「苦」の検索結果
全体で13,252件見つかりました。
「お父様、このように丸々と太った酒樽のような方とは暮らせませんわ。隣に立てば暑苦しいったらないでしょう」
「この方も背がひょろりと高過ぎてまるで棒切れのよう。私が扇で仰げば倒れてしまうのではなくて?」
「あらあら、この方はまるで悪党のように悪いお顔をなさっておいでです。隣に立てば、私の命まで奪い取られそうですわ」
そう言って父親であるメノーシェ伯爵を困らせているのは娘であるジュリエット・ド・メノーシェである。
彼女は随分と前から多くの婚約者候補の姿絵を渡されては『自分の好みではない』と一蹴しているのだ。
箱入り娘に育てられたジュリエットには人魚の呪いがかけられていた。
十八になった時に真実の愛を見つけて婚姻を結んでいなければ、『人魚病』になってしまうという。
『人魚病』とは、徐々に身体が人魚のような鱗に包まれて人魚のような尻尾がない代わりに両脚は固まり、涙を流せば目の鋭い痛みと共に真珠が零れ落ちるという奇病で、伝説の種族である人魚を怒らせた者にかけられる呪いによって発病すると言われている。
そんな箱入り娘の令嬢が出逢ったのは、見目が好みの平民キリアンだった。
世間知らずな令嬢に平民との結婚生活は送れるのか?
愛するキリアンの為に華やかな令嬢生活を捨てて平民の生活を送ることになったジュリエットのドタバタラブコメです。
『小説家になろう』『ノベプラ』でも掲載中です。
文字数 125,097
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.08.28
井伊家の歴史は長い。
時にファンタジーの世界に入り込み、変幻自在に生き抜いた名家だ。
その間、存亡の危機がいくつもあった。
その一つが、戦国時代、直虎が生きていたときだ。
直虎が生まれ、井伊家を背負う契機となる日まで綴る。
直虎が、井伊家を残すために苦汁の日々を送り、家康に託したが為に、井伊家は大きく花開いた。
直虎は、直政の母となり、衰退した井伊家を蘇らす。
直虎の生きざまと、それからの井伊直政を、そして、井伊家を綴る。
この間の井伊氏の目まぐるしい変化、大出世は、はてな?の連続だ。
井伊家は、始まりから、はてな?の連続で、驚異と奇跡に満ちて、惹きつけられる。
1510年誕生の井伊直平の娘、直の方。
1543年誕生の家康の妻、築山殿。直の方(直虎の祖父の妹)の娘。
今川義元の母、寿桂尼。
直虎の母、千賀(友椿尼)。
直虎許嫁、直親の妻、奥山氏・ひよ。
直虎の養子、直政の妻、家康養女の花姫。
井伊家を蘇らせるために重要な役割を担った女人たちが、直虎の周りを彩る。
直虎には、荒海に身を投じて、思う存分に生きて、散る、逞しい井伊家の血が脈々と流れている。
楽天家で、危機管理の甘いところもあるが。
それゆえ井伊家の血筋を受け継ぐ直虎は、想像を絶する状況下でも、あきらめることなく、見事に井伊家を再興させた。
井伊家に迫る存亡の危機。
やむなく直虎は、井伊家を守る戦いに立ち上がる。
祖父の妹、直の方(家康の妻、瀬名姫の母)を心の支えとし、直政を守り家名・伝統を引き継がせ、井伊家の反転上昇の機運を創る。
そして、井伊家の飛躍を家康に賭ける。
揺るぎない信念を持ち続け、大きな実を結ばせる。
井伊家、発祥の地は、遠江井伊谷(静岡県浜松市)。
だが、井伊家は、譜代大名筆頭、彦根藩35万石藩主として、幕末を迎える。
井伊家を遠江井伊谷から彦根に移したのは、徳川家康。
豊臣秀吉が亡くなり、豊臣家の天下を守る為に豊臣家を軽んじる家康に対し、石田三成は毛利輝元・宇喜多秀家を大将に祭り上げ、天下分け目の戦いを引き起こす。
家康を相手に真っ向勝負を挑んだのだ。
だが、三成は、完璧に敗れ、殺された。
家康は、実質大将として戦った三成の本拠、佐和山藩18万石を、井伊直政に与えた。
戦功への恩賞と豊臣家を乗り越え家康の世を築く為の期待を表している。
三成は、名君として領内の信望熱く、領民は光秀・秀吉を慕い、三成を無残に殺した家康に強く反発していた。
直政は、家康への恨みが渦巻く難しい地を与えられ、試されたのでもある。
家康に仕えて以来、直政は、通常では成しえない重い任務を次々命じられた。
それでも、驚異的な力でやり遂げ、井伊家を大成させる。
その直政を育てたのが、直虎。
文字数 71,767
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
【あらすじ】
天候を操る国と呼ばれている小国サンライズ。
王族は男性に限り、どんな悪天候でも晴天に変える力を持ち、その他に雨を降らせる事が出来る一族が三家、風を起こせる一族が三家と存在。完全なる女系一族の計六家は国より爵位を貰い、それぞれの天候を操る力を国外に提供する事で国の収益に貢献していた。
そんな雨を降らせる一族の一人、スコール家の令嬢アイリスは、前代未聞の強力な巫女力を持って生まれた為、僅か5歳で二つ年上の王太子アレクシスの婚約者にされる。
初めはその事に舞い上がっていたアイリスだが、初対面時に偶然王太子の腹黒い一面を知ってしまい、以降10年間ずっと王太子を拒み続けていた。本作品はそんな二人が、和解し結ばれるまでの物語。
※本作は『風巫女と精霊の国』に登場していたアレクシスと、その婚約者アイリスの物語です。
本編全25話。番外編は一話で読み切りタイプで全5話。
前半はメイン二人が嫌味の言い合いばかりしてますが、後半かなり甘い展開もあるので苦手な方はご注意を。
※尚、ヒーローがかなり腹黒で性格が悪いので正統派ヒーロー好きな方はご注意ください。
読まれる際は、自己責任でお願いいたします。
文字数 163,745
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.22
体験談形式の一話完結の怪談短編集です。
一話一話は独立した話なので基本的にはどこからどこを読んでも大丈夫です。
気になったサブタイトルのやつだけご自由につまみ食いしてください。
朗読はご自由にどうぞ。
動画やアーカイブが残る場合には、私へのリンクを添えてくれると嬉しいです。
!注意!
エッチな話はありませんが、残酷な描写が含まれているため、R-15指定となっています。
表紙や挿絵はAIに描いてもらいました。
AI絵が苦手な方は、目をそらしたまま見えなくなるまでスクロールしてください。
挿絵は冒頭の1枚しか差し込んでいませんので、それだけ避ければ大丈夫です。
文字数 262,107
最終更新日 2025.04.02
登録日 2023.02.02
文字数 5,091
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.06.03
男は次期国王となる身の上が苦しかった。
その重責に耐えかねて「婚約解消」と言ってみたら。
婚約者はいつも通り変わらなかった。
婚約者は己は小心者で王の器ではないと一人信じる王太子の良き理解者です。
※恋愛要素は薄めです。
※短いです。完結まで作成済み。
文字数 11,180
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.10.01
ホラー風です。
こちらのジャンルが苦手な方はご遠慮ください。
最後の…………には好きな言葉を入れていただいてもかまいません。
性別不問、一人称変更okです。
言いやすいように語尾など変更してください。
動画・音声投稿サイトに使用する場合は、使用許可は不要ですが一言いただけると嬉しいです。
非常に喜びます。
自作発言、転載はご遠慮ください。
著作権は放棄しておりません。
使用の際は作者名を記載してください。
内容や世界観が変わらない程度の変更や語尾、性別の変更、方言は構いません。
文字数 253
最終更新日 2024.03.28
登録日 2024.03.28
食事が苦痛で仕方がなかった男性が、ある日「食事や排泄から解放される」という画期的な技術を知る。体内に栄養供給装置を埋め込み、食事を取らずに栄養を吸収することで、食事や排泄から完全に自由になることができるという。男性の苦悩と、手術を受けて解放される様子を日記形式で綴る。食事から解放され、時間や自由を手に入れた男が新たな生活を歩み始める姿を描いた物語。
文字数 1,527
最終更新日 2025.02.06
登録日 2025.02.06
真夜中のコンビニ。蛍光灯の冷たい光が、雨に濡れたアスファルトに反射していた。雨音だけが耳に響く中、二十歳の青年、蓮見翔太はレジ袋を抱え、ゆっくりと歩いた。バイト帰りだ。
彼は、いわゆるひきこもり気質の大学生だった。友達は少なく、会話は苦手。大学にもほとんど行かず、オンラインゲームとコンビニ食で日々を繋いでいた。そんな彼が、この平凡な帰り道に、異世界へ召喚されるなどとは、夢にも思っていなかった。
突如、視界が歪み、耳をつんざくような音が響いた。気が付くと、そこは鬱蒼とした森の中だった。コンビニのレジ袋は、しっかりと彼の手に握られていた。
パニックになった翔太は、辺りを見回した。見慣れない植物、奇妙な鳥の鳴き声、そして、空には見慣れない星が輝いていた。恐怖と混乱が、彼の心を締め付ける。
「ここは…どこ…?」
震える声で呟いても、返事はない。一人ぼっち。何もない。ただ、不安と恐怖だけが、彼の周りに渦巻いていた。
数日間、彼は森を彷徨った。飢えと渇きに苦しみ、野生の動物を恐れた。知識も技術も、そして頼れる人間もいない。何度も倒れそうになりながら、彼は必死に生き延びようとした。
あ...
文字数 1,520
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
「みんな我慢しているんだから、波風を立てるな!」
——もし、その同調圧力が、あなたの家族の命を奪うとしたら?
<この物語は、あくまでシミュレーションです>
「自分は食料の備蓄もしているし、いざとなれば近くの学校に避難すればいい」
そう漠然と考えているあなたに、問いたい。
テレビで報道される被災地の「譲り合い」や「秩序正しい被災者」の姿は、果たしてすべての真実なのだろうか?
舞台は、埼玉県との県境に位置する架空の街、東京都「北橋区」。
ある冬の夜、マグニチュード7.3の首都直下型地震が発生する。指定避難所の体育館には、住宅やマンションが損壊した地元住民だけではなく、交通網の麻痺により行き場を失った帰宅困難者が雪崩れ込み、想定をはるかに超える人間で溢れかえった。
区の危機管理課で働く中堅職員・窓原永伍(まどはら・えいご)は、現場の責任者として事態の収拾に奔走する。しかし、そこで彼が目の当たりにしたのは、報道の美談とはかけ離れた「極限状態の人間のリアル」だった。
ブルーシートの陣取り合戦。備蓄を持つ者を「ずるい」と非難する嫉妬と刃のような視線。
そして、夜の暗闇に潜む、さらなる絶望。
断水し汚物で溢れるトイレに怯え、水分を絶って倒れる女性たち。
着替えや授乳の姿を、隙あらば覗き見ようとする男たちのギラついた目。
「臭い」と罵られ、氷点下の屋外に大切な家族(ペット)と共に追い出される避難者。
「非常時なのだから、特別扱いはできない」
「全員が平等に床の上で我慢するべきだ」
古い価値観とマニュアル、そして絶対的な同調圧力が、女性の多くや乳幼児、ペット連れといった「災害弱者」から尊厳を奪い、命の危険へと追いやる。
家には愛妻がおり、年頃の娘と愛猫を持つ父親でもある窓原は、激しい葛藤に引き裂かれる。
もし、この暗闇で自分の妻や娘が痴漢に怯えていたら。
もし、愛する猫が外へ放り出されたら。
自分はそれでも「マニュアルに従え」と言えるのか?
そんな絶望の淵に立つ彼の前に、台湾の災害支援システムを知る一人の人物が現れる。「平等に苦しむことは、平等ではない」——その言葉が、窓原の心を、そして避難所の常識を大きく揺るがしていく。
本作は、決して遠い世界のフィクションではない。
過去の災害で現実に起きた「報道されない暗部」に基づき、明日のあなたや、あなたの家族に降りかかるかもしれない理不尽をシミュレーションした物語である。
「本当の防災」とは何か。私たちが無意識に縛られている「異常な空気」の正体とは。
読後、あなたは二度と、自分の街の避難所を同じ目では見られなくなるだろう。
登録日 2026.06.08
突如めまいに襲われたその男は、気が付けば一枚の紙を握りしめ、草原に倒れていた。
その男は周囲を見渡し、今までアパートにいたはずなのにと首をかしげる。そしてわけも分からないこの状況の打開、そのヒントを求めて手に握った紙を広げてみた。
古く、茶ぼけたボロボロの紙はもろく、今にも崩れ落ちそうで、当然、中に書いている文字もわずかにしか読み取れなかった。
苦心しながらも、どこか見覚えのあるその紙面から男が読み取った情報は
「これは・・・、テーブルトークRPGの自キャラのステータス表か」
学生時代、男が熱心に取り組んでいた活動対面の会話式ロールプレイングゲーム、TRPGで愛用していた自分のキャラクターの名前がそこには掲載されていた。
「アーノルド。これまた懐かしい名前だ。職業は、第一が聖騎士で・・・、後は全く読めないな」
そうやって自分の状況を把握しようとしてた彼の脳内に、何かが転がる音が響いた。
それが二度起こり、静まった所で彼は立ち上がる。
「よく分からん。だが、前に進むべきだろう。前は、きっとこっちだ」
まるで何者かに背中を後押しされたように、その男、アーノルドは目印のない草原を歩き出す。
さて、彼の行く末はいかに。
文字数 361,912
最終更新日 2018.05.04
登録日 2017.12.03
女神見習いのミスによって三十を目前にして命を落とした茂手内猛夫は、エルフそっくりの外見を持つ淫魔族の一種エロフの女性リリスとして転生させられてしまった。リリスはエロフとして能力をフル活用して異世界で無双しつつも、年の離れた中高生の弟妹に仕送りをするため、異世界系VTuberとしてデビューを果たした。だが弟妹は世間体を気にした金にがめつい親戚に引き取られていた。果たしてリリスの仕送りは弟妹にきちんと届くのか? そしてリリスは異世界でどんな景色を見るのだろうか?
※本作品にはTS要素、百合要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
※本作品は他サイトでも同時掲載しております。
文字数 278,293
最終更新日 2024.06.09
登録日 2022.08.06
ユウトは十七歳の時に突如異世界に召喚された。
それから三年の間、周囲の人々に助けられながら成長し、その力を使って様々な功績を挙げてきた。
ある日、ユウトは自分の周囲の人間が次々と体調を崩していることに気が付く。
とあるきっかけでユウトはその不調の原因が自ら開発したカレーによるものだと知る。
ユウトが気づいた時には世界中の人々が『カレー依存症』にかかっており、対処が難しい状態になっていた。
「いつの間にこんなことになったんだ?」
ユウトは人々に喜んで欲しい一心でカレーを開発した。
それなのにカレー依存症は蔓延し、人々は仮初の幸福に浸っている。
ユウトが苦悩に沈む中、ある国がカレースパイスを巡って戦争を始めるという情報が入ってくる。
この情報を知ったユウトは決断を迫られることになるが⋯⋯
※作中にはショッキングな描写があります。
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こちらの作品はカクヨムに先行して投稿しています。
文字数 104,028
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.13
席替えをきっかけに、クラスメイトの優士と話すようになった瑞樹。
明るくて誰にでも優しいはずの彼は、なぜか瑞樹にだけ、少し踏み込みすぎてくる。
「俺たち、似てるよね」
その一言から、距離はゆっくり縮まっていく──はずだった。
気づけば、視線も、距離も、言葉も、少しずつ“近い”では済まなくなっていく。
ただの友達のはずなのに、他の誰かと話しているだけで、胸がざわつく。
優しさだとわかっているのに、どこか息苦しい。
それでも、離れたくないと思ってしまう。
これは、少しずつ二人だけの世界に閉じていく、静かな青春の話。
〜〜〜
少しずつ近づいていく青年たちのじれったい物語を綴っていきます。目標は、毎日少しずつでも書いて更新すること。
▫1日1話投稿
▫1話1000字以内
▫毎日更新(土日祝は除く)
これをルールに毎日綴っていきますので、どうぞ応援してください( *˙˘˙ ) *.ˬ.))ペコ
一言でも感想をいただけると嬉しいです!よろしくお願いします(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
文字数 36,020
最終更新日 2026.05.02
登録日 2026.03.02