恋愛 ヒューマンドラマ 小説一覧
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33件
1
[完]十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
2
ペルス・ネージュの咲く頃に~売られた令嬢と銀嶺の守護者~
北の果てで少女を待っていたのは、不器用で優しい愛だった――。
地主の令嬢として何不自由なく育ったイザベルは、父の急逝を機に没落し、騙されて北の宿場町に売り飛ばされてしまう。危ういところをトリスタンと名乗る青年に救われるが、彼に命じてイザベルの身柄を押さえたのは、密輸団の首領ディミトリだった。『北の熊』と恐れられるディミトリは、彼女を破格の対価で買い取り、山深い北国の隠れ家へと連れ帰る。
ならず者たちの巣窟で怯えたのも束の間、心優しき美女オルガや朗らかなトリスタンに世話を焼かれ、イザベルは持ち前の負けん気で逞しく居場所を作っていく。そして、そんなイザベルをディミトリは遠巻きに庇護するのだった。過去に傷を抱える大人たちの争いに巻き込まれながら、イザベルはいつしかトリスタンと心を通わせていくが、深い雪の下には彼女自身にも関わる秘密が眠っていた。
春を告げる白い花が咲くまでに、イザベルは自分がこの地に囲われた理由に辿り着き、ここでの日々に意味を見出すことができるだろうか。
3
再誓。私はもう一度、すべてを選び直す
結婚して一年。
夫を信じ、幸せな毎日を送っていた遥香。
しかしある夜、一通の匿名メッセージが届く。
『ご主人は不倫しています』
ラブホテルから現れた夫・拓也と、会社の後輩・アイリ。
裏切りを目の当たりにした遥香は二人を追いかけ、交通事故で命を落としてしまう。
――だが次に目を覚ますと、そこは一年前、結婚式の日だった。
「もう二度と騙されない」
二度目の人生で、遥香は夫の不倫の証拠を集め始める。
復讐だけを見つめていた遥香だったが、かつての恋人・礼一郎との再会をきっかけに、
自分自身の生き方と向き合うことになる。
私は、一度でも自分で自分を選んだことがあったのだろうか。
これは、復讐を誓った一人の女性が、自分自身を取り戻すまでの物語。
4
妻の遺品を整理していたら
妻の遺品整理。
片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。
5
あなたが脱いだあとで。夜のゴルゴンゾーラ
木下綾乃。わりと綺麗だ、と言われている、自称おばさん。31歳。
なぜ彼女ばかり盗まれるのか。
6
泡沫の仮面舞踏会
※本作には不誠実な恋愛関係、裏切り、依存を想起させる描写が含まれます。
【毎日 18:00 2話ずつ公開】
「人を好きになる方法は分からない。好きにさせる方法なら知っている」
初恋の相手に裏切られ、「人の気持ちがない」と告げられた片桐律。それ以来、彼は出会い系アプリという仮面舞踏会で、肩書きと甘い言葉を操り、誰にも期待せず遊んできた。
そんな律の前に、仮面の下の寂しさを見抜く先輩・相沢千尋が現れる。
「好きになってくれるまで待つ。でも絶対に離れない」
一度だけ人を信じすぎた男が、もう一度誰かを愛するまでの物語。
7
そうして君は僕を知る
人は誰しも、他人には明かす事の出来ない悩みを持っている。 綾瀬優紀も例に漏れず、とある悩みを抱える高校生であった。
悩みとは、誰かに打ち明け、共感を得る事によって状態が好転する場合もある。 しかし彼の場合、自らの抱える悩みを打ち明かしたとしても、誰からも共感される事など無いだろう。
だから彼は語らない。 その頑なな黙秘が自分を騙し続ける行為であると知りながらも。
「僕は私(ぼく)を認めない」
8
靴を嗅ぐ女
彼の匂いには、だまされないで。
紗希は分かった。ひとのバニラを求めると、すべてを失うかもしれない。嫌悪する男の家に、泊まりに行くことになる。
9
夫の死から私を立ち直らせた義娘が「お母様について行きます」と言ったので伯爵位を奪って夫を追放した ~私を愛する幼馴染の騎士団長に溺愛される~
夫の浮気相手が妊娠したことで、伯爵夫人セレナは離縁を言い渡された。
だが、それ以上に問題だったのは、義娘ミレーヌの存在だった。
「お母様が出て行くなら、私も連れて行ってください」
血の繋がらない娘のその一言が、すべてを変える。
セレナは決意する――この子だけは絶対に守ると。
そして夫に突きつけたのは離縁ではなく、伯爵位と領地を賭けた決闘だった。
これは、義娘を守るために立ち上がったひとりの女性が、失った家族と居場所を取り戻していく物語。
※本作は現代版として先に投稿している同テーマ作品があります。
執筆時に現代・異世界どちらにするか迷い、まず現代版を書きましたが、今回異世界版も執筆しました。
現代版:https://www.alphapolis.co.jp/novel/403732375/738037875
10
空に月 地のこだま
くのいちであるキサラは、隠密隊の一員として国の汚れ仕事を請け負っていた。過酷な日々の中、彼女にとって唯一の楽しみは眠ること。幸せは夢の中にしか存在しない。
しかしキサラはある日、思いがけず生き別れていた弟と再会を果たす。弟を護りたい一心から、「眠り姫」と呼ばれたキサラは覚醒する。
姉として、一人の女として、激動の時代を生き抜くタフな女忍者の物語。
※【エブリスタ】でも公開しています。
11
どうやら私は魅了持ちヒロインのようです
十六歳になって社交界デビューをしたシャルロット・バニエ。
子爵の父、婚約者ウィリアムと共に宮廷舞踏会に訪れていたシャルロットは、突然王太子ジェラルドにダンスを誘われる。
困惑したまま彼と踊ることになってしまった彼女のそばに、王太子の婚約者であるロザンヌ公爵令嬢が近寄ってくる。
「私は、魅了持ちヒロインのあなたと張り合う気はないから」
はい? 意味不明なことをいうロザンヌを不可解に思うシャルロット。
それからひと月ほどたち、再び宮廷舞踏会の招待状がバニエ子爵家の元へ届いた。
*カテゴリを恋愛かファンタジーかで悩みましたが、ファンタジーは少し違うかなと思い、恋愛カテゴリにしました。
*ざまぁ要素はありません。
*最終話に、少しだけグロい表現があります。
*小説家になろう様にも投稿しております。
12
腐女子のバディは最推し警部 ~騎馬一族の殺人~
歴史を持つ名家、木条家当主が不審死を遂げた。
事件を担当することになったのは、警察庁キャリア組のクールなイケメン刑事。
彼の相棒に選ばれた女刑事は一見したら真面目系だが、脳内ではBL妄想を繰り返す生粋の腐女子。
違う世界を見ている噛み合わない二人が難解事件に挑む!
シリアスなストーリー展開と、場にそぐわない腐女子の妄想。一味違う恋愛小説を目指しました!
※【エブリスタ】でも公開しています。
13
最悪最凶の現代令嬢~幼馴染みを盗られた私が悪役令嬢になるまで~
幼い頃から家族ぐるみで交流をしていた幼馴染みの兄弟が転校生に魅了された事で、その二人から酷い扱いを受けるようになった女子高生の安寿梨花は、そのショックから自信を無くして心を閉ざすようになっていた。
そんなある日、彼女は同時期にプレイし始めたゲームである『恋の花開く刻』の悪役令嬢、アンジェリカ・ヨークと出会う。
そして少々強引ながらも高貴に振る舞うアンジェリカに導かれながら学校やネット上で様々な出会いを果たしていき、悪役令嬢見習いとして新たな人生を歩んでいく。
14
百番目の死神
地獄には、死者を迷わせることなくあの世へ導くための『死神制度』がある。
死神は、死を迎える二十四時間前の人間の前へ現れ、最後に一つだけ願いを叶え、その魂を送り届ける。それが彼らに与えられた役割だった。『イチ』もまた、五十年もの間、数え切れない死者を見送ってきた死神の一人だった。人間だった頃の記憶は失われ、彼女は生まれたときから死神だったと思っていた。
ある日、担当となったのは、動脈硬化で余命二十四時間となった七十四歳の老人だった。彼はイチに「二十四歳の姿に戻り、イチと遊園地で遊びたい」という、不思議な願いごとをした。
これは、記憶を失った死神と一人の男が紡ぐ、切なくも優しい再会の物語。
※なろう同時掲載
15
明日なき妊娠
同棲相手の美鈴からの妊娠の報告。
もともと彼女しかいないと思っていたから、その勢いで結婚を決める秀司。
先方の親へも挨拶をし、両家併せて会食の日。
その時、知りたくない過去を知ることとなる。
美鈴は自分の──。
16
君が奏でる部屋
これは、君に伝えたくて残している。
幼なじみで、生徒だった彼女の本心を、僕は長い間知らなかった。
聞きたくても聞けない。
伝えたくても伝えられなかった、幼い頃からの想い。
彼女が産まれた時から、僕は彼女のそばにいた。
初めて歌った曲、初めて聴かせた曲。そして、成長した彼女がコンクールの舞台に立ち、僕が望んだ結果になった。
夢を叶えた僕は、今度は彼女の夢を叶えることにした。
それは、僕が想像していなかった夢だった。
やがて僕達は、先生と生徒ではなく、恋人としての関係を築いていく。
彼女はおとなしくても、人形ではない。
家族や友人との関わりを通して、人として、そして音楽家として少しずつ成長していく。
言葉にならないものを抱えたまま、それでも誰かを信じようとする。
ピアノを弾き続ける日々の中で、僕達は音楽と愛に向き合っていく。
芸術を追究する幸せと、その道にある苦悩。
ピアニストを目指す日常と、音楽と愛を綴った物語。
17
悪の女王は、三度その名前を変える
アリアーナは、謀略をもって女王となり人々を苦しめた。彼女はそんな国民を捨てて逃げたが、逃げる際に修道女に姿と名前を変えた。
そこで彼女は愛する夫を得て子どもを授かるが、やがて女王と正体がばれ、家族ともども捕まってしまう。
そして火炙りの刑になってしまうのであった。
18
前世で殺した男が王女の従者として現れた。〜辺境伯家の三姉妹に渦巻く、殺意より深い愛と真実〜 11話完結
アウグスト王国最南端、マスケローニ伯爵領。
そこには、美しくも個性豊かな三姉妹がいた。
ある日、領地を訪れたのは、急病の第一王子に代わって視察に来たというフローラ王女と、その従者ヴァスコ。
三女のエレナは、無骨な髭面のヴァスコに、なぜか抗いがたい「懐かしさ」と「胸騒ぎ」を覚える。
だが、それは平穏な恋の始まりではなかった。
長女・ロザリンダが隠し持つ秘密。
次女・アンジェラが胸に秘めた凄絶な過去。
そして、第一王子の影で蠢く側近・ベルトルドの冷徹な眼光。
物語が進むにつれ、華やかな貴族社会の裏側で、前世から続く「ある殺人事件」の断片が、ジグソーパズルのように組み合わさっていく。
「愛している」という言葉は、救いか、それとも罠か。
誰が嘘をつき、誰が真実を語っているのか。
衝撃のミステリー×異世界ファンタジー、開幕!
19
傘がない(鳴かない杜鵑 spin off1)
※こちらは全てフィクションです。実際の事件、人物や団体等を特定してはおりません。犯罪を助長するものでもありません。事実に反する記述もありますが、創作上の演出とご理解ください。
性的表現は思わせぶりには伏せていますが、かなり過激に書いています。暴力的な場面も多々あるので、そう言ったものが苦手な方は読まないでください。
3人の男達のオムニバスストーリー
雨の日にナンパした女は、夏前の雨の香りだった。
一晩だけのアバンチュール。
この雨が降っていなければ……………。
伊丹悠介が出会った女は、ひとときだけの泡沫の夢。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
雨の日に言葉を交わした少年は、とても美しかった。
真っ直ぐに信じてくれる瞳には孤独な影が見えた。
この雨が降っていなければ……………。
恵比寿工が出会った少年は、純真無垢なガラス細工。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
雨の日に大切な仲間が死んで、大切な存在が腕の中にやって来た。
この世界、いつ死んだっておかしくない。そう覚悟はしていたはずだ。
この雨が降っていなければ………………。
五島甫が愛した女は、未来へ続く幸せな希望。
20
50歳前の離婚
子なしの夫婦。夫は妻から離婚を切り出された。
子供が出来なかったのは妻に原因があった。彼女はそれを悔いていた。夫の遺伝子を残したいと常に思っていたのだ。
だから別れる。自分以外と結婚して欲しいと願って。
21
100回首を吊った俺は義妹とやり直す
100回首を吊っても死ぬことを許されない男。その名をハルキ。彼は自身を襲った悲劇に押し潰された。そんな男に抱いてはいけなかった恋心を再燃させた彼の義妹。その名をフユカ。フラれても良いから彼女が自身の思いを伝えたいと願った矢先、ハルキが自殺を計った……。
悩んで、相談して、また悩んで。それでも答えの出ない2人が迷いを振り切るまで、あと……。
※本作はエブリスタとノベルアッププラスでも連載しています。また、エブリスタとは展開が途中から異なります。
22
それでも人は恋に落ちる。〜【恋愛未満系短編集】
人は0.2秒で恋に落ち、告白の成功率は男性43.4%・女性38.3%、85%程は悲しき思い出、初恋が実る確率は8%……。
※0.2秒は脳内物質から導き出された科学的見解、後の物は統計データです。
【恋愛未満系なのでジャンルは「恋愛」の他「青春」「現代ドラマ」「季節モノ」も含まれています。】
(「恋愛未満系」となっているのは恋愛そのものの話を書いた話がほぼ無いからです。)
✱作品によって[R-15]がございます。(表記あり)
(『stand.fm』にて、AI朗読【自作Net小説朗読CAFE】をやっております。AI朗読を作って欲しい短編がありましたらご連絡下さい。)
23
AとB
恋愛と性欲は紙一重だと思います。これはそれらを分けて割り切っていたはずの二人が図らずしも割り切れなくなる話を書きました。この二人の姓認識、および恋愛観は賛否両論あると思いますが、まずはこのまんまで。
24
死んだら超ド級の怨霊になっていた私が、記憶を取り戻そうとしたり幸せを求めていたら好きになった人に祓われそうになった話
私には生前の記憶が全くない。
だけど同じ存在である吉田君は博識で、私がすでに死んでいる幽霊であることや、深い恨みや大きな未練がある場合は死んだ後に怨霊というモノになってしまうということを教えてくれた。
吉田君曰く私は途方も無く大きな恨みか未練を持った怨霊らしく、怨霊でも近づきたくないレベルの怨霊らしい。
しかし私には記憶が全くないため、自分がいったい何を憎んでいるのか、何に未練があるのかが分からない。
ただ怨霊になった私は常に、肌身離さず3つの物を持ち歩いている。
吉田君が物の名前を教えてくれたが、それは『日記帳』と『ボールペン』と『ラブレター』という名前の物だそうだ。
それが私自身に残った物。不思議と温かに感じる物だった。
私はいつしか、勝手についてきた吉田君と二人で記憶を取り戻し、幸せというモノを掴むという漠然な目標を立てて旅をすることになった。
25
羽を脱いでも
身体は男性、心は女性のトランスジェンダーである村中優麻は、生きづらい世の中で必死に生き、心の傷を隠しながら自分と言う存在がわからなくなっても、私は私でいなくてはと鞭を打つ。 ゲイである宮本海翔は優麻と恋人同士。性のことは理解しているつもりでいるけれど、本心との葛藤を押し殺していつもの笑顔を見せる。
「......の人に会うたら逃げないかん」
昔母が言ったその瓜二つな人間とはいったい...
26
純愛じゃなくたっていいじゃないっ!
犯そうとした女の子を好きになってしまった。
犯罪紛いのことをしておいて何を言っているんだと怒られてしまうかもしれないけど、それでも好きになってしまったのだから仕方がない。
早速彼女にアプローチをかける私だったが、彼女はいつも無機質で蔑むような目を私に向けてくる。そんな対応にも私はめげずに毎日のように彼女に会いに行った。そんな日々はとても充実していて、楽しかったと私は思う。
だけど、ある日ふと気が付く。何かがおかしい。彼女も、私の周りも、そして私自身も。何かがおかしいのだ。
少し変わったガールズラブ物を読みたいあなたに贈る、そんな作品です。
27
絵本で泣いたソムリエの死体
ソムリエを目指す龍樹は、大学時代の同級生で絵本作家の心音と交際していた。
彼女がいなくなった後、酒に溺れる龍樹は寝室で一冊の絵本を見つける。
その絵本は、心音が別れ際に置いていったものだった。
心音の絵本を読みながら、龍樹は彼女との出会いを振り返る。
どうして二人は別れたのか。
そしてなぜ、心音は絵本を置いていったのか。
この作品は原作者等公認の、とある歌詞を参考にしたリライト作品です。
詳細を知りたい方は私のtwitterなどからご確認ください。
この作品はノベルアップ+様、小説家になろう様にも同時投稿しています。
28
ツバサを抱いて眠れ
酸いも甘いも経験した三十五歳の平凡主人公はヒロイン枠では活躍しない!?
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三十五歳のすべてが平凡な主人公・夜丘瑞世は、アパートの隣の部屋に住む美少女に導かれ、強烈な睡魔の後に魔族の住む【ツバサ】という謎の世界で目が覚める。
……これってまさか異世界転生!?――と思ったのも束の間、あっという間に巨大な化物に殺されて現実世界に。
瑞世は二度と【ツバサ】へ行くつもりはなかったが、「ツバサに隠された『願いを叶える秘宝』を探したい」という美少女の願いを叶えるため、再び美少女と共に夢の中の謎の世界――【ツバサ】へと向かう。
初恋のドイツ人将校(映画の役)に瓜二つの「フォルカー様」や、蠍のような尾がついた巨大な化け猫、電気もガスも薬もない島で病人の治療ができるのは私だけ?
ついでに、アパートの隣に住んでいたこの美少女は、実は女神様だった!?
後に【ツバサ】の世界で「女神の共犯者」と呼ばれるようになるアラサー限界主人公が、何度も転げて失敗し挫折し、何度もカムバックしてくる愛とド根性の物語です。
29
アリとナギ ~地下診療所の不器用な恋~
地上で罪を抱え、地下階層に落ちた医者・アリ。
白い蛍光灯だけが灯る小さな診療所で、彼は訳ありの患者たちを診ながら、かろうじて日々を繋いでいた。
そんな彼の前に現れたのは、赤い唇の掴みどころのない美女・ナギ。
屋台飯、煙草、ドラッグ、街の闇。
汚れた地下の片隅で、二人は少しずつ、互いの孤独に触れていく。
だが、この街で人を診るということは、“常識”や“正しさ”だけではいられないということだった。
患者の死、流通する薬、金と身体で回る生活。
アリはやがて、自分の罪と、この街の営みの奥にあるものへ向き合うことになる――
これは、明日を信じることが難しい街で、それでも今夜を越えようとする、不器用な恋の話。
30
美月 ~芸能界の物語~
**下に、『第1-3章のストーリーの要約』があります。この小説はどんな話か読めます。**
一見、文庫風の恋愛小説ですが、実はサイト1の大規模な『ハーレム』ストーリーと言えるかもしれません。
現実に基づき、感情を中心に描き、一話目からすぐ展開のある娯楽作ではありませんが、ストーリーの関係性の基礎として、続けて読んでいただけると深く楽しめると思います。違うタイプであれば他を探せますが、文芸的な『ハーレム』はこの作品しかありません。
島根の田舎から始まるこの小説の背景は芸能界です。ハラハラするだけではなく、裏側や闇もたっぷりあるストーリーなので、ゆっくりとした風景は深海に沈む前だけです。
カクヨムにも投稿しています。ユーザーの『近況ノート』にイラストもアップしています。
表紙のイメージ作成: waifulabs.com
31
ボロいアパートでホットミルク
クズ男は若さ故か、糟糠の恋人を捨てようとする。しかし本当の幸せはすぐ近くにあったのを見つけるのだった。
32
恋をするなら腐れ縁
佐伯樹と木埜下梢は、腐れ縁を超えた腐れ縁だ。
互いに産まれて来る前から家が隣で親同士が仲良く、産まれてからもその関係は続き、兄弟姉妹同然に過ごして来た。
時間は進み、二人ともが社会人になって忙しくなろうとも、ゲームに漫画にアニメにと、共通のオタク趣味でも繋がり続けていた。
そんなある日、樹のもとに、梢から一件のメッセージが届く。
『ヤケ酒』
シンプルな文面はしかし、事態を察するには易いもので、樹はそれに『いつでも』と返す。
すぐに予定は決まり、その日の夜。
ヤケ酒会と称して樹の家にて開かれた飲み会の席で梢は、仕事とプライベートの悩みを打ち明ける。
……が。
何がどうなったのか、気が付けば二人の関係性は、『腐れ縁』から『恋人』というものにアップデートされてしまうのだった。
慣れない空気感に戸惑うが、そこでも二人は阿吽の呼吸。
やっぱねぇわと一言置いて、今夜もオタク談義に花が咲く。
それでも確かに続いてゆくのは、『恋人』という新たな二文字の関係性。
いつも通りのことをしていても、ふとした拍子に『恋』の文字がチラついてしまって、いつも通りではいられなくなってしまう。
これはそんな、恋を意識したことがない相手と紡ぐ、慣れない恋の物語。
33
妻のおにぎりの味
余命いくばくもない、妻のおにぎりの味。
憶えていて欲しいと言われたのに
33件