青春 切ない小説一覧
「ねぇ! 君はどうしてここに居るの?」
学校の屋上で出会った彼女はいつも元気で笑顔を絶やさなかった。
そんな彼女は俺の母親と同じ重い病気を患っていると知る。
「私、そう長くないから」
彼女の唇は少し震えているような気がした。
それも無理はない。彼女が口にしたのは、俺より一つ年下の、高校一年生には残酷すぎる運命だったから。
「ねぇ! 今日から私に着いてこない?」
その彼女の言葉が、俺と彼女の人生で最も輝いた一週間の始まり。
名前の通り、最も輝いたゴールデンウィークの始まり。
そして――この時に戻りたいと一生思うであろう日。
文字数 9,639
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.10
高校二年生の夏から始まる、主人公の怒涛の日々
いつの間にか転校生が来ていて…
主人公の秘密が明かされる
文字数 12,362
最終更新日 2018.07.27
登録日 2018.06.27
関西にすんでいる中学2年生の三山 弘は自分が世の中で最も不幸と思っている。
そんな彼が周りを巻き込んで、行くだけのお話
※自傷シーンが多くあります。
文字数 6,181
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.08.03
兄の恋人と姉妹のように親しかった紗子は兄たちの突然の別れに戸惑う。その後中学生になり親友が出来るが幼馴染のワタルを巡り、親友との関係にも亀裂が。様々な人との関わり合いの中で傷つきながらも成長していく少女の物語
文字数 47,840
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.29
声が出ない少女:山内美音と、そのクラスメイト。秘密を持った少年:神田怜。ひょんなことから出会う高校2年生二人の淡く、切ない初恋物語。
文字数 671
最終更新日 2017.08.20
登録日 2017.08.20
主人公の谷崎 叶は小学生で友達のなかでも特に仲がいい2人がいる。
6年生になり3人一緒になって、嬉しかったはずなのに…。
私の話を誰かに聞いて欲しい。そんな思いから書いた実話です。
文字数 780
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.11.07
中学三年生の主人公、乃亜は小学生の頃に母を亡くし、それ以来父と二人での生活になるが、父の彼女だと言う女性がある日突然家に転がり込んできて、三人暮らしが始まった。
それは乃亜にとって驚きの出来事ではなく、母の生前から浮気癖があった父のいつもの事。振り回される事には慣れていた。
乃亜の幼馴染である陸は、家も近所でいつも一緒。乃亜に想いを寄せる陸は、何度もその気持ちを彼女に伝えているが、返事は決まってノーだった。
夏休み。とあるきっかけから乃亜に恋人ができる。そこから動く、物語。
追いかける陸に、逃げる乃亜。だけども時々受け入れて。
愛など儚く脆いものだと思っていた乃亜が、愛を信じられるようになっていくまでの恋愛青春物語。
文字数 121,765
最終更新日 2022.06.23
登録日 2022.06.14
大好きな人を失ってしまった緋色と友人たちとの友情や恋の物語。
高校に入学した四人の高校生。桜木緋色、川原里花、藤井賢哉、佐々田拓弥。
仲のいい彼らの悩みは桜木緋色がモテ過ぎること。かわいい容姿とバドミントンの全国大会で優勝するほどの実力も身につけた女の子。
騒がれすぎな彼女を守ってきた三人の目下の悩みは、入部早々、緋色と試合をした松嶋裕幸のこと。静かに過ごしたい彼らにとっては、馴れ馴れしく話しかける裕幸の存在は迷惑以外の何ものでもない。
一見何事もなく過ごしていた高校生生活のある日、裕幸の些細な一言が緋色の心の傷を呼び覚ましてしまう。
文字数 9,460
最終更新日 2021.05.20
登録日 2021.05.17
平凡な中学生、蒼。 そこそこ人気があり、充実している蒼が気になっているのはずっと1人でクラスから省かれている 雫だった。
気まぐれ投稿です。m(_ _)m
文字数 910
最終更新日 2022.01.28
登録日 2022.01.27
耳が聞こえず、言葉も喋れない女の子「竜崎」に恋していた。けれど、俺は彼女と会話する努力をせずに日々を過ごしていた。そんなある日、幼馴染の「桜井」から体育館裏に呼ばれ歯車が動き出す―――
文字数 2,813
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.15
大学一年生の遠州 徹也《とおす てつや》は、自身が所属するサブカルサークルで、漫画や小説を読みふける生活を送っていた。
そんな、とりとめのない日常を送っていたある日の事、遠州は自らが所属するサークルの会長である「小鳥遊《たかなし》」からとある相談を受けることになった。
その相談とは、サークルが廃部するとの事だった。小鳥遊会長は部室にあるすべてのモノを全て託す代わりに、サークルと部屋の後始末をする様に、と、半ば強引に押し付けてきた。
まるで、人事のような小鳥遊の態度にあきれた遠州だったが、せっかく見つけた素晴らしいサークルを何とか存続できまいか、と、思い悩んだ挙句、遠州は会長の要望を受け止め、サークル存続の道を探し始めることにした。
これは、そんな孤軍奮闘の遠州徹也のもとへと現れる、個性的で頼れる?助っ人たちが織り成す青春群像劇である。
文字数 62,791
最終更新日 2023.04.22
登録日 2023.03.23
高校2年生の向日(むこう)ハル。彼女は下校中にふと雨に濡れたアサガオが目に留まる。
『時期じゃないのに。』
思わず口から出た言葉
『だって、造花だから。』
後ろから透き通った優しい声が聞こえた。
「なんで、知ってるんですか?」
彼女は怪訝そうに眉を曲げながら呆れたような顔で口を開いた。
「ここ私の親の店だから。花屋の娘なの。」
「ふーん」
(なんで造花なんか飾ってんだろ。)
「どこの高校?」
「春宮高校。」
「同じ。」
「へー。」
共通点がお互いに見つかり二人の間の空気がふっと軽くなった。
「ねぇ、」
「?」
「ハルの花を教えて。」
「桜?」
「花屋だろ。」
もうじき春が来る。平坦だけど少し苦い青春のお話。
『去れど”ハル”』
文字数 784
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.20
中学三年生になったばかりの久保田奈緒は、塾帰りのある夜、古びた歩道橋の上で登校拒否児童で十一歳の白木星志に出会う。歩道橋の上から星空を眺めるのが好きだという実年齢より少し大人びた彼に惹かれた奈緒は、毎晩彼に会うために塾の帰りに歩道橋に立ち寄るようになった。
奈緒は誰にも言えなかった悩みを星志に打ち明け、更に彼と過す時間を大事にするようになったが、星志には奈緒にも打ち明けられない秘密があった。
お互いの孤独はお互いでしか埋められない二人。
大人には分かってもらえない、二人の心が辿り着ける場所は果たしてあるのか。
誰もが通る思春期の屈折の道に迷いながら進む彼らの透き通った魂をご覧ください。
文字数 77,917
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.15
幸せな学校生活を送っている 住原 楓は、ある日突然倒れてしまう。楓のかかった病気は、亡き母もかかっていた病だった。その病は、誕生日の日に体の1箇所が氷のように固まり、1年後には、どこも動かなくなり、長い眠りについてしまうものであった。そんな時、楓は、住原家のある秘密を知ってしまう。
まだ見ぬファミリーストーリーが始まる。
文字数 1,577
最終更新日 2020.03.07
登録日 2020.02.27
耳を塞ぎたい。口を塞ぎたい。目を塞ぎたい。そして、心の傷を塞ぎたい。
主人公の瀬川華那(せがわはるな)は美術部の高校2年生である。
華那は自分の意思に反して過去のトラウマを度々思い出してしまう。
華那の唯一の異性の友人である清水雪弥(しみずゆきや)。
華那は不器用な自分とは違って、器用な雪弥のことを心底羨ましく思っていた。
五月十五日に、雪弥が華那が飼っている猫たちに会うために自宅に遊びにきた。
遊びにくる直前に、雪弥の異変に気づいた華那は、雪弥のことをとても心配していたのだが……。思いの外、楽しい時間を過ごすことができた。
ところが。安堵していたのも束の間、帰り際になって、華那と雪弥の二人の間に不穏な空気が徐々に流れ出す。
やがて、雪弥は自分の悩みを打ち明けてきて
──?
みんな、異なる悩みを抱えていて、独りぼっちでもがき苦しんでいる。
誰かと繋がることで、凍ってしまった心がほんの少しずつでも溶けていったらどんなに良いだろうか。
これは、未だ脆く繊細な10代の彼女たちの灰色、青色、鮮紅色、そして朱殷(しゅあん)色が醜くこびりついた物語だ。
※この小説は、『小説家になろう』・『カクヨム』・『エブリスタ』にも掲載しています。
文字数 123,780
最終更新日 2024.04.13
登録日 2021.03.01
断罪の剣ーー
卯月 琉璃は捨てられて、見放された存在。
星月 悠夜は全てを諦めて、仮面をつけた存在。
似た境遇だからか次第に2人は打ち解け合う。
これは吉とでるか凶とでるか、、、、、、。
それはいたづらな運命以外知ることはない
文字数 3,775
最終更新日 2023.08.03
登録日 2023.07.23
〈気が向いたとき更新〉
ただ普通の高校生【蝶谷渡(ちょうやわたる)】は、転校生の登場により【百人一首】という文化に触れることになる。自分の人生も、友人の過去も、彼に受け止めることができるのか。あらすじは完結後に正しく更新予定。
文字数 12,435
最終更新日 2022.09.23
登録日 2022.09.22
東京上空で、巨大なアメリカの爆撃機に、小さな日本の戦闘機が体当たりする。
地上では大勢の人たちが声援を送っている。
幼馴染の「かのん」も、息を殺し、見守っていた。
皇居を守る府中の244戦闘隊である。
アメリカの爆撃機はB・29、日本の戦闘機は飛燕(ひえん)。
特攻隊員のなかには、十代の少年飛行兵士もたくさんいた。
この物語は、18歳の特攻兵「どんぐり」君と幼馴染の少女、「かのん」のお話です。
かのんは、いつまでも、いつまでも、どんぐり君のことを忘れません。
そして、約束どおりその日──。
男女むけの物語です。
文字数 78,909
最終更新日 2024.03.13
登録日 2024.03.13
偶然同じ喫茶店に通っていた高校生の彼女と僕。
NO NAMEという関係性で馴染んでいった二人だったが、彼女がその喫茶店でアルバイトしている大学生の陽介と付き合い始めたことで、僕の彼女への想いは変化してゆく。
切ない想いを抱きながらも彼女のそばにいる喜びと、彼女を諦めなくてはいけないという焦りを抱く僕。
大学生になった僕には、僕を好きだと言ってくれる人も現れる。
そんな中、僕らのNO NAMEな関係は、彼女が悪気もなく名前をつけたことで変化した。
彼女と一度は距離を置くが、偶然は一度起きるとその確率を高めてしまいーー
片想いする相手への切なさと許容と執着、愛しい青春。
文字数 56,414
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.24
町の小さな喫茶店、ミニドリップを義父から任された少女『香笛 春風(かふえ はるかぜ)』
人見知りで友達と呼べる存在もいない、自分から他人に関わろうともしない性格の春風。
これはそんな彼女が、喫茶店で働きながらゆっくりと成長していく物語である。
二十代後半とはいえ、どこか子供っぽい常連客の武藤 愛。
ヤンキー気質の同級生、沢崎 真夜。
密かに春風を想う少年、伊田 俊樹。
新たな出会い、そして別れ。
きっといつかは終わる。けれどそれは、また新たな始まりでもあって。
喫茶ミニドリップで紡がれる、時に笑いあり、時に恋あり――たまに涙ありなヒューマンストーリー。
【注意書き】
※横読みにおいて、読みやすさを重視した結果、段落があると読みづらくなったため皆無となっています。
お気になさる方はご注意下さい。
※書き方に対して、これが絶対と自身の中でルールがある方は、不快に感じる恐れがあるので読まないことをおすすめします。
※実際にある沼津 大手町の喫茶店、ミニドリップ(現在は諸事情により閉店)がモデルになっております。
文字数 128,451
最終更新日 2023.10.25
登録日 2023.01.31
女子高生、川瀬優花と、近所の兄貴分、天野大地による短編。
失恋して一週間。落ち込む優花をどうにか励まそうとする大地。
なにか嫌なことがあった時にどう励まされたらうれしいだろう?という想像から出発しました。
(恋愛を目指したのにどうしてこうなった……)
息抜きにでも読んでもらえたら嬉しいです。
宜しくお願いします。
この作品は、「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 5,301
最終更新日 2019.08.13
登録日 2019.08.13
僕“鐘山廉(かねやまれん)”の通う学校に転校してきた少女“夢空凜(ゆめぞらりん)”は元気な良い子。
最初は皆と仲良くしていたのにいきなり、
みんなと一定の距離を保とうとしているのかあまり話さなくなる凜。
そんな彼女を何とかしようとするが……
「私に関わらないで…お互いに辛い思いをするだけだよ。」
そう言い放った彼女に僕は…
文字数 8,130
最終更新日 2018.11.15
登録日 2018.10.19