ミステリー 不思議 小説一覧
1
2
深夜2時、非通知の着信。電話の主は「3年後の自分」だった――。
未来を変えるたび、誰かが死ぬ。究極の選択を迫られるワンルームSFサスペンス!
日々の生活に閉塞感を感じている、運の悪い冴えない主人公。
ある日、深夜2時にスマホが鳴った。非通知の着信に出てみると、声の主はなんと「3年後の自分」だと名乗る。
「明日の朝、いつもの交差点を渡るな」
その忠告に従った翌朝、いつもの交差点で凄惨な事故が起きた。
未来の自分からの情報を得た主人公は、仕事のミスを回避し、ちょっとした得をしていく。しかし、自分がミスを逃れたせいで同僚が重い責任を負うなど、周囲に「小さな犠牲」が出始める。
「なぜ犠牲者が出るのか?」
そう問い詰める主人公に、未来の自分は冷酷に言い放つ。
「過去を変えれば歪みが出る。だが、俺たちの人生を良くするためには必要な犠牲だ」
主人公が過去を変えるたび、未来の自分の状況もリアルタイムで分岐していく。そして通話越しの“自分”は、次第に自己中心的で冷酷な存在へと変貌を遂げていった。
「お前がやらないなら、無理やり変える」
他人の人生を明確に破壊する選択を迫られたとき、主人公は未来の自分との対決を決意する。
予測不能の結末に向かう、緊迫の心理戦が幕を開ける!
文字数 35,396
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.03.15
3
【その村では、死者が生き返る──】
津田ナイトは夏休みを利用してのアルバイトに、山奥の僻地・久留井村(くるいむら)へとやってきた。
久留井村は外界との交流が薄く、今尚、謎めいた不気味な因習が数多く残る村であった。
丘に立つ不気味な電波塔・くるいさまの存在、土葬習慣、そして不気味な言い伝え…。
『くるいさまの下に死体を埋めると、それは生き返る──。ただし、替わりが必要なの…』
ナイトは謎のギャル・蓮寺アテナの世話になり、この村に滞在することになった。
そして村の暗部を垣間見ることに──。
『くるいさま』の下には墓がある。
知らぬ間にそこは荒れてしまい、まるで人が這い出てきたような穴があいているのだ。
村の人間は何かを隠している。
そして、彼らはそれぞれ何かをしようとしている。
死んだ女の名は「南定子」という。
母を亡くした少女・南ちぃはこう言った。
「お母さんは死なない。生き返ってくるんだ」と。
慰めようと言葉を尽くすナイト。
だが、村人たちの反応は違っていた。
──「南定子」はあの時たしかに死んだ。そして、再び蘇った女だ。だから、今回も……。
そう、この村では「死者が生き返る」のだ。
死者は本当に生き返るのか。
この村にはどんな秘密が隠されているのか。
11年前、村を襲った地震の悲劇。死者たちの呪縛。
そして、生きる者の切なる願いとは──。
文字数 126,031
最終更新日 2026.03.23
登録日 2026.02.20
4
梅雨の始まりの某日──父を探して探偵事務所を訪れた少年は、とある富豪のパーティーの招待状を見つけ、父の行方の手掛かりを掴むべくその豪邸へと向かう。そこで待ち受けていたのは、幾つもの暗号と1人の少女を取り巻く、不思議な事件だった。
第1章/暗号館の番人 a girl in sleet
第2章/人形屋敷の呪い melting of snow
第3章/不幸の手紙 stray cat
◆◆◆
不定期で更新しております。
小説に関してはど素人ですので、温かい目で見守っていただけると幸いです。
自分で読み返しながら加筆、修正はして参りますが、誤字脱字などありましたら気軽にご指摘ください。
文字数 53,492
最終更新日 2026.03.21
登録日 2025.09.30
5
本作は、アメリカ文学を代表する作家サリンジャーの死後に噂される「未発表原稿」をめぐって展開する、メタ文学的なミステリーである。物語は、生活に困窮した無名の探偵が、ある大学教授から奇妙な依頼を受けるところから始まる。サリンジャーには死後に遺稿が存在するという噂があるものの、それを実際に見た者は誰もおらず、むしろ調査に関わった人間が次々と失踪しているというのである。半信半疑ながらも依頼を引き受けた探偵は、サリンジャーが晩年を過ごしたニューハンプシャーの家を訪れる。
書斎に残された金庫は空であるが、机の上には不自然なほど無造作に原稿が置かれていた。探偵がそれに触れた瞬間、現実は崩れ、彼は無数の書物が浮遊する奇妙な空間へと引き込まれる。そこには、若者、兵士、老人など、さまざまな年代の「サリンジャー」が存在していた。さらに、狂気に囚われた親族や読者と思しき人物たちも現れ、彼らは皆「書物の中」に閉じ込められているのだと告げる。
やがて探偵は、この奇妙な世界の真相を知る。サリンジャーが晩年に筆を折った理由は創作の枯渇ではなく、彼の書いた言葉が現実を生み出してしまうという恐るべき力にあったのである。作品を書くたびに、登場人物や世界が実在化し、その中に人々を閉じ込めてしまう。そのため彼は沈黙を選び、創作を放棄したのだった。
探偵は、この「書物の迷宮」に足を踏み入れた以上、もはや傍観者ではいられない。文学そのものが現実を侵食する世界において、彼は呪われた遺稿の秘密を解き明かし、人々を解放できるのか。物語は、文学の力と危険性、作者と読者の関係、そして創作が現実をどこまで変え得るのかという問いを孕みながら展開していく。
文字数 10,295
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.19
6
京都から東京へ──行き場をなくした大学生・中村 翠人が転がり込んだのは、姉が営む洋菓子店と、その奥に佇む資産家・西園寺家の重厚な屋敷だった。
居候の条件として突きつけられたのは、義兄・豊春が抱える“案件”の解決。
豊春のもとには、送り主不明の古びたオルゴールと一通の手紙が届いていた。
──それを手にした者は、一週間以内に不幸に見舞われる。
しかも、その不幸は次第にエスカレートしていくという。
直前の所持者は交通事故で九死に一生を得た。
次は、豊春の番かもしれない。
呪いか、仕組まれた犯罪か。
理詰めではなく、直感と行動力で真相へ踏み込んでいく翠人は、やがて二十年前の海難事故と、交錯する人々の想いに辿り着く。
“連鎖する不幸”の裏に隠された、たった一つの復讐の本当の標的とは何か。
第1章/世にも奇妙な贈り物 Chain of Misfortune
第2章/
第3章/
◆◆◆
不定期で更新しております。
小説に関してはど素人ですので、温かい目で見守っていただけると幸いです。
自分で読み返しながら加筆、修正はして参りますが、誤字脱字などありましたら気軽にご指摘ください。
文字数 32,747
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.02.19
7
8
主人公、後野 眼白が目を覚ますとそこは見知らぬ和室。
そして頭から血を流したまま笑っている中学時代の同級生の姿だった。
「皆さんには、ボクを殺した犯人を探してもらいます。」
訳の分からぬ空間で、突然始まる犯人捜しの人狼ゲーム。
選択肢は罪の懺悔か、無惨な死か。そのどちらかだけ。
この中に、『人殺し』がいる——……!
****
全12話。完結まで書いてあるので毎日16時に更新します。
【注意】こちらはミステリーです。
ジャンルがホラーではないのか?と思われるかもしれませんがこれはミステリーです。
血や殺人事件についての描写あります。
珍しく!私にしては!!ふざけてません!!(重要)
追記(2026年4月1日)
第9回ホラー・ミステリー小説大賞、最高順位59位でした。投票してくださった読者の皆様、ありがとうございました!
文字数 37,566
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.02.28
9
とにかくモテたい。
それだけが人生の目標のような男、山村真司(28歳)。
見た目を磨き、流行を追い、筋トレもし、恋愛テクニック動画も見尽くした。
だが、なぜかモテない。
「あと一歩足りない」──そう思いながら、仕事帰りに香水を探していたある日、古びた店を見つける。
店の奥にいたのは、例の不思議な爺さん。
そこで勧められたのは、羊印の香水。
「何事も、ほどほどが一番じゃ」
意味深な忠告を受けながらも、真司は香水を手に入れる。
その日から、世界が変わる。
振れば振るほど、女性が寄ってくる。
笑顔、視線、ボディタッチ──今まで経験したことのない熱量。
だが、欲望は歯止めが効かない。
もっと、もっと、と重ねるうちに、真司は“求められる側”から“消耗される側”へと変わっていく。
モテることは、本当に幸せなのか。
欲望は、どこまでがご褒美で、どこからが罰なのか。
香水の香りが消える頃、真司が知るのは──
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という、古くて新しい真理だった。
文字数 26,379
最終更新日 2026.02.14
登録日 2026.02.14
10
不思議な爺さん短編集
街のどこかに、
ひっそりと存在する古びた店。
薬局のようで薬局ではなく、
雑貨屋のようで雑貨屋でもない。
そこにいるのは、
白髪混じりの、小柄な老人。
「ふぉっふぉっふぉっ……」
儲けには興味がないと言いながら、
時折、不思議な品を差し出す。
それは薬だったり、
飲み物だったり、
食べ物だったり、
時にはまったく別の“何か”だったり。
効くかどうかは保証しない。
だが――
使った者の人生は、少しだけ動き出す。
奇跡ではない。
魔法でもない。
ほんの少しの“きっかけ”。
この短編集は、
そんな老人の周りで起こる
小さな非日常の物語を集めたシリーズである。
信じるか信じないかは、
あなた次第。
ふぉっふぉっふぉっふぉっ。
文字数 181,609
最終更新日 2026.02.12
登録日 2026.02.03
11
ある日、二歳くらいの子犬が段ボールに入れられて捨てられていた。
震えていたその子を、僕は放っておけなかった。
「……今日から、お前はダンな」
オスだったから、単純に“ダン”。
名前を呼ぶと、嬉しそうに尻尾を振った。
それだけで、もう家族になった気がした。
⸻
ある日の散歩中。
夕暮れの河川敷。
作業着姿の、かっぷくのいい男が前を歩いていた。
肩に大きな袋を担いでいる。
その男が、ガサッと何かを落とした。
だが気づかず、そのまま歩き去る。
ダンが急に引っ張った。
「ちょ、ダン?」
落ちていたのは、ドッグフードの袋。
破れかけたラベルに、うっすらと文字が見える。
――犬人……のドッグ……
「……犬人?」
よく見えない。
でもドッグフードなら問題ないだろうと、その時は気にしなかった。
ダンは夢中で袋に噛みつき、ビリッと破って中身を食べ始めた。
「こら、ダン! 行儀悪いぞ」
止める間もなく、ほとんど食べてしまった。
その夜。
ダンはやけに静かだった。
いつもなら僕の足元で丸くなるのに、今日はじっと僕を見ている。
その瞳が――
いつもより、妙に“理解している目”に見えた。
文字数 17,347
最終更新日 2026.02.11
登録日 2026.02.11
12
13
陽月の事務所『万事屋25』に、中学の時の同級生則岡がある日来訪する。用向きは同窓会の誘いだったが、それにしては歯切れが悪い。よくよく突っ込んでみれば、どうやら過去行方不明になっていた友人の遺体が発見されたのだという。特に親しかった訳でもないし、どう考えても厄介事な気配が濃厚なので、丁重にお断りしようとしたその刹那、陽月に囁く声があった。『引き受けたったらええやん』……これが切っ掛けで陽月は巻き込まれて行く事になる。
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※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております(当作については本当に数日に1話とかの更新頻度もあり得ますです…ハイ…すみません!)。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※これはミステリーだ!と断言出来る力量がとてもとても悲しい事になっておりますが、お暇潰しにでも楽しんで頂ければ幸いです。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
文字数 155,730
最終更新日 2026.02.08
登録日 2025.11.03
14
15
文字数 75,597
最終更新日 2026.01.07
登録日 2024.11.19
16
小学2年生の高田連。クラス替えで、1組2組は34人、3組だけは25人と小さいクラスがあったが、なんと3組に入ったのだ。そのクラスには、「イジメッコ」がたくさんいた。25人中、15人。
連は耐えられえるのか。クラス目標「人間関係を作ろう」を守れるのか。
文字数 1,644
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.11.05
17
雪深い山村の教会で、若い司祭と中年の商人の遺体が発見された。
ふたりは聖母像の下敷きになって倒れており、互いの身体には争った形跡が残っている。
ハイネ警部補は教会関係者・村人・未亡人などの証言を集めるが、語られる事実はどれも微妙に食い違い、謎は深まるばかり。
手記、噂、祈り──断片はあるのに、真相だけがすり抜けていく。
聖母は、ほほえむ。
だが、その微笑みは赦しなのか、それとも──。
ゴシックな気配と静謐な緊張が交差する、珠玉のホラーミステリー。
※故・芥川龍之介氏の「藪の中」へのオマージュです。
※作成補助にAIを使用しています。
文字数 7,485
最終更新日 2025.12.01
登録日 2025.12.01
18
中国地方某県にある中間一貫校私立松羽島学園には「学園警察」という独自の組織がある。通称学察と呼ばれるこの組織は,謂わば生徒の生徒による生徒のための警察組織で,学園内で発生したあらゆる事件の解決を目指す組織だ。高等部学察に所属する加賀智佳は新聞部保管庫で生じたボヤ騒ぎを担当することとなる。このボヤ騒ぎ自体は発生後すぐに鎮火され被害らしい被害は確認されなかったものの,当時保管庫は火種のない密室という不可解な状況だったため捜査は難航していた。進展の見込がない状況に痺れを切らした学察上層部は「学園探偵」への捜査協力の依頼を決定する。学察とは完全に独立した一個人であり,学園随一の変人としても名高い学園探偵と協力して事件解決に取り組むこととなった加賀は,トリッキーな学園探偵のキャラクターに振り回されつつも......
文字数 171,475
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.11.08
19
「あの日の沈黙が、25年目の今日、私たちを再び地獄へ引きずり戻す。」
37歳の編集者・藤野葵は、小学校の卒業から25年を経て開かれたタイムカプセル開封イベントの幹事を務める。和やかな再会の中、カプセルから発見されたのは、卒業直前に行方不明になった少女・高梨恵からの謎めいた手紙と、一本の古いデジタルレコーダーだった。
レコーダーには、恵がターゲットとなった陰湿ないじめの記録と、その後の**25年間にわたる不気味な「無音」が収められていた。そして、録音の最後には、成長した恵からの、同窓生全員に向けた「あなたたちの罪は終わらない」**という冷たい告発のメッセージが記録されていた。
過去の罪を隠蔽し、社会的地位を築いた同窓生たち(特に、事件の隠蔽を主導したクラス委員長・悟)は、恵のメッセージを恐れ、葵を脅迫する。
「25年間、見て見ぬふりをした罪」を背負う葵は、レコーダーに残された暗号「25」を辿り、廃墟と化した旧校舎の奥深くに隠された「もう一つの真実」へと辿り着く。恵の失踪の裏に隠された、大人たちの不正と集団的な隠蔽工作。
傍観者であった彼女が、25年間の沈黙を破り、「罪の清算」という名の卒業式を迎える決断を下す、重厚なクライムサスペンス。
文字数 7,771
最終更新日 2025.11.04
登録日 2025.11.04
20
広島県の山間にある小さな町「時雨町」。そこには、誰も近づかない古びた時計塔があった。ある日、町に転校してきた11歳の少年・天野悠は、同級生の少女・咲良とともに、時計塔にまつわる奇妙な噂を耳にする。
「時計塔の鐘が鳴ると、誰かが消える」
「塔の中には“時間を盗む子供”がいる」
悠はその話に興味を持ち、咲良と共に調査を始める。やがて、町で起きた失踪事件と、時計塔の過去に隠された秘密が浮かび上がる。
塔に残された古い日記、消えた兄の痕跡、そして“時間”にまつわる謎。
悠は、自らの推理力と仲間との絆を武器に、時計塔の真実に迫る。
しかし、謎を解く鍵は、悠自身の過去にあった――。
文字数 39,421
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.22
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実体験を元に、他の日に感じた出来事なども織り交ぜて書きました!
夜中って、なんだか不思議ですよね、普段見ないから尚更、そして怖いものが苦手な人にはあまり出歩きたくない時間
そんな時間だからこそ、こんな体験ができたんでしょうね
文字数 1,225
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.09.03
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関係のない事柄だと思っていたのに、全部つながっていた。
モキュメンタリー風のお話です。
続きます。
文字数 15,308
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.17
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キャッチコピー
光に包まれた舞台、その先に待つのは“現実”か、それとも――
あらすじ
大学生の早瀬凛は、映像デザイン研究会に所属する普通の女子。
ある日、同じサークルの佐久間に誘われて、地下アイドルのライブに足を運ぶ。
――だが光に包まれた瞬間、彼女は“異世界”に召喚されてしまった!?
空に二つの月、舞い降りる光の竜、黄金の大地。
観客は熱狂し、誰もが異世界を信じる中、凛はただ一人「ある違和感」に気づく。
ライブはなぜ異世界に見えるのか。
その舞台裏に潜む仕掛けとは――?
謎解き × 異世界演出 × アイドルステージ。
どんでん返しの先に待つラストは、あなたの想像を超える。
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タグ
現代 / 異世界風 / アイドル / 推理 / どんでん返し / 短編 / 大学生主人公 / Z世代向け / イマーシブ演出 / ライブ / SNSバズ / ハッピーエンド
文字数 3,661
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.08.24
28
その本屋には、道に迷ったようにしてしか辿り着けない。
ふとした瞬間、心の奥に沈めた記憶を呼び起こすように、本たちは彼女の前に姿を現す。
彼女が足を踏み入れたのは、路地裏の片隅にぽつんと佇む、不思議な書店。
そこに並ぶ本はすべて、誰かがかつて心にしまい込んだ〈記憶〉だった。
何を忘れ、何を思い出し、なぜ人は記憶と向き合わなければならないのか。
口数少ない店主の老人と一冊ずつ記憶をめぐるたびに、彼女は“自分自身”という謎に少しずつ近づいていく。
過去に怯える者、痛みに蓋をする者、真実に背を向ける者──
すべての読者に静かに問いかける、“記憶”と“赦し”をめぐる連作ミステリー。
物語を読み終える時、あなたも一つの答えに辿り着く。
文字数 2,838
最終更新日 2025.08.18
登録日 2025.08.13
29
山田は、毎朝6時半に起きる。
トーストを焼き、コーヒーを淹れ、作業服に袖を通す――そんな“いつもの一日”を、ただ繰り返していた。
だが、ある朝を境に、少しずつ世界が変わり始める。
コーヒーの味が違う。色がくすむ。同僚の言葉遣いが妙だ。
何かがおかしい。けれど、周囲は誰も気づかない。
染色整理工場を舞台に、少しずつ“当たり前”が壊れていく日常。
音が消え、言葉が歪み、色彩が消え――やがて訪れる、静かな真実。
「それ」は夢だったのか、それとも……。
日々の尊さに気づく“色と記憶”の再生譚。
静かな恐怖と深い感動が交錯する、長編心理ミステリ。
文字数 24,980
最終更新日 2025.08.06
登録日 2025.06.19
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32
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東京第三研究室。
その地下室に閉じ込められ暮らす私の元に依頼人は訪れる。
依頼人は『大切な誰か』について知りたがっている。
『大切な誰か』は行方不明で、生きているのか亡くなっているのかわからないからだ。
私はアビリティを使い『大切な誰か』の生死を確認する。
ある時、重要人物から指名され依頼が入った。
私は研究室を出ることを許され、彼の住む山奥の屋敷を訪れた。
彼は10年前に行方不明になった兄弟の生死を知りたがっていた。
だがアビリティで出た結果は予想外のものだった。
混乱の中、不可思議な出来事が連鎖する。
現在と過去、現実と幻想が入り混じる。
やがて残酷で悲しい真実が浮かび上がる。
文字数 100,073
最終更新日 2025.06.12
登録日 2025.06.07
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気がつくと、自室から出られなくなっていた主人公、カイ。そばには謎の少女。
ーなぜだろうか、僕はこの人を知っている。でも僕は何も思い出せない。ー
少女は言う。
「あなたが『答え』を教えてくれたら、あなたはきっとこの部屋から出られるから。」
カイと少女は、お互いの『答え』を確かめる小さな旅に出る。
文字数 8,390
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.05.13
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文字数 1,337
最終更新日 2025.04.26
登録日 2025.03.16
38
■導入部
「死んでて草、こえて花」
女子高生小説家、宮古島歩鳥は口ではそう言いながらも困惑していた。
まさか閑静な別荘地で悲惨な殺人が行われるなど、露にも疑ってなかったのだ。
同じ大学、同じ学年の女子大生五人組は、都内某所でルームシェアをしている。
彼女たちはそのうちのひとり、カイリが持つ別荘のある、割尾村へと訪れていた。
カイリの従姉妹である宮古島も誘われたのだが、一人だけ先に到着していた。
ある仕掛けを準備するためだ。
一方。
寂れた無人駅に降り立った彼女たちに、腰の曲がった老夫が呟いた。
「あ、今この村に来るってことは、若いのに結構情報リテラシー低いんスね」
怪訝そうな女子大生たちをよそに、老夫はニヤリとたらこ唇を歪ませる。
「一ヶ月くらい前に村で祀られてる祠が崩れてしまってぇ、洒落にならないくらい良くないことが起きてるんです。オカルトと片付けるには時系列の相関関係が明白なのでぇ、女の子が一人二人いなくなってもシラを切る体質が出来上がってるんスよ」
薄汚い黄色いパーカーを着た老夫は、一方的に早口で捲し立てると、「ア、スイマセン」と一言詫びて立ち去っていった。
思えばこのときから、犯人は牙を研いでいたのだろう。
そして事実、うら若き乙女の命は奪われた。
そしてその犯人は、おなじ別荘を訪れた残りの5人の中にいる。
魔女裁判、ここに開廷す!
文字数 40,427
最終更新日 2025.04.15
登録日 2025.03.23
39
**『迷宮の鏡の中で』シリーズ**は、「洗脳」「沈黙」「虚像」「虚無」という四つのテーマを通じて、人間の選択と存在の本質を描き出す壮大な物語です。それぞれの章は、人間の内面に潜む矛盾や葛藤を深く掘り下げ、読者を心理的・哲学的な旅へと誘います。
最終章『虚無』では、選び続けることの呪いと、その果てにたどり着く静かなる終焉が描かれます。「助ける」とは何か、「選ぶ」とはどういうことなのか――。キャラクターたちが次第に「私たち」という一つの存在へと変質し、すべての境界線が曖昧になる中、鏡の破片が映し出す未来が物語に圧倒的な深みを与えます。
このシリーズは、選択の重みと結果の不確かさを通じて、人生や存在そのものに対する問いを突き付けます。最後に残る「虚無」は、意味の消滅でありながら、選ばなかったすべての可能性を映し出す象徴でもあります。
読む者の心に重く響く哲学的叙事詩、『迷宮の鏡の中で』シリーズは、ここに完結しました。
文字数 5,986
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.04.08
40
全て一話完結です。
黒猫と白猫と?神の願い
キャッチコピー
「ニャァー」「何度も言うようだけれど、私は大きな猫じゃないよ」
あらすじ
不変なき日常を生きる三つの存在。
白猫と黒猫と?神だけが在る空間。
其々の持つ願望が世界を変える。
岐天駅
キャッチコピー
大抵の日本人が此処へ来る
あらすじ
人はその選択に後悔する。駅に着けば誰であろうと有無を言わさず絶望させ、どの道を選んだとしても決して正解は無いと示した。そう、絶対に間違いへと進むのが人間なのだから。
気付け社
キャッチコピー
ふと、通った寄り道が俺を変えた。
あらすじ
田舎町で平穏を貪る青年が夏休みの真夜中の買い物帰りにふと通り道の神社を訪れ、不思議な巫女と出会う。だが、妙に会話が合わず、夜明けを迎えて。
文字数 16,046
最終更新日 2025.03.31
登録日 2024.03.08