婚約破棄小説一覧
「僕は君の妹のジェリーと婚約を結ぶことにした。だから君とは婚約破棄だ」
伯爵令嬢サラの婚約者であるアイクは、彼女にそう告げた。
隣にはサラの妹であるジェリーの姿があった。
勝ち誇ったような笑みを姉に向けている。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ、私がアイクを幸せにしてあげるから」
文字数 10,044
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.03.06
婚約者が包み込まれるような愛について語り出した。
おかしいと思って調べた結果、浮気が明らかになり、浮気相手との愛を見せつけられ婚約破棄された。
障害だらけの二人だけど燃え上がったのなら応援してあげる。
あの二人なら何があっても負けないと信じているから。
文字数 15,870
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.03.03
魔石師という特殊な力を持つ家系の伯爵令嬢であるルフィーリアは、デビュタントを数日後に控えたとある日、婚約者であるガウェイン第一王子殿下に婚約破棄を申し渡されてしまう。
その隣には義理の妹のカタリナが不敵な笑みを浮かべていた。そして身に覚えのない罪を突きつけられ、王宮から追い出されてしまう。
仕方なく家に戻ったルビイは、実の両親にも同じく見知らぬ理由で断罪され、勘当され、ついには家からも追放されてしまった。
行くあての無いルフィーリアを救ったのは一人の商会を営む貴族令息であるシルヴァ・オルブライト。彼はルフィーリアの不思議な力を見て「共にガウェインに目に物を見せてやらないか」と誘う。
シルヴァはルフィーリアの力を見抜き、彼女をオルブライト商会へと引き込んだ。
それから月日を重ね、ルフィーリアの噂が広まりだした頃。再びガウェイン第一王子はルフィーリアの元へ訪れる。ルフィーリアは毅然とした態度でガウェインからの誘いを断った。しかし今後のルフィーリアの身を案じたシルヴァは彼女を王都の舞踏会へと誘い、そこで彼女はオルブライトの正式な婚約者である事を謳い、妙なちょっかいを出されないように釘を刺すと言った。だが、その舞踏会には様々な思惑が交錯しており……。
※この作品は小説家になろう様にも投稿しております。
文字数 68,054
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.02.28
今まで書いた短編を集めました。
① 婚約者の浮気現場に遭遇致しました……勘違いなさっているようですがお別れですよ?
② ヤンデレ令嬢、大好きだった婚約者とサヨナラします!
③ 婚約破棄されてヤケ酒した令嬢が幸せを手にするまで
(電子書籍化が決定したので引き下げました)
④ 婚約破棄したい影の令嬢は
⑤ 元婚約者がよりを戻そうと押しかけて来ましたが……わたくし、もう結婚してますけど
⑥ 「申し訳ないんだが、婚約を解消してくれないか?」と言われたので「はい、分かりました。さようなら」 と答えました。
⑦ ふしぎの国の悪役令嬢はざまぁされたって構わない!〜超塩対応だった婚約者が溺愛してくるなんて聞いていませんけど!〜
⑧"全く興味がない"それだけだった
文字数 156,242
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.02.24
妖と恋をする一風変わった和風乙女ゲームの世界に、妖狐:千尋様の許嫁として転生した真白。
大好きなキャラクターだというのに、弱者の性か巨大な妖力を持つ千尋様が怖くて怖くて仕方がない。もう本能の領域ゆえに震える手足を何とかするのは諦めて、大切な千尋様はヒロインにお任せし、自身は恙無く乙女ゲームの舞台から退場する事にした。
千尋様からの婚約破棄を受け、乙女ゲームの舞台から無事に何とか退場した真白。ついでに一族からも追放されて、一月経った今では街の居酒屋で『よろず仕事請負人』として働く毎日。
そんな彼女に、初めての『指名依頼』が。
喜び勇んで出かけてみれば、依頼主はなんと『ヒロイン』。
しかも入れ替わりで、千尋様までやって来て……。
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■毎回1000文字程度の更新です。
ざまぁ系ではございません。
文字数 62,860
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.01.23
魔力がない平民として乏しめられてきた伯爵令嬢のデレア・リフェイラには『完全記憶能力』という特殊な力を持っていたが、それは周りの者だけではなく本人すらも気づいていない魔力であった。
魔力無しは平民以下の証と蔑まれ、貴族に馬鹿にされていた彼女は貴族の事が大嫌い。そんな貴族嫌いのデレアは十四歳のとある日、父ギランから紹介された婚約者に婚約破棄を言い渡される。
「私の知った事か、クソ虫がッ!」
しかし負けん気の強いデレアはそんな風に口汚なく言い返してその場を去った。
デレアは元々平民の娘だったがワケあって伯爵令嬢として育てられていた。その為、義母や義理妹、侍女たちに煙たがられるようにリフェイラの屋敷の中で生活している。
本だけが大好きな彼女は本を読み続ける事だけを生き甲斐に、屋敷や学院でもなるべく貴族とは関わらないように過ごす日々の中で、デレアの周りで起こる様々なトラブルや事件をその負けん気の強さと類い稀なる豊富な知識力で解決、乗り越えていき、次第に彼女自身も成長していく物語。
そんな中、徐々に彼女の魅力に気づき始めた周囲の人間たちもデレアに惹かれていった。
父に人を知れ、と言われた事や亡き実母との思い出と幼き日の難解な魔導書の記憶を強く胸に抱き、デレア・リフェイラはこの理不尽な世の中に一石を投じ続けて生き抜いていく。
その生き様は、やがて大きな波紋となって――。
※序盤は恋愛要素薄めです。中盤以降からじわじわと。
※この物語に登場する人物、団体名、病名、症状等はフィクションです。特に疾病に関しては実在する病とは異なるものである事を念頭にお読みください。
※全4章構成です。
※こちらの作品は小説家になろう様の方でも掲載されておりますが、こちらでは最新のエピソードの追加や加筆がされております。
文字数 296,457
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.02.27
借金だらけの貧乏伯爵家のシエナは貴族学校に入学したものの、着ていく服もなければ、家に食べ物もない状態。挙げ句の果てに婚約者には家の借金を黙っていたと婚約破棄される。困り果てたシエナへ、ある日突然救いの手が。アッシュフォード子爵の名で次々と送り届けられるドレスや生活必需品。そのうちに執事や侍女までがやって来た!アッシュフォード子爵って、誰?同時に、シエナはお忍びでやって来た隣国の王太子の通訳を勤めることに。クールイケメン溺愛偽弟とチャラ男系あざとかわいい王太子殿下の二人に挟まれたシエナはどうする? 同時に進む姉リリアスの復讐劇と、友人令嬢方の推し活混ぜ混ぜの長編です……ぜひ読んでくださいませ!
文字数 374,839
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.01.03
国を守護する聖女である公爵令嬢のアルメリアには、リィラと言う妹がいた。
貴族令嬢としては自分よりも優秀な自慢の妹と太鼓判を押して第二王子エドリックとの婚約を見守っていたのだが、ある日、リィラはありもしない浮気といじめの罪を着せられ手婚約破棄をされてしまった。
しかもそのエドリックは元々アルメリアの方が好きだった、代わりのリィラでは満足できなかったなどと言い出して婚約を申し込んでくる始末。
アルメリアは怒りと共にそれを拒否すると、逆切れしたエドリックはアルメリアの毒殺を試みた。
アルメリアは聖女の力のお陰で何とか生き延びたものの、次に目が覚めた時はリィラが「聖女殺人未遂の大罪人」として罪を着せられ、処刑されていた。
「認めない……こんな終わり方、絶対に認めない!」
怒りと共にアルメリアは転生の魔法の研究を始め、長い時を経てそれは遂に形となる。
そして迷いなくその魔法を使い、過去へ戻る。
果たしてアルメリアは最愛の妹を破滅の運命から救い出し、復讐を完遂させることは出来るのか――
文字数 5,031
最終更新日 2024.03.06
登録日 2024.03.05
「フランツお兄様ぁ〜、またソフィアお姉様が私の事を…」「大丈夫だよエリーゼ、僕がちゃんと注意しておくからね」…これまでにこのような会話が、幾千回も繰り返されれきた。その度にソフィアは夫であるフランツから「エリーゼは繊細なんだから、言葉や態度には気をつけてくれと、何度も言っているだろう!!」と責められていた…。そしてついにソフィアが鬱気味になっていたある日の事、ソフィアの脳裏にあるアイディアが浮かんだのだった…!
※過去に投稿していた「孤独で虐げられる気弱令嬢は次期皇帝と出会い、溺愛を受け妃となる」のIFストーリーになります!
※カクヨムにも投稿しています!
文字数 134,243
最終更新日 2024.03.06
登録日 2024.01.29
公爵の地位を剥奪され、逮捕された父の負い目を感じているアリア・ベルトンは汚れた公爵の地位ではなく庶民として生きようと考えていた。
偽名も作り、まわりから見ればアリアは完璧な庶民だった。
だが、庶民になりきるためには数々の難関が待っている。
その中でも一番の難関が...?
文字数 154,604
最終更新日 2024.03.06
登録日 2021.08.17
癒しの魔力をほとんど持たないため「役立たずの穀潰し」の烙印を押されたアルジェリータは森の奥深くで竜のお世話係──なくてはならない尊い仕事、と言われているが過酷で人が寄りつかない職に従事していた。ある日の朝、アルジェリータは実家から婚約者が妹に鞍替えした事と、自分が老将軍の後妻として嫁ぐ事を事後報告で知らされる。選択肢もなく公爵家に送られたアルジェリータだったが、彼女を出迎えたのは若き公爵マーガスで、彼の祖父である老将軍はすでに鬼籍に入った後だと告げられる。行き場がなくなってしまったアルジェリータはマーガスに「仕事がないのでここで働かせてほしい」と頼み込むのだが、マーガスは「仕事が欲しいなら俺の妻になればよい」と一言。突然の求婚に戸惑うアルジェリータだが、なし崩しに彼の「提案」を受け入れる事となる。小説家になろうで完結済みの作品です。2/18HOTランキング女性向け1位ありがとうございました!
文字数 117,989
最終更新日 2024.03.06
登録日 2024.02.16
伯爵令嬢アリシアには誰にも逆らわず、自分の意志を示さない。そのあまりにも大人しい様子から”人形姫”と揶揄され、頭の弱い令嬢と思われていた。
そんな彼女はダンスパーティの場でクライヴ・アシュリー侯爵令息から婚約破棄を告げられる。人形姫のことだ、大人しく従うだろう――そんな予想を裏切るように、彼女は告げる。「その婚約破棄、お受けすることはできません」
※なろうにも投稿しています。
※ 3/7 誤字修正しました。
文字数 7,511
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.03.05
結婚式当日の夜 束縛夫の3股が
発覚した
離婚することになった。
大学生で同居してたので
初めての自由な1人暮らしが出来る!
それまでを語った話
良かったらコメント、お気に入り、
応援していただけると
大変励みになります!
文字数 1,041
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.03.05
聖女に選ばれた伯爵令嬢のヴィルヘルミーネ・ギュンター。彼女は、聖女となる前に婚約破棄をしていた。元婚約者は伝染病の発生場所に志願して行くことにしたことで、ヴィルヘルミーネに迷惑かけられないと婚約破棄をすると言ったことに感激するのだが、全ては思惑あってのことだった。
そんな彼の思惑に一喜一憂しつつ、初恋の人とヴィルヘルミーネは再会することになり、初恋の彼の方も、彼女のことを覚えているようだが、そこでもすれ違う。
更には伝染病も、身体が石化を始めるものだとわかり、その治療法は薬では治らず、信仰があるか、ないかで症状が違うとわかり、初代聖女の街の者なら発病しても問題ないと思われていたのだが……。
文字数 74,040
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.01.27
幼い時に小鳥を不慮の事故で亡くしたマリスは、小鳥に執着していた。
婚約者の浮気で小鳥そっくりな令嬢に出会い、彼女の婚約破棄の手続きを済ませた後に婚約の申し込みに向かった。
既に結婚した後で、屋敷にいたのは小鳥が雛鳥だった時に似ていたエイヴリルだった。まだ2歳の小さな少女と結婚を約束し、15歳差の婚約は成立してしまう。
マリスは再び出会った小鳥と一緒に生きるために、沢山の愛を注いで成長させた。
しかし、幸せな日々を過ごし愛する二人を邪魔する人物が現れてしまう。
文字数 7,500
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.03.01
侯爵令嬢セラヴィは婚約者のトレッドから婚約を解消してほしいと言われた。
理由は他の女性を好きになってしまったから。
10年も婚約してきたのに、セラヴィよりもその女性を選ぶという。
意志の固いトレッドを見て、婚約解消を認めた。
ちょうど長期休暇に入ったことで学園でトレッドと顔を合わせずに済み、休暇明けまでに失恋の傷を癒しておくべきだと考えた友人ミンディーナが領地に誘ってくれた。
セラヴィと同じく婚約を解消した経験があるミンディーナの兄ライガーに話を聞いてもらっているうちに段々と心の傷は癒えていったというお話です。
文字数 51,947
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.02.18
――詐欺だ。これは結婚詐欺だ。
辺境伯令嬢エレノア・ハートレイはそう心の中でつぶやく。
幼馴染の聖騎士アレクシス・メリディアスもそう心の中でつぶやく。
いつの間にか婚姻届けが提出されていた。
二人は結婚していることになっていた。
それは何故か――神にも誰にも分らない。
エレノアもアレクシスもギスギスしていた。こんなヤツと結婚だなんて信じられないと、互いに毛嫌いしていた。
離婚も考えたが、帝国の法によって罰せられてしまう。
渋々同棲を始めると異変が次々に襲い掛かってきた……!
※タイトル変更予定あり
文字数 14,558
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.02.23
恋人と結婚を約束していたサツキはある日、恋人に振られ傷心旅行として小豆島を訪れる。未練の残るサツキは彼にプレゼントして貰ったペアリングをまだ外せずにいた。そんな時、サツキは小豆島に住むメイタと出会う。民泊として家を一部解放してらメイタはサツキに自分の家に来ることを提案し、サツキはメイタの家に宿泊することになる。メイタはサツキを近所にある自分の行きつけの居酒屋に誘い、2人で行くことになる。その居酒屋にはサツキの元恋人と仲良くしていた後輩のユウキがいて、サツキはつい小さなプライドからくだらない嘘をついてしまうのだが…
文字数 24,535
最終更新日 2024.03.05
登録日 2024.02.21
元伯爵令嬢だった私、ビアラ・ミゼライトにはホーリル・フェルナンディという子爵令息の婚約者がいる。とある事情で両親を亡くした私は、フェルナンディ子爵家から支援を受けて、貴族が多く通う学園ではあるけれど、成績次第では平民でも通える学園に通っていた。
ある日、ホーリルから呼び出された私は、彼から婚約を破棄し学費や寮費援助を打ち切ると告げられてしまう。
しかも、彼の新しいお相手は私の腐れ縁の相手、ディラン・ミーグス公爵令息の婚約者だった。
その場に居たミーグスと私は婚約破棄を了承する。でも、馬鹿な元婚約者たちが相手では、それだけで終わるはずもなかった――
※完結保証です。
※史実とは関係ない異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。魔法も存在します。
※誤字脱字など見直して気をつけているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです
文字数 82,558
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.02.26
ある日、王城に呼び出された私は婚約者であるローク殿下に婚約を破棄され、姉が嫁ぐことになっていた敗戦国シュテーダム王国の筆頭公爵家の嫡男の元へ私が嫁ぐようにと命令された。
しかも、王命だという。
嫁げば良いのでしょう、嫁げば。
公爵令嬢といっても家では冷遇されていた私、ラナリーは半ば投げやりな気持ちでルラン・ユリアス様の元に嫁ぐことになった。
ユリアス邸の人たちに大歓迎された私だったけれど、ルラン様はいつもしかめっ面で女性が苦手だと判明。
何とかコミュニケーションを取り、ルラン様と打ち解けていくと、義理の父からもうすぐ6歳になる国王陛下の臨時のお世話係を任されてしまい――
※史実とは異なる異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
文字数 64,012
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.02.20
「醜い豚め!俺の前から消え失せろ!」
私ことエレオノーラは太っていて豚のようだからと、
婚約破棄されてしまった。
見た目以外は優秀であっても、
人として扱ってもらえなければ意味は無い。
そんな理不尽な現実を前に、
ついにエレオノーラはダイエットすることを決意するのであった。
一年後、鏡の前に立つ。
そこにもう豚はいなかった。
これは人となったエレオノーラが、
幸せになっていく物語。
文字数 13,077
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.03.02
王太子であるレアンドルと婚約していた令嬢シェリルは、異世界から聖女アイカが召喚されると、その立場を弱くした。
それだけであったのなら、少し不幸だったという話で済んだはずだが、シェリルの言動はおかしくなり、ある日、レアンドルを傷つけて投獄されてしまう。
誰も助けに来ない暗闇の中、死の淵に立たされ命をじりじりと削られる。恐怖と苦痛に狂いながら日々を過ごす。そんな時、突然助け出されてベットで目が覚める。そこには幼なじみのジェラルドだと名乗る男がいて……。
二万文字弱のエロい短編です。メンタルをおかしくした主人公が、王宮に戻ろうとするので、幼なじみが引き留めてに無理やり犯します。エロいと思っていただけましたら嬉しいです。
文字数 17,899
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.03.01
伯爵令嬢シリカはとても真面目だった。だが、真面目すぎるゆえに婚約者を妹に取られてしまう。それも仕方ないと諦めたシリカ。けれど彼女は聞いてしまう、「あいつは真面目馬鹿だから」と話す声を。『真面目』はいい、けれど『真面目馬鹿』は許されない。プツンと何かの糸が切れたシリカは、本日をもって彼らに与えていた祝福を終了することに決めた。なんと彼女は祝福持ちの聖女だったのである。
文字数 20,355
最終更新日 2024.03.04
登録日 2023.01.06
伯爵令嬢のリリカとキャサリンは二卵性双生児。生まれつき病弱でどんどん母似の美女へ成長するキャサリンを母は溺愛し、そんな母に父は何も言えない……。そんな家庭で育った父似のリリカは、とにかく自分に自信がない。幼い頃からの許婚である伯爵家長男ウィリアムが心の支えだ。しかしある日、ウィリアムに許婚の話をなかったことにして欲しいと言われ……
リリカとキャサリン、ウィリアム、キャサリンの許婚である公爵家次男のスターリン……彼らの物語を一緒に見守って下さると嬉しいです。
⭐︎2023.4.24完結⭐︎
※2024.2.8~追加・修正作業のため、2話以降を一旦非公開にしていました。
→2024.3.4再投稿。大幅に追加&修正をしたので、もしよければ読んでみて下さい(^^)
文字数 80,807
最終更新日 2024.03.04
登録日 2023.04.06
ああ、本当に綺麗だなぁ。
目の前を睦まじい様子で歩く二人を見て、私は眩しいような気持ちで目を眇めた。
私が婚約者兼護衛として子供の頃から傍で守ってきた王子、ロベール様はこのところ一人の少女に夢中になっている。談笑する二人を一歩下がった位置から見守る私に、ロベール様から無情な決定が報告された。
「ああそうだ、レオニー。お前との婚約が正式に破棄される事が決定したぞ」
泣きそう。
なんでそんなに晴れやかな笑顔なんだ。
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王子の婚約者としての任も護衛の任も突如解かれたレオニー。
傷心で集中力を削がれた彼女は剣術の模擬戦で顔に傷を負う。高身長に婚約破棄、顔に傷。自分の女性としてのマイナススペックに苦笑しつつ騎士として生きていくことを決意する彼女の前に現れたのは……。
◆1000文字程度の更新です
文字数 77,367
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.01.20
伯爵令嬢のリリアは侯爵令息で美形の青年クラウスと婚約した。しかし、クラウスが結婚式の前日に婚約破棄を申し出た。それに対し、リリアは…?!
文字数 1,043
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.03.03
白磁のような肌にきらめく金髪、宝石のようなディープグリーンの瞳のシルヴィ・ウィレムス公爵令嬢。
きらびやかに彩られた学院の大広間で、別の女性をエスコートして現れたセドリック王太子殿下に婚約破棄を宣言された。
傍若無人なふるまい、大聖女だというのに仕事のほとんどを他の聖女に押し付け、王太子が心惹かれる男爵令嬢には嫌がらせをする。令嬢の有責で婚約破棄、国外追放、除籍…まさにその宣告が下されようとした瞬間。
「心当たりはありますが、本当にご理解いただけているか…答え合わせいたしません?」
令嬢との答え合わせに、青ざめ愕然としていく王太子、男爵令嬢、側近達など…
周りに搾取され続け、大事にされなかった令嬢の答え合わせにより、皆の終わりが始まる。
※R15は、保険。後半恋愛要素あり。ほのぼの系を書いていたので、気分転換にざまぁありの話を書き始めました。45話ほどで完結予定。
追記:気楽な気持ちで書いていたのですが、急なお気に入りの増加にビビっています。ご期待にこたえられるかどうか。あわわ…。結構書き進めていたのですが、もっと楽しんでいただけるよう今絶賛見直し中です。勉強不足、ご都合主義、誤字脱字は、どうか、温かい目でm(__)m
文字数 70,179
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.02.18
両親を事故で亡くし、ある日突然、子爵家を切り盛りすることになった十六歳の子爵令嬢ナタリー。
ところが実家は借金まみれ、使用人への給与は二ヶ月未払いの挙げ句、婚約者にまで逃げられ、幼い弟を抱えて途方にくれる暇もない。
「ど……どうしよう……ッ!!」
「お嬢様、もう無理です! これ以上は破産します!!」
今の自分に使える武器は、『貴族であること』『若い未婚女性であること』、そして――亡き父が趣味で作った一見『高価に見える皿』。
「年齢問わずお金がある順に、独身男性リストを作ってちょうだい」
「お嬢様、何をされるおつもりですか?」
「一儲けするのよ!!」
頑張る貧乏令嬢と、次第にほだされ溺愛してしまう大富豪スパダリのお話。
文字数 15,370
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.03.03
ミーラ・M(マリア)・エトワール。
「M(聖女)」の魔法名を持つ彼女は絶世の美少女でありながらも、今は肥えてその美貌を失っていた。
太った見た目のせいで周囲からは「白豚」と嘲笑され、ついには化け物王子の婚約者としてミストリア王国から隣国アクリウスへ追放されてしまう。
しかし、ミーラがそこで出会ったのは、骸骨頭でありながらも、魔法オタクで、不器用で、誰よりも優しい心を持った呪われた王子──ゼシル・H(ハデス)・ヴァンガードだった。
似たような過去、境遇をもち、似たような夢を秘める二人が惹かれ合うにはそう時間はかからない。
そんな時、二人が共に過ごす古城へミーラの元婚約者一行が来訪するとの報せが届いたのだった……。
文字数 17,644
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.03.02
王侯貴族同士の結婚に愛はない。
そんなものは期待もせず挑んだが相手がここまで愚かだとは知らなかった。
「堂々と浮気なさるのね」
「辺り前だ、姑息な真似をするものか」
ヒシと抱き合う彼と愛人、ふたりの世界を繰り広げる。
ああ、やはりわかっていらっしゃらない……
文字数 102,275
最終更新日 2024.03.03
登録日 2023.12.25
セントミル国の王家には変わった習わしがある。それは初代国王夫妻を習い、国王の妻である王妃は生涯国王を護る護衛になるということ。公務も跡継ぎも求められないそんな王妃が国の象徴とされている。
そして私ルナリア・オーガストは次期王太子である第一王子の婚約者=未来の王妃に選ばれてしまうのだった。
※設定甘い、ご都合主義です。
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 60,907
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.02.21
私がお仕えしているお嬢様は美しく教養も兼ね備えたフランチェスカ・ローシャス公爵令嬢。そんなお嬢様が学園のダンスパーティーで婚約者である王太子から婚約破棄されてしまった。
王太子の隣には男爵令嬢。お嬢様にいじめられたと訴えているのだが、こちらには身に覚えがない。
どんな理由があれど、婚約破棄は望み通りなので、異は唱えない。むしろ願ったりかなったり。
でも、よろしいのでしょうか? お嬢様との婚約は王命だったのですが……
文字数 16,965
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.02.26
婚約破棄された黒髪黒目の忌み子王子が最期の時を迎えるお話。
そして彼を取り巻く人々の想いのお話。
■□■
R5.12.17 文字数が5万字を超えそうだったので「短編」から「長編」に変更しました。
■□■
※タイトルの通り死にネタです。
※BLとして書いてますが、CP表現はほぼありません。
※ムーンライトノベルズ様にも掲載しています。
文字数 60,323
最終更新日 2024.03.02
登録日 2023.12.01
気高き公爵家令嬢オリヴィアの護衛騎士であるテオは、ある日、主に天啓を受けたと打ち明けられた。
その内容は運命の女神の聖女として召喚されたマイという少女と、オリヴィアの婚約者であるカルステンをめぐって死闘を繰り広げ命を失うというものだったらしい。
だからこそ、オリヴィアはもう何も望まない。テオは立場を失うオリヴィアの事は忘れて、自らの道を歩むようにと言われてしまう。
しかし、そんなことは出来るはずもなく、テオも将来の王妃をめぐる運命の争いの中に巻き込まれていくのだった。
五万文字いかない程度のお話です。さくっと終わりますので読者様の暇つぶしになればと思います。
文字数 48,072
最終更新日 2024.03.01
登録日 2024.02.19
好きで聖女になったわけじゃない。
好きで王太子殿下の婚約者になったわけじゃない。
贅沢なんてしていない。
下働きのように、ただこき使われていただけだ。
家族の為に。
なのに……偽聖女という汚名を着せて、私を処刑した。
家族を見殺しにした……。
そんな国に復讐してやる。
私がされた事と同じ事を
お前らにも返してやる。
*******************
こちらの作品はカクヨムにも掲載しています。
文字数 13,014
最終更新日 2024.03.01
登録日 2024.02.22
伯爵家に生まれたジャスミン・ベンディングは、世の女性たちが憧れる教会で、もうすぐ結婚式をあげるというのに全く幸せではなかった。
婚約者の子爵令息のアーロ・グレンヴィルと親友で付き添い役を頼んでいた男爵令嬢のミア・バーデットが浮気していることを知って、その結婚式で死んで抗議をして一緒に地獄に堕ちようとしていた。
だが、それを思いとどまらせたのは、ジャスミンの運命の人との出会いによって、未来が大きく変わることになるとは思いもしなかった。
文字数 52,424
最終更新日 2024.03.01
登録日 2024.01.31