児童書小説一覧
悪徳ホストは『へ』で殺される。ダイイングメッセージは『へ』。この難問をナポレオンは鮮やかに解き明かした。ある夏の日、突然、|友朗《トモロー》の元へ青い髪の美少年から連絡がきた。美少年の名は龍宮寺ナポレオン。日本有数の財閥の御曹司だ。しかし彼は皮膚疾患のため紫外線に当たるとヤケドをしたようになってしまう。そのせいで生まれてからずっと地下の核シェルターに引きこもって生活していた。ナポレオンの命令でトモローは、美人弁護士の神堂クリスと共に神倉海岸で起きた殺人事件を解決するため出向いた。被害者の幡地の残したダイイングメッセージは『へ』だ。すぐに容疑者で第一発見者の辺見レイカが疑われた。彼女の姉が幡地たちに拉致監禁された後に自ら命を絶っていたのだ。そのことが動機で、辺見レイカが幡地を殺害したのではないかと言う。
だがナポレオンはこのダイイングメッセージの謎をまたたく間に解き明かした。そして『ナポレオンの辞書に不可能と解けない謎はない』と宣言した。ナポレオンは被害者は『へ』で殺されたと言った。いったいダイイングメッセージの『へ』に隠された秘密とは何か。
事件が解決された瞬間、天才探偵ナポレオンの誕生した。
文字数 8,576
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.08
算数が苦手な小学6年生・城間 七海(しろま ななみ)。
0点をとってしまった答案用紙を海辺へかくしに行ったら、イタズラ者のキジムナー「ムイ」に答案用紙を飛ばされた。
七海はそれを追いかけて海まで入っていき、深みにはまって流されてしまう。
あわてたムイが七海を助けようとしたとき、不思議な光の円が現れた。
2人が引きこまれたのは、星の海。
七海はそこで、自分そっくりな男の子とすれちがう。
着ている服がちがうだけで、顔も体つきもそっくりな子。
七海そっくりな男の子はこう言った。
「やあこんにちは。あとはまかせたよ」
けれど七海が話しかける前に、男の子は通り過ぎてどこかへ消えてしまう。
七海たちが光のトンネルからおし出された場所は、知らない砂浜。
キョロキョロと辺りを見回しながら歩いていると、知らない大人たちがあわてた様子でかけ寄ってきた。
七海は、だれかとまちがわれて連れて行かれてしまう。
それは、七海が住んでいた島と似ているけれど、どこかちがう世界。
七海は、城からいなくなった王子にそっくりだった。
本物の王子が見つかるまで、王子のフリをしてほしいとお願いされた七海は、しばらくお城で暮らすことになる。
七海が王子の代わりに勉強することになるのは、なんと魔法。
そこはアニメやゲームのように魔法がある世界だった。
※第2回きずな児童書大賞エントリー
本編は8月から公開します。
7月末までは、島の風景や暮らしや伝説なんかを書いています。
(8月1日まで公開のヒマつぶしエピソードです)
文字数 4,372
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.22
自分自身にも、自分の書いてる小説にも自信が持てない中学一年生の『蟹江伊鶴』は、人気Web小説家でありネット上の友達でもある『姫乃モモ』から公募を勧められていた。
しかし、自分の作品に自信がない伊鶴は参加を渋る。すると言葉巧みにモモが参加へと導く。それでも自信がない伊鶴に「取材を行って、自信がないのを補えばいい」とアドバイスを渡す。
早速伊鶴はモモのアドバイス通りに舞台となる自校の生徒会室へ忍び込むが、それを生徒会長である相馬裕也に見つかってしまいーー!?
文字数 77,267
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.13
引っ込み思案の小寺理穂は、引っ越して来たばかり。あやかしに追われていたところを少年・井伊路久に助けられる。不思議な橘を使って料理をし、あやかしを治療する路久の姿を見て、自分も彼のようになれたらと思うようになる。
様々なあやかしと接しながら、あやかしについて知っていく理穂。
だが、ある日、橘を狙うあやかしが現れて――!?
あやかしとの優しい味のお話。
文字数 2,084
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.27
十三歳の夏休み。久しぶりに祖母の家へと訪れた少年・にきは、突然奇怪なモノ――所謂あやかしが見えるようになってしまった。
彼らの言動に突っ込みつつ、彼らの存在を受け入れつつ、それでも毎日振り回されてばかり。
小鬼や動き出す欄間、河童に喋る吐水龍、更には狐憑きの女の子も現れて……。
普通の少年と奇怪なモノたちによる、ひと夏の日常あやかし話。
文字数 1,401
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.27
いじめにより不登校だった13歳の少女ラナは、駅で偶然出会ったおばあさんから願いが叶うという流れ星のチョコレートをもらう。友だちができますように! と願ったラナが着いた先は、なんと怪物(ファンタズマ)だらけの学校だった。
そこでラナは口は悪いが心優しいメデューサの少女スピネルと出会い、友情を育んでいく。
ラナは悪魔王レオナール率いる黒山羊郵便部に入部し、手紙の魔法を学びはじめる。気まぐれな悪魔王に振り回されつつも、ラナは少しずつ手紙の魔法を習得し、手紙鳥「赤ちゃんペンギン」を生み出すことに成功する。
そして冬休みが明けた後、ラナは短期間でみっちり学習するための集中クラスに参加することに。いつものように、にぎやかで明るいクラスと思いきや、指導教官のオットー・フォルシウスは非常に厳格で……!?
※【第3部】から読んでも話が分かるようになっています。
2023.4.12表紙イラストアップしました。
イラストは漫画家のともながひでき先生(@DsIUm8JiJ2R44DQ )に描いていただきました。
文字数 240,319
最終更新日 2024.07.27
登録日 2022.11.09
ヒロは目を覚ますと、謎の世界にいた。
この世界は一体何なのか、何故自分はこんな世界にいるのか、何もかも分からないまま、この世界をさまよっていると一人の女子と出会う。
名前はリーエ、最初は訳の分からない言葉を喋っていたが、すぐに日本語を喋り、自分のことを【この世界の案内人】と言う。
リーエは特殊な能力を持っているんだとヒロは思う。そしてその能力は”通じ合う”だと思う。何故ならすぐに言葉が通じ合ったから。
リーエと共に、この世界から脱出するヒントがありそうな、鼠色の塔の中を探索し、
文字数 9,498
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.12
この小学校には七不思議があり、それを解決して平和な小学校にしたいと思っている緋色。まず一番危険と言われている闇に引き込んで生徒の性格を攻撃的にする七不思議から解決に行こうとすると、目の前は廊下のはずなのに行き止まりになっていた。隣の教室の後ろの扉から入り、前の扉から出て壁を通過できたけども、振り返ると行き止まりにしていた壁が無くなっている。これは壁が増えるという七不思議だということに気付き、じゃあと思って壁の七不思議から解決することに。そこで壁のあやかし・壁太郎と出会い、闇に引き込むあやかしは危険だと止められる。緋色は幼馴染がイジメで転校してしまった話をして、どうしても小学校を平和にしたいということを伝えると、
文字数 8,246
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.12
わたし、セアラ。
お兄ちゃんのハクトと一緒に魔法道具屋さんをしてるんだ。
ライバル店は、大型魔法道具屋のオーシュラン!
って言っても、うちの店はボロボロで見向きもされてないけどね。
オーシュランの一人息子、ミレイとは同じ学園でちょっとやりにくい。
ある日、材料取りにでかけたら、洞窟で魔術師に遭遇!
あれ?もしかして……
昔、お兄ちゃんに魔術をかけて、お父さんの記録書を奪った魔術師じゃない?
小さな魔法道具屋、セアラががんばるお話です。
文字数 54,042
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.10
わたし、リィ。実はクロリバ星っていうところから地球にやってきた。
目的は、地球に生息する植物を絶やすこと。機密データが入っている隕石のかけらを回収すること!
隕石のかけらは日生薫教授が持ってる。
まずは、薫教授の息子、すばるがいる学園に空山里依(そらやま りい)として潜入だ!
すばるに近づくため、園芸クラブに入ったけど……
あれ? 地球の植物って危険なものじゃなかったのか?
それどころか、植物を育てるのっておもしろいんだが?!
文字数 55,860
最終更新日 2024.07.27
登録日 2024.07.15
火花は天真爛漫な魔女の女の子。
幼なじみでしっかり者のノアや、臆病だけど心優しい親友のドロシー、高飛車なダリアンたちと魔法学校で立派な魔女を目指していた。
あるとき、授業の一環で魔女にとって魔法を使うための大切な燃料『星の原石』を探しに行くことに。
火花とドロシーが選んだのは、海の中にある星の原石。
早速マーメイドになって海の中を探検しながら星の原石を探していると、火花は不思議な声を聴く。
美しくも悲しい歌声に、火花は吸い寄せられるように沈没船へ向かう。
かくして声の主は、海の王国アトランティカのマーメイドプリンセス・シュナであった。
しかし、シュナの声をドロシーは聴くことができず、火花だけにしか届かないことが発覚。
わけを聞くと、シュナは幼い頃、海の魔女・グラアナに声を奪われてしまったのだという。
それを聞いた火花は、グラアナからシュナの声を取り戻そうとする。
海の中を探して、ようやくグラアナと対峙する火花。
しかし話を聞くと、グラアナにも悲しい過去があって……。
果たして、火花はシュナの声を取り戻すことができるのか!?
家族、学校、友達、恋!
どんな問題も、みんなで力を合わせて乗り越えてみせます!
魔女っ子火花の奇想天外な冒険譚、ここに誕生!!
文字数 8,921
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
【スチパン×スパイ】
彼女の物語は、いつも“絶望”から始まる──
今年16歳となるコードネーム・梟(きょう)は、蒸気国家・倭国が設立した秘匿組織・朧月会からの任務により、蒸気国家・倭国の最上級高校である、碧霞(あおがすみ)蒸気技巧高等学園の1年生として潜入する。
しかし、彼女が得意とする話術を用いれば容易に任務などクリアできるが、一つの出来事から声を失った梟は、どう任務をクリアしていくのか──
──絶望すら武器にする、彼女の物語をご覧ください。
文字数 15,987
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.25
文房具たちが旅に出るワクワクハラハラの冒険ストーリー。
文房具は机から落ちると手足が生えてしゃべることができる。四年三組の教室には消しゴムのゴー、じょうぎのジョー、えんぴつのピン子、という文房具仲よし三人組がいた。
ある日、文房具仲よし三人組は「日向ぼっこをしよう」というピン子の提案で教室の窓に行く。そこで三人は初めて外の世界を見て感動する。
ピン子とジョーは「外の世界に出よう!」とゴーを誘う。三人はカラスの背中に乗って外の世界に飛び出す。ところが夜の校庭で凶暴な野良猫に襲われ、三人は命からがら逃げる。
夜の教室でゴーは、ピン子とジョーのひそひそ話を耳にする。
ゴーの持ち主ケイタくんは、最近になって漫画を描き始めた。ものすごいスピードで消しゴムを使っていると気がつき、ピン子とジョーはこのままだとゴーが危ないと思った。
ふたりが自分を外に連れ出した真相を知るが、ゴーは、ピン子とジョーも本当は持ち主のもとへ帰りたいという想いを知るのだが…。
危険を冒して冒険に出ていると気づいたゴーは、持ち主のもとへ帰ることにするのだろうか。
文字数 76,924
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
物語の登場人物は4人。
最近ようやく電動アシスト自転車を手に入れたコハル。
コハルの師匠でなにかと行動力があるナツミ。
なんでも知ってて、調べることが好きなアキラ。
おしゃれタイプだけどときどき変なことを言うミユキ。
小学4年生(のはず)の4人は、夏休みの自由研究で、近くにいる(はずの)「センセイ」に会いに行き、その途中で見聞きしたことをまとめることにする。
世界には、その4人しかヒトはいないけど、そんなことは誰も気にしない。
だってねえ、みなさんも、ハラジュクとかアサクサ、それにタバタなんてところ、あると思いますか。
行ったり見たりしたこともないものがリアルだって、誰か、あるいは何かにだまされてるんだよ。
リモート授業でしかやりとりしていない、センセイのところまでは、普通に行けば2時間、路上観察とかしながら行っても4時間もあれば大丈夫、とアキラは言うし、無事につけたらキツネウドンをごちそうしてやるよ、とセンセイも言う。
だけど目的地のI市にたどり着くまで、自転車は故障するし、ゲリラ雷雨にも会うし、タツ型の宇宙人も助けるし、I市にある目的地、丘の上の情報基地はヒトを入れてくれない。
文字数 1,828
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
二つの大陸に挟まれた海に浮かぶ、サヤ島。龍神を信仰するサヤ島に、北の大陸から、武芸を尊ぶリグノア教の宣教師が布教に来た。南の大陸からは、魔法を尊ぶシュトノク教の宣教師が布教に来た。どちらも神の化身が広めた、由緒ある宗教だという。
島の民は龍神に「龍神の化身はいないのか」と尋ねた。龍神は「わたしの魂は、一人の人間に収まるには大きすぎる。リグノア教徒の少年とシュトノク教徒の少女の二人に分かれて宿るだろう」と答えた。
それから、サヤ島では二つの宗教が共存し、何百年もの調和と繁栄と平和を享受していた。暮らしが便利になるうちに、人々から魔法の力は失われつつあった。
島一番の大金持ちの長女に生まれたハジミは、両親や兄たちに溺愛されて育った。六歳になったハジミは、龍神の化身として選ばれた。もう一人の龍神の化身、クジャは、家族に恵まれない、大人しい少年だった。
不自由で退屈な暮らしを疎むハジミは、そこから脱出しようと、数年かけて計画を練った。その計画は、満月の祭の夜に実行されたが……。
文字数 16,154
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.05
誰かを思いやる気持ちは、花のように美しくて雪のように優しいもの。そんな物語を集めたショートショート集です。
第一話 「小さな村の大きな秘密」
クマだけが住む「ハチミツ村」。
黒熊の両親と暮らす10歳のヒューイ。彼には、ある秘密がありました。村のクマ達は、頑なにその秘密を守りました。全ては、ヒューイのためだったのです。
第二話「ピンクの卵焼き」
お母さんが作るピンクの卵焼き。その意味は・・・。
第三話「クマ太郎がいた日々」
野生の子グマにお菓子をあげようとした萌花。その事で、祖父の雅史から叱られる。思わず大嫌いと言ってしまう萌花。その後、萌花は雅史とクマ太郎の悲しい過去を知る事になる。
第四話 「結婚前夜」
昔気質で素直になれない父親。
そして、そんな父親に甘えられない娘。
結婚前夜。父娘が想う事とは・・・。
第五話「泣きそうな優しさ」
夏の暑い季節。赤ちゃんを連れての移動というのは、本当に大変なんです。
ほんのちょっとした優しさが、新米ママと赤ちゃんをピンチから救います。
第六話「小さなメッセージ」
失恋した親友を励ましたい。けれど、どうすれば・・・?
思春期ならではの悩みです。
文字数 12,701
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.07.14
文字数 80,710
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.07.22
この小学校の生徒会長には大切な仕事があった。
それは校長先生を守ること。
校長先生は少し特殊な個性や能力を持っていて、さらにそれを使ってすぐケガしちゃうし、大声で泣いてしまうのだ。
だから生徒会長は校長先生のお守りをしないといけないのだ。
それを補助してくれるはずの生徒副会長の桜さんも天然ボケがすごい人で、今日も今日とてハチャメチャだ。
これは僕と校長先生と桜さんの話。
文字数 6,552
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.12
メモには暗(あん)ごうを用(もち)いておりました。
それも、働(はたら)きだしてから上手(じょうず)な使(つか)いかたを習(なら)います。
文字数 1,557
最終更新日 2024.07.19
登録日 2024.07.19
子どもころは(も?)病弱(びょうじゃく)でした筆者(ひっしゃ)の優(ゆう)。
エッセイから、男子主人公(しゅじんこう)にして書(か)きなおします。
文字数 2,601
最終更新日 2024.07.18
登録日 2024.07.18
ーー彼女が語る怪異談を聴いた者は咲かせたり鳴かす。
登場する怪異談集
初ノ花怪異談
野花怪異談
野薔薇怪異談
鐘技怪異談
その他
架空上の石山県野花市に住む彼女は怪異談を語る事が趣味である。そんな彼女の語る怪異談は咲かせる。そしてもう1人の鐘技市に住む彼女の怪異談も鳴かせる。
全180話完結いたしました。後ほど座談怪異などのイベントストーリーを載せていきたいと思います。
※この物語はフィクションです。実在する人物、企業、団体、名称などは一切関係ありません。
第2部編2024年7月18日8時頃公開予定。※新しく小説投稿します
エブリスタにも公開してますがアルファポリス の方がボリュームあります。
文字数 481,537
最終更新日 2024.07.17
登録日 2023.10.12
中学に入学して一ヶ月という変な時期に転校してきた男子生徒は自称名探偵の変わり者。
しかも、私の隣の席でごちゃごちゃとうるさいのよ。
なんで私があんたの助手になんかならなくちゃいけないわけ?。
でも、彼にはちょっと秘密があって、眼鏡に隠されたその素顔は誰にも見せちゃダメなんだから。
あーあ、もったいない。
あんたなんか絶対に『ナシ』ですから!
文字数 46,258
最終更新日 2024.07.16
登録日 2024.07.08
おちゅうしゃは痛(いた)い?
おさない人はおちゅうしゃがこわかったと思(おも)います。
大人のひとは痛くないのかな?
ふしぎでした。
文字数 940
最終更新日 2024.07.13
登録日 2024.07.13
魔法使いのポン太郎は、亜空間からやってきた僕の親友だ。困った時にはいつも助けてくれる。だから、今回も何とかなるはずだった。ポン太郎が取り出したのは、画期的な万能アイテムだったのだが……。
文字数 1,628
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.12
中学一年生の空羽(そらはね)あいねは、クリスマスの夜、街中を疾走していた。
見上げればそこには、羽の生えた怪物が襲い掛かってきている。
なのに道行く人は誰もそれに気づいていない。
「私にだけ見えるんだ」
必死に逃げるあいねだったが、路地裏で無数の怪物たちに囲まれてしまう。
そこに現れたのは、吸血鬼の少年だった。
あいねを助けてくれた少年時雨は、そのせいで自分の帰るべき群れに捨てられてしまう。
そんな時雨をほうっておけず、家に連れ帰るあいね。
二人に間に少しずつ絆が生まれていく中、時雨は、あいねをまもるために自らしもべとなることを決める。
襲い来る怪異と、ボディガードのしもべ吸血鬼・時雨。
あいねを取り巻く怪異たちとのホラーアドベンチャーです。
文字数 70,094
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.12
「第2回きずな児童書大賞エントリー」
猫耳フードをかぶった小学5年生のみけ子は、好奇心旺盛な自称探偵。クラスメイトの仲間たちと共に「探偵団」を結成し、学校や町で起こる不思議な出来事に挑む。
運動神経抜群のけんた、おしゃべり好きのまり、力持ちのたける、知識豊富なユミ。個性豊かな仲間たちと共に、みけ子は日々の謎解きに奔走する。
時に危険な状況に陥りながらも、仲間との絆と知恵で困難を乗り越えていくみけ子たち。彼らの活躍が、学校や町にどんな変化をもたらすのか?
笑いあり、涙あり、そして心温まる展開の連続! 小学生探偵たちの成長と冒険を描いた、わくわくドキドキの物語!
文字数 88,922
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.04
ぷっぱとは、あたまにすいえいぼうをかぶり、プールといえにすみ、すいえいがうまく、子どもにすいえいをおしえる小さなかいぶつ。
およぎがうまい人。
文字数 992
最終更新日 2024.07.12
登録日 2024.07.12
どんなよいこでも迷子になったことがあるという人は多いかと思いますが、ヘカッテも同じでした。小さい頃にうっかり迷宮で迷子になった時の恐怖は、今も時々悪夢となってヘカッテを襲いました。そんな時、ヘカッテをいつも助けてくれるのが、小さい頃に助けてくれた知らないお姉さんでした。そのお姉さんはヘカッテにとって、まさに憧れの人だったのです。
あれからしばらく。ヘカッテも日々少しずつお姉さんになっていきます。迷子の思い出を夢に見る事も少なくなってきました。けれど、久しぶりにヘカッテの夢にあの時に似た迷宮の景色が広がりました。しかし、どうも様子が違います。泣きながらお家を捜しているのはヘカッテではありません。まだ子どもの夢まくらの精霊だったのです。自分の名前も分からない迷子ちゃんにすがられて、ヘカッテは夢の中をさまよいます。あの時とは、逆の立場で。
※この作品は「小説家になろう」にも投稿しております。
文字数 13,630
最終更新日 2024.07.11
登録日 2024.07.11