「教会」の検索結果
全体で774件見つかりました。
リーンゴーンリンゴーンリーンゴーン──ッ
リーンゴーンリンゴーンリーンゴーン──ッ
教会の鐘が鳴る時間…午後三時。
春の善き日…“本来なら”行われていたであろう慶事──そう、「結婚式」の日だった…
だが、花嫁である女性…否、“少女”と呼べる18歳のうら若き乙女──名をヴェルダンディ・ローパー=グリムゾンペイン公爵令嬢──は透明なヴェール越しにまるでチベットスナギツネの如く真顔で純白のウェディングドレスに身を纏っていた。
「…愚かな人…何度も聞きましたわ。『このまま私と結婚していいのか?』って。貴方──いえ、元婚約者様?
そこの女との結婚の為、全ての地位も権限も放棄しても構わないなら──せめて、結婚式(今日)教会から逃げようとなさらなければ宜しいのに。」
はあ。
“傾国の美姫”だの、“国王の愛人”だの、“帝国皇帝の殊中の珠”等と社交界で噂されていたその彼女はと言うと──目の前で衛兵に引っ捕られる元婚約者とその愛人…ララ・タンバリン男爵令嬢共々冷めた眼で見送っていた。
──ついぞ彼女が元婚約者の名前を呼ぶことはなかった。
“それでも”──…それでも、彼女の評判は地に墜ちる事はなかった…。
何故なら──
「うぉおおお~~~ッッ!!」
「やった…やったぞ!!?」
「あンのバカ屑ウジ虫と家のかわいいかわいいかわいい姫様と完全に縁が切れた…!!今日ほど良い日はねぇぜ!?ああ!!なんて目出度い日なんだ…ッ!!」
「!?と、と言うことは…ッ!?私の御姉様はあの間抜けな“顔だけ”屑男と結婚しない……?──ハッ!?(゜ロ゜)!?ワンチャンあるかも!?」
「ハルモニア帝国万歳!」「ハルモニア帝国万歳!」
「ハルモニア皇帝陛下万歳!」「ハルモニア皇帝陛下万歳!」
「ヴェルダンディ様万歳!」「ヴェルダンディ様万歳!」
等々。
…いや、ねぇ?
他人事だと思って──他人事ですね、確かに。
こっちはそれどころじゃないと言うのに…。
文字数 2,129
最終更新日 2020.12.09
登録日 2020.12.09
――世界が厄災に包まれたとき、異世界から勇者が現れる。
その伝説を信じる聖教会に属するソレイユは勇者の供を命じられるがパーティーを追放されてしまう。
教会を追われたソレイユは旅に出る。そして本当に大切な人と出会うのだった。
文字数 7,810
最終更新日 2021.12.06
登録日 2021.11.06
異世界の教会で働く少女は、神父の性的児童虐待を見てしまい、途方に暮れる。そこに空から女の子の遺体が隕石のように落ちてきた。青くなる少女だったが、遺体の頭は生きていて、生首となって『東京へ連れていってくれ』と頼んでくる。東京など知らないと渋る少女だったが大金を見せられ思わず承諾する。
とりあえず情報を得るため、少女は生首を胸に抱えて一旦王都への旅路に着く。しかし、次々と襲い掛かってくる、山賊、魔物で大混乱。生首の超人的な力で蹴散らすものの、たどり着いた王都でも攫われ、散々な目に遭う少女。果たして少女は東京へたどり着けるのだろうか!?
文字数 12,596
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.07
両親と幼い頃に死別した主人公、三浦里帆は、キリスト系の養護施設で育てられた。そこは幼い里帆にとって苦痛の場所だった。
里帆はそんな教会への当てつけに、巫女になることを決意。
そうして神を信じない巫女になった里帆の前に、自称天使のラファエルが現れる。
不思議な青年と神様不信の巫女との恋愛ストーリー。
文字数 64,675
最終更新日 2021.09.10
登録日 2021.08.21
教会が幅を利かせる世界で、勇者たちは魔物を倒し、平穏な日々が訪れようとしていた。
教会が信仰する白神女神の兄神は、魔物の住む廃墟で全ての力を取られ、空っぽになり、消えかけていた。
白神女神の神託により、忘れられた神、黒神は勇者アスランの奴隷として生きることになる。
文字数 18,470
最終更新日 2022.01.24
登録日 2022.01.24
「運命の恋」とやらを見つけた第二王子のせいで、婚約を解消されてしまった主人公。当て馬はもう勘弁と、新しい婚約者候補の紹介を断り、教会で余生を過ごすことに決める。ところが突然聖女っぽい力に目覚めてしまい、再び注目を浴びることになってしまった。しかも教会のお偉方は、金の亡者で聖女を都合良く使う始末。
不本意に過ごしていたある日、教会は暴徒の襲撃を受ける。作物が不作で村人たちが飢えに苦しんでいるにもかかわらず、いつも通り贅沢に過ごす、教会上層部の姿勢が怒りを買ったのだ。
もはやここまでと覚悟を決めたのもつかの間、今度は側仕えの神官にさらわれてしまう。実は彼の正体は、ヘビ族の王子さまで長年彼女に恋い焦がれていたのだという。実は聖女自身も彼のことを憎からず思っていて……。口が悪く気が強い聖女さまと、乱暴なようでいて自己評価が低い臆病者でヤンデレなヘビのおはなし。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
扉絵は、あっきコタロウさんが配布されているフリーイラストを使用しています。
文字数 7,555
最終更新日 2020.04.20
登録日 2020.04.20
悪逆非道の泣く子も黙る魔王様――は世界統一を果たし、燃え尽き症候群となっていた。何をしても楽しくない、何をしても面白くない。そんな魔王様はふと、昔に読んだ本の内容を思い出す。
そう、異世界の存在! 空間転移など造作も無い魔王様はさっそく異世界トリップをするのだが――出現した場所は聖教会、勇者と共に魔王を討ち果たす聖女を選ぶ儀式の真っ最中だった!
「聖女様! 嗚呼、聖女様!」聖女に選ばれてしまった魔王は、なんだか面白そうという理由だけで、聖女(魔王)になり、勇者たちと旅をすることに。
勇者は鈍感な好青年、そんな彼に恋わずらう女騎士、不思議な美青年魔法使いと共に魔王を倒す旅へと出る。
文字数 10,776
最終更新日 2020.06.11
登録日 2020.06.09
「彼女こそが、聖女様だ」
アリアは自分の耳を疑った。そして今起きている状況の何もかもが信じられなかった。
突然聖女としての地位を奪われた彼女はそれまでの待遇とは天と地ほど差のある扱いを受けることになる。
大切な人からも裏切られた彼女は命からがら教会から逃げ出し、そしてある男と出会う。
「憎くはないか、お前を貶めた者全てが。壊したくはないか、その全てを」
アリアは伸ばされた手を迷うことなく掴んだ。
これは、元聖女が全てを壊す物語。
R18シーンには※をつけます。
また辛いシーンがあると思いますので自衛して下さい。
かなりの不定期更新になります。ご容赦ください。
文字数 27,404
最終更新日 2023.10.25
登録日 2023.10.11
フーは、八歳の誕生日を迎える朝方、眼が覚め部屋を出ると知らない場所にでて、初めて見る獣と出会う。
獣はククと名乗り、フーと一緒に旅をすると言うが訳が分からないフーは、戸惑うだけだ。そこに、フーの暮らす島にある教会の神父が神託(オラクル)を受けたとして現れて、フーがこれからどうすれば良いのか教え。
フーとククの旅が始まる事になる。
m(__)m 以前書いていた「神に呼ばれし者」の改正版です。
あらすじ以外は全て変えてしまったので、別物になっております。
異世界転移や転生のないファンタジーです。
文字数 57,395
最終更新日 2022.09.23
登録日 2022.07.01
かつて王国騎士団内で、王国最強だと噂されていた、
グレイ・フォールンは、魔族との大規模な戦いで王女を救うために力をほぼ失なってしまう。
力をなくした今、この国に自分は必要ないと思ったグレイは国を出ていってしまう。
その後、グレイは昔世話になった教会で孤児たちの世話をしながら暮らしていた。しかし、王国から急遽、魔導適正審査が行われ、適正アリと出てしまったグレイは、学園に通うことに。
これは力をなくした英雄が、学園に通いながら新たな仲間や昔の仲間に出会い、また、戦場に舞い戻っていく物語。
文字数 118,526
最終更新日 2018.05.28
登録日 2017.05.05
ハルカス王国で平民でありながら聖女に選ばれたチェルシーは十年間聖女として必死に頑張ってきた。
ある日、婚約者である王太子のカイン殿下から婚約破棄を告げられた。
カイン殿下の隣には仲良さげに公爵令嬢のミーシャが立っていた。
聖女に選ばれたのはチェルシーだったがミーシャとは聖女見習い頃に平民と公爵令嬢で身分差はあったが聖女を目指して切磋琢磨して親友と言える間柄であったは、チェルシーが聖女になったあと、ミーシャは教会を離れた為にチェルシーが教会長から依頼を毎日のように受けさせられたり、一部の聖女見習いたちから仕事を押し付けられたりで忙しく教会内と依頼人以外の人と会うことが出来なかった為に十年ぶりの再会となった。
カイン殿下から婚約破棄に伴い聖女解任と国外追放を言い渡され、チェルシーが王国の門から出ていくと立派な馬車が止まっており、馬車から隣国のクレイサス帝国の第一皇女のシルビア殿下が降りてきて、先程の出来事を話すと帝国に来ないかと誘われた。
行く宛のなかったチェルシーはシルビア殿下の提案を受け入れ帝国に行く決断をした。
文字数 1,623
最終更新日 2021.11.28
登録日 2021.11.28
目を覚ますと底は教会だった。記憶が全て抜け落ち、覚えていたのは紅花(べにばな)と言う名前だけ。
喉の渇き、怪しいシスター、不思議な夢。どこからが夢でどこまでが現実?私は一体、何者なの?
登録日 2014.06.04
“結婚は済ませておいた”
簡潔な一文というのは、要領を得た場合のみ有効である。
「なに、お父様。どういうこと!?」
それだけではさっぱり意味がわからないというのは、用をなさない文章であり、混乱を引き起こすだけ。
留学先で父であるエドモンド伯爵から急ぎの手紙を受け取ったガブリエラは、目眩とともに叫んだ。
結婚? 誰の?
(お母様はお元気だから、父の再婚という線は無い。兄様は五年前に結婚している。つまり当家で未婚なのは私だけ。私……、私の結婚を? 父が済ませておくってどういうこと!?)
ドレスは? キスは? 教会での誓いの言葉は?
誰かが代わりにすべて済ませておいてくれたと?
誰と?
「ありがたくないんですけど……!?」
ーー果断、即決、辣腕の実業家である父からの突然の手紙。
気づいたときには、人妻になっていました。
【他サイトにも公開しています】
表紙写真:
https://pixabay.com/ja/photos/クレームブリュレ-デザート-3490886/
文字数 8,035
最終更新日 2022.12.14
登録日 2022.12.14
14歳になる年のある日に教会で女神に祈りを捧げると前世の記憶が呼び覚まされ魂に刻まれたクラスを授かる世界で、ただひとり前世の記憶もなくクラスも授からなかったガランは、儀式に立ちあった司祭から"からっぽ"と喩えられ、不吉とされた。
夢を諦めることができず、ひとり冒険者として活動を始めたガランは他とは違う特別な力が自身にはあることに気付き、"からっぽ"なんかじゃないことを証明していく!
文字数 18,991
最終更新日 2024.02.04
登録日 2023.06.20
黒いトランクケースを手にした大男は、汽車に揺られ異邦の地を目指す。教会に所属する神官を連れ立つ彼には、とある物品を手に入れるという使命があった。
他人には明かすことも、理解されることもない使命。だが、男はそれを完遂するため、そして自らの存在意義を満たすため、絡繰仕掛けの身体を駆使して進み続ける。それが他者から後ろ指を指されることになる道であっても、男は止まることはないだろう。彼には辿ることができるのは、その道しかないのだから。
※本作品はYouTube Liveの配信内にて執筆を行っているものになります。配信で書いた分を微修正して掲載していきますので、更新は不定期となります。
執筆風景が気になる方は下記リンクからどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCMi9hUeV0za3WnJm6hYp1Lw/featured
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 12,020
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.11
フィリアは15歳。ラッセルブラウン国の国境近くの教会に併設された孤児院で手伝いをしながら生活している。
ここに来たときからしているペンダントを、今日も大切に首に付けて。
東隣のバルグェン国が、近年何度も戦争を仕掛けてきて、国は緊張感が増してきているが、市井で生活しているフィリアは実感がわかない。
今日も教会近くの広大な平原で、騎士団が演習をしているなと思う位だ。
しかしそんな中…?
☆話の展開上、視点が何度も変わります。苦手な方はお控え下さい。
軽いですが、戦争とか殺すとかの言葉を使ってますので念のためR-15にします…。
文字数 53,396
最終更新日 2021.08.13
登録日 2021.08.08
主人公は夏の甲子園で教え子を準優勝へ導いた。
が、「理事長の孫を勝利投手にデキなかった」とクビになってしまう。
帰宅後、郵便ポストに手紙と「甲子園の土らしきもの」を発見した。
指定の場所に撒くと、異世界に転移させられる。
土の所持者は魔王で、主人公が撒いたのは「異世界の土」だった。
魔王は魔物率いる女学園野球の監督として、主人公を召喚したのだ。
対戦相手は、人間至上主義をうたう教会のシスターたち。
しかも九割がゴリマッチョ!
主人公は、カーブしか投げられないエルフを矯正し、ドレイの少女を遊撃手として鍛え上げる。
教会の運営する女学園を自主退学したスラッガーが転校してきて、チームも強化されていく。
「九回に入ったら魔法も使いたい放題」とメチャクチャなルールの中、黒一点の監督は女子たちは勝利へと導く。
ハーレム要素あり!?
文字数 44,546
最終更新日 2022.10.20
登録日 2022.09.25
ロクス・ウールリエル、彼は人間と魔族の間に産まれ落ちた。魔族の血を引くため幼き頃より周囲から迫害され不遇の幼少期を過ごした人物。
この世界は人間と魔族が恋愛することは固く禁じられており、ましてや異種族同士での婚姻や出産は禁忌とされていた。
やがて種違いの妹のエイナが産まれ、ロクスが10歳の時に妹は世界を導き、人間と魔族の戦いに終止符を打つとされる『聖印の勇者』として神に選ばれてしまう。
そしてある日、人間と魔族の血を引く『忌子』などという存在が勇者の兄である事実を隠蔽しようと教会から派遣された聖騎士達により、ロクスは人間世界から追放を言い渡される。
「君は生まれてきてはいけなかったのだ」
と。
そして『聖騎士』達から弄ばれるように斬り刻まれ、荒野にボロ雑巾のように捨てられ、絶望感に打ちひしがれるロクスだったが死に際の彼を救ったのは目の前に突如として現れた闇の精霊メルフィラを名乗る女性だった。彼女はロクスに魔王軍に入らないかと提案する。更に彼女はなんと前世からロクスの存在を知っており、前世の彼と共に人間たちと戦った『魔剣ソウルイーター』だったのだ。
魔族の血を引く半人半魔のロクスと、神より選ばれ、勇者として産まれた妹との兄妹の絆は分かたれて、やがて二人は魔剣と聖剣が交差する戦いに巻き込まれていく……魔族と人間、種族の運命を背負った者同士の運命の歯車が動き出したのだった。
これは勇者こそが、人間たちこそが絶対的な正義であるという概念を打ち壊し、主人公ロクスがさまざまな魔族を従えて理不尽と戦い、種族の運命を変え、想いを超えて世界を変える物語。
☆★☆★
『大事なお知らせ』
来週8月22日より新作を投稿予定です。
現在15万文字以上執筆済みのラブファンタジー、そちらはアルファポリス様のファンタジー小説大賞に応募します! 良かったら遊びに来てくださいね
文字数 92,074
最終更新日 2022.09.04
登録日 2022.08.18
歌がヘタじゃ、チャペル・クワイア(聖歌隊)になれないの?
シエラ・クロウは、憧れの聖歌隊、メイトリアール教会の聖歌隊に入りたくて、一ヶ月もの長い旅をして来た。そして期待に胸をふくらませて、入隊を希望したのだが、あっさりと断られた。その主な原因は、今まで一度も歌のレッスンを受けた事がなかったからだ。追い返されて、がっくりと来たシエラ、けれどもあきらめず、歌のレッスンを受けるべく、ホースウエストの山奥まで行って、小さな音楽教室を見つけた。そこでシエラは地獄のレッスンを受ける事になるのだが、この先生、実はとんでもない偉大な人で、かつてはパミネのパルシアで歌うほどの名の知れた大物、少し前まで、一流大学で声楽科の先生をしていたというのだから驚き。しかし当時先生は、優等生なんだけど型にハマりきった学生たちに、頭に来て、みんなの楽譜を破り捨てた。これが原因で大学とケンカ、音楽の世界から完全に引退していた。そんな時、偶然、発声法なんてまるでない、心のゆくままに歌うシエラに会って、その隠れた才能を見抜き、先生、この少女なら声楽界に新しい旋風を巻き起こせると、もう一度音楽の世界に戻る決心をした。ところが彼女の元同僚、バレンタイン・ウッドが、いちいち二人の邪魔をして来て、うまく行きかけていたシエラの聖歌隊入隊の話も白紙となった。後がなくなったシエラとジャネット、この後二人は、とんでもない秘策に出て、宿敵バレンタインの鼻を明かす事となる。
文字数 349,586
最終更新日 2023.12.31
登録日 2019.01.02