短編小説小説一覧
文字数 3,951
最終更新日 2018.12.19
登録日 2018.12.18
俺は、会社帰りにカレーの具材を買った。
その具材を持って五階へとエレベーターで昇る時、四階に同じ買い物袋を笑いながら揺する女がいた。
俺は、恐怖に駆られ自宅へと急いだ。
しかし、女は俺の前に現れる。
そして、俺はカレーのルーを買い忘れていた事を思い出す。
──貴方はカレーを食べる時、どんな味がすれば嬉しいですか。
文字数 1,301
最終更新日 2020.01.22
登録日 2020.01.22
面白い、という感覚がわからないクラスメイトから相談を受けたお笑い好きの話。
※カクヨムの ♯KAC20224 タグ、お題「お笑い/コメディ」参加用に慌てて書いたやつです。
文字数 3,780
最終更新日 2022.03.14
登録日 2022.03.14
文字数 1,919
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05
どんな手術も100%失敗させる医者。その腕の悪さから病院にも見放された男だが、ある時、彼を雇いたいと言う病院が現れた、、、、その思惑とは!?
星新一さんのショートショートに憧れて始めました。初心者で稚拙なところもありますが、温かく見守っていただけると幸いです。
文字数 869
最終更新日 2021.07.22
登録日 2021.07.22
――さびれたショッピングモールのゲームセンターは、村崎貴樹にある種の安らぎをもたらした。
とある廃れたゲームセンターで巡り合った「キャラクターぬいぐるみ」を起点に、主人公・村崎貴樹は、「存在しないはずの娘」が登場する夢を見るようになる。「ぬいぐるみ」と「夢の中の少女」に対してつよい既視感を覚えた貴樹は、その正体を探るべく過去の記録をさかのぼっていく。
・この作品は、創作と向き合うこと、その一歩目について描いた短編小説です。
文字数 12,698
最終更新日 2023.04.11
登録日 2023.04.11
文字数 9,518
最終更新日 2024.02.17
登録日 2024.01.18
ひいばあさんの葬式に行って、ひいじいさんとちょっとしゃべる話。
※カクヨムの ♯KAC20225 タグ、お題「88歳」参加用に慌てて書いたやつです。
文字数 3,816
最終更新日 2022.03.16
登録日 2022.03.16
銀行員の立花は取引先の区役所の職員から、小学校で起きている怪奇事件を解決するよう依頼を受ける。かつての在校生である部下の水瀬と向かうが、水瀬はデートの約束があり、途中で帰ってしまう。立花一人で捜査を続けていると、かつて小学校で起きた事件にたどり着く。しかし何者かに頭を殴られ、気が付くと給食室にいた。目の前にはシリアルキラーである『人肉寿司職人』が待ち構えていた。小学校から生きて脱出して、事件を解決することができるのか?! 令和の闇をサスペンスフルでホラータッチに描く、お仕事ダークミステリー!
文字数 27,393
最終更新日 2023.12.12
登録日 2023.12.12
「部屋」がありました。あまりにも濃すぎる暗闇で満たされた’‘部屋’‘が。
そしてそのなかには人間がおりました。
あまりにも濃すぎる暗闇のなかで、自分の存在すら確かめられない人間が。
⚠︎この作品はフィクションではありますが、必ずしも非現実を意味するものではないかもしれません。
文字数 12,328
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.04.01
文字数 20,029
最終更新日 2019.01.12
登録日 2018.12.25
彼女の全ては私にとってのかけがえのない存在でもあり、この世で最も大切な人である。だが、それは私だけ一方的な思いなだけで、決して彼女はそう思ってなさそうであった。長い歴史の中で、人が人を好きになり、己の愛とは何かを人生という長い船に揺られながら荒波を越え、常に問うていく物語。
文字数 1,531
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05
五歳で父親を失った佐藤京太郎は、甲状腺癌を患った母親と四歳年下の妹を抱え、中学校を卒業すると同時に土木作業員として働きに出た。
土木作業は辛い仕事だった。だが、妹の明菜が新聞配達をするようになると京太郎は定時制の工業高校に通うようになった。
ある日京太郎は父の形見であるノートを見た。そこには父の目標が書かれていた。それは、京太郎が二十五歳になったら一緒に新事業を起こすことだった。……
文字数 13,882
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.07.28
昭和後期、鹿児島の田舎で育った2人の幼なじみがいた。
平凡な家に生まれた青年、渡辺誠一郎(わたなべ せいいちろう)と良家のお嬢様の島崎咲子(しまざき さきこ)は歳が同じこともあり幼少の頃からとても仲が良かった。
そんな2人も二十歳になり、咲子は関東の良家に嫁ぐこととなる。
誠一郎は胸が苦しくなるも、その感情を認める事が出来ず…
文字数 3,417
最終更新日 2022.03.14
登録日 2022.02.28
学級委員長の女子が、水たまりで転んだようです。
それによって少年Φは、気づいてしまったのです。
自分の気持ちに。
文字数 1,033
最終更新日 2022.05.29
登録日 2022.05.29