ホラー 小説一覧
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とある土地に伝わる人の弱さを喰らう物語。
時として枠を越え現実を侵しうる変貌の忌譚──。
今宵も惑う者が、忌譚の犠牲となる。
切っ掛けは誰しもが持つ理想願望と、決して満たされぬ現実との狭間。憤慨、苦悩、逃避。理由はどうあれ一度でも己が弱さを煽られ、手を伸ばし触れてしまったのなら身から出た錆。狭間に誘われ喰われてしまう。
怖いもの見たさ? 恐れ知らず?
もし触れたいというなら、ご自由にどうぞ。
己を省みて踏み止まるか、読を糧とし前進できるならば良し。はたまた忌譚の一部と成り果てようとも、それは本人しだい。よくよく吟味し見定めてください。結果の救済破滅はお好きなように。どうなろうと存じ上げませぬ。
──時に。あなたは、自分の全てを差し出しても出会いたい『物語』はありますか?
(※こちら、途中の展開までは数年前の作品を書き直したものとなっております)
©️2026 I'm who?/哀無風
文字数 148,694
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.02.01
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――十年に一度、とある島で行われる残酷な奇祭に巻き込まれた兄妹の運命は……。
死者の声が聞こえる兄の実虎斗(みこと)と、幽霊が見える妹の真菜花(まなか)は平穏な日々を過ごしていた。両親が亡くなるまでは……。
高校一年の真菜花は遠縁の親戚に『石更(いしさら)島』へと連れて行かれる。そこで幽霊に触れられる少女・世捺(せな)と出会い、彼女と共に『捧姫(ほうき)』として『清祇(きよぎ)』様の為の祭りに参加するよう命じられる。
だが、世捺には「一緒に祭りを壊してほしい」と頼まれ、この島の恐ろしい因習についても知らされる。
一方、大学三年の実虎斗は真菜花を追って、石更島を望む港町『弧八(こばち)』へやってきた。だが、町民達に古びた牢に閉じ込められ、一部の者の暴走で命の危機に瀕する。そんな実虎斗を救ってくれたのは、鼻に大きな傷のある青年・薫(かおる)だった。
「あの島に行けば、死ぬかもしれない。それでも行く気か?」
薫に問いに、実虎斗は迷わず頷くが……。
※一部、R15程度の残酷・暴力描写があります。
※公開後に加筆修正する場合もございます。
※カクヨム・TALESにも公開しています。
※表紙の画像は「OKUMONO-背景フリー素材 https://sozaino.site」様からお借りしています。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切、関係ありません。
※小説の無断転載・無断使用・自作発言・翻訳・AI学習などは禁止しております。
第9回ホラー・ミステリー小説大賞にて、奨励賞をいただきました。
閲覧や投票、応援してくださった方々、ありがとうございました!
文字数 62,706
最終更新日 2026.03.11
登録日 2025.02.28
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妖怪タクシーの引導は、酔っぱらいの愚痴を聞く。そして、今夜も。だが、引導の認めた復讐には割増料金で妖怪トンネルに連れて行ってくれる。そして、トンネルを抜けて次の日になれば、その結果が分かる………。
さあ、今夜のお客さんは、どんな復讐を願うのかな?
文字数 10,204
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.02.28
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文字数 17,904
最終更新日 2026.03.10
登録日 2024.02.01
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古びた木造アパートで起こる不思議な出来事・・・
※この話は作者の体験談であり、実話です
※こちらはpixivの第2回朝日ホラーコミック大賞に応募した作品となります
文字数 2,751
最終更新日 2026.03.10
登録日 2026.03.10
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(次回更新3/10)
神代壮(くましろ・つよし)、31歳無職。自称“オカルト探偵”。
彼の元には時々、SNSのダイレクトメッセージを通じて奇妙な依頼が舞い込む。
夜な夜な聞こえる謎の声。巷に広がる奇妙な噂。ネット掲示板由来の都市伝説。
彼はそれらを解決すべく、大体手抜き、時々奔走するのだ。
解決料は1件3万円から。家賃のため、パチンコ代のため、ガチャ課金のため、今日も彼は『依頼』の解決に動く。
──不思議な力などではなく、『物理』で。
文字数 48,388
最終更新日 2026.03.10
登録日 2026.01.18
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古いマンションで、夫・雅也と暮らす智子。彼女は「完璧な妻」としての日々を送っているが、その内面では、無関心で支配的な夫に対する静かな殺意にも似た絶望を募らせていた。物語は、冬の湿った空気の中、ガス湯沸かし器が唸るキッチンで展開される。
智子は雅也との会話の中で、丁寧な言葉遣いとは裏腹に、心の中で毒のある独白を繰り返す。夫のために淹れるお茶、準備するシャツ、義母の来訪。それらすべてが彼女を「沸騰直前のやかん」のように追い詰めていく。ある夜、些細なきっかけから智子は空のやかんを火にかける「空焚き」をしてしまう。金属の焼ける匂いと共に、彼女の中で何かが決定的に壊れ、同時に解放される。
智子は夫に対し、長年演じてきた「背景としての妻」を辞めることを告げ、冬の夜の街へと裸足同然で飛び出していく。すべてを捨てて冷たい外気に身をさらした時、彼女は初めて、誰のためでもない自分自身の体温を感じるのだった。清々しいまでの「断念」が導いた、静かな自立の物語。
文字数 3,130
最終更新日 2026.03.10
登録日 2026.03.10
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「……死ねというのか。あいつらは。俺に死ねと……」
目に正気がない男性は小さな声で独り言を言いながら、酒を煽る。空になった空き缶は部屋中に溢れ、あちらこちらにゴミが散乱している。男性は机の上に投げ出されていた紙を掴み、置いたままになっていたボールペンを掴み、恨みの籠った罵詈雑言を殴り書いていく。男性の目には正気はなかった。涙すらも枯れ果て、彼に希望はなかった。ーー後日、男性は自らの意思で命を捨てた。自ら命を捨てるほどに追い詰めた全てに対して憎しみ、恨みながら、彼は自室のクローゼットの中で発見された。
彼の死後、彼の職場である旅館には悪い噂が立つようになった。噂曰く、旅館で一夜を明かすと自ら命を立ってしまうらしい。そんな噂に翻弄されながらも、旅館で働く従業員たちは逃げることができず、追い詰められていく。
文字数 13,146
最終更新日 2026.03.10
登録日 2026.02.20
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⚠️表紙はフォロワー様に頂きました。
静岡県のとある町には黄色い公衆電話がある。その電話はこちらから掛けることが出来ないという、不思議なものだった。
ある日、大雨の中で迎えの車を待っていた巻科優斗(まきしなゆうと)は、とある噂を思い出していた。
《駅にある、黄色い公衆電話を取り、名乗ると死ぬ。「はい」と答えても、すべてが終わる》という噂だった。
信じていたものが嘘となり、日常が闇へと落ちていく。公衆電話という身近にありながら、今は懐かしさのあるものを中心に、何もかもが崩れ落ちていく。
*冒頭にファンアート画像貼ってあります(^-^)
ミステリー強めな軽いホラーとなっています。ジャンルはミステリーの方がよかったかも??
文字数 91,304
最終更新日 2026.03.09
登録日 2026.02.21
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あらすじ
祖父は若くして亡くなった──そう聞かされていた。 だが、祖母の古いアルバムの奥から見つかった一通の手紙が、すべてを覆す。
『十一月十一日 選ばれた者は選び直すことは出来ない。逆もまたしかり。』 差出人は、消息を絶った祖父・志野和樹。手紙には「黒鳥島」の名が記されていた。
ジャーナリストの沖野光琉《おきのひかる》は、祖父の足跡を追って黒鳥島へ向かう。
文字数 41,788
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.02.26
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「雨の日に人が突然倒れる」という不可解な事件が、金沢で続発していた。
冥府庁調査課の神崎イサナと黒野アイリは調査の末、ひがし茶屋街に佇む老舗の人形店「蓮月堂」へ辿り着く。
そこでは“誰も作った覚えのない人形が、夜ごと少しずつ増えている”という奇妙な噂が立っていた。
病に伏す人形師・桐生誠士は、異変の真相解明を二人に託し、さらに姿を消した元弟子の人形師“斎宮”を探してほしいと願う。
増え続ける人形、曖昧に濁される証言、消えた記録。静かな雨音の下で、隠された想いが少しずつ輪郭を帯びていく。
これは、失ったものを手放せなかった人間の執念が引き起こす、じわじわと心を侵す怪異の物語。
文字数 30,090
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.02.01
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施設で育ってきた少年と少女。ある時、魔女の子孫であり存在するだけで周囲に害を及ぼしてしまう存在である呪いの子として追い出されてしまう。そんな二人は生きる気力もなくなり、自分たちが存在しないほうがいいのではないかと思い、自分たちにぴったりな死に場所を求めて旅をしていく。
文字数 2,592
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.03.07
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主人公・榊は、世界的に評価される衣服修復師(レストアラー)である。彼はどんなに傷んだヴィンテージの衣服も、魔法のように元通りにする技術を持ち、依頼人からは「聖人」のように慕われている。しかし、彼には誰にも言えない異常な執着があった。彼は衣服の修復中、その服が最も摩耗し、持ち主の身体的特徴や「生」の痕跡(皮脂、汗、摩擦による劣化)が色濃く残る部分を密かに切り取り、代わりに新品同様の布を完璧に縫い合わせている。
彼が切り取った「人生の残骸」は、彼自身が日常的に着用する下着の裏側に、パッチワークのように縫い付けられている。榊は、他人の人生が最も激しく「擦れた」部分を自分の肌に直接触れさせることでしか、己の孤独を癒やし、生を実感することができないのだ。
物語は、没落した貴族の未亡人・九条夫人のドレスを修復する過程を描く。夫人の虚栄心や過去の栄光が染み付いた布片を自らの胸元に縫い付け、彼女の人生を「摂取」する榊。外見上は完璧に社会に適合し、紳士として振る舞う彼だが、その内側では他人の「摩耗」を渇望する狂気が渦巻いている。彼は今日もまた、完璧な修復を装いながら、人々の人生から大切な記憶と魂を、静かに、そして確実に掠め取っていく。
文字数 3,310
最終更新日 2026.03.08
登録日 2026.03.08
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「今夜の客は、人か、霊か、それとも・・・」
都会の喧騒を抜けた路地裏に、ひっそりと佇むスナック「霊(れい)」
そこは、霊が「視える」ママが一人で切り盛りする不思議な店。
ここを訪れる客たちがグラスを傾けながら吐き出すのは、心温まる記憶か、懺悔の告白か。
「何でも聞くわよ。嫌な話でも、辛い話でも」
ママの優しい言葉に誘われ、今夜も迷える魂が店の扉を叩く。
文字数 61,722
最終更新日 2026.03.08
登録日 2025.02.15
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三日間やまない雨の夜、出版社で働く美月のもとに届いた差出人不明のメッセージ。
――『あなたの髪を、返しに来てください』。
導かれるように辿り着いたのは、商店街のはずれに佇む古い床屋「加藤理容」。
店主の静かな声に促され、美月は胸下まで伸ばした黒髪を切り落としていく。
ロングヘアが束になって床に落ち、ボブへ、ショートへ、スポーツ刈りへ――鏡の中で輪郭が変わるたび、背後には“長い髪の女”の影が濃くなる。
「あなたの髪の中に、もう一人いる」
バリカンの振動、散り積もる短い毛、剃刀が頭皮を滑る冷たい音。
ついにスキンヘッドになったとき、床にあったはずの黒い山は消え、代わりに美月の記憶の底が割れていく。
髪が結ぶのは、過去と罪。
そして、返すべきものは――髪だけなのか。
床屋の鈴が鳴るたび、あなたの「持ち物」だったはずの身体が、少しずつ他人のものになっていく。
静かな恐怖と、皮膚の感覚まで迫る断髪のホラー。
文字数 11,656
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.25
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文字数 107,273
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.01.29
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百合ホラーです、クゥトルフ系ホラーなのでエグいです。(全作品が百合ホラーではありません)
寄生して宿主の脳を操る生き物はいます。
もしも、人間に寄生して人間を操る生き物が存在したとしたら?そんなホラーです。
表紙は生成AIで作った【クトゥルフ系アニメ美少女】のイメージです
(あくまでも、作品のイメージを広げて雰囲気を作るためのAIイラストです)
第2話・和風因習ホラーです、作中には表示されていませんが、この異形もクトゥルフ系列の異形です。
第4話・に現れる『カルーサル』は、反対から読めば感の鋭い、妖怪好きな人ならわかります。
文字数 11,613
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.16
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一級葬祭ディレクター
葬儀司会者として現場に立ち続け、実体験のホラーを書いてます
煎茶道師範
茶道恋愛小説
文字数 8,517
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.21
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私が通っている鹿島高校は、約二十年前にできたらしい。
その前はなんだったのか?
それが所謂、都市伝説のかっこうの材料になってるらしくて......
そもそも私たちが住む鹿島町自体が新しい。
再開発地区だったとかで、駅ができて道路が通り、マンションができて住宅街ができた。
お店も広がってきて、最後に私たちが通っている学校ができた。
私たちが産まれるずっと前に。
では、私たちの町というか、学校がどんな都市伝説の材料にされているかというと、学校が建つ前は更地だった。
更地の前には精神病院だったとか。
町ができあがるより遥か前の話だ。その頃、この辺は病院以外には民家がまばらにあるくらいで何もない場所だった。
ある日なにかの事故だか事件があって、一晩で病院の患者が全員死んだ。
職員も大勢死んだらしい。
そして間もなく閉鎖され、取り壊された。
なにがあったのかはわからない。
だって噂なのだから。
因みに噂では、身寄りのない患者ばかり引き取ってたことから人体実験でもしてたんだろうと言われてる。
新種のウイルスが実験中に漏れて、大勢死んだのだと。
その病院を取り壊して、後からできたのが私たちが通う学校らしい。
ほんとかな?って思う。
文字数 19,140
最終更新日 2026.03.07
登録日 2026.02.28
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人里離れた山中に佇む「聖アイルカ修道院」
二十年前の雨の日に捨て子として拾われた若き修道士イリスは、師であり育ての親でもある悪魔祓い師、ブラザー・コネリのもとで、祈りと労働に明け暮れる静かな日々を送っていた。
しかし、その平穏は突如として崩れ去る。空を覆い尽くす**イナゴの大群(蝗害)**が麦畑を食い尽くし、修道院は深刻な食糧難に陥る。さらには、家畜が鋭利な刃物で頸動脈を切られ、血と内臓だけが綺麗に抜き取られるという、不可解で凄惨な事件が多発し始める。
「吸血鬼の仕業か、あるいは悪魔の業か――」
そんな中、コネリは厨房が怪しいと目をつける。コネリとイリスが院内を散策する中、イリスに悪魔の仕業と思われる危機が忍び寄る。それは親友ラザルをも巻き込む、ガロンの陰謀だった。
悪魔の召喚と東洋の異神、其々4者4用の思惑が絡み合う中、異神は驚くべき異形のモノへと変化を遂げる。それは、救世主か、否か……
登場人物
イリス(主人公)…最近修練士から修道士なった。悪魔祓い師のフラザー・コネリを師匠として慕う 20歳
ブラザー・コネリ…修道士、悪魔祓い師、イリスの育ての親で修道院のハーブ畑の管理人 57歳
ラザル…修道士、イリスの友達、22歳
ブラザー・ガロン…修道院の厨房管理人、料理長、55代前後
文字数 30,427
最終更新日 2026.03.06
登録日 2026.02.26
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他のも同様ですが、おまとめシリーズは時期が来たら消す予定です。(※重複投稿)
文字数 38,671
最終更新日 2026.03.06
登録日 2024.01.22
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仲間との卒業旅行が取りやめになった。
四月の就職まで、予定無しの三ヶ月。ぼーとしてたらもったいない。ユカは独り旅に出ることにした。作者の体験をもとにした私小説です。(名前は仮名)
文字数 10,188
最終更新日 2026.03.06
登録日 2026.02.20
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「この世界なら、みんななかよしになれるのよ」
鏡の中の少女は、そう優しく微笑んだ。
親の都合で田舎に引っ越してきた「ありす」は、不機嫌なまま古い屋敷を探検していた。
埃をかぶった部屋で出会ったのは、ひとつの鏡。その中には、自分とまったく同じ姿をした少女が映り、彼女は自らを「アリス」と名乗った。
鏡越しに語り合い、孤独を埋めるように仲良くなる二人。
しかし次第に、ありすは現実世界でうまく馴染めなくなっていく。
鏡のアリスの言葉が、いつしかありすの中で“正しい答え”になっていった。
※この作品は他サイトにも掲載しています、こちらは修正したものとなっています。
文字数 26,916
最終更新日 2026.03.06
登録日 2026.02.26