ファンタジー 恋愛小説一覧
ごく平凡な毎日を過ごしていた。
只の一般人として、何も変わらない毎日を過ごして来た。
それは久々に親友とその彼女と飲みに行った後に起こった。
何も起こらなかった毎日に突然起こった出来事から俺の時計は止まり、そして、また動き出した。
作者より
不定期で更新していく予定です(^^ゞ
のんびりだらだらと楽しんで貰えれば幸いです( ゚Д゚)ゞ
文字数 57,485
最終更新日 2019.03.08
登録日 2019.01.01
「突然だけどこの家を出て行ってもらえるかしら」
ホント突然だよ!
いきなり突きつけられた金貨100枚の借用書。
両親を失い家を失った私は妹を連れて王都へ向かおうとするが、ついつい騙され見知らぬ領地に取り残される。
「ちょっとそこのお嬢さん、あなたのその聖女の力、困っている人たちを助けるために使いませんか?」
「そういうのは間に合っていますので」
現在進行形でこちらが困っているのに、人助けどころじゃないわよ。
一年間で金貨100枚を稼がなきゃ私たちの家が壊されるんだから!
そんな時、領主様から飛び込んでくる聖女候補生の話。えっ、一年間修行をするだけで金貨100枚差し上げます?
やります、やらせてください!
果たしてティナは意地悪候補生の中で無事やり過ごす事が出来るのか!?
いえ、王妃様の方が怖いです。
聖女シリーズ第二弾「聖女の代行、はじめました。」
文字数 203,967
最終更新日 2019.03.08
登録日 2019.02.15
若き天才魔法使い犬島美景の元にある日奇妙な依頼が舞い込んだ。それは廃屋で一人魔法の円を描き魔物を呼び出し続ける少女の幽霊の調査だった。魔法と闇と光が交錯するネオピカレスクファンタジ―ロマン今開幕!
文字数 32,804
最終更新日 2019.03.07
登録日 2019.02.28
文字数 95,676
最終更新日 2019.03.04
登録日 2019.02.20
これは少女達がダンジョンと呼ばれる場所で競い合う、青春の物語である。
オリンピックの正式種目にも選ばれるダンジョン競技。
フィギュアスケートや体操種目のように、五人一組でその芸術性を競うスポーツである。
お嬢様学校に憧れた百合子は、猛勉強の末に白百合女学院に入学を果たした。
入学式の日に少女漫画のような運命的な出会いを果たした美少女と共に、ダンジョン部を日本一に導くため剣を取る。
しかし百合子は日本一に興味など無い。
百合子の剣は、美少女のため。
それだけで理由は十分だった。
こうして桁外れの身体能力を持つ、最強のナイトが誕生した。
文字数 24,544
最終更新日 2019.03.01
登録日 2019.01.25
三味線を相方に旅をする少女は、今日も妖退治に精を出す。
※なんちゃって江戸時代です。あくまでもファンタジーなので時代考証など、おかしくてもご容赦ください。
※小説家になろうでも掲載しています。
文字数 10,038
最終更新日 2019.03.01
登録日 2019.03.01
世界中でVRのヘルメット型の脳波を読み取り自らの意思でキャラクターを操作ができるようになりグラフィック等もリアルで五感も再現されるようになった世界で剣と魔法の世界を再現したゲームが人気中、ロボット好きが待っていたゲームが発売されたゲームの名前はROVOT MAKE WORLD(ロボット メイク ワールド)ゲームの内容の幅が広く飽きないことで発売から3年間ロボット好きに愛されているこの話はその世界に転生した男の物語
ロボットが好きなので書きたくなり書きました
文字数 11,929
最終更新日 2019.02.26
登録日 2019.02.21
高校から帰っている途中。
俺と天才友人達の前に突如現れた女神?!
そいつ(めがみ)に命令されて、乙女ゲームの世界に転生させられることになった。
その乙女ゲームは、幸運な事に妹によくやらされていたゲームだった。
しかし、俺の転生先のキャラが、問題で?!
そのキャラは、どんなシナリオで進もうと「死」が待っているキャラクターだった!なんで、死が待っているのかというと、このキャラが悪役キャラだからだ!
ん?!
俺と天才友人達が、協力すれば死亡の回避だって余裕じゃね?!
よし、俺達は月に一回連絡を取り合えるようにあのクズ(女神)にお願いしたら、女神がお願いごとを叶えてくれた。
俺は、乙女ゲームのシナリオを変えて、死亡フラグをおって、二度目の人生をなるべく楽にそして、楽しく生きていこうと努力するお話。
第一王子が絡んでくるなんていうのは、無視無視
※不定期更新です。
作者初心者です。
誤字やわけの分からない文章になっているかも知れませんが、よろしくお願いします。
ブクマ登録よろしくお願いします。
レビューも高評価つけていただけると嬉しいです。
他の作品、、、戦国歴史ものです。是非!!!
https://ncode.syosetu.com/n2220fd/
ノベルバでも更新中
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https://novelba.com/works/880029
文字数 10,662
最終更新日 2019.02.24
登録日 2019.01.15
「ここどこ?」
なんと、気づいたら異世界トリップしてた!?
トラックに轢かれて死んだと思っていた旭は異世界トリップをして奴隷として売られていたところを王子様に助けられました。
奴隷として売られていた少女と国の王子が織り成すラブきゅん?ファンタジー!
文字数 5,787
最終更新日 2019.02.23
登録日 2019.02.04
女性向け異世界ファンタジー(逆ハーレム)です。ヤンデレ、ツンデレ、溺愛、嫉妬etc……。乙女ゲームのような恋物語をテーマに偉大な"五大国の王"や"人型聖獣"、"謎の美青年"たちと織り成す極甘長編ストーリー。ラストに待ち受ける物語の真実と彼女が選ぶ道は――?
――すべての女性に捧げる乙女ゲームのような恋物語――
『狂気の王と永遠の愛(接吻)を』
五大国から成る異世界の王と
たった一人の少女の織り成す恋愛ファンタジー
――この世界は強大な五大国と、各国に君臨する絶対的な『王』が存在している。彼らにはそれぞれを象徴する<力>と<神具>が授けられており、その生命も人間を遥かに凌駕するほど長いものだった。
この物語は悠久の王・キュリオの前に現れた幼い少女が主人公である。
――世界が"何か"を望んだ時、必ずその力を持った人物が生み出され……すべてが大きく変わるだろう。そして……
その"世界"自体が一個人の"誰か"かもしれない――
出会うはずのない者たちが出揃うとき……その先に待ち受けるものは?
最後に待つのは幸せか、残酷な運命か――
そして次第に明らかになる彼女の正体とは……?
文字数 250,794
最終更新日 2019.02.23
登録日 2017.09.12
私は何者かわからない。気づいたら誰にも存在を知られない空気みたいになって、勇者と呼ばれる男の近くいた。ほう、これはこいつの物語のナレーターになれってことかな? よし、やったろうじゃないか。世界の奴隷とも位置づけられる勇者様の活躍を実況を。
文字数 2,418
最終更新日 2019.02.23
登録日 2019.02.23
文字数 56,114
最終更新日 2019.02.19
登録日 2019.01.06
冒険の始まり。まだ弱い主人公と同じレベル帯で仲間になった、初期メンバーの俺。
出会いこそ同格か若干、俺のほうが強いくらいだったのに。
化け物並みの主人公補正で強くなっていくあいつ。
いつの間にか強い仲間も増えて、俺はパーティーの影の薄いお荷物に。
どうしてこうなった。挽回しようと頑張ったら死亡フラグがたった。
もういいや、絶望した。からはじまる脇役君だと思ってる彼の物語。
文字数 3,115
最終更新日 2019.02.18
登録日 2019.02.17
「その世界で、余が認めるだけの功績を残せたならば、現世の好きな時代に転生させてやろう」
5年間の片思いに結婚報告と言う終止符が打たれたその日、清水用宗(しみず もちむね)は閻魔様によって地獄ではなく異世界へと落とされた。
食料自給も満足に出来ないその世界で、彼は現世に戻るため、その知識と腕を振るう。
果たして用宗は無事に現世に戻り、今度こそ片思いの相手に思いを伝えることができるのか。
文字数 6,961
最終更新日 2019.02.14
登録日 2019.02.05
主人公、松本 透(マツモト トオル)は小学校を卒業したばかりで、これから中学生になろうとしている一般の男の子。
入学式当日と同時に誕生日でもある彼だが、入学式前に奇妙な夢を見る。
それを忘れたいが為にこれから通うことになる中学校のことを念頭に頭に置くことにする。
中学校は各学年A~Zまで26クラスあり、各クラス40名ずつ生徒を集めている。
その為、一学年で1000人を越える人数となっており、三年生まで合わせると3000人を越える莫大な中学校となっている。
トオルには幼馴染みがかなり多く、それらのメンバーも同校の生徒となるが偶然幼馴染みグループの半分近いメンバーが同じクラスとなる。
そんな彼らは今日がトオルの誕生日だと言うことを知っており、サプライズでトオルの家で誕生日パーティーを開き、お祝いされたりプレゼントを渡されたりするが…。
誕生日プレゼントの中には何故か奇妙な夢の中で見た物体と酷似している物が紛れ込んでいた。
トオルは楽しく過ごしていた自分の誕生日パーティーで忘れかけていた夢を再び思い出してしまうことになる。
文字数 927
最終更新日 2019.02.14
登録日 2019.02.14
川口ありさはふと目を覚ますと、見知らぬ男達に誘拐されていた。
どこの誰か分からぬ男達の手からどうにか逃げ切り、ありさが自分の姿を見つめると、何と両耳がなくなっていた。
その代わりに頭の上にあったのは、ふわふわの黒い毛で覆われた犬の耳。おまけに下半身には猫のしっぽまで生えており、挙げ句の果てには体は子供の姿になっていた。
このお話は、何故か異世界に飛ばされた主人公が若返り、望んでもいないのに亜人にされ、剣と魔法、亜人と言う種族の差別に翻弄されながらも元の姿、元に世界に戻ろうとする話。
小説家になろう様にも掲載しております。
文字数 81,542
最終更新日 2019.02.12
登録日 2018.10.31
そこは暗闇だった。真っ暗で何もない場所。
そんな場所で生まれた彼のいる場所に人がやってきた。
色々な人と出会い、人以外とも出会い、いつしか彼の世界は広がっていく。
小説家になろうでも投稿しています。
そちらがメインになっていますが、どちらも同じように投稿する予定です。
ただ、闇の世界はすでにかなりの話数を上げていますので、こちらへの掲載は少し時間がかかると思います。
文字数 605,503
最終更新日 2019.02.09
登録日 2018.11.23
主人公の魂凪 雪(もとなぎ ゆき)は、騎士王に憧れて騎士王の一人の出身地と言われる"軌堂学園"に入学する。
しかし、主人公の魂凪は劣等性が集まる、第十階級クラスに割り振られたのだった。
その理由は魔力量が少ないという事だった。
この物語は劣等生と呼ばれても、己の努力と信じる道を曲げずに逆境を覆す物語である。
文字数 5,489
最終更新日 2019.02.06
登録日 2019.02.05
『悪魔』に拉致られ、勝手に改造手術を施され、
『野球の神様』との試合に無理やり駆り出された三人の高校生、田中・佐藤・鈴木。
試合後、現世に戻された三人に悪魔は言う。
『三年後にまた神と試合やるから。それまで鍛えておけ。
あ、でも、お前ら魔人だから、練習とかしても意味ないぞ』
魔人になった三人の身体能力は、絶望と希望を吸収することでしか上昇しない。
『幸い、お前らは高校生。うってつけの舞台がある』
甲子園。高純度の絶望と希望で満ちている大会。
『とりあえず、最低ノルマは五連覇な』
時速1500キロという異常な速度の球も投げられる野球魔人に改造されている三人なら高校生など楽勝でひねりつぶせるが、
『あ、神からの伝言。現世で野球やるのはいいが秩序は乱すな、とさ』
「おいおい、ふざけんな。ワシらの高校、超々進学校やで。万年一回戦どころか、毎年、出場すら危うい、野球に関しては超クソ高校。そこで五連覇? 達成してもうたら、バッチリ秩序が乱れてまう。前提から詰んでんねんけど」
無理難題に挑む事となった三人の魔人。絶対不可能かと思われたその難題。
だが、田中は活路を見出す。
「最初から詰んどるゲームをひっくり返す。やったろやないか。ワシをナメんなよ」
彼が導き出した答えは、その優れた頭脳をフルに活用し、『三年間、全試合、一投一打すべて緻密に計算して、完璧に、まぐれで勝っているように魅せる』という事。
「ワシの頭脳ならできる。これはワシにしかできん不可能や。みとけよ、あほんだら」
文字数 85,327
最終更新日 2019.02.02
登録日 2019.02.01
少し怖い
それでも良ければ
通りゃんせ~
どの時代も、哀いに溢れている。
全てに救いの手を伸ばすのは無理だけど、目に入った者ぐらいは助けたいという白狐様がいるのです。
周りは巻き込まれて大変な事もありますが、みんなそんな御姫様が大好き。
今日も、そんな御姫様が1人の男の子を連れて戻って来られました。
文字数 9,758
最終更新日 2019.01.31
登録日 2019.01.29
今年の年末年始に書いていたドラゴンフライの特別編です。パラレルワールドになってますので祖父との確執などはありません(笑)
文字数 17,355
最終更新日 2019.01.31
登録日 2019.01.31
平民からの成り上がり。
類稀な実力を持ち勇者パーティーに所属しながらも、そう蔑まれる魔術師サイス。
だが、どれだけ罵られてもサイスは口答え一つしなかった。
全ては、勇者になったせいで感情を失った幼馴染、スーシャの隣にいるために。
しかし、嫉妬からサイスは冤罪を被せられ、勇者パーティーを追放されることになって──あることを決意した。
旧)勇者パーティーから追放されたので、女勇者を誘拐することにしました
文字数 8,373
最終更新日 2019.01.29
登録日 2019.01.10
気がついたら私は森の中にいました!
私、佐倉菫(さくらすみれ)28歳ブラック企業に勤めるOL
今日もいつも通り残業で深夜1時まで働いています。残業が終わって家に帰った。私は疲れてそのまま寝てしまいました。
時間が経って目が覚めるとそこは森の中でした。
「えっ!ここどこなの〜‼️」
自分が何故か知らない森の中にいたのでした。
*誤字脱字があったらごめんなさい。文才がないけれど頑張って更新していきますのでよろしくお願いします!
文字数 34,985
最終更新日 2019.01.27
登録日 2018.09.20
深き地下世界に暮らしていたダークエルフの王女エリンは、怖ろしい悪魔王と眷属に父と一族全員を殺された。悪魔に穢される寸前のエリンを圧倒的な力で助けたのは謎めいた魔法使いダン。絶対に付いて行く、連れて行く筋合いはない、押し問答の末、ダンの家に無理やり『押しかけた』エリンは結局一緒に住む事となった。しかしエリンはダン以外の人間から謂れの無い差別を受けて傷つく。地上においてダークエルフは神から追放され、忌み嫌われた種族とみなされていたのだ。ひとつ屋根の下で住むうちに、やがて惹かれ合ったふたりは様々な障害を乗り越えて共に生きて行く事を決意した。一方、高度な召喚魔法によりダンをこの世界へ呼び出したエルフの魔法使いヴィリヤ。彼女は、いつしか湧いたダンへ熱い恋心を持て余していた。呪われたダークエルフの謎とは一体何なのか? ふたりのエルフの恋の行方はどうなる?
文字数 440,984
最終更新日 2019.01.27
登録日 2018.06.11
魔法と錬金術によって栄えている島トリエスト。
島の西方地区にある傭兵訓練所に、ユーリという名の少女が居た。彼女は優れた動体視力と剣技を持ちながらも、常に手抜きともとれる戦い方ばかりをしていた。
ユーリの捨て鉢とも思える行動を気にかけていた青年レオニスは、彼女に声掛けをし、遺跡探索の旅へと誘う。
金か名声か、それとも単なる暇つぶしか。何の気なしに承諾したユーリだったが、遺跡へと赴く旅の途中で、久しぶりともいえる人の心の温かさに触れる事に。
当初はぎくしゃくしていたものの、次第に関係が軟化していく二人。だが、旅の先で起こった出来事が、やがて二人に不幸をもたらした。
※純粋なファンタジー小説の皮を被った、ただの恋愛小説です。
文字数 28,840
最終更新日 2019.01.23
登録日 2018.12.24
大大陸シァル・ユリジアン。
その大国リタ・メタリカは、古の呪いにより蘇ったラグナ・ゼラキエルの脅威に晒されていた。
国の各地で魔物が出現し次々と街を壊滅させていく中、【鍵】とよばれる王女リーヤティアはアーシェ一族最後の魔法剣士ジェスター・ディグと共にエトワーム・オリアの町を目指す。
にわかに暗黒竜の襲撃を受けた銀の森の守護騎士シルバ・ガイと青珠の守り手レダ。
ラレンシェイと取り戻そうとするスターレットは父の逆鱗に触れ封魔の塔に幽閉されてしまう。
魔王と呼ばれる魔法使いを封じるため、強者(つわもの)たちが織り成す幻想抒情詩第二章。
※この作品は、ラノベ系の設定でも文章でもありません。
徹底的に設定を練った活字が好きな人間が活字好きな人向けに書いた本格ファンタジー作品となっています。
異世界転生、チート、ギルド、魔法学院、ステ振り等の設定は皆無であり、今現在主流とされていそうな設定は一切使われていませんのでご了承ください。
そのあたりOkな方は是非ご覧ください。
オーソドックスな魔王退治ものでは多分ないです。
文字数 148,148
最終更新日 2019.01.20
登録日 2018.11.14
20XX年
この時代の日本で人々は死んだら異世界転生するのが通例であった。
しかし、異世界転生後の成功を夢見て「今」を捨てたように生きる人々…
それを目にした、異世界現実界総支配人の大神(おおがみ)は現実界の堕落しきった生活を送っていた人々を現実界から排除する事を決定。特例として、異世界転生をさせない事となった。
日本に残されたのは7人の少年少女。
政府からも見捨てられ、ボロボロになったこの国で尚も懸命に生きる彼等。
果たして、政府は彼等の生き様に気づいてくれるのか…
7人が国を復活させる迄の話。
文字数 1,358
最終更新日 2019.01.17
登録日 2019.01.17
「私、何もしてませんからぁ!」
「なら、何故逃げる!」
「なら、なんで追いかけるんですかぁ!」
婚約者である第一王子を殺害しようとした罪により実家を追い出され、追われる身となった伯爵令嬢のリエネッタ。
魔法の力を駆使してどうにか逃げ仰せたものの……身に覚えがまったくないリエネッタは、どうにかして自らの無実を証明しようとするも、実家の伯爵家に、王国軍に、賞金目当ての冒険者に、ひたすら追いかけられることになってしまう。
逃走を続けるリエネッタは、その道中で同じように無実の罪で追われる身となっている者達に出会い、いつしか共に自分達の無実を晴らそうと行動しはじめる。
文字数 4,369
最終更新日 2019.01.06
登録日 2019.01.06
「ったく。仕事で疲れてんだ。家の事も子供の事もお前に任せてあるだろう。お前がなんとかしろ」
「もぉ! お母さんのばかっ! ちゃんと昨日言ったじゃん! 使えないなぁ」
夫から···娘から、こんな言葉を浴びても、息子の存在が彼女を救っていた。だが、ある日、その息子から冷たい視線と共に、同じ言葉が飛び出し···
「あら? ここは、どこかしら?」
いつもとは違う頭痛がして、ソファへと倒れ込んだ沙織は、目を醒ました瞬間、“自分が何故外似いるのか?”、“目の前に自分を心配そうにみつめるこの男の子は誰なのか?”と考えたがわからず、ただただ、ふたつのクリクリとした瞳をみつめ返す。
「おばちゃん? だいじょーぶ?」
小さな男の子が、そう言うと沙織の顔に冷たい何かを当ててくれた。
文字数 15,891
最終更新日 2018.12.26
登録日 2018.12.25