ライト文芸 恋愛小説一覧
文字数 82,113
最終更新日 2024.10.12
登録日 2024.08.05
先祖が作った家の人形神が改築によりうっかり放置されたままで、気付いた時には家は没落寸前。
ピンチを救うべく普通の中学2年生、依る(ヨル)が不思議な扉の中へ人形神の相方、姫様を探しに旅立つ。
自分の家を救う為に旅立った筈なのに、古の予言に巻き込まれ翻弄されていく依る。旅の相方、家猫の朝(アサ)と不思議な喋る石の付いた腕輪と共に扉を巡り旅をするうちに沢山の人と出会っていく。
知ったからには許せない、しかし価値観が違う世界で、正解などあるのだろうか。
特別な能力なんて、持ってない。持っているのは「強い想い」と「想像力」のみ。
悩みながらも「本当のこと」を探し前に進む、ヨルの恋と冒険、目醒めの成長物語。
この物語を見つけ、読んでくれる全ての人に、愛と感謝を。
ありがとう
今日も矛盾の中で生きる
全ての人々に。
光を。
石達と、自然界に 最大限の感謝を。
文字数 5,046,493
最終更新日 2024.10.12
登録日 2020.08.11
加納雅文は幼馴染である村松美桜のことが好きだった。しかし、その気持ちはいつまで経っても伝えられないでいる。
関係は変わることなく、このままがずっと続くのだろう。ぼんやりと浮かべた思考は、しかしまるで運命が悪戯をするかのように、彼の目の前で美桜は車に轢かれて命を落とすことになる。
そうして悲しみに暮れる雅文の前に、突然「神の使い」を名乗る少女が現れた。彼女は、村松美桜を救う手段を持っていると告げ……
「全てを終えた時、この気持ちを伝えよう」
それは、何よりも難しかった。
文字数 105,122
最終更新日 2024.10.10
登録日 2024.01.15
この連載では、日常にある「二つのもの」をテーマに、奇妙で楽しく、時には心温まるショートショートをお届けします。例えば、身近にあるパソコンとおかしのような無関係に見えるものから、太陽と石ころのようにスケールが異なる存在まで。毎回、異なる組み合わせがどんな物語を生み出すのかは、ページをめくるたびに明らかになります。
一見何の共通点もない二つのものが出会うことで、どんなドラマやユーモアが生まれるのか――読者の皆さんは、その答えを予測しながらも、いつも裏切られることでしょう。
登場するものたちは時に意志を持ち、時にそれを持たない。ただの「物」ではなく、彼らはこの連載の主役です。彼らが持つ特性や背景が物語を形作り、二つの存在の関係が思いもよらない結末に導いていきます。たった数分で読める物語の中に、予想もつかない深い感動や、ささやかな笑いを詰め込んでいます。
読者は日常の中で、今まで気づかなかった「二つのもの」を探し、彼らが織り成す物語に思いを馳せるでしょう。この連載は、あなたの日常を少しだけ特別にするお手伝いをします。ぜひ、新しい組み合わせのたびに、どんな物語が生まれるのか一緒に楽しんでください!
文字数 18,519
最終更新日 2024.10.09
登録日 2024.10.06
会社勤めの殺し屋、神崎スガル。頭の上に死にそうな人のサイン、「死亡フラグ」が見える。その死亡フラグが大好物の死神デュークが相棒だ。もちろんデュークが見えるのは相棒の神崎スガルだけ。
デュークの大好物死亡フラグ。死にそうな人には旗が頭の上にヒョコッと立っている。生きているうちにデュークが食べてしまえば、死を回避できる。味は落ちるが、死んでから死亡フラグを食べることもできる。
会社勤めの殺し屋を辞め、フリーランスの殺し屋で独立すると決めた神崎スガル。死神デュークとともに、死亡フラグの立った人と交わるコメディ・アクションな人情噺!
文字数 4,656
最終更新日 2024.10.08
登録日 2024.10.08
フェローは家畜だ。たっぷり餌を与えて…いや指導だ!
読み切り!全8話
高度救命救急センターの憂鬱 Spinoff 外科女医二人が織り成す恐ろしくも、そしてフェロー(研修医)をかわいがるその姿。少し違うと思う。いやだいぶ違うと思う。
高度救命センターを舞台に織り成す外科女医2名と二人のフェローの物語。
Emergency Doctor 救命医 の後続編Spinoff版。
実際にこんな救命センターがもしもあったなら………
文字数 10,445
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.09.23
元クラスメイトの二人の友情が恋に変わるお話。「もうこれ大好きじゃん!!」って思わず突っ込みたくなる甘々な物語をあなたに。
(2024.9.30 朝に一度上げましたが諸事情で再アップさせていただきました……けさ上げた分は削除済みです。)
文字数 4,709
最終更新日 2024.09.30
登録日 2024.09.30
文字数 593,679
最終更新日 2024.09.23
登録日 2016.10.26
県外の大学に通いながらバンド活動をしている
金髪の新1年生、中村鴻一は
ある日キャンパスのすぐ隣にある看護学校に通う有香、
そして美波と知り合う。
この二人と出会ったことにより鴻一は舞と"出会って"しまう。
そして互いに魅かれ合う想いにすら気づかぬまま
ただ悪戯に同じ時を過ごしていた。
いつしか二人はお互いの気持ちに
寄り添うことが出来るのだろうか?
運命は時として残酷な筋書きを用意して
二人を試そうとする…
自身の過去を気にするあまり
彼女との関係にストイックさを求める反面
"断れない"優柔不断さを持ち合わせる、そんな男子と
想いの深さゆえ誰も責められず自分を追い込む女子
そんな二人は「ハッピーエンド」と言うゴールに
辿り着くことが出来るのでしょうか?
そして紆余曲折を経た二人が最終的に導きだした答えとは?
文字数 167,247
最終更新日 2024.09.21
登録日 2023.04.29
あたしの人生はあたしがルールだ!シナリオを描くのはあたし!みんな準備はいい?奇跡のジェットコースターだよ!
【週末金・土・日定期更新】
天文部を舞台にした女子高生×ガールズラブ=eスポーツ⁉ どうしてこうなった⁉
舞台は都内の女子校、琴流(ことながれ)女学院の天文部。
主人公である鳴海千尋(なるみ ちひろ)が女子校に入学して、廃部寸前の天文部で出会った部員たちはみんな一癖あって?
部長であるロシア人クォーター姫川天音(ひめかわ あまね)は中学生時代『聖少女』といわれるほど容姿端麗、品行方正な美少女だった。しかし陰で生徒たちから『暴君』とも呼ばれていたらしい。姫川天音は天文部の部室で格闘ゲームをする問題人物だった。
姫川天音は聖少女なのか? 暴君なのか?
姫川天音は廃部寸前の天文部を隠れ蓑にeスポーツ部を立ちあげる野望を持っていて?
女子校を舞台にした女の子ゆるふわハチャメチャ青春ラブストーリー!
※この作品に実在のゲームは登場しませんが、一般に認知されている格ゲー用語『ハメ』『待ち』などの単語は登場します。この作品に登場する架空の格闘ゲームは作者の前作の世界観がモチーフですが、予備知識ゼロでも楽しめるよう工夫されています。
この作品は実在する人物・場所・事件とは関係がありません。ご了承ください。
この作品は小説家になろうサイト、カクヨムサイト、ノベマ!サイト、ネオページサイトにも投稿しています。また、ノベルアッププラスサイト、ハーメルンサイト、ツギクルサイトにも投稿を予定しております。
イラストレーターはXアカウント イナ葉(@inaba_0717)様です。イラストは無断転載禁止、AI学習禁止です。
文字数 54,682
最終更新日 2024.09.16
登録日 2024.07.05
本編は完結。番外編を不定期で更新。
次回番外編更新予定日 10/12 21:00頃
番外編更新 9/14
*『伝統行事』
番外編更新 8/24
*『ひとりがたり~人生を振り返る~』
お盆期間限定番外編 8月11日~8月16日まで
*『日常のひとこま』は公開終了しました。
番外編更新 7月31日
*『恋心』・・・本編の171、180、188話にチラッと出てきた京司朗の自室に礼夏が現れたときの話です。
番外編更新 6/18
*『ある時代の出来事』
番外編更新 6/8
*女の子は『かわいい』を見せびらかしたい。全1頁。
*光と影 全1頁。
-本編大まかなあらすじ-
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店と本店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店勤務時は事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆは転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、裏社会組織も持つといわれる惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国。みふゆが貴之に取り入ろうとしているのではないかと、京司朗から疑いをかけられる。
みふゆは自分の微妙な立場に悩みつつも、惣領貴之との親交を深め養女となるが、ある日予知をきっかけに高熱を出し年齢を退行させてゆくことになる。みふゆの心は子供に戻っていってしまう。
令和5年11/11更新内容(最終回)
*199. (2)
*200. ロンド~踊る命~ -17- (1)~(6)
*エピローグ ロンド~廻る命~
本編最終回です。200話の一部を199.(2)にしたため、199.(2)から最終話シリーズになりました。
以降は思いついた時にぽちぽちと番外編を載せていこうと考えています。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。架空の町が舞台であり、現在日本国内には存在しない形の建物等が出てきます。
現在の関連作品
『邪眼の娘』更新 令和6年1/7
『月光に咲く花』(ショートショート)
以上2作品はみふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『恋人はメリーさん』(主人公は京司朗の後輩・東雲結)
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『花物語』に入っている『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
文字数 513,996
最終更新日 2024.09.14
登録日 2021.07.04
オタクな俺に彼女が出来た。
その彼女はいわゆる『腐女子』で、男同士の恋愛が大好きな女の子。
対する、俺の姉はその『腐』を憎むアンチ女子。
カノジョの激しい妄想と、姉の激しいアレな内容の講義。
このふたりに挟まれた俺の運命やいかに――⁉
文字数 16,261
最終更新日 2024.09.07
登録日 2024.09.03
幼い頃の経験がきっかけで血液を好むようになり、家族から見放された少女・薄墨冬子。
国語教師である長谷堂栄助が、彼女の自傷現場を目撃してしまったことをきっかけに、二人の『食事』と称した逢瀬が重ねられていく。
かつての失恋以来、心に仮面を被り続けてきた栄助。
どうせ誰にも受け入れられないのならと、仮面さえ放棄した冬子。
教師と生徒という禁断。血液嗜好症という禁忌。
不器用な二人の『食事』という鈍い愛は、業に縛られるヨモツヘグイとなるのか、あるいは――
文字数 114,384
最終更新日 2024.08.06
登録日 2024.07.02
「カレーライス、美味しいよね」そう言える幸せ。
あらすじ
幸せという日常を失った女性と、日常という幸せを失った男性。
そんな二人が同棲を始め、日常を過ごし始めるまでの話。
不倫がバレて離婚された女性のその後のストーリーです。
文字数 103,021
最終更新日 2024.07.22
登録日 2024.06.25
平成の世は過ぎ去り、令和の時代もすっかり馴染んだ東京新宿歌舞伎町。
日本は平和な国。何て言う時代はとうに過去の話となり、現在は様々な犯罪行為が横行する国へと変わっていた。
その片隅に佇むスナック・火月。客も僅かな常連客以外殆ど寄り付かないその店のバウンサー・九十九 龍。
腕は立つが人が良すぎる。と周りから言われる彼がある日、一人の少女と出会う。それが後に、思いもよらぬ戦いの日々の幕開けだと知るよしもなく……
文字数 66,741
最終更新日 2024.06.19
登録日 2021.04.15
親友のなっちゃんこと結城那智(ゆうきなち)とその恋人麻生怜司(あそうれいじ)のふたりを一番近くで応援する、ゆっここと平木綿子(たいらゆうこ)のちょっと不思議な日常のお話です。
2024.6.18. 完結しました!
☆ご注意☆
①この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。
②タイトルに*がつくものは、年齢制限を含む文章表現がございます。
背景にご注意ください。
文字数 83,647
最終更新日 2024.06.18
登録日 2024.04.28
いくら待っても鳴らない電話
送ったメールの長さに反比例するかのような短い返信
付き合っているのに、一緒に帰る事も、週末のデートも無い
私だけが好きなんだと思い知らされた彼の裏切り
もう私 彼女辞めます
彼に裏切られ、恋を封印
夢を叶える為頑張る女子
澤木 里緒菜(16)
高校入試で里緒菜に一目惚れ
もう一度里緒菜を抱きしめる
為にやり直しを誓う男子
入間 聡(16)
もう一度お前の隣に立つ
お前を守れる男になる
だから、待っていて欲しい
必ず迎えに行くから
鳴らない電話を抱きしめて寝るのは
もう終わりにしよう
文字数 20,664
最終更新日 2024.06.17
登録日 2020.04.11
近未来の終末世界。記憶のない“あなた”は、とある天才の血を引く青年たちに拾われ、彼らと共に生活をしていた。
すべてを乗り越えた穏やかな日常だと思っていたけれど……
「——俺は、ここから出て行く」
欠けたひとりに、あなたと同じ境遇の新たな仲間、外の世界の人々。
波乱の中でそれぞれが思う“あなた”の存在意義。
《この世界のどこで、誰と、どう生きる?》
泡沫:うたかた
【致死量の愛を飲みほして】の続編になります。
前作を知らなくとも読めるよう配慮しておりますが、読んでいただけるととても嬉しいです。
『小説家になろう』の『ムーンライトノベルズ』にても前作を掲載中(一部加筆修正)
繋ぎのエピソード【致死量の愛を飲みほして+】
過去エピソード【勿忘草 Forget-Me-Not】
前作の末尾ifストーリーなども、ぜひ。
※性的・残虐的描写を含みます。
※黒背景推奨。横書きで作成しております。
文字数 302,703
最終更新日 2024.06.15
登録日 2024.03.25
二十七歳アパレル販売員『桂木トマリ』は、我が道を行く大人ギャル。
周りと何かがズレていることに悩みつつもやっぱり自分は曲げられない。
「私は“今”しか見れない」
「未来など見えない」
「皆の言う“大人”になんかなれっこない」
そんな彼女に訪れたのは波乱の数々と思いがけない大恋愛。アパレル業界を舞台としたちょっとマニアックな物語です。
※発達障害(自閉スペクトラム症)や精神疾患の描写がありますが、同じ障害・病気を持つ全ての人がこのようになるという意味ではございません。
また、障害の有無以前に彼女も一人の女性であることを尊重したいので、あまり重くなりすぎないような作風にしています。
※重複投稿・・・『小説家になろう』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも投稿しております。
※短編小説『tomari』は原案にあたる作品であり、設定も異なるところがございます。短編の方を知らない方でもお読み頂ける内容になっています。
☆印は挿絵入りです。
©️七瀬渚/nagisa nanase 2021
禁止私自转载、加工
禁止私自轉載、加工
無断複写・転載を禁止します。
文字数 199,431
最終更新日 2024.06.14
登録日 2023.02.05
文字数 26,594
最終更新日 2024.05.30
登録日 2024.03.31
結婚して三年、あれほど愛していると言っていた夫の浮気を知った裕子。
それでもいつかは戻って来ることを信じて耐えることを決意するも、浮気相手からの執拗な嫌がらせに心が折れてしまい、離婚届を置いて姿を消した。
浮気を後悔した孝志は裕子を探すが、痕跡さえ見つけられない。
浮気相手が妊娠し、子供のために再婚したが上手くいくはずもなかった。
全てに疲弊した孝志は故郷に戻る。
ある日、子供を連れて出掛けた海辺の公園でかつての妻に再会する。
あの頃のように明るい笑顔を浮かべる裕子に、孝志は二度目の一目惚れをした。
R15は保険です
他サイトでも公開しています
表紙は写真ACより引用しました
文字数 111,695
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.04.29
『裏切り』『DV』『死』。時を超えて全てにリベンジ!
泉大牙、30才。
美容室経営コンサルタント会社社長。
妻は元モデルで25歳。専業主婦。
仕事に忙殺されながらも、幸せで平凡な日々だった。
そんな平穏に暗雲が立ち込めたのは、今日【2024年3月20日】
妻梨々花の誕生日で僕たちの結婚記念日だった。
そして奇しくも初恋だった同級生の芙美が自殺した日である。
そして、その日、妻の不倫を知る事となる。
相手はよく知っている男。
なんと芙美の夫で親友だった男だ。
連絡をくれた友人によると、芙美は結婚後、悲惨な人生を歩んでいたらしく癌を患い病気を苦にした自殺だったという。
激情にかられ、自制心を失った僕は、親友だった芙美の夫、伊藤を殺そうと襲い掛かるが返り討ちに遭い死んでしまったのだが――。
僕の人生はそこからがスタートだった。
文字数 112,364
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.02.26
文字数 7,388
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.04.22
少年・桜井昴は最愛の家族で妹の加奈良を交通事故で亡くしてしまう。そこに現れたのが加奈のクローンで「コピー」である中田麻子。更に、麻子を不良品の「コピー」だと言い張り、殺しに来た米田愛理も転校してくる。
二人が乗り越える先にある未来とは……?
クローン×人間の恋が始まる。
文字数 32,349
最終更新日 2024.05.13
登録日 2024.04.26
幼少期から続く反骨精神から努力を重ね、社会の交通整理を生業とする「僕」。そんな僕の前に現れた少女、飛鳥。自殺未遂で搬送されてきた飛鳥を本心から救ってあげたいと奔走する。しかしながら、その努力は空回りしてしまい、犯罪者の烙印を押されてしまう。そんな僕の前に再度現れた飛鳥。とある探し物を依頼され、僕は新しい旅に出ることとなった・・・。
文字数 32,611
最終更新日 2024.05.12
登録日 2024.04.28
次代のVtuber四天王として期待される4人のVtuberが居た。
月の巫女“月鐘(つきがね)かるな”
海軍騎士“天空(あまぞら)ハクア”
宇宙店長“七絆(なずな)ヒセキ”
密林の歌姫“蛇遠(じゃおん)れつ”
それぞれがデビューから1年でチャンネル登録者数100万人を突破している売れっ子である。
主人公の兎神(うがみ)も彼女たちの大ファンであり、特に月鐘かるなは兎神の最推しだ。
彼女たちにはある噂があった。
それは『全員が同じ高校に在籍しているのでは?』という噂だ。
根も葉もない噂だと兎神は笑い飛ばすが、徐々にその噂が真実であると知ることになる。
文字数 73,467
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.28
物置き小屋と化した蔵に探し物をしていた青年・山本颯飛は砂埃に塗れ、乱雑に山積みにされた箱の中から一つの懐中時計を目にした。
それは、不思議と古びているのに真新しく、底蓋には殴り書いたような綴りが刻まれていた。
特に気にも留めずに、大切な彼女の笑いの種するべく、病院へと歩みを進めていった。
それから、不思議な日々を送ることに……?
文字数 23,611
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.30