青春 部活小説一覧

16歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は、訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
特に慌てることも無く、堂々と入学式に遅刻するどころか、式に行く意味を見出せない雅臣は聞こえてくる喧騒につい足を止めてしまった。
この出会いが、自分の運命を変えるとも知らずに__
学園で出会った同級生の2人組、柊夕太と蓮池楓が、雅臣の意思とは関係なく、否応なしに様々な日常へ巻き込んでいく。
新しく通う山王学園高等部での日々が、そこで出会う人々が、自分の運命を大きく変える事となる。
生きることにままならない子供達は、出会う人々の価値観に触れ、知ることで、傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしないと伝わらないだろ……!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
文字数 513,537
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.01.03
明治くらいから続いてきた文芸部の廃部。それは時代の流れなんだろうと理解する。部活の統合、廃部は令和を代表する事件の一つだ。
仕方がないこととはわかっている。しかし、寂しくもある。そんな気持ちが心にくる。つい口ずさむ川柳。そこで彼女に出会った。変わりたいと願う彼女、趣味が欲しいと願う彼女。
そして、僕の、文芸部最後の仕事が始まった。
文字数 2,265
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.22
~自分を見つける青春部活ハイスクールストーリー~
高校生活を充実させたい菜月(通称ポチ)が勧められた部活というのが…生徒会のようで、生徒会ではない?男女4人の高校生が織り成す友情・恋そして自分を見つけるドタバタ部活物語。
文字数 140,133
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.06.04
私は 頑張る子じゃぁないはずだけど、幼馴染の男の子を好きになってしまったから
幼稚園の時、隣に座る男の子と仲よくなったが、私には、好きな子が別に居た。
でも、その子は私のこと構ってくれないので、いじわるをしようと思ってしまった。
その時から、私の中には、小悪魔が住みついてしまったのだ。でも、私は、本当は、優しい可愛い女の子はずなんだけど・・だけど、進学するに連れて、近所の幼馴染の男の子を好きになってしまって、私も頑張って行く それに、仲良くなった友達に誘われて、とんでもないことに・・・
文字数 108,719
最終更新日 2025.06.10
登録日 2025.04.25
「勝負は、負けたときの方が得るものが多い」ーーご存知でしたか?
勝てなかったあの日、悔しさで呼吸すらうまくできなかった。
でもあの胸の痛みが、今の私をつくってくれた。
「努力は報われるーーその言葉は絶対だ……自分より努力をしている人間に勝とうだなんて、虫が良すぎると思わないか。逆ならたまったものじゃない」
そんな彼女の目は、今にも雫がこぼれ落ちそうなほどに赤くなっていた。
きっとあのとき、自分よりも相手が努力をしていから、私は負けた。
だから私は、もう一度立ち上がり、弓を引く。
高校一年、進藤弓。弓道初心者。
最初はただ、逃げたくて。興味なんて、どこにもなかった。
けれど――
圧倒的な才能を持つ同級生・姫木文との出会いが、
私の世界を変えていった。
最悪の出会いから、衝突、焦燥、そして静かな共鳴へ。
すれ違っていたふたりの矢は、やがて同じ的を見つめはじめる。
これは、悔しさを知ったすべての人へ放たれる、
”まっすぐな矢”の物語。
「ある晴れた芝露の如く」
文字数 66,680
最終更新日 2025.06.08
登録日 2025.05.14
BUZZER OF YOUTH
略してBOY
この物語はバスケットボール、主に高校~大学バスケを扱います。
主人公である北条 涼真は中学で名を馳せたプレイヤー。彼とその仲間とが高校に入学して高校バスケに青春を捧ぐ様を描いていきます。
実は、小説を書くのはこれが初めてで、そして最後になってしまうかもしれませんが
拙いながらも頑張って更新します。
最初は高校バスケを、欲をいえばやがて話の中心にいる彼らが大学、その先まで書けたらいいなと思っております。
長編になると思いますが、最後までお付き合いいただければこれに勝る喜びはありません。
コメントなどもお待ちしておりますが、あくまで自己満足で書いているものなので他の方などが不快になるようなコメントはご遠慮願います。
応援コメント、「こうした方が…」という要望は大歓迎です。
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体などには、名前のモデルこそ(遊び心程度では)あれど関係はございません。
文字数 935,220
最終更新日 2025.06.06
登録日 2017.07.12
吹奏楽部でクラリネット担当の小日向響には夢があった。それは幼馴染で初恋相手のフルート奏者である大月奏と二重奏をすること。
しかし、高校で再会した奏はとあるトラウマによりフルートを辞めていた。
ショックを受ける響だが、奏が音楽やフルートを完全に嫌いになれずに苦しんでいることに気付く。
響はもう一度奏にフルートを吹いてもらう為に動き始めた。
これは響と奏や二人を取り巻く仲間達の、夢、恋愛、友情を描いた青春物語。
ノベマでも公開中です。
文字数 142,667
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.04.12
ただの普通の高校生、望月灯璃(もちづきともり)は自分には何もないことに悩んでいた。
友達もいなければ彼氏も言わずもがな、 好きな人だっていない。
そんな灯璃には気になる存在がいた。
それはよく駅前でギターを弾いてるお兄さん、神木奏(かみきそう)。
めっちゃくちゃ引き込まれるその音は灯璃の心を引っ搔くようにえぐって来る。
でも決して歌わない。 ずっとギターを弾いてるだけ。
「 どうして歌わないの?」
疑問に思う灯璃。
「歌って、灯璃」
静かに笑って奏は言った。
その瞬間、出会ってしまった。
何もなかった灯璃の元に突如現れた、 まるで真っ暗な夜に輝く一等星みたいに。
文字数 117,030
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.04.25
「走ることしか、知らなかった」
高校三年の木下馨(きのした・かおる)は、かつて将来を期待された陸上選手だった。
だが怪我をきっかけに競技を離れてからというもの、何にも夢中になれずにいる。
喧嘩もタバコもできないくせに、不良を気取って毎日をぼんやりと消費している彼にとって、残された高校生活はただの「終わりを待つ時間」だった。
そんなある日、帰り道で出くわしたのは、名前だけ知っていた野球部エースピッチャーの1年生・杉谷蓮(すぎたに・れん)。
彼がスリをしようとしている場面を、馨は偶然目撃してしまう。
見て見ぬふりを決め込もうとしたが、杉谷のぎこちない手つきと、その後に起きた暴力の気配に、馨は思わず名前を叫んでいた――。
「杉谷!走れ!」
その瞬間、止まっていたはずの時間が、また動き出した。
走る理由も、走る意味も失ったはずの馨が、杉谷の手を引いて、再び走り出す。
文字数 22,409
最終更新日 2025.05.29
登録日 2025.04.22
異母姉・綾野聖奈に恋心を抱く主人公・綾野恭弥。憧れと剣術の目標である聖奈の存在が、彼の人生を大きく動かしていく。幼馴染の双子、高坂月詠と高坂月華とともに、彼は聖奈が所属する旭日中学の剣術部へ入部する。
個々の実力が高いにも関わらず、団体戦では全国大会初戦敗退が続いていた剣術部。しかし、中学女子個人全国優勝の実績を誇るエース・聖奈や、男子個人全国優勝者で主将の藤堂凍夜を中心に、今年は男女混合団体戦すべてで完全優勝を目指している。
そこに加わるのは、小等部男子全国優勝者の恭弥、準優勝者の月詠、そして小等部女子全国優勝者の月華。最強メンバーが揃った剣術部の挑戦が始まり、同時に恋愛模様や青春の苦悩も絡み合う。
剣術修行と恋の葛藤、そして全国制覇への情熱。波乱万丈の青春恋愛物語、いよいよ開幕!
『朱星光月妖刀奇譚』の次世代編です。『朱星光月妖刀奇譚』の主人公たちもわりと出てきます。
文字数 634,853
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.04.10
予想外の出会いだった。
俺、守神晃《もりがみこう》が一人で街を歩いている時だ。
我が校の生徒会長、大平有希《おおひらゆき》と出会った。
銀髪ロングの綺麗な髪。凛とした表情の中に、どこか愛らしさもある整った顔。高校生離れしたスタイル。
男の理想の具現化の様な容姿は夢の世界から抜け出してきた妖精のようだ。
生徒会長という役職についているだけあり、学校の中では厳しい姿勢を見している。
風紀を乱す者には臆することなく注意する。相手が生徒であれ、先生であれ、関係なく。
そんな真面目な生徒会長は学校でも人気者であった。
そんな彼女が──。
メイド服を着ていた。
我が校はバイト禁止。バレれば停学になるだろう。
彼女の秘密を知った俺は生徒会室に呼び出されてしまう。
「私は今日から守神くんの専属メイドになります」
秘密を守る代わりに彼女は俺の専属メイドになってくれるらしい。
生徒会長の秘密を知ったら専属メイドになってくれた彼女との高校生活が幕を開ける。
※カクヨム・小説家になろうでも投稿してます。
文字数 577,697
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.04.24
私立神代高校の理事長から「次は私の高校で、甲子園を目指しなさい!」と言われた。
俺が甲子園まで導いたのは、ゲームの話である。
メンタル回復期間ということで、仕事を辞めニートになっていた神代 有(かみしろ ゆう)。急遽、姉が運営する学校の野球監督になった。
野球経験は、小学生の頃1年くらいやっていた程度。
何から始めれば良いかわからなくなった有は、野球の神様が祀られている神社へと向かう。そして、その神社で神様と出会い、野球の才能とステータスを見ることができる《鑑定スキル》と何点かの《お守り》をもらった。
果たして有は、この野球大国日本で、神代高校を甲子園まで導けるのだろうか。
文字数 3,489
最終更新日 2025.05.04
登録日 2025.05.04
この小説は、高校の男の子、道場 雷土(どうじょう らいと)くんが、新川道学園(しんかわみちがくえん)高校で、空手部に入部し、空手を習いながら、一年で空手の勉強をして、二年で、空手の市の戦いから、全国大会を目指す物語小説の、道場くんの三年間を描いている、小説です。(長い話ですが短編です。この小説は現代青春小説です。)
文字数 9,486
最終更新日 2025.05.01
登録日 2025.04.05
高校に入学したばかりでどこに入部するか迷っていた畑本雪葉は般若のお面を被った怪しいやつ、雨田舞の部の勧誘を受けた。そしてなんだかんだ流れで入部することになった。その部の名前は「あなたとわたし部」。畑本はこんな名前で部員が集まるわけがないと思っていたが、気づけば変なやつらが集まっていた。
残念な女子高生たちが「あなたとわたし部」で適当に喋ったり、遊んだりするだけの話。
文字数 8,398
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.29
ハンドメイド同好会に所属している美晴、木乃香、日和。楽しく手作りがモットーだったが、ある日『ハンドメイド甲子園』が行われることを知り、参加資格となる六人の部員を目指して部員を探し始める。和歌、穂波、睦月と仲間が増え、ようやくスタート地点に立つことが出来た。そして送られてきた予選の課題。六人を待ち受ける結果とは?
文字数 44,857
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
全ての高校球児が憧れる夢の舞台、甲子園。
主人公・小坂遊大は、1年生ながらショートのレギュラーを掴み、夢舞台まであと一歩に迫っていた。しかし運命の県予選決勝、彼を悲劇が襲う。
応援に駆けつけようとしていた両親が交通事故に遭い、遊大は甲子園出場を逃してしまう。
それから野球から離れ、孤独な毎日を送っていたのだった……。
「私と一緒に野球しよ! 小坂くん!」
そんな中出会ったのは、天真爛漫な野球少女・荒木二葉と、男と女が同じチームで野球をするスポーツ・男女混合野球。
彗勢高校へと転入した遊大はそのまま混合野球部へ。しかしチームは練習試合で勝利しなければ廃部が決まる危機的状況。
そしてその相手は、かつての仲間達で——。
球児は、今は亡き父親との約束を果たす為。
球女は、憧れの舞台に立つ為。
球児と球女が織りなす甲子園への道が、今ここに幕開ける——。
第8回ライト文芸大賞 エントリー作品です。
文字数 79,665
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.04.04
小3の頃に流行ったバスケ漫画。
主人公がコート上で華々しく活躍する姿に一人の少年は釘付けになった。
自分もああなりたい。
それが、一ノ瀬蒼真のバスケ人生の始まりであった。
中3になって迎えた、中学最後の大会。
初戦で蒼真たちのチームは運悪く、”天才”がいる優勝候補のチームとぶつかった。
結果は惨敗。
圧倒的な力に打ちのめされた蒼真はリベンジを誓い、地元の高校へと進学した。
しかし、その高校のバスケ部は去年で廃部になっていた―
これは、どん底から高校バスケの頂点を目指す物語
*不定期更新です
文字数 16,494
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.02.22
俺はvtuberってのが好きだった。
それこそ、世界で一番だって自負はあった。
けれど、金持ちってわけじゃないし、スーパーチャットの金額もトップレベルかと問われれば違う。
でも、気持ちで言えば一番だったんだ。
でも。ある日を境に変わった。
それは愛が憎しみに変わる瞬間だって俺は自覚したんだ
文字数 1,951
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.03.16
高校生活の終わりが見え始めた頃、円佳は進路を決められずにいた。友人の朱理は「卒業したい」と口にしながらも、自分を「人を傷つけるナイフ」と例え、操られることを望むような危うさを見せる。
一方で、カオルは地元での就職を決め、るんと舞は東京の大学を目指している。それぞれが未来に向かって進む中、円佳だけが立ち止まり、自分の進む道を見出せずにいた。
そんな中、文化祭の準備が始まる。るんは演劇に挑戦しようとしており、カオルも何かしらの役割を考えている。しかし、円佳はまだ決められずにいた。秋の陽射しが差し込む教室で、彼女は焦りと迷いを抱えながら、友人たちの言葉を受け止める。
それぞれの選択が、少しずつ未来を形作っていく。
文字数 23,096
最終更新日 2025.03.12
登録日 2025.02.19
高校二年の大晦日。広瀬晃太は幼馴染のゆきと、同じ陸上部の我妻にゆきの厄払いに付き合ってくれと家を連れ出される。同じく部活仲間である松井田、岡埜谷とも合流し向かった神社で、ふいに広瀬たちは見知らぬ巫女服の少女に引き留められた。少女は、ただひとつ広瀬たちに問いかける。
「――神様って、いると思う?」
広瀬晃太、高橋ゆき、我妻伸也、松井田蓮、岡埜谷俊一郎。
雪村奈々香の質問に彼らが出した答えは、それぞれ、彼らの日常生活に波紋を広げていく。
苦しくて、優しくて、ただただ青く生きる、高校生たちのお話。
(青春小説×ボカロPカップ参加作品)
表紙は装丁カフェ様で作成いたしました。
文字数 100,218
最終更新日 2025.01.20
登録日 2024.07.09
紹介文:ようこそ、天気が気まぐれな世界へ!この物語の舞台は、普通の日常と非日常が交錯するちょっと不思議な街。そこに住む主人公・白井隼人は、平凡な高校生…だったはず。しかし、ある日突然、彼のクラスにやってきた転校生たちは、なんと天気を擬人化した少女たちだった!台風を擬人化した颶風(サフウ)紗風は、まさに嵐を巻き起こすトラブルメーカー。彼女が現れると、まるで天気が彼女の気分に合わせて荒れ狂うようになる。天真爛漫でいつも元気な陽晴光(ひばり ひかり)は高気圧そのもの。彼女がいると周りが一瞬で明るくなるけれど、ちょっと暑すぎるかも?そして、冷徹で冷静な氷雨冷奈(ひさめ れいな)は寒冷前線の化身。彼女が現れると、瞬く間に周囲の空気が冷え込み、まるで冬が訪れたかのような静寂が広がる。さらに、軽口が得意な偏西風の青年・西風悠(にしかぜ ゆう)も登場し、隼人の平穏な日々は一気にカオスへと変貌する。彼女たちはそれぞれが持つ独特な能力で、隼人の生活に次々と波乱を巻き起こしていく。彼が求めるのは、ただの平凡な日常なのに…!笑いあり、ハラハラドキドキありの気まぐれガールズたちが織りなす異色の天気予報。天気を操る彼女たちとの出会いは、隼人にとって驚きと感動の日々となるのか、それともさらなるトラブルの幕開けなのか?風が吹き、雨が降り、太陽が輝く中で繰り広げられる、ちょっぴり不思議で愉快な学園生活が今、始まる!
文字数 232,373
最終更新日 2025.01.03
登録日 2024.08.27
「俺、未来から来たんだぜ?」
「何それ…」
「俺とお前は永遠の親友。って言っても、可能性のひとつだけどな?」
菅野拓也はへんなやつだった。
出会った時から、まるで昔から知り合ってたみたいに絡んでくるやつだった。
俺たちは同じ町の、違う地区に住んでいる子供だった。
中学生になるタイミングで同じ学校になり、クラスも同じになった。
拓也は野球が好きだった。
いつかプロ野球選手になるんだって夢見てて、そのために“過去に戻ってきたんだ”って、息巻いてた。
「俺さ、人生をやり直したいんだ。未来じゃお前を殺しちまったけど、この世界じゃ、絶対にそんなことしないから」
「俺を殺した!?」
「ハハッ。まあ笑えない話なんだが、一応言っておく。俺はお前を殺した罪で指名手配になって、逃亡中に死んだ」
「はあ??」
「まあ、大丈夫だ。こっちの世界じゃ、なんの関係もないことだから」
俺を殺した?
最初聞いた時、頭おかしいなって思った。
信じるつもりはなかったし、それは今もだ。
拓也はどこか、他のことは違ってた。
どこか別世界にいるようで、他の子にはない明るさを持ってて。
いつも笑顔を絶やさないやつだった。
いつも、人一倍努力してるやつだった。
拓也の訃報を聞いた時、俺はどうすればいいかわからなかった。
かつて同じグラウンドにいたあの頃のことを思い出して、夏の終わりに蝉時雨が、町のどこかに響いてて。
文字数 716
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.29
平凡な中学生盛岡龍樹(もりおかたつき)は無事私立中学に合格し、一年間はゆっくり過ごそうと考えていた…が!!小さい頃仲の良かった幼馴染、華に部活に誘われる…
どうしてか連日部活体験をすることになった龍樹の
青春コメディー短編集!
文字数 1,042
最終更新日 2024.12.27
登録日 2024.12.27
丹後半島の北東部、漁村伊根町。朗らかな村人たちに囲まれて生まれ育った下村カモメはある日、幼なじみの喜多川唄に海の貝殻を取ってほしいと頼まれる。
海の貝殻を約束の数だけ集めたカモメは、待ち合わせ場所の浜に行く。そこで一匹の小汚い鳥に出会う。その時、彼女は不思議な光に身を包まれた。
待ち合わせ場所に一向に来ない唄。カモメが村に戻ると、村人たちは口を揃えて他人扱いし、冷たく接してくる。更には次の日、学校で会った唄までカモメのことを初対面であるかのように言い出し、「10年前に溺れ死んだ友達」に似ていると言い出す。
唄から友達の墓にお参りに行ってほしいと言われ、カモメは町外れにある岬へと向かう
文字数 2,789
最終更新日 2024.11.10
登録日 2023.11.12
野球への未練から、毎日のようにバッティングセンターに通う高校一年生の久保雄大。
ある日、野球部のマネージャーだという滝川まなに野球部に入るよう頼まれる。
理由を聞くと、「三年の兄をプロ野球選手にするため、少しでも大会で勝ち上がりたい」のだという。
そんな簡単にプロ野球に入れるわけがない。そう思った久保は、つい彼女と口論してしまう。
その結果、「兄の球を打ってみろ」とけしかけられてしまった。
彼はその挑発に乗ってしまうが……
小説家になろう・カクヨム・ハーメルンにも掲載しています。
文字数 481,879
最終更新日 2024.10.03
登録日 2023.12.04
幼少の頃から日本サッカー界の至宝と言われ、各年代別日本代表のエースとして活躍し続けてきた片桐修人(かたぎり しゅうと)。
順風満帆だった彼の人生は高校一年の時、とある試合で大きく変わってしまう。
悪質なファウルでの大怪我によりピッチ上で輝くことが出来なくなった天才は、サッカー漬けだった日々と決別し人並みの青春を送ることに全力を注ぐようになる。
高校サッカーの強豪校から普通の私立高校に転入した片桐は、サッカーとは無縁の新しい高校生活に思いを馳せる。
しかしそんな片桐の前に、弱小女子サッカー部のキャプテン、鞍月光華(くらつき みつか)が現れる。
「どう、うちのサッカー部の監督、やってみない?」
これは高校生監督、片桐修人と弱小女子サッカー部の奮闘の記録である。
文字数 261,514
最終更新日 2024.09.21
登録日 2018.10.06
何事にも真剣になれない器用貧乏な中学2年生、常盤港。
国語教師の一言で、文学部を作る決意をした?!でも、部活を新しく作るのは当然難しくて、、、
文字数 4,011
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.07.19
中学二年のときに、陸上競技の男子100m走で全国制覇を成し遂げたことのある深田碧斗は、高校になってからは何の実績もなかった。実績どころか、陸上部にすら所属していなかった。碧斗が走ることを辞めてしまったのにはある理由があった。
それは中学三年の大会で出会ったある才能の前に、碧斗は走ることを諦めてしまったからだった。中学を卒業し、祖父母の住む他県の高校を受験し、故郷の富山を離れた碧斗は無気力な日々を過ごす。
ある日、地元で深田碧斗が陸上の大会に出ていたということを知り、「何のことだ」と陸上雑誌を調べたところ、ある高校の深田碧斗が富山の大会に出場していた記録をみつけだした。
これは一体、どういうことなんだ? 碧斗は一路、富山へと帰り、事実を確かめることにした。
文字数 119,883
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.07.17
2050年、地球の自転が止まってしまった。地球の半分は永遠の昼、もう半分は永遠の夜だ。
高校1年の蛍(ケイ)は、永遠の夜の街で暮らしている。不眠症に悩む蛍が密かに想いを寄せているのは、星のように輝く先輩のひかりだった。
ある日、ひかりに誘われて寝台列車に乗った蛍。二人で見た朝焼けは息をのむほど美しかった。そこで蛍は、ひかりの悩みを知る。卒業したら皆が行く「永遠の眠り」という星に、ひかりは行きたくないと言うのだ。
蛍は、ひかりを助けたいと思った。天文部の仲間と一緒に、文化祭でプラネタリウムを作ったり、星空の下でキャンプをしたり。ひかりには行ってほしいけれど、行ってほしくない。楽しい思い出が増えるたび、蛍の胸は揺れ動いた。
でも、卒業式の日はどんどん近づいてくる。蛍は、ひかりに想いを伝えられるだろうか。そして、ひかりは眠れるようになるだろうか。
永遠の夜空に輝くひとつの星が一番明るく光るとき。蛍は、ひかりの驚くべき秘密を知ることになる――。
文字数 111,278
最終更新日 2024.08.14
登録日 2024.07.08