「戦」の検索結果
全体で23,330件見つかりました。
人工衛星おおすみに付着していた宇宙石・通称御来屋岩の成分は、ヒト遺伝子塩基Qに作用し、生命自浄作用を活性化させ、肉体を消失させる。
日本国は、秘密裏に御厨岩の軍事転用を進め、東京湾岸リゾートパークの地下に広大な防衛基地を建設し、気象衛星と偽って打ち上げた軍事衛星により、超エネルギー銀河宇宙腺G線を地球上へ照射することが可能となった。
しかし、テロリスト・東アジア開放戦線(主に自衛隊員や警察官、少数の国会議員や移民らによって構成された破壊活動集団)により、基地は占拠され、東京へ向けてG線が放たれた!
残された街には、衣類や装飾品、義歯やウィッグ、人工血管等々が散乱し、人間の肉体は一瞬で消滅した。
これは、無人となった東京が、国家として独立するまでを描いた物語である。
文字数 31,470
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.02
身体が元に戻った時、待っているのは絶望──。
結婚4年目のあずさは、旦那海里からのモラハラに耐え続けていた。
「専業主婦のクセに文句言ってんじゃねぇよ」
今は仕事が忙しいから、海里さんは余裕がないだけだ。そう言い聞かせるようにしてきたが、ある時海里が不倫をしていたことを知ってしまう。相手は誰?そう思っていた時、前の職場の後輩、香織が訪ねて来る。
「ピアス、落ちてませんでしたか?」
なんと海里の不倫相手は後輩の香織であった。あげくの果てに戦線布告までしてくる始末。ショックでどうしたらいいか分からなくなったあずさ。彼女は外に買い物に出た時、信号無視の車に轢かれてしまう。
「不倫されて死ぬなんて最悪な人生だった」
そう目を閉じたが、次に目を覚めた時あずさは香織の体に入れ替わっていた!さらに、香織はあずさの身体になっていて、お互いの身体が入れ替わってしまっていることを知る。
そしてあずさだけが知っているのは、この入れ替わりは1カ月間であること。あずさは1カ月後、香織と海里が絶望するような不幸の布石を打っていく──。
文字数 72,138
最終更新日 2026.06.11
登録日 2026.06.03
2026年 7月4日土曜完結。全10話
王国の城壁を焼き尽くす、おぞましき『青い炎』。
魔物は言った。「俺は魔王だ。すべてを焼き尽くす」――と。
その国で新たに選ばれた勇者は、仲間と共に魔王討伐の旅に出る。彼の手にあるのは、死者を天界へと送る『赤い炎』。
各地で若者たちが魔物にやられるなか、勇者は死体を淡々と火葬し、そのたびに力を増していく。
激化する魔物との戦い。底を突く食糧。
栄光ある旅の果て、世界の最深部で勇者が目にした、この世界の「本当の姿」とは。
赤い炎と青い炎が交わるとき、残酷な真実の幕が上がる。
短編です
文字数 23,036
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.28
第三次異端者戦争から5年。
人狼を最も多く狩った英雄ディルク・フェーラーは、人々から【赤ずきん】と呼ばれていた。
銀十字の狩人としてクルス村に派遣されたディルクの任務は、人狼に攫われた少女の救出と、人狼の姫カタリーナの肉体を探すこと。
森の中で出会った村の少女ニコル、案内人のジルケ、自警団の面々と出会いディルクの旅は少しずつ目的へ近づく。
村の少女ニコル、案内人ジルケ、自警団の面々と協力する中、ディルクは滅んだはずの人狼たちの影と、カタリーナ姫に繋がる秘密へ近づいていく。
これは、人と異端者が争う世界で、狩人が背負う業と、消えない憎しみを描くダークファンタジーである。
※暴力表現があります。
※これは昔RPGツクールで作ったゲームをノベライズしたものです。2019年になろうで完結投稿していましたが、リライトしました(リライト途中)。
※表紙はかんたん表紙メーカーで作りました
文字数 16,255
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.29
人は皆夢見る使い魔の様なものだ。誰だって夢は見るし、何かに使われているのだから。そして、見えない何かと戦っている。
月がとてもキレイな夜、おっさんシステムエンジニアは使い魔になった。
魂は55歳の老害SEじじい、体は14歳乙女にTS転生した彼は、老後資金のために、孤独死よりも過労死を選ぶ。だが、不老不死となっていた。この苦悩は永遠に続くのだ。
異世界間を貫通縦断する鉄道で旅に出て、異世界であんこを売り、中古の悪魔をお給仕ロボにして喫茶店を繁盛させ、ディストピア社会でAIのシンギュラリティと戦い、世界7大魔女の最後のひとり女子力53万の多恵子は生田の竹やぶの中で笑う。
だがしかし、あんこも金塊も、日本円にはならない。
これじゃなろう異世界系ファンタジーじゃねえか、俺のハードボイルドを返せ!
[五色龍ドラゴン(すっぽこ)/川崎市多摩区/魔法使い/魔女/座敷童/女神/堕天使/聖女/ファイナンシャルプランナー/中古の悪魔/異世界転移/異世界貿易/異世界鉄道/銀河鉄道/あんこ/パピコ/温泉/巨大ロボ/6歳/血尿/派遣/宇宙戦艦/悪魔柄の猫/ストラトキャスター]
文字数 146,105
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.05.25
「金で買えないものはない。……そうだろう、閣下?」
1839年、清国・広東。
欧州の金融界で「若き異端」と呼ばれた投資家、ヨシュア・ゴールドシュミット。彼は、アヘンによって国を蝕もうとする東インド会社の非道を、清国の全権大臣・林則徐とともに目撃する。
「やられたら、やり返す。……百倍返しだ」
ヨシュアは豪商・伍秉鑑と手を組み、翌年のロンドン・シティに舞台を移す。武器は剣でも魔法でもない。現代の金融理論と、時代の「通信速度のラグ」そのものを利用した、圧倒的な情報戦略だ。
「反逆者として処刑されたはずのヨシュアが、なぜここに――」
帝国の重鎮たちが祝杯を上げるその会議室に、ヨシュアは舞い戻る。空売り、資産凍結、そして帝国の信頼そのものを崩す情報戦。
「平和は不要と笑ったか。ならば、この国ごと十倍利息で買い叩いてやる」
これは、ただ一人の男が「帳簿」と「信用」を武器に、大英帝国という巨大な権力構造そのものを塗り替えていく、経済逆転劇。
文字数 98,613
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.04.20
奥州、米沢。
伊達家の若き跡取り・藤次郎政宗は、隻眼であることを陰で笑われ、若すぎることを侮られ、周囲の大名たちから「扱いやすい小僧」と見られていた。
だが、政宗は知っていた。
刀を振るう前に、戦は始まっていることを。
敵の兵糧の行き先。
城内で不満を抱く家臣。
商人が握る借財。
僧が運ぶ密書。
女たちの井戸端に落ちる本音。
酒場でこぼれる将の愚痴。
それらを集める者がいなければ、若き当主は奥州で食い殺される。
そこで政宗は、信夫の地から一人の男を呼び寄せる。
名は柳原戸兵衛。
盗人、詐欺師、山伏、掏摸、薬売り、博徒、元足軽、抜け忍まがいの者たちを束ねる、黒い脚絆の男。
戸兵衛は政宗に言う。
「殿。綺麗な者だけを集めた軍は、綺麗に負けます。汚れた者を飼う覚悟はおありで?」
政宗は笑う。
「汚れた手でよい。俺の目の届かぬ場所を見ろ」
こうして、犯罪スペシャリスト集団「黒脛巾組」が生まれる。
彼らは敵城に商人として入り、女中として潜り、山伏として祈祷し、博徒として賭場を荒らし、贋文書で敵を惑わせ、偽の噂で軍勢を動かす。
やがて政宗は、父・輝宗の死、人取橋の危機、摺上原の大勝、小田原参陣の綱渡り、豊臣秀吉との駆け引きへと進んでいく。
表の歴史に名を残すのは伊達政宗。
だが、その足元には、黒い脛巾を巻いた悪党たちの足跡がある。
これは、天下を取れなかった男の物語ではない。
天下を取る寸前まで、奥州の闇を使い切った男と、彼に人生を賭けた悪党たちの痛快時代劇である。
文字数 181,978
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.20
※ゴールデンウィーク中は、1日辺り多くて8話、少なくとも3話更新します。
絶海の孤島のウエディングリゾートにて行われる婚活パーティーに招待された神崎一歌。そこに集められた12人の男女と婚活パーティーに参加することになるのだが……目覚めると、首に小型爆弾が装着され、恐ろしい事実を告げられる。
――マッチしなければ死ぬ。
投票制によるランク制度と、ランクにより支払われる賞金が変動するマッチングシステム。今宵、マッチングするのは素敵な異性か、それとも死か。
人は真実の愛を選ぶのか、それともやはり金が全てなのか。様々な欲望が渦巻くなか、神崎一歌が手にするのは真実の愛か、それとも金か、はたまた死か。
裏切り、陰謀、策略。男女の思惑を彩る、恋愛リアリティーショーと、現実を切り裂く残酷なデスゲーム。
果たして無事に生還できるカップルは何組なのか。
婚活を舞台に究極の心理戦が幕を開ける。
文字数 96,763
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.04.30
※表紙画像はgeminiで作ったイメージですが、本文は生成AI作品ではありません※
人類の希望である勇者として育てられ、魔王軍へと戦いを挑んだ。
だが、戦場で敗北し、敵に首を斬られたと思ったその時。
見えない呪いの首輪が砕け散り、俺が見ていた世界が反転した。
俺が斬り伏せてきたのは人間であり、俺を育てた味方が魔王軍だった……?
呪いから解き放たれ、覚醒するスキル『魔喰い』。
倒した相手の魔力、記憶、そして人格を吸収し、
脳内には10人の死者が集う議会が形成され、
俺の意志は死者の多数決に侵食されていく。
魔族を倒せば魔王軍の正義が流れ込み、人間を殺せば人類の傲慢が暴かれる。
議会の議決内容に揺れ動かされながらも、人生を奪った魔王への復讐を糧に孤独な修羅の道を突き進む。
たとえその先に、家族にさえ拒絶される孤独が待っていようとも。
これは、世界の首輪を壊し尽くし、その終焉を見届けるまでの物語。
※第1回新エンタメ小説大賞 勇者×ダークファンタジー エントリー中※
※6月・7月は毎日更新予定※
文字数 105,866
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.01
いつもの喫茶店「いそしぎ」で、友人の扶桑と俺はモカを飲んでいるだけだった。
――なのに、なぜかディスコで催涙弾が咲き、投票所はラップバトルの現場になり、エレベーターは何者かに止められる。
現れるのは、フルフェイスを外さない謎のライダー、軍服の中尉、そして何かを知っていそうな顔で笑う喫茶店のマスター。
「シャルンホルスト・タワー」というこのビルには、日常の裏に、財界と麻薬と洗脳が絡む巨大な陰謀が潜んでいた。
紅茶と銃撃戦、恋と暴力、笑いと涙が全部同時に押し寄せる、規格外の巻き込まれ型カオスコメディ。
最後に笑っているのは、いったい誰だ。
文字数 65,765
最終更新日 2026.04.03
登録日 2026.03.03
無能と罵られ、学校を中退させられ、実家の印刷所からも追放された少年。だが彼の頭脳は、当時誰も知らなかった“経営工学”そのものだった。
「紙とインクで、この世界のすべてをハックする」
行き着いた先は、職人を使い潰す当時の暗黒印刷業界。だが彼の目は死んでいなかった――
無能と罵られ、学校を中退させられて実家(兄の印刷所)からも追放された少年。
しかし彼には、現代でいう『経営工学』の概念を先取りしたかのような、圧倒的に合理的な思考力があった。
行き着いた先は、過酷な労働環境で職人を使い潰す、当時の暗黒ブラック印刷業界。
普通なら絶望するような状況だが、彼の目は死んでいなかった。
「無駄だらけの生産ライン、非効率なサプライチェーン……ふん、俺の合理主義なら3日で最適化(ハック)できるな」
独自の『13の徳目』による徹底した時間管理、業務のカイゼン、さらには大衆の心を掴む圧倒的なメディア戦略を駆使し、彼は瞬く間に印刷業界で頭角を現していく。生産性を爆発的に向上させ、あっという間にブラックなライバルたちを逆に圧倒(ハック)してしまう。
だが、彼の野望はそこでは終わらない。
彼が目をつけたのは、激動の時代における「情報」と「物流」、そして――「金」の仕組みそのものだった。
精巧な印刷技術と、経済の本質を見抜く知性。
これらを組み合わせ、彼は植民地(国家)の生命線である『通貨発行権(紙幣印刷の請負)』を文字通りハッキングし、富と信用をその手に掌握する。
「ただの紙切れに価値を与える。これ以上の快感があるか?」
独自のインフラと圧倒的な経済力、そして大衆を動かすメディアの力を手にした彼の勢いは、もはや誰にも止められない
。
気づけば激動の時代を裏から動かし、やがて来る「新たな国家の建国」の立役者へ。
そして、その国の最高額紙幣(100ドル札)に描かれたのは、かつてすべてを奪われ追放された、あの少年の肖像画だった――。
これは、学校を中退させられた一人の少年が、徹底した合理主義とメディアの力で世界のパワーバランスをひっくり返し、建国の父、そして最高額紙幣の「顔」へと登り詰める、実話をベースにした痛快無比な歴史・伝記ハックストーリー!
文字数 79,544
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.05
人の負の感情から生まれる災害『澱』。それは人々の心を侵食し、自殺や傷害事件など様々な悲劇を引き起こす。しかし、澱へと対抗する人々がいた。『内務省特異災害対策課第零番局』に所属する境断官たちである。ある日、捜査一課の刑事として黒瀬御影はある失踪事件を追っていた。捜査中澱に遭遇してしまい危機が迫った時、最強と謳われる東城楓李に救われる。その事件を皮切りに黒瀬御影は本来なら認識できないはずの澱を認識出来るようになってしまったため、零番局へ異動が命じられた。御影は人知れず澱から街を守る彼らの戦いに巻き込まれていく。怪異と向き合う中で御影は世界の裏に隠された闇、そして東城楓李が抱える過去へ足を踏み入れることになるーー。
文字数 33,907
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.16
弱いものを救うための祈りは、世界を救うはずだった。
ある日、幼馴染のレオは獅子のキメラにされた。
15年前の戦争で生み出された生物兵器キメラ。戦争が終わっても、それらは自国であるウォーリア諸国に被害を齎していた。異なる生物が融合し生まれた獣に、人々は恐れ慄き、城壁の中で静かに暮らしていた。
少年・アンリは、キメラになり、自我を無くしたレオと共に旅をしている。
各国に敷かれた、生物をキメラにする魔法陣を壊して回っている。
すべてはレオをキメラに変えた黒幕を突き止めるために。
レオにもらった言葉を抱いて、アンリは旅をする。人が獣になり、獣のような人間が生きるこの世界を。
文字数 49,276
最終更新日 2026.07.03
登録日 2026.06.20
高校生1年生になったばかりの東條璃玖には、初恋の女性がいた。4歳年上の隣に住む女子大学生、小野寺英玲奈だ。派手なメイクと服装のギャルで、明るくて面倒見の良い女性。彼女とは幼馴染の関係にあり、昔から璃玖は英玲奈一筋で、学校の同級生に現を抜かした事はない。高校生になった璃玖は、思い切って英玲奈へ告白を行う覚悟を決める。英玲奈も満更ではないらしく、見事告白には成功。楽しいバラ色の生活が始まった。当初璃玖は、そう思っていた。しかし英玲奈には、璃玖の知らない裏の顔があった。彼女はなんと、怪異と戦う特別な職業に就いていた。刀を手に化物を斬り殺し、満面の笑顔を浮かべる英玲奈。知らなかった一面を見せられ、驚きを隠せない璃玖。しかし、狂気に染まる英玲奈もまた、魅力的に見えていた。交際の継続を求めた高校生の少年が、怪異と戦う初恋の女性と共に、人ならざる者達との戦いの日々を送っていく。
文字数 94,719
最終更新日 2026.07.02
登録日 2026.06.22
婚活アプリで一回り年下の美女と知り合った土屋拓斗――38歳、独身――は、その彼女と意気投合し、 2026年3月3日、一緒に皆既月食を見に行った。その神秘的な赤い月に感動していると、彼女から一枚のマイクロSDカードを手渡され、「次の皆既月食までそのカードを大事に持っていてくれたら結婚しよう」と提案され、有頂天になる。
しかし、その彼女は三日後、他殺体で発見される。
失意の土屋は、マイクロSDカードのパスワード突破に成功し、その内容に恐怖と戦慄を覚える。
――この物語は、彼が次の皆既月食、2029年1月1日まで生き残るための逃亡劇である。
文字数 5,209
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.06.28
人間は『勇者』のエサである。
比喩ではない。
食物連鎖の頂点に立つ新たな”魔獣”として、『勇者』は人間を殺し、嬲り、捕食する。
そんな勇者の脅威に、人類は力を合わせて対抗した。
やがて勇者を専門に討伐する魔術師――『勇者殺し(ブレイブスレイヤー)』が誕生。
彼らは人々の命を守るべく、【勇者鏖殺】の理念を掲げ、死に物狂いで勇者を殺し尽くす。
そんな過酷な異世界に、お人好しの少年――生駒勇人(イコマユウト)は目を覚ました。
地下迷宮の片隅で、『勇者の屍体』に転生を果たしてしまう。
そんな彼の前に、エルフの少女が現れる。
彼女は『勇者殺し』、歴戦の魔術師であり――出会い頭にユウトを即殺した。
が、ユウトは死なない。
転生時に獲得した【最凶スキル】のせいで、不死の身体になっていたのだ。
不死能力を面白がった少女は、ユウトに驚愕の提案を申し出てきて――
「キミに2つの選択肢を与えよう。この場で私に処刑されるか、私の犬として『勇者殺し』の尖兵となるか……どちらがお好みかな?」
こうしてユウトは、"勇者殺しの勇者"として、両手を血で染めることになる。
勇者もかつては人だった。
しかし人喰いの魔獣に堕した以上、誰かが駆除しなければならない。
ユウトを中心に、世界の運命が狂い始める。
文字数 2,824
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
ーー死んだはずの女が、別人の身体で目覚めた。だが皇帝だけは、“彼女”に気づいてしまった。
先住民族の族長の娘・明明は突出した戦闘力と卓越した策略を誇るカリスマ女戦士。卑劣な戦略により紅蘭国皇太子・力威に敗れた彼女は仲間を救うため彼の妃となる。敵同士から次第に惹かれ合い、運命に導かれるように愛を育んでいく二人。しかし、力威が皇帝となった翌夜。明明は寝室で孤独な死を遂げていた。深い絶望に沈む力威。一方、なぜか皇后・魅音の身体の中で目覚める明明の魂。自分の死体には魅音の魂が宿っていると思った明明は、身体を返すため奔走し始める。力威に冷たく突き放されながらも、「魅音」を演じ続ける明明。だが、力威は魅音の中に「明明」がいることに気づいてしまう。「明明がいない世界に、生きる意味はない」愛する者を失った男が下した、あまりにも狂おしい決断。死体を燃やそうとする力威と、止めようとする明明。魂と肉体、愛と策略が交錯する後宮で、運命は再び大きく動き出す。度重なるどんでん返しと切なすぎる愛が絡み合う、後宮ラブファンタジー開幕。
文字数 57,681
最終更新日 2026.06.16
登録日 2026.06.01
「大砲? 蒸気機関? そんな非効率なものは必要ない。――統計(データ)があれば、国の一つや二つ、戦わずに餓死させられるんだから」
歴史の一次史料を漁るだけの引きこもりだった俺が転生したのは、1700年、清朝・康熙年間のマカオ。
手元にあるのは、自作の発電機で一日にわずか一分だけ起動する、未来の「知の避難所」――スマホ。
宣教師助手という底辺の立場から、俺は港を流れる銀とモノの動きをスマホに叩き込む。
そこに浮かび上がったのは、100年後にこの国をアヘンで沈め、灰にする「地獄の予兆」だった。
俺が仕掛けるのは、最新兵器による虐殺ではない。
港湾則例(SOP)、差別関税、相互監査、そして緻密な統計。
「あのアホな列強どもに教えてやろう。関税率一つで、お前たちの自慢の軍隊が維持できなくなる仕組みをね」
俺が数字を一行書き換えるたびに、傲慢な列強諸国の経済は音を立てて崩壊し、富は音もなく俺の手元へと逆流する。
軍事技術をあえて加速させず、欧州の軍需モデルを根底から破綻させる。
世界大戦も冷戦も起きない、「進歩は遅いが、平和は長い世界」への強制リライト。
これは、歴史の塵だった男が、未来のAIと共に、制度という網で巨大な悪を絡め取る、最も静かで、最も残酷な「経済無双」の記録。
文字数 48,305
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.03.04