「胸」の検索結果
全体で5,067件見つかりました。
エイリアンが侵略してきた。
ある日、突然。
黒い靄(もや)を撒き散らしながら現れた巨大な船は街を踏み潰し、生きた機械のような兵隊が人間を狩り始める。悲鳴が響き、血が流れ、昨日までの日常は一夜にして終わった。
誰もが絶望した。
だが、俺だけは違った。笑いが止まらない。胸が高鳴る。
壊れる人間を見るのが好きだった。けれど平和な社会では、何をするにも面倒が付きまとう。
だが今は違う。
法律は消えた。秩序は死んだ。世界そのものが巨大な狩場へ変わった。
こんな日を、ずっと待っていた気がする。
捕獲された先で出会ったのは、普通の人間達、そして目つきの鋭いギャルだった。俺を警戒し、軽蔑し、それでもなぜか離れない。
別に構わない。
エイリアンが人類を収穫し続ける終末世界で、生き残る方法はひとつではない。
彼女には彼女の目的がある。
そして俺には、もっと面白い目的が。
文字数 6,909
最終更新日 2026.07.31
登録日 2026.06.30
文字数 25,651
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.09.12
青と白の市松模様の着物を着た、和風イケメンの唄。母のために薬を買いにいく途中、賊に襲われてしまった美少女カスミ。行き先の同じ二人は行動を共にすることとなるが、これは運命の分岐点だったのだ……
主要登場人物紹介
No.1
唄(ウタ)
性別 男
年齢 たぶん20代後半
身長 170㎝くらい
出身地 たぶん和の地
職業 暗殺者(武器は簪)
特徴 青と白の市松模様の和服、巾着、桜の描いた扇子、うどん好き
声は穏やかで優しい音色。詠う川柳はすべて、織り句となっており、詩自体に特別な意味はない。
No.2
カスミ
性格 女
年齢 18才
身長 150㎝くらい
出身地 洋の地
職業 無
特徴 黒く長い髪を結ぶことなく下ろしている。優しいと思った相手には、初対面でも堂々と話せる。草の輪を作るのが好き。
タイプ(好み)は唄かもしれない
No.3
累
性別 男
年齢 26才
身長 170㎝くらい
出身地 洋の地
職業 情報屋
特徴 白シャツに黒ベスト、黒パンツ、そして白い髪。口が悪くて煙草好き。時々頭が切れる。
唄とは仲がよい
No.4
楊
性別 女
年齢 ?
身長 160㎝くらい
出身地 中華の地
職業 唄の雇い主 暗殺者と依頼人の仲介人
特徴 中華の貴婦人の雰囲気をまとっている。唄は物心ついた頃から、楊の家にいた。
No.5
夢恵(モンファ)
性別 女
年齢 18才
身長 150くらい
出身地 中華の地
職業 暗殺者
特徴 スリットの入った中華ドレスを着ており、左右の髪を団子にしている。両親を殺した敵をうとうとしている。口数が少ない
No.6
舞
性別 不明
年齢 不明
身長 165くらい
出身地 不明
職業 闇医者 タトゥーペインター
特徴 胸までボタンを開けた白シャツを着て、ジーンズのパンツ、踵の高いヒールを履いている。虫の標本を施術部屋の壁に飾っている。マイペース
文字数 28,221
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.13
「……そういや、俺らのファーストコンタクトって、めちゃくちゃタイミングが悪かったよな。」
ふと、昔を懐かしむようにおもむろに呟いたのは、机を挟んで正面の椅子に腰掛ける彼。
「……確かに、そうね。」
私も当時を思い出して苦笑する。
その際、一瞬胸に浮かんだのは、旧懐の念と少々の寂しさ。
「……でも。」
しかし、直ぐにそれらの感覚は消え去って、私は正面に座る彼を見据えて微笑んだ。
「……あの時にキミと出会ってなかったら、今の私はいないと思うな。」
胸を満たすは温もり。
『永遠に埋まることはない』と、そう思っていたはずの空洞は、彼の存在が満たしてくれた。
「……それを言うなら俺もだよ。」
恥ずかしそうに頬を掻き笑う彼もまた、私に向ける表情は柔らかい。
「…………。」
この世に、『絶対』も『永遠』も無いように。
いつまでも続くかのように見えるこの『幸せ』にだって、きっといつか終わりがくる。
―――死んで灰になったその後は、きっと一人になってしまう。
……だから。
「―――愛してる。」
「……へ?」
「ふふっ何でもない、言ってみただけ。」
二人で笑みを交し合える『今』に、限りない愛しさを溢れさせるように。
―――重なり合った手の平が、最期の最期まで離れてしまわないように。
それまでは、こうやって……
―――『幸せ』の中で、生きていたいと思うの。
文字数 8,641
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.11.04
『魔女の贈り物 ~僕という奇跡~』は、30歳の女子高数学教師・琢磨が主人公の、笑いあり涙ありの恋愛コメディです。凡庸な教師として日々を過ごしていた琢磨は、ある日、交通事故の危機に遭遇し、小学生の魔女っ娘?に助けられることで、ひょんなことから願いが叶い、見違えるほどのイケメンへと変貌を遂げます。しかし、外見が華やかになる一方で、彼の内面には昔ながらの優しさと誠実さが息づいており、そのギャップに周囲は次第に翻弄されることに…。
生徒会顧問として厳しくも頼もしい高宮琴音、そして保健室の優しい保健師・赤井静香。二人は、かつての琢磨の温かい姿に心を奪われ、やがてそれぞれが彼に対する想いを募らせ始めます。果たして、賞賛の嵐に包まれながらも、変わらぬ誠実さで周囲を魅了する琢磨の本当の姿は、誰の心を射止めるのか。笑いと切なさが交錯する、予想外の恋愛模様と、自己変革をめぐる成長物語が、ユーモラスかつ温かく描かれています。
さらに、番外編では、琴音と静香がひそかに互いをライバル視しながらも、琢磨への想いを胸に密かなる策略を練る姿が、コミカルで刺激的に展開。誠実すぎる琢磨に、二人のときめきが交錯する恋の駆け引きは、読者に笑いとキュンとする瞬間を提供します。
――現代の学校を舞台に、魔法のような奇跡と人間の温かさが織りなす、心打たれる恋愛小説。
文字数 23,809
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.02.25
「死骸は嘘をつかぬ。嘘をつくのは、生ける人間だ。」ーー時に十六文の人情医者、時に死骸の声を聴く特異の検死官、時に破邪の剣を振るう孤高の剣豪。その正体は世に隠れた徳川の御曹司!?
薬草学と医学、そして一閃の剣で江戸の闇を切り裂く痛快時代ミステリー!
町奉行所の与力・近藤新太郎が戸を叩くのは、八丁堀の片隅に佇むちっぽけな診療所『天竜堂』。
そこに居を構えるのは、若き蘭学医・高柳凌庵だ。
嘗て日本中を揺るがした蘭学弾圧事件の凄惨な荒波を生き抜いた凌庵は、卓越した外科技術と薬草学の知識で、遺体が遺した微かな声なき証拠から真実を鮮やかに手繰り寄せていく。事件や病にはメスを振るい、許されざる悪には剣を振るう孤高の医師だ。
ただ静かな暮らしを望む凌庵だったが、彼には決して明かせぬ重大な秘密があった。
ーー将軍家の落とし胤ーー。雲上の民と市井の平民との、許されざる情愛の末に生まれた「禁断の公子」ながら、自身の体に流れる高貴な血筋を自ら捨てさり、己が信じる医道を突き進む宿命を背負った男・・・。
それが高柳凌庵と言う人物なのだ。
「上医は国を医す」
自信を育てた恩師の教えを胸に、凌庵は闇に埋もれた悍ましい事件と歪んだ陰謀に挑んでいく!
医学×剣術×推理!時代劇小説の垣根を超えた痛快エンターテインメント、ここに開幕!
※小説家になろう併催作品。
文字数 36,787
最終更新日 2026.10.08
登録日 2026.09.26
3度の飯よりもRPGゲームが好きな雪野誠(17歳)。
あまりに好きすぎて異世界へ行きたいと本気で願うようになってしまう。
命をも顧みない彼の行動に危機感を覚えた神様は異世界へ転生させることにした。
夢が叶い、冒険へと胸を膨らませる誠だが、
理想とする王道物語の実現には、いくつもの壁が立ちはだかる。
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でんちと申します。
宜しくお願い致します。
文字数 10,595
最終更新日 2017.06.25
登録日 2017.06.06
高校生活最後の夏休み!
俺・伊藤司と沖田郁弥、村瀬征彦の3人は、可愛い彼女をGETする為に(心の声・童○を棄てる為に)夢の島海水浴場に来た!
「この夏で、重い童○を棄てる!」
「可愛い彼女とデートしたい!」
「堂々と寮の風呂に入りたい!」
3人邪な想いを胸に、イザッ夢の島海水浴場へ…
きたものの浜辺には、かなりの人に呆然とする3人…
とりあえず、海の家のロッカーに荷物を預けて、波と戯れつつ声を掛けても良さそうな女の子を探す事に!!
文字数 3,504
最終更新日 2017.08.18
登録日 2017.08.18
源氏の誇りを胸に、武士として孤高に生きようとした男の話。
史実や通説とは異なる全くの創作である点をご了承ください。
文字数 7,245
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.09.16
後宮の医官付助手を務める史 慧琳は、皇太子・志翔とその護衛武官の周 亮宇とは乳兄弟として育った。
後宮内の世界しか知らず、そして皇后と皇太子の策略により後宮を出ることもかなわない彼女。
何度断っても妃として迎えたいという皇太子の求婚を躱すうち、いつしか「幻の第二妃」と呼ばれ後宮の悪女として名をはせるようになる。
幼馴染への想いを胸にしまい込み、後宮医官の手伝いをしながら静かに生活をすることを望む慧琳。
しかし皇太子のために開かれた後宮で寵愛を競う妃たちの思惑が、彼女を陰謀の渦に巻き込んでいく。
記憶力と洞察力に長けた慧琳の元に舞い込む事件は、どれもきな臭いものだった。
医官助手のヒロインが探偵として挑む、中華風後宮内倒叙ミステリー。
文字数 99,752
最終更新日 2026.08.10
登録日 2026.06.30
一ヶ月前、私は幼馴染の勇者カルセドニーにパーティーを出て行くよう言い渡される。
理由は「女らしくない」から。
確かに私は髪もボサボサ、背も高く、肩幅や筋肉や腹筋はあるのに胸やお尻はない。
お洒落? お化粧? 料理? ……した事もない。
納得の理由にすごすごと故郷へ帰ろうとしたが装備はパーティー離脱時に置いてきてしまったしお金もない。
そんな私の前に現れたのは優美な双子の青年たち。
この世界の事を学ぶ旅、というお二人にパーティーを組んでもらい、私は念願の故郷へ帰る旅を始める……! ……ハズ。
※2018.8/1『私が幼馴染の勇者より強いのは全部新しい仲間のせいである。』から題名を変更いたしました。
※ベリーズカフェさん、アルファポリスさん、ツギクルさん(外部URL)、カクヨムさん、Nolaノベルさんにも掲載してます。
海外、動画サイトなどへの転載はしておりませんし、許可しておりません。無断転載はもっての外なので万が一見かけましたらお手数ですが該当サイト等への違反報告をお願い致します。
文字数 312,564
最終更新日 2019.02.24
登録日 2018.08.01
桶狭間の戦いを間近に控える永禄三年(1560年)五月、前田利家は主君・織田信長の逆鱗に触れ、諸国浪々の憂き目にある。
信長の気性からして許される見込みは皆無。
武名を利し、他家へ己を売り込むのが得策であったが、今川義元挙兵の報を聞き、じっとしていられなかった。
帰参が叶わねば、死をも辞さず!
それだけの覚悟で、信長が逗留している尾張北部の農村・小折村へ乗り込むものの、そこで見たのはあまりに意外な光景だ。
近隣の村を束ねる有力者を集め、御張行(今風に言うと一種の仮装舞踏会)を大々的に行い、何と信長自ら女装して華麗な舞を披露していたのである。
小折村を束ねる長の娘、生駒類に溺れ、惚けてしまったと言う噂も飛び交っていて、怒りと失望を募らせる利家。
だが、信長暗殺の企てを阻止した事で目通りの機会を得た時、利家は、主君の胸に潜む余りに深い心の闇を思い知る事となるのであった。
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 24,446
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.02.11
内藤宗護(ないとう しゅうご)には愛する女性(乙女ゲームにハマっている)がいた。
いつものように家を盗聴していたら彼女がピンチに…!
彼女を助けようとするも、刺されて死にかける。
目覚めたら、ずっとプレイしていた乙女ゲーム『ヤミのマギア~少女は孤島で溺愛される~』のヒロイン……の、親友キャラに転移していた。
そしてヒロインには宗護の愛する川合井陽彩が転移していた。
彼女を助けるためにはこのゲームのトゥルーエンドに到達する必要がある。
トゥルーエンドに到達するために、宗護は乙女ゲームの攻略キャラクターたちを全員攻略することにした。
※BL作品ではありません。(主人公は攻略対象と恋愛しません)
胸キュンな甘い恋愛はありません。
学園恋愛ものに見せかけて、ダークな設定とホラーっぽい演出があるコメディのようなシリアスのような小説です。
作中に出て来るゲーム内容は乙女ゲームの皮を被った鬱ゲームです。
小説の前半は乙女ゲームですが、後半からはRPGになり戦闘シーンもあります。
※男性→女性のTS要素を含みます。
※女性同士の恋愛(百合)要素を含みます。
※男性同士の恋愛(BL)要素はありませんが、そういう風に見える部分があるかもしれません。
※カクヨム版とほとんど同じ内容です。
文字数 168,633
最終更新日 2026.03.16
登録日 2024.09.19
大学を中退し、夢も目標も見失った青年・朝霧飛来(ひらい)は、雨上がりの夜、UberEatsの配達中にトラックにはねられかけ──白い空間で目を覚ます。
そこで彼を待っていたのは、銀の羽をもつ絶世の美女・ラフィエル。異世界転生の案内役を名乗る天使だった。
「あなたには、異世界で英雄として生きる資格があります」
スキル、ハーレム、レベル上げ──
ゲームのような人生を提示され、飛来は一度は心が揺れる。
だがその瞬間、現実世界で助けようとしていた老婆の姿が脳裏をよぎる。
「──俺は、行かない」
異世界転生の“拒否”。
それは天界でも前例の少ない“エラー”だった。
混乱の中、飛来は元の世界に戻されるが、その胸に刻まれたのはひとつの力──
《共感同期(エンパシーリンク)》
他者の感情や後悔に触れてしまう、不安定で繊細なスキルだった。
その日から、彼の人生は静かに変わり始める。
街の片隅で傷ついた人の“心の声”が聞こえるようになり、飛来はそれに向き合おうとする。
だが同じ頃、「異世界転生を拒否しながらもスキルを悪用する者」が現れ、世界は揺らぎ始める。
「どうして、あんな奴に力が与えられて、俺は──」
迷いのなかで、飛来の隣に立ち続けたのは、あの天使・ラフィエルだった。
「……まったく。面倒な人間に付き合う羽目になったわ」
冷たく見えたその瞳に、やがて光が宿るとき。
彼女の背にある“翼”が、大きく広がる──
これは、異世界を選ばなかった青年と、天界すら変える一人の天使の、
共感と赦しの物語。
文字数 15,285
最終更新日 2025.08.02
登録日 2025.08.02
シリアス&バイオレンスな世界感を描きたい。
※注意 内容に過激な表現が含まれているため、あらかじめご了承ください。
あらすじ
その世界に召喚された者は、加護、そして【使命】所謂ジョブを持って現れる。
そんな必然も、時にそうではない場合がある。
使命を持たないまま召喚され、それによって人生というものが破綻する。
そんな理不尽を体験する主人公は、平穏を奪われ、待っていたのは暴力と日々の生活苦。
召喚した者への復讐さえ使命を持ち合わせない彼にはできないまま、生きるためにゆっくり人として落ちていった。
ある日、召喚した者、お国の王女である姫への復讐の機会を得て、それは叶った……だが、それは彼の心を満たすことは無く、生きていることに疲れてしまう。
そんな彼に、姫が悪魔を召喚し復讐しようと考え行動した。
だが、姫には悪魔は召喚できず、その様子を見ていた彼は、自身の胸に刃を突き立て悪魔を呼ぶ。
「悪魔の召喚に必要なのが血なら俺の心臓ごとくれてやる!」
そして、気が付くと彼は力を手にしていた。
その力は、この世界に復讐するだけの力だった。
殺し、殺し、殺し、嬲り、壊し、奪う生活の中で、彼は大切な者を見つけ安らぎを得ていたが、その存在を再び奪われそうになる。
彼は守った、守って大切に大切にそれを抱えていた。
だがしかし、それからも幾度も現れるのは彼から彼の大切なものを奪う存在だった。
憎い、憎い、ニクイ!
彼は奪う存在を憎み、復讐し、大切なものを守り続ける。
それはまさに歪みの輪廻。
これは単なる復讐だ、名誉も栄誉もない。
恨み、憎み、その果てに俺が手にしたものが何だったのか――それを知ることになるだろう。
文字数 121,365
最終更新日 2020.01.19
登録日 2020.01.19
あらゆる存在は侵食された。
それまでの文明を飲み込んだモノは闇。
後に深淵と称される闇はそれまで人が、生物が、植物が育んで来た全てを飲み込み、全く別の存在へと変質させていった。
けれど。人間は滅んだわけではない。
在りし日のままの太陽の下、唯一残された深淵に侵されない町で己達が管理できるだけの動植物と共に生きていた。
深淵の払われるその日を信じ、そこに臨む者を育んでいた。
【瞳】
彼らは深淵を払う為、命を賭して闇の中を探索する探検家達の総称だ。
彼らは使命を果たす過程で本来の性質を飛躍的に向上させた道具・【マブツ】を発見していく。
瞳はマブツの発見・回収を行い町を継続させながら深淵を払う為に探索を続ける事数百年。ある男が偉大なる発見をする。
それは数百年に及んだ瞳の歴史をひっくり返すほどだった。
その功績を称えられ彼はやがて千里を見渡す者と呼ばれるに至る。
その後五十年の間に三名が同様に……或いはそれ以上に、世界を変えてしまう発見をした。
人々は彼ら四人をやがてこう称するようになる。
【千里眼】と。
偉大に過ぎた千里眼は憧れを孕む名と次第に変わり、称号そのものに夢を抱く者も増えていく。
いつかはこの身もそうでありたいと。或いはそれこそが深淵を払うのに最も近い道であると。
多くの瞳達が抱いた。
深き深淵に己だけの夢を、理想を、憧れを、ーー胸に。
文字数 57,612
最終更新日 2022.05.27
登録日 2022.05.27
調べ模様で、
温泉局長は、
胸高いカノジョに目撃
なぜ!!またあいつだ。
文字数 4,782
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.28
中学二年になった松本拓海は、仲良しグループの海斗と七海、美咲との四人で、自由に使えるお金を増やすための方法を考えてみた。
そして、高齢者をターゲットにした孫代行サービスをやってみようという話になった。孫代行とは、孫と触れ合う機会のない高齢者のもとに自分たちが出向いて、孫と過ごしている時間を疑似体験してもらうサービスのことだった。
拓海がリーダー役に指名され、懸命に四人をまとめる。決断力のない拓海には荷が重たいことだったのだが、密かに思いを寄せていた七海に格好の悪い姿を見せないために、懸命に頑張った。
四人は、協力しながらチラシを配り、連絡をくれた高齢者の家に出向いて孫代行を行った。客の数も次第に増え、四人が手にするお金の額も増えていく。
しかし、商売をしていることが学校にばれてしまった。四人は、親と一緒に学校に呼び出され、先生たちから、校則違反となる行為であり二度とやってはならないと言い渡される。
その最中に、孫代行を利用していた高齢者たちがその場に姿を現し、拓海たちがしていることは自分たちも望んでいることなのだと主張した。
その様子を目の当たりにした四人の親たちも拓海たちのやったことに対して理解を表し、ボランティアという形でなら孫代行を続けてもよいという結論になった。
その結果を受けて、拓海は、今後どうしていくべきなのかを考えた。高齢者たちと交流を図る中で生きていくうえで大切なことを学ばせてもらえているという思いがあり、孫代行は続けていきたかったからだ。
他の仲間ともそのことを話し合い、全員が孫代行を続けていきたいという思いを抱いていることを知った拓海は、今まで稼いだお金を使って、客になってくれた高齢者たちと自分たちの親を招いた食事会をやらないかと三人に提案した。
それぞれに対する感謝の言葉を口にしたうえで、今後も孫代行を続けていきたいという全員の思いを伝えて再スタートすることが目的だった。
そして、食事会の日がやってきた。拓海が、四人を代表して感謝の言葉と全員の思いを、集まってくれた高齢者たちと親に伝える。
その姿を目にした七海の胸に、拓海のことを頼もしく思う気持ちが芽生え始めた。
文字数 77,412
最終更新日 2020.04.03
登録日 2020.04.03