一の美姫」に設定していたヒロインは、このままでは魔王や大国の皇子に囚われ、勇者に救われるまで監禁される運命…。 「私」は囚われフラグ回避のために動き出すが、ゲーム制作をほとんど幼馴染に丸投げしていたせいで、肝心のシナリオが「うろ覚え」…。 それでも、時にアイテムやスキルを「やりくり」し、時に暴走しつつ、「私」はフラグを回避していく。 【主な登場人物】 ✨アリーシャ・シェリーローズ…「私」の転生後の姿。中立国の王女。兄王子や両親から過保護に溺愛されている「籠の鳥」。 ✨レドウィンド・ノーマン…後の勇者。父のような英雄を目指して修業中。 ✨???…アリーシャ姫のお目付け役の少年。 ✨アシュブラッド・プルガトリオ…王位を継いだばかりの新米魔王。妃となる女性を探している。 ✨クリスティアーノ・アイントラハト…大帝国ガルトブルグの皇子。家庭環境からヤンデレに育ってしまった。 ✨ブラウルート・キングフィッシャー…機巧帝国メトロポラリス第一王子。メカいじりが得意なS級マイスター。 ✨グウェンドリーン・ルゥナリエナ…聖王国クレッセントノヴァの聖王女だが、実は…。 ・コメディ中心(ぐだぐだコメディー)です。 ・文章もコメディ仕様ですが、伏線回収も一部コメディ仕様です。 ・乙女ゲーム系というよりRPG系ですが、微妙に逆ハーレム風です(1部につき1人攻略のゆっくりペースです)。 ・一部視点(主人公)が変わる章があります。 ・第1部の伏線が第2部以降で回収されたりすることもありますので、読み飛ばしにご注意ください。 ・当方は創作活動にAIによる自動生成技術を一切使用しておりません。作品はもちろん、表紙絵も作者自身の手によるものです。そのため、お見苦しい部分もあるかと思いますが、ご容赦ください。 (背景装飾に利用している素材は、近況ボードに詳細を記載してあります。)
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小説 38,078 位 / 185,586件 ファンタジー 5,740 位 / 42,691件
文字数 370,939 最終更新日 2023.08.27 登録日 2020.05.18
 「お姉様のプギオ頂戴」  妹は私の装飾品は全て奪ってきたので、今度は私の武器まで奪おうとしてきました。  武器まで奪われるわけにはいきません。 しかし、要求されたように差し出さないとお父様を呼ばれて殺されてしまうかもしれません。 妹を殺して、唯一私を愛してくれる叔父様の下に逃げる事にしました。  「俺はお前の事を愛している」  「助けてやるのはいいが、一方的に助けてもらうってのも貴族じゃないだろう。 俺の女になれ」  「お前を殺しに来るお兄様を俺は殺したい、お前も俺のお兄様を殺したい。 俺等は同じ人間を恨み殺したい。それはもう俺達は最良の伴侶だって事だろ」  叔父様は私のお父様を恨んでいて殺したい。私もお父様を殺したい。 利害も一致し、愛し合う私達は最良の伴侶です。  お父様もお母様も殺し、私達は幸せになりました。  叔父様は彼の寝たきりのお父様も殺すようです。  「俺等もお父様も貴族なんだよ。貴族ってのは生まれながらに上等切ってるって事だよ」  赤ちゃんの時に殺されても年老いて寝たきりの状態でいたぶられ殺されても、 誰にも文句は言えません。 法は守ってくれません。 それが貴族、生まれながらに上等切ってる者だという事です。  粋がった私達を周囲の貴族が放っておくわけはありません。 もう誰にも私達は止められません。  止まらず進み続けるのが貴族。 妹を殺した時が私が生まれた時なのです。  私は、まだ生まれたばかりのなのでしょう。
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小説 38,078 位 / 185,586件 ファンタジー 5,740 位 / 42,691件
文字数 2,691 最終更新日 2021.10.17 登録日 2020.12.06
恋愛 完結 ショートショート
妻が最近、エメラルドグリーンのドレスを買った。使用人の報告によると、今まで装飾品や洋服には興味がなかったはずなのに、ある日突然目覚めたように、新調したドレスを眺めるようになったとのこと。日を増すごとに、妻のことが気になってしまう……。見慣れぬ妻の姿に、心のどこかで揺さぶられるものがあった。このまま黙っているのは何かが違うと思い、話を切り出そうと決めた。
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小説 38,078 位 / 185,586件 恋愛 16,915 位 / 56,294件
文字数 1,696 最終更新日 2023.06.01 登録日 2023.06.01
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