「持つ」の検索結果
全体で10,380件見つかりました。
【奇怪な少年が居た。その者新選組十一番隊隊長、盲目の女剣士、無類の戦好き】
盲目の小さな剣士が居た。
白妙の布で目元を隠し、藍の髪と深い碧眼を持つ奇怪なその剣士の正体は、女であった。
辻斬りの下手人として捕縛された彼女は、その身を新選組に置くこととなる。
盲目ながら、獣のように戦う腕利きの二刀流剣士であった彼女の手綱を握ったのは、新選組"鬼の副長"、土方歳三。
因縁の相手長州・土佐との戦い、失明の過去、ふざけた日常、恋の行方を辿る、彼等が生き抜いた軌跡の物語。
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サブエピソードはこちら
『誠眼の彼女 挿話録』
https://kakuyomu.jp/works/16816927862501120284
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史実に基づきつつ、普段歴史ものを読まない方にも読んでいただけるよう書いております☺︎2022.5.16 執筆開始@アルファポリス
※歴史・史実と異なるところがあります。
※この物語はフィクションです。
※歴史の知識は文章内に記載してある為不要です。
※起首までは過去作の改訂版です(執筆開始 2016.11.25 『起首』まで)
⚠︎一切の引用転載転記を禁じます
お誘いを受けたきっかけで、このサイトでも公開してみることにしました(*´꒳`*)
歴史小説大賞にエントリーしてみます。
文字数 162
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.25
キャラデザインや声優は豪華だったためある意味人気のフルダイブ型VR乙女ゲーム、『イノセント・ラブ』、しかしキャラ攻略にあまりに高難度なアクションプレイを要求するため、多くのプレイヤーは挫折………私、蒼井天音はやり込みの末、全クリを達成した…………ある日、妹が自分の名前でやりたいと言い、せっかくクリアしたゲームデータを消去、あまつさえ自分がクリアできないから私に全クリしろと言ってくる、しかも半年かけて漸く全クリし終わったこのゲームをたったの2日で……妹は小さい時から猫被りがうまく両親から可愛がられている、隣の家の窓を割ったのを私のせいにしたり、私に虐められただの嘘をついたり、そうした印象操作の結果、基本的に私が悪いというふうに両親は決めつけてくる、なのでこの要求を呑まないと後で両親から理不尽な説教をされるので泣く泣くプレイし始める、食事の時間も惜しみ攻略をし続け、二回目の全クリを果たす…………ぶっ通しでプレイしてため、何か食べるためにコンビニを目指すが、空腹のせいで階段から転げ落ち、そのまま死んでしまう、気づいた時にはなぜか『イノセント・ラブ』のスタートイベントが始まっていた………次々と襲いくるチート武器を持つ攻略対象達や敵をゲームで培ったテクニックや知識、あらゆるものを総動員して勝ち、好感度を上げつつ、成り上がっていく。
文字数 10,215
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.06.22
──Vの名を持つ者は『ヴィラン』である。
孤児だったアイリスを拾った紳士が最初に教えたのは、風呂の入り方でもテーブルマナーでもなく、与えられたミドルネームが背負う意味についてだった。
任務を完遂して「国外追放」とともに大金と自由を手に入れるか。それとも正体がバレて処分されるか。
がぜん、国外追放がいいに決まっている!
自由を手に入れるため、そして未来の王族を鍛えるため、日々悪役令嬢になりきるアイリスだが……。
「いざとなれば私が求婚します」
邪魔してくるのは犬猿の仲の末席王子!?
なんでこんなことに……!
*作中の世界観、階級制度、騎士制度、慣習その他諸々はご都合主義のふんわり設定です。雰囲気でお楽しみください。
文字数 22,991
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.11.14
プーチンが戦争を起こすには、彼を正統な政治的権力者であり上司であると認め、
命令を実行する無数の人々の協力が必要だったのである。
要は彼の権力は、軍や警察や官僚やロシア民衆といった協力者たちに依存している。
いくら偉そうにしていても、協力者がいなければプーチンと言えども
「上半身裸で馬に乗る、ただのマッチョなおっさん」にすぎないのだ。
考えてみれば当たり前にも思えるが、このコロンブスの卵に気づいて理論化したのが、ジーン・シャープである。
彼は「人々の協力」という「権力の源泉」を崩壊させさえすれば、
抑圧者が持つ権力そのものが自然に崩壊してしまうメカニズムを見抜いた。
そしてそのメカニズムを起動させるには、暴力よりも非暴力的手法の方が、はるかに強力で犠牲も少ないと悟ったのである。
シャープはこの気づきと、非暴力抵抗の歴史的実例(巷の思い込みに反して、実はたくさんの成功例がある)を挙げながら、
それが独裁者であれ、占領者であれ、権力を無力化するための198の非暴力的方法を列挙している。
それは抑圧者に対する政治的・経済的・社会的協力を、
官僚も軍も警察も組合も民間団体も民衆も
公然と拒否し、非協力を貫くための具体的方法である。
シャープはこうした手法を、時には国を挙げて一斉に、時には分野を限って選択的・集中的に行うことを提唱する。
そうすることで、占領者による統治をあらゆる局面でボイコットし、困難にさせるのである。
そして占領を継続しようとしても、人的・経済的・政治的コストばかりがかかって果実が少ないという状況を出現させ、
最終的には撤退に追い込むわけである。
暴力を使うことは、権力者が優位性を保つ土俵にわざわざ自分から乗って、
自らを不利にする行為だからである。
暴力を使うことで、非暴力闘争の力を減じることはあっても、増大させることはありえないからである。
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#1
1、国会、国連で人類共通の闘争戦略にしていく。
2、防衛費を支援、福祉、介護、医療、生きやすくするあらゆる面に回す。
非暴力抵抗を実行できる意識戦略。
・行動を起こせる目標
↓↓嫌がる自分、苦しがる自分を本気で怒る(=すべてを肯定する)。
・苦しいをやり過ごせる目標
↓↓生死の境という魅惑の別世界。に到達する。
・うんざりをやり過ごせる目標
↓↓戦略、やり方をひねり出す。
または、それぞれの状況で全部使う。
目標にする。
意識をそっちの方向に向けておく。
https://ka2.link/situke/betusekai-2/#b.
文字数 2,982
最終更新日 2023.03.17
登録日 2023.03.17
様々な生き物やモンスターを配下にできる【テイム】のスキルを持つ少年テネアは、度胸試しで迷い込んだ洞窟の奥にて、衰弱していた美しい白銀のサキュバスお嬢様であるフェルストゥーナを助けることになった。
傷ついて動けない彼女を回復させるために【テイム】のスキルで配下にして、回復させるために自身の精液を捧げると、その味とチンポを大変気に入られることになってしまう。
あまり喋らない無口なフェルストゥーナに溺愛されることになってしまったテネアは、訳もわからないまま毎日のごはんとして気持ちよく搾精されてしまうのだった。
スキルで配下にしたはずの無口なサキュバスお嬢様に、ラブラブえっちで搾精されながら上下関係を逆転されてしまい、マゾ調教済みのお婿さんにされちゃうお話です。
※:★付きの話がえっちシーンになります。
文字数 10,930
最終更新日 2023.03.29
登録日 2023.03.23
黒魔女の呪いにより、倒れた王子。救えるのは<真実の愛>を持つ者のみ。見事救ったミーナは王子と婚姻の運びへ。一方、黒魔女討伐に赴いた白魔女は信じられない話を聞き…。
文字数 3,298
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.06.01
高校生の葵は、音楽室でピアノを弾く才能を持つ美しい少女。寡黙で孤独な少年・雄介はヴァイオリンに情熱を燃やす。偶然の出会いが二人を結びつけ、文化祭でのデュエットを目指すことになる。彼らの音楽は魂を揺さぶり、心を通わせる。しかし、恋に発展する前に体の関係が芽生える。成熟した恋愛の中で、彼らは自己の葛藤や人間関係の複雑さに直面しながらも、音楽と愛を通じて成長し、心の絆を深めていく。一緒に歩む未来への扉が開かれる中、二人は濃密な恋物語を紡いでいく。
文字数 8,025
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.23
本の虫で、女だてらにズボン姿で闊歩する風変わりな令嬢ビアトリスは、エリオットという地下室にひきこもる青年と結婚しろと父から命令される。
作家の夢を諦めかけ、夢も希望も失っていた彼女は、実家から厄介払いされる形で渋々嫁ぐが、自分をキワモノ扱いせず一人の人間として接してくれるエリオットを知って、意外にも馬が合うことに気付く。
しかも、作家志望という同じ夢を持つ仲間と知って、彼女は大喜び。親睦を深める中で、中断していた創作活動を再開していく。
しかし、エリオットは妻の知らない秘密を持っていた。失踪した兄への過剰な思慕、そしてひた隠しにする正体——。
だんだんと二人は距離を縮め、エリオットも外に出る機会が増えてくるが、穏やかな時間はいつまでも続かなかった。世間知らずで浮世離れした二人が、おままごと夫婦を卒業できる日はやって来るのか?
タグにも書きましたが、ヒーローはイケメン化しない非イケメンよりのフツメンです。ヒーローがヒロインと出会うことでコンプレックスを克服する話が性癖なので…すいません。
最初はほのぼのですが、中盤からシリアス展開が入ります。ハッピーエンドですが、途中胸糞展開もあるのでご注意。道のりは辛くても、すっきりしたカタルシスをお約束するので、信じて着いて来てください!
完結確約、全36話です。
★★★恋愛小説大賞参加作品です★★★
文字数 122,666
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.01.27
主人公、楠本蓮(くすもと れん)は、田舎の小さな町で生まれ育った。しかし、彼の人生は決して順風満帆ではなかった。母親から「お前なんて産まれてこなければ良かった」と言われ続け、その言葉に打ちのめされる日々。父親も既に失踪し、蓮は心の拠り所を失い、次第に非行に走るようになる。
町の人々からも疎まれ、学校でも孤立していた蓮は、何度も自分の存在意義を問いかけた。しかし、そんな彼の運命はある日、大きく変わることになる。謎の老人が現れ、「お前は神の末裔の生まれ変わりだ」と告げる。その言葉に半信半疑ながらも、蓮は次第に自らの血筋についての興味を持ち始める。
謎の老人から与えられた古代の文書や遺跡の手がかりを元に、蓮は自分のルーツを探る旅に出ることを決意する。その旅の中で、彼はさまざまな試練と出会い、自らの能力に目覚めていく。超自然的な力を持つ仲間たちとの出会い、過去の因縁や家族の秘密、そして彼自身の成長――これらが織り成す冒険譚が展開される。
この旅を通じて、蓮は単なる非行少年から一人前の戦士へと成長し、最終的には世界の運命を握る鍵となる存在へと変貌を遂げる。だが、その過程で彼は多くの敵や試練に立ち向かわなければならない。古代の神々の力を宿した遺物を巡る戦い、謎めいた組織との対決、そして自らの内なる闇との葛藤。
蓮の物語は、過去の自分を乗り越え、真の自分を見つけるための壮大な冒険である。彼は果たして、自らの運命を受け入れ、神の末裔としての使命を全うすることができるのか?
文字数 39,556
最終更新日 2025.08.25
登録日 2024.05.25
文官一家であるレティシア伯爵家は武力を持つ家と繋がりが欲しく、辺境伯という爵位を貰ってからまだ二代目であるグレイシス家は長い歴史を持つ王都の貴族と婚姻関係を結ぶことで貴族としての箔を付けたかった。
そんな分かりやすい政略結婚のため、レティシア伯爵家の次男であるリールは雪と氷に閉ざされた辺境の地へとやって来た。
十年前から決まっていた結婚相手だと言うのにリールは相手の顔さえ知らず、きっと相手もリールに興味なんてないのだろうと、そう思っていた。
※他のサイトにも投稿しています。
文字数 19,393
最終更新日 2025.09.27
登録日 2025.09.24
恐ろしい噂を持つ王子、ファレノプシス。彼の花嫁選抜という名の舞踏会に出席したアイリーシェの受難。
選ばれたくないのに選ばれた彼女は、彼から逃れられるのか…。
のんびり更新します。
文字数 45,524
最終更新日 2018.02.04
登録日 2017.02.12
『お前はもう死んでいる』と、僕に言われた相手は3秒後に死ぬ。という能力を持つ思春期の僕は安全な公務員になろうと努力する。そんな話。
―10万文字までのあらすじ―
騎士になるために学園に通う普通の学生と自分では思っている主人公レルは『組織』に入っており、そこで実行部隊トップになっていた。レルはそこまで裕福な家庭で生まれてはいないため学費を支払うため『組織』の仕事をこなし、その金で学費や生活費を賄っていた。レルは『能力が一つしかなければ、剣なんて使ってない』のにも関わらず、『組織』の人間からは『多重万能能力も持っていて、目にも見えない神速の剣を使う男』と勘違いされている。そんなある日、『新魔王軍』が動き出し始めたから国を守るため、レルは『組織』から敵の幹部を殺すミッションを依頼され、開始する。
文字数 88,244
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.05.16
中高一貫の男子校に通う兼村幸人。ある時、学園祭で舞台に上がり剣舞を披露する3年の先輩、金川祐樹に惚れてしまう。
先輩の所属する剣道部に入る勇気のなかった幸人は、なんとか接点を持つために試験の過去問を借してほしいと祐樹に話し掛ける。
文字数 22,134
最終更新日 2020.11.06
登録日 2020.11.04
色々と未定ですが小説を書いてみたくなったので適当に書いてゆきます。
今後清書して整えてから再投稿する予定です。
第三次世界大戦の際に、使用された新兵器に含まれていた物質には、その物質を取り込んだ人間に、特異的な力を与える効果があった。
『異能(未定)』を持つ人を、人々は『異能力者(未定)』と呼び、恐れ蔑んだ。
異能力者を恐れた人々は、異能力者を移住と称して、半ば強制的に⦅リアパラス⦆と呼ばれる人工島に隔離した。
非武装でも圧倒的な武力を持つ異能力者を集めた島などまともに稼働するわけがなかった。
数年も経たずに島内に作られた政府は崩壊、島全体が無法地帯と化した。
これは物資が乏しくなり治安がひどく悪い人工島を生き抜く一人の男の物語である。
文字数 1,459
最終更新日 2022.07.17
登録日 2022.07.17
大陸には西国と東国、二つの国があった。両国は長年争ってきたが、ある時、突然大陸の中央に巨大な塔がそびえ立つ。彼らは悪魔軍と名乗り、二つの国に侵攻。塔を中心に徐々に大地を砂漠へと変えていた。
舞台の始まりは西国。そこには、次元門と呼ばれる場所がある。今は全く動かないが、あらゆる世界や時代につながると言い伝えられている門である。その次元門の前に捨てられ、育ての親を殺した犯人を追うクロス。翼を持つ希少なレプタイルのリズ。そして、現代から転移してきたロニ。ある日、最前線にいるクロスの元に一通の手紙が届く。それは、自分の二人目の育ての親の遺言だった。「次元門へ行ってくれ」そのことをきっかけに、クロスが長い間避けていた次元門への旅が始まる。仲間のリズとロニをつれて。
登録日 2014.08.27
ユニークスキル【研修生S】を持つセーヌさん。
人に教えてもらうことで該当スキルのSランクを取得できる。
効率良く強くなり、仲間を集めるために冒険者ギルド受付になったセーヌさん。
冒険者ギルド受付Sとそれに付随して得た鑑定Sを用いて、今日も一日頑張るのであった。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
文字数 61,389
最終更新日 2026.03.17
登録日 2026.02.12
この世界ではほんの一握りの人間しか持つ事が許されない資格___人形師。
彼らによって作り出された人形は意思を持ち、感情を持って主である人間に仕える。
人形師の少女、ステラはある日依頼主の注文通りに男の人形、ノアを作り出す。
ステラを愛してやまないノアだが、彼女はそれを良しとせず突き放す。
人形師が人形に情なんて移してはいけない。
文字数 1,819
最終更新日 2017.09.17
登録日 2017.09.17
人間が生まれながらにして持つ魔法の力と、遅れて発展した科学の力が融合した世界。
終わりのない戦乱の中に誕生したエルディラント帝国は、建国以来の軍事主義を貫き、次々と他国を侵略していった。
皇帝ペルガモンの圧政によって、民は厳しく税を取り立てられ、兵役を課せられ、明日も分からない日々を生きていた。
国境付近にある小さな町プラトウに住む少年シェイドは幼馴染のソーマと共に、税目のひとつであり、エネルギー源でもある鉱石を採掘する毎日を送っていた。
ある時、首都エルドランに隠遁する高名な予言者が、
”プラトウが自国軍の襲撃を受け、廃墟と化した町から放たれたアメジスト色の光が世界を包み込む”
と予言する。
真偽を確かめるべく国の重臣が現地に向かうも一足遅く、町は蹂躙されてしまう。
襲撃を生き延びたものの家族や親友を失ったシェイドは、怒りと悲しみから秘められた魔法の力を解き放つ。
眩い光が軍を一瞬で蹴散らしたのを見て、重臣は彼の規格外の力を見込んで救世主として祭り上げ、叛乱軍を結成することを画策する。
果たして叛乱は成功するのか?
予言にある、”アメジストの光が世界を包み込む”とは何を指すのか?
これは時代に翻弄され、時代に利用された、ひとりの少年を取り巻く物語である。
※カクヨム様、小説家になろう様、ノベルアップ+にも掲載しています
文字数 307,084
最終更新日 2024.08.17
登録日 2020.03.10
猛暑を振るうド田舎のど真中、坂巻 中(さかまき あたり)は悪態をつきながら目的地である赤名町を目指す。
そこで出会った佐瀬島ゆきと佐瀬島すすぎ。
同じ名字を持つ二人の共通点は?そして、赤名町を目指す中の″本当の目的″は?
文字数 18,318
最終更新日 2020.07.26
登録日 2020.07.26
この小説の筆者も、この小説そのものも、むろん架空のものである。にもかかわらず、昨今の創作界隈を見てみると、このような人物は、今の社会に存在しうるのみならず、むしろ存在するのが当然なようにも思える。私は、いわゆる中2病と呼ばれる人間の持つ性格の一つを、皆さんの面前へ引きだしてみようと思った。それは今だに、創作界隈の人間によくみられる、典型的な人物像であるとすら言えると思うからだ。
『タペストリーのプリンツ・オイゲン』と題する最初の断章において、彼は猫とシド・ヴィシャスに対する愛着について語り、自分のような人物が現われた理由、否、現れなければならなかった理由について、説明しようと欲している。以後に続く、『時空管理局の女』『黒衣の少女』『古書店の尼僧』の各断章において、並行世界における彼の別の可能性が語られるが、その全ての断章において、ヒロインたちは、実体を持たない。にもかかわらず、圧倒的な存在感を持って、それぞれの物語における彼に語り掛けてくるのである。
なお、『古書店の尼僧』におけるヴァルダさんは、私には『黒衣の少女』に登場する幻影と同じ存在のように思えるのだが、断言はしないでおく。私はただ、別に世界線に存在するアケミから送られたビジョンを、忠実に引き写すだけである。
文字数 160,230
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.08.30
