「生命」の検索結果
全体で1,224件見つかりました。
「寿命を削って回復してやってたのに……感謝すらしないんだな」
聖女パーティの荷物持ち兼回復術師だった俺は、ある日突然パーティを追放された。
理由は「回復魔法のコストが寿命で、もうすぐ死ぬ無能はいらない」という勝手な思い込み。
だが、彼らは知らなかった。
俺の正体が、この世界の生命を司る世界樹の根源そのものだったことを。
俺の寿命は無限であり、俺がパーティにいたからこそ、彼らは「若さ」と「健康」を維持できていたのだ。
「俺がいなくなったら、誰が君たちの老化を止めるの?」
俺がいなくなった途端、聖女たちの身体に異変が起きる。
回復魔法を唱えるたびに、自慢の金髪はバサバサと抜け落ち、肌は土色に。
若さに溺れていた彼女たちは、骨がスカスカになり、杖なしでは歩けない老婆のような姿へと変わり果てていく。
一方、解放された俺は隣国の美少女皇女に拾われ、世界樹の力で枯れた大地を森に変える「現人神」として崇められていた。
「今さら戻ってきて? ……悪いけど、そのハゲ散らかした老婆、誰だっけ?」
すべてを失ってから「俺」の価値に気づいても、もう遅い。
これは、恩を仇で返した連中が、自らの美容と健康を代償に破滅していく物語。
文字数 152,741
最終更新日 2026.06.09
登録日 2026.04.13
1篇目「ペンは剣よりも強し」 それは本当か?疑問に思った主催者は、一夜限りのガチンコ決定戦を開催した!
2編目「唐揚げが食べたい」 ただ唐揚げが食べたかっただけなのに。現れた謎の青年は、なぜか人の唐揚げを奪い始める――。始終ツッコミしかしていない会社員と、謎の青年のちょっとおかしな話。
3篇目「着ぐるみ男とスーツの男」遊園地で着ぐるみバイトをしている大学生のもとに「迷子なんだ」とスーツの男が話しかけてきた。
4編目「侵略少女」宇宙人が地球にくるのが珍しくなくなった時代。地球外生命体のメンバーが地球に侵略を開始した!「アイドルのゲリラライブだ!」
5編目「黄金の豚を見ると幸せになれるらしい」黄金の豚を見たというAさんが宝くじで大当たり!世間は空前の黄金の豚ブームが巻き起こった!
6編目「親しき仲にも礼儀あり」 これは私が経験したあまりにもおぞましい出来事の話です。から始まる偽装ホラー
7編目「クリームソーダとコーヒーふたつ」 離婚し、離れ離れになった息子と久しぶりに会う日なのに、なぜか2番めの夫がへらへらしながら同席している…。
8編目「希望する異世界をご記入ください」異世界転生屋たるものを見つけた、ここで願えば願った異世界に行けるというが…?
9編目「外側の青春」 告白の仕方に悩む男子高校生の案をことごとく却下する女の子。彼女の「普通でいい」とは?
10篇目「99.9度」 体が痛くて熱い!季節外れのインフルエンザかと体温計を見たら、まさかの99.9度!?
すると父さんは「息子が地球外生命体に!」と驚き、母さんはなぜかフレミングの手でポーズを取っていて……、ってどういうこと!?!?
どれも1話で完結しています。
※この作品は別のサイトにも収録していますが、こちらは修正したものとなっています。
※全13編を予定していましたが、短編はアルファポリスと相性がよくないみたいなので、別プラットホームにて掲載することにしました。読んでくださった方ありがとうございました!
文字数 27,471
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.06.18
1888年、土曜日の深夜。
ロンドンのパブで、友人のエリザベスと酒を飲んでいたイザベラは、自らの特殊能力を使って、客のグラスを手を使わずに動かしてみせた。
念動力を披露したのは、サーカス団を解雇された腹いせで、収入を絶たれた彼女は自暴自棄になっていた。
団長から言われた、
「お前はとっくに用済みなのだよ」
は、彼女を深く傷つけトラウマとなる。
その帰り道、イザベラは通り魔によって無情にも殺されてしまうのだが、生命が終わる瞬間に感じたのは、
「ああ、確か死ぬ間際はいつもこんな感じだった…」
という、過去の経験による思いだった。
そうして再び目覚めた先は、1954年の神戸の資産家・夏目周五郎の長女・蘭。
前世の記憶は成長とともに消失し、人生の記録は記憶となって上書きされてゆくが、蘭は鎌鼬皮膚裂傷症という謎の病に苦しめられる。
そして大学卒業後、行きつけのバーの店員、春樹と同棲を始めるが、日常的に振るわれる暴力に耐えかねて、口論の末、過って男を死なせてしまう。
この時、春樹に何気なく放たれた最期の言葉、
「お前は用済みなんだよ!」
によって、蘭の前世の記憶が甦り始める。
途方に暮れる蘭は、幼なじみでメッキ工場の跡継ぎ、紅林順次に相談を持ちかけ東京へ逃亡を試みるも逮捕されるが、病によってできた皮膚の傷は完治していた。
服役中に書物を読みあさる中、前世の記憶は覚醒するが、この世界は史実とは異なる異世界であると気がつく。
出所後、蘭を迎えた紅林とともに、東京で新たな人生を歩むふたりは子宝に恵まれ、質素ながら幸せを感じていたのだが、食物アレルギーによって子を失い、再び鎌鼬皮膚裂傷症を発病する。
蘭の怒りの矛先は、菓子メーカー「MIYATA 製菓」へと向かうのだが…
文字数 37,374
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.06.02
八十年前、ユーラシア大陸の空に開いた穴から現れた多くの有害生命体。
異能者が跋扈する近未来で、元特殊警備隊の西南達樹は探偵事務所を営んでいた。
ある日、先輩の娘で警察官の水地百合亜から呼び出され、十年前の殉職事件に繋がる有害生命体・零魔絡みの怪事件に巻き込まれていく。
一方、中央都市の外側に住んでいる異能の少女・凛は、同い年の吉田淳と人間の言葉を話せる猫で異能持ちの三毛、今年五歳になる楓と共に住んでいた。
彼女は中央都市に住んでいる両親を探していた。
淳と共に外側へ買い出しに行く途中、彼女は不気味な幻聴を聞くことになるが――?
今、十年前の因縁と真実が二つの視点で紐解かれていく。
文字数 155,473
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.06.13
高校デビューを果たしたノゾムは不良グループに入り、毎晩遅くまで不良仲間と遊んでいた。
ある日、地元で有名な首塚へ肝試しへ行き、必要以上に張り切って首塚を壊してしまってからノゾムの日常は歪んでいった。
寝ても醒めても家でも電車でも学校でも常に見えない手に身体をまさぐられ、声を殺して喘ぐノゾムの色気に惹かれた周囲の男達に襲われる。ノゾムに取り憑いた幽霊は生命力を集めることを──ノゾムを生身の男と交わらせることを目的としていたのだ。
不良グループのボスに脅されて性奴隷になり、イジメていた相手やバカにしていた教師にまで犯され、心身共に限界になったノゾムが頼った幼馴染みの正体は……
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登場人物全員ヤンデレ!? 全話エロシーンありの現代BL!
※幽霊は出ますがホラーではありません、開発&当て馬役です。
※若干の暴力・凌辱表現を含みます。
※攻めが複数います。属性は不良ボス(先輩)、幼馴染み、教師、イジメられっ子、その他モブ、になります。
※主人公は嫌がっても痛がっても犯されることがあります。
※各話タイトルは攻めの行動を表しています、うっすら内容が分かると思いますのでご活用ください。
※拙作「俺の名前は今日からポチです」「とある大学生の遅過ぎた初恋」「ストーカー気質な青年の恋は実るのか」の世界の未来の話となっておりますが、もちろん単体でお楽しみ頂けます。
文字数 1,927,518
最終更新日 2026.04.03
登録日 2020.08.10
人工衛星おおすみに付着していた宇宙石・通称御来屋岩の成分は、ヒト遺伝子塩基Qに作用し、生命自浄作用を活性化させ、肉体を消失させる。
日本国は、秘密裏に御厨岩の軍事転用を進め、東京湾岸リゾートパークの地下に広大な防衛基地を建設し、気象衛星と偽って打ち上げた軍事衛星により、超エネルギー銀河宇宙腺G線を地球上へ照射することが可能となった。
しかし、テロリスト・東アジア開放戦線(主に自衛隊員や警察官、少数の国会議員や移民らによって構成された破壊活動集団)により、基地は占拠され、東京へ向けてG線が放たれた!
残された街には、衣類や装飾品、義歯やウィッグ、人工血管等々が散乱し、人間の肉体は一瞬で消滅した。
これは、無人となった東京が、国家として独立するまでを描いた物語である。
文字数 46,437
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.06.02
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」
マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。
そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。
だが、この世には例外というものがある。
ストロング家の次女であるアールマティだ。
実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。
そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】
戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。
「仰せのままに」
父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。
「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」
脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。
アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃
ストロング領は大飢饉となっていた。
農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。
主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。
短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。
文字数 2,238
最終更新日 2022.10.17
登録日 2022.10.16
【侵略された世界を生き抜くSFロボットサバイバル(たまに飯テロ)】
謎の地球外生命体?からの侵略を受け、壊滅した世界。
生き残った自衛隊員数名と民間人たちが、力を合わせて立ちはだかる困難に抗い、救いを求めて長崎・佐世保を目指す!
知恵と勇気と創意工夫で生き抜くSFロボットサバイバルストーリー。
※かなりの長編になる予定です(佐世保目指すのにまだ出発地点の山口です…)
山口県出身・在住の作者が地元愛たっぷりで執筆しております。
よく知った地名、場所、名称など出てくると思います。ご存じであればさらに楽しんで頂けるかもしれません。
※本作はフィクションです。実在の人物・団体・事件等とは一切関係ありません。この小説には犯罪行為や暴力的な描写が含まれる場合がありますが、現実に行うことは法律により罰せられます。絶対に行わないでください。
※本作はSF考証や科学考証、舞台設定、登場する料理・レシピなどは筆者のアイデアをもとにAIによる検証を行って執筆しています。
※本作で使用している挿絵等は、AI(主にGemini NanoBanana2)を使用して生成しています。
※本作で登場する料理は、限られた食材・材料・環境で調理した場合のリアリティを優先し、既存の調理法をベースとした個人のアレンジ(フィクション)となります。実際に調理される際は、分量、調理方法にご注意ください。
※登場する料理に関し、レシピ盗用、著作権侵害とならぬよう配慮し、分量や調理方法など具体的に明記せぬようにしておりますが、万一盗用と疑われる内容、著作権侵害にあたるものが認められた場合は、ご指摘いただきますようお願いいたします。お詫びの上修正等の対応をさせて頂きます。
文字数 39,065
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.13
「君は便利だ」と笑った勇者を捨てたら、彼は全てを失い、私は伝説の魔導師へ。
あらすじ
勇者パーティーの万能魔術師・エリアスには、秘密があった。
それは、勇者ガウルの恋人でありながら、家事・雑用・魔力供給係として「便利な道具」のように扱われていること。
「お前は後ろで魔法撃ってるだけで楽だよな」
「俺のコンディション管理がお前の役目だろ?」
無神経な言葉と、徹夜で装備を直し自らの生命力を削って結界を維持する日々に疲れ果てたエリアスは、ある日ついに愛想を尽かして書き置きを残す。
『辞めます』
エリアスが去った翌日から、勇者パーティーは地獄に落ちた。
不味い飯、腐るアイテム、機能しない防御。
一方、エリアスは隣国の公爵に見初められ、国宝級の魔導師として華麗に転身し、正当な評価と敬意を与えられていた。
これは、自分の価値に気づいた受けが幸せになり、全てを失った攻めがプライドも聖剣も捨てて「狂犬」のような執着を見せるまでの、再構築の物語。
【勇者×魔導師/クズ勇者の転落劇】
※攻めへのざまぁ要素(曇らせ)がメインの作品です。
※糖度低め/精神的充足度高め
※最後の最後に、攻めは受けの忠実な「番犬」になります。
全8話。
文字数 31,949
最終更新日 2026.02.17
登録日 2026.02.10
希少な治癒能力と、大地に生命を呼び戻す「恵みの魔法」を持つ公爵家のΩ令息、エリアス・フォン・ラティス。
傾きかけた家を救うため、彼は大国アルビオンの第二王子、ジークフリート殿下(α)との「政略的な番契約」を受け入れた。
家のため、領民のため、そして――
少しでも自分を必要としてくれる人がいるのなら、それでいいと信じて。
だが、運命の番だと信じていた相手は、彼の想いを最初から踏みにじっていた。
「Ωの魔力さえ手に入れば、あんな奴はもう要らない」
その冷たい声が、彼の世界を壊した。
すべてを失い、偽りの罪を着せられ追放されたエリアスがたどり着いたのは、隣国ルミナスの地。
そこで出会ったのは、「氷血公爵」と呼ばれる孤高のα、アレクシス・ヴァン・レイヴンだった。
人を寄せつけないほど冷ややかな瞳の奥に、誰よりも深い孤独を抱えた男。
アレクシスは、心に傷を抱えながらも懸命に生きようとするエリアスに惹かれ、次第にその凍てついた心を溶かしていく。
失われた誇りを取り戻すため、そして真実の愛を掴むため。
今、令息の華麗なる逆転劇が始まる。
文字数 46,050
最終更新日 2025.11.13
登録日 2025.10.31
死にたがりの出来損ない
そう言われ続けた絶世の美男子・鮫島結城は、脳内に潜むメデューサの力で眠らされてしまった。
結城の脳にはシャングリラと呼ばれる場所があって、人格はそこで入れ替わる。
平時の三宅リヨツグは、社交的で穏やかなバイセクシャル。
性癖は極度のマゾヒストで、四肢を拘束されて切り刻まれたいと思っている。
有事のカシイアヤメは、気性の荒いヘビースモーカーでサディスト。
そしてネクロフィリア。
トニーは、シャングリラを自由に往来できる悪戯好きの小学生。
そんな彼らを統治するメデューサ。
ある事件をきっかけに浮かぶ、ひとりの青年の心の闇。
飴細工のように繊細で、獣のように荒々しく燃える生命は何を求めているのでしょうか?
私も知りたい。
文字数 54,193
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.06.30
生まれつき授かったスキルは「トウシ」。
誰もその意味を知らず、本人も能力を使えないまま成長した。仲間からは「透視もできないハズレスキル」と馬鹿にされ、冒険では荷物持ち、囮役として使い捨てにされる。ついにはダンジョンへ置き去りにされ、命まで見捨てられた。
それでも生き延びた少年バフェットは、どぶさらいの依頼をこなす中で、一つの言葉に気付く。
――「トウシ」は、透視ではなく『投資』なのではないか?
その瞬間、眠っていたスキルが覚醒。
生命力、筋力、速度、魔力、さらには所持金までも自由に「投資」できる、前代未聞の能力だった。
能力を預ける代わりに、一時的に自分は極端に弱くなる。しかし一定時間後には、投資した能力が倍以上になって戻ってくる。
命を削れば、誰よりも頑丈に。
筋力を預ければ、誰よりも強く。
金を投資すれば、資産は雪だるま式に増えていく。
最初はゴミ扱いされた少年は、誰も思いつかなかった方法で最強への道を駆け上がっていく。
やがて投資の対象は、自分だけでは終わらない。
仲間、街、会社、国家――世界そのものへ投資できることを知った時、バフェットの伝説が始まる。
これは、ハズレスキルと笑われた少年が、「投資」の力で富も力も仲間も手に入れ、世界一の英雄へ成り上がる逆転ファンタジー。
文字数 22,926
最終更新日 2026.07.15
登録日 2026.07.01
コンクリートの壁に囲まれ、元カノの激しい束縛と仕事のルーティンに心身を削り取られていた悠斗。三十路を前に人生のどん詰まりを感じていた彼に届いたのは、疎遠だった祖父の訃報と、田舎の土地家屋の相続という知らせだった。
逃げるようにたどり着いたその村は、都会の常識が一切通用しない「楽園」だった。
「ここでは、恥ずかしいことなんて何もないのよ」
世話役の熟女・紗希に導かれ、悠斗はこの村に深く根付く『流儀』を知る。それは、性を娯楽として、生命の営みとして、誰もが自由に享受する等身大の姿だった。
包容力溢れる熟女たちの慈愛、純朴ながらも大胆な若妻の誘惑、そして18歳を迎えたばかりの瑞々しい乙女たちの無垢な好奇心――。
四季折々の自然に抱かれながら、悠斗は様々な女性たちと肌を重ね、都会で失っていた「生きる喜び」をゆっくりと取り戻していく。
文字数 197,414
最終更新日 2026.07.13
登録日 2026.03.07
月は、ただ夜空に浮かぶ衛星ではなかった。
それは太古の異星文明が地球へ生命を蒔き、その進化を見守るために造った巨大な人工天体だった。
深夜のコンビニ帰り。何者にもなれず、夢さえ諦めかけていたフリーター・相川ユウキは、月明かりの届かない路地裏で一人の少女を拾う。彼女が覚えていたのは「ルナ」という名前だけ。胸元には月の模様が浮かぶ謎のペンダント。水もテレビも朝食も、初めて見るように驚く彼女を、ユウキは放っておけなかった。
だが翌日、黒衣の追跡者が現れる。二人はテロリストに仕立て上げられ、口座も身分も奪われ、一夜にして世界から消された。ルナを「月の鍵」と呼ぶ秘密組織アルカナ。月の支配から人類を解放しようとする反乱組織シルヴァームーン。敵と味方、支配と自由、二つの正義が激突する中、ルナの失われた記憶が目覚めていく。
やがて明かされる真実――月は地球を守るため、人類そのものを滅ぼそうとしていた。
剣も異能も持たないユウキにあるのは、誰も見捨てない愚直さと、戦いの素人だからこそ見抜ける小さな違和感だけ。その「弱さ」は、完璧な機械兵にも最強の戦士にも持てない、最後の切り札となる。
守りたいのは世界ではない。
彼女が笑って「おはよう」と言ってくれる、当たり前の朝だ。
追う者にも守る理由があり、反逆者にも捨てられない理想がある。昨日まで殺し合っていた者たちは、目覚めた月のAIと機械兵団を前に、互いの憎しみを抱えたまま共闘を迫られる。砂漠、深海、富士山地下を舞台に、正義が反転し、仲間の犠牲が次の一歩へつながっていく。最後に問われるのは、人類に生きる価値があるかではない。不完全な誰かを、それでも愛せるかということだ。
現代SF×逃亡サスペンス×終末バトル。人類を造った月と、月に造られた少女、そして何者でもない青年が挑む、世界の夜明けを巡る物語。これは、世界より一人を選び抜く物語です。これは、孤独と愛を巡る物語だ。
文字数 164,377
最終更新日 2026.07.14
登録日 2026.06.15
俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。
だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。
と言っても、メイトギアのエレクシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。
しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。
地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。
筆者より。
なろうで連載中の「未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます」に若干の手直しを加えたVer.02として連載します。
なお、連載も長くなりましたが、第五章の「幸せ」までで錬是を主人公とした物語自体はいったん完結しています。それ以降は<錬是視点の別の物語>と捉えていただいても間違いではないでしょう。
文字数 3,583,347
最終更新日 2026.07.15
登録日 2019.09.27