「陳」の検索結果
全体で71件見つかりました。
ーこれは、僕達の初恋の物語ー
今から少し先。人間から記憶と知性を奪うウイルスが日本を覆い尽くした。未曾有の事態に、日本人の国民性や美徳など露程も発揮されななかった。『機関』が発足するまでは。
幼かった主人公 妙見 優侍(みょうけん ゆうじ)は暴徒により両親を失い、親戚の千丁家に拾われた。独力で生きることなど不可能な子供にとって、両親を失うことは死と同義であった。
時薬と共に、同い年の少女 千丁 真(せんちょう まこと)と、その弟 千丁 添(せんちょう そえる)と関わる中で、喪失の悲嘆に暮れる優侍は次第に前を向き始める。
数年経ち、3人は高校生になった。九州の片田舎の穏やかだが代り映えのしない日々。反して、真の立場は大きく変化した。ゾンビにならない特異体質『巫女』として新興宗教『縁の会』の神輿となっていたのだ。添はその補佐に任命された。優侍は持ち前の身体能力を認められ、ボディーガードとして姉弟の傍にいるのだった。全ては大人の思惑。理不尽に思いながらも、生活の保障のため忍従することしか彼らには選択肢が無かった。
そんな日々が、突如として終わりを迎える。『機関』が真を保護することを申し出たのだ。会上層部は当然これを拒否。「抵抗勢力縁の会を掃討し、件の少女を保護するのだ!」…ここに一人の少女を巡る、『機関』『縁の会』『幼馴染兼ボディーガード』三つ巴の戦争の火蓋が切って落とされた。
怖気を誘う硝煙と肉の焼ける臭い。陳腐に表現すれば、ここは現世に顕現した地獄であった。眼前では、昨日まで他愛もない会話をしていた同級生や近隣の老人達が、物言わぬ骸と成り果てている。
「手前ぇ…どういうつもりで!」
「…そういう指令だからだ。」
『機関』最年少部隊長 橘 桃李(たちばな とうり)はそう答えた。
戦乱の中、真は『機関』に渡ることを決意する。「やっぱり、私はこうしないといけないから。他の生き方を知らないから」。
いつまでも子供のままではいられない。
真の選択の結果とは、添の抱えるものとは、優侍の身体能力の秘密は、橘の過去は…
ーその瞬間、僕達は初めての熱を知ったー
※男性キャラの猥談があります。
直接的な性描写はありません。
※残酷な描写があります。苦手な方はご注意ください。
文字数 5,370
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.19
赤壁の戦いには謎があります。
曹操軍は、周瑜軍の火攻めにより、大敗北を喫したとされています。
しかし、曹操はおろか、主な武将は誰も死んでいません。どうして?
これを解き明かす新釈三国志をめざして、筆を執りました。
曹操の徐州大虐殺、官渡の捕虜虐殺についても考察します。
劉備は流浪しつづけたのに、なぜ関羽と張飛は離れなかったのか。
呂布と孫堅はどちらの方が強かったのか。
荀彧、荀攸、陳宮、程昱、郭嘉、賈詡、司馬懿はどのような軍師だったのか。
そんな謎について考えながら描いた物語です。
主人公は曹操孟徳。全46話。
お読みいただければ幸いです。
文字数 45,723
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.01
冴えない日常に絶賛退屈中の男子中学生、宮田コージは、ある日、どこかのトイレで目を覚ます。
そこは終末を迎え崩壊した、無数の肉塊が跋扈する日本のどこかの都市。
コージはそこで生き残っていた女の子たちを仲間に、肉塊たちと戦いながら終末世界をサバイバルする!
……はずだった。
監視者と呼ばれる男、狂気の屍体愛好家。世界が崩壊しても続く、絶妙に保たれていた人間関係。そして何も起きないはずがなく……。
終末世界でサバイバル!をエンジョイしてるのはお前だけじゃない。
文字数 25,295
最終更新日 2020.01.02
登録日 2019.11.21
死ぬ気になれば何でも出来る――それは陳腐だが無難な言葉のはずだった。
学生が自殺するシーン、ブランコでの事故を連想するシーン等があるので苦手な方はご遠慮下さい。考えたらブランコの乗り方思い出せないなぁ。
確か精神状況がめちゃくちゃ悪いときに考えついたことだけは覚えてる。わりと意味不明。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
後で消すかもしれない私信。パソコン中古ですが新しいの買いました。一部はこちらで頂いたギフト券のおかげです、有り難うございます。
うん、中古でも元が元だからかなり早い。嬉しい通り越して今までって一体とか遠い目してる。けどキーボードが今回はこだわらないことにしたのでめっちゃ打ちにくい。いや一般的なノーパソなんだけどね? 選択したスタンドとの相性も悪かったようで。まぁ今そんな書いてないからあれなんだけど。
まだまだ環境等構築中でデータ消えたりとかしてるのでなにかあったら、察して下さい。多分ここには影響ほぼないでしょうが。
文字数 1,352
最終更新日 2019.04.19
登録日 2019.04.19
以下の方々には特におすすめしたいです。
・年下従者×年上主人BLが好きな方
・中性的な美少年・美青年が好きな方
・三国志やキングダム、項羽と劉邦、その他中国史創作が好きな方
・戦国時代などの前近代の戦記が好きな方
大秦大陸の東の国家群の中に、梁(りょう)と陳(ちん)という二つの国があった。梁の侵攻に対して陳は粘り強く守り、戦いは長期戦の様相を呈していた。厭戦気分が漂い始めた梁の首都の女たちは、和平を求め、夫たちの元を抜け出して宝物庫を占拠し、和平を求めた。男しか愛せない若い武官張章(ちょうしょう)は、彼が見出した、騎射の名人である美貌の少年魏令(ぎれい)に私兵を与えて女たちと戦わせるが……
知将張章、若い美貌の勇将魏令、陳を支える老将周安邑など、様々な武将が戦場で煌めく、中国史風架空戦記。
この物語は同性愛、少年愛の描写を含みます。
文字数 102,209
最終更新日 2020.04.26
登録日 2020.04.04
*本作には暴力、殺人、鬱、非人道的表現が含まれています。お楽しみください。
主人公が目覚めたとき、日本は中国との戦争に負け、核攻撃により滅んでいた。
主人公は自立型アシスタントAI〈A.I.R.〉システムを搭載したアイウェアを装着し、〈A.I.R.〉と協力して世紀末化した地での生活を始める。
これはその主人公が綴った日記の断片をまとめた資料となる。
文字数 14,341
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.19
私は貴族の婚外子だった。母が死んで、私を引き取ったのは十七年間会ったこともなかったお兄様。こんにちは、お兄様。初めてかけた言葉はどこか陳腐で、なんだかおかしかった。ここに私の居場所はない。出ていくことを決めたのは成人お披露目のパーティの日。最初で最後のお兄様とのダンスを踊る。そしたらさっさとどこかへ行こう。きっと上手くいくはずだと、心の底から信じていた。だってこの家で私を必要としている人なんて誰もいないのだから。
――これはそう思っていた私がお兄様に搦め取られるまでのお話。
文字数 7,554
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.19
一点の汚れもない純白のドレス、美しい白い髪、鮮血の如く赤い瞳の持ち主は、誰もが見惚れるほどの笑みを浮かべて、自分の望みを明かした。
「猟期殺人犯の方にお話しするには余りにも陳腐で面映ゆいのですけど────復讐です」
「俺の欲しいものをなんでも差し出すっつったな? それが、テメェの命でもか?」
「言うに及ばず」
────これは、麗しのフロイラインによる、復讐譚。
※ムーンライトノベルズにも掲載しております。
文字数 44,370
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.07
どこのB級昼ドラマ化と思う位、或る主婦は追い詰められていた。夫が事業に失敗して、妻を借金のカタに裏業界の人に売ったのだ。妻は若くないのではした金だった。それでも大事に金を拾う夫の情けない姿を見て、妻は膝が崩れ落ちた。抵抗はしなかった。チンピラみたいな汚い金髪の男が、「あんたみたいなの腐りかけの果実だな。あと数年で女としての賞味期限は過ぎる。その時まで可愛がってやるぜ。」
陳腐な悪役の台詞だ。何故息子のような年下の男に嬲られなければならないのだろう。妻は確かに巨乳で年の割には肌に艶があり、なかなか魅力的だった。だが男運が悪すぎた。この男の母親に言ってやりたい。
もう少ししつけろと。でも何も言えない。無力な自分を妻は味わった。
妻の地獄が始まった。 妻は地獄の数年を過ごした後、女の賞味期限を過ぎた娼婦は処分される。
ニヤニヤと下劣な男たちに最後の壮絶な仕打ちを受けて、妻はバラバラ死体にされ、誰もいない北の海の崖から突き落とされた。 せめてもの情けに金髪の男は、花を死体に置いた。 僅かな壊れた玩具への情。
その後の死んだはずの主婦に想像を絶するおかしなおかしな運命が始まった。
主婦は海底で生き続けていた。これからどうなることやら・・
文字数 76,850
最終更新日 2023.04.10
登録日 2023.02.25
神坂冬樹(かみさかふゆき)はクラスメイトに陥れられて犯罪者の烙印を押されてしまった。約2ヶ月で無実を晴らすことができたのだが、信じてくれなかった家族・幼なじみ・友人・教師などを信頼することができなくなっていた。
■作者より■
主人公は神坂冬樹ですが、群像劇的にサブキャラにも人物視点を転換していき、その都度冒頭で誰の視点で展開しているのかを表記しています。
237話より改行のルールを変更しております(236話以前を遡及しての修正は行いません)。
前・後書きはできるだけシンプルを心掛け、陳腐化したら適宜削除を行っていきます。
以下X(Twitter)アカウントにて作品についてや感想への回答もつぶやいております。
https://twitter.com/shirata_9 ( @shirata_9 )
更新は行える時に行う不定期更新です。
※《小説家になろう》《カクヨム》にて同時並行投稿を行っております。
文字数 587,902
最終更新日 2024.03.24
登録日 2023.10.06
「ようこそおいでませ、此処は驚異の部屋≪ヴンダー・カンマー≫。貴方は記念すべき××××人目のお客様です」
1880年代、ゴールドラッシュに湧く西部開拓時代。ふと気付けば古今東西の珍品名品を陳列した、見知らぬ空間に迷い込んでいた少年ガンマン。
「驚異の部屋」の学芸員を名乗る謎の少年は、驚く貴方に展示品を解説し、数奇な身の上を聞き出そうとする。
「貴方の通り名はビッチ・ザ・キャット。荒野にその名を轟かせたアウトローキラーです」
これは一人の少年とインディアンデビルの出会いからはじまる話。
イラスト:no.2(@No2_note)様
文字数 33,544
最終更新日 2023.08.21
登録日 2023.08.21
これは、〈神の奇跡〉が伝承と化し、騎士が銃火に消えつつある戦場の物語。
二百年前に起こった、〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な戦災を経てなお、滅びゆく大陸を二分する〈教会〉と〈帝国〉は、その覇権を巡り争っていた。
雪荒ぶ北の〈帝国〉の地で、男たちはそれぞれの意志を胸に、戦場に臨む。
闘争に理由などない。しかし人は闘争に意味を求める。国家の大義、神への信仰、騎士の誇り……。憎悪、快楽、渇望……。他がため、そして己のため……。
それらは渦巻く意志となり、戦場に際限なき血を求める。
そして、〈教会〉の若き月盾の長と、〈帝国〉の騎士殺しの黒騎士の邂逅は、一つの時代の終わりを告げようとしていた。
ーーーーー
*6人の視点人物による群像劇です。前線での戦闘を軸に話が展開するため、暴力描写が非常に多くなります
*架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、基本的に近世ヨーロッパの史観に基づいた世界です。魔法は過去の伝承程度に留まり、人間以外の異種族やモンスターは登場しません。
*後日譚『愚か者たちの戦場 ~狂悪なる黒竜の女王と、皆殺しの聖女~』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/493718647
文字数 289,360
最終更新日 2021.05.02
登録日 2019.12.27
文字数 3,265
最終更新日 2023.11.18
登録日 2018.09.21
「将軍」
「ん?」
「今日もいい天気ですねぇ」
「ああ……いい天気だなぁ」
「……将軍ぉ!」
「あ~ん?」
「もう! いい加減にしてくださいよ! さっきから全然仕事してないじゃないですかぁ!!」
陳宮の怒声に、執務室の机に向かっていた厳つい大男──呂布奉先はようやく顔を上げた。
一応たまに呂布は女体化してえちえちあります
文字数 33,600
最終更新日 2023.03.13
登録日 2023.03.12
緩やかに終焉へと向かう、ある近世の大陸。
二百年前に起こった〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な人口減少のあと、大陸を二分する〈教会〉と〈帝国〉の勢力争いは激化の一途を辿っていた。
〈教会〉は帝国軍による蛮行〈血の礼拝日〉に対する報復として〈第六聖女遠征〉を敢行するも初戦で大敗。
敗走の最中、遠征に帯同する月盾騎士団の若き団長ミカエル・ロートリンゲンは、遠征軍の名を冠する少女、総帥たる第六聖女セレンを救出。
帝国軍の追手を退け、生き残りを賭けて教会領への帰還を図る。
一方、帝国軍第三軍団の騎兵隊長マクシミリアン・ストロムブラードは、精鋭部隊〈黒騎兵〉と友軍の〈馬賊〉を率いて、第六聖女セレンとミカエルら教会軍の敗残部隊を追撃する。
銃火が支配する戦場は、もはや騎士を必要としてはいなかった。
そして二人の騎士の邂逅は、騎士の時代の終わりを告げようとしていた。
*これは近世ヨーロッパで起きたドイツ三十年戦争をモチーフにした架空戦記になります。
架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、魔法やモンスターは登場しません。あくまで人間同士の戦争です。
文字数 173,494
最終更新日 2019.03.10
登録日 2018.12.18
当然すぎて、本当にバカバカしいかもしれないけど、これは愛は勝つんだって、そんな陳腐な話なんだ。
文字数 1,360
最終更新日 2020.09.07
登録日 2020.09.07