切ない 小説一覧
4,481
『同じ黒板、違う世界』 ~「全部わからない」は、たぶん嘘だった~
「この文章で、筆者が一番伝えたいことは何でしょう」
先生の問いに、健太の頭の中は真っ白になる。会ったこともない人の気持ちなんて、わかるわけがない。それより、今日の給食のこと——。
小学四年生。テストはいつも、赤いバツだらけ。返された答案を裏返して、「俺、二点。逆にすごくね?」とおどけてみせる。誰にも見えないところで、そっと紙に折り目をつけながら。
でも、健太はバカなんかじゃない。ただ、同じ黒板を見ていても、みんなと“見えている世界”が、少しだけ違っていた。同じ問題を見て、できる子は「どこが大事か」を探し、健太は「どこから逃げよう」と考える。差は、頭の良さじゃない。世界の、見え方の数だ。
塾に通う優等生・美咲の、止まらない鉛筆。その横顔を見た日から、健太の毎日が、ほんの少しずつ動きはじめる。
「点数はいい。どこで止まった?」——決して叱らない、父。
「答えを探す前に、質問を探しなさい」——図書館の、里見さん。
「めんどくさいから、後でたまらないようにしてる」——地味なのに、いつも自分より点がいい亮。
「終わったやつじゃん」——変わっていく健太を、置いていかれるのが怖い、親友の拓真。
そして、誰より先に、健太の小さな変化に気づいてしまう——紗奈。
赤いバツは、失敗の印じゃなかった。“どこで迷子になったか”を教えてくれる、地図だった。
「全部わからない」は、たぶん嘘だ。だって、名前は書けたんだから。
わからなかった一問が、ふいに“わかる”瞬間。その小さな快感を、あなたはきっと、健太と一緒に思い出す。
これは、ひとつの恋をきっかけに、“わからない”の中へ、一歩ずつ踏み込んでいく物語。一話ごとに、必ず、泣ける。読み終えたとき、あなたはきっと思い出す。同じ授業を受けていたはずなのに、自分だけがわからなかった、あの日のことを。
七人それぞれが、主人公になれる、小さな世界の物語。
「わからない」は、終わりじゃない。——それは、入口だ。
感想数 0
文字数 34,597
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.07.04
4,482
夢の言葉は魔法の呪文【改訂版】
「庶民だった私がお嬢様〜?!」
元一般庶民だったお嬢様と、記憶を失くした召使いの身分差恋物語。
幼き日に他界していた父が名家の跡取り息子だと母の死をキッカケに知らされたアカリは、父方の祖父に引き取られる。
しかし、そこで待っていたのは跡継ぎを作る為の政略結婚。
今までの自分を否定され続け、花嫁修行を強いられる毎日に孤独を感じ、ある日脱走を試みた彼女が出会うのは珍しい白金色の髪と瞳を持つ男性。
彼こそがアカリの運命を変える、召使いバロン。
果たして、記憶を失くしたという彼の正体は?
時間を共にすると同時に膨れ上がる、二人の想いは?!
素敵な表紙絵・扉絵(挿絵)は、
専属絵師様:不器用なヤン様が、手掛けて下さっています。
〈別サイトにて〉
2018年8月1日(水)
投稿・公開
2018年9月13日(水)
完結
この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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文字数 135,198
最終更新日 2019.03.10
登録日 2019.02.08
4,483
言葉の化粧
感想数 1
文字数 1,925
最終更新日 2019.11.27
登録日 2019.11.27
4,484
この夢が終わったら、また君に逢いに行く
——その夢だけは、いつもとどこか違ってた。
主人公のカヨは、ある日を境に同じ日の夢を何度も見るようになる。初めの頃は目を覚ますと内容は大して覚えていないが、回数を重ねる毎に記憶の量は増えていき、やがてこれは夢なのか現実なのかが分からなくなっていく。
夢で見る内容は共通だった。9月26日、靴紐が切れ、見知らぬ怪しい人物が登場し、そして……。
夢か現実か。なぜ同じ日を何度も繰り返すのか。カヨが見たその結末とは——。
※ノベマ!サイトにて編集部おすすめに選出されました。
※アルファポリス、ライト文芸ランキング3位(2021/4/29)。
文字数 92,650
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.20
4,485
【完結】あなたに恋愛指南します
大手商社の受付で働く舞花(まいか)は、訪問客として週に一度必ず現れる和久井(わくい)という男性に恋心を寄せるようになった。
お近づきになりたいが、どうすればいいかわからない。
少しずつ距離が縮まっていくふたり。しかし和久井には忘れられない女性がいるような気配があって、それも気になり……
純真女子の片想いストーリー
一途で素直な女 × 本気の恋を知らない男
ムズキュンです♪
感想数 0
文字数 63,600
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.01.29
4,486
鈍感な一番星は愛に気づかない
『僕にとっての君は、一番星だった』 あなたからの手紙に紡がれていた言の葉は、相変わらず詩的だった。 売れない作家のあなたと自信が持てない俺が出会い、たった1つの嘘により別れてしまう。 『君を守るためならば、嫌われても、淘汰されても、構わない』 でも、その嘘は真実を隠すためのものだった。ただ、一番星を守るために。 『どうか、この愛に気づかないでくれ』 恨んでいたはずのあなたは、あの時の優しいままだったなんて……なんで言ってくれなかったんだ。 「ほんと、バカだよ……あなたは」 俺が気づいた時には、もう、あなたはーー
感想数 0
文字数 503
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
4,487
【短編017】 留守番:百年後に届いた「おかえり」
人がいなくなった家を、ひとりのAIが守り続けていた。
主人から託された最後の言葉は――「家を守ってくれ」。
契約は終了し、時代は流れ、それでもAIは命令を守り続ける。 二十八回目の桜、誰もいない家、そして百年後の来訪者。
静かに積み重なる時間の先で、AIが迎えたものとは。
感想数 0
文字数 1,465
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.06.09
4,488
壁に咲く
精神科の待合室に、一ヶ月だけ花の写真を展示することになった由良(ゆら)。来院者はほとんど見ない。
スマホを見る人、眠る人、不安そうに座る人など様々だ。
花は、ただ壁にある。
ある日、一人の患者が長い時間、写真の前に立つ。その人は泣いている。由良は初めて「表現は誰かを救うのか」という問いに出会う。
感想数 0
文字数 40,270
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.02
4,489
三日月の下で君は笑う~繋がる約束~
感想数 0
文字数 3,097
最終更新日 2020.03.27
登録日 2020.03.27
4,490
(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳
様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。
子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開?
第二巻は、ホラー風味です。
【ご注意ください】
※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます
※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります
※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます
第二巻「夏は、夜」の改定版が完結いたしました。
この後、第三巻へ続くかはわかりませんが、万が一開始したときのために、「お気に入り」登録すると忘れたころに始まって、通知が意外とウザいと思われます。
表紙イラストはAI作成です。
(セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ)
題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております
感想数 2
文字数 254,727
最終更新日 2025.08.23
登録日 2021.06.09
4,491
秘密
文字数 2,871
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.09.05
4,492
もしも世界が変わるなら
氷川恵一は23歳にして“腎がん”を患い余命宣告を受けた。家族との話し合いの結果、治療はせず緩和ケアを希望する。それを機に実家へと移る引っ越し作業の中、古びたノートを見つける。
そこには初恋の人、壬生紗季への想いが綴られていた。
壬生紗季との記憶をよみがえらせた恵一は、その余韻が夢として現れたのか、小学校の時に初めて出会った頃の夢を見る。
当時は、壬生紗季をその目に留めながらも、声を掛けることはできなかった。
しかし、夢の中では壬生紗季から声を掛けてきたのだ。
<願望が夢に現れたのか>
そう思いながらも、死を待つだけの恵一にとって壬生紗季との夢は、かげがえのないものへと変わっていく。
感想数 0
文字数 18,718
最終更新日 2024.02.20
登録日 2024.02.14
4,493
25年目のハーデンベルギア〜あなたに会えて良かった〜
現在50歳の主人公 雨乃恋町(あまのこまち)が、25年以上
前の思い出話を飼い猫の「トキ」に語りかける
話しながら、幸せな日々と悲しい別れも鮮明に思い出していく…
文字数 59,099
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.10.31
4,494
愛の行方
かつて違法名簿屋として闇に生きた奏多は、最愛の恋人・汐里を失っていた。彼女は彼が堅気になろうと奔走した多忙な時期に不意に消えたのだ。一年が過ぎ、昼は建築士の卵、夜はSMのタチとして夜の世界で乾きを癒す奏多の前に、自分と同じ夜の住人である里佳子が現れる。
感想数 0
文字数 14,471
最終更新日 2026.03.06
登録日 2026.02.24
4,495
お母さん、ぼくを呼んで
感想数 1
文字数 8,856
最終更新日 2026.04.29
登録日 2026.04.29
4,496
永久(とわ)に咲くらむ
世は幕末。攘夷運動に揺れるさなか、市田久一(いちだひさいち)は、藩主の護衛役として共に訪れた江戸で、かつて謂れの無い罪で死に追いやられた想い人、葵(あおい)に生き写しな陰間、蜜羽(みつは)に出会う。
呼出し花魁にも引け劣らぬ美貌と評判の蜜羽と、葵と同じ顔を持つ蜜羽に複雑な感情を抱く久一。倒錯の中、久一の中で鎮まりつつあった過去が再び揺り起こされる。
感想数 0
文字数 40,202
最終更新日 2020.08.10
登録日 2020.07.26
4,497
金と銀の婚礼 臆病な聖女と初恋の王子様
【書籍化のため本編と番外編は引き下げました】
「オーランド殿下に嫁ぐのは諦めたほうが、お前のためかもしれないな」
侯爵である父の言葉に、アナスタシアは静かに頷いた。自分はきっと王太子妃に相応しくない。
幼い頃からの恋を諦め、修道女になることを決意したアナスタシアは、最後の夜会へ向かう。そのとき社交界では、オーランドが別の令嬢と婚約するという噂がまことしやかに囁かれていた――。
◆Web投稿時の表紙はアマノハラペコ様に描いていただきました。
感想数 29
文字数 156,259
最終更新日 2021.08.20
登録日 2020.09.09
4,498
バナナとリンゴが机の上から同時に滑り落ちたら
嫉妬や憧れや様々な気持ちが交錯する。
派遣社員の成田葉月は突然解雇された。
成田葉月《なりたはづき》さん、申し訳ありませんが業績悪化のため本日で辞めて頂きたいと派遣先から連絡がありました。また、他に良い仕事があればご紹介しますので」との一本の電話だけで。
その後新しく紹介された派遣先は豪華なお屋敷に住むコメディ女優中川英美利の家だった。
わたし、この人をよく知っている。
そうなのだ、中川英美利は葉月の姉順子の中学生時代のクラスメートだった。順子は現在精神が病み療養中。
お仕事と家族、妬みや時には笑いなどいろんな感情が混ざり合った物語です。
2020年エブリスタ大賞最終候補作品です。
感想数 0
文字数 99,462
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.01
4,499
全てを救う、その手には…
感想数 0
文字数 6,872
最終更新日 2024.06.01
登録日 2023.08.22
4,500
翼をもがれた鳥は空へと墜ちる
「翼をもがれた鳥は堕ちるしかないの」
――寂しげに笑って、あなたは空へ飛んだ。
空へ飛んだ少女と、彼女を追いかけようとする少年。
そして彼を引き留める『私』は、屋上で思いをぶつけあう。
これはきっと、あなたには届かない。
小さな恋と喪失のおはなし。
感想数 0
文字数 5,098
最終更新日 2023.08.29
登録日 2023.08.29
4,501
優しい死神
――私も人を救いたい。
自身の役割に心を痛め続ける「死神」。
「英雄と讃えられる闘神×優しすぎる死神」の二神を描いたお話。
二神はある戦場へと共に向かう。そこで出会った二人の若者を死神は救うが、それは神の理を破ることだった。
死神に何かと構いたがる「闘神」との穏やかながら深い愛情を描きました。
シリアスですが、最後はハピエンで終わります!
全五話。完結いたしましたが、現在続きを構想中です。出来上がりましたらこちらに載せようと思いますので、その時にはよろしくお願いします。
素敵な表紙は、絵師の三波わかめさんから頂きました✨
ありがとうございます💕
感想数 7
文字数 13,617
最終更新日 2025.01.18
登録日 2025.01.17
4,502
僕とあなたの賞味期限の恋
出会ってしまった秋、溶けてしまいそうな冬、少し肌寒い春、花火のように散った夏。長いようで短い日下部奏多と椿洋平の1年間の物語
感想数 0
文字数 11,602
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.08.13
4,503
会いたい・・・
大企業の若手エリートサラリーマン尚哉は、上役でもある専務とその娘の企みに巻き込まれ翻弄されていく。愛する同棲相手と彼女との未来を守るため、尚哉は二人と対決する覚悟を決め行動に移すが、思いも寄らない事態が起こっていた。
大人の切ない恋物語です。
この物語は、小説家になろう様にも投稿しています。
感想数 1
文字数 257,718
最終更新日 2016.11.09
登録日 2016.04.02
4,504
私の両親
私はもなか中学1年生。私の父さんはとにかくギャンブル好きで家に全くお金を入れずに耐え兼ねた母が私が小学5年生の時に離婚。そんな母もある日から男にハマって私を捨てて出て行き
感想数 0
文字数 834
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
4,505
これは毛玉ですか?いいえ、猫です。
骨董店の鑑定士ハリエットは、飼い猫エイトのもふもふお腹を触れないまま5年が経過。初対面のアルフレッドがあっさりとエイトに気に入られ、腹部を堪能する姿に嫉妬し、心の中で敵認定をする。
番外編のSSです。本編に入れるつもりだったのですが、展開の都合上泣く泣くカットした部分です。
こちらで文章を成仏させてください。
猫ちゃんを吸うと、個人的に幸せな気分になります。
本編は「骨董品鑑定士ハリエットとガーネットの指環」になります。
シリアスメインですが、ちょこちょこコメディが入ります。お時間ありましたら覗いていただけたら嬉しいです。
感想数 0
文字数 2,287
最終更新日 2024.12.28
登録日 2024.12.28
4,506
銀の城は心の奥に
ある牢獄。そこに投獄されているのは、白髪の若い女性、名を「セーレ」という。彼女は、人の“思考”そのものに干渉し、他者の意識を操ることができる「特異体質者」だった。その能力の危険性を恐れた国家権力によって、彼女は拘束され、牢に閉じ込められていた。
国は長らく“言論の自由”を禁じ、支配者たちは人々に「考えること」すら罪であると教え込んできた。民衆は命令を疑わず、ただ従うだけの存在に成り下がっていた。思考せず、感情を持たず、静かに命令を待つ者たち。セーレは彼らを“豚”と呼ぶ。しかし、彼女はただ蔑んでいるのではない。そうなるしかなかった人々の哀しみを、誰よりも深く知っていた。
「今日で何年……? 私は、何年ここにいるの?」
ある日、彼女は看守に問いかける。返ってくるのは冷たく、機械的な返答。投獄されて三年。ちょうどこの国で「言論」という概念が法によって抹消された頃と一致していた。
かつて叫ぶことすら罪だった女性は、檻の中で“声”を取り戻していった。誰とも話さず、誰にも届かぬ思考の中で、セーレは自らの能力を精密に制御する方法を学びはじめる。他者の意識に触れ、問いかけ、考えを植え付け、操作する。その力は、もはや単なる偶然ではなく、意志ある「言葉の武器」となっていた。
ボロボロの衣服、失われた歯、蝕まれた肉体。しかし、彼女の心は折れなかった。むしろ、すべてを奪われたからこそ、自由の意味を深く知ったのだ。
「私は自由になりたいだけ……それだけなのに」
その願いは、やがて“怒り”へと変わる。
「言われたことしかしない。ただの豚。なら、そんな豚たちは、私に使われていればいいのよ!」
セーレは牢の隅で立ち上がる。彼女の声は囁きとなり、波紋のように周囲に浸透していく。そして、看守たちのまなざし。
「聞け、豚共! 今こそ反撃の狼煙を上げる時!」
囁きは呪詛のように、あるいは祈りのように牢獄に響いた。
「あなた達は自由なの。何かに囚われて良いはずがない」
言葉を解き放ち、意識の檻を打ち破る。反逆は始まった。だがそれは破壊のためではない。再び“考える”ための、たった一つの革命。
「私が導く。さあ、私だけの言うことを、聞きなさい」
これは、支配される世界で、言葉を奪われ女性が言葉そのものを武器として掲げる、思想と魂の反乱譚。
感想数 0
文字数 47,045
最終更新日 2026.01.18
登録日 2025.12.31
4,507
クリスマスが今年はやってくる?
恋人たちには最も大事な1日がクリスマスだ。そんな日を太陽は今年も一人で迎えようとしていた。ただ今年は中学3年なだけに、受験が言い訳となってくれるはずだった。太陽に届いた不思議な手紙。誰もが信じ難い稚拙な手紙が太陽にとっては希望である。騙されてると分かっていても、一縷の望みに賭けた勇気ある行動により、思わぬ方向へ事態が展開していく。101の水輪、第5話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
感想数 0
文字数 2,846
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.12.31
4,508
晴れ男君と雨女さんの運動会
ひなた君は5年3組の人気者。なぜなら、遠足も運動会も、彼が出れば必ず晴れるから。
なんでもできるひなた君、唯一の弱点は「雨」。雨になると学校に行けないぐらい具合が悪くなる。
ひなた君は、信じられない光景を目にした。雨が降る校庭で、女の子がびしょ濡れになって踊っている。
彼女はクラスメートのしぐれさん。
ひなた君は初め、変わり者のしぐれさんに反発するが、次第に気になってきて……
雨女と晴れ男が運動会に出たら、天気はどうなるか?
小学校を舞台にした8000字のショートショートです。
感想数 0
文字数 8,595
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.10.05
4,509
この世界は確かに愛で溢れていた。
10年前、小学生の時に友達になった女の子がいた。
その子は1年後に父親の仕事の都合で、遠くに引越してしまい、それ以来会う事は無かった。
高校3年生になった俺は、偶然にもその子と再会する事が出来た。
けど・・・その二日後に、彼女は死んだ。殺されたんだ。
何で彼女はこっちに戻ってきたのか?
何で彼女は殺されたのか?
そして、何で彼女は俺に会いに来たのか?
何もかもがわからない。
・・・いや、そうじゃないんだよ。
答えは色々な所に転がっていたのに、それを俺が一切拾おうとはしなかったんだ。
無知は罪とはよく言ったものだな。
わからないからこそ、俺には知る義務と識る責任がある。
これは過去を振り返り、彼女の未来を救おうと必死に足掻き続ける物語
(タイムリープ物です)
感想数 0
文字数 14,164
最終更新日 2018.11.01
登録日 2018.10.29
4,510
隣の家
源が俺のこと好きになればいいのにーー。
あらすじ
宇野篤郎(うの あつろう)の隣人、日高源(ひだか はじめ)は著名な画家だ。
ひとの心をつかむような絵をまるで息をするように自然に描くことができ、そのくせ絵のこと以外は何もできない、むしろ何もする気がないろくでなし。人好きのする穏やかな笑みを浮かべているくせに、基本他人には興味がなく、ときに残酷なほど冷酷に振る舞える三十過ぎの隣人の中年男に、篤郎はもう長いこと初恋をこじらせているのだった……。
子ども扱いされたくない。けれど自分たちの間にある差はそう簡単には埋めることはできなくてーー。
若いからこそ無謀とも言える勢いと強さとを持つ高校生の主人公と、大人になってしまったからこそ臆病になる大人のずるさ。
二回り年の離れたふたりのじれったいほどの恋物語です。
すてきなイラストはShivaさん(@kiringo69)よりいただきました。
感想数 0
文字数 50,256
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.05
4,511
理不尽過ぎる日々から逃れたくて婚約を解消したいと言ったのですが……。
理不尽過ぎる日々から逃れたくて婚約を解消したいと言ったのですが……。
感想数 0
文字数 1,629
最終更新日 2023.01.01
登録日 2023.01.01
4,512
すれ違い夫婦の不幸な結婚
これは不幸な結婚だ。
誰も彼もが不幸にしかならない結婚。
誰にも望まれていないと分かっていながらも娘を差し出さないといけない両親も。
家の為とは言え、容姿も器量も悪いフィメールΩを嫁として迎えなければいけない彼の両親も。
そして、そんな私と結婚しなければいけない、数多のΩやフィメールβやフィメールαすらも虜にする程に才能も将来性にも溢れる美しい彼も。
今から執り行われる挙式に参列する参列者も皆。
初恋の人と、例えままごと以下とはいえ結婚することが出来た私を除き、誰も彼もが不幸にしかならない結婚だ。
(本編抜粋)
自己肯定の低いΩの女の子が、ずっと好きだったαと結婚出来て幸せを噛み締める話。
別にオメガバースじゃなくても良いじゃんとも思ったんですが、思い付いたから書く。
「勝ち組ブスオメガの奇妙な運命」のスピンオフというか同一世界観ですが、見なくても大丈夫です!
オメガバースという設定の都合上、BL表現がふんわりと出て来る場合があります。
なるべくないようにしますが、苦手な方はご注意ください。
感想数 1
文字数 8,511
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.07
4,513
悪役令嬢でしたが、やっと心の平穏を取り戻せたと思ったら
これからは、ずっと幸せに暮らしていくんだ。
そう思っていました。
ですが、その生活は突然崩れ去ってしまいます。
文字数 1,304
最終更新日 2024.01.10
登録日 2024.01.10
4,514
このクソな世界を守って
魔法少女もののロマンシス寄り百合です。
感想数 0
文字数 15,859
最終更新日 2026.03.29
登録日 2024.09.22
4,515
空港のある街では、今日も泣きたくなるほどの青い空が広がっている
感想数 0
文字数 1,109
最終更新日 2019.03.20
登録日 2019.03.20
4,516
愛に溺れたい
何事にも全力で夢中だったあの頃。
全てが輝いて、希望に満ち溢れていたあの頃には戻れない。
昔の事件をきっかけに仲の良かった幼なじみと憧れの先輩、大好きな初恋の相手と離れ離れになった鈴華。
ひょんなことから再会したが、あの事件が鈴華を苦しめ続けている。
初恋の行方は?
崩れ去ってしまった関係はどうなる?
感想数 0
文字数 20,847
最終更新日 2020.07.06
登録日 2020.06.29
4,517
わたしにはあなたが必要だった
わたしにはあなたが必要だった
感想数 0
文字数 443
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.08.06
4,518
夜明け前の線香花火
夏の終わりの眠れない夜。「私」は部屋の片隅に、使いかけの線香花火が置いてあることに気づく。夜明け前の誰もいない海辺で一人線香花火に火を点ける。やがて太陽が昇り始め、線香花火は散るーー。
「夏の終わり」「晩夏」の切なさ、そして日本語の美しさを表現したくて、あえて抽象的に書いてみました。作中に「君」という人物が出て来ますが、ぜひ大切な人を思い浮かべて読んでみてください。
文字数 3,017
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.08.31
4,519
僕は咲き、わたしは散る
自分の気持ちを伝えられない赤谷慎之助は、妹であるあかりの入院がきっかけでクラスメイトになった青山みらいと出会う。自分の気持ちを優先に行動してしまうみらいと対照的な慎之助はお互い関わり続けていくたびに気持ちが変化していく。しかし果たして、それが良いものなのか・・・
感想数 0
文字数 49,132
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.01
4,520
切なくて、恋しくて〜zielstrebige Liebe〜
カフェオーナーである松倉湊斗(まつくらみなと)は高校生の頃から1人の人をずっと思い続けている。その相手は横家大輝(よこやだいき)で、大輝は大学を中退してドイツへサッカー留学をしていた。その後湊斗は一度も会っていないし、連絡もない。それでも、引退を決めたら迎えに来るという言葉を信じてずっと待っている。
そんなある誕生日、お店の常連であるファッションデザイナーの吉澤優馬(よしざわゆうま)に告白されーー
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松倉湊斗(まつくらみなと) 27歳
カフェ・ルーシェのオーナー
横家大輝(よこやだいき) 27歳
サッカー選手
吉澤優馬(よしざわゆうま) 31歳
ファッションデザイナー
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2024.12.21~
感想数 2
文字数 106,028
最終更新日 2025.03.04
登録日 2024.12.21