「一段」の検索結果
全体で69件見つかりました。
応仁の乱から六十年。信長登場以前の戦国時代がここにある。
第一章 動乱前夜
千利休が誕生した|大永二年《西暦1522年》より物語は始まる。前年の将軍出奔という大騒動が一段落し、新たしい帝の御代となった大永の世は、まさに動乱前夜という様相を呈していた。先年来の両細川の乱は細川澄元の死によって小康状態であり、細川氏と大内氏の対立は遠く海外で衝突を起こす。幕府の抱える問題が噴出し始めていた。
第二章 苞蔵禍心
|大永五年《西暦1525年》、平穏に幕開けたはずの年はまさに厄年であった。武家の諍いとは無縁の所で青蓮院門跡の花会が盛大に催される。茶の湯の巨匠・村田珠光の婿養子・村田宗珠の今でいう添釜であった。一方、細川家では高国が隠居・剃髪し、稙国が家督したが、疫病が大流行して畿内は混乱に陥る。そんな中、対立を深める細川尹賢と香西元盛だったが、謀略により元盛が誅殺され、高国陣営は転がり落ちるように形勢が悪化する。そして起こる桂川原の戦い。
現在鋭意執筆中!
文字数 166,185
最終更新日 2024.06.12
登録日 2022.03.17
僕は僕が嫌いだ。公爵家に生まれた三男。長男のように期待される必要もなく、次男のように長男にもしものときがあった場合の代わりとしてもいらない。ただ貴族として恥ずべき行いさえしなければいいと何故生まれたのかすらわからない存在だ。
みんなみんな僕に冷たい。無視こそされないが一番の優先は父で、次に兄で、最後に次男である兄。母はいない。僕が生まれたその日に亡くなった。
公爵家の女神と言われていた母は僕のせいで亡くなったと、だからみんな僕に冷たいのだといつしか次男である兄に聞いた。僕は嫌われて当然の存在なのだ。
それでも僕は誰かに僕だけを見てくれる人がほしかったのだろう。きっとこんなの怒られるかもしれないが、父たちが普段バカにするスラム街へ入りそこで見つけた同じ年くらいの倒れたひとりの子供を僕は拾った。もしこの子が親のいない子だったなら、父たちが嫌うスラムの子であるこの子ならば僕だけのものにしていいかなと安直な考えで。
結果お前にはお似合いだと初めて僕専属の従者ができ、喜んだが目を覚ましたこのスラムの子は不思議な子だった。
「あ、起きた?」
「………エンド様?」
え?なんで三男の僕の名前をスラムの子が知ってるの?
BL小説大賞用作品第二段。『兄を悪役にさせないために全力を出した結果~ヤンデレブラコン化は悪役よりマシですか?~』が第一段となります。
優先は第一段ですが、もちろんこちらもがんばります。どちらかでも応援いただけたらと思います。
やばい、こちらもヤンデレ被り始めましたのでタグにヤンデレとしときます。
文字数 42,773
最終更新日 2020.04.20
登録日 2019.10.30
浅井賢政(のちの長政)の初陣となった野良田の合戦で先陣をつとめた磯野員昌。
その後の働きで浅井家きっての猛将としての地位を確固としていく員昌であるが、浅井家が一度は手を携えた織田信長と手切れとなり、前途には様々な困難が立ちはだかることとなる……。
姉川の合戦において、織田軍十三段構えの陣のうち実に十一段までを突破する「十一段崩し」で勇名を馳せた武将の一代記。
文字数 154,755
最終更新日 2024.02.02
登録日 2024.01.01
◇〜あらすじ〜◇
セントラード魔法学園の3年生になったリリスたち。
魔女ディファナとの決着もつき、前世の記憶を取り戻したリリスは生まれ変わったような気持ちで新たな生活を送っていた。そしてリリスは前世の記憶を活かし、世の中に新しい風を起こす。
しかし、今度こそ平穏な学園生活を送れると思っていたリリスの前に、彼女と同じ転生者らしき新入生が現れる。どうやらその新入生はリリスを悪役令嬢にしたいようで・・・
リリスを溺愛してくるヘンリーやいつものメンバーに加え、隣国の王子王女も加わり、リリスの学園生活は一段と賑やかになる。
ちょっぴり糖度高めの婚約者とのやり取りに加え、学園でのドタバタを綴ったお話。
こちらの作品は「婚約者が溺愛してきますが、わたくし悪役令嬢かもしれません」の続編です。
物語は前作からの続きとなりますが、こちらの作品からでも楽しんでいただけるよう執筆してまいります。
文字数 109,468
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.03.21
イクタは料理の時間を省略できる魔法の才能があったが、インチキ呼ばわりされて廃業に。
魔法学校の学食に拾ってもらい、忙しい日々を送る。
仕事が一段落して作業場を片付けていたら、悪役令嬢デボラが学食フロアの隅で寝泊まりしようとしていた。
母国が戦争状態になったせいで、援助を止められてしまったらしい。
イクタは、デボラの面倒を見ることに。
その後も、問題を抱えた女生徒が、イクタを頼ってくる。
ボクシングのプロを目指す少女。
魔王の娘であることを隠す、ダークエルフ。
卒業の度に、変装して学生になりすます賢者。
番長と生徒会長。
イクタと出会い、少女たちは学び、変わっていく。
文字数 105,627
最終更新日 2024.02.02
登録日 2023.12.30
少年カズマの家は、夜になると川のザーっと流れる音が聞こえるような、東京にしては田舎にある。小学校へは、一段上にある宮台駅から一駅電車に乗って登校している。家から駅まで続いているのは、鬱蒼とした森の中を通る沢沿いの坂道。昼さえ暗いその坂道を、昭和の少年、少女がわいわいと大騒ぎして通学する。友達のタカちゃんと過ごした、昭和の少年カズマの日常。
文字数 3,560
最終更新日 2023.07.05
登録日 2023.07.05
続き物になりますが、一段落はついてるかと思います。
ミスリードを狙ってる都合上きわどい描写がありますが、18歳未満との性行為のシーンはありません。
文字数 80,677
最終更新日 2023.11.26
登録日 2023.10.09
井ノ上土筆は転生者だ。
物語に限らず主人公とは無縁の人生を歩み、子宝にも恵まれ、それこそ、日本政府がモデルケースとして用いるような極めて平凡なサラリーマンだった。
極めて平和な人生を歩み、子育ても一段落し、老後のプランを考え始めた矢先、出張先で突然意識を失い、そのまま帰らぬ人となってしまった。
多少の未練を残しながらもこの世にしがみつく程でも無く、魂が帰す場所である輪廻《りんね》へと還る予定であったのだが、その途中、ここ異世界ラズタンテの神を自称する存在《アティアノス》により掬い上げられたのだ。
それが偶然なのか必然なのか、それこそ正に神様のみぞ知る所なのだろう。
土筆はアティアノスと名乗る神からの神託を受け入れ異世界ラズタンテへ転生する事になったのである。
しかし、光が強ければ闇もまた深くなるのは世の常だ。
土筆がラズタンテの地へと転生する一瞬の隙を突かれ、敵対する魔王の妨害により呪いを受けてしまったのである。
幸運にも転生は無事終えることが出来たのだが、受けた呪いにより能力が大幅に制限されてしまう。
転生後、土筆が身を寄せていた教会に神からの啓示を受けた高位の神官が入れ替わり立ち代わり訪れては解呪を試みたのだが、誰一人として成功する者は現れず、最終的に新たな使命を担い再出発する事で落ち着いたのだった。
御《み》使いとして現れたコルレット=ラザ=フリルの計らいによって、同じような境遇にある天使メルト=リト=アルトレイと供にメゾリカの街に拠点を移し、新しい使命を果たす為に活動を始めるのであった。
*この小説は他サイトでも投稿を行っています。
文字数 344,178
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.06.09
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 131,587
最終更新日 2018.10.11
登録日 2018.04.05
剣も魔法も使えない役立たず。
婚約者であり、勇者である王子から、その一言で婚約破棄され、国を追放された元令嬢。しかし、彼女こそは政治·経済·外交と、戦い以外の裏方仕事をすべてこなす国の柱だった……。
裏方仕事の大切さを理解できなかった王子はそのために滅び、追放された元令嬢は大国の王と結婚して女王となり、魔王軍を追い払い、人の世に安全をもたらす。しかし──。
彼女の幸福には『祖国を守れなかった』という棘がついて回るのだった……。
婚約破棄からはじまる棘付きハッピーエンド第一段。追放から這い上がる令嬢の物語を手軽に読める短編化長編にてお届け。
文字数 4,549
最終更新日 2022.05.30
登録日 2022.05.30
狂犬と恐れられている男がいる。
騎士を束ねる父を見るため、観覧席に連れてきてもらった幼い私。
狂犬の噂は聞いていたけど、実際見た印象は“男の子”。騎士達に囲まれ背の一段と低い彼を、見た時。
私は一歩近づいてみる事にした。
その彼の反応で…。
文字数 1,127
最終更新日 2022.02.26
登録日 2022.02.26
遥か未来、星暦。
ストライクアーマーと呼ばれる人型兵器を用いた世界戦争が起こった。
10年にも及んだこの戦争で多くの犠牲が出たが、生き延びた人々はたくましく、少しずつ復興の道を歩み始める。
何者かの襲撃で故郷の村を失った少年、ガスト・グランツは生き残った仲間と共にジャンク屋として生活していた。
終戦から1年が経とうとするある日、ガストたちは盗賊に追われて放棄された工場に逃げ込む。
そこで見たことのないストライクアーマーを発見したことで、ガストたちの運命は大きく変わっていく。
*更新スピードにはバラつきがあると思いますが、ストーリーが一段落つくまでは書くので、気長にお付き合いいただければ幸いです。
文字数 65,707
最終更新日 2019.01.15
登録日 2018.12.03
さあ、未だかつて誰も 観測《み》たことも無い 超次元《じげん》へ……。
シリーズ 第一段!
アホで愉快な科学部理系女達がなんと
『19万6883次元の世界』を冒険しちゃいます!
おなじみ科学部4人は
愛理栖の姿をした謎の男子と出会うのですが……。
男の子はある研究者から逃げ出してきたと言うのです。
詳しく調べたところ、その男の子は196883次元から来たことがわかりました。
そこで谷先生は196883次元を人工的に体験できるVR装置を発明しました。
真智ら4人と謎の男の子はさっそく196883次元の世界へとダイブします。
そして……、出会ってしまうのです。
にわかには信じられない程膨大な対称性を秘めた結晶に眠る女の子に。
※各話の【登場人物】は
各話文末にまとめています。
登録日 2020.05.28
草原王 ハルバラ・レントラスの娘 サユミは、ウィンドコール(風使いの第一段階)の習得の為、五大元素修練学場に通っていた。そんな中、ゴーストウォーカーの襲来で一部の村は全滅。連れ去られた妹シオラを助ける為、シオラ探しの旅に出ることになる。
文字数 39,309
最終更新日 2021.10.24
登録日 2021.08.30