BL 王子 小説一覧
1
フロレル・ド・ショコラ公爵令息は希少なオメガとしてシュクレ王国第一王子でアルファのシャルルの婚約者として望まれる。しかしシャルルは、王立学園の第三学年に転入してきた子爵令息ルネに夢中になってしまう。婚約者が恋に落ちる瞬間を見てしまったフロレル。そしていころには仲の良かった義弟アントワーヌにも素っ気ない態度をされるようになる。沈んでいくフロレルはどうなっていくのか……/誰が一番腹黒い?/テンプレですのでご了承ください/タグは増えるかもしれません/ムーンライト様にも投稿しております
文字数 134,791
最終更新日 2025.12.07
登録日 2025.05.24
2
ラリス王国。
男女問わず、子供を産む事ができる世界。
前世の記憶を残したまま、転生を繰り返して来たキャニス。何度生まれ変わっても、誰からも愛されず、裏切られることに疲れ切ってしまったキャニスは、今世では、誰も愛さず何も期待しないと心に決め、笑わない氷華の貴公子と言われる様になった。
ラリス王国の第一王子ナリウスの婚約者として、王子妃教育を受けて居たが、手癖の悪い第一王子から、冷たい態度を取られ続け、とうとう婚約破棄に。
そして、密かにキャニスに、想いを寄せて居た第二王子カリストが、キャニスへの贖罪と初恋を実らせる為に奔走し始める。
その頃、母国の騒ぎから逃れ、隣国に滞在していたキャニスは、隣国の王子シェルビーからの熱烈な求愛を受けることに。
初恋を拗らせたカリストとシェルビー。
キャニスの氷った心を溶かす事ができるのは、どちらか?
⭐︎性的な表現がある場合⭐︎
タイトル末尾に**
苦手な方は飛ばしてください。m(_ _)m
文字数 449,422
最終更新日 2025.12.07
登録日 2024.10.25
3
──この世界で愛と幸運は同じ価値を持つのか──
王子の婚約者として育てられた公爵家の三男ユーリは、自分が百年に一度生まれる奇跡の存在だと知った瞬間全てに希望を失った。
王子に愛されて望まれたのだと思っていたのは違った。王国に幸運をもたらす生き神としての役目だけだった。
──それなら自分の人生を生きる──
姿を変えて家を飛び出した。師匠に出会い旅をして、体を鍛えて強くなった。そして旅を続けた先で出会った者は・・・
ユーリ・アルシオーネ・ヴァルディス 16歳
ヴァルディス公爵家の末っ子三男。
幼い頃から家族の愛情を受けすくすく育ったが、兄弟の中で自分だけ容姿が違う事を気に病んでいる。
じつはユーリは公爵家にまれに生まれる「愛し子」と呼ばれる存在で、他者の魔力を増幅させる能力を持っている。
次期国王イアンの婚約者。
イアン・リューク・ランツァ 24歳
ランツァ王国の王子。王家で屈指の魔力量を誇り、長いプラチナブロンドを靡かせ戦場を駆け巡る姿は『戦神』と呼ばれている。ヴァルディス家の末っ子ユーリを大切にしている。
文字数 65,028
最終更新日 2025.12.07
登録日 2025.10.14
4
5
記憶を失った王子×森の奥で暮らす薬師。
身分違いの二人が織りなす、切なくも温かい再会と愛の物語。
人里離れた深い森の奥、ひっそりと暮らす薬師のフィンは、ある嵐の夜、傷つき倒れていた赤髪の青年を助ける。
記憶を失っていた彼に「アッシュ」と名付け、共に暮らすうちに、二人は互いになくてはならない存在となり、心を通わせていく。
しかし、幸せな日々は突如として終わりを告げた。
彼は隣国ヴァレンティスの第一王子、アシュレイだったのだ。
記憶を取り戻し、王宮へと連れ戻されるアッシュ。残されたフィン。
身分という巨大な壁と、王宮に渦巻く陰謀が二人を引き裂く。
それでも、運命の番(つがい)の魂は、呼び合うことをやめなかった――。
文字数 15,378
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.12.06
6
【番外編不定期更新】
あの人の胸の中で眠りについた日、あの人に婚約者がいることは知っていた。
あの人から離れることを選んだオメガの俺は、妊娠していることを知り、獣人の子を一人で出産した。
あの人との記憶を思い返しながらも、四歳になった宝物のカスパーと忙しくも楽しく過ごす日々。
ところが、俺の目の前に、ようやく居場所を探し当てたルシャードが現れ、連れ戻そうとする。
アンゼル王国王弟のルシャード殿下。五年前に俺はルシャードの事務官をしていた。
五年前に遡る。
オメガの俺は、二十三歳になっても発情期が来る気配がなく、ベータとして宮廷で働くことを選んだ。
第二王子ルシャードの事務官となる。
だが、初対面のルシャードは俺を一瞥すると興味がないとばかりに、返事もしなかったのだ。
*【2025.10 加筆修正】
*現在→過去→現在の構成。
*R18
お気に入り、エール、いいね、感想ありがとうございます!!
《第12回BL大賞奨励賞を頂きました。ありがとうございます》
文字数 141,730
最終更新日 2025.12.03
登録日 2024.03.21
7
「父上! 殿下は可愛いけど、男のお嫁さんは嫌です!」
前世をおぼろげに覚えている貴族令息のエリアスが、優秀だが冷遇されている第三王子アルベルトに絆されて同性婚を受け入れることに。
仕方なく従った婚約だが、ずっと探していたまさかのアレを取り寄せることができるかもしれないと分かり、前のめりで婚姻の計画を進め始める。
美味しいものや便利なものを開発しつつ婚約者の身の安全も守ってあげたいお人好し令息と、伏魔殿のような王宮育ちでちょっと腹黒な不遇王子の政略結婚。
スタートが子供時代なので前半は健全な感じです。
文字数 33,955
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.31
8
9
「君を愛することはできない」
可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。
だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。
◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。
◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。
文字数 113,982
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.10.30
10
落ちこぼれ三人組はチートでした。
魔法学園で次々と起こる事件を正体隠した王子様や普通の高校生や精霊王の息子が解決するお話。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
文字数 282,251
最終更新日 2025.11.30
登録日 2025.03.12
11
気が付いたら見知らぬ森の中。優しくて可愛い農家の娘のシェリーに助けられて話を聞くと、ここは剣と魔法の世界!!だけど……私には魔法は使えないみたい。剣だって満足に扱えない……どうやってこの世界で生きていったらいいの!?
潰れそうな酒場のおじいちゃんと運命の出会いの果たし、なぜかその酒場を継ぐことに!?ーーーー経営に料理に冒険にと大忙しの毎日!!
外面良し王子様、異世界からの勇者様、おねぇ神官様にショタ大魔道士様、みんなみんな胃袋掴んじゃう!!イケメンの常連さんに囲まれて恋にも頑張っちゃうよ!!困難なんて愛と笑顔で乗り越えちゃえ!!
そんなゲームの世界にせっかく勇者として転生してきたんだけどなぁ……なぜかヒロインが転生されてきません。恋はともかく……お願いします!!胃袋だけでも掴んでください!!
文字数 94,186
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.05.17
12
13
自己肯定感ゼロ×圧倒的王太子───美形スパダリ同士の成長と恋のファンタジーBL。
鎖国国家クルシュの第三王子アースィムは、結婚式目前にして長年の婚約を一方的に破棄される。
ヤケになり、賑やかな幼馴染み達を引き連れ無関係の戦場に乗り込んだ結果───何故か英雄に祭り上げられ、なぜか嫁(男)まで手に入れてしまう。
「自分なんかがこんなどちゃくそ美人(男)を……」と悩むアースィム(攻)と、
「この私に不満があるのか」と詰め寄る王太子セオドア(受)。
互いを想い合う二人が紡ぐ、恋と成長の物語。
他にも幼馴染み達の一抹の寂寥を切り取った短篇や、
両想いなのに攻めの鈍感さで拗れる二人の恋を含む全四篇。
フッと笑えて、ギュッと胸が詰まる。
丁寧に読みたい、大人のためのファンタジーBL。
他サイトでも公開しております。
文字数 145,000
最終更新日 2025.11.19
登録日 2025.04.29
14
※この作品には無理矢理・近親相姦・男性妊娠・産卵の描写があります
《あらすじ》
フェルカリア王国の王子・ノアリスは、生まれながらに「卵を孕む」異形の体質を持っていた。
美しくも儚いその身体は、“万能薬の器”として塔に幽閉され、兄の欲望と国の利益のために穢され続けてきた。
孤独と諦めの中で朽ち果てるだけの運命──。
そう思っていた彼の前に、隣国ルイゼンの若き王・カイゼルが現れる。
冷たい視線の奥に、燃えるような情熱を宿す王。
彼は、ノアリスの「存在」そのものを見つめ、望んだ。
――かならず貴殿を共に連れ帰る
初めて与えられた光に、ノアリスの運命が動き始める。
文字数 69,301
最終更新日 2025.11.19
登録日 2025.10.01
15
大天使ルシファーは、神の命により幼い王子を守護することになる。
だが、王子と最初に会った日以来、ルシファーの脳裏には、見たこともない“成長した王子”が繰り返し映像となって現れる。
触れられ、抱きしめられ、名を呼ばれる――あまりに生々しいその光景に、彼は次第に心を乱されていく。
五年の空白の時を経て、再び地上に降りたルシファー。
目の前に現れたのは、まさに映像で見た青年だった。
天使と人間との交わりは、神の掟に背くことであり禁忌である。
自分を受け入れないルシファーを、王子は鎖に繋ぎ監禁することを思いつく。
――それは美しい天使の堕天を意味した。
文字数 37,299
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.10.31
16
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる
🌟2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟
ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。
――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。
お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。
目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。
ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。
執着攻め×不憫受け
美形公爵×病弱王子
不憫展開からの溺愛ハピエン物語。
◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。
四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。
なお、※表示のある回はR18描写を含みます。
🌟第10回BL小説大賞にて奨励賞を頂戴しました。応援ありがとうございました。
🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
文字数 226,769
最終更新日 2025.11.12
登録日 2022.10.01
17
※この作品には、成人向けの性的な表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
BL小説の『悪役令息』に転生してしまった俺、リオネル。
断罪される破滅フラグを回避するため、希少なオメガであることを隠し、「出来損ないのアルファ」として息を潜めて生きてきた。
それなのに、なぜか原作のヒーローである冷徹な第一王子アシュレイと婚約させられてしまう!
秘密がバレたら即・断罪。必死に距離を取ろうとするも、彼は「お前から漂う匂いは不自然だ」と俺の正体に気づきかけていて…!?
逃げたいのに、冷徹なはずの王子様は、なぜか俺にだけ過保護で甘い視線を向けてくる。
これは破滅への序曲か、それとも運命の愛か。
悪役令息のすべてを懸けた、断罪回避ラブストーリー!
文字数 18,364
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.11.09
18
王子なのに魔力が異端!?式典中にまさかの魔力暴走を起こした第三王子アストル。地下室に幽閉されそうになったその時、騎士団長グレンの秘密の部屋にかくまわれることに!けれどそれは、生活感ゼロ、無表情な騎士とふたりきりの、ちょっと不便な隠れ家生活だった。
なのに、どうしてだろう。不器用なやさしさや、ふいに触れる手の温もりが、やけに心に残ってしまう。
「殿下の笑顔を拝見するのが、私の楽しみですので」
「……そんな顔して言われたら、勘違いしちゃうじゃん……」
少しずつ近づいていく二人と、異端の魔力に隠された真実とは――?
お堅い騎士×異端の王子の、秘密のかくれ家ラブコメディ♡
文字数 96,879
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.10.07
19
【追記】
溺愛執着攻めと同じくらいに拗らせ攻め・浮気攻め・クズ攻めが好きな人間が書いております。
読んでいて無理!となりましたら、サクッとブラウザバックいただけると幸いに存じます。
最終的にカプになるのは、あくまで王子×悪役令息です。
【追記終】
王子×悪役令息が書きたくなって、見切り発車で書き始めました。
オリジナルBL初心者です。生温かい目で見ていただけますとありがたく存じます。
自分が『悪役令息』と呼ばれる存在だと気付いている主人公と、面倒くさい性格の王子と、過保護な兄がいます。
ヒロイン(♂)役はいますが、あくまで王子×悪役令息ものです。
最終的に執着溺愛に持って行けるようにしたいと思っております。
※第一王子の名前をレオンにするかラインにするかで迷ってた当時の痕跡があったため、気付いた箇所は修正しました。正しくはレオンハルトのところ、まだラインハルト表記になっている箇所があるかもしれません。
文字数 84,621
最終更新日 2025.11.09
登録日 2024.11.06
20
婚約破棄とスキル「ひきこもり」―二人だけの世界・BLバージョン!?
春の陽光の中、ベル=ナドッテ魔術学院の卒業式は華やかに幕を開けた。だが祝福の拍手を突き破るように、第二王子アーノルド=トロンハイムの声が講堂に響く。
「アンジェ=オスロベルゲン公爵令嬢。お前との婚約を破棄する!」
ざわめく生徒たち。銀髪の令嬢アンジェが静かに問い返す。
「理由を、うかがっても?」
「お前のスキルが“ひきこもり”だからだ! 怠け者の能力など王妃にはふさわしくない!」
隣で男爵令嬢アルタが嬉しげに王子の腕に絡みつき、挑発するように笑った。
「ひきこもりなんて、みっともないスキルですわね」
その一言に、アンジェの瞳が凛と光る。
「“ひきこもり”は、かつて帝国を滅ぼした力。あなたが望むなら……体験していただきましょう」
彼女が手を掲げた瞬間、白光が弾け――王子と宰相家の青年モルデ=リレハンメルの姿が消えた。
◇ ◇ ◇
目を開けた二人の前に広がっていたのは、真っ白な円形の部屋。ベッドが一つ、机が二つ。壁のモニターには、奇妙な文字が浮かんでいた。
『スキル《ひきこもり》へようこそ。二人だけの世界――BLバージョン♡』
「……は?」「……え?」
凍りつく二人。ドアはどこにも通じず、完全な密室。やがてモニターが再び光る。
『第一ミッション:以下のセリフを言ってキスをしてください。
アーノルド「モルデ、お前を愛している」
モルデ「ボクもお慕いしています」』
「き、キス!?」「アンジェ、正気か!?」
空腹を感じ始めた二人に、さらに追い打ち。
『成功すれば豪華ディナーをプレゼント♡』
ステーキとワインの映像に喉を鳴らし、ついに王子が観念する。
「……モルデ、お前を……愛している」
「……ボクも、アーノルド王子をお慕いしています」
顔を寄せた瞬間――ピコンッ!
『ミッション達成♡ おめでとうございます!』
テーブルに豪華な料理が現れるが、二人は真っ赤になったまま沈黙。
「……なんか負けた気がする」「……同感です」
モニターの隅では、紅茶を片手に微笑むアンジェの姿が。
『スキル《ひきこもり》――強制的に二人きりの世界を生成。解除条件は全ミッション制覇♡』
王子は頭を抱えて叫ぶ。
「アンジェぇぇぇぇぇっ!!」
天井スピーカーから甘い声が響いた。
『次のミッション、準備中です♡』
こうして、トロンハイム王国史上もっとも恥ずかしい“ひきこもり事件”が幕を開けた――。
文字数 72,146
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.10.25
21
母と二人で離宮で暮らしていたアルバラは、突然離宮に押し入った男たちから逃げるように街に出た。
そこで、怪我をした男、ルークと出会う。成り行きでルークと行動を共にすることになったのだが、彼はどうやら狙われる立場だったようで、常に危険と隣り合わせていた。二人で危険な場面を切り抜ける中、アルバラはルークの優しさ(?)に心惹かれていき……。
——冷酷で無表情で感情もなさそうな男と、純粋無垢で箱入りのワケアリ王子様が出会い、殺しかけたり殺されかけたり、逃げたり追ったり、すれ違いながらもゆっくりと恋に落ちるお話。双方だいたい無自覚。
文字数 116,182
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.30
22
23
24
「お前には華がない。地味すぎてギルドの看板に傷がつく」
理不尽な理由で暗殺ギルドをクビになったレン。
彼は気配を完全に消すユニークスキル【朧(おぼろ)】を持つギルド随一の暗殺者だった。
裏稼業から足を洗い、前世の記憶を頼りに長年の夢だった喫茶店「木漏れ日」を開いたレン。
豆を焙煎する香ばしい匂い、丁寧にいれたコーヒーが立てる心地よい音。
血なまぐさい過去とは無縁の穏やかな第二の人生が始まるはずだった。
――そう、あの男が現れるまでは。
「こんなコーヒーは初めてだ。天国がここにあったとは」
店に毎日入り浸るようになった謎の銀髪美青年クロード。
人好きのする笑みを浮かべ甘い言葉をささやく彼に、人付き合いが苦手なレンは戸惑うばかり。
だがその出会いをきっかけに、レンの静かな日常は少しずつ色づき始める。
これは影が薄い元暗殺者と正体を隠した情報屋ギルドマスターが、一杯のコーヒーから始まる甘くて香ばしい恋物語。
文字数 36,145
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.10.20
25
26
第四王子クラウスは、宰相リドモンドに恋をしている。将来は宰相の仕事を手伝う約束をしたのに、一年前の暗殺未遂事件の後、宰相から避けられている。
真実を知るためクラウスは、別人に成りすまして宰相に会おうとするけれど……?
勘違い両片思いの二人が、勇気を出して行動し、前よりもっと仲良く(意味深)なっていく物語。
文字数 77,465
最終更新日 2025.10.11
登録日 2025.09.17
27
いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます
レンタル有り「ぼく、あくやくれいそくだ」弟の誕生と同時に前世を思い出した七海は、悪役令息キルナ=フェルライトに転生していた。闇と水という典型的な悪役属性な上、肝心の魔力はほぼゼロに近い。雑魚キャラで死亡フラグ立ちまくりの中、なぜか第一王子に溺愛され!?
文字数 901,738
最終更新日 2025.10.10
登録日 2021.05.14
28
異世界ファンタジーBL
「神様、身バレしてますよ?」
――暇を持て余した神様、現在お忍び異世界生活中。
貴族の令息として“普通”に暮らしているつもりのようですが、
その振る舞い、力、言動、すべてが神様クオリティ。
……気づかれていないと思っているのは、本人だけ。
けれど誰も問いただせません。
もし“正体がバレた”と気づかれたら――
神様は天へ帰ってしまうかもしれないから。
だから今日も皆、知らないふりを続けます。
そんな神様に、突然舞い込む婚約話。
お相手は、聡明で誠実……なのにシオンにだけは甘すぎる第一王子!?
「溺愛王子×お忍び(になってない)神様」
正体バレバレの異世界転生コメディ、ここに開幕!
文字数 81,605
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.07.29
29
王立学園の生徒会長を務める第三王子 クリストフ・フォン・グランツ。
冷静沈着で完璧な彼は、ある日廊下で本を抱えた若き魔術教師 ユーリ・グレイ と出会う。
不器用で無防備なその姿に、なぜか心が惹きつけられていく。
小さなきっかけから、クリストフは頻繁にユーリを訪ねるようになり、二人きりの空間では“王子”ではなく“ひとりの青年”としての顔を見せはじめる。
本に夢中で床に座り込むユーリを抱き上げたり、眠り込んだ彼を仮眠室へ運んだり――
そんな出来事を重ねるうちに、クリストフの独占欲は強くなっていく。
「先生、二人きりのときは名前で呼んでください」
「無自覚に近づくなら……閉じ込めてしまいたくなる」
強引なのに優しく、ぎりぎりで線を守る。
そんなクリストフに、ユーリの心も揺れ動いていく。
文字数 22,560
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.09.14
30
「他人に触られるのも、そばに寄られるのも嫌だ。……怖い」
現代ヨーロッパの小国。王子として生まれながら、接触恐怖症のため身分を隠して生活するエリオットの元へ、王宮から侍従がやって来る。ロイヤルウェディングを控えた兄から、特別な役割で式に出て欲しいとの誘いだった。
無理だと断り、招待状を運んできた侍従を追い返すのだが、この侍従、己の出世にはエリオットが必要だと言って譲らない。
しかし散らかり放題の部屋を見た侍従が、説得より先に掃除を始めたことから、二人の関係は思わぬ方向へ転がり始める。
おいおい、ロイヤルウエディングどこ行った?
世話焼き侍従×ワケあり王子の恋物語。
※は性描写のほか、注意が必要な表現を含みます。
この小説は、投稿サイト「ムーンライトノベルズ」「エブリスタ」「カクヨム」で掲載しています。
文字数 588,479
最終更新日 2025.09.19
登録日 2020.09.07
31
第3王子の俺(5歳)を振ったのは同じく5歳の隣国のお姫様。
「だって、お義兄様の方がずっと素敵なんですもの!」
俺は彼女を応援しつつ、ここぞとばかりに片思いの相手、近衛騎士のナハトに告白するのだった……。
文字数 70,134
最終更新日 2025.09.18
登録日 2025.09.02
32
俺はシュトメル。エザイヤー王国の第三王子だ。俺はエザイヤー王国の献上品として、アズライト帝国にやってきた。ある夜、アズライト王に呼ばれた部屋で、俺は頭を下げていた。俺には、純潔を捧げた男がいる。だから抱かれる事は出来ないと説明した所、夜伽は免除された。ただし、純潔を捧げた男も呼ぶように命じられた。アズライト王は吸血鬼だった。血を吸われた後はセックスしないと狂うらしい。俺はアズライト王の目前で愛しい恋人である護衛騎士と交わる。※ムーンライトノベルズさんにも公開しています。
文字数 7,405
最終更新日 2025.09.12
登録日 2025.09.12
33
シリーズ8は初の書下ろしです。
この為、全何話になるか分かりません。
更新は週2回を予定していますので、宜しくお願いします。
ヒュウガは正規社員を目指すが、極度の緊張の所為で結果を残せない。
事前に準備しても、当日に体調を崩してしまう。
どうせ落ちて落胆する位ならと就職は諦め、バイト生活で食い繋ぐ生活を選んだ。
金に余裕のある月前半は発展場を兼ねたジムで筋トレに励む。
金の尽きる後半はジムに来れなくなるので、来れる時はひたすらトレーニングに打ち込む。
そんな発展場のジムで出会ったのは…。
主な登場人物はヒュウガ、ヒロム、ソラ、ショーン、リヒト、ミッシェルなど。
妄想日記1<<ORIGIN>>、妄想日記2<<BEGINS>>、妄想日記3<<RISING>>、妄想日記4<<New WORLD>>、妄想日記5<<DISPARITY>>、妄想日記6<<EVOLUTION>>、妄想日記7<<DAYDREAM>>も併せてお楽しみ下さい。
文字数 265,032
最終更新日 2025.09.07
登録日 2023.08.02
34
属国から皇国へ送られてきたのは、留学とは名目ばかりの人質王子。――祖国を離れ、いつ命を奪われても仕方のない国で、王子ははじめて安堵する。
不遇の人質王子が、愛され愛を知り、幸福な日々を送る物語。
注意:
・性表現のある場合は、※をつけます。苦手な方はご注意ください。
・基本※部分は読まなくても支障はありません。
文字数 697,775
最終更新日 2025.09.06
登録日 2023.12.13
35
僕はルイージ。エンドアール王国の第三王子だ。僕は気弱な王子で、剣も魔法もからっきし。勉強は人並みに出来たけれど、特別優秀というわけでもなく。特に褒める所のない王子だから、外見ばかりを褒められる。ついたあだ名は『エンドアールの宝石王子』。僕は劣等感でいっぱいだ。婚約者は、アレキサンダー将軍。10歳の時に12歳だったアレキサンダー将軍とお見合いをして、婚約した。アレキサンダー将軍は僕をたくさん褒めてくれる。大好きな人だ。※ムーンライトノベルズさんにも公開しています。
文字数 8,267
最終更新日 2025.08.28
登録日 2025.08.28
36
37
38
<本編第三章(最終章)完結しました!長い間ありがとうございます!これから思いつくまま番外編を更新していく予定です>
僕、夏川蒼央は先日18歳の誕生日を迎えた。だけど、身体が弱くこの18年の間、病院の外に出たことはほんとどない。治りもしない病気に疲れ果てた両親に捨てられ、誰からも必要とされない僕は、生きることを諦め、死ぬのを待ち侘びるだけの毎日を過ごしていた。そして、ようやく僕の命が尽きやっと親孝行ができた。
これで楽になる……そう思っていたのに、気がつくと僕は新たな世界に生まれ変わっていた。
そこはケモ耳と尻尾付きで生まれる世界。
王家とその血筋である公爵家には狼が生まれるのが通常であるが、ごく稀にウサギ耳と尻尾を持つ子が生まれる。
狼の耳付きが生まれるヴォルフ公爵家に生まれた真っ白なウサギ耳の僕・アズールは、生まれながらに王子の許嫁に決まっているのだが、その王子がびっくりな容姿をしていて……。
愛されることだけを夢見ていた可愛いウサギ耳の公爵令息と神に選ばれし能力を持つ王子のイチャラブハッピーエンド小説です。
R18には※つけます。
文字数 655,297
最終更新日 2025.08.05
登録日 2023.05.13
39
「海パンのまま異世界に召喚されたんですけど!?」
最高の夏を過ごすはずだった高校生・凛人は、海で友達と遊んでいた最中、突如異世界へと召喚されてしまう。
待っていたのは、“救世主”として期待される役割と、使命感の塊みたいな王子・ゼイドとの最悪の出会い。
「僕にあるのは、帰りたい気持ちだけ」
責任も使命も興味ない。ただ、元の世界で“普通の夏休み”を過ごしたかっただけなのに。
理不尽な展開に反発しながらも、王子とのぶつかり合いの中で少しずつ心が揺れていく。
ひねくれた自己否定系男子と理想主義王子のすれ違いから始まる、感情も魂も震える異世界BLファンタジー。
これは、本当は認められたい少年の、ひと夏の物語。
全8話。
文字数 32,279
最終更新日 2025.08.03
登録日 2025.07.23
40
「エディ、君には僕のエネルギー供給のための性行為を頼みたいんだ」
「は、」
セレジェイラ王国にある王族から守護される聖樹。
その聖樹は王族自らが守ることでこの国を救う聖女を導くとされている。現代のセレジェイラにおいても守る者が一人。第三王子であるロス・ヴェリースである。彼は、ずっと城の中庭にある聖樹と共に生きてきた。
そして、更にそれを見守る者も一人。彼の護衛騎士、エドワード・メリアムである。彼はロスに忠誠を近い、愛も抱いていた。2人は穏やかながらも誠実に日常を過ごしていた。
だが、とある日、彼らの日常は一転する。
盟約通りに聖女が降臨したのである。聖女のお告げはロス王子を突き動かす。取り残されていくエドワード。忙しなく動くロス王子達は早々に討伐を行うのだという。そして、その時ロスからエドワードに告げられたのは――
文字数 8,318
最終更新日 2025.07.30
登録日 2025.04.04