「める」の検索結果
全体で26,141件見つかりました。
ラプンツェルエロパロ短編。
ストーリー性は殆ど無いので何も考えずに読めると思います。
お豆ちゃんいじめをメインにリングとかリードとか付けちゃうすけべ。
読後のクレームはおやめください。
文字数 27,423
最終更新日 2022.06.13
登録日 2022.06.13
野良猫のミアベルを拾ったのは、5歳の孤独な皇太子テオ。彼に愛され幸せな日々を送るが、ある日テオの継母に殺される。ミアベルの未練は神様に届き、人間として転生する。
ミアベルのデビュタントの日、再会したテオは美貌と冷徹さを併せ持つ危険な男に成長していた。
彼は亡き愛猫の面影を彼女に重ね、危険なほどの執着を見せ始める。
テオの婚約者の座を狙うアリアナは、ミアベルを排除しようと企む。
さらに、王宮の裏では、継母である王妃と、その息子・第二王子ルーカスによる王位簒奪計画が進行していた。
文字数 1,152
最終更新日 2026.01.31
登録日 2026.01.31
公爵令嬢ハリエットは、5歳のある日、未来の婚約者だと紹介された少年を見てすべてを思い出し、気づいてしまった。
前世で好きだった乙女ゲームのキャラクター、しかも悪役令嬢ハリエットに転生してしまったことに。
そのゲームの隠し攻略対象である第一王子の婚約者として選ばれた彼女は、社交界の華と呼ばれる自分よりもぽっと出の庶民である主人公がちやほやされるのが気に食わず、徹底的に虐めるという凄まじい性格をした少女であるが。
彼女は、第一王子の歪んだ性格の形成者でもあった。
幼いころから高飛車で苛烈な性格だったハリエットは、大人しい少年であった第一王子に繰り返し虐めを行う。
そのせいで自分の殻に閉じこもってしまった彼は、自分を唯一愛してくれると信じてやまない主人公に対し、恐ろしいほどのヤンデレ属性を発揮する。
彼ルートに入れば、第一王子は自分を狂わせた女、悪役令嬢ハリエットを自らの手で始末するのだったが――。
それは嫌だ。
死にたくない。
ということで、ストーリーに反して彼に優しくし始めるハリエット。
王子とはうまいこと良い関係を結びつつ、将来のために結婚しない方向性で――。
そんなことを考えていた彼女は、第一王子のヤンデレ属性が自分の方を向き始めていることに、全く気づいていなかった。
文字数 13,587
最終更新日 2023.03.30
登録日 2021.12.03
調香師として仕事をしている青鬼明(あおきめい)と、製薬会社に就職したてである椿原圭(つばきはらけい)の二人は結婚する約束をしているカップルである。両親に挨拶をする前に、まずは軽く互いの兄達に会っておこうという話になり、ホテルのロビーで待ち合わせをする事に。
出来れば別々の日に、それぞれの兄達に会いたかったのだが、どちらも仕事などが忙しくて結局同日の同時刻に集まる約束をした。なのに明の弟である光(ひかる)は用事があるとかで急遽欠席し、四人での対面に。
圭の姉・椿原奏(つばきはらかなで)が先に到着してしばらくは三人で話をしていたのだが、待ち合わせの時間になり、明の兄である青鬼陽(あおきよう)が合流し、その場で彼は奏に一目惚れをしてしまう。
「お見合いのために呼んでくれたのなら、そうと言ってくれればよかったのに」
第一声のこれに始まり、「兄弟が揃ってオトコの娘だなんて珍しいね」と、少年っぽい容姿をした奏を、姉では無く兄だと勘違いしてしまった。
そのせいで、奏の中での陽の評価は『変わった人だな』から始まるのだが、相手が自分の勤める会社の社長秘書であり、義弟となる者という事で強くは出られず、持ち前の穏やかな性格も邪魔して、彼のノリに流される日々がこの瞬間から始まったのだった。
○製薬会社の社長秘書×研究員女性のTL小説。明るい執着系変態モノを目指しています。
○最初以外、下ネタ多め。書いていくうちに結局R18作品となってしまったのはご愛嬌。
○ネタ的にBLっぽいシーンも多々あり。TLと混ぜるな危険という方ごめんなさい。
【関連作品】
『オトコの娘が私を好きだと言う』
『伝えぬ想い』
文字数 265,891
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.06.26
自由に恋愛ができない立場の王子達。そんな彼らの恋を集めた短編集です。
シリアスからコメディまであるので、楽しんでいただけたらと思います(*^-^)
「敵国同士となった王子達は、絡めた指を離さない」
各国の王子達が集う舞踏会。敵国同士となってしまったリュシオとマルセールは、隠れるように愛し合う。
「孤独な令息は、仮面の王子に番として愛される」
愛人が生んだ子として、長年蔑まされて生きてきたアーティー。番選びに参加することになる。
そんなある日。アーティーは一人の騎士と出会う。騎士と話すうちに癒されていくアーティー。騎士から指輪と共に愛を告白され喜ぶアーティーだが、番選びに参加することになり…。
「天然でかわいい王子様は、側近と護衛に愛される」
第五夫人の息子で、王位継承権7位の王子・ティア。ティアの側近と護衛になった2人の少年は、その愛らしさに恋心を募らせる。やがて成長し、❬発情❭の時期を迎えた3人は…。
「魔力のない王子様は、幼馴染みの護衛に恋心を抱く」
生まれながらに魔力を持たないエレーナは、「落ちこぼれの王子」と呼ばれ育った。そんなエレーナを守ってきたのは、幼馴染みの剣士・ウィルだけだった。王の命令で、山奥の村で秘宝「王の鏡」の番人をするエレーナ。ウィルに対し、淡い恋心を抱いている。そして、ウィルもまたエレーナを深い愛情で包んでいた。だが、フェスタ兄妹が屋敷に来てからその関係が変化していく…。
「王子だった青年は、生真面目で麗しい教育係に恋心を募らせる」
18歳の誕生日。ライアスは母親から、自身が王の子供だと聞かされる。信じないライアスの元に、城からセレスタという青年が訪れた。王に会うために、セレスタから礼儀作法を習うライアス。セレスタの生真面目さや優しさ、かわいらしさに、ライアスは恋心を抱いていた。そして、セレスタもまたライアスが気になっていて…。2人は身体を重ねる。
だが、そんな時にライアスに縁談話が…。
文字数 39,281
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.01.18
「貴様との婚約は破棄だ!!!私はここにいる愛するルーチェと婚約を結ぶ!」
怒鳴り声を撒き散らす王子様や側近達、無表情でそれを見つめる婚約者の令嬢そして、王子様の側には涙目の令嬢。
これは王家の主催の夜会での騒動・・・
周囲の者達は何が起きているのか、わからずに行く末を見守る・・・そんな中、夜会の会場の隅で・・・
(うわぁ~、これが乙女ゲームのクライマックス?!)と浮かれている令嬢がいた。
「違いますっ!!!!
私には他に愛する人がいます。王子様とは婚約は出来ません!」
今まで涙目で王子様の隣で大人しくしていた令嬢が突然叫び声をあげて、王子様から離れた。
会場にいた全員が、(今さら何を言ってるんだ、こいつ・・・)と思っていたその時、
「殿下っ!!!
今の言葉は誠でございますっ!ルーチェは私と婚姻いたします。どうかお許しください!」
会場にいた者達を掻き分けながら、やって来た男が叫び、令嬢を抱き締めた!
(何か凄い展開になってきたな~)と眺めていたら・・・
(ん?・・・何か見覚えのある顔・・・あ、あれ?うそでしょ・・・な、なんでそこにいるの?お父様ぁぁぁぁ。)
これは乙女ゲームから誰も気づかない内にヒロインがフェードアウトしていて、自分の父親が攻略されてしまった令嬢(モブ)の物語である。
(・・・・・・えっ。自分の父親が娘と同い年の女の子を娶るの?・・・え?え?ごめんなさい。悪いけど・・・本当申し訳ないけど・・・認められるかぁぁぁぁ!)
本編・ー番外編ーヴィオレット*隣国編*共に完結致しました。
文字数 122,852
最終更新日 2020.01.06
登録日 2019.12.03
地味だからと婚約破棄されたので、我慢するのをやめました。
レンタル有り旧題:地味だからと婚約破棄されたので、我慢するのをやめることにしました。
「いい加減お前にはうんざりだ」
そう言ってはじまった、婚約者による婚約破棄。
華やかさも色気もないと言われたけど、それには理由がある。
私の母親は毒花と呼ばれるような女性だった。だからお父様は同じようにはなるなと言って、私にお洒落を禁じた。
だけどそれで婚約を破棄され、お父様にも「あの女の娘のくせに」とまで言われてしまった。
言われた通りにしても幻滅されるのなら、もう我慢なんてしません。
文字数 162,829
最終更新日 2023.09.29
登録日 2021.06.07
社交界デビューを目前に控えたデイジーは、突然の事故で両親を失う。
そこへ、疎遠になっていた親戚の未亡人アリッサが現れ、デイジーの後見人になることに。
美しく聡明な彼女はたちまち社交界の人気者になった。
もちろんデイジーもアリッサが大好きになる。
しかし、そんなアリッサにはとんでもない秘密があった。
彼女は自分勝手な理由でデイジーを逆恨みし、彼女のものになるはずの遺産を奪い取る計画を、密かにたてていたのである。
その上、デイジーがまともな結婚など出来ぬよう、とある男に彼女を誘惑させようと企み始める。
文字数 26,711
最終更新日 2026.06.06
登録日 2025.06.28
ヴァレンティノ王国では公爵家同士で政略結婚が行われることが普通だ。
ガーランド公爵家の一人娘アンネマリーと、ストラルガー公爵家の嫡男クライブ様との婚約もアンネマリーがまだ母のお腹にいる時から結ばれていた。
この政略結婚により、王家と王国を支えるための礎である五大公爵家の結束は固くなる。
そんな二人の結婚式が執り行われる前日にクライブが失踪した。
巷ではクライブが浮気をして駆け落ちしたのではないか?という噂が流れる。それを気に留めることなく、アンネマリーは婚約時代と変わらず、毎日彼に向けて恋文を書く。
愛しいあの人にこの思いが届きますように…。7話完結。1話番外編。
文字数 11,901
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.26
「褒め屋」という仕事がある。
検索すれば出てくる、お金を払えば褒めてくれる少し不思議なサービスだ。
予約制で料金は明確。
カウンセリングでも占いでもなく、ただ話を聞いて、言葉を渡すだけ。
褒められると嬉しい。
でも、褒められすぎると自分が分からなくなることもある。
褒めは必ずしも善意とは限らない。
褒めない、褒めもある。
この物語は、褒めること、褒められること、そして言葉に触れた人たちの変化を描く群像劇。
言葉は簡単に広がる。
けれど、その意味は人によって違う。
やさしい言葉に少し疲れた人へ。
褒められたい気持ちを、どう扱えばいいか迷っている人へ。
――現代の「褒め」をめぐる、ちょっと変わった「褒め屋」の物語。
文字数 126,798
最終更新日 2026.01.28
登録日 2025.12.31
魔術師としての才に恵まれたハノンは、能力を活かせる大手機関で勤務していたが、人付き合いの苦手な彼女は上手く職場に馴染めず、離職して故郷に帰り、引き籠りに。4年後、一念発起し、王都の一般市民向けの魔法道具屋で再就職を果たして、元々王都で騎士として働く一人暮らしをしていた弟と二人暮らしを始める。
幼少期は仲睦まじかった弟だが、思春期故か成長と共に次第に極端に避けられるようになった上に、ハノンへの当たりも強くなり、全寮制の訓練学校に入学してからというもの、さらに疎遠になっていた。気まずい事この上なかったものの、何やかんや彼はハノンの世話を焼いてくれ、王都での生活を謳歌していた。
そんなある日、とある経緯で好きな相手にしか欲情しない薬を作成したところ、弟が誤って服用してしまう。
拗らせた姉弟が体の関係を持ってしまいながら、少しずつ歩み寄っていくお話。
文字数 41,220
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.10
主人公 光希《みつき》(高1)は恵まれた容姿で常に女の子に囲まれる生活を送っていた。
来るもの拒まず去るもの追わずというスタンスでリア充を満喫しているつもりだったのだが、
ある日、それまで自分で認識していた自分というものが全て崩れ去る出来事が。
全てに嫌気がさし、引きこもりになろうと考えた光希だったが、あえなく断念。
従兄弟が理事長を務める山奥の全寮制男子校で今までの自分を全て捨て、修行僧のような生活を送ることを決意する。
下半身ゆるめ、気紛れ、自己中、ちょっとナルシストな主人公が今までと全く違う自分になって地味で真面目なセカンドライフを送ろうと奮闘するが、色んな意味で目を付けられトラブルになっていく話。
2019/7/26 本編完結。
表紙イラストは、さくら怜音様より描いていただきました!
ムーンライトノベルズ様でも公開中。
文字数 377,528
最終更新日 2022.03.08
登録日 2018.10.19
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。
ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。
この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。
未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。
そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。
文字数 114,259
最終更新日 2022.09.14
登録日 2022.07.17
数ヶ月前から届く差出人不明の手紙をひそかに心待ちにしている中小企業の事務員、坂北あかり。
たとえストーカーからの手紙だとしても、初めて寄せられた好意を無下にできずにいたある日。郵便受けに手紙を入れようとする怪しい男とバッタリ鉢合わせてしまう。
怖がるあかりを必死に宥めるその男、よく見れば、もしかして、大好きなアイドル斎賀紀広(さいがきひろ)なのでは──?
「ずっと手紙だけで我慢してたけど、こんなにガード緩いと流石に心配なる。恋人って形でそばにいてよ」
虎視眈々と溺愛してくる推し兼(元)ストーカーに流されて絆されるお話。
文字数 24,155
最終更新日 2020.10.27
登録日 2020.10.15
神聖ルミナス帝国、最辺境。
貧乏男爵家の三男に転生したアルト・ヴァン・エイヴリーは、魔法の才能も剣の腕もない「最弱」の存在だった。しかし彼には、前世で培った現代日本の「凄腕外交官」としての冷徹な頭脳と、国際政治学の知識があった。
ある日、彼の領地で次世代の魔法エネルギーの要となる超希少鉱石「流星結晶」が発見されたことで、平穏な生活は終わりを告げる。
「領地ごと帝国に接収させるか、死か」と迫る【保守派】の筆頭、最強の姫騎士エレノア。
「莫大な富と引き換えに、私の傀儡になれ」と微笑む【改革派】の黒幕、巨大商会の冷徹令嬢クロエ。
二大派閥が血みどろの暗闘を繰り広げる中、キャスティングボートを握らされたアルト。
さらに背後では、強欲な兄たちが裏切りを企て、臆病な父は勝手に降伏の準備を進めるという「内憂外患」の極み。一歩でも選択を誤れば、待っているのは一族郎党の処刑のみ。
力なき者が生き残る術はただ一つ。強者同士の利害を衝突させ、漁夫の利を得る『勢力均衡(バランス・オブ・パワー)』。
「お前たちが僕の命を盤上の駒とするなら、僕は盤そのものをひっくり返す」
チート魔法? 圧倒的武力? チョロイン? そんな都合の良いものは一切ない。
笑顔の下で殺意が交錯する密室の交渉から、泥に塗れた領地開発、そして大国同士の謀略戦まで。
ひとりの弱小貴族が、したたかな女たちを天秤にかけ、現代外交術と知略の限りを尽くして大帝国を掌握していく、血と泥に塗れた覇道が今、幕を開ける。
文字数 122,954
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.03.21
■概要(あらすじ)
渋谷の路地裏で雑貨と珈琲の店「日なたの小箱」を営む三浦直人(みうら・なおと)は、初恋の幼馴染・高森俊介(たかもり・しゅんすけ)の帰国を待っていた。子供の頃、滑り台の下で「俺が受け止める」と笑った俊介。けれど再会した彼は、美しく変わった雄女になっていた。戸惑う直人に、俊介は告げる。綺麗になったのは、直人の夢の隣に立つため。そして、直人を抱くためだった。
■一言コメント
美人雄女な幼馴染は、昔よりずっと雄だった。美人攻めx一途受け、幼馴染BL
■タグ
BL / 幼馴染 / 初恋 / 雄女 / 美人攻め / ドS攻め / 男前攻め / 一途受け
カフェ / 甘々 / ハッピーエンド
■AI活用
・表紙(AIイラスト)
・会話テンポ&文章校正
・タイトル/名前/タグ案
■そのほか
全年齢対象。(R15より)
文字数 51,830
最終更新日 2026.06.20
登録日 2026.06.15
街の小さな酒場に勤める貧民のセーラは、婚約者の王子様のご家族の誕生日パーティーに出席し、そこで彼が浮気をしていた現場を目撃してしまった。
彼に問い詰めると、元からセーラと結婚するつもりなど無く、一緒にいた女性が本当の婚約者だった事、セーラはただ暇つぶしに騙して遊んでいた事を伝え、大勢の貴族の前で、セーラのような汚い女と結婚などするはずもない、汚妃にならずに済んで感謝しろと馬鹿にした。
パーティー会場から逃げ出し、家で一人すすり泣き、酷く落ち込むセーラ。そんなセーラの元に、一人の女性が訪ねてくる。彼女は、自分を侯爵家に仕えるメイドと名乗り、主人である侯爵家の当主が呼んでいると伝えられた。
イマイチ信じられずも、内気なセーラには断る度胸は無く、訪問してきた彼女と共に屋敷に向かうと……なんと、侯爵家の当主であるヴォルフに、偽物の婚約者になってほしいと頼まれた!
断る事が出来ず、偽の婚約者として生活を始めたセーラ。そんな彼女は、とても温厚で優しく、偽物の婚約者なのに溺愛してくれるヴォルフに、しだいに惹かれていく。ヴォルフも実は、セーラの事を愛しているとはつゆ知らずに――
これは傷ついた一人の少女が、運命的な出会いをした優しい男性に愛され、幸せになるまでの物語。
☆小説家になろう様にも投稿しております。ホットランキング四位、24hポイント最高六位をいただきました。皆様本当にありがとうございます!☆
文字数 125,586
最終更新日 2023.01.02
登録日 2022.12.30
アデル・オルラド、30歳。
彼は、22歳の頃に、前世の記憶を取り戻した。
約1000年前、アデルは『魔術学』の権威ある教授だったのだ。
現代において『魔術』は完全に廃れていた。
『魔術』とは、魔術式や魔術サークルなどを駆使して発動する魔法の一種だ。
血筋が大きく影響する『属性魔法』とは違い、その構造式や紋様を正確に理解していれば、所持魔力がなくとも使うことができる。
そのため1000年前においては、日常生活から戦闘、ものづくりまで広く使われていたのだが……
どういうわけか現代では、学問として指導されることもなくなり、『劣化魔法』『雑用魔法』扱い。
『属性魔法』のみが隆盛を迎えていた。
そんななか、記憶を取り戻したアデルは1000年前の『喪失魔術』を活かして、一度は王立第一魔法学校の教授にまで上り詰める。
しかし、『魔術学』の隆盛を恐れた他の教授の陰謀により、地位を追われ、王都をも追放されてしまったのだ。
「今後、魔術を使えば、お前の知人にも危害が及ぶ」
と脅されて、魔術の使用も禁じられたアデル。
所持魔力は0。
属性魔法をいっさい使えない彼に、なかなか働き口は見つからず、田舎の学校でブラック労働に従事していたが……
低級ダンジョンに突如として現れた高ランクの魔物・ヒュドラを倒すため、久方ぶりに魔術を使ったところ、人生の歯車が再び動き出した。
かつて研究室生として指導をしていた生徒、リーナ・リナルディが、彼のもとを訪れたのだ。
「ずっと探しておりました、先生」
追放から五年。
成長した彼女は、王立魔法学校の理事にまでなっていた。
そして、彼女は言う。
「先生を連れ戻しに来ました。あなたには再度、王立第一魔法学校の講師になっていただきたいのです」
、と。
こうしてアデルは今度こそ『魔術学』を再興するために、再び魔法学校へと舞い戻る。
次々と成果を上げて成りあがるアデル。
前回彼を追放した『属性魔法』の教授陣は、再びアデルを貶めんと画策するが……
むしろ『魔術学』の有用性と、アデルの実力を世に知らしめることとなるのであった。
文字数 119,133
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.04.20
魔導師が支配する王国アステリアでは、薬師は「治癒しかできない下級職」として蔑まれていた。王立薬学庁に勤める青年リオン・ヴァルハイトもまた、幼い頃に母を病で失った過去から、人を救う研究に人生を捧げながら冷遇され続けていた。
彼が密かに研究する《万象調律》は、薬と魔力を組み合わせ現象を書き換える禁忌技術。しかしそれは万能ではなく、膨大な解析と触媒を必要とする未完成の力だった。
そんなある日、王都で黒い瘴気による奇病が発生する。リオンはそれが千年前の災厄《冥界門》に繋がる前兆だと見抜くが、薬師の言葉を王宮は信じない。
唯一、第二王女セレフィアだけが彼の研究価値を理解し、禁書庫の記録を託す。だがその裏で、王国では魔導師たちの権威と陰謀が静かに動き始めていた。
誰にも認められない薬師は、それでも人を救うため、滅びへ向かう王国に立ち向かう。
文字数 132,789
最終更新日 2026.05.18
登録日 2026.05.18