宇宙 小説一覧
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文字数 743
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.26
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世界が崩壊に至った瞬間を、正確に言葉で表すことは難しい。
それは一つの隕石が落下したという単純な現象に端を発している。しかしその石塊は、ただの隕鉄でも、ただの鉱物でもなかった。内部に封じられていたのは液状の黒い物質だった。亡き者の顔、恐怖の象徴、誰も知らぬ異形。霊視は具現化し、ゴーストホロウと呼ばれる幻影は日常に溢れ出した。
最初の一週間、街は赤黒い胞子に覆われた。細かく糸状に分裂したそれは、道路の亀裂や地下鉄の空洞にまで侵入し、やがて生態系を上書きしていった。蜘蛛に似たもの、蠕虫に似たもの、骨格を持たぬ泡状のもの。それらは人間の認識を拒みながら、都市の構造そのものを食い荒らしていった。
廃都ロドリネーーかつての中枢都市は、今や天を覆う蜘蛛の巣に閉ざされている。建築物は根こそぎ糸に絡め取られ、崩落した高層ビルの骨格は、まるで巨大な繭の殻のように都市全体を覆い尽くしていた。夜になると、糸は燐光を帯び、赤黒く点滅しながら呼吸するかのように揺れる。まるで都市そのものが生きているかのように。
この中心に君臨するのが――巨大女郎蜘蛛アリアドネである。その姿は怪異と美の境界線を踏み越えた存在。紅を纏う花魁の衣装、血走った双眸、そして八本の異形の脚。彼女は糸で都市を縛り、人間の記憶や精神を吸い上げ、繭に閉じ込める。繭の中で人々は時を忘れ、永遠に生きながら死んでいく。
人類はこのアリアドネを掃討し、中枢都市奪還を目論見、今、奮闘する。
文字数 22,503
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.11
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猫の「ぼん」が見た、宇宙の広大さと温かな日常。
地球を離れたサニー号の船内で、ぼんが過ごす1日が描かれた、心温まるSF風短編。
文字数 64,852
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.07.20
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ラサ島では立て続けに事件が発生し、テレビ局員のグシャルマットゥはSNSの対応に追われていた。
犯人と見られるニヒル&アナーキーは明らかに愛し合う恋人同士であり、その上、覚醒したニヒルには、重力による位相の変容をもたらす特別な力が備わっていた。
グラビティ・ゲートと呼ばれる異次元境界に、図らずも同一周波数を持つブラックホールが招来し、ダ・ハリ広場にいた人々はもちろん、雑多な物ですら一緒くたに飲み込まれてしまっていた。
そこへ系統の違う超能力を宿す異父弟妹のエンリコとトゥエルヴが時間を遡って、破滅から救済に乗り出す。
今や、地球の位相はニヒルに据えられ、彼女の価値観こそが主軸となっている、この世界において、トゥエルヴはグシャルマットゥに裏から社会を支えてほしいと頼み、ラサ島の統治を託す。
ゲートに飲み込まれた者たちは、そのほとんどが現実世界に戻って来たとはいえ、サラリーマンのアジールは、ふだん真面目で控えめな性格にも拘わらず、日食を契機にゾンビと対決するはめとなり、23歳の女性は、夢見がちな中学生に戻って、狂った重力構造の古城で数々の奇妙な体験を余儀なくされることとなる。
文字数 144,878
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.14
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この短編小説は、人類の探査船が降り立った、あまりにも「都合の良い」惑星を舞台にした、皮肉と教訓に満ちたSFファンタジーです。
物語の鍵となるのは、惑星全体に張り巡らされた「古代魔法」のシステム。これは、人々の言葉や願いを文字通り現実にする驚異的な力を持っています。科学では説明のつかないこの「魔法」を前に、開拓団は苦労なく理想郷を築けると歓喜します。家、道路、豊かな果樹園――すべてが願うだけで手に入ります。しかしその結果は?
文字数 690
最終更新日 2025.10.13
登録日 2025.10.13
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35歳バツイチ。
長年勤めていた清掃会社をクビになり、その日のうちに家族にも見放され。
更にはしがない辺境のボロ商店を運営していた親が急に亡くなり、急遽その船を引き継ぐことに。
そんな中、船の奥を片づけていると倉庫の奥にヒューマノイドを発見。
それが実はアーティファクトと呼ばれる超文明の遺産だと判明したその時から彼の新たな目標が決定した。
そうだ、自分だけの星を買おう。
そこで静かに余生を過ごすんだ、そうだそうしよう。
かくして、壮大すぎる夢に向かって万能美少女ヒューマノイドとの旅が始まったのだった。
文字数 196,309
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.08.01
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―多次元宇宙の創造と再生、その裁きの果てに―
『あーもうめんどくさい!』と、宇宙を消し飛ばしかねない最強の裁定者。
かつて、彼は人類の愚かさにより次元の亀裂へ落とされたが、349年の時を経て帰還した。
彼は自ら裁定を下し、滅びゆく世界をリセットから救うことに成功する。
しかし、彼の「遊び」で時間を稼いだ平穏の裏で、多次元宇宙を喰らう最凶の存在『暴食』が覚醒する。
最強の裁定者ネモラが、軽口を叩きながら宇宙の尻拭いと「暴食」との大決戦に臨む。
暴食事件収束後も、ネモラは次々と厄介ごとに巻き込まれていく。
これは、世界の創造と再生の鍵を握る、裁定者ネモラの物語である。
※ 現在改訂作業中
文字数 3,799
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.09.30
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文字数 202
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.09.28
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宇宙開拓時代。多くの宇宙人が、手つかずの未開惑星を探し求めていた。但し、その星で覇権を握る為には一つの条件があって……。
文字数 1,349
最終更新日 2025.09.26
登録日 2025.09.26
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宇宙の果てから、銀髪の美少女がやってきた。
月の半分ほどの大きさの小惑星《セレーネ》が地球の軌道に入った日、世界は滅亡の危機から一転、かつての“火星人類”との再会に沸いた。
セレーネ人は文化交流のため地球へ。だが、その裏には深刻な“遺伝子的危機”が隠されていた。
高校生・ユウリの前に現れたのは、
月の光をまとうような銀髪の転校生・リュシア。
そして地球の文化にドはまりする小悪魔な妹・ティアナ。
二人の美少女宇宙人に振り回されながらも、
ユウリは地球とセレーネの「未来」に向き合っていく。
恋は本気か、使命か。
宇宙人と人類が、たった1年の猶予で選ぶ“つながり”とは。
笑って泣ける、異星系ラブコメディ。
文字数 105,430
最終更新日 2025.09.09
登録日 2025.07.22
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文字数 11,259
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.04.27
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舞台は地球が銀河系から姿を消して幾年も経った宇宙のどこか。そんなところに”宇宙警察”なる組織が存在した。あくまで勤務しているのはほぼ皆宇宙人。だがその中で異質な存在を放っている男が一人。彼の名はジョージ・ハーバード。かつては地球人という非力な存在であったにも関わらず驚異的な身体能力を見せ宇宙人から「宇宙戦士」と呼ばれるなどまさに超人であった。しかし今ではやる気を一切見せずグータラした毎日を過ごしていた。だがそんな彼の元に一人の”とある宇宙人”がやってくる。その宇宙人は見た目は明らかな地球人。だが生まれも育ちも、さらに両親も完全な宇宙人。名を”エミ”という。そしてエミは突然ジョージに「今日から貴方は私の部下です。今から貴方は宇宙戦士に復帰してもらいます」こうして謎の宇宙人”エミ”と”元”宇宙戦士のジョージによる謎のコンビが結成された。
文字数 10,173
最終更新日 2025.08.28
登録日 2025.08.28
57
男は暇つぶしに宇宙が舞台で、自由を謳っているフルダイブ型VRMMOの「スペース・プローブ・オンライン」略してSPOを始めたのだが、やがてそのゲームのトッププレイヤーへと成り上がっていく。このゲームには実は『ある事実』があるらしく、男はそれを探し求めていたのだ......。この物語はその男の体験したことを綴ったものである。(多分)
*投稿日は不定期です。誤字脱字等ございましたらご指摘して下さい。
文字数 7,678
最終更新日 2025.08.25
登録日 2024.07.17
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「ようこそ、我ら宇宙海賊ミーティアへ!」
宇宙進出権を同じ惑星内で争う泥沼の戦争のなか、少年兵テラは美しき異邦人、メテオラと出会う。
彼女の引力にひかれ、少年は宇宙へ飛び出していく。
――これは、少年兵テラの『己自身』を取り戻す物語。
文字数 38,638
最終更新日 2025.08.23
登録日 2025.08.16
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かつて織田信長と豊臣秀吉に仕えていた水軍武将・九鬼嘉隆は海が世界の九割を占める遠い未来に転生した。その身体は艦島ウルフ・ムーン。制御システムとして生まれ変わった九鬼は早々に休戦協定を破ってしまうが天下を支配していく。
文字数 49,068
最終更新日 2025.08.11
登録日 2025.07.21
61
今から100年後、地球は異常気象による食糧危機に直面していた。
地は枯れ、北極の氷が完全に溶けたことによる海水上昇が起きて、地表の六割は海に飲まれてしまった。その原因はオゾン層崩壊による紫外線だった。
一旦、人類は生き抜くために地下へ避難した。
その後、人類は二分化した。
豊かさを求めて宇宙へ旅立った者たちと故郷を捨てられない、もしくは金銭的に地球を離れられない者たちに。
地球に残った者たちは生き抜くため、地下に都市を作り、移り住んだ。しかし、人々は日光が当たらない地下の生活によるストレスと元々裕福ではない者が多かったため、限られた物資の取り合いによる治安の悪化が起こった。
これを何とかしようと地球連邦国は軍を作り、治安の悪化を抑制した。
そして人類の半数が地球から出ていくと月日が流れるに連れて徐々に地球は元の姿を取り戻した。
宇宙に旅立ったものたちはバイオテクノロジーで豊かさを得た。
そして、外へ行った権力者たちは地球に戻り、自分たちが再び地球を統治しようと考えたがそれは都合が良すぎると地球の民たちは拒否した。
これが全ての始まりだった……。
銀河連邦国は地球を手に入れる計画を立てた。
地球を去った者たちが新たに結成した軍事国家、銀河連邦軍と地球防衛軍の激しい戦争が始まった。
すると、銀河連邦軍の化学兵器の影響で地球の異常気象が再発してしまった。
銀河連邦軍は今の状態の地球には移り住むのが困難と考え、一旦は気象が整うまで地球を離れた。地球防衛軍は異常気象から逃れるため再び地下に戻り、両者の冷戦が始まった。
銀河連邦軍と地球防衛軍はこの機に兵器の開発を進めた。
再び起こる地球を賭けた戦いの為に……。
文字数 48,716
最終更新日 2025.07.31
登録日 2024.10.15
62
宇宙船に乗って地球から、ラガタ星という星にやってきた、と主人公ハマオ(10歳)は述べている。両親が離婚したため、父方の叔父の家にあずけられることになったのだ。初めて見る風景・文明におどろくハマオ。家に着くと叔母や従姉があたたかくむかえてくれた。けれど学校に通うも、なかなかなじむことができない。彼はあるいは、場面緘黙の傾向があるのかもしれない。その発症理由は、自分の言葉が周囲と違っていることが関係しているのか。新しい家族は、ハマオがラガタ語、というのをうまく話せないためにだまりこんでしまうのでは、と考え、語学の特訓をおこなう。
従姉のすすめにより、友だちを作ろうとがんばったところ、ヒロインであるトミと出会う。彼女は一年前の事故により、歩行障害を患い、地球では見たことのないマシンに乗っている。勉強のできないハマオは不良少年たちとともに補習を受けるも、それを快く思わないトミに自宅へ招かれ、トミの父に教えられて学ぶこととなった。またトミパパによって、トミの家庭の事情を聞かされる。彼女もハマオと同じく、離婚した家庭の子供だった。
文字数 66,859
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.07.21
63
近未来である西暦2057年、日本国から世界で初めての、準政府組織オーイックスが誕生する。
全てにおいて、弱り切った現政府機関を持ち直し、時には時事介入する特殊な組織。
ブレーンの一人である高沢健司が、様々なプランを打ち立てて奮闘する。
文字数 88,194
最終更新日 2025.07.27
登録日 2020.08.19
64
系外惑星探査機KX-347は、2091年プロキシマ・ケンタウリのプラズマ・フレアに巻き込まれ消息を絶った。それが2136年になって、PING信号を送ってきたのだ。その後月面光子アンテナを通してレーザー・パルス通信に切り替えたKX-347は、データを次々に送ってくる。地球由来のものでないデータを解読したのは、それまで学会から締め出されていたアリーナ・カヴェツキ博士だった。彼女はKX-347が地球の大気圏に入って燃え尽きる直前に送信してきた特殊なデータの解読に成功する。その内容は人々が物を見る(知覚する)角度を変えることからレンズと呼ばれ、人類を二分する影響力を持つものだった。
文字数 54,838
最終更新日 2025.07.22
登録日 2025.04.29
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社会人二年目の”アタシ”は、人生うつむきながらココまでやってきたような、世間でよくいる一小心者。そんなアタシが、地上32階の展望スペースで会ったのは、憧れの小さな上司様。でも彼女には意外な秘密があって…
(※この作品は「小説家になろう」との同時並行掲載にてお届けしています)
文字数 9,419
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.03
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近くて遠い未来。地球の資源は枯渇し、異常気象が常態化し、人心は疲弊しきっていた。
そんな中、宇宙空間で未知のエネルギーが発見された。なりふり構っていられない人類は回収チームを結成して彼らを宇宙へ送り出す。
しかし、混乱する地球から飛び出した彼ら、彼女らには、それぞれに過去と事情がある。
宇宙空間で一人になるとき、彼らは何を思うのか。
掌編集。
※小説家になろう、くるっぷに投稿したものに加筆しました。
※暴力を匂わせる描写がありますがこれらを推奨するものではありません。暴力はいけません。
(※リアルの社会情勢を反映しておりません)
(※職業についての考察は詳細に行なっておりません)
(※現実的な法律、道徳、倫理、人権、衛生の面で「誤り」「加害的」「差別的」であることも描写されますが、これらを「是」とするものではありません)
(※随時修正する可能性はあります)
文字数 11,536
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.06.21
70
大宇宙連合・惑星征服局の主任が「どうだ。惑星番号BEー199の進展具合は? そろそろじゃないのかね?」と、担当オフィスにいた担当者に声をかける。
文字数 2,955
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.20
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プラネタリアン・望星くんと千世ちゃんのお話。
他サイトコンテスト(終了)参加作です。
登場人物名の由来は、『双子の星』(宮沢賢治)です。
自身の関連作は、エッセイ集『天地星空 言ノ葉ノ種』第6話「新説虚舟」です。「うつろ舟」について、作品が書けないかと考えていました。
「*」で囲われた個所と、最後のカギ括弧の台詞は、元の文章では、斜字体で表現しています。
文字数 2,300
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
73
「うわぁ……こっちにプレイヤーが来る……嫌だなぁ……喋りたくないなぁ……話しかけられる前に撃っちゃおう……」
古式レイは銃を愛するコミュ障ド陰キャJKである。
レイはコミュ障ゆえにプレイヤーの少ない過疎ゲーを好み、銃の登場する過疎VRMMO『GunFightOn-line』を楽しんでいた。
とある日、彼女が高難易度ダンジョンを攻略しているとダンジョンに1つのパーティが近づいてきた。プレイヤーと会話したくない彼女はパーティを狙撃銃で殲滅した。
次の日――なぜか14人のプレイヤー集団が彼女の狩り場であるダンジョンへやってきた。
レイは人と接したくない一心でプレイヤー集団を撃ち滅ぼした。そうしたらまた次の日、さらに数を増やした集団がやってきた。レイはその集団もキルするが、次の日また次の日と襲撃者の数は増えていく。
来る集団すべてを殲滅し続けた結果、彼女はプレイヤー達に『アビス・ホーク』と名付けられ、レイドボスとして認識されてしまった。
意図せず目立ってしまったレイは『GunFightOn-line』を引退。次にどのゲームをやるか悩んでいたところ、妹より超人気神ゲー『Infinity Space』を勧められる。総プレイヤー数3500万人という過疎ゲーならぬ過密ゲームに怯えるも、ゲーム性に惹かれて『Infinity Space』を恐る恐るプレイする。
人と上手く会話ができない。多くの人の前だと緊張して動けなくなる。とてつもなく不運。というハンデを背負いつつも、レイドボスにまでなった狙撃技術(プレイヤースキル)で陰キャJKは敵を蹂躙する。神ゲーだろうがお構いなし、『アビス・ホーク』は勝者(ボッチ)になるまで敵を撃つ。
文字数 138,057
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.04.18
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〝神と悪魔と人間が、共に未来を紡ぎます。〟
神話と宇宙の物語です。 銀河系を分ける〝大戦〟に巻き込まれた
人類と、様々な異星種族との関係を描きました。
『三位一体』を次の作品に感動して改稿、イラストも追加しました。
イラスト:『慈愛の女神』 https://www.pixiv.net/artworks/105119343
『peony』 https://www.pixiv.net/artworks/104437883
『レミリア・スカーレット』 https://www.pixiv.net/artworks/75060614
動画:『God Gave Rock ‘n’ Roll To You II』 https://www.youtube.com/watch?v=qrn6GcDMHBY
『HELLO!!』 https://www.youtube.com/watch?v=GCJ2eynlr2c
『Aile to Yell』 https://www.youtube.com/watch?v=qt9tf1wfJ3A
『アオノショウドウ』 https://www.youtube.com/watch?v=V5wNMUbj0iw
『Halloween Code』 https://www.youtube.com/watch?v=PCVA2MYZUxk
素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に、感謝します。
昔、私的な問題に悩みネカフェ通いを楽しみにしていた私は、
アイマスMADや聖飢魔Ⅱライブなど様々な動画に感動し、
『古代の宇宙人』説による暗めの小説を書きました。
しかし動画の素晴らしい芸術性のおかげか、どんどん話が建設的になり、
ついには社会に役立つ(と思う)文明論まで考えることができました。
また、最近見たKISSの上記動画にも大変勇気づけられました。
ご興味がおありの方は『Lucifer』シリーズの他作品や、
『文明の星』シリーズのエッセイもご覧いただけましたら幸いです。
文字数 11,787
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.06.01
76
プロローグ『観測者(オブザーバー)』
星々が死に絶えた後、なおも存在し続ける“私”。
肉体も記憶も持たず、それでも何かを見届ける意思だけが燃えていた。
「ここには、まだ“響き”がある。誰かが、それを記録しなければならない――。」
⸻
第一章『忘却の地球(パレオ・ブルー)』
人類が滅びて数億年。地球はもはや青くもなければ、緑でもない。
けれど私はそこに、最後の“声”を聞いた気がした。
「これは、終わりの始まりだった。人類の“証明”は、まだ残っていた。」
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第二章『光の墓標』
太陽は赤色巨星として燃え尽き、地球は呑まれ、そして消えた。
宇宙には、もはや記憶を語る“光”すら存在しない。
「光は死に、闇だけが未来を語る。」
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第三章『静寂の銀河』
銀河同士の重力はほどけ、すべてが孤独に。
万物の引力が“ほどけてゆく”この時代、情報だけが拠り所だった。
「引き寄せるのではない。忘れ去るために、宇宙は広がるのだ。」
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第四章『ブラックホールの囁き』
闇の中心に、記録があった。
それは“彼ら”が最後に残した図書館。すべてを呑み込む記憶装置――
「蒸発のその時、魂の“座標”が放たれる。」
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第五章『虚空の彼方へ』
ブラックホールがすべて蒸発した後、何も残らないはずだった。
だが“ゆらぎ”があった。波打つ無の中に、創造の予兆が。
「なぜ、なにもないのに、わたしは“何か”を感じたのか?」
⸻
第六章『始まりの証明』
再び膨張が始まる。時間も空間も、今まさに生まれた。
だがその最初の“粒子”に、どこか懐かしさを覚える。
「ビッグバンは“偶然”ではない。これは……記憶の回帰だ。」
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最終章『残響の輪廻』
新たな宇宙が目を覚ます。だが私はもう、観測者ではない。
“私”という存在の最後の役目は、この“問い”を投げかけること。
「魂とは、ただの記憶か。それとも、奇跡か。」
文字数 5,962
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.27
77
「宇宙人さん、どこから来たの?」
太陽系の彼方にて、アリスは僕に尋ねてくる。
数十億年の旅をしてきた僕は、やがてふたりして神様の悪口を言い合うのだった。
文字数 5,389
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.27
78
79
文字数 3,628
最終更新日 2025.05.16
登録日 2025.05.16
80
文字数 2,839
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.11