「グルメ」の検索結果
全体で973件見つかりました。
鍋奉行が家に来た。
私の食生活を請け負うと、わけの分からん言い分を述べて。
自分を鍋師だと豪語する。とびきりおいしいご飯を作る。生活費も出してくれる。ただその男は、自然消滅したはずの元彼で。
鍋師などという聞いた事もない職も、相手が大学時代に付き合っていた元彼だということにも、多少は目をつぶってもいいと思ってしまっている自分に少し腹が立つ。
ただ、社会に出て数年もすれば、それなりに働き方というものも分かってくる。
代わりに、私はそれなりに色々なものを犠牲にしたと思う。三十路に片足突っ込んだような年齢になっても彼氏の一人いないし、余暇を楽しむほど何かに熱中している訳でもない。
ほどほどのお金を得て、ほどほどの暮らしを送っていることに、ちょっとした寂しさはあるけれど、大きく不満はない。そんな生活。
四月になって、今年も代り映えの無い年度が始まるかと思っていたが、そうではなかった。
何年も前に分かれたはずの元彼が、旅行鞄いっぱいの大金を持って私の目の前に現れたのだ。
彼は言った。
「俺に毎日、お前の飯を作らせてくれ」と。
鍋師、という職業があると彼は言う。
鍋と共に歩み、鍋の深遠に到達するために生涯を捧げる者。それが鍋師であり、そのための作法を鍋道と呼ぶのだと。師範の位を持つものに与えられる、鍋奉行という称号を得るために、日夜修行に励んでいるのだとも。
鍋師として半人前である彼が一人前と認められるためには、三ヶ月間、他人の食事を賄わなければならないのだと言う。そこで白羽の矢を立てたのが私だったのだ。
私は強く思った。
なんだその荒唐無稽なデタラメは、と。
文字数 121,254
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.29
釣り系動画配信者として某国の密林地帯でマヌケにも溺れて転生した川洲大海(カワズ・タイガ)は、転生後も転生前となんら変わらず毎日大好きな釣りをして暮らしていた。
しかしそんなある日、ダンジョンの奥地で釣り上げた魚の腹から飛び出した某国の妖精リリーの存在によって、彼の生活は一変する。
「このままだと、私たち妖精族はこの世界から消えてなくなるの」
だけどそれって俺になんの関係が……?
無関係を装うも、残念ながら周囲がそれを許さない。なぜなら彼は、自分でも自覚していない、唯一無二すぎる能力を持っているからで。
「……なら、お前がどうにかするしかないよな?」
無責任に背中を押された彼は、妖精国再建のため、したくもない"逃亡の旅"を始めることとなる。
どうして逃亡の旅となってしまったのかは、実際に皆様の目でお確かめください――
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6月15日連載開始
第一章完結まで、毎日夕方 更新予定!
登録日 2024.06.15
アマテラスは激怒した。なぜ、三貴子と言われる自分の食事が神前に供えられた安酒とカピカピになった白米なのかと。なぜ人間の世界には美酒と美食で溢れているというのに、神である自分がその恩恵を享受できないのかと。その想いはアマテラスに限ったことではなかった。そもそも神というのは宴会が大好きなのである。だというのに、信仰が薄れ供物が減った今、神々の宴はそれはそれは寂しいものとなっていた。我慢の限界に達したアマテラスとそれを取り巻く神々は、遂にあることを思いついた。
―供えがないなら自ら食べにいけばいいじゃない―
美味しい酒とグルメを求めて、今日もアマテラスとその取り巻きは日本全国を食べ歩く。
※この物語はフィクションです。実在の信仰や団体、神話とは関係ありません。また、神々の時系列や関係性も全く異なるものです。
文字数 6,834
最終更新日 2023.01.04
登録日 2022.12.24
【あらすじ】
江戸時代末期に突然タイムスリップしてしまった翔太
そこで暮らし始めた翔太は、ゆきとうめに出会う。
うめの父親は突然出会って、屋台の蕎麦から店を持つまでに商売を大きくしたが、数年前にまた忽然といなくなってしまったことをゆきから聞く。
その父親が考案したという、蕎麦とは別のパスタなるうどん粉で作った西洋麺なるものを教えてもらう。
この麺が蕎麦に飽きてきていた江戸の人たちの間で人気となり、生活も安定して店を出すまでになったのだという。
ある日ゆきにその人気の西洋麺なるものを作って貰って食べることに。
なんと驚いたことにその味はかつて自分が中華料理屋を営んでいる父親からまかないだと言って食べさせられたことのある麺の味にとてもよく似ていた。
もしやと思い、江戸の世界に持ってきて電池が少しだけ残っていたスマホを取り出して、過去の写真を探し、ゆきにその写真を見せたところ・・・
突然黒い板から絵が飛び出してビックリ仰天したゆき!
しかし、そこに写っていた画像を見て、ゆきは更に腰を抜かすほど驚愕してしまうのであった。
江戸時代と現代での食とタイムパラドックスをテーマとした長編の第一章となります。
文字数 11,070
最終更新日 2026.04.03
登録日 2025.05.07
地球は宇宙人に侵略され、危険なダンジョンで溢れてしまった。なのに少年ナオトは、なぜかダンジョンで食堂を開くことになることに――。
主な客は、敵であるはずの宇宙人。
しかも美女・美少女ばかり。
最初は誰もがナオトを馬鹿にするのだが、彼の作る料理に魅了されていき……。
文字数 63,727
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.08.30
世に貧乏人がいる限り
貧乏人がいる世がある限り
どんな時代のどんな世界にも存在するボロ下宿
それがここ、【トコヨ荘】
三畳一間の貧乏下宿。
煤けた木造三階建て。便所食堂共用。風呂は無し。
フスマに鍵無し。プライベートなんて高尚なものも、もちろん無し。
棲んでいるのは、奇人変人狂人魔人魔法使いに魔王に忍者にドラゴンに
そんなトコヨ荘の住人達と
古株でまとめ役で面倒くさい性格の丁さんと
ただの無職のよっぱらいの”おれ”の
日常と貧乏飯とスケールの小さいアレコレの小話です。
一時完結とさせていただきます
ご愛顧ありがとうございました
次作
「199X年・異世界は暴食の支配する無法の大地と化した!」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/965509411/421233364
もよろしくおねがいします
文字数 103,686
最終更新日 2019.01.03
登録日 2018.12.18
冒険者パーティのお荷物として扱われていた少年・アレン。彼のスキルは物を出し入れするだけの地味な『アイテムボックス』、しかもレベルは万年1のままだった。戦闘の役には立たないと罵られ、ある日ついにリーダーからクビを宣告されると、危険なダンジョンの奥地で無慈悲にも置き去りにされてしまう。
生き残る術もなく、最後の晩餐としてアレンが取り出したのは、ボックスの中で長期間保存していた安物の肉だった。しかし、口にした瞬間、衝撃が走る。彼のスキルは単なる時間停止による保存ではなく、内部の環境を支配し、食材を極上の『熟成肉』へと昇華させる隠された特殊能力を秘めていたのだ。
その芳醇な香りに誘われて現れたのは、人語を解し、超が付くほどの美食家である伝説の古竜(エンシェント・ドラゴン)。「人間、この至高の味……貴様、只者ではないな!?」――アレンの料理に胃袋を完全に掴まれたドラゴンは、彼を専属シェフ兼、主と認め、まさかの契約を結ぶことに。
かつての仲間がその日暮らしに困窮する一方、アレンは最強の守護者と共に悠々自適な冒険ライフをスタートさせる。食の力で世界を魅了し、無自覚に最強パーティを作り上げていく、荷物持ちからの大逆転グルメ・ファンタジー、ここに開幕!
文字数 2,384
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
あらすじ
脂に弱くなった中年グルメが、イワシやサンマ、そしてA-5霜降りサーロイン肉との闘いに挑み奮闘する。料理の工夫でも太刀打ちできず、『ある白い粉』の力で、胃袋との戦いに終止符を打つユーモアエッセイ。
文字数 599
最終更新日 2025.10.05
登録日 2025.10.05
見える体質の俺についたのは、お料理上手な幽霊だった。
ワケアリ(ワケがアルから成仏しないんだが)な彼女とつむぐグルメ系恋愛小説
文字数 1,708
最終更新日 2017.12.25
登録日 2017.12.23
無実の罪で婚約破棄され、王都から追放された“悪役令嬢”レティシア。だが彼女は、絶望などしていなかった。「王都は狭すぎたのよ」――そう、彼女には味の全てを解析する【味覚解析】と、食材を理想の姿へ変える【食材進化】という最強のチートスキルがあったのだ!
辺境の町で彼女が始めたのは、異世界初の「セルフ式ステーキハウス」。自ら肉を選び、好みの焼き加減で味わうという斬新なスタイルは、たちまち町の人々を虜にする。常識を覆すサラダバー、魔法仕掛けのドリンクバー、そして奇跡のデザート・ソフトクリーム……。彼女の料理は、人々の胃袋を掴み、やがて王国全体の運命さえも変えていく。
これは、一人の令嬢が美食で世界を平らげる、痛快グルメ・ファンタジー! 私を捨てた王太子? 美味しいステーキを前にひれ伏させてあげますわ!
文字数 17,265
最終更新日 2025.07.06
登録日 2025.07.06
無意識に........誰かの手を取った。
途切れる視界にはひとひらの桜。
最後の音は、鳥の声。
徐々に........暗転する視界。
気付いたら……赤ちゃん?!
そして、日本では無い?!異世界?!
ん?辺境伯家?魔法あり?魔物?魔王?
王族?パーティ?
重大事実........食事が........「マズーイ!!」
食事概念に驚き、家族の愛情も驚き........
何もかもが........驚きの連続!!
私がチート?いやいや……努力で勝ち取る。
ちょっとチート気味な前世は日本生まれ日本育ち一般庶民26歳社会人の女主人公がお送りする異世界転生物語。
異世界に料理革命を……。
そして、夢を叶える?べく、美味しいマイライフ三昧。
登録日 2019.03.09
【連載中】京都 × 中華道士 × 絶品グルメ。
それは、あなたが捨てきれなかった「もう一人の自分」の物語。
古都・京都。
観光客が行き交う華やかな通りの裏側に、奇妙な「影」が這い回っているのをご存知ですか?
『残形(ざんけい)』。
それは幽霊でも妖怪でもない。
「あの時、こうしていればよかった」
「もっと完璧な自分でいたかった」
人間が抱える強烈な未練や見栄が、本体から剥がれ落ち、勝手に歩き出した「生きた影」だ。
そんな厄介な影を専門に扱う男が、一人だけいる。
劉立澄(リュウ・リーチェン)。
中国からふらりとやってきた、捉えどころのない青年道士。
彼は京都の街を歩き、美味しい京料理に舌鼓を打ちながら、誰かの心が生み出した「怪物」を、静かに、鮮やかに料理していく。
一話完結で描かれる、少し怖くて、とても温かい、魂の救済の記録。
今夜、あなたの背後にも「残形」が立っていませんか?
文字数 255,209
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.01
