現代文学 日常小説一覧
※この作品はフィクションです。実在する人物、地名、事件、一切関係ありません。差別用語が混じってます。
幼少期に母を亡くし、父もあとを追うようにして亡くなる。一人ぼっちになった若本若葉(わかもとわかば)は〝家族を知りたい〟と疎遠だった母方の親戚を訪ねる。
天涯孤独の若葉に降り注ぐ、愛と家族、命の尊さ。
文字数 50,070
最終更新日 2023.07.07
登録日 2023.06.03
春の子燕駅は、ツバメのヒナの鳴き声でにぎやかだ。
電車が好きな優を連れてツバメ列車に乗った愛美だが、はしゃぐ優に対して、乗客たちの視線は冷たい。
そんな中「大丈夫よ。あなただけじゃないわ」と温かな声をかけてくれたのは、上品な感じのマダムだった。
ツバメ列車に揺られながら、マダムと束の間の会話を楽しむ愛美。
同じ電車に乗り合わせた二人。
明かされた二人の共通点とは……。
ローカル電車で紡がれる、ちょっぴり不思議で、切なくて、優しい物語。
文字数 15,092
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.05
ピッチピッチ チャプチャプ ランランラーン…。
黄色いカッパを着た小さな子供は、母親らしき女性に手を引かれ、歩いていた。
私も昔そんな時代もあったのだろうか。
ある事件をきっかけに崩れ始めた一つの家族。父にも母にも、捨てられ、祖母のいる町で暮らした1人の少女は、いつか、幸せになれるのだろうか?
文字数 12,185
最終更新日 2023.06.23
登録日 2023.06.23
いつものように学校が終わり、妹の春菜と一緒に下校した美奈。突然の母の失踪から半年後、両親の離婚。父親の増え始めたアルコールに、毎夜怯える姉妹。そして……。
妹・春菜に迫る魔の手に、美奈は……。
文字数 3,777
最終更新日 2023.06.22
登録日 2023.06.22
ANCHANは、何者?
いつも、挨拶と一言ぐらいしか喋らない。
ずっと、同居生活しているハナ(私)にとって、ANCHANは、謎だらけ……
文字数 2,214
最終更新日 2023.06.16
登録日 2023.06.16
市内の山の学校に赴任した。そこに何と教育実習の時の生徒が高校3年生になって訪問してきた。私にたくさんの手紙を書いてくれた晴美さんである。
ある日、晴美さんが妊娠したと言う知らせを先輩教師から聞いた。私はいてもたってもいられず、彼女の家に急いだ。
文字数 270
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.06.14
池内泉は27歳、アラサーの会社員である。
仕事は営業事務をしている。
忙しくてしんどい事も多いが、銭湯を楽しみに毎日頑張っている。
自分の機嫌を取れるのは自分だけをモットーに温かいお風呂に浸かってのんびりリラックスしたり、女子らしくヘアケアに勤しんでいる。
自由に自分らしく、のんびりと銭湯でのリラックスタイムを過ごしていくうちに心が安らいでいった。
新しい銭湯を開拓するべく、日々リサーチを欠かさないのである。
ローカルな銭湯のストーリーがゆっくりと幕を開けるのであった。
文字数 10,159
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.13
全速力で毎日を走る全ての女性へ。
服が欲しくなる瞬間。
それは、
3年ぶりに大好きな彼氏に会えるから、
久しぶりに同窓会に行くから、
女性であることを思い出したいから?
悩みに悩んで選んだ服はきっとあなたに自信を持たせてくれる。
文字数 340
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
体調を崩して無職になったおっさんが、家賃の安いマンションに引っ越した折、ベランダ下に黒い先住者を見つける。その黒猫との奇妙な関りを纏めたものである。
文字数 5,648
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04
オムニバス形式の短編集。
動物たちが共通の言葉を話して共生してる世界で社会の闇に触れるお話。
カクヨムと小説家になろうと重複掲載です。
文字数 1,969
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.06.02
タワーマンションの最上階にある展望台。ショウコとアズサとレイはいつもそこで出会う。
お互いのことを深く訊いたりせず、暗闇の中で会うだけのそれが暗黙のルールだ。
だからお互いに知っていることはわずかなことだけ。
普通すぎるショウコに比べて、アズサとレイは神様から特別を与えられている存在だった。
アズサは優秀さで。レイは儚い美しさで。
しかし二人はショウコに言うのだ。「貴方はそのままでいて」と。
ショウコは夢を持つこともできずにいるのに。
自分はこのまま枯れるだけの存在だというのに、なぜ二人はそんなことを言うのだろうか。
そんなある日、レイが二人の側からいなくなった。
そして、ショウコも引っ越すことを親から告げられて……。
大人になる前の少女の気持ちを書いた作品です。
6/1 現代文学ジャンル1位ありがとうございました<(_ _)>
文字数 41,146
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.30
妻に先立たれた老人。愛妻の遺骨を抱いて向かったのは、彼女の故郷・岩手の実家。
妻が生まれ育った家の庭には大きな桜の木があった。
そこで老人を待ち受けていたのは……。
夫婦愛を描いた短編。
文字数 3,086
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
おはようって言ってもこっちを見るだけ
ろくに返事もしないどうしようもない君を
可愛いと思う位には鈍ったんだろうね
でも甘い時間はそろそろ終わりだ
可能な限り可愛がってあげるね
悪いのは昔の君だ。
今まで君はいい子にしてたけど
言ったよね、僕は気分屋だって
君のとっても可愛い顔が動揺するの
見せてね
文字数 1,639
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.05.30
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