「音響」の検索結果
全体で31件見つかりました。
宇宙人守護者×オカルト配信者 溺愛ドS宇宙人彼氏との物語。ロマンはあるが、現実はシビア。そんな恋が一番心に残るのでしょうか。
配信者・永山紫乙は、音響会社で社長秘書として働きながら、雑談とオカルト配信を続けている。クリスマスイブの夜も、いつものように視聴者と会話しながら街を歩いていた。隣にいるのは、少し変わった彼氏・ルーク・ヴェイル。優しいところがあり、ロマンチックな彼なのに、一度もお金を出したことがない男。けれど彼には、ひとつだけ“普通じゃない秘密”があった。それは、宇宙人であること。紫乙のことを見守ってきた守護者だというが、意地悪なことをするから、とてもそんな風に見えないのだった。言葉にしなくても思考を読み取り、時には身体に入り込む――“ウォークイン”という不思議な能力があるルーク。どこかズレていて、子どもみたいにわがままなのに、なぜか放っておけない存在。故郷の星のアルタイル軍では、三万機を指揮する司令官であり、紫乙が地球に転生する前から一緒にいた存在だという。
紫乙の周りには複数のBLカップルがいる。彼らと交流しながら、穏やかでほろ苦い恋模様を観察するルーク。そんな中、紫乙の勤務先の社長・五十里玲司が想いを寄せる遠縁のモデル・五十里恵介の元恋人が逮捕されたことを受け、取材が殺到したことから恵介が玲司の元に身を寄せる。紫乙は玲司の秘書として、外出できない恵介の買い物も任されるようになり、謎だった玲司のプライベートを垣間見る。友人同士になる二人。それをルークが妬き、紫乙に意地悪をしたり、困らせたりするようになる。しかし、それは冗談のようでもあり、本気のようでもあった。また、紫乙の兄の恋も進行中で、何かと関わるようになり、ふいに見せるルークの優しさに触れ、紫乙はルークのことを理解していく。
ルークから贈られるのは経験であり、時には甘くてささやかで、心がほぐされる。現実と非現実の間で揺れる日常。家族の記憶、仲間たちとの繋がり、そして少しずつ形を持ち始める“恋”。これは、普通に生きることを取り戻した女性と、宇宙から来た彼氏が紡ぐ、少し不思議で温かい物語。
「クリスタルアイズ~君に溺れて眠る~」「鳴弦の天使~あの日に出会った旋律」などにも登場しています。
文字数 298,713
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.04.25
九州のとある企業実習に参加した音響技術分野の大学院生が、事務の女性から短期間限定恋人にな積極的なって欲しいと頼まれ、できる行為が制限された中で精一杯相手の女性を愛する物語。但し通っていた喫茶店のウエイトレスと、どうしてもと脅迫的に頼まれた年配の女性とも関係を持ちながら、2か月で無事に全方向とも無事終息させるストーリー。
文字数 19,221
最終更新日 2026.07.06
登録日 2026.06.30
近藤菊雄。かつてメジャーデビュー目前でバンドを解散し、今は借金返済のためにコンビニバイトとダンジョンの荷物持ちを掛け持ちする底辺探索者だ。
ある日、彼は臨時雇いされた配信で、Sランク探索者・村上環の窮地を目撃する。
彼女は「剣姫」と呼ばれる最強のアタッカーだが、致命的な欠点があった。
――リズム感が壊滅的で、攻撃が単調なのだ。
ボスに追い詰められ、視聴者からも「動きがトロい」と叩かれる彼女を見て、菊雄の中の「音楽家の血」が騒ぎ出した。
彼は禁止されている私物のスピーカーを接続し、戦場に爆音のロックを流し始める。
『――リズムに合わせろ、俺がガイドしてやる!』
菊雄の固有スキル【音響共鳴】が発動した瞬間、環の剣撃はビートと完全にシンクロし、神速の連撃へと進化した。
その映像は「神編集」「奇跡のシンクロ」として拡散され、同接は数万人へ。
「この選曲誰だ!?」「裏方のおっさん何者?」
一夜にして時の人となった菊雄のもとに、個性的なSランク美女たちが集まってくる。
演出過剰なガンナー、中華風の踊り子ヒーラー、コソボ出身の重騎士、Z世代の天才DJ……。
これは、剣を振るえない30歳の男が、最強の美女たちを「音楽」で指揮し、ダンジョン配信の頂点へと駆け上がる、遅れてきた青春と逆転の物語。
文字数 246,378
最終更新日 2026.06.16
登録日 2026.02.25
トルテ一家は冒険者。夫のキールと妻のハルシャ、3歳のルルの3人で世界を旅して周っている。
柔らかな風吹く丘の村に、波音響く海辺の街。時には魔物湧くダンジョンも。
いつかお家に帰るまで。長い長い家族旅行を楽しみましょう。
文字数 51,984
最終更新日 2026.04.29
登録日 2026.03.22
猛暑続きの、とある夏の午後9時過ぎ、機械商社に勤める前嶋秀一の住居を若いプログラマーの吉嵜杏子が訪れる。大きめのバッグを片手に佇む、顔色の蒼褪めた杏子を目にした秀一は事態の深刻さを察知し、詮索することなくとにかく居間に通す。住み始めて一週間そこそこにしかならないアパートメントで、杏子は名状し難い恐怖に遭遇、逃げ出してきたとのことだった。かくして、杏子は秀一と同居することとなり、翌日二人は引越し準備のために杏子の住んでいたアパートメントに赴く。秀一は浴室で不気味な幻覚を味わい、束の間ではあるが全身が硬直してしまう。彼は、杏子の住んでいたアパートメントが異形の棲み家に違いないとの確信を深める。ある日、秀一は行方不明になった杏子を探して近くの森へと分け入り、かつて杏子が住んでいたアパートメントの原型と思しい敷地内で眠りに就いている杏子を見つける。森には何か得体の知れない危険が潜んでいるから、とにかく出なければ。しかし、途中で方角を誤り、疲労困憊した二人は暫し微睡む。目覚めた秀一は、またしても杏子のいないのに気づく。周辺を見渡した秀一は、付近の樹木の枝に宙ぶらりんになって無残にも息絶えている杏子を発見する。遺体と対面した秀一は、何者かが棲み家としているらしい杏子の住んでいたアパートメントへと復讐のために急行、今は建物が跡形もなく消えたと思われる地面にガソリンを大量に振り撒いて火を放つ。愛車でその場から脱出して間もなく、大音響と共に爆発炎上したのを知って秀一は復讐の成功に浸る。だが、秀一がこれまでに何度か見かけた謎の女が車を運転して忽然と出現、両者間に猛烈な追跡、逃走劇が始まる。追跡、逃走は長時間におよび、夜が深まる中、前を走る謎めいた女は車ごと眼前から消え、秀一はガードレールを突き破って燃える車と共に落下し、絶命する。
文字数 66,984
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.06.09
音響学の権威である変わり者の学者、阿座河燐太郎(あざかわ りんたろう)博士が、古びた洋館を改装した音響研究所の地下実験室で謎の死を遂げた。密室状態の実験室から博士の身体は消失し、物証は一切残されていない。警察は超常現象として捜査を打ち切ろうとするが、事件の報を聞きつけた神藤葉羽は、そこに論理的なトリックが隠されていると確信する。葉羽は、幼馴染の望月彩由美と共に、奇妙な音響装置が残された地下実験室を訪れる。そこで葉羽は、博士が四次元空間と共鳴現象を利用した前代未聞の殺人トリックを仕掛けた可能性に気づく。しかし、謎を解き明かそうとする葉羽と彩由美の周囲で、不可解な現象が次々と発生し、二人は見えない恐怖に追い詰められていく。四次元残響が引き起こす恐怖と、天才高校生・葉羽の推理が交錯する中、事件は想像を絶する結末へと向かっていく。
文字数 23,470
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.20
パタリプートラの活気溢れる街は、午後の太陽に照らされ、色彩と音響が織り成す賑やかなタペストリーのように広がっていた。リズミカルなダンスなど賑わいに満ちている。この新しい街の中、ナースティカのダーラと名指しでバラモン達から非難される、ローカヤタの僧侶ダーラが興味深い格好で現われた。彼は髪でできた服を身にまとっており、街の人々の目を引いた。しかし、彼の言葉もその服装と同じくらい独特だった。
ダーラは迷路のような市場の露店の間を縫うように歩く。その足音は街の喧騒の中に消えていく。彼は、神や死後の世界はなく、世界は、物質だけが存在し、諸々の現象は物質が相互に影響しあう単なる模様であると語った。彼の教義は、魂と輪廻転生という常識から外れ、好奇心と怒りがパタリプートラに広がった。
市場は彼の舞台であり、市民が彼の聴衆であった。バラモンの支配が揺らぎはじめたこの時代、市民は彼の周りに集まり、彼の斬新な話に引き込まれた。ランプが虫達を引き寄せるように、彼のカリスマ性と急進的なイデオロギーの光が人々を魅了した。
賑やかな市場という舞台で、ダーラの言葉は空気を切り裂き、規範に挑戦し、疑問の余地のないものに疑問を投げかけ、パタリプートラの人々の心に好奇心の炎を燃やした。彼の旋律は、支配的な声と相反するものであり、前例のない領域への旅、パタリプートラの調和を永遠に変えてしまうかもしれないものだった。
ダーラの大胆な言葉が街中に響き渡ったときでさえ、穏やかな表情の下で変化の嵐が吹き荒れていた。古いものと新しいものが共存し、伝統的なバラモンと新興の市民らが共存するパータリプトラの中心で、変革の種が今まかれようとしていた。
文字数 55,666
最終更新日 2023.07.22
登録日 2023.07.08
「ああそうだ、――死んでしまえばいい」と、思ったのだ。
時は江戸。
開国の音高く世が騒乱に巻き込まれる少し前。
その異様な仔どもは生まれてしまった。
老人のような白髪に空を溶かしこんだ蒼の瞳。
バケモノと謗られ傷つけられて。
果ては誰にも顧みられず、幽閉されて独り育った。
願った幸福へ辿りつきかたを、仔どもは己の死以外に知らなかった。
――だのに。
腹を裂いた仔どもの現実をひるがえして、くるりと現れたそこは【江戸裏】
正真正銘のバケモノたちの住まう夜の町。
魂となってさまよう仔どもはそこで風鈴細工を生業とする盲目のサトリに拾われる。
風鈴の音響く常夜の町で、死にたがりの仔どもが出逢ったこれは得がたい救いのはなし。
文字数 133,484
最終更新日 2020.07.14
登録日 2019.11.25
――太平洋に浮かぶ孤島、“ダールポイント”。
民間海洋観測施設であるこの地に、海洋音響学の専門家・葛原碧は高額の報酬で招かれた。
だが、赴任直後から彼の周囲では奇妙な出来事が起こり始める。
夢の中に現れる水底の声。
観測機器に記録された、“誰かを呼ぶ”ような不可解な波形。
やがて同僚がひとり、またひとりと姿を消していく。
すべての鍵を握るのは、海底に“埋まっていたもの”。
それはかつて星の外から訪れ、長き眠りの末に目覚めた門(ゲート)だった。
記録と記憶を食らう、“海の形をした知性”。
逃れる術はない。
ただ、呼ばれるままに、沈むしかない。
――この海の呼び声に、あなたは抗えるか。
文字数 21,657
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.03
奴らが動けば何かが起きる(八割がた迷惑なこと)、大学演劇サークル「劇団どろだんご」。
魂込めてナグリ(金づち)を振るい、コードをさばき、針を操り、ハンドルを握り、小銭を数え、脚立に登り、頭を下げる。
微調整の利かない有り余るエネルギーを宿してむさ苦しく走る、若人たちの明日はどっちだ!
こっちだ!
違うよ、戻れ!!
やっぱ行けっ!!!
劇団活動の地味な部分を主に描く青春演劇群像劇、役者が演じる場面はほとんど出てきません。この物語はフィクションです。
<STAFF>
脚本:二瓶 光代(にへい みつよ)【カッパ】
演出:櫛田 壮平(くしだ そうへい)【チャーシュー】
演出助手:菅田 卓(すがた すぐる)【タロ】
演出助手:野本 里美(のもと さとみ)【ザワ】
舞台監督:絹村 貴子(きぬむら たかこ)【コロ】
大道具:掘 義昭(ほり よしあき)【マリ】
小道具・特殊効果:大平 健吾(おおひら けんご)【どん】
音響・照明:椿 智保(つばき ともやす)【バッキー】
音響・照明:緑川 光流(みどりかわ ひかる)【レッド】
音響・照明:渡会 麻友(わたらい まゆ)【ピョン吉】
音響・照明:下村 恵(しもむら めぐみ)【ナギ】
衣装・メイク:坂井 美花子(さかい みかこ)【ハッシー】
映像効果:風間 悟(かざま さとる)【ノスケ】
記録:北口 留美(きたぐち るみ)【Q】
渉外・会計:岩崎 柚(いわさき ゆず)【ドラ】
渉外・会計:佐々木 純奈(ささき じゅんな)【カメ】
制作:富士山 望(ふじやま のぞむ)【イチ】
ショート(遊撃手):一ノ瀬 幸治(いちのせ こうじ)【ルーカス】
文字数 137,218
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.04.13
主人公は一世を風靡しているVRMMOに第二陣プレイヤーとしてゲームを開始する。
彼は第一陣プレイヤーのクラスメイトと一緒にプレイする為に独自の方法でプレイを進めていく。
そんな彼のプレイは多くのプレイヤー、果ては運営までもを巻き込んでいく。
作者の処女作となります。暖かい目で見守っていただけると幸いです。
ナメクジ更新となるかと思います。ご了承下さい
応援のメッセージを頂くと作者のモチベーションとなります
本作品は、一切の団体、企業、製品などと関係が有りません
文字数 19,080
最終更新日 2020.04.15
登録日 2019.02.06
八木ハヤトは奇妙な音で目をさます。何かジェット機のような爆音だった。
しかし、上空には飛行機はいなかった。それはハヤトの耳鳴りだった。
やがて、その音が三年前に死んだ息子のユウジの声に変わる。ハヤトは妻のミレイと、なぜこんな耳鳴りがするのか、わからない。
さらに耳鳴りがユウジの読む経の声と変わる。あまりの大音響のため、ハヤトは、ひどい頭痛を覚える。
ミレイを連れ立って医者にいくことにした。途中、昔、転居の前のユウジと暮らした家の前を通る。そこで目にしたものは、驚きのものだった。
文字数 11,287
最終更新日 2024.12.23
登録日 2024.12.08
「私は死にません。……何があっても」
だってここ、ゲームだし?
平凡な女子高生、しずくは今日も親友の優菜の我儘でゲームのβテストにやってきていた。
とんでもない倍率を潜り抜けてβテストを受けれることになったは良いが、一人だと怖いからと白羽の矢が立ったのがしずくであった。
いざ、ヘッドギアをつけてゲームを起動すればそこは異世界‼︎
だけど、βテストとは真っ赤な嘘でテスト参加者は神の手によって"本当"の異世界へと召喚されていた。
ゲームについて知識のある優菜や、ガチ勢の安達さんと共にプレイしていくゲーム初心者のしずく。
が、とある選択によって別行動をする羽目に。
これは、ゲームを全くしない女子高生が本物の異世界だと気付かずに色々する話。
(ゲームだと疑わず危険行為ばかりして怒られたり、家族を亡くした子どもに泣かれたり……etc)
※不定期更新です。
※自分の妄想を詰め込んだだけ。
文字数 1,315
最終更新日 2020.04.19
登録日 2020.04.19
宝月響夜(ホウヅキ キョウヤ)17歳。
家は楽器屋で幼い頃から楽器に触れて父のようにカッコよく弾きたいと思っていた響夜だが、何年間も努力したが彼にはあらゆる楽器を弾く才能がなく挫折してしまう。
そんな時、とあるゲームを始める。
VRMMORPG『フロンティア・スピリッツ・オンライン』通称『FSO』。
そのゲームはプレイヤー達が人が住んでない魔獣が犇めく名もない大陸を様々な困難に立ち向かいながら開拓していくゲームである。
プレイヤーは新しく発見された調査隊の一員として海を渡り新大陸に降り立つところからゲームが始まる。
正式サービスが始まって約3年の月日が流れた。
何もなかった大陸はプレイヤーの手により開拓が進んでいく。
村ができ、町ができ、プレイヤーの手によりいくつかの国ができた。
国の運営に尽力するプレイヤー、未開の地を開拓するプレイヤー、生産に没頭するプレイヤー等様々な遊び方があった。
宝月響夜はFSOの超不遇職『ミュージシャン』。誰からも必要とされない存在のためソロで旅をしていた。
FSOでは最初はプレイヤー全員が『冒険者』でスタートしてレベル10を越えると様々な職業を選べるようになりレベルを上げていくと選んだ職業に応じた『スキル』や『魔法』を獲得する事ができるが、一度職業を選ぶとレベルリセットしない限り(超レアアイテム職業転生アイテムを使用に限りレベル引き継ぎで可能)は職業を変えれない仕様だ。
俺は即効でレベル10に上げてPVで一目惚れした『ミュージシャン』という職を選択したが・・・この職業は超がつく不遇職だった!!!
ミュージシャンの攻撃手段は楽器等を使った音響攻撃。
攻撃範囲は広いが攻撃力がクソ!
生物以外は攻撃力半減でクソ!
支援魔法も使えるが魔導士に比べればクソ!
楽器の中には銃に変形するのもあるがサービス開始から1年もせずに銃を扱う本職が追加されてしまい、手数が多いが攻撃力が低いとされる2丁拳銃にすら劣りクソ!
追い討ちをかけるように爆響竜『ディエロスピッター』というエリマキトカゲのような姿で音を操る魔獣が登場。
その魔獣はミュージシャンの上位互換のような存在の上にディエロスピッターの攻撃を弱体化するアイテムがミュージシャンにも有効である仕様だったためにミュージシャンは不遇職から完全に死職となった。
新規勢には見向きもされず、古参からは『スピッターを見習えよ!あっ、逃げ足を見習えとは言ってないぞwww』と馬鹿にされ続けていた。
運命の日、未開の地を探索中に見たことがない魔獣に襲われるがFSOトッププレイヤー『聖銀のマリア』に助けられる。
響夜はお礼を言うがマリアは興味が無さげにドロップアイテムすら拾わずに立ち去ってしまった。
響夜は落ちていたドロップアイテムに手を伸ばすと!!!
文字数 9,741
最終更新日 2021.04.25
登録日 2020.05.19
「今のをマイク前でやってくださいよ……」
アイドル声優として一世を風靡してから五年、現在は裏名義を使いながら崖っぷちの声優ライフを送っていた貝崎律己の前に、エッチなBLアニメの音響監督として現れたのはかつてのバイト先の後輩・綾瀬だった。
超辛口の指摘とリテイクの嵐の後には、演技指導とかこつけて台本と同じシチュエーションでキスをされて……。そんな綾瀬をなぜか放っておけない貝崎と、ドS後輩だけどデキる男・綾瀬との奇妙な同居生活が始まる!ありそうでなかった声優と音響監督の、声萌え盛りだくさんでちょっぴり切ないお仕事ラブストーリー!
文字数 13,811
最終更新日 2021.11.09
登録日 2021.10.03
目立ちたくない。誰の目にもとまらない透明人間というよりは、道端に転がる石のような存在になりたいと願った。
我儘を言うならばこの世界に存在はしながらも、世間から隔てられた場所で星を見上げて生きていたい。
演劇部の裏方スタッフとして静かに活動する真壁益実(まかべ ますみ)は、幼い頃からカメラを愛していた。日常を切り取り、明るい空気さえも閉じ込めるカメラの存在は友人と言っても過言ではなかった。
しかし、あの夜を境に彼の道は音を立てて崩れ落ちる。
世間の目、家庭の崩壊、そして自身の「視ること」への罪悪感がここにいるべきではないと日陰の人生を歩み始めていた。
高校に入学した今はただ照明を組み、音響を操り、舞台の裏で光を支える日常にやっと居心地の良さを感じていた。
そんな彼の目に映るのは演劇部のエース・水澄流生(みすみ りゅうせい)。
華やかな才能、惜しまない努力、そして誰よりも舞台を愛する瞳。多くの人々を魅了する彼に、真壁もまた惹かれていた。
この気持ちが表に出ることは決して無い。自分は輝く星を見上げるだけの、道端の石であるのだから——
しかし、蹴られた小石は坂を自分では止まれない。
触れられたくない過去を、暴かれたくない感情を、星あかりによって照らされることになる。
交わらないはずだった道の上で、少年たちはそっと重なり合っていく。
文字数 37,522
最終更新日 2025.09.16
登録日 2025.08.02