「泣いていた」の検索結果
全体で128件見つかりました。
ーーあの日君を殺したあいつなんかに君を二度と渡すもんか……!ーー
前世……現代日本で生まれた佐藤誠は、自分の彼女の葬式に来ていた。ストーカーに殺された彼女の遺影を見て、泣いていた彼は、護送車に跳ねられ、命を落とした。気がつくと自分は5歳くらいの女の子に生まれ変わっていた。それは彼女が前世で愛していた乙女ゲームの悪役令嬢だった。彼女は婚約者の王子として転生しており、涙の再会をはたすも、前世の記憶のない彼女は誠の言葉に動揺し、距離を置かれてしまう。渋々家に帰る途中に出会ったのは、このゲームの主人公であり、彼女を殺したストーカー男だった……!彼は誠に18歳の夜、赤い夕日に染った海で彼女と心中すると宣言する。誠はストーカーの思い描く未来を阻止すべく、立ち上がる。
文字数 24,590
最終更新日 2021.09.08
登録日 2021.08.07
おもちゃで遊びたくて泣いていた少年が出会ったのは――武器屋のお姉さんだった。不運にも、幸運にも。皮肉にも。お姉さんは少年に、おもちゃの代わりに様々な武器を与える。槍、弓、剣、戦艦、銃。それを少年は、まるでおもちゃでも扱うように簡単に使って、戦場を回るのだった――。皮肉と狂気が乱舞し、果てには愛が生まれる。そんな、一つの物語。
文字数 1,707
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.03.09
テスト明けに水泳の練習をしようと新とその仲間、龍馬と宗と勝平が夜のプールに忍
び込む。勝平が塩素を入れないと汚いと言って用意していると、滑って転んだ宗によって
突き落とされ、プールを塩素を過剰投与してしまう。四人揃って全身の毛が茶色になり、
更にその騒ぎによってプールの水道管を破壊してしまい、歌島高校のプールが使えなくな
ってしまった。その責任を負って新たちは志摩崎高校に依頼し、プールを貸してもらうこ
とになった。
悪評が伝播している中、志摩崎高校のプールで活動する歌島高校水泳部だったが、ある
日、新が灯台で一人泣いていた初乃を見付ける。タイムが縮まらないことに悩んでいるの
を知り、相談役を買って出て初乃と打ち解けていく。
登録日 2019.01.08
◇街角で、その少女は泣いていた……。出会った少年は、夢への入り口か。◇
戦いの中で育った少女、ルーフェイア。彼女は用があって立ち寄った町で、少年イマドと出会う。
そしてルーフェイアはイマドに連れられ、シエラ学園へ。ついに念願の学園生活が始まる。
◇◇第16回ファンタジー大賞、応募中です。応援していただけたら嬉しいです
◇◇一人称(たまに三人称)ですが、語り手が変わります。
誰の視点かは「◇(名前)」という形で書かれていますので、参考にしてください
◇◇コンテスト期間中(9月末まで)は、このペースで更新していると思います
しおり機能で、読んだ場所までジャンプするのを推奨です…
文字数 698,197
最終更新日 2023.10.01
登録日 2023.08.27
ふとぼんやりとした意識の中、徐々に視界が復活してくる。
そして、徐々に鮮明になっていく視界の先には綺麗に裸に剥かれた1人の少女がいた。
それも、発育もままならない、8歳くらいの小さな女の子。
首には鎖のようなものが繋がれていて、今後起こりうる状況に少女は抵抗も出来ずに涙を流していた。
そして、何故こんな状況になっているのか俺は見渡していると、今まさに俺が目の前の少女を襲おうとしていたのだ。
良く確認してみると、俺の体もスッポンポンになっていて、それに俺には毛すら一本も生えてない小さなチ◯チ◯があった。
俺、絶賛就活中だった大学3年生の佐藤達也は今の状況を理解しきれずにいた。
何度も確認するが目の前には首に鎖がついた裸の少女、そして上に乗っているのは豪華な大きなベッド。
そして、同じくそのベットに乗るスッポンポンの俺。
「とりあえず良く分からないけれど服一度着ようっと」
俺、佐藤達也はとりあえず冷静になる為にも脱いである服を着ることした。
「ねぇ、君もいつまで裸でいるの? 早く服着なよ」
いつまでもそんな格好で居られたらそう言う気分になってしまうかもしれない。
まぁ、だからといって小学生に興奮するなんて性癖は持ち合わせていない。
俺の言葉に驚いている少女。
先程までシクシクと泣いていた少女は不思議そうにこちらを眺める。
「…………わたししなくてもいいのですか?」
少女は涙声で俺に尋ねてくる。
なんだかその状況に俺の心はぐさりと抉られる。
なんなんだ、この背徳感は。
こんな小さい女の子にこう言わせてしまう何て、俺ってめちゃくちゃ悪役みたいじゃないか。
背徳感に苛まれた俺は後に気づくことになる。
『俺は何故かしら、異世界転生を果たしたのだと。そして、それも極悪奴隷商の悪役息子に転生してしまったのだと』
文字数 737
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.05.19
日本のポップシンガー瑛人はコンサートの打ち上げの後、酔って寝ていると夢の中に美少女が現れた。美少女は泣いていた。理由を聞くと美少女は歌が下手で上手になりたいと訴えていた。「歌はこころだ。思う通りに歌えば良いんだよ」と慰める。朝、目覚めると瑛人は見知らぬ部屋で寝ていた。起きて鏡を見ると写っていたのは夢に出てきた美少女だった。身体は十七才の美少女、心は四十代のおっさんシンガー、矛盾を抱えながら瑛人の異世界での物語が始まる。
文字数 25,609
最終更新日 2023.08.24
登録日 2023.03.13
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私は親の自殺を止めたことがある。
あれは私が小学校のころだったと思う。
母は大量の薬を飲んで、水を飲もうとしていた。
兄と僕が、力ずくで彼女の腕を抑える。
大量の薬が唾液で溶かされて、彼女の口から吐しゃ物のように漏れていた。
母は痛い痛いと泣いていた。
私は親が自分を殺そうとしている瞬間を目の前で見たことがある。
文字数 4,291
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.07.05
文字数 3,065
最終更新日 2018.08.10
登録日 2018.08.10
夜中、突然スマホの通知が鳴り響く。
「相談があるんだけどいいかな。」
まさか君から連絡が来るなんて思っていなくて、一瞬固まった。
俺は急いで既読を付けた。
あの頃の俺には何もなくてさ、君とは不釣り合いだと思っていた。
「俺のどこがいいの?」
なんて聞いたことがあったね。
そしたら君は笑って答える。
「秘密だよ。ばーか!」
放課後は二人で帰ることが習慣になった。
俺の壊れた自転車がうるさくて、それは君のツボだった。
雨の日、一本の小さな傘を分け合ったこともあったね。
ビショ濡れになっても君は笑っていた。
君といるとさ、何もかもが楽しくて、そんな幸せが俺を変えてくれた。
それなのにこれがあたりまえだと思っちゃってさ、
君といる大切さに気付けなくなってしまった。
大粒の雨が降っていた。
放課後、君を体育館裏に呼び出して、
そして別れを告げた。
君は何も言わなかった。俺を責めなかった。
ただ、なにも言わずに泣いていた。
進学して学校は離れたけど、それからも連絡は取り続けた。
君は相変わらず優しかった。
でも、急に返事が来なくなった。
SNSで知ったけど、彼氏ができたんだね。
君の勝手だから何とも思わないけど。
思わないけど、なんだろうこの気持ちは。
言葉にならない気持ちのせいでその日の夜は眠れなかった。
近くの学校だったのに、君とは一度も会わなかった。
ああきっとこれは天罰だ。君を苦しめた罰だ。
身勝手な俺にはお似合いな罰さ。
やっぱり君のことが好きだ。
「こんな夜中にごめんね」
なんて君は言うんだ。
むしろ俺からしたら「ありがとう」なんだよ。
頼ってくれてありがとう。
また出会ってくれてありがとう。
文字数 675
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
『俳句甲子園』と言うものがある。
毎年8月19日、はいくの日にちなんで行われている。
575と言う文字数でいかに、周囲にあっと言われる……感心させられる、ハッと思わせる。
ただ、詠むだけではなく、聞き手にも情景を思い描いてもらえるような作品を発表する場である。
一年生の笠岡梨紗は、1日目の試合で負け、泣いていた。
一学年上の粟井原遼一は、その梨紗を引っ張って行く。
どうなるか。
そして、今年も俳句甲子園の予選が始まる。
二年生になった梨沙は、遼一は?
文字数 17,584
最終更新日 2018.07.01
登録日 2018.07.01
童話風な短編です。
みんなと違う色で生まれたギャーコはいつも泣いていた。
しかし、ある日、王国に招待される。
文字数 1,386
最終更新日 2020.10.27
登録日 2020.10.27
「うっうっ······」
凛桜は近くの公園のベンチに座り泣いていた。怒鳴っていても彼の事が大好きだったから。
そんな彼女に、
「······となり、いいかしら?」
「えっ、だれ?」
隣を見ると、言葉を失った。
そこには自分の顔ほどの大きさと青い全身タイツを着てトンボのような羽の綺麗な人が、妖精が座っていた。
「な、なによ、あんたは?」
「ワタシの名前はサイネリア、妖精です」
妖精物語第2弾🧚
落ち着いた妖精 サイネリアは、ベンチで泣いている女性に出会う。
クリスマスに彼女は彼氏に浮気されてしまったようで元気になってもらうショートショートストーリー🎵
※『エブリスタ』『ノベルアップ+』でも投稿してます。
※『ノベルバ』ではボイスノベルも投稿中
文字数 6,752
最終更新日 2021.11.30
登録日 2020.09.13
以前に載せていたショートストーリー。(少し修正)
文字数 1,756
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.09.02
親が離婚をするらしい。
現代社会において離婚率は三割を超えるようで。
だから気にする事では無いみたいで。
或いは辛いね辛いねと慰められる事のようで。
私の気持ちは宙ぶらりんだ。
誰も掴めやしない。
誰も理解はしてくれない。
勿論、宙へ浮いた気持ちは私にも知れない。
周りに求められている自分も。
悲劇の最中にいる気の自分も。
きっとどちらも自分じゃ無い。
そもそも自分なんてずっと居なかった。
誰かに依存していたんだって気付いた。
友達に、憧れの人に、親戚や、両親に。
愛されていたかったから。
愛される着ぐるみを着たんだ。
それに気付いたからかな。
いいや、そんなの関係無かった。
そんなのは一人の時間が生んだ只の自己分析で。
結局はただ逃げ出したかっただけなんだ。
何も考えたくなくてここに着いた。実習棟一階の階段横の物置。ここには誰も来ないし、来たところで皆無関心だ。けれど逃げた先でも、自分自身は絶対に私を逃がしてくれはしなかった。
そこへふらっと貴方が現れた。ボロボロの身体で、反骨の心を顕にした顔つきで。貴方を一目見ただけで、私は少し救われた気がした。貴方は俯いて泣いていた私を見て、どう思っていたんですか。
文字数 10,905
最終更新日 2019.11.22
登録日 2019.10.15
紅い眼を光らせ、白銀の髪をなびかせる少女、ハヅキは高校生。
最近の"食事"で満足出来なくなってきた彼女はある田舎から飛び出して
少し変わり者ぞろいと噂の「白雪工業高校」へと入学。
そこで見つけた臆病な女の子、
橋浜(はしはま)みずきにある取引を持ちかける。
「あなたのことは私が守るわ。だからーー‥‥私のために泣いて頂戴?」
美味しい"食事"を求める少し腹黒な女の子と
平穏な学園生活を望む臆病な女の子のお話。
文字数 14,532
最終更新日 2021.01.11
登録日 2020.09.29