歴史・時代小説一覧
昔、ある人が言った。「ヒトラーさえ居なければ世界大戦起きなかったんじゃ無いかなあ」
それに対し返す、「ルーズベルトさえ居なければ世界大戦起きなかったんじゃ無いかなあ」
アメリカ人はヒトラーに責任をなすりつけるのでは無く、速やかに自身の犯した犯罪的行為を猛省するように!あんな大統領を選んだ、貴様等が悪い!
……というわけで!
1936年の大統領選挙の結果、大統領は共和党のアルフレッド・モスマン・ランドンに決定した。その結果、ルーズベルトは憤死、駐日アメリカ大使ジョセフ・クラーク・グルー等の必死の努力によって日米の緊張感は次第に解きほぐされていった。これは、それにより未曾有の世界大戦が一度で済んだ物語である!
…………あ、ノベルアッププラスに同名同紹介のものがありますが、それが底本ですので。手っ取り早く展開知りたい方はそっちもご覧下さいな。
文字数 44,759
最終更新日 2023.06.02
登録日 2022.05.25
何処かの世界、何処かの1945年。いい加減な高次存在が、片手間で世界を作ったせいで、あの世は満杯、神々はブラック労働に大激怒。
でその存在は考えた。暫くあの世はシステム復旧の為閉鎖致します!
これより世界は死ぬの禁止!どうなる世界大戦?
文字数 30,437
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.05.31
思いがけず目にしたその文は、私(清之進)の心を暖めた。
私の恋煩いに、周囲の人々から温かな手が差し伸べられる。
中でもご隠居は個性的な方で…。
文字数 6,851
最終更新日 2023.06.01
登録日 2020.05.19
四境戦争。
そうよばれることもある第二次長州征討は、終わりを迎えようとしていた。
大島口、芸州口、石州口の戦闘は、徳川慶喜の工作による休戦の勅命で停止しており、残る小倉口も孤軍奮闘していた小倉藩が力尽き、和睦を乞う状況で、終わりが見えていた。
しかしながら、長州側の出した条件、小倉藩主小笠原家の嫡男を人質にという条件を巡り、小倉藩は紛糾する。
小笠原家の嫡子を人質に出すということは、小笠原家が毛利家に服従するということ。
全面降伏せよと言うことであり、小倉藩士にとって受け入れることのできぬ条件であった。
このような状況の中、島村志津摩は、小倉藩の家老となり、長州藩との交渉に臨む。
島村の考えた和睦案で藩論をまとめて。
文字数 5,790
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.05.31
文字数 16,218
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.05.27
引きこもり半兵衛の籠城戦記 〜私は世に出たくないのです〜
秀吉に三顧の礼で迎えられたとされている竹中半兵衛。 彼は気ままな隠居生活を望んでいたのだが、敵の策略により、補給路を絶たれ引きこもり生活が終焉する。 これは、今孔明と名高い竹中半兵衛の隠居生活にスポットライトを当てた、あるかもしれない想像のお話。
こちらの作品は短編集です。
文字数 4,148
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.05.31
会津松平家は、戦乱の世がおわり泰平の世に使命をもってつくられた家中だった。
武田、最上、蒲生、蘆名などの遺臣を集め、勇武と奨学の気風はとだえることなく脈々と受け継がれる。
19世紀。西からロシアやヨーロッパ、東からアメリカの軍艦があたらしい時代の波にのりやってきた。クリミアでは50万人が犠牲となる戦争があり、清国は西洋の技術革新のまえに敗れた。
そして日本では、一人の男の欲望からあるひとつの概念がつくりだされた。やがてそのプロパガンダは災害などの世情不安により加速をつけ、止まらなくなってゆく――
その時代に生まれた会津娘子のあさ子は、武芸と恋、結婚と子育に奮闘しながらも暮らしていたが、威信と権力の欲望と、恐怖にとりつかれた群衆の標的とされて攻めこまれる。
それでもあさ子をはじめ会津娘子たちは、故郷の実存をかけてそれぞれのやり方で戦った。
これは数々ある会津娘子の伝承のなかでも激烈に愛と義を貫いた、河原善左衛門の妻、あさ子の物語。
(※更新は不定期です。)
文字数 170,508
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.02.27
文字数 15,671
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.04.18
1936年大日本帝国はメイドの炎に覆われた!天にメイド!地にメイド!あなたの傍に這い依るメイド!
ご奉仕いたします日本人の皆さま、、、、永遠に。
文字数 140,906
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.25
戦国時代。
朝廷の貴族は、自分たちの退屈な生活に刺激を求めていた。
そして同時に戦国の武将の力は幕府を揺るがすと思われるくらいに大きくなっていた。
そこで彼らは平安時代から続く遊びである「テンカ」という、戦国武将たちに「天下統一」というゲームをさせて楽しめないかと考えついた。
ゲームのやり方は簡単だった。
幕府に隠れて、武士や農民や商人や浪人などから自分の好きな人物を選び、その人物に秘密裏に資金や情報や兵器を提供し裏で操るのだ。
選択した人物が当世の幕府を倒し征夷大将軍の官位を得ればゲームは終了する。
もちろんその人物を推した朝廷内のものがゲームの本当の勝者だ。
そうそう、将軍を任命する者それは「朝廷」、つまり彼らの地位は揺らぐことは無い。
彼らは思いつくと同時に、彼らは退屈を紛らわす遊びを始めることにした。
可哀想なゲーム参加者たちは自分たちが朝廷や貴族の道具に過ぎないことを知らない。
それでも、彼らは本気で自分の主君や信念のために戦う。
それが、このゲーム天下(TENKA)である。
これこそが「下剋上」という煽り言葉で現れた戦国時代の真実だった。
朝廷の手のひらで踊らされる武士たちのTENKAゲームの始まりである。
文字数 1,393
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
代筆屋を営む私の元に、大店の旦那が手紙をもってやってきた。
それは、菊乃からの手紙。
旦那から受け取った扇子に書かれた返歌を読み、私は向かう。
愛しいあの子の元へ……
文字数 10,138
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
文字数 9,332
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
大正時代の洋装店を営むフミ。
そしてそれを取り囲む人間模様と彼女の生涯を丁寧に描きました。
文字数 46,492
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
【あらすじ】
文政三年。歌舞伎役者、三代目・坂東三津五郎(ばんどうみつごろう)は悩んでいた。演目「玉兎(たまうさぎ)」にて、兎、爺、婆、狸の四役の演じ分けをしなければならないからだ。二代目・坂東三津五郎に相談すると「――黒き鏡だ」という答えが返って来た。
思い余って「根岸のご隠居」こと絵師・酒井抱一(さかいほういつ)のいる根岸・雨華庵(うかあん)へと赴く。
幕府名門・酒井家出身の抱一との洒脱で含蓄のある会話から、三津五郎は「黒き鏡」の意味に思い当たり、「玉兎」の舞台へ向かう。
酒井抱一が観るその舞台にて、三代目・坂東三津五郎は「玉兎」を演じられるのか――。
【登場人物】
三代目・坂東三津五郎:歌舞伎役者。父の初代・坂東三津五郎の死の際に幼かったため、父の弟子が二代目・坂東三津五郎となるが、成長して三代目を襲名。その演技は、江戸随一と評判が高い。日本舞踊五大流派のひとつ「坂東流」の祖でもある。
酒井抱一:絵師。江戸幕府の名門・酒井家の出身。しかし世継ぎとなることはできず、出家して隠居する。出家前から芸術に志し、特に絵画に熱中し、出家後は江戸郊外・根岸に雨華庵という庵を結び、巨匠・尾形光琳の遺された作品から大いに学ぶ。のち、江戸琳派という、光琳の流れをくむ絵の流派の祖となる。
※文中の歌は、二代目・桜田治助の作詞によるものです。
【表紙画像】
初代歌川豐國 / Toyokuni Utagawa I, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
文字数 4,579
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.29
大正ロマンを舞台にした作品で主人公は朝子という名前の女性です。
女学生が成長するまでを丁寧に描いた作品です。
是非ご覧ください。
文字数 36,756
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
才谷梅太郎が坂本龍馬を語るという不可思議な物語です。なるべく史実に則って書きますが、時系列がぐちゃぐちゃになる可能性もあります。よろしくお願いいたします。
文字数 19,973
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
桐壺帝の御代。左大臣の嫡男として生まれ、恵まれた人生を謳歌する、若き日の頭中将こと藤原喬顕は、宴の松原で起こった猟奇殺人事件への関与を疑われる。自らの名誉の回復をかけて、調査に乗り出した頭中将が出会ったのは、一人の少年だった――。
あらゆる才能に恵まれながら、『源氏物語』の作中人物として、この世に生み出された瞬間から「永遠のナンバー2」を宿命づけられた男の、世に知られざる冒険譚。
(この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)
文字数 115,353
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.02
秀吉により壊滅した根来忍軍の残党を使って各大名の忍び活動などを仕切っている根来の権助の元に箱根の大久保長安の埋蔵金についての探査の依頼があった。
前年に幕府も大規模な探索行っていたが発見には至らなかった。
各地の大名、大商人のもとには様々な情報が入っており、箱根は一攫千金を目指す輩であふれていたようだ。
埋蔵金を探せという依頼ではなく、現在の箱根全体の状況の把握ということだったので、受けることにした。根来の旧知の2名と甲賀の源三郎を招集して、東海道を箱根に向かった。
文字数 26,261
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.30
人間50年からはじまる歌、のちの天下人が好んだ歌である。
この歌は「敦盛」という名であるが、実は敦盛を討った武将の半生を綴ったものだと言われている。
ではその男はどんな男だったのか。
文字数 9,213
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
江戸時代。とある藩に島田正之助という男がいた。彼は齢にして六十、子はおろか孫にも恵まれた傍目には理想の隠居生活を送っていた。
しかし彼の目にはいつも暗い光が灯っており、時折悲しそうな瞳で孫らを見ている。そしてその孫の一人である平次郎が元服を迎えた秋の事。正之助は平次郎に渡したいものがあると言って廃寺へと誘う。
そして元服の祝いにと孫へ一振りの竹光を差し出すと、徐に島田家の過去について語り始める。
文字数 11,049
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.05.30
クレタ島の迷宮に棲むミノタウロスとテセウスの戦い。かも知れない偽ギリシア神話。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
文字数 7,289
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
時は幕末。不逞浪士が攘夷という大義を振りかざし、異人打ち払い、商家へのゆすりなど好き放題に暴れていたころ。東海道筋の品川近くにある剣の道場の隠居、黒松映(くろまつうつり)は弟子である旗本、栗島の護衛をすることになる。映は齢七十五の老女でありながら凄腕の剣士であった。
栗島を襲ってきた浪士を退治し、暴れ馬に乗っていた英国の少女マーガレットを助けて、彼女に剣の手ほどきをすることになってから、攘夷を実行する者たちと対決することになっていく。
剣の出稽古のために、マーガレットが住む外国人居留地に通うようになり、映は近隣の商人たちが商売相手として異人に熱い視線を送っていることに気がつく。この品川や横浜あたりでは、攘夷などと言っているのは、腹に一物を持っている田舎侍たちだけで、異人は社会の中に、経済の循環の中に取り込まれていた。
マーガレットが浪士に差し向けられた刺客に命を狙われたことから、映は浪士たちと戦う決意をする。一人息子である現道場主の綱道、道場の弟子でもあり便利屋でもある百姓の蔵蔵(くらぞう)、門人のひとりで今は山猟師の福次、闇夜に居留地へ魚を売りにきていた心太、そして映の片腕であり同じ年のくノ一(くのいち 女性忍者のこと)末。彼らの協力を得ながら異人を守り、悪の浪士を退治しようとする。
つまり、異人を排除しようとする攘夷思想の武士を、庶民が懲らしめるのである。
しかし、浪士たちはただの無頼ではなく背後に大藩がついていた。最新式の銃を持っており、それで異人を狙撃するつもりなのだ。末とその仲間の探索で、敵が銃を使ってくると予測した映は入念な準備をする。と言っても剣士である映は銃を手にしたりはしない。庶民階級の仲間とともに自分たちの武器を手にとって相手と戦う。
外国人居留地を拡張するための地鎮祭で、異人各国の代表者や幕府の要人などが列席する中、敵が最新式銃で狙撃してきた。蔵蔵手製の目隠しでそれを防ぎ、奴らを海岸の砂浜に追い込む。敵の首謀者を説得しようとする栗島や英国の警備兵を連れて助太刀に入ろうとするマーガレットも交えつつ、攘夷派との決戦が始まろうとしていた。
文字数 79,790
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
永禄八年、葉月。
伊勢国鈴鹿、高岡城。
この城に、滝川一益率いる織田軍と戦い、見事に退けた武将がいた。
伊勢国神戸友盛家臣、山路弾正少弼。
北勢四十八家が次々に落城の憂き目に遭うなか、彼は頑強に渡り合い、策を弄し、ついには織田軍を撤退させるに成功する。
彼は所望す。「腹が減った。湯漬けをくれ」と。
―――――――
山路弾正=伊勢国武将。生年不明。伊勢国国人神戸友盛の家臣。信長の伊勢侵攻に対し、頑強に抵抗し、策を弄して退けたとされる。二度目の侵攻で、神戸氏は織田信長の三男、織田信孝を養子に迎え入れ和睦。元亀三年、信孝が元服し家督を継ぐさい、謀反の疑いをかけられ自害に追い込まれる。高岡城は現在廃城。
文字数 2,975
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
日本最大の湖・琵琶湖を有する近江。その北東に小さな村があった。村長の跡継ぎとして生まれた大谷平馬(後の吉継)は、村長として順風満帆の日々を送ると思っていたが、戦で父を失くし、さらに幼なじみをも失くしてしまう。そんな平馬を救ったのは、生涯の友・石田佐吉(後の三成)や、運命の主君・羽柴(豊臣)秀吉であった。平馬はやがて秀吉に「100万の軍勢の指揮を執らせてみたい」と言わしめ、徳川家康からも一目置かれる武将となる。これは、失意のどん底にあった一人の少年が、現代にも語り継がれる名将・大谷吉継へと成長を遂げる再生の物語。
※この物語は史実をもとにしたフィクションです。物語の都合上、史実を改変している箇所があります。
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 12,623
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.27
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