番小説一覧
私には、妖精族の彼氏で、運命の番がいる。
彼は私に愛を囁いてくれる。それがとってもうれしい。
でも……妖精族って、他の種族より綺麗なものを好むのよね。
運命の番様。嫉妬して独占欲が芽生えた醜い私でも、嫌わずにいてくれますか?
そんな、初めて嫉妬や独占欲を覚えた人族の少女と、番大好きな妖精族の男――と、少女の友人の話。
※番の概念とかにオリジナル要素をぶっ込んでねるねるねるねしています。
文字数 17,033
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.12.13
学生時代には多少恋愛経験を積んできたけど、社会人になってから仕事一筋でアラサーになっても恋人が出来なかった私は、恋人を作ろうと婚活パーティに行こうとしたところで交通事故にあって死んでしまった。
生まれ変わった世界では、私は人間だったけど、獣人や人間が共存している世界。
戦争などが無く、平和な世の中なため、獣人も人化した時にはマッチョはあまり美しく思われないという美的感覚に、マッチョ好きの私は馴染めないのでやはり恋人はなかなかできない。
獣人には番だとかそういうものがあるみたいだけど、人間の私にはそういう感覚があまりよく分からないので、「この世界でも普通に仕事一筋で生きていこう。また死にたくないし。」
とか思っていたら、さっそく死亡フラグが舞い込んできました。
しかも、死ぬか恋愛するかって、極端すぎるわ…!
結構あっさり終わらせる予定です。
初心者なので、文章がおかしいところがあるかもしれません…
文字数 80,690
最終更新日 2022.12.11
登録日 2021.01.24
デュニナには何もわからなかった。
ただわかるのは今、自分の膨らんだ腹の中には子供がいて、番が側にいないこと。
狂おしいほど慕わしい番の不在。
なのに、その番が誰なのか、自分がいったい何なのか。デュニナは何もわからなかったのだ。
立ち上がったデュニナは歩き出す。辺り一面砂の海。照り付ける太陽はきっとデュニナの少ない体力を奪っていくことだろう。
だけど立ち止まることだけは、出来なかった。
放浪し始めたデュニナの前に現れる男たち。
皆、自分を選べという。
だが、デュニナの番は一人だけのはずだ。
いったい誰がデュニナの番なのか。
デュニナは今、自分の中の愛さえも見失っていた。
・いつものではない異世界です。
・番とか言ってるし、ちょっと似てる部分はあるかもしれませんけど、オメガバではありません。
・獣人とかが出てくるし、魔法とか魔力とかがあるし、神様()もいれば相変わらず主人公は無自覚チートです。
・男性でも妊娠できる手段がある世界ですが、主人公は実はちょっと事情が違います。
・珍しく不憫よりの主人公、になればいいなぁと思います。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・言い訳というか解説というかは近況ボードの「突発短編2」のコメント欄からどうぞ。
文字数 74,047
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.10.31
~本当は美しい竜神の子と亡国の王子の物語~行商人のお兄さん×成人したての竜神。
ダスティは孤児である。鱗のようなものが全身にあり、醜いので引き取り手もなく、教会で下働きをしていた。唯一可愛がってくれた行商人のグランド様をひそかに慕っている。ある日、やっと引き取られた先は見世物小屋で―――――。その時、グランド様が助けに来てくれた。傷を負っても助けてくれた彼を守りたくて、僕は羽化する。
文字数 62,788
最終更新日 2022.11.13
登録日 2022.10.31
【毎日6時、11時、18時で完結まで予約投稿済みです】
背中に羽のある鳥人が住む西浮国。
美しく大きな羽、太く強い脚、羽と脚が全ての価値を決める国で
地味で小さな羽、細く弱い脚を持って生まれたパン職人のレイル。
地味な人間は、ただただ家と仕事場の往復をする毎日。唯一の趣味は本を読むこと。
国においてはほとんど無価値だけど、いつか心底大切と思える相手に出会いたいと思っている。
そんなレイルが、ある事がきっかけで、強い脚を持つエリート、カジュリエスという男と知り合う。
お互いに番が欲しいのに、正式にお付き合いを始める前に、まるでセフレのようになってしまったレイルとカジュリエスの拗れてしまったお話し。
文字数 133,923
最終更新日 2022.11.04
登録日 2022.10.23
文字数 31,544
最終更新日 2022.10.14
登録日 2021.02.08
「俺の子を孕め」
そう言われて、ご主人様のダニエル・ラーン(α)は執事の僕、アンドレ・ブール(Ω)を強制的に妊娠させ、二人は番となる。
文字数 6,412
最終更新日 2022.10.07
登録日 2022.05.08
獣人国の王バレインは明日の婚儀に胸踊らせていた。相手は長年愛し合った美しい獣人の恋人、信頼する家臣たちに祝われながらある女の存在を思い出す。
父が他国より勝手に連れてきた自称"番(つがい)"である少女。
5年間、古びた離れに監禁していた彼女に最後の別れでも伝えようと出向くと、そこには誰よりも美しく成長した番が待ち構えていた。
基本ざまぁ対象目線。ほんのり恋愛。
文字数 32,145
最終更新日 2022.10.07
登録日 2022.08.13
文字数 2,535
最終更新日 2022.10.04
登録日 2022.10.03
「ヒカル、私と結婚して正妃になって欲しい」
元悪役令嬢の私が別人と思われて元婚約者に告白された件について2部。1部から4年後の物語。ウィル神界と天空界に分かたれてウィル王になったリチャードとシングルマザーとしてリチャードとの間の子を育てているヒカル。誤解からお互いの心が離れているが、二人の間の子はウィル王が持つ紫の王眼を持って産まれていた。その為二人の子であるライアンを引き取ると申し出るリチャード。ライアンの為にウィル神界に降りて、リチャードの正妃になる。天空界と違う日々に戸惑うヒカルと政務に忙しいリチャードはすれ違う。とあることからリチャードを拒むと、ヒカルは監禁されてしまい?
文字数 102,664
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.05.05
ひとりぼっちのアルビノチーター、シャルは、ある日を境にSランク冒険者に嫁になれ!と迫られる。
逃げても逃げても捕獲され、またたび酒で酔わされ、わけわかんなくなってるうちにベッドイン…
快楽で躾けられる…
朝まで、攻められ、敵わないとわかっていても頑張って反抗する…
逃げて、追いかけられ、捕まって、ベッドイン…
そんな毎日を送っていた強気受けが屈服して嫁になるまでのお話です。
ストーリー性よりエロ重視です!
〜絶対に屈服しない、強気受けと、絶対に屈服させるスパダリ腹黒攻めを書きたかっただけです…
エロ多めです…苦笑
優しく、でも、容赦なく襲われる快楽に、頑張ってあらがうも、最後は嫁になっちゃうんですが、…強気受けをたっぷり書きたかっただけです…m(_ _)m
※はエロシーン入ります。※が多いとエロシーンも多めです。最大で※3個です。それでもよろしいという方はよろしくお願いします。〜
文字数 125,351
最終更新日 2022.09.04
登録日 2021.09.25
あんなに可愛いものをいじめるなんてどうかしている!
助けたい。でも彼女が16になるまで迎えに行けない。人間界にいる精霊たちよ、助けてくれ!
文字数 23,359
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.08.20
昔から、人とは違うことを自覚していた。
人としておかしいと思えるほどの身体能力。
視力も聴力も嗅覚も、人間とは思えないほどのもの。
早く、早くといつだって体を動かしたくて仕方のない日々。
ただ、だからこそ、私は異端として、家族からも、他の人達からも嫌われていた。
『化け物』という言葉だけが、私を指す呼び名。本当の名前なんて、一度だって呼ばれた記憶はない。
妹が居て、弟が居て……しかし、彼らと私が、まともに話したことは一度もない。
父親や母親という存在は、衣食住さえ与えておけば、後は何もしないで無視すれば良いとでも思ったのか、昔、罵られた記憶以外で話した記憶はない。
どこに行っても、異端を見る目、目、目。孤独で、安らぎなどどこにもないその世界で、私は、ある日、原因不明の病に陥った。
『動きたい、走りたい』
それなのに、皆、安静にするようにとしか言わない。それが、私を拘束する口実でもあったから。
『外に、出たい……』
病院という名の牢獄。どんなにもがいても、そこから抜け出すことは許されない。
私が苦しんでいても、誰も手を差し伸べてはくれない。
『助、けて……』
救いを求めながら、病に侵された体は衰弱して、そのまま……………。
「ほぎゃあ、おぎゃあっ」
目が覚めると、私は、赤子になっていた。しかも……。
「まぁ、可愛らしい豹の獣人ですわねぇ」
聞いたことのないはずの言葉で告げられた内容。
どうやら私は、異世界に転生したらしかった。
以前、片翼シリーズとして書いていたその設定を、ある程度取り入れながら、ちょっと違う世界を書いております。
言うなれば、『新片翼シリーズ』です。
それでは、どうぞ!
文字数 85,612
最終更新日 2022.08.25
登録日 2021.08.28
義母とその娘に虐げられているリアリーと狼獣人のカインが番として結ばれる物語。
*基本的に1日1話ずつの投稿です。
(カイン視点だけ2話投稿となります。)
書き終えているお話なのでブクマやしおりなどつけていただければ幸いです。
***2022.7.9 HOTランキング11位!!はじめての投稿でこんなにたくさんの方に読んでいただけてとても嬉しいです!ありがとうございます!
文字数 24,759
最終更新日 2022.08.22
登録日 2022.07.02
僕はご主人様から逃げられません!
文字数 1,834
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.08.17
この国には魔法使いと呼ばれる種族がいる。この世界にある魔力を糧に生きる彼らは魔力と魔法以外には基本的に無関心だが、特別な魔力を持つ人間が傍にいるとより強い力を得ることができるため、特に相性のいい相手を番として迎え共に暮らしていた。
王弟の娘である公爵令嬢は美しい魔法使いから番だと言われる。ある日、彼女は魔法使いやその番、貴族たちとの交流を深めるための夜会を思い立つ。そこでふと別の魔法使いを目に留めるのだが……。
※他のサイトにも掲載しています
文字数 3,660
最終更新日 2022.08.01
登録日 2022.08.01
近年稀にみる恋愛結婚で結ばれたシェリー・ランスとルイス・ヤウリアは幸せの絶頂にいた。
ランス伯爵家とヤウリア伯爵家の婚姻は身分も釣り合っていて家族同士の付き合いもあったからかすんなりと結婚まで行った。
しかしここで問題だったのはシェリーは人間族でルイスは獣人族であるということだった。
獣人族や龍族には番と言う存在がいる。
ルイスに番が現れたら離婚は絶対であるしシェリーもそれを認識していた。
2人は結婚後1年は幸せに生活していた。
ただ、2人には子供がいなかった。
社交界ではシェリーは不妊と噂され、その噂にシェリーは傷つき、ルイスは激怒していた。
そんなある日、ルイスは執務の息抜きにと王都の商店街に行った。
そしてそこで番と会ってしまった。
すぐに連れ帰ったルイスはシェリーにこう言った。
「番を見つけた。でも彼女は平民だから正妻に迎えることはできない。だから離婚はなしで、正妻のまま正妻として仕事をして欲しい。」
当然シェリーは怒った。
「旦那様、約束は約束です。離縁してください。」
離縁届を投げつけ家を出たシェリーはその先で自分を本当に愛してくれる人と出会う
文字数 7,986
最終更新日 2022.07.27
登録日 2022.07.24
獣人には番と呼ばれる、生まれながらに決められた伴侶がどこかにいる。番が番に持つ愛情は深く、出会ったが最後その相手しか愛せない。
私――猫獣人のフルールも幼馴染で同じ猫獣人であるヴァイスが番であることになんとなく気が付いていた。精神と体の成長と共に、少しずつお互いの番としての自覚が芽生え、信頼関係と愛情を同時に育てていくことが出来る幼馴染の番は理想的だと言われている。お互いがお互いだけを愛しながら、選択を間違えることなく人生の多くを共に過ごせるのだから。
だから、わたしもツイていると、幸せになれると思っていた。しかし――全てにおいて『番』が優先される獣人社会。その中で唯一その序列を崩す例外がある。
『飼い主』の存在だ。
獣の本性か、人間としての理性か。獣人は受けた恩を忘れない。特に命を助けられたりすると、恩を返そうと相手に忠誠を尽くす。まるで、騎士が主に剣を捧げるように。命を助けられた獣人は飼い主に忠誠を尽くすのだ。
この世界においての飼い主は番の存在を脅かすことはない。ただし――。ごく稀に前世の記憶を持って産まれてくる獣人がいる。そして、アチラでは飼い主が庇護下にある獣の『番』を選ぶ権限があるのだそうだ。
例え生まれ変わっても。飼い主に忠誠を誓った獣人は飼い主に許可をされないと番えない。
そう。私の番は前世持ち。
そして。
―――『私の番には飼い主がいる』
文字数 27,388
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.07.14
この国には魔法使いと呼ばれる種族がいる。この世界にある魔力を糧に生きる彼らは魔力と魔法以外には基本的に無関心だが、特別な魔力を持つ人間が傍にいるとより強い力を得ることができるため、特に相性のいい相手を番として迎え共に暮らしていた。
家族から虐げられて育ったシルファはそんな魔法使いの番に選ばれたことで魔法使いルガディアークと穏やかでしあわせな日々を送っていた。ところがある日、二人の元に魔法使いと番の交流を目的とした夜会の招待状が届き……。
※他のサイトにも掲載しています
文字数 10,577
最終更新日 2022.07.21
登録日 2022.07.21
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
文字数 426,345
最終更新日 2022.07.19
登録日 2021.11.02
賢王と慕われる竜帝がいた。彼が統治してからの500年の長きに渡りポラリス帝国は繁栄を極めた。そんな素晴らしい竜帝にもひとつだけ問題があった。
彼は妃を迎えていなかった。竜人である竜帝には必ず魂の伴侶である番が存在し、歴代の竜帝も全て番と妻として迎えていた。
長命である竜人であるがゆえにそこまで問題視されてはいなかったが、それでも500年もの長い間、竜帝の番が見つからないのは帝国でも異例な事態だった。
その原因を探るために、数多手を尽くしてきたが、番の行方はようとしてしれなかった。
ある日、ひとりの男が竜帝の元を訪れた。彼は目深にローブを被り、自らを『不死の魔術師』と名乗るとひとつの予言を竜帝に与えた。
『貴方の番は、この1000年不幸な運命に翻弄され続けている。それは全て邪悪なものがその魂を虐げて真実を覆い隠しているからだ。番を見つけたければ、今まで目を背けていた者達を探るべきだ。暗い闇の底で貴方の番は今も苦しみ続けているだろう』
それから、ほどなくして竜帝は偶然にも番を見つけることができたが、番はその愚かな行いにより、自身の国を帝国の属国に堕とす要因を作った今は廃嫡されて幽閉されて心を壊してしまった元王太子だった。
何故、彼は愚かなことをしたのか、何故、彼は壊れてしまったのか。
ただ、ひたすらに母国の言葉で『ヴェリテ(真実)』と呟き続ける番を腕に抱きしめて、竜帝はその謎を解き明かすことを誓う。それが恐ろしい陰謀へつながるとことを知らぬままに……。
※話の性質上、残酷な描写がございます。また、唐突にシリアスとギャグが混ざります。作者が基本的にギャグ脳なのでご留意ください。ざまぁ主体ではありませんが、物語の性質上、ざまぁ描写があります。また、NLの描写(性行為などはありませんが、元王太子は元々女性が好きです)が苦手という方はご注意ください。CPは固定で割と早めに性的なシーンは出す予定です、その要素がある回は『※』が付きます。
5/25 追記 5万文字予定が気づいたらもうすぐ10万字に……ということで短編⇒長編に変更しました。
文字数 120,116
最終更新日 2022.07.14
登録日 2022.04.02
訳アリ主人と訳アリ従僕の物語。
『あなたを食べてしまいたい』の続編。
先にこちらの作品をご覧下さいませ。
前作は耽美色が強かったのですが、こちらの作品はちょっとほのぼのしてます。
なにせ、じれじれのかわいい二人なので(笑)
文字数 12,464
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.06.18
番至上主義の獣人ラヴィと、無残に終わった初恋を引きずる人族のルジェク。
ルジェクを番と認識し、日々愛を乞うラヴィに、ルジェクの答えは常に「否」だった。
そんなルジェクはある日、血を吐き倒れてしまう。
番を失えば狂死か衰弱死する運命の獣人の少女と、余命僅かな人族の、短い恋のお話。
以前書いた物で完結済み、3万文字未満の短編です。
ハッピーエンドではありませんので、苦手な方はお控えください。
これまでの作風とは違います。
他サイトでも掲載しています。
文字数 26,653
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.06.21
神獣 竜のアッシュと 番であるリリーラとの恋物語です
初投稿です
誤字脱字多めです 優しくスルーしてください
長編になる予定です。
発投稿です
文字数 64,027
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.06.01
次の誕生日までに処女を捧げないと泡になってしまう人魚の娘、ナターリア。
彼女は半年前に運命を感じた王子としか身体を繋げたくないと一族から抜け、陸地へ降り立った。
いっぽう、ナターリアを自分の番であると認識しながらも白虎の獣人王子であるヤヒコは、いちど彼女を諦めようとしていた。
けれど、彼女の窮地に再会したことで……
異種族のふたりが番の運命を受け入れたそのとき、真実の愛は生まれる。
これは人魚と白虎の王子様がつむぐ、海より深い愛のおはなし
* * *
久しぶりにファンタジーを書きました。
ゴールデンウィークにTwitterで開催された#2022GW覆面企画の参加作品に加筆修正したものになります。
文字数 10,162
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.06.21
☆注意!ガチな悪役令息ものではありません!!ヒロインもモブです。悪役令息ものをお求めの方にはおすすめ出来ません。
☆この物語は、前作「姫が可愛くないはずがないっ!!!」の異世界バージョンですが、このお話だけでもお読みいただけるようになっております。
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俺は今、めちゃくちゃ混乱している。
だって、十七歳のある日、いきなり前世(現代日本)の記憶が戻ったんだ。
俺の名前はトワ。人族だが契約精霊のオオヤマネコ、リンクがいる。そして前世では市姫叶和という名の高校生だった。
ここは、前世で俺が書いていた異世界小説の世界。ちょうどそれを書いていたのが今と同じ十七歳の時だ。それ以降の前世の記憶はないが、死んだ記憶もない。
どういう状況?
小説通りなら、この世界でも俺は恋人のリューセーと仲良く付き合っているはずなんだが、何故かガン無視され・・・俺って、ここではリューセーに嫌われてるの??
しかもリューセーは、前世で全く相手にしなかったピンクなヒロインキャラの女子と仲良くしてるんですけど?!
そして俺は、そのピンクに悪役令息呼ばわりされたんですけどっ??!
これは、リューセーに愛される事が当然と思っていたツンデレ気質な俺が、異世界で自分の本当の気持ちを思い知る物語??
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☆ この異世界は、これまでの自作「異世界でも腹黒王子ちゃんは完璧魔王に溺愛される」から「伝説のドラゴンは心優しき白猫を溺愛す」までと同じ異世界です。が、未読でも「はじめに」の説明をお読みいただくとその異世界の設定が分かるようにしているつもりです。
ですが、設定はゆるゆるなので寛大な心でお読みいただけると助かります。
☆R18回には*を付けます。
☆後半になりますが、龍人×獣人の姿でのR18もある予定。
文字数 45,428
最終更新日 2022.06.06
登録日 2022.05.21