「声楽」の検索結果

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芸術大学の大学院で音楽を学ぶ三喜雄(みきお)は、声楽専攻科の杉本(すぎもと)教授から突如呼び出されて、他の音楽大学の辻井(つじい)教授の研究を手伝うよう命じられる。辻井は音楽教育と音楽療法の研究をしており、三喜雄が依頼されたのは、老人ホームのクリスマスコンサートで歌うことだった。三喜雄は新曲への興味から、演奏時間10分の「恋するくじら」を、2ヶ月半で仕上げることを了承する。 初練習の日、三喜雄は共演者である篠原(しのはら)が、高校時代に懇意にしていた後輩・高崎(たかさき)に似ていることに驚き、軽く動揺する。篠原は美声の持ち主だがその歌にはやる気が見えず、頭に来た三喜雄は、歌が終わるなり篠原と衝突してしまう。しかしその翌週、篠原は謝罪してきて、三喜雄もあらためて一緒に曲を仕上げていく気になる。 練習を進めるうち、三喜雄はこの歌が、高崎に絡む高校時代の悔やまれる思い出を呼び起こすことに戸惑う。一方篠原も、この歌を歌いたくないと最初に言ったのは、曲が自分に合わないこと以外の理由があるらしくーー。 『あいみるのときはなかろう』『彼はオタサーの姫』のバリトン歌手・片山三喜雄の、大学院1年目のアナザーストーリー。BL要素はありません。両作品未読でも、お楽しみいただけます。両作品のキャラがチラ登場するので、読了してくださっているかたにはちょっと楽しいかもしれません。
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小説 2,892 位 / 185,020件 ライト文芸 62 位 / 7,555件
文字数 39,127 最終更新日 2024.05.21 登録日 2024.04.24
知らない男性と憧れの美人ピアノ講師の情事を目撃してしまい、その男に口止めされるが朱鷺の記憶からはその一連の事は抜け落ちる。朱鷺は強いストレスがかかると、その記憶だけを部分的に失ってしまう解離に近い性質をもっていた。そしてある日、教会で歌っているとき、その男と知らずに再会する。それぞれの過去の傷と闇、記憶が絡まった心の傷が絡みあうラブストーリー。 《深谷朱鷺》コンプレックスだらけの音大生。声楽を専攻している。珍しいカウンターテナーの歌声を持つ。巻くほどの自分の癖っ毛が嫌い。瞳は茶色で大きい。 《瀬川雅之》女たらしと、親友の鷹に言われる。眼鏡の黒髪イケメン。常に2、3人の人をキープ。新進気鋭の人気ピアニスト。鷹とは家がお隣さん。鷹と共に音楽一家。父は国際的ピアニスト。母は父の無名時代のパトロンの娘。 《芦崎鷹》瀬川の親友。幼い頃から天才バイオリニストとして有名指揮者の父と演奏旅行にまわる。朱鷺と知り合い、弟のように可愛がる。母は声楽家。
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小説 10,113 位 / 185,020件 ミステリー 89 位 / 4,169件
文字数 125,444 最終更新日 2024.03.20 登録日 2024.02.25
BL 完結 長編 R18
僕は七歳のときに性器を切り取られたローマ生まれの馬鹿な「小鳥」。男の部分を失う代償を払って得たのは、小鳥の囀りのような高音で一生歌い続けられる声。当然、手術費用は莫大だ。それを返済するために僕は歌う。世界を支配しているオスマン帝国各地で昼は人前で歌声を、場合によっては夜は呼ばれた閨で嬌声を披露する。 僕がオスマン帝国の首都イスタンブールにやってきたのは、九歳のとき。西暦でいうと千五百九十五年。五十人ほどいる声楽一座で見た目も歌声も抜きん出る部分がない僕を「夜の小鳥」として指名したのはなんと時のスルタン(王)ムラト三世で、断るすべが無い僕は、黙って彼に抱かれた。 純潔を失った初めての日、夜の庭で僕はラシードという名の少年と出会う。僕よりニ歳年上の彼はスルタンの二十番目の王子だった。ラシードは僕に何があったのか察し、部屋に呼んで僕を一人にして思いっきり泣かせてくれた。 スルタンに「夜の小鳥」として呼ばれる度に、僕はその後、ラシードと密会するようになる。彼は僕の歌声を褒めてくれる兄のような、友人のような不思議な存在になりつつあった。ある晩、僕はラシードに急に口付けを迫られ、拒絶してしまう。きっと彼も男の部分を切り取った哀れな僕を蔑んでいたんだと思っていると、ラシードは「口付けたことも、お前を好きという気持も取り消す」と言ってきて……。 僕を抱くスルタンのことを僕は慕っているが、会う度に甘い気持ちを覚えるのはラシードの方。きっとこれが初恋なんだと自覚し、ラシードに会いに行ってみると、宮殿からラシードは忽然と姿を消していて……。
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小説 24,006 位 / 185,020件 BL 5,793 位 / 23,933件
文字数 248,026 最終更新日 2022.11.21 登録日 2022.07.31
BL 完結 長編
★2023.11.28本編完結、2024.1.5夏休み番外編完結★ 東京の芸術大学の大学院声楽専攻科に合格した片山三喜雄は、初めて故郷の北海道から出て、東京に引っ越して来た。 高校生の頃からつき合いのある塚山天音を筆頭に、ちょっと癖のある音楽家の卵たちとの学生生活が始まる……。 魅力的な声を持つバリトン歌手と、彼の周りの音楽男子大学院生たちの、たまに距離感がおかしいあれこれを描いた連作短編(中編もあり)。音楽もてんこ盛りです。 ☆表紙はtwnkiさま https://coconala.com/users/4287942 にお願いしました! BLというよりは、ブロマンスに近いです(ラブシーン皆無です)。登場人物のほとんどが自覚としては異性愛者なので、女性との関係を匂わせる描写があります。 大学・大学院は実在します(舞台が2013年のため、一部過去の学部名を使っています)が、物語はフィクションであり、各学校と登場人物は何ら関係ございません。また、筆者は音楽系の大学・大学院卒ではありませんので、事実とかけ離れた表現もあると思います。 高校生の三喜雄の物語『あいみるのときはなかろう』もよろしければどうぞ。もちろん、お読みでなくても楽しんでいただけます。
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小説 28,646 位 / 185,020件 BL 6,982 位 / 23,933件
文字数 119,830 最終更新日 2024.01.05 登録日 2023.10.17
普通科に在籍する紗南は保健室のカーテン越しに出会ったセイが気になっていた。ふとした拍子でセイが芸能科の生徒と知る。ある日、紗南は喉の調子が悪いというセイに星型の飴を渡すと、セイはカーテン越しの相手が同じ声楽教室に通っていた幼なじみだと知る。声楽教室の講師が作詞作曲した歌を知ってるとヒントを出すが、紗南は気付かない。セイはお別れをした六年前の大雪の日の約束を守る為に再会の準備を進める一方、紗南はセイと会えない日々に寂しさを覚える。
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小説 35,125 位 / 185,020件 恋愛 15,470 位 / 56,190件
文字数 22,511 最終更新日 2023.03.23 登録日 2023.03.18
もう歌えない?私の歌声、入れ替わっちゃった… 憧れの高校の声楽部入部を夢見ていた16歳のみちる。晴れて試験に合格し、思い描いていた未来を手に入れるはずだったが… 思いもよらない展開の末、みちるが出会ったのは学園一の秀才で美男子の悠介。しかし、色々な問題が二人の間に浮上していく。 果たして、二人の運命は…
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小説 21,286 位 / 21,286件 ファンタジー 8,268 位 / 8,268件
登録日 2017.04.16
 近江花音、高校1年生。  今までしてきた習いごとはたくさん。  ピアノ、お習字、バレエ、声楽、英会話、お茶、お花。  中学生になって、全部辞めて、たったひとつ夢中になれることをはじめたけれど……。  趣味も取柄も個性もない私は、これからどうすればいいのでしょう……? ***** 【近江花音】 「キラキラしたい……。私自身が、キラキラできることをしたい」 「それでいいんじゃん? 花音は花音なんだし」
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小説 185,020 位 / 185,020件 青春 6,538 位 / 6,538件
文字数 33,648 最終更新日 2021.11.27 登録日 2021.10.21
恋愛 完結 長編 R18
 クラシックに恋する女と、クラシックを愛する男。それはSEXに魅力を感じていない女と、SEXにトラウマのある男。こゆいクラシック音楽ネタと共にお送りする、大人の(青臭い?)恋愛中編。 クラシック好きさんや、ピアノ、声楽を習ったことがある人なら「わかるわかる」って言って貰えるようなコアなネタが出てきます? タイトルは「でこぼこアンプロンプチュ」とお読み下さい。 *完結後に用語解説雑談があります。 *特大注意!!非常にデリケートな性の問題に触れています。二人は幸せですが、人によってはご不快になる可能性があります。ダメージを受ける男性がいるかもしれませんので男性でここを読みに来た場合はご注意クダサイ。 *特大注意!!一人の偉大な作曲家さんを「嫌い」と言い放っております。扱き下ろしに感じるかもしれません。「ヴォルフガング」「アマデウス」これでわかって、その人好き!って人は閲覧注意です。 別の投稿サイトにあげている作品になります。見つけた?安心して!それ私だよ! 完結済み全15話(+おまけの用語解説1話)です。
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小説 185,020 位 / 185,020件 恋愛 56,190 位 / 56,190件
文字数 51,906 最終更新日 2022.02.13 登録日 2022.01.30
恋愛 連載中 短編 R15
イタリアで声楽を学んだ園部早紀は、福島市にある小さなBARでジャズを歌っていた。 「歌うことが生きること」、早紀は歌うことを決して諦めなかった。 スポットライトを浴びて歌うことが彼女の生き甲斐だった。
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小説 185,020 位 / 185,020件 恋愛 56,190 位 / 56,190件
文字数 1,200 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.12.29
「――ますます音楽というのは、律動づけられた色彩と時間だと思うようになった」 大学最後の学内選抜演奏会、何を弾くか。三谷夕季は悩んでいた。 地元で開催されたコンサートをきっかけに、三谷はもう一度、みそらとともに地元を訪れる。 そこで見たもの、聞こえたもの、肌に触れたものは――。 ---------- 連載中の「恋するハンマーフリューゲル」の後日譚(番外編)です。 好きな曲や好きなシーンや好きな空気をぎゅうぎゅうにつめこんだ短編で、個人的にはお気に入りの一本なので供養を兼ねてアップします。 大きなネタバレはありませんので(主人公ふたりの関係性くらいで…)、こちらを読んで興味を持った方はぜひ本編もよしなにお願いします。 ---------- ■山岡みそら 声楽専攻四年(木村門下)、ソプラノ。 副科ピアノは羽田門下。 ■三谷夕季 ピアノ専攻四年(羽田門下)。 ■羽田葉子 ピアノ専攻の非常勤講師。 三谷夕季の担当講師。講義では伴奏法も担当。 ■三谷喜美子 三谷のおばあさん。 ■木村先生 声楽専攻の非常勤講師。 みそらの担当講師で現役バリトン歌手。 ■小野先生 ピアノ専攻教授。葉子の師匠。
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小説 185,020 位 / 185,020件 ライト文芸 7,555 位 / 7,555件
文字数 15,161 最終更新日 2021.05.04 登録日 2021.04.01
⭐︎2024.2.20完結⭐︎ 知沙(ちさ)は28歳の会社員。趣味で声楽を勉強している。総合商社の代表取締役である桐生(きりゅう)の非嫡出子で、3年前に母の頼子(よりこ)を事故で亡くしているが、社会人になってからは援助は受けず、桐生家とは適度な距離を置いていた。 ある日桐生に呼び出された知沙は、いきなり友延(とものべ)家の次期当主と見合いをしろと命じられ、傷つき反発する。そんな中、知沙は会社の帰りに何者かに襲われそうになるが、突如飛んできた一羽の鶴に助けられる形になり、難を逃れる。 有休消化とリフレッシュのために、母との思い出がある温泉に出かけた知沙は、上品で美しい男性・耀(よう)と出逢う。耀が意に沿わない結婚や会社の後継者となることを家族から押しつけられそうだと語るのを聞き、知沙は彼に親近感を覚える。 朝、知沙がホテルの庭で母の好きだった歌を歌っていると、大きな鶴がやって来る。知沙に寄り添うような様子を見せる鶴が、かつて自分を助けてくれたと気づいた知沙は、鶴と自分との縁のようなものを感じるのだが……。 異類婚姻譚(人外)、つくってみました!  サクッと読める短編です。
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小説 185,020 位 / 185,020件 恋愛 56,190 位 / 56,190件
文字数 20,540 最終更新日 2024.02.20 登録日 2024.01.31
恋愛 完結 長編 R15
元家族、恋人とも別れ、すべてを捨ててアントワープへやって来た北川伸之。 夫を失った声楽家、嶋村由紀恵。 ふたりは異国の地、アントワープで出会い、恋に落ちる。 冬のアントワープを舞台に、北川と由紀恵の切ない想いが交錯してゆく。
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小説 185,020 位 / 185,020件 恋愛 56,190 位 / 56,190件
文字数 34,042 最終更新日 2024.01.20 登録日 2024.01.09
進学校である男子校の3年生・三喜雄(みきお)は、グリークラブに所属している。歌が好きでもっと学びたいという気持ちは強いが、親や声楽の先生の期待に応えられるほどの才能は無いと感じていた。 大学入試が迫り焦る気持ちが強まるなか、三喜雄は美術部員でありながら、ピアノを弾きこなす2年生の高崎(たかさき)の存在を知る。彼に興味を覚えた三喜雄が練習のための伴奏を頼むと、マイペースであまり人を近づけないタイプだと噂の高崎が、あっさりと引き受けてくれる。 ☆将来の道に迷う高校生の気持ちの揺れを描きたいと思います。拙作BL『あきとかな〜恋とはどんなものかしら〜』のスピンオフですが、物語としては完全に独立させています。ややBLニュアンスがあるかもしれません。★推敲版をエブリスタにも掲載しています。
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小説 185,020 位 / 185,020件 青春 6,538 位 / 6,538件
文字数 78,954 最終更新日 2023.06.03 登録日 2023.04.30
就職活動に失敗し、コンビニでアルバイトを続ける飯山大地の趣味はDTMだった。 着想のために見つけた廃墟となった教会で、彼はそこで黄昏時に歌いに来ている謎の女性を知る。 やがて彼女と話す機会が得られ、彼は彼女の為に曲を作ることになったが。 これは偶然の出会いから淡い思い出が生まれる静かな物語。黄昏時にどうぞ。
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小説 185,020 位 / 185,020件 青春 6,538 位 / 6,538件
文字数 9,635 最終更新日 2022.10.23 登録日 2022.10.23
恋愛 連載中 長編 R15
二つ年上の奏(かなで)のことが大好きな琴音(ことね)……性別男……のクリスマスプロポーズ戦線? 奏は苦学生。 家族もなく、音大で声楽を学んでいる。現在3年生。 音楽にのめり込むと他に目がいかない。 けれど奨学金を借りているので、返済と生活の為、授業とレッスン以外はバイトに明け暮れている。 恋愛音痴 琴音は音大で日本の雅楽を中心に弦楽器を学ぶ一年生。 実家で両親と祖父母と住む。 実家が雅楽器専門店兼、それぞれが師範。 得意は瑟琴、琵琶。 兄が3人いる。
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小説 185,020 位 / 185,020件 恋愛 56,190 位 / 56,190件
文字数 24,889 最終更新日 2020.12.27 登録日 2017.03.16
声楽で魔法を唱える学園では、入学時に男女のペアを組み、男子生徒の成績によって、女子生徒の成績が連動して決まる。入学時には優秀なペアを探すべく女子は貴族を探して血眼。そんな学園で2位の成績を収め、チート級の強さを誇るエリート男子生徒エリックは、女子生徒エリーゼの罠の禁呪で身体を入れ替えられTS(性転換)する!?エリーゼになったエリックはペアであるアキラが劣等生であることをにがっかりするが、彼の秘めたる才能を見抜き、アキラを優等生に育て上げ、元の自分を見返してやることを決意。エリック、エリーゼ、アキラの三者三葉の人間模様がはじまる。 エリック「ふははは!強靭なエリート男子の体を手に入れた!チート能力で復讐を!ざまぁ見ろ!」 アキラ「君には音楽を復讐や競争の道具として使うのではなく、本来の素晴らしさ美しさに目を向けてほしいな」 エリーゼ「アキラってば、最近すっかりたくましくなって、僕も鼻が高い。あれ?なんだか、ドキドキしてきたぞ。僕は男だ!そんな気持ちになるわけが……」
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小説 21,286 位 / 21,286件 ファンタジー 8,268 位 / 8,268件
登録日 2024.02.23
高校三年の講習会で聴いた、ピアノの演奏と、ピアノの伴奏。そこに知らず居合わせたふたりは音大に入学後、同じ門下で勉強をしている。山岡みそらは声楽専攻、三谷夕季はピアノ専攻として。 同じ演奏に魅入られた二人の目の前にあるのは、それぞれの練習や伴奏合わせといった学校生活だけではない。その先にある就職、そして、その中にあってどう生きるか。音楽と天秤にかけれるのか。 けれど、もし、一人ではないのなら。音楽とともに、誰かと生きていけるのなら―― ---------- ■山岡みそら 声楽専攻(木村門下)、ソプラノ。 副科ピアノは羽田門下。 ■三谷夕季 ピアノ専攻(羽田門下)。みそらと同学年。 先輩である江藤颯太、林香織の伴奏を担当。 ■江藤颯太 管楽器専攻(トロンボーン、山本門下)。 副科ピアノは羽田門下。 みそら、三谷より一学年先輩。 ■羽田葉子 ピアノ専攻の非常勤講師。 三谷夕季の担当講師。講義では伴奏法も担当。 ■林香織 声楽専攻(木村門下)、ソプラノ。 みそら、三谷より二学年先輩。 ■木村利光 声楽専攻の非常勤講師。 みそら、香織の担当講師で現役バリトン歌手。 ■諸田加奈子 ピアノ専攻。みそらの伴奏を担当。 みそら、三谷と同学年。 ---------- 第4回ライト文芸大賞に参加中です。 応援、また感想などいただけるとうれしいです。
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小説 185,020 位 / 185,020件 ライト文芸 7,555 位 / 7,555件
文字数 92,880 最終更新日 2021.05.08 登録日 2020.04.28
 歌がヘタじゃ、チャペル・クワイア(聖歌隊)になれないの?  シエラ・クロウは、憧れの聖歌隊、メイトリアール教会の聖歌隊に入りたくて、一ヶ月もの長い旅をして来た。そして期待に胸をふくらませて、入隊を希望したのだが、あっさりと断られた。その主な原因は、今まで一度も歌のレッスンを受けた事がなかったからだ。追い返されて、がっくりと来たシエラ、けれどもあきらめず、歌のレッスンを受けるべく、ホースウエストの山奥まで行って、小さな音楽教室を見つけた。そこでシエラは地獄のレッスンを受ける事になるのだが、この先生、実はとんでもない偉大な人で、かつてはパミネのパルシアで歌うほどの名の知れた大物、少し前まで、一流大学で声楽科の先生をしていたというのだから驚き。しかし当時先生は、優等生なんだけど型にハマりきった学生たちに、頭に来て、みんなの楽譜を破り捨てた。これが原因で大学とケンカ、音楽の世界から完全に引退していた。そんな時、偶然、発声法なんてまるでない、心のゆくままに歌うシエラに会って、その隠れた才能を見抜き、先生、この少女なら声楽界に新しい旋風を巻き起こせると、もう一度音楽の世界に戻る決心をした。ところが彼女の元同僚、バレンタイン・ウッドが、いちいち二人の邪魔をして来て、うまく行きかけていたシエラの聖歌隊入隊の話も白紙となった。後がなくなったシエラとジャネット、この後二人は、とんでもない秘策に出て、宿敵バレンタインの鼻を明かす事となる。
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小説 185,020 位 / 185,020件 ファンタジー 42,517 位 / 42,517件
文字数 349,586 最終更新日 2023.12.31 登録日 2019.01.02
恋愛 完結 長編 R15
毎日が楽しくてたまらないテノールバカと仲間たちの物語  テノール歌手として歩み始めた男と、伴奏をするピアニストの楽しい日々。  リサイタルに向けて音楽を創っていく過程、恋愛の曲を深めるために、音を追究したい。果たしてリサイタルは成功するが、つつがなくとはいかず、それもまた楽しい人生。  音楽を生業とする男達の、ある季節の楽しい物語。 捨てられたチワワがオペラ歌手を目指す物語  ピアニストを目指す高校3年生の僕は、悩んでいた。  ある日突然、バリトン歌手の師匠に出会い、声楽家を目指すことになった。ピアノも歌も同じ音楽だ。悩んでいた自分は、まるで捨てられたチワワだった。師匠の娘を好きになり、仲良くなり、プロポーズするまでの物語。 『Variation』と対になる物語です。
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小説 185,020 位 / 185,020件 恋愛 56,190 位 / 56,190件
文字数 43,602 最終更新日 2022.03.05 登録日 2022.02.26
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