「愛」の検索結果
全体で55,322件見つかりました。
「お前を愛することは無い!」
そう言ったのは、今日結婚して私の夫となったネイサンだ。夫婦の寝室、これから初夜をという時に投げつけられた言葉に、私は素直に返事をした。
「……別に要りませんけど?」
※Rに触れる様な部分は有りませんが、情事を指す言葉が出ますので念のため。
※なろうでも掲載中
文字数 27,788
最終更新日 2021.02.19
登録日 2021.02.17
自他共に認める地味な伯爵令嬢のシェリルは、常日頃から超絶美少女である自身の従妹と比べられ、実の父親からも理不尽な言葉を投げ付けられていた。
母と兄は庇ってくれたが、周囲の人間の一部は父の態度に倣って彼女を蔑ろにした。
それは婚約者も同様で、ある日シェリルは大勢が集まる茶会の席で婚約破棄を言い渡されてしまう。
曰く、「シェリルみたいな地味な女は、男にとってはなんの価値もない」「地味なお前なんて、誰からも愛されない」だそうだ。
だが、その婚約破棄は、予想外の事件に発展して───。
※自己評価が低い隠れ才女が、自分の価値を取り戻していくお話です。
※途中から不定期更新になりますので、ご了承くださいm(_ _)m
※感想欄は、基本的にネタバレ有りの振り分けを行なっておりません。本編を読む前に感想欄を開く場合は、自己責任でお願いします。
※すみません💦公開早々ですが、タイトル何度も変更しております。『地味令嬢は愛されないらしい。本当に?』から、色々経て『地味だからと婚約破棄宣言した彼は、なぜか投げ飛ばされました。』←今ココ。
ややこしくて申し訳ありません💦タイトル迷子中なので、今後もコロコロ変える可能性があります。
文字数 72,270
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.08.10
「仕方ない」と白い結婚に耐え続けていた伯爵夫人エリス。
彼女の誕生日、夫は幼なじみのセシリアを屋敷に連れ帰り、エリスが大切にしてきた猫を彼女に見せろと言う。冷めた晩餐の前で心が折れたエリスは、ついに離縁を宣言し実家へ戻った。
彼女の薬草知識と領地経営の才は、北方を守る公爵ディートリヒが目を留める。流行り病に苦しむ公爵領を救うため奮闘するエリスは、初めて努力を認められ、大切に扱われる喜びを知っていく。一方で彼女を失った元夫の伯爵家は傾き、身勝手な幼なじみの嘘も暴かれて――。
我慢をやめた傷心令嬢が、辺境公爵に溺愛され、自分らしい幸せを選び直す逆転愛されファンタジー。
文字数 13,971
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.05.06
母の葬式を終えたその日、三十二歳の榊原美冬は、一軒の古びた床屋へ入った。
「できるだけ、短くしてください」
母が愛した、背中まで伸びた長い黒髪。
それは美冬自身が選んだ髪型ではなかった。
鋏が入り、長い髪が束になって床へ落ちる。
ショートヘアになり、さらにバリカンが走る。三ミリ、〇・五ミリ。そして最後には剃刀が頭皮を滑り、母が愛した髪は完全に消えていく。
髪を失えば、自分を縛っていた母から自由になれる――。
美冬は、そう思っていた。
しかし母の遺品から見つかった手紙をきっかけに、死んだはずの父、存在すら知らなかった妹、そして自分を産んだ「本当の母」をめぐる秘密が、ひとつずつ姿を現し始める。
母はなぜ、美冬の髪を長く伸ばさせていたのか。
なぜ父から届いた手紙を隠したのか。
そして、母が死の間際まで守り続けた「あなたのため」という言葉は、本当に愛だったのか。
髪を切るたび、美冬のシルエットは変わっていく。
ロングヘアからショートへ。
ショートから坊主へ。
そしてスキンヘッドへ。
だが、髪と一緒に過去まで切り落とすことはできない。
床に積もっていく黒髪とは反対に、美冬の前には、家族が積み重ねてきた嘘が次々と浮かび上がってくる。
愛情と支配。
母性と執着。
真実と記憶。
「あなたのため」という言葉ほど、残酷な嘘はないのかもしれない。
母を憎みながら、それでも母を愛してしまう娘の心理と、長い髪を失うことで少しずつ「自分の姿」を取り戻していく女性を描いた、断髪心理イヤミス。
そして物語の最後、美冬は知る。
――死んだと聞かされていた父は、生きている。
すべての真実を知ったと思ったその瞬間から、最後の嘘が始まる。
『髪のない女は、嘘をつかない』
床に落ちた髪だけが、何も偽らなかった。
文字数 12,227
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.09.09
王太子妃に選ばれるのは公爵令嬢であるエステルのはずだった。結果のわかっている出来レースの王太子妃選。けれど結果はまさかの敗北。
父からは勘当され、エステルは家を飛び出した。頼ったのは屋敷を出入りする商人のクレト・ロエラだった。
無一文のエステルはクレトの勧めるままに彼の邸で暮らし始める。それまでほとんど外に出たことのなかったエステルが初めて目にする外の世界。クレトのもとで仕事をしながら過ごすうち、恩人だった彼のことが次第に気になりはじめて……。
純真な公爵令嬢と、ある秘密を持つ商人との恋愛譚。
文字数 128,256
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.01.07
孤独な病室で、19年の短い生涯を閉じた彩葉。
彼女が異世界で授かったのは、白い紙のような髪と、神秘的な紫の瞳を持つ赤ちゃん『オリカ』としての新しい命。
そして――
病弱だった反動による【HP・MP:∞(無限)】の超最強健康体!
さらに、前世で愛した技術【折り紙】と【錬金】のスキルだった。
生まれた瞬間から、エヴェレット公爵家一同はオリカの愛らしさに大狂乱!
冷徹な宰相の父親も、気品あふれる母親も、文武両道の天才お兄様も、全員が理性を吹き飛ばしてオリカを全力溺愛中。
「我が家に天使が舞い降りた……!」(全員一致)
規格外の能力を持つ赤ちゃん令嬢が、可愛い折り紙を折りながら、最強の家族にノンストップで甘やかされる極上ハッピーライフ、ここからスタート!
文字数 137,321
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.07.08
王子の婚約者であるリリアナは、大好きな彼が「リリアナの事など愛していない」と言っているのを、偶然立ち聞きしてしまう。
「こんな気持ちになるならば、恋など知りたくはなかったのに・・・」
ショックを受けたリリアナは、王子と距離を置こうとするのだが、なかなか上手くいかず・・・。
※合わない場合はそっ閉じお願いします。
※感想欄、ネタバレ有りの振り分けをしていないので、本編未読の方は自己責任で閲覧お願いします。
文字数 20,271
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.16
終わりが失恋だとしても、彼らは愛し続けるだろう。愚かなまでに……。
不良の楽園と呼ばれる町、青島で『不良狩り』と呼ばれる風紀委員がいた。
その名は、藤堂正道。
不良達の起こす理不尽な行動が許せなくて、今日も自分の信念に基づいて不良と真っ向からぶつかっていた。
そんな正道の前に、青島高等学校最大の問題児があらわれる。
予想もしなかった、予測すらできなかった問題児に、正道はどう立ち向かっていくのか。
*この物語は様々な恋愛がテーマとなっています。
第一部……ハーレム
第三部……同性愛
第四部……失恋
番外編……友情
第五部~……家族愛
『アルファポリス』様のサイトで番外編『藤堂正道のおしゃべり』を投稿しています。もし、よろしければ読んでみてください。
『カクヨム』様『ネオページ』様で投稿しています。
尚、『第七部 俺達の家族 -団結編-』の『兄さんなんて大嫌いです! 藤堂正道SIDE』はカクヨム様のみ投稿していますので、そちらもぜひ寄ってみてください。
文字数 2,151,119
最終更新日 2026.07.20
登録日 2019.10.01
大魔法師様は運命の恋人を溺愛中。
の二作目の作品となります。
まだご覧頂いていない方は、一作目から見て頂ければと思います。
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王族特務・大魔法師という王族の次に高い地位を持つハイエルフ、リヒト・シュヴァリエ。
銀髪碧眼で容姿端麗、シュヴァリエ家の当主として王都最大の図書館“ミスティルティン魔法図書館”を運営しながらも、時には危険を伴う王族特務の仕事をこなす優秀なリヒト。
ある日、親を亡くし奴隷として過ごしていた北部出身のフィン・ステラと出会ってからは、溺愛の限りを尽く日々を送っていた。
フィンは、天然で騙されやすいピュアな少年だが、一度読んだ本の内容を忘れる事が無いという天才頭脳の持ち主。
トラブルはあったが、王都三大名門の”ミネルウァ・エクラ高等魔法学院“に首席で入学することが出来た。
リヒトから溺愛されながら、魔法学院に通う日々が始まります。
メインカップリング:
溺愛系ハイスペックイケメン大貴族(リヒト)×天然愛され系童顔庶民(フィン)
年上×年下です。
サブカップリングもいくつか出現します。
性描写は★をつけております。
(甘々〜過激)
キスのみであればつけておりません。
※キャラへの質問あれば、お気軽に質問してください!キャラがお答えします!
文字数 742,896
最終更新日 2025.10.03
登録日 2021.07.25
伯爵家の令嬢であるアルシエラは、高慢な妹とそんな妹ばかり溺愛する両親に嫌気が差していた。
ある時、彼女は父親から縁を切ることを言い渡される。アルシエラのとある行動が気に食わなかった妹が、父親にそう進言したのだ。
不安はあったが、アルシエラはそれを受け入れた。
ある程度の年齢に達した時から、彼女は実家に見切りをつけるべきだと思っていた。丁度いい機会だったので、それを実行することにしたのだ。
伯爵家を追い出された彼女は、商人としての生活を送っていた。
偶然にも人脈に恵まれた彼女は、着々と力を付けていき、見事成功を収めたのである。
そんな彼女の元に、実家から申し出があった。
事情があって窮地に立たされた伯爵家が、支援を求めてきたのだ。
しかしながら、そんな義理がある訳がなかった。
アルシエラは、両親や妹からの申し出をきっぱりと断ったのである。
※8話からの登場人物の名前を変更しました。1話の登場人物とは別人です。(バーキントン→ラナキンス)
文字数 48,455
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.08.28
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
文字数 9,659
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.03
愛していた旦那様が、妹と口付けをしていました…。
「……旦那様、何をしているのですか?」
その光景を見ている事が出来ず、部屋の中へと入り問いかけていた。
そして妹は、
「あら、お姉様は何か勘違いをなさってますよ? 私とは口づけしかしていません。お義兄様は他の方とはもっと凄いことをなさっています。」と…
旦那様には愛人がいて、その愛人には子供が出来たようです。しかも、旦那様は愛人の子を私達2人の子として育てようとおっしゃいました。
信じていた旦那様に裏切られ、もう旦那様を信じる事が出来なくなった私は、離縁を決意し、実家に帰ります。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全8話で完結になります。
文字数 8,977
最終更新日 2021.09.20
登録日 2021.09.15
全十話
一日一話18時投稿します。
完結済みです。
王家に嫁いだアンジェリーナ様を見守るお仕事。
王妃様を見守るお仕事だなんてなんと名誉のある仕事だと喜んでいたが、私に任されたのは夫婦の愛し合う時間の監視だった。
王家の後継者に間違いが起こらないように。
王妃様が懐妊した時、間違いなく殿下の子だと第三者証人になるため夫婦が愛し合う時間は私の勤務時間になる。
私の特殊な能力は気配を消せると同時に姿も消せる。
正確に言えば本当に消えているわけではないが、認識されなくなるのだ。
その能力を活かして監視をしろということだ。
ただ見守るだけで今までの5倍の給料がもらえるなんて、ラッキーだと喜んでいたが…。
昼夜問わず、お盛ん過ぎる2人に合わせての生活は過酷すぎました。
終始やりっぱなし
ご都合主義
直接表現あり
苦手な方はご遠慮ください
登場人物
主人公 リエル
気配や認識阻害の特殊能力の活かし、王妃様の営みの見守りと記録を行う。
同僚 ジョシュア
同じ能力の持ち主で、王の見守りと記録係。
二人で見守り記録を行う仕事仲間であり、唯一相談や愚痴を溢せる相手。
護衛騎士 ライアン
王妃様の専属護騎士
王妃様の睡眠時間と営み時間以外は側にいるため、私の仕事時間を知らせてくれる。
ライアンからの鈴の音が目覚まし代わり。
王妃専属侍女頭 レイラ
アンジェリーナが10歳のころから仕え、アンジェリーナからは姉の様に慕われている。
嫁いでからも侍女頭として共に王城で勤務し続けている。
アンジェリーナの要望により、事後の掃除や世話は恥ずかしいのでレイラにだけ任せたい。ということで超絶激務。
1番の苦労人。
国王 カイン
22歳と若くして即位した堅物王。
真面目で清廉潔白、あまり笑うこともなく、周りからも恐れられるほどで口数も少なくクールな印象。
しかし王妃の前ではごく普通の男性だった。
笑顔も見せるし、よく話す。
年相応の性欲を発揮した、人間味のある変態。
王妃 アンジェリーナ
18歳で王家に嫁ぎ王妃になった公爵家の令嬢。
生まれてから淑女とは。と育てられ、真面目でお淑やか。
手を繋ぐだけで真っ赤になり照れていたが、夫婦となった今ではカインに負けず劣らずの性欲の持ち主。
強引なカインに振り回されているようで、楽しんでいる変態。
文字数 30,814
最終更新日 2026.08.24
登録日 2026.08.15
★タイトル変更&改稿済み
前世で、夫と妹に裏切られ、毒殺された私は――十六歳の自分に死に戻った。
もう二度と同じ未来にはしない。
そう決意した私は、第二王子の婚約者候補から逃れるため、不遇の第一王子・リオン殿下の力を借りることに。
ところが、文通やお茶会を重ねるうち、私は彼に惹かれてしまう。
自分の未来を変えるだけではなく、彼の未来も変えたいと、参加した公務で私は前世の自分が知らなかった事実を、少しずつ知っていくことになる――。
なぜ私は、二度目の人生を生きているのか。
その答えを知ったとき、私は初めて気づく。
この二度目の人生が、ただの奇跡ではなかったことを――。
これは、未来を変えたい令嬢と、彼女の知らないところで未来を繋いだ第一王子の、二度目の恋の物語。
★前回作、私が行方不明の皇女です~生死を彷徨って帰国したら信じていた初恋の従者は婚約していました~ も良ければお読みください!
※本作品はオリジナル作品でAIは補助的利用(AI校正利用)しています
※画像はAI生成したイメージ画像です
文字数 317,780
最終更新日 2026.09.21
登録日 2026.07.18
結婚式まであと半年。
公爵令息エドワードは、幼い頃から愛し続けてきた婚約者リリアーナから「好きな人ができました」と告げられる。
相手は学園で出会った子爵令息。
本当は引き留めたかった。
それでも彼女の幸せを願い、エドワードは婚約解消を受け入れる。
失恋によって初めて気づく。
自分の人生が、いつも彼女中心だったことに。
これは、一途すぎた青年が傷つきながらも前を向き、本当の愛を知るまでの物語。
そして、愛されることを当たり前だと思っていた少女が、失ってから後悔する物語。
※『婚約破棄したくないわたくしと、婚約破棄させたい人たちの七日間の攻防』とリンクします
文字数 37,582
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.06.11
伯爵家の前妻の娘であるクラリスは、継母と異母妹に遠慮しながら暮らしていた。
「クラリスは聞き分けが良いもの」
そう言われるたびに、欲しいものも、行きたい場所も、少しずつ諦めてきた。
ある日、体調を崩した妹の代わりとして、急遽王城の舞踏会へ出席することになる。
灰色の古いドレスを纏い、誰にも期待されないまま訪れた舞踏会。
けれど王太子アルベルトは、彼女を見るなり目を見開いた。
「――やっと見つけた」
それは幼い頃、一度だけ出会い、ずっと探し続けていた少女への言葉だった。
誰にも愛されていないと思っていた灰かぶり令嬢は、その夜から王太子に溺愛され始める。
文字数 68,513
最終更新日 2026.08.26
登録日 2026.07.31
『天界の嫌われ者についに罰が下った。
多くの天使達は、天界唯一の汚点とも言える者が報いを受けたことに安堵し、平穏な日々が訪れたことを喜んだ。
嫌われ者の大天使が、誰にも気づかれず、ひっそりと息を引き取ったことも、その瞬間、誰に祝福されることもなく、新たな命が生まれていたことも知らずに────』
神様と天使達がいる世界のお話。
ふわっと設定なファンタジーの世界。
嫌われ、のち愛され。山も谷もありませんが最初は谷からのスタートです。
※総受け愛され系の一妻多夫なお話になります(全員×受けという訳ではありません)
※ガタイの良い見た目だけは俺様系筋肉美丈夫受け(中身は幼児)(なに受けと言えばいいのか分からず迷走中です…ガチムチではないですが、6パックに割れた腹筋とたわわな雄っぱいが魅力の褐色男性受け)
※美人、美青年、可愛い子攻め。
弱々な受けちゃんをひたすらに愛でて囲って慈しんで貪る溺愛系攻めと無自覚愛され系受けが書きたかった次第です。
★第9回BL小説大賞にて、奨励賞を頂きました!★
初創作、字書き歴も2mmくらいのペーペーの作品ですがお付き合い頂けましたら幸いです。
文字数 1,173,073
最終更新日 2024.02.03
登録日 2020.09.15
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
文字数 6,254
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.12.17
「貴様は、ただ頷くだけでいい」
二十一歳の公爵令嬢セシリアは、王太子妃教育として「北方支援費」の帳簿を任されていた。
だが、その金は北部を救うためのものではない。王太子と、財務卿である父が自由に使う王家の機密費だった。
不自然な支出に気づいたセシリアは、十歳の弟アルフレッドと領民を盾に取られ、すべての横領を一人で行ったという虚偽の自白を強いられる。
婚約も家名も身分も奪われ、社交界から病気による修道院入りとして消された彼女が、秘密裏に送られた先は北部の鉱山だった。
飯炊き、洗濯、水汲み、冷たい視線。
誰も守ってくれない場所で、セシリアは余計なことを言わず、生き抜く術を身につけていく。
やがて、彼女が何気なく正した一冊の帳簿から鉱山の生産性が上がり、その変化に気づいた辺境伯によって城の実務へ移される。
粗野で率直な辺境伯は、セシリアの意見が正しければ、自分の命令さえ改める男だった。
そしてセシリアは知る。
王都が帳簿の上で北部へ送ったはずの支援は、一度も届いていなかった。
けれど北部には、もともと人も物も知恵も、小さな交易の流れもあった。
彼女がしたのは、その流れを見える形にし、地域の境を越えてつなぐこと。
王都を通らない道が生まれ、商人と諸侯が北へ集まるにつれて、かつて「辺境」と呼ばれた北部は国の中心へ変わっていく。
一方、王都は物流と信用を失い、少しずつ孤立していく――。
父と王太子にすべてを奪われた公爵令嬢が、自分の意思で生きる場所と愛する相手を選び、最後には彼女を捨てた王都のほうを辺境にする逆転恋愛譚。
全70話・完結まで執筆済み。順次更新予定です。
文字数 166,867
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.08.21
婚約者の心には愛する女性がいた。
でも貴族の婚姻とは家と家を繋ぐのが目的だからそれも仕方がないことだと承知して婚姻を結んだ。私だって彼を愛して婚姻を結んだ訳ではないのだから。
でも穏やかな結婚生活が私と彼の間に愛を芽生えさせ、いつしか永遠の愛を誓うようになる。
だがそんな幸せな生活は突然終わりを告げてしまう。
夫のかつての想い人が現れてから私は彼の本心を知ってしまい…。
*設定はゆるいです。
文字数 43,578
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.15