「般若」の検索結果
全体で22件見つかりました。
20
件
蛭田月美(ひるたつきみ)は醜い女子高生だ。
彼女はある日、小学生時代にハマった乙女ゲームの世界で突然目覚める。
これは夢だからゲームの世界を楽しもうと思った月美だったが、可愛いゲームのヒロインの顔ではなく、コンプレックスである醜い自分の顔のままだと気づく。
「どこの世界に、般若顔の乙女ゲームのヒロインが居るのよ!!」と叫ぶ月美。しかし周りのキャラクター達はみんな月美を「可愛い」「美しい」と評価していて……?
現実世界のつらい記憶と、幸せな乙女ゲームの世界の間で揺れる月美はどう生きるのか。
ちょっぴり笑い&結構シリアスなお話。
※書き溜めしていないので不定期更新です。
※現時点では夢(?)オチになる予定。夢オチ苦手な方はブラウザバック推奨です。
※ルッキズムや整形希望の話が出てきますので、その辺りも苦手な方はブラウザバック推奨です。
文字数 12,585
最終更新日 2023.10.07
登録日 2023.04.21
「ヘキサゴン知らないの?」
「だから、六角形のことじゃなくて?」
他愛もない会話をしていた。
最近君が苛立っていることは感じていた。
だからこそ、少しでも空気を和らげようと思っただけだったのだ。
「六角形?違うよ、クイズ番組の名前。でも、君の歳だと見た事ないのか。」
他意はなかった。バカにしたわけでも、マウントを取ったわけでもない。
しかし突然に、君は怒りに顔を歪ませた。(それこそ般若のようだった)
「お前のそーゆー気の抜けたところが嫌いなんだよ」と怒鳴って出て行ってしまった。
黒い傘を手に取り玄関を飛び出る。
肌に纏わりつく様な湿気を切り走る。
彼女の姿は追いきれない。(さすが陸上インターハイ経験者)
呆然と立ち尽くし、そうだったと思い出す。
災害はいつだって不意に現れて全てを瞬く間に崩壊へと導く。
文字数 342
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
傾国の美女とも言われる幼馴染の令嬢が般若の顔で「ここは乙女ゲームの世界なのに...なんでっ!」と叫んでいた。
のを偶然目撃した俺は混乱する。
(ここはBLゲームの世界じゃなかったのか...?)
***
「BLゲームの世界...?」
と同じ世界線です。NLですがよろしければどうぞ
文字数 6,531
最終更新日 2020.04.16
登録日 2019.12.18
あやしは神し、あやしは妖し、時と場所により存在理由は様々であり、扱われ方も、また様々な存在。
ある時、あるところでは、神のようにもてはやされ、ある時、あるところでは、妖怪の如き、追い立てられる。
人外のもの、これを総じて、あやしという。
東京で、寺社仏閣修繕相談所を開いている神原将人の元へある日、依頼が舞い込んだ。
般若姫の霊が出ると。
術者の家系に生まれた神原将人は、二人の助手を連れ、般若姫の霊が出ると言う
山口県柳井市に向かった。
そこには、古からの因縁が存在していた。
文字数 13,921
最終更新日 2018.11.05
登録日 2018.11.05
お気に入りに追加
4
日本で最も親しまれているお経「般若心経」に少しでも関心がある貴女に!
あの玄奘三蔵(三蔵法師)が決死の大冒険の末にインドから持ち帰り、翻訳した266文字の経典は、今でも老若男女の別なく日本人に親しまれています。
特に仏教に興味がなくとも深遠な「色即是空」や「ギャーティー、ギャーティー」等の不思議な呪文のような文句は耳にしたことがある方も多いはず!
そんな般若心経ですが、経典の短さとはうらはらに、その真の意味はすこぶる難解です!
そこで登場してくるのが「般若心経の解説本」の数々!
・・・書店を見ると「般若心経コーナー」があったり、既に一大ジャンルを築いている感もありますね。
ものすごい盛り上がりようです。
しかし、そんな般若心経の解説本ですが、中身は意外と玉石混交!
なかには「そんなこと本当に般若心経に書いているのかなぁ?」と首をかしげるものも・・・。
当エッセイでは、そんな巷に溢れる般若心経に関する「解説本」の選び方に関するあれこれをご紹介いたします♥
軽めのエッセイですが、自分なりに納得出来る「般若心経」の真の意味に出会える良書との出会いへの一助となれば幸いです。
※なお表紙画像は画像生成AI「Stable Diffusion」で生成したものです。
文字数 14,882
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.03.03
私のかわいいジェラシーお嬢様を、悩ませ悲しませるくそバカスイート。
お前など衆合地獄に落ちてしまえ。
前世仏門に入りたかったカンゼは、大切なお嬢様のため、侯爵家のため
般若心経を唱えながら、本日もお勤め頑張ります。
相変わらず一話完結、長文疲れ目必須の作品です。
目薬をご準備していただくとよろしいかと。
よろしくお願いします。
文字数 8,980
最終更新日 2021.06.25
登録日 2021.06.25
関東圏にある小さな町「日和町」
駅を降りると皆、大河川に架かる橋を渡り我が家へと帰ってゆく。そしてそんな彼らが必ず通るのが「ひより商店街」である。
日和町にデパートなくとも、ひより商店街で揃わぬ物はなし。とまで言わしめる程、多種多様な店舗が立ち並び、昼夜問わず人々で賑わっている昔ながらの商店街。
その中に、ひっそりと佇む十坪にも満たない小さな小さなカフェ「ひなたぼっこ」
店内は六つのカウンター席のみ。狭い店内には日中その名を表すように、ぽかぽかとした心地よい陽気が差し込む。
店先に置かれた小さな座布団の近くには「看板猫 虎次郎」と書かれた手作り感溢れる看板が置かれている。だが、その者が仕事を勤めているかはその日の気分次第。
「おまかせランチ」と「おまかせスイーツ」のたった二つのメニューを下げたその店を一人で営むのは--泣く子も黙る、般若のような強面を下げた男、瀬野弘太郎である。
※2020.4.12 新装開店致しました 不定期更新※
文字数 30,050
最終更新日 2020.05.01
登録日 2016.06.02
家族3人で仲良く座敷に布団を敷いて寝ていた。
部屋の明かりは消していた。
つけっ放しのテレビの明かりが、部屋を薄っすらと明るくする。
急に私の体は硬直したように動かなくなってしまう。
目だけが動かせる状態だった。
文字数 738
最終更新日 2021.01.01
登録日 2021.01.01
大学受験を控えた高校最後の夏休み。直前に帰ってきた模試の結果から志望校をあきらめろと教師に言われ、失意の中にあった健治は、母の勧めで一年近く顔を出していなかった祖父母の家へ向かう。しかしそのころ祖母たちの住む島では、周囲を走る船が突如消え何の損傷もなく沈んだ状態でみつかるという怪奇事件が頻発していた。「フナ幽霊」の仕業であるという噂ばなしを祖母たちから聞き、健治は合流した仲良しのいとこ、奏と響を連れて真偽を確かめに夜の海岸へと向かう。フナ幽霊を期待していた三人の前に現れたのは、自分の記憶をなくした健治と同い年位の、謎の少女だった。彼女の記憶を取り戻し、身元を明かそうと三人は奮闘するが・・・?
瀬戸内の島を舞台にした、謎の少女の記憶を追う青春歴史ミステリー。
文字数 6,192
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.11.07
文字数 7,894
最終更新日 2019.09.02
登録日 2019.05.11
兄が死んだ日、初めて般若心経を聴いた葉子。それを唱えたのはお坊さんではなく髭面の大柄の男で名前は熊五郎。
父親を知らずに育ち男性が苦手だったが、葉子はなつくようになる。
無を有、にする女の子の戦いの日常。
文字数 4,842
最終更新日 2022.05.02
登録日 2022.04.23
大病をして、生死を彷徨った、A子は、
まだ、体力が、回復しないにも関わらず、
最後の一人旅にと、20年ぶりにとある神社へと辿り着く。
そこから、彼女の不思議な旅が始まった。
人の気配の無い神社で、御神籤を一枚引いたら、そこには偶然にも、彼女の状況が、ドンピシャリと書いてあり、最後の数行は、ひたすら神仏に祈れ祈れ祈れと書かれてあった。
その時、ふっと何気に彼女は、自分の手のひらを見てみた。
生命線が途中で切れていた。
ここで自分の人生を終わりたくないと、願ったA子は、生命線を少しでも伸ばそうと思って、御神籤に書かれてあったように、神仏に祈るた為に、対象とする神仏を探そうと、あ魂の旅に出た。
不思議な偶然が、幾度も重なり、A子は、ある過疎地のお寺に辿り着いた。
そこには、住職が、微笑みながら、大玉の翡翠の美しい数珠を手に持ち、彼女を待っていた。
その山奥のお寺に自然と住むようになった彼女は、住職の手伝いをしながら、みるみる内に体力が、回復し、生気を取り戻していった。
それと同時に不思議な現象が、彼女の身の回りに起きるようになった。
住職にその現象を、相談すると、「魂ってあるやろう?」とニコニコ微笑みながら言うばかりである。
ある時は、部屋で般若心経を複数で合唱する声が聞こえてくる。透き通った、ウィーン少年合唱団のような声である。
最初、ソレが聴こえた時は、蚊が飛んでいるのかと思ったが、どうも違うような気がして、じっと聞き耳を立てる。と、「ハンニャ〜ハ〜ラ〜」と般若心経の一部が聴こえて来た。
また別の日には、台所で椅子に座っている時に、右の耳元で「タッ!タッ!タッ!タッ!タッ!」と音がする。不思議と怖くは感じなかったA子は、住職に聞いてみた。
「ああ、ずっと前から居てるで。昔亡くなった人やけどなぁ。ワシがこの寺に来る前からや。村の役場に勤めてた、頭の賢いお婆さんやったらしいで。娘さんと仲が悪くて、遺骨を、どっかにやってしもうたみたいで、成仏出来んのちゃうか?」
後日、そのお婆さんの親戚の法事が、寺であった。
親戚の男性が、申し訳なさそうに、言ってきた。「出るでしょう?すんまへんなぁ。迷惑かけて。」とA子に謝ってきた。
またある日、生前そのお婆さんと仲良しだった女性が、嬉しそうに言って来た。
「出たの?出たの?あの人、生きてはった時、本当に明るい、えぇ人やってん!」
なるほど。だから、耳元で「タッタッタッ!」と言われた時、そんなに怖くなかったんだ。からかわれたのか。
妙に納得してしまったA子。
だが、なんとかしたいので、台所の塩を一掴みと、水をテーブルの上に置いてみた。
それと、お煎餅を一枚。
そんなこんなで、日々の暮らしが、あの世の人とこの世と境目のような状態に加え、神仏プラスな毎日を、現在進行形で過ごしている。
文字数 3,446
最終更新日 2020.07.09
登録日 2020.07.09
20
件