愛人小説一覧
神も国法も夫の不貞如きでは離婚を認めない『離婚、暗黒時代』に、庶民の間では『妻売り』が行われていた。
妻を縄で縛り、公開の場で競りを行う『妻売り』は悪習か、やむにやまれぬ者達が捻り出した奇策か⋯⋯。
結婚前から愛人を作り、2度としないと言う約束で結婚したはずなのに⋯⋯愛人を作り続ける夫と離婚できない主人公アイラ。
夫が『妻売り』すると言いながら、競りの参加者を募っている場に遭遇したアイラは⋯⋯何を考え、どんな行動に出るのか。
『妻売り』自体は本当にあったお話ですが、このお話は⋯⋯もちろん、フィクション。
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ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
8話で完結、公開予約設定済み。
R15は念の為・・
文字数 9,289
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.19
祭壇の前に立った。
婚姻契約書と共に、もう一つの契約書を
神に提出した。
隣の花婿の顔色が少し悪いが知ったことではない。
“お前なんかと結婚したくなかった。
妻の座はやるが何もするな”
そう言ったのは貴方です。
今からぶっといスネをかじらせていただきます!
* 作り話です
* R指定は保険レベル
* 完結保証付き
* 暇つぶしにどうぞ
文字数 127,122
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.01.24
ラウラはノルリアン王国の第1王女だ。生まれた時に銀の鱗につつまれていたために、母である王妃からバケモノと疎まれて大伯母エドラに育てられた。十二才になって初潮を迎えたラウラは、銀の鱗がすっかりとれて目の覚めるような美少女に生まれ変わる。
やがてラウラは隣国マラーク国王の王妃として嫁ぐが、夫には婚約者の時から既に愛人がいた。嫁いだ後、愛人は王妃であるラウラに対してさんざん意地悪をする。なんだかんだと彼女をかばう夫に、ついにラウラは愛想をつかす。「逃げ切るしかないわね」そのセリフに食いついたのは年下の護衛騎士。「絶対に逃げ切ってください」怖いほど真剣に頼み込んでくる。
彼は隣国ヴァスキアの王太子エカルトだった。そしてラウラの唯一の伴侶。それを必死で隠してラウラに仕えた日々が、ようやく報われる。
最初戸惑うばかりだったラウラも、だんだんにその愛に応えたいと思うようになって、自分の中に欠け落ちた愛する心を拾ってゆくようになっていく。
全体的に少し重めのお話しですが、傷をもった同士の男女が相手しかいないと認め合い愛し合うようになるまでのお話しです。
R18は後半に入ります。前半ゆるめのR15++くらいのが入りますが、ヒーローとヒロイン以外のアレですので、気持ち悪いと思われる方は申し訳ありませんがブラウザバックでご対応ください。
*ムーンライトノベル、エブリスタにも投稿しています。カクヨム掲載分は、R15版です。
文字数 116,042
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.01.31
フレアとは結婚式当日夜に君を愛することはないと言われ、愛人の存在を告げられたことにより、ショックを受けることもなく婚姻を無効にするため、実家連絡をするような女である。そして、昔好きだった相手が襲来し、再婚の予約をしたので、さっさと別れたいと夫を元夫にすべく丸め込むのであった。
文字数 9,950
最終更新日 2024.03.08
登録日 2024.03.08
亡くなった夫が残してくれたものは愛情だけではなかった。
それを糧にして女性は二度目の結婚に踏み切る。
期間を設けて結婚し、商会を立ち上げた、そして夫となった男は愛人を作り自由を謳歌していたが、その娘が妊娠した。
子供など必要ないと思っていた男だが、結局のところ、女は子供を産んだ。
契約の期間が迫っていたとき、男は自分の生活の為、離婚を避けたいと思うようになった。
文字数 3,874
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
王国の伯爵令嬢だったエミリアは長年の想い人である公爵令息オリバーと結婚した。
しかし、夫となったオリバーとの仲は冷え切っていた。
オリバーはエミリアを愛していない。
それでもエミリアは一途に夫を想い続けた。
子供も出来ないまま十年の年月が過ぎ、エミリアはオリバーにもう一つの家庭が存在していることを知ってしまう。
それをきっかけとして、エミリアはついにオリバーとの離婚を決意する。
オリバーと離婚したエミリアは第二の人生を歩み始める。
一方、最愛の愛人とその子供を公爵家に迎え入れたオリバーは後悔に苛まれていた……。
文字数 173,527
最終更新日 2024.02.11
登録日 2023.09.04
ある日柳田はアパートの下の階の部屋に空き巣に入り詐欺を思いつくが、なぜか部屋の住人からある関係を持ちかけられた。
他サイトにも掲載しています。
文字数 15,704
最終更新日 2024.02.08
登録日 2023.08.10
「いつものように、小鳥みたいに囀ってみよ―――」
男遊郭で、攻トップとして人気を誇ってきた那岐。
ついに身請けされ連れて行かれた先で待っていたのは――― 少し意地の悪い王子様の愛人として、抱かれる日々でした。
現代用語も気にせず使う、和洋ごちゃ混ぜファンタジー。女性の愛人も登場します(絡みなし)
(この作品は、個人サイト【 zerycook 】に掲載済の作品です)
文字数 161,024
最終更新日 2024.01.21
登録日 2023.08.01
4歳年上の婚約者が幼馴染を好きなのは知っていた。
だから、きっとこの婚約はいつか解消される。そう思っていた。
なのに、そんな日は訪れることなく、私ミラ・スタンリーは学園卒業後にマーク・エヴァンス公爵令息と結婚した。
結婚後は旦那様に優しく大切にされ、子宝にも恵まれた。
いつしか愛されていると勘違いしていた私は、ある日、残酷な現実を突きつけられる。
※ヒロインが不憫、不遇の状態が続きます。
※ざまぁはありません。
※作者の想像上のお話となります。
文字数 69,862
最終更新日 2024.01.20
登録日 2023.05.27
外れない指輪。消えない所有印。買われた一生。
けれどもそのかわり、彼は男の唯一無二の愛を手に入れた。
✔︎ 四十路手前×ちょっと我儘未成年愛人
✔︎ 振り回され気味攻と実は健気な受
✔︎ 職業反社会的な攻めですが、BL作品で見かける?ようなヤクザです。(私はそう思って書いています)
✔︎ 攻めは個人サイトの読者様に『ツンギレ』と言われました。
✔︎ タグの『溺愛』や『甘々』はこの攻めを思えば『受けをとっても溺愛して甘々』という意味で、人によっては「え?溺愛?これ甘々?」かもしれません。
🔺ATTENTION🔺
攻めは女性に対する扱いが酷いキャラクターです。そうしたキャラクターに対して、不快になる可能性がある場合はご遠慮ください。
暴力的表現(いじめ描写も)が作中に登場しますが、それを推奨しているわけでは決してありません。しかし設定上所々にそうした描写がありますので、苦手な方はご留意ください。
性描写は匂わせる程度や触れ合っている程度です。いたしちゃったシーン(苦笑)はありません。
タイトル前に『!』がある場合、アルファポリスさんの『投稿ガイドライン』に当てはまるR指定(暴力/性表現)描写や、程度に関わらずイジメ描写が入ります。ご注意ください。
➡︎ 作品や章タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
➡︎ 作品は『時系列順』ではなく『更新した順番』で並んでいます。
文字数 60,487
最終更新日 2024.01.14
登録日 2023.02.28
父親の愛情を知らないまま育った子は愛人の子だった。
「どうかあの子にも慈悲を」と愛人アリーヌは懇願する。だが、金子だけを渡すだけで彼は去って行く。
一方で本邸にいる本妻マチルドは愛のない生活に疲れていた。
長く伸ばした爪を擦り合わせて、フゥと息を吐いた。その仕草はまるでカマキリのそれだった、嫡男のクレマンは幼心にゾクゾクとした緊張感に襲われた。
文字数 25,167
最終更新日 2024.01.01
登録日 2023.12.19
突如、ズィーガー公爵の妻となった男爵令嬢マリィ。
しかし、夫であるクリフォードは彼女に冷たく当たり目の敵にした。何故なら、クリフォードには真実の愛で結ばれた愛する人、元聖女であるシルヴィーがいたからだ。
マリィは親が勝手に決めた妻。当然、クリフォードは邪険にした。
だが、そんなクリフォードにマリィは笑みを浮かべ……。
「クリフォード様、実は私も今回の婚姻は不服なんです。お互い様ですね」
「は?」
クリフォードは知らなかった。この結婚を最も不服に思っていたのはマリィだと。
真実の愛? 存分に全うしてくださいませ。
私は私で幸せになりますので。
だが、そんなマリィにある日、赤ん坊が送られてきて……?
※序盤恋愛シーン無し。
※過去に書いた作品。供養がてら書き直したもの。
※のんびり更新。
※誤字脱字は不治の病。
文字数 213,252
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.11.12
私は愛人がいる婚約者と結婚したのだが
挙式当日に「お前を愛することはない」的なことを言いだし
夫となった人物は邸を出ていった。その後の夫はというと……
政略結婚でそんなことをしたら、こうなるでしょう
文字数 2,252
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.12.09
「丁寧に、ちゃーんとお舐め。下手なことしたら、お尻ペンペンよ」
ベルトの皮部分で軽く腰辺りを後ろ手に叩いてやると、照夫は惚けたような顔になって、ペロペロと夢中で舐め始めた。
ああ……なんていい気持ち……一度やってみたかったのよね。私、こっちの才能もあるのかしら。
私は顔の上で腰を前後にゆらゆらと揺らしながら、舌が少し奥まで入ってくるのを誘った。
「いいわ……上手よ……」
後ろ手にお魔羅を探ると、もうビンビンに復活していた。
「これ、どうしたいの」
「……ほ、欲しいです」
「何が? どうしてほしいの」
「あ、あなたの、このグチョグチョでメス臭いおマン様に、ブッ刺したいです」
「臭い? じゃあ、もっと嗅ぎなさい」
文字数 25,522
最終更新日 2023.12.08
登録日 2023.11.10
文字数 3,374
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.12.03
文字数 10,757
最終更新日 2023.12.03
登録日 2020.06.21
ユリアーナは夫である伯爵のブレフトから、完全に無視されていた。ブレフトの愛人であるメイドからの嫌がらせも、むしろメイドの肩を持つ始末だ。生来のセンスの良さから、ユリアーナには調度品や服の見立ての依頼がひっきりなしに来る。その収入すらも、ブレフトは奪おうとする。ユリアーナの上品さ、審美眼、それらが何よりも価値あるものだと愚かなブレフトは気づかない。伯爵家という檻に閉じ込められたユリアーナを救ったのは、幼なじみのレオンだった。ユリアーナに離婚を告げられたブレフトは、ようやく妻が素晴らしい女性であったと気づく。けれど、もう遅かった。
文字数 27,073
最終更新日 2023.12.03
登録日 2023.11.29
伯爵夫人のフロレンシアは、夫からもメイドからも使用人以下の扱いを受けていた。どんなに離婚してほしいと夫に訴えても、認めてもらえない。夫は自分の愛人を屋敷に迎え、生まれてくる子供の世話すらもフロレンシアに押しつけようと画策する。地味で目立たないフロレンシアに、どんな価値があるか夫もメイドも知らずに。彼女を正しく理解しているのは騎士団の副団長エミリオと、王女のモニカだけだった。※番外編が別にあります。
文字数 14,094
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.03
【恋愛ランキング197位!(10/30 朝8時時点)】
王子と婚約してからの間ずっと、冷遇に耐えてきたというのに。
愛人が複数いることも、罵倒されることも、王子がすべき政務をやらされていることも。
何年間も耐えてきたのに__
「お前のような器量の悪い女が王家に嫁ぐなんて国家の恥も良いところだ。婚約破棄し、この娘と結婚することとする」
王子は新しい愛人の女の腰を寄せ、婚約破棄を告げる。
愛人は王子にしなだれかかって、得意げな顔をしている。
名前設定無しです。
登場人物は「王子」「愛人」「彼(軍人の幼馴染)」「私の家族」「国王」と言った具合です。
全5話のショートショートとなります。毎日1話更新します。
(いつか長編として書くかもしれません。)
感想をお待ちしております。
文字数 4,276
最終更新日 2023.10.28
登録日 2023.10.24
男爵令嬢アレクサンドラは、父親に二人の結婚相手候補を提案される。「お前が好きに決めていい」と言われたアレクサンドラは、どちらにしようか決めかねてしまう。一人は伯爵令息のお金持ち。しかし性格に難あり。もう一人は男爵令息のお金なし。しかし性格が良い。”東の国”の知識が使えると思い立ったアレクサンドラは、既婚の男爵夫人たちの投票で未来の夫を決めることにする。
文字数 6,947
最終更新日 2023.10.03
登録日 2023.10.02
リデルはヴォルシュタイン王国の名門貴族ベルクォーツ公爵の血を引いている。
しかし彼女は正妻の子ではなく愛人の子だった。
父は自分に無関心で母は父の寵愛を失ったことで荒れていた。
そんな中、母が亡くなりリデルは父公爵に引き取られ本邸へと行くことになる
そこで出会ったのが父公爵の正妻であり、義母となった公爵夫人シルフィーラだった。
彼女は愛人の子だというのにリデルを冷遇することなく、母の愛というものを教えてくれた。
リデルは虐げられているシルフィーラを守り抜き、幸せにすることを決意する。
しかし本邸にはリデルの他にも父公爵の愛人の子がいて――?
「愛するお義母様を幸せにします!」
愛する義母を守るために奮闘するリデル。そうしているうちに腹違いの兄弟たちの、公爵の愛人だった実母の、そして父公爵の知られざる秘密が次々と明らかになって――!?
ヒロインが愛する義母のために強く逞しい女となり、結果的には皆に愛されるようになる物語です!
完結まで執筆済みです!
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 107,405
最終更新日 2023.09.26
登録日 2023.08.29
私の夫フレデリック伯爵は、王宮でも誠実な人柄で通っていました。王家からの信頼も厚く、自慢の夫でした。しかしある日、私は夫が侍女と浮気していることを知ってしまいます。信じられない気持ちでいっぱいでしたが、嘘の外出予定をつくり、夫の動向を探りました。実際はその時間、寝室のベッドの下に隠れたのです。すると、夫は侍女のローザを連れてやってきました。さて……制裁を加えねばなりません。
文字数 5,829
最終更新日 2023.09.23
登録日 2023.09.22
私の夫はオイゲンという名の年老いた侯爵です。彼は過去に二度愛人をつくったことがありますが、どれも財産を騙し取られています。夫の代わりに立て直しの役を担ってきた私は、もう愛人を許す余裕などないのです。まずは別れさせて、そのあと夫にわからせてやります。
文字数 1,794
最終更新日 2023.09.21
登録日 2023.09.21
【大人になってしまったストリートチルドレン受け】 X 【ザ・草食系童貞大学生の日本人旅行者攻め】
のお話です。企画の趣旨がオラオラ!もっと掘れや~って言っちゃうネコなんで、掛け算が逆になっています。
舞台はクイのバンポク。スラムにある連れ込み宿。
安さに惹かれて、間違えてスラムにあるホテルを取ってしまった純粋系大学生のリョウ(童貞攻め)。
道に迷っていたところで、アーティ(男娼受け)から声を掛けられてホテルまで案内して貰ったら…というお話です。
受けは年齢を詐称しており、主人公は法令違反はしておりませんので、安心してお読みください。
特に注記がなければ、攻め視点でお話が進みます。
X(旧:Twitter)上で夏芽玉さんが主催していらっしゃる「オラネコBL企画」参加作品です。
なんと!X上の企画に応募したら、春森夢花さん(@harutocabbege)に絵を描いて頂けちゃいました!
表紙と「闇の腐女子の皆様へ」に載せさせて頂いています。
11月15日からの闇BL企画の主催者様です。闇の腐女子を自覚してるので、開催期間が楽しみ〜(*≧∀≦*)
※誤字脱字のご指摘大歓迎です!感想も大歓迎です!!
良ければもうすぐ完結する別作品も、ぜひよろしくお願いいたします!
2023年10月31日追記:
短編でも出したら良いよ!と皆様がおっしゃるので、お祭りに参加してみようかなと。(正気か!?)
よろしくお願いいたします。
文字数 17,894
最終更新日 2023.09.19
登録日 2023.09.19
リリアベルとカインは結婚して3年、子どもを授からないのが悩みの種だったが、お互いに愛し合い仲良く暮らしていた。3年間義父母も孫の事は全く気にしていない様子でリリアベルは幸福だった。
しかしある日両親は夫のカインに愛人を持たせると言い出した。
不妊や子供に関する繊細な部分があります。申し訳ありませんが、苦手な方はブラウザーバックをお願いします。
世界観はフワッとしています。お許しください。
他サイトにも投稿。
文字数 3,749
最終更新日 2023.09.02
登録日 2023.09.02
「お前を愛することはない!」
結婚初日、お決まりの台詞を吐かれ、別邸へと押し込まれた新妻ジュリエッタ。
だが彼女はそんな扱いに傷つくこともない。
なぜなら彼女は―――
文字数 74,550
最終更新日 2023.08.12
登録日 2023.07.23
子が成せないまま結婚して5年後が過ぎた。
二人だけの人生でも良いと思い始めていた頃、夫が愛人を連れて帰ってきた……
文字数 3,395
最終更新日 2023.07.20
登録日 2023.07.20
子爵令嬢セピアは侯爵令息リースハルトと政略結婚した。
財政難に陥った侯爵家が資産家の子爵家を頼ったことによるもの。
初夜が終わった直後、『愛する人がいる』と告げたリースハルト。
まごうことなき政略結婚。教会で愛を誓ったけれども、もう無効なのね。
好きにしたらいいけど、愛人を囲うお金はあなたの交際費からだからね?
実家の爵位が下でも援助しているのはこちらだからお金を厳しく管理します。
侯爵家がどうなろうと構わないと思っていたけれど、将来の子供のために頑張るセピアのお話です。
文字数 16,527
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.22
「リゼット、俺がお前を愛することはない」
新婚初夜の寝室にて。
夫となったアラン・ハウンドの言葉に私は息を止める。
前々からなんとなくではあるが、勘づいていた。
夫には他に愛する女性がいるのではないか、と。
案の定、夫はミリア・ローザという愛人を作っていた。
しかもミリアの容姿は私とそっくり。
妻と瓜二つの愛人だなんて、一体どういう神経をしているのだろうか?
私のことを子どもを生む道具としてしか見ていない夫。
このまま怠惰に暮らすよりも、私は本当の自由を手に入れたかった。
籠の中の鳥のように、夫の元で一生を終える気など微塵もない。
洗いたてのシーツを握りしめながら、私は静かに復讐を誓うのだった。
(二人にとびきりの悪夢を見させてあげる)
サスペンス×異世界恋愛ストーリーです。
文字数 5,035
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.25
ソラル・デュポン、34歳、独身。職業、第6騎士団長。
見た目も才能も中の中。どこをどう見ても平凡な男である俺は、運とコネをたよりに、第1騎士団長の愛人、第3王子のセフレを経て、順調に騎士団でのキャリアを積んでいた。
第6騎士団長として、順風満帆な日々を謳歌していたある日、優秀すぎる部下・レオン・ジラールが下剋上を企んでいるという疑惑が持ち上がる。
超デキる部下・レオンに仕事も私生活もすべて依存していたソラルに、果たして生存の道はあるのか?
そんなおり、かつての愛人・ユーゴ・フランドル、はたまたかつてのセフレ・第三王子のルイも登場し、ソラルの周りには波乱が巻き起こるのだった……。
優秀すぎるイケメン部下×流され体質の平凡騎士団長
攻めは複数ですが、最後は固定カプ。メイン攻めはすぐには登場しません。
長くならずにさっくり終わる予定です!
※R18シーンの予告はありません。ご注意ください。
文字数 90,609
最終更新日 2023.06.23
登録日 2023.05.21
愛する人と結婚して一年、幸せな毎日を送っていた。それが、一瞬で消え去った……
彼は突然愛人と子供を連れて来て、離れに住まわせると言った。愛する人に裏切られていたことを知り、胸が苦しくなる。
邪魔なのは、私だ。
そう思った私は離婚を決意し、邸を出て行こうとしたところを彼に見つかり部屋に閉じ込められてしまう。
「君を愛してる」と、何度も口にする彼。愛していれば、何をしても許されると思っているのだろうか。
冗談じゃない。私は、彼の思い通りになどならない!
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
文字数 19,038
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.06.08
鮎川サチは夜中に目が覚めて眠れなくなった。眠気覚ましにコーヒーを入れた。そのコーヒーを飲みながら昔付き合ってきた人との恋物語を思い出していた。いったいどれだけの男性と付き合ってきただろうか。そのことを思い出していた。ふと、意識が遠のく。そして思い出していた。彼らのことを。
文字数 60,190
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.05.27
妻が最近、エメラルドグリーンのドレスを買った。使用人の報告によると、今まで装飾品や洋服には興味がなかったはずなのに、ある日突然目覚めたように、新調したドレスを眺めるようになったとのこと。日を増すごとに、妻のことが気になってしまう……。見慣れぬ妻の姿に、心のどこかで揺さぶられるものがあった。このまま黙っているのは何かが違うと思い、話を切り出そうと決めた。
文字数 1,696
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.06.01
国王が処刑された。革命派のリーダーであるガスパルは、セリーヌに金を渡し、国王派のランベール伯爵をおびき寄せようとした。セリーヌとランベールは秘密の愛人関係にあったが、セリーヌはランベールの愛を信じられないでいた。それゆえに取引に応じたのだったが、セリーヌの予想に反して、ランベールが姿を現す。「わざわざ死にに来たのか? 生きるのを諦めたか?」と問うガスパルに対し、ランベールの答えは……?
文字数 3,837
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.28