歴史・時代小説一覧

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幕末、動乱の京都の治安維持を担った新撰組。 華やかな活躍の時間は、決して長くなかった。 武士の世の終わりは刻々と迫る。 それでもなお刀を手にし続ける。 これは滅びの武士の生き様。 誠心誠意、ただまっすぐに。 結核を病み、あやかしの力を借りる天才剣士、沖田総司。 あやかし狩りの力を持ち、目的を秘めるスパイ、斎藤一。 同い年に生まれた二人の、別々の道。 仇花よ、あでやかに咲き、潔く散れ。 schedule 公開:2019.4.1 連載:2019.4.7-4.18 ( 6:30 & 18:30 )
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小説 184,514 位 / 184,514件 歴史・時代 2,155 位 / 2,155件
文字数 144,058 最終更新日 2019.04.18 登録日 2019.04.01
 ――戦国の世に、聖母マリアの黄金(マリーゴールド)の花が咲く。  永禄十二年、春。  キリスト教の布教と引き換えに、通訳の才能を持つ金髪碧眼の亡国の姫君、大内カレンデュラ帆南(はんな)は養父である豊後国の大友宗麟の企みによってときの覇王、織田信長の元に渡された。  信長はその異相ゆえ宣教師たちに育てられ宗麟が側室にしようか悩んだほど美しく成長した少女の名を帆波(ほなみ)と改めさせ、自分の娘、冬姫の侍女とする。  十一歳の冬姫には元服を迎えたばかりの忠三郎という許婚者がいた。信長の人質でありながら小姓として働く彼は冬姫の侍女となった帆波を間諜だと言いがかりをつけてはなにかと喧嘩をふっかけ、彼女を辟易とさせていた。  が、初夏に当時の同朋、ルイスが帆波を必要だと岐阜城を訪れたことで、ふたりの関係に変化が――?  これは、春の嵐のような戦乱の世で花開いた、黄金(きん)色の花のような少女が織りなす恋の軌跡(ものがたり)。
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文字数 35,014 最終更新日 2020.06.14 登録日 2020.05.20
妖怪、幽霊が当たり前のように身近で囁かれていた時代。 江戸は薬研堀に店を構える商人、嘉助は巷では有名な妖怪馬鹿。 ある日、お供の六弥太を連れて諸国漫遊の旅に出た。もちろん目当ては各地の妖怪。 二人を待ち受ける妖怪は如何に。 ※数年前になろうで笹山菖蒲の名前で連載していたものを加筆修正したものです※
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文字数 20,838 最終更新日 2019.06.27 登録日 2019.06.05
2044
歴史・時代 完結 長編 R15
花のお江戸で巻き起こる、美女を狙った怪事件。 隠密同心・和田総二郎が、女の敵を討ち果たす! 女岡っ引に男装の女剣士、甲賀くノ一を引き連れて、舞うは刀と恋模様! 往年の時代劇テイストたっぷりの、血湧き肉躍る痛快エンタメ時代小説を、ぜひお楽しみください!
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文字数 65,956 最終更新日 2020.06.26 登録日 2020.05.31
Some 100 stories of cats(猫にまつわる小篇たち)のシリーズ第18作目。
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文字数 5,510 最終更新日 2023.07.04 登録日 2023.07.04
その寂れた宿場町は、門前雀羅を張るが如くに閑散としていた。
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文字数 1,802 最終更新日 2019.06.28 登録日 2019.06.28
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歴史・時代 連載中 長編 R15
大政奉還から十余年。年号が明治に変わってしばらく過ぎて、人々の移ろいとともに、動乱の傷跡まで忘れられようとしていた。 東京府と名を変えた江戸の片隅に、騒動を求めて動乱に留まる輩の吹き溜まり、寄場長屋が在る。 そこで、『仕舞屋』と呼ばれる裏稼業を営む一人の青年がいた。 彼の名は、手島隆二。またの名を、《鬼手》の隆二。 金払いさえ良ければ、鬼神のごとき強さで何にでも『仕舞』をつけてきた仕舞屋《鬼手》の元に舞い込んだ、やくざ者からの依頼。 破格の報酬に胸躍らせたのも束の間、調べを進めるにしたがって、その背景には旧時代の因縁が絡み合い、出会った志士《影虎》とともに、やがて《鬼手》は、己の過去に向き合いながら、新時代に生きる道を切り開いていく。 *明治初期、史実・実在した歴史上の人物を交えて描かれる 創 作 時代小説です *登場する実在の人物、出来事などは、筆者の見解や解釈も交えており、フィクションとしてお楽しみください
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文字数 62,894 最終更新日 2022.06.23 登録日 2022.05.31
2048
歴史・時代 連載中 長編 R15
文政十二年、師走。尾張地方にある幕府公認若山遊郭が炎上した。 地獄の炎かと思われるような大火事に全てを奪い去られた少女、竜胆は阿部各務ヶ原守新之助に救出され、城にて保護された。 美しい少女に魅入られるように新之助の息子涼之丞は竜胆の看病を続ける。 涙を流しながら竜胆は若山遊郭の中で起こった悲劇の数々を話し始めた。 江戸時代の尾張地方を舞台に華屋かな遊郭花魁物語が広がる時代劇風ファンタジー。
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文字数 90,180 最終更新日 2022.07.31 登録日 2022.05.29
2049
歴史・時代 連載中 長編
戸次道雪。その娘、立花誾(ギン)千代。 高橋紹運。その子、高橋彌七郎統虎……後の立花宗茂。 そして彼らを支えし安東、由布、十時、小野、薦野、米多比たち家臣団。 この物語は、激動の戦国時代で誰もが自身の利益と保身に走り、多大の恩がある主君をも見限り裏切ってしまえる乱世に在りて、己の『義』を貫き通し、受け継いできた者たちの、義なる物語である。
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文字数 123,984 最終更新日 2023.09.16 登録日 2016.07.28
胸にさんざめく想いに、何と名付ければ良いのだろう。 インドを舞台とした歴史小説です。 全16章、約16万字で完結です。 7世紀前半、群雄割拠のインドに並び立つ多数の国の内の一つ。 第二王子のハルシャは14歳で、いわゆる中二病的な自己同一化の悩みを抱えていた。 ある日、一人の美しい少女と出会い、ハルシャの運命も変わって行く。 日々の帝王教育の他に仏教も学び、動物を通じて生命と向き合い、青春を過ごす中で成長して行く。 やがて、過酷な出来事がハルシャを見舞い、否応なくハルシャは自らの立場の変化に向き合って行くこととなる。 第1章 第二王子の夢 第2章 近くて遠い佳人 第3章 兄と妹 第4章 仏陀の言葉 第5章 本生譚の慈悲 第6章 鰐の馬蹄花 第7章 遠征の後始末 第8章 華燭の典 第9章 エフタルの余喘 第10章 重なる不幸 第11章 風雲のカナウジ 第12章 慈悲の報い 第13章 ヴィンドヤースの森 第14章 金の兎耳の国 第15章 ヴァルダナの栄光 第16章 終章 【この作品のセールスポイント】 1:インドの歴史小説という、他に書く人がいない圧倒的独自性。 2:14歳のいわゆる中二病の少年が主人公で、その成長する姿に読者が共感しやすい。 3:あの玄奘三蔵法師が天竺で会った王様、を知ることにより、インドに関する解像度が高くなる。 4:主人公ハルシャに降りかかる激動の展開と、怒濤の伏線回収による爽快感で、物語としてハイレベルな面白さ。 5:ガチな歴史小説マニアもテンションがブチ上がる参考文献の多さ。そしてその資料という下地があってこその、テンプレ異世界ではなく古代インドという独特な世界観を堪能できる。 6:歴史小説に興味の無いいわゆる対象外読者であっても、読めば異口同音に面白いと言っていた事実。文章、キャラ、ストーリー、世界観、全てがハイレベル。 7:出版されれば間違い無く直木賞候補だな(受賞するとは言っていない)。
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文字数 159,969 最終更新日 2023.06.27 登録日 2023.04.30
2051
歴史・時代 連載中 長編 R15
歴史は誰か一人の些細な行動ですぐに変わる。我々の知る“史実”と言うのは、偶然に偶然を重ねた結果生まれた一つの歴史だ。 ……本当に簡単に歴史は変わる。例えば、太平洋戦争中にたった一つ、常識から外れた戦闘機と軍からも国からも捨てられた人間が産まれるだけで変わる。 これは、相良一というイレギュラーが歴史を変えていく物語である。
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文字数 9,734 最終更新日 2021.06.01 登録日 2021.05.26
2052
歴史・時代 完結 長編 R15
【本作は、大幅加筆修正し、『倭寇英傑列伝 瓦氏夫人〜倭寇に勝ったスーパーヒロイン』と改題のうえ、ペーパーバック&電子書籍化いたしました。本欄では引き続き、各章の冒頭部分を公開させていただきます】 日本では川中島の合戦がおこなわれていたころ、上海近郊の海岸で倭寇軍と明軍とが激突した。勇猛な倭寇の大軍に対し連戦連敗を喫した明朝は中華一精強といわれる「狼兵」の投入を決める。狼兵を率いるのは「私もう決めたから。あとはやるだけ」が口癖の天真爛漫な美女将軍、花蓮。中国南部の覇者だった夫の不幸な死や、その後の激しい後継争い、知の巨人王陽明との出会いなど、波乱万丈の半生を生きてきた彼女は、無双の弓術と卓越した戦術、自ら鍛え上げた兵により、「胡蝶の陣」を駆使する日本人軍師を打ち破り明朝に初めての勝利をもたらす。 16世紀の広西壮族のスーパーヒロイン瓦氏夫人をモデルとして描く大河小説。リアル『ムーラン』。 ◆単行本500ページ超の長編です。ウェブ掲載のためにかなり圧縮したのですが、主人公の人生があまりに波乱万丈で、どうしても長くなってしまいました。 ◆全4章で、第1章は主に広西右江流域の覇者だった岑猛の視点で描かれます。第2章は岑猛死後の後継争いで、第3章でようやく主人公は海に出て、日本との関わりが始まります。タイトルにある倭寇との戦いは第4章なので掲載は4月後半ころからとなります。末長くお付き合いくださいませ。 ◆登場人物、地図、明代の官職名等については、いつでも参照いただけるよう、各話の末尾に「登場人物」「関連地図」「単語の説明」ページへのリンクを付けてあります。 ◆縦書きで読んでいただくことを想定し、数字は漢数字で表記し、改行ごとの一行空けを原則していません。なるべく縦書きの設定でお読みください。
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文字数 50,119 最終更新日 2019.09.05 登録日 2019.02.28
政の国が乱れ、各地で反乱が起きていた。 物語は龍延と言う名の青年が乱を鎮め、 国を立ち上げるところから始まる。 混乱の時代を龍延、曹覇、劉翔の英雄が生き抜いていく。
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小説 184,514 位 / 184,514件 歴史・時代 2,155 位 / 2,155件
文字数 6,718 最終更新日 2020.03.18 登録日 2017.05.28
 永正十三年七月十日の暮れ、志保は伊勢軍と三浦軍が最後の戦いに入った陣を離れた。  住まいである小田原城への道を、荒木兵庫頭と共に馬で駆けること四日、しかし彼女は、そのまま城へは戻らなかったのである。 (たれかに、許して欲しい)  祖父の側から離れてみると、ただ無性に「許し」が欲しくなる。兵庫頭のみを無理に小田原城へ行かせ、救いを求めて彼女は箱根権現へ馬を走らせた。その背から滑り降りるように地面へ力なく降り立ち、よろめくように石段を上った華奢な両足は、ようやく「身近な人間が死んだ」ということが実感として湧き上がってきて、 「しょう様」 「八重…。市右衛門は、のう」 境内の木陰に佇んでいた乳姉妹の姿に直面して限りなく震えている。普段ならば当たり前のようにしてその隣にあったもう一人の友の影は、今はもう無いのだ。  周りの木々から、蝉の大合唱が聞こえる中、額からはじっとりと汗が滲み出ているのに、手足の先はしんしんと冷えていく。 「お味方の勝利は間違いないとか…おめでとう存じまする」 乳姉妹が慇懃に地面に膝を着き、頭を下げるのを見ながら、志保はただその両手を握り締めることしか出来なかった。 彼女は『北条』二代目、新九郎氏綱の娘であり、永正元年(一五0四)小田原で生まれた。同腹の弟に『三代目』千代丸(後の氏康)がいる。後に古河公方足利晴氏の継室(後添い)となり、これより三十年の後、僧門に入って芳春院と号するに至る。       先日投稿した、母の小説「蒼天の雲」の別バージョンのファイルが見付かったのでアップします。
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文字数 131,116 最終更新日 2018.04.15 登録日 2018.04.10
2055
歴史・時代 連載中 ショートショート
1431年5月30日、フランスのルーアンにて、多くの群衆の前でジャンヌ・ダルクという女性が高い柱に縛り付けられ、火あぶりの刑にされる瞬間。 ジャンヌ・ダルクは自らの行動を振り返り、自己犠牲的な戦いと国への献身を思い巡らせながら、人々の浅はかさや自己中心的な性質についても考えます。 彼女は人々が自分を「魔女」と呼びながら、人間でない存在とみなすことに苦しみながら、なぜ自分がこのような道を選んだのか、人間の定義や価値観について熟考します。 この物語はジャンヌ・ダルクの最期までの内省的な思考が描かれたものです。
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文字数 1,264 最終更新日 2023.08.27 登録日 2023.08.20
この世界の欧州は、支配者大ゲルマン帝国[戦勝国ナチスドイツ]が支配しており欧州は闇と包まれていた。 二人の特殊工作員[スパイ]は大ゲルマン帝国総統アドルフ・ヒトラーの暗殺を実行する。
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文字数 20,649 最終更新日 2022.07.22 登録日 2022.07.22
2057
歴史・時代 連載中 短編 R18
1880年代の、フランクフルトのとある商家。ヤモメ当主と、妙齢の女家令のお話し。
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文字数 3,742 最終更新日 2021.01.01 登録日 2021.01.01
洞ヶ峠で男は何を思う 掘り出し物の時代もの短編です。 大昔、遠藤周作の『反逆』の光秀にびっくりし、それなら順慶だってこの路線じゃーん、と思って書きました。 内容はいたって真面目です。
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小説 184,514 位 / 184,514件 歴史・時代 2,155 位 / 2,155件
文字数 4,345 最終更新日 2022.11.26 登録日 2022.11.26
ある一人の少年が、戦争の中で生きていくお話
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文字数 2,077 最終更新日 2022.03.26 登録日 2022.03.26
皇家公家が政を行っていた時代から時は下り、諸国に数多いる大名達が覇権を争う戦国の世。 彼らが戦に勝つために重用したのは《忍び》と呼ばれる集団であった。 彼らは仕える主君のため、時に東奔西走し、ありとあらゆる情報を集め、時に敵の懐に潜り込み、暗殺する役目を担っていた。 そんな中、大名達とは対極の立場にある皇家に仕える忍び集団である“八咫烏”。 その長である翁は長く病に臥せっていた。 これはその翁が今は亡き同胞である教え子達と彼岸で交わす昔語りの物語。 彼らは何を想って生き、何を想って散っていったのか。 それを知る時、翁は何を想うのか。 ※この物語は三部作の一作目となります※ 二作目は恋愛、三作目はシリアス色強めの作品です。 それぞれ単体でお読みいただいて大丈夫なように作っていただいていますが、 前に他のサイトで見たことあるよという方のために念のため。 ※公開は現在、アルファポリスのみで行う予定です※
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文字数 6,895 最終更新日 2020.01.17 登録日 2020.01.17
2061
歴史・時代 連載中 ショートショート
今年の大河ドラマの舞台はなんと!駿河!!うじざねーぜが準主役級に大抜擢。
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文字数 1,354 最終更新日 2017.03.06 登録日 2017.02.13
2062
歴史・時代 完結 長編 R18
戦国時代の陸奥(東北)の武将達 その知られざる姿を妄想させていただきました。 まずは美形と名高い蘆名盛隆様のお話から... 男色の相手であった家臣の凶刃に倒れたと言われる盛隆公ですが、その真の心中や如何に? 史実と擦り合わせつつ妄想いたしました。 ※ お話が衆道(BL?)なのは、作者の捏造のみではありません。念のためm(_ _)m
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文字数 36,880 最終更新日 2021.08.12 登録日 2021.07.29
 十代家治公最晩年の江戸。深川の外れ猿江町は、近くを流れる小名木川にまで迫り出した、大名屋敷の五本の松の木から五本松町とも呼ばれていた。この町に十八歳の娘が独りで切り盛りをする、味噌田楽を売り物にした縄のれんが有った。その名は「でん留」。そこには毎日様々な悩みを抱えた常連達が安い酒で一日の憂さを晴らしにやってくる。持ち前の正義感の為に先祖代々の禄を失ったばかりの上州牢人、三村市兵衛はある夜、慣れない日雇い仕事の帰りにでん留に寄る。挫折した若い牢人が、逆境にも負けず明るく日々を生きるお春を始めとした街の人々との触れ合いを通して、少しづつ己の心を取り戻していく様を描く。しかし、十一代家斉公の治世が始まったあくる年の世相は決して明るくなく、日本は空前の大飢饉に見舞われ江戸中に打ちこわしが発生する騒然とした世相に突入してゆく。お春や市兵衛、でん留の客達、そして公儀御先手弓頭、長谷川平蔵らも、否応なしにその大嵐に巻き込まれていくのであった。 (完結はしておりますが、少々、気になった点などは修正を続けさせていただいております:5月9日追記)
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文字数 61,820 最終更新日 2019.04.30 登録日 2019.04.30
2064
歴史・時代 完結 長編 R18
★第7回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★ 小夜里は代々、安芸広島藩で藩主に文書を管理する者として仕える「右筆」の御役目を担った武家に生まれた。 十七のときに、かなりの家柄へいったんは嫁いだが、二十二で子ができぬゆえに離縁されてしまう。 婚家から出戻ったばかりの小夜里は、急逝した父の遺した「手習所」の跡を継いだ。 ある雨の降る夜、小夜里は手習所の軒先で雨宿りをする一人の男と出逢う。 それは……「運命の出逢い」だった。 ※歴史上の人物が登場しますがすべてフィクションです。
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文字数 72,123 最終更新日 2021.06.20 登録日 2021.05.01
本編、『矛先を折る!』に収録されなかった、曹操の逃亡劇を記載。 曹操と陳宮の邂逅と別離。 短い期間ともに行動した陳宮が、一体、なぜ曹操のもとを離れることになったのか・・・ その理由を明らかにした作品です。(少し、大袈裟ですいません。) 尚、本作は本編を読まなくても、9割以上理解できる内容になっています。
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文字数 4,339 最終更新日 2023.01.22 登録日 2023.01.22
宵に出歩いてはいけない。 ――江戸の夜、それは『ねこ』たちの仄暗い領域なのだ。 白手袋をはめた白ねこ・白妙 黄金の毛並みの虎ねこ・金剛 艶やかな娼婦の黒ねこ・濡鴉 彼らをはじめとした、宵江戸に踊るねこたちの群像劇。 ※この物語は一個人の創作です。実在の人物、団体、地名など一切関係ございません。 ※作品に登場する事柄に関して、書き手が肯定・推奨している意図はございません。
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文字数 2,885 最終更新日 2020.05.09 登録日 2020.05.04
2067
歴史・時代 完結 ショートショート
肥前推し、新平卿推し、大隈侯推しによるショートストーリー
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文字数 2,070 最終更新日 2023.07.09 登録日 2023.07.09
2068
歴史・時代 完結 ショートショート
約百首にもおよぶ和歌を残し、古今集や万葉集にも歌を残す伝説の女流歌人。 でもじつは……。
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文字数 1,796 最終更新日 2020.05.03 登録日 2020.05.03
天漢二年秋九月、李陵は北の大地にいた。 敵・匈奴の勢力圏、その奥深くに寡兵を連れて。 無謀とも言える決死の行軍。 その先に李陵が見たものとは。
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文字数 2,852 最終更新日 2021.05.18 登録日 2021.05.18
 丙午年生まれの女は男を食い殺す。  或いは丙午の年には火災が多い。  そんな迷信の謂れには天草の乱に係る伝承が由来となっていた。  母の織江を亡くした詩織と翔の恋の行方は・・・・・。
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文字数 31,059 最終更新日 2020.01.12 登録日 2020.01.12
月が最大の鍵となる時代を超えたストーリー 彼女達は、一体何を月へと託したのか…そして、全てのアイテムが揃いし時何が起きるのか……
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文字数 3,382 最終更新日 2021.07.14 登録日 2021.07.14
『鬼』と呼ばれ恐れられた土方歳三は、ある日暴漢に襲われていた商家の娘を助けた。 娘の儚い存在感に、密かに心を奪われる歳三だが、時勢の流れは歳三に平穏を許さない。 そんなとき、監察の山崎烝からもたらされた情報をきっかけに、時勢はさらに勢いを増す。 人生の一大事に、しかし歳三の脳裏には娘の顔がちらつく。 ――知れば迷い しなければ迷わぬ 恋の道―― 土方歳三が詠んだなかでも有名なこの句に秘められた覚悟とは
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文字数 12,793 最終更新日 2020.06.08 登録日 2020.06.08
2073
歴史・時代 完結 ショートショート
 将門最後の戦い。北山の戦いです。
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文字数 4,487 最終更新日 2021.05.28 登録日 2021.05.28
唐の代宗の治世。吐蕃軍の総帥馬重英に敗れ、失意の日々を送っていた渭北行営兵馬使呂日将は、部下に去られ自害しようとしたところを、宰相苗晋卿の家来厳祖江に救われる。 国に失望し、反乱軍に身を投じた呂日将に、反乱の首謀者僕固懐恩は、吐蕃に行き宿敵馬重英の再度の出兵を実現させることを命じる。 『遺恨』で書いた僕固懐恩の乱を呂日将目線で書きました。
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小説 184,514 位 / 184,514件 歴史・時代 2,155 位 / 2,155件
文字数 93,426 最終更新日 2021.12.07 登録日 2021.09.01
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歴史・時代 完結 短編 R15
新撰組の土方歳三には信頼している部下がいた。その名も山﨑烝。監察方の頼れる男だ。 自分は信頼を寄せているが、山﨑からはどうも本心を隠されているような気がする。『土方心配性』を患っていると屯所内でからかわれている山﨑の本性を暴き、上司と部下というよりは良き相棒になりたい土方の奮闘記。 わりとあやしげなシーンたくさん出てきますが、BLではありません。 あくまでもブロマンス。幕末ブロマンス。男達の熱く暑い友情です。 軽めの時代小説です。よろしくお願いします。 完結まで、水曜日と土日で更新いたします! ★無断転載や引用を禁じます。言語を変えても駄目です。絶対に許可しません。
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文字数 28,241 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.03
※この作品は作者がネット上にてフォロワー様とアフレコして遊ぶ為に作ったお話です ※随時執筆、及び加筆・訂正してますのでいきなり内容が捻られてたり変わってたりしますが、ご了承下さい 日本の隠れ里の少年、日和(ひよわ)。 国の勢力のために組み込まれたひよわはまだまだ未熟な見習い兵士だった。 「…其方は?」 「申し遅れました。今日からお世話になります。日和様の護衛を任ぜられました。 ______玖香(くが)です。」 ー章についてー 本編:原作 アフレコ版:読みきり版を元にアフレコ台本にした物 寸劇:原作の分割&パラレルワールド版 ー原作元台本ー 美吹ゆうさ【@yuusa1010 】様より 「すまない。貴方を困らせることになるとわかっていても、この想いをとめることはできなかった。あなたの声も。その姿も。その素振りも。全てがいとおしい。なにを失っても貴方だけは失いたくない。それほどまでに、あなたに溺れてしまっているんだ。だからこれからもずっと。私の側で、これからもずっと一緒にいてくれないか。愛してる」 ー主要キャラクター元ー 日和(ヒヨワ):ひよわ様【@aoiryuuzaki 】 玖香(クガ):本人【@naku0519】 ー使用イラストー 小日向マキナ様【@k_macchina】より
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文字数 13,168 最終更新日 2021.06.10 登録日 2016.12.06
大正十五年、学生剣道界に於ける二刀ブームの黎明期。 松山商業高等学校の剣士、森田可夫は二刀研究の名目で押し付けられた己の二刀に思い悩んでいた。 河川敷で赤松の老木を相手に独り稽古を続けていた森田は、ある日奇妙な老人と出会う―― 昭和天覧試合に出場した名剣士、森田可夫の修行時代を描いた、剣道歴史浪漫。
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文字数 6,166 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
彦根藩井伊家の藩士五名に、一年前父の首を落とされ斬殺された鷹木豪介は、報復を誓っていた。 まず江戸井伊家藩邸下屋敷詰め大槻主水の後をつけ、死闘の末に斬り首を落とした。あと四名である。 全て首を落とすまでやめない。すでに姓名も居場所も全て調べ上げている。四人は井伊家江戸上屋敷、中屋敷、下屋敷かのいずれかにいる。必ず四人の首を挙げて父の恨みを晴らす。 五人に共通しているのは、北辰一刀流伝馬道場の高弟であることだった。いずれ凄まじい反撃が始まる。 それでも一人づつ斃して行くのだ。同じ井伊家の連れがいたらそれもやる。。それが豪介のやり方だった。 結果十人以上斬ることになるだろう。それは彦根藩三十五万石と一戦交えることを意味している。 信州上田藩の江戸屋敷勘定方を、高齢で退き余生を上田で過ごそうとしていた矢先であった。 豪介は父の後を継がず、浪人となった。父の仇を討つためである。 豪介には人に言えない秘密があった。知っているのは、恋人八重だけである。 そちらが彼の本業である。料理を一口、口にするだけでその料理の素材が全て分かる他人には真似のできない稀有な才能を持っていた。依頼は八重が持ってきた。それだけで生活して行くのに不自由ない金を得た。 まずい料理も簡単に極上の料理にする、それが豪介の生きがいでもあった。 今にも潰れそうな不味い料理をだす店を、客が行列を作る店にすることができる。これ以上のことはない! すでに、そうした店が江戸市中に五十店以上もある。 八重にとってはそれが自慢の種だった。 彼女は井伊家と豪介のいきさつを全く知らない。いずれ彼と所帯を持つのが夢だった。 江戸の今にも潰れそうな店にとって、豪介はまさに救いの菩薩、味菩薩だった。 一年後には豪介は刀を捨て、故郷上田へ戻って町人になるつもりだつた。八重も大賛成だった。 だが、大藩井伊家の名にかけて、強力な豪介包囲網の網がジリジリと彼を押し包んで行く。
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文字数 3,955 最終更新日 2020.05.21 登録日 2020.05.21
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歴史・時代 完結 ショートショート
ちょっと暗めのお話 今の平和に感謝しましょうって話
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文字数 303 最終更新日 2020.10.13 登録日 2020.10.13
 常世には常葉という妹がいた。  妹は戊辰戦争で土方の小姓市村鉄之助に扮して箱館戦争に加わった。  その妹を陰から守っていたのが、兄である常世だ。  妹を守るために身につけたたくさんの術。しかしもうそれも必要ない。  常葉は土方と生きることを決めたからだ。  常世は妹の常葉に代わって市村鉄之助になり変わり、土方の遺品を持って東京は日野へ。  遺品の全てをを届けたら、異国にでも渡ろうか。  妹を守るという支えをなくした常世は、半ば人生を諦めかけていた。  そんな時に噂に聞いた残党狩りに遭遇する。  狩られようとしていたのは元新選組隊士の十羽(とわ)という女だった。残党狩りのやり口と、十羽が妹と重なって反射的に助け出す。 「自分の人生を生きなさい」 「俺の、人生……」  これは、常世と十羽の旅恋物語である。 ※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
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文字数 84,470 最終更新日 2021.06.02 登録日 2021.05.31
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