「風」の検索結果
全体で12,818件見つかりました。
23時40分、7号房、囚人不在。0時12分、同、房内に在り。
断崖の上に建つ終身刑の塔・ヴェルグ塔。夜番に配属された初日の夜、俺は自分の書いた2行を疑うことになった。囚人が窓の枠石を1つ抜いて崖を降り、32分後、自分でよじ登って帰ってきたのである。
名はアルヴィス・ダルグレン。3年前まで治水公と呼ばれ、独断で閘門を開いて貴族街を水に沈めた男。王都では、いまでも子どもを黙らせるのに名前が使われる。
「戻ってこられた理由を、伺っても」
「外の風が、思っていたより冷たかった」
翌日は廃棄物の樽。その次は鳩小屋の屋根。蝋で作った合鍵に、随員名簿への書き足し、裂いたシーツ、井戸から続く旧水路——閣下は毎晩ちがう手口で塔を出て、毎晩ちがう理由を言って帰ってくる。俺の仕事はそれを記録することだ。恋愛でも忠誠でもなく、理由の欄が埋まらない事案として。
「閣下。これ、日誌に書けないんですが」
逃げられるのに、この人はなぜ帰ってくるのか。答えは、俺がまだ読んでいない塔の規程の、第9条に書いてある。
脱獄48回、帰還48回。全年齢・純愛の脱獄コメディ、12話完結。
※本作は「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 38,806
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.15
貞操観念皆無男×貞操観念皆無男!
皇都でタバコ屋を営む紅蘭は、幼馴染の童貞をも喰らう貞操観念皆無な男。
前世でヤクザの愛人をしていた紅蘭は、同じ愛人に刺されて死んでしまった。
生まれ変わった紅蘭は、誰に囚われるでもなく自由に生きていた。
しかしある日、皇宮から使者がやってくる。
数多の男を喰らってきた紅蘭の噂を聞き、絶倫だという皇帝の相手をするよう命じてきた。
金に目が眩み後宮に入った紅蘭は、暴君と呼ばれる皇帝が前世のあのヤクザであることを知る。
絶対にバレるものかと皇帝から逃げようとするが、結局見つかってしまい寵愛を受けるはめに!
さっさと金貨をもらって後宮を去りたい紅蘭と、紅蘭を逃しまいとする皇帝の、貞操観念皆無な物語!
※主人公、皇帝共に不特定多数と肉体関係を持つ描写があります。
※男女の肉体関係を示唆する内容があります。
※中華【風】なだけのオリジナルな世界観のお話です。
※一度完結済みにしましたが、他サイトにて続きを見たいのお声をいただけたことと、自分自身も書きたい場面があったため続きました。
今後は満足いくまで完結にはしませんので、ご安心ください。
文字数 186,032
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.06.17
外交官の婚約者を親友イネスに奪われたフローラ。
フローラよりも、イネスのほうが外交官の妻に向いているのだと。
甘えた態度を取るフローラと、何でもはっきり言うサバサバしたイネス。
婚約者が選んだのは、後者だった。
婚約も、長年の友情も失ったフローラの前に現れたのは、父が懇意にしている隣国の外交官セヴラン。
元婚約者と同じ外交官。
身分も立場も、特別に上というわけではない。
けれど、彼との結婚によって、フローラの人生は思いがけない方向へ進んでいく。
一方、フローラを捨てた元婚約者もまた、少しずつ気づき始めていた。
落ち込んだとき、そばにいてほしいと思うのは、本当にサバサバした彼女なのだろうか、と。
※R15にしていますが、ほぼないです
※モデルは18世紀頃のイギリス、フランスをメインに、ドイツが少々。
文字数 6,472
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.24
美人な溺愛執着攻め×攻めを自認していた強面元ヤン受け
喧嘩最強元ヤンキーの風間龍聖は、男子校の姫と呼ばれた美貌の同級生・桜井湊と奇跡的に付き合ってもらえて半年が経つ。
憧れの姫と恋人になれて夢見心地な龍聖だが、いまだに湊を抱くことができずにいた。
もしかして湊は元ヤンの俺が怖くて仕方なく付き合ってくれているだけでは……。
初夜に失敗して自信をなくした龍聖は、湊を自由にしてやるために別れ話を持ちかける。
だが、龍聖は知らないのだ。
男子校の姫だった湊が、何年も前から龍聖にガチ恋しているバリタチだという事実を。
自分を攻めだと信じていた元ヤンが美形の溺愛攻めに抱かれて徹底的にわからされる話。
文字数 14,026
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.08.18
アイビーは墓守として静かに暮らしていた。
目が覚めれば火を焚きスープを温め着替える。
墓の草むしりと掃除を済ませ、養父母が眠る墓に心の中で日々の出来事を伝える。
アイビーが管理する墓地は魔獣に掘り起こされたりアンデット化しないため、他の墓守にも応援を要請される。
彼らは優しく、アイビーに採れたての野菜や肉、パンをくれる。
穏やかな日々を送るアイビーだったが、目が覚めると。
棺の中に居た。
元の身体の持ち主の記憶は流れてくるが、言語が共用語であるリンブル語ではなくカルディア語。
ただ、涙を流し近寄るこの身体の持ち主の自称夫が、物凄い剣幕で罵倒しているのは感覚で分かった。
使用人達も敵対心を持ち、私物を破壊するなどの嫌がらせをしていたことも記憶で『視た』。
アイビーの判断は自称夫をぶん投げ、墓守に戻る事だった。
ただし。
アイビーの魂が元の持ち主と馴染んでいないからか、アイビーが発する言葉は。
「わいらは敵じゃ。関わろごたなかなら放って置け!!」
訛りの強いリンブル語だった。
※作中に出てくる訛りのあるリンブル共通語は方言風言語となります、ご了承ください。
文字数 64,081
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.05
私は王太子の婚約者として10年以上すぎ、王太子妃教育も終わり、学園卒業後に結婚し王妃教育が始まる間近に1人の令嬢が発した言葉で王族貴族社会が荒れた……。
「あたし、王太子妃になりたいんですぅ。」
ご都合主義な創作作品です。
異世界版ギャル風な感じの話し方も混じりますのでご了承ください。
恋愛カテゴリーにしてますが、恋愛要素は薄めです。
文字数 27,537
最終更新日 2023.05.26
登録日 2023.05.18
大正の末。山が鳴りはじめると、七久里村は御名山へ花嫁を送る。
十七のあさに渡されたのは、『七久里花嫁帳』——これまでに嫁いだ六人の花嫁の記録だった。
輿入れまでの七日間、一日にひとりぶんだけ読むことを許される。
月の花嫁は、ひとことも問わなかった。だからよき花嫁だった。
火の花嫁は、神を怒らせ、社ごと焼かれた。
水の花嫁は、村を救うため、みづから沈んだ。
――どの頁にも、同じ一行が書き足されている。「幸せであつた」と。
太い筆で。濃い墨で。五人ぶん、まとめて。
白紙のまま綴じられた六人目の頁は、三年前に山から帰り、それきり口をきかない姉のものだった。
七日目。あさは自分の頁に、たった一行を書く。
「わたくしは、なをききます」
大正末、和風あやかし。全十四話。
文字数 52,832
最終更新日 2026.08.23
登録日 2026.08.10
登場人物
ベアトリス・ハルミトン 22歳。ハルミトン子爵の長女でレイフの婚約者、稀な聖のエレメントを持つ加護者。
レイフ・スヴェールド 27歳。スヴェールド侯爵の長男で、ハルミトン魔物研究所の所員。ベアトリスの婚約者。
アクセル・ヘイデンスタム 25歳。公爵にして騎士団長の任に就いている。ベアトリスの元婚約者。
カミラ 16歳。アクセルが任務中に保護した女性で、五つのエレメントを持つ。
補足①エレメント⋯⋯風、火、土、水、聖の自然に通じる力で、保有者する者は身分に関係なく重宝される。女神エルヴァの魂が五つに分かれたエルヴァの力とも言われる。
補足②グラヴ・ベリ⋯⋯発生時期、発生原因は不明の厄災。突如起きる魔物の異常な大量発生と力の増強により、発生した周辺に甚大な被害をもたらす。
あらすじ
五年前、厄災グラヴ・ベリが起こってすぐにベアトリスは婚約者のアクセル・ヘイデンスタムと婚約解消する事に。理由はアクセルの浮気だった。グラヴ・ベリを収めたのは当時いち騎士にすぎなかったアクセルで、その功績を讃え騎士団長に就任し、家督も継ぐ事に。一人身となったアクセルは、以降多数の女性と浮き名を流していた。ベアトリスもすぐに父親の部下であるレイフと婚約した。そして時は流れて現在、エレメントの聖地とも呼ばれる各所でそのエレメントが消失する事態が起き始めていた。
浮気者の元婚約者と研究オタクな婚約者に挟まれたラブファンタジー。
文字数 84,879
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.08.10
日本からの転生者レオン、授けの儀で授かったのは風魔法一つ。
アニメやラノベでの記憶と知識を利用して、風魔法を使い無双する。
アイアンランクから冒険者最高のプラチナランクへとのし上がっていく物語です。
文字数 506,484
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.06.22
☆バレー部モテ男子 鵜飼虎太郎×平凡普通男子 花崎佑二☆
高校二年の花崎は、成績真ん中・運動そこそこ・平均身長の平凡男子。目立たずに教室の端に存在している。
しかしある日突然、バレー部のイケメン男子、鵜飼から「化学のノート、貸してくんない?」と声を掛けられた。
――ええ?なんで僕?
そう焦る花崎だが、それはだたの人間違いだった。
「化学が得意なのは隣のクラスの花菱くん。これは普通の花崎くん」
そんな風にクラスメイトに笑われてしまう。
目立たずに生きてきた花崎にとって、教室の中で恥をかかされたことはショックな出来事。
――鵜飼め‼ 覚えていろよ!
イライラがおさまらない花崎は、図書室で「中世魔女の妙薬レシピ」という怪しげな本を見つけ、「惚れ薬」を鵜飼に使うことを決意して…⁉
惚れ薬の効果なのか溺愛♥高校生活に突入!
花崎はバレーボールに汗を流す鵜飼の姿をカッコいいじゃん、と思い始めたけれど。
『惚れ薬』の効果がきれたら…?
☆第2回青春BL小説カップにエントリー作品です(*^^*)投票・お気に入り登録・♡などで応援いただけますと大変嬉しいです‼よろしくお願いいたします☆
不定期更新です💦スミマセン💦
文字数 49,105
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.10
侯爵令息であるローランは希少なオメガであることを理由に、誰もが羨むアルファである十歳年上のルシアン・モンクレア公爵の婚約者となった。しかし、他でもないローランは彼との結婚を内心では嫌がっていた。ローランは同い年くらいの女の子と結婚したかったのだ。
避けたくても避けられない結婚を半年後に控えたある日、ローランの学園に異世界の少女──ユズリハが空から落ちてくる。
ユズリハのお披露目パーティーをきっかけに、ローランはルシアンとユズリハをくっつけようと画策するのだが……
婚約破棄されることを目論んでいたオメガが、それまで甘やかしてくれていた婚約者のアルファにきつめのお仕置きをされる話。
スパダリ風執着アルファ(28)×ベータに見える平凡オメガ(18)
文字数 129,213
最終更新日 2026.06.08
登録日 2025.12.07
ある朝目覚めると、体が女になっていた。――女に縁のない冴えないサラリーマン・田中、二十五歳。
「体が変わっても、俺は男だ」。そう自分に言い聞かせ、いつも通り生きようとするが、体だけは俺の意思と無関係に、勝手に"恥じらいの反応"を見せてしまう。
満員電車の視線、風にめくれるスカート、社員旅行の浴衣、そして家族にすら気づかれる事件まで――心は決して揺らがないのに、体だけが無自覚に反応し続ける。「恥じらってるのは体であって、俺じゃない」。そう思い込もうとするたび、俺は自分自身の一番の悔しさと向き合うことになる。
中身はおっさん、見た目は美人。抗えない体との、羞恥まみれの攻防戦。
※第1部・全9話
文字数 7,347
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.16
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく_______。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
文字数 205,832
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.21
マルティナには初恋の人がいたが
王命により皇太子の元に嫁ぎ
無能と言われた夫を支えていた
ある日突然
皇帝になった夫が自分の元婚約者令嬢を
第2夫人迎えたのだった
マルティナは初恋の人である
第2皇子であった彼を新皇帝にするべく
動き出したのだった
マルティナは時間をかけながら
じっくりと王家を牛耳り
自分を蔑ろにした夫に三行半を突き付け
理想の人生を作り上げていく
文字数 15,895
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.10
※某ちゃんねる風創作
『魔力掲示板』
特定の魔法陣を描けば老若男女、貧富の差関係なくアクセスできる掲示板。ビジネスの情報交換、政治の議論、それだけでなく世間話のようなフランクなものまで存在する。
平民レベルの微力な魔力でも打ち込めるものから、貴族クラスの魔力を有するものしか開けないものから多種多様である。勿論そういった身分に関わらずに交流できる掲示板もある。
今日もまた、掲示板は悲喜こもごもに賑わっていた――
文字数 12,844
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.06.14
街は建国記念日のお祭りムードに溢れていた。王城では記念のパーティーが開催され、貴族が集まっていた。
そこで突然第2王子が婚約破棄を言い渡す。
長年、王子を陰で支え、我慢し続けていた婚約者の令嬢の心はこの時壊れた。
「わたくしの……わたくしの12年間を……返してくださいませッ! わたくしの……心を返して!」
真っすぐに第2王子を睨みつけそう呟くと、令嬢の頭上に浮かび上がった魔法陣から炎混じりの竜巻のような風が吹き出した。
令嬢は『蒼炎の乙女』と呼ばれるほどの、火属性魔法の使い手だった。
心が壊れてしまった令嬢は、最上級爆裂魔法を発動させてしまう。
その時、助けに入った令嬢の従者の青年。このままだと令嬢だけでなくお家も国もどうなるか分からない。
しっかりと令嬢を腕に抱きしめ、最後の手段で時を巻き戻す。
あれ? ちょっと巻き戻し過ぎちゃったか?
自分の手を見て思った。「ちっさくね……?」
二度と第2王子の婚約者になんかさせない。
今度こそお嬢を守るんだ。
そして俺のヨメにする!
今度こそ幸せになれるのか?
ちびっ子従者は、お嬢を守るために奮闘する。
文字数 64,210
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.19
文字数 1,943,190
最終更新日 2026.08.09
登録日 2016.08.30