絵本小説一覧
あるところに、とても貧しい父と娘がおりました。
2人は継ぎ接ぎだらけの小さな家に住み、食事はパンを二つに分けて食べました。
ある日、この生活に耐えきれなくなった父が、娘を捨てる決心をしました。
「ここで待っていてくれ。直ぐに戻るからな」
捨てられた小さな娘に、森の魔女が近づきました。
魔女はこの娘を自分の子にして、悪の魔女にしてしまおうと企みました。
文字数 2,712
最終更新日 2021.10.05
登録日 2021.10.05
明日は、大好きなお母さんの誕生日。
でも、雪子は、何をプレゼントしていいのか思いつきません。
夜になると……
文字数 1,425
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.10.06
おやつだ おやつだ いただきまーす あかい イチゴ おいしいな きいろい バナナ おいしいな おててで たべるの うれしいな ふっくら ケーキ おいしいな フォークで たべるの おいしいな ごっくん ジュース おいしいな ひとりで のめたよ うれしいな おさらの なかが からっぽに なっちゃった ごちそうさま
文字数 127
最終更新日 2018.12.18
登録日 2018.12.18
ある日、パパから貰った大きな箱。
「大きくなったら、開けなさい」
パパは僕にそう言った。
中には何が入っているんだろう。
5歳になった僕は、その箱を開けてみた。
文字数 1,656
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.02.02
丘の上のじゃがいも畑のじゃが次郎は今日も退屈をしていました。
良いか悪いかじゃなく、今のその場所にとっては何が幸せで嬉しいかというお話。
文字数 2,412
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.28
2022年12月14日、涼原朝美は世界から消えた。クラスメイトのお調子者男子、名吹栄一はウケ狙いでふたご座流星群に「星座になりたい!」と願ったせいで本当に星座になってしまい、終末間際の地球にいた朝美を宙高くから発見する。彼女はその時代で、一度入ったら二度と外に出られない水晶船の中から自然を観測する巫女になっていた。
「一生出られない水晶の中で生き続けるなんて……平凡でも、つまらなくても、俺達の時代で普通に暮らす方が絶対いいだろ?」栄一にはとても理解出来なかったが、朝美にはその選択を後悔した様子は全くなく、むしろ心の底から満足そうに微笑む。ひとりの少女が現実世界を棄てるに至った謎を紐解いていく、切ない短編現代ファンタジー。
文字数 13,888
最終更新日 2023.12.18
登録日 2023.12.14
ある日、ヤギさんはライオンさんになりたいと思いました。
これはライオンみたいにかっこよくなろうとするヤギのお話です、
文字数 5,124
最終更新日 2018.12.31
登録日 2018.12.31
公園に集まった、5人の子供たち。
もういいかい?
もういいよ。
元気に答えるその声の中に、知らない声が混じります。
その子を見つけたら、だめだよ。
その子は公園に置いて帰ろうね。
もし見つけたら、着いてきちゃうから。
文字数 1,089
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.09.02
ここは透明の国です
すべてが透明で何も見えません
そんな世界で生きていた少年ナナシは疑問に思います
すべて透明だなんて面白くないつまらない、と
そんな少年の旅のお話
いつか絵を付ける予定
文字数 1,388
最終更新日 2020.09.27
登録日 2020.09.24
森の奥深く、ネモという猫の男の子が住んでいました。
ある日、ネモがさくらんぼの花を見に出かけると泉に何か浮かんでいます。
それはクジラの置き物でした。
ネモはクジラと一緒に、お花見をしながらおにぎりを食べます。
「君の口は開いてるね。お腹すいたの?」
クジラの口におにぎりの梅干しを入れた途端、不思議なことが起こるのでした。
ベリーズカフェでも公開中です。
文字数 1,904
最終更新日 2018.02.25
登録日 2018.02.25
毎日、お腹を壊す光男。
学校でトイレを使うことをためらっていた。
なぜなら、クラスメイトから冷やかされるから。
そんな彼はある日、漏らしてしまう。
光男は泣いて学校のみんなが怖くなってしまう。
だが、彼を助けたのは普段離したことない女の子だった。
※本作はクローン病をテーマにした作品となります。
文字数 1,683
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.03.31
ある寒い朝、マーちゃんの住む町に雪が降りました。
お寝坊さんのマーちゃんが、ママに起されてそとをみると、真っ白な雪の世界がありました。
マーちゃんは、そこに小さな雪だるまを作ります。
まーちゃんは、その雪だるまに「ゆきだるまさん」という名前を付けて友達になりました。
けれども雪の日は、その日かぎりで、翌々日には小さな雪だるまさんは溶け始めてしまいます。
お外に出たマーちゃんが、溶けて元気のなくなった雪だるまを見てママを呼び。
心配そうなマーちゃんをみて、ゆきだるまさんを治す決心をします。
文字数 5,778
最終更新日 2024.01.09
登録日 2024.01.09
文字数 431
最終更新日 2019.11.29
登録日 2019.11.29
【宝石のような果物】の続編です。
女性の子供、少年のお話になります。
深い眠りについてしまった女性。
子供はその後、別の場所で暮らしていきました。
幸せかどうかは、誰にもわかりませんでした。
でも少年の中では決まっていました。
でも少年の中で変わってくれたお話です。
文字数 739
最終更新日 2021.06.19
登録日 2021.06.19
私が小学生当時イギリスにいたころ参加していた10~15歳までを対象にしたストックカーレース
のことを思い起こして綴りたいと思います。
文字数 982
最終更新日 2019.02.16
登録日 2019.02.11
ぼく、スライム。
今日も床にとろんとろんとろん。
立たせようとしたって無駄なのさ。
だって、ぼくは今、スライムだから。
ベリーズカフェでも公開中です。
文字数 364
最終更新日 2018.04.28
登録日 2018.04.28
ある山奥に、真っ赤な赤鬼が住んでいた。
赤鬼には家族がおらず、いつも1人だった。
赤鬼は、ずっと1人だったので、友達が欲しかった。
ある時、そんな赤鬼の家に、人間の男の子が迷い込んだ。
男の子は、目が見えなかったので、赤鬼を怖がらなかった。
赤鬼は、男の子を心配して家に連れ込んだ。
赤鬼は、男の子と話すうちに、少しづつ仲良くなった。
でも、赤鬼の正体がバレたら、きっと怖がられ、嫌われてしまう。
赤鬼はそんな不安を抱えつつ、男の子と過ごしていく。
文字数 2,806
最終更新日 2022.08.18
登録日 2022.08.18
あるところに、とても大きな巣を持つミツバチたちがいました。
ミツバチたちは毎日せっせと働き、仲間や子供のためにたくさんのはちみつを作りました。
産卵の時期になると、女王蜂は新しい子供を作りました。
女王蜂は大きな部屋に1つ卵を落とすと、
「ミッチ」と名前をつけて、とても可愛がりました。
ミッチは卵の中ですくすく育ち、やがて大きな体で産まれました。
ミッチたちの巣は、とある養蜂場にありました。
この養蜂場には、みつるくんのおじいちゃんが
大事に大事に育てたミツバチたちがたくさんいました。
みつるくんは、このミツバチたちが作る、甘〜いハチミツが大好きでした。
みつるくんは、このハチミツがどうやって作られているのかきになり、おじいちゃんと一緒にハチミツをとってみることにしました。
ミッチたちは、毎日毎日働き、たくさんのハチミツを作りました。
しかしある時、ハッチたちの身に危険が迫ります…。
文字数 2,367
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.09.11
文字数 2,730
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.11
みくりが池にクマのおじさんが
釣りをしています。
そこを通りかかった動物達は
側に腰をかけて話し始めます。
文字数 4,733
最終更新日 2023.02.09
登録日 2023.02.09
クリスマスの物語。
いい子のケン君は、クリスマスイブの夜、サンタさんに願い事をしました。
「大切な友達の雪だるま君と、ずっと一緒にいられますように」と。
さて、サンタさんはケン君の願いをかなえてくれるのでしょうか。
文字数 1,152
最終更新日 2020.11.02
登録日 2020.11.02
この世界のどこかにいる、魔法を使える生き物。
通称、魔法動物。
個性豊かな能力を持つ魔法動物たちは、今日も楽しく過ごすのであった。
文字数 2,042
最終更新日 2021.09.28
登録日 2021.09.28