時代小説小説一覧
文字数 8,963
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.27
文字数 10,203
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.27
文字数 9,906
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.27
江戸時代末期、行商人の忠三は山中で雨宿りをしているところで、幼い姉弟に出会う。貧しい身なりの二人だった……
文字数 10,631
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.18
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 密偵斬りの任を人吉の領主である相良(さがら)義陽(よしひ)から命じられている丸目蔵人佐長恵(まるめくらんどのすけながよし)。
彼はある時、特別の命を受けて平戸の地へと向かう。目的は、他の国が南蛮の最新式の兵器を手に入れるのを防ぐこと。弟子にして中国拳法の遣い手の明人、伝林坊頼慶(でんりんぼうらいけい)、偶然蔵人のもとを訪れていた兄弟子の疋田文五郎(ひきたぶんごろう)と共に目指す土地へと旅する一行は、野武士(のぶせり)に襲われ廃墟となった村で夜襲を受ける――
文字数 74,891
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.25
文字数 7,315
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.10
場所は江戸。
昨今、世間を騒がせていたのは『白刃の斬裂き男』と呼ばれる殺人鬼である。
彼には信念は無く、ただただ斬るのが楽しいだけ。
もっとも女には逆らえないようだが。
文字数 8,377
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.24
文字数 5,081
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.24
八代将軍吉宗が将軍宣下すぐに発した命は、『御鷹献上』であった。
宗次郎は吉宗が和歌山から呼び寄せた鷹匠宮井杢右衛門の養子で、優れた餌差である。
餌差とは、鷹狩の鷹のために雀など小鳥を狩る殺生人のこと。 やたらと小鳥に好かれる宗次郎にとって、小鳥を狩ることは児戯にも等しい。
一方、江戸の隅々まで牛耳ろうと考える吉宗は、江戸城内の人事に左右されない使い勝手の良い隠密を欲していた。
宗次郎を一目見て気に入った将軍吉宗は、宗次郎を自らの隠密に任命する。
宗次郎に任された仕事は、お鷹役人の殺害事件の下手人捜査。そこからさらに事件は広がりを見せ……
鳥請負による不正取引の裏に見つかった裏切り。その裏切りは「復讐」か、あるいは「謀反」なのか。
殺陣あり、事件あり涙ありの本格時代劇小説。
☆エブリスタで連載していた作品を推敲して掲載しています。
文字数 158,174
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.03.24
三代将軍・徳川家光に仕える保科正之。
悪戯が過ぎる家光とそれに毎回切れて、稽古の名目で家光をしばく十兵衛に困りつつ、比較的穏やかな江戸生活を送っていたが……。
柳生宗矩から息子の十兵衛と一緒に辻斬り調査の命を受ける。
巷で辻斬りの犯人が、家光だと噂になっているのだ。
面倒事はまっぴらごめんな正之だが、恩のある家光のあるかどうかわからない名誉のため、捜索を開始する。
文字数 3,268
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
戦国時代末期中国。燕国の楽士高漸離は、謎の旅人荊軻と出会う。音楽を介して深く結びつく二人だが、刺客として秦王(後の始皇帝)暗殺を強要された荊軻は一人旅立つ。
その後、荊軻の死を知った高漸離も秦へ向かい、そこで荊軻が再会を望みつつも果たせなかった彼の友人と出会う。
史記列伝荊軻の章で語られつつも正体が不明な、「荊軻の待ち人」について考えました。
文字数 3,844
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.25
世にあるものは例ならず、類(たぐい)あること、うたてぞ見ゆる──。
三鏡 天比古(みかがみ あまひこ)は各地をめぐり、さまざまな事件に遭遇するが……。
物語の主人公は薬種問屋の奉公人/睦月 結之丞(むつき ゆいのじょう)です。
タイトルの読み方→みかがみそうし、よろづきぶん
※ 最初から感想欄は閉じてます。
※ 明治初期くらいの時代設定です。下ネタ注意。第二章をお読みいただくと、タイトルの意味が判ります。
※ ただいま不定期にて更新中なり。こちらの作品は[カクヨム]でも公開中です。
……作中の時代にない言葉は使わないよう気をつけていますが、どこか違和感がありましたらスミマセン。
文字数 32,000
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.02.29
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 父が惨殺される場面を目撃し、“ひきこもり”となっていた宗左衛門。彼は瓜二つの顔をした双子の妹、あきに御役目を任せ登城させていた。人の視線を恐れるようになっている宗左衛門は、人目の絶える夜中に散歩に出かける習慣ができている。その日も例のごとく他出する宗左衛門。だが、そこで彼は忍び者に追われる娘と遭遇する――
文字数 100,158
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.21
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 敵討(かたきうち)のために、双子の二刀流の遣(つか)い手を追う愛洲藤兵衛雄彦(あいすとうべえたけひこ)と八重(やえ)の兄妹。彼らは敵の足跡をたどるための情報収集と路銀を稼ぐために、徒党を組む無宿人の前に歯が立たない番太の代わりに用心棒を務める『さすらい番太』として悪党(わる)を斬りながら旅をしていた。旅の先々で、無宿人とその用心棒、村丸ごとが盗賊の集落、神を名乗って供物を捧げさせる猛獣使い、などを対峙する。その過程で、兄妹の間に生まれていた肉親以上の感情がいよいよ大きくなっていく……。
文字数 63,392
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.23
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸っ子たちはいう。
池田播磨守頼方は、遠山の金さんこと遠山景元の後任の町奉行だ。あの、国定忠治に死罪を申し渡した鬼の奉行として恐れられていた。しかし、池田が下す裁断は、人情味に溢れる名裁断として江戸市民たちの評判を呼んでいく。
取り立て屋の市蔵が死体で発見される。
調べが進むと、小間物屋「奄美屋」の番頭清二が、借金の取りたでで市蔵に脅され理不尽な要求をされ、止むに止まれず殺したことがわかった。
世間は奄美屋に同情する。
果たして、播磨守の裁断やいかに。
文字数 25,544
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.05.22
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)戦国乱世に生きる安倍晴明の子孫、土御門久脩(つちみかどひさなが)。彼は、経験則の積み重ねとしての尋問術、心理戦の得手――陰陽師として、朝廷の権勢を少しでもとり戻そうと前関白(さきのかんぱく)近衛前久(このえさきひさ)が密かに組織した平安雲居へと誘われた。しかも承諾した訳でもないというのに、前久の確信犯的行動によって九州の島津家と相良(さがら)家と大友家の暗闘に巻き込まれる――
文字数 97,097
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.05.20
第10回歴史・時代小説大賞投稿予定作品の下書きです。
幕末物を構想しております。
文字数 68
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.05.24
文字数 8,662
最終更新日 2024.05.24
登録日 2021.07.10
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)藩の忍びだった小平治と仲間たち、彼らは江戸の裏長屋に住まう身となっていた。藩が改易にあい、食い扶持を求めて江戸に出たのだ。
が、それまで忍びとして生きていた者がそうそう次の仕事など見つけられるはずもない。
そんな小平治は、大店の主とひょんなことから懇意になり、藩の忍び一同で雇われて仕事をこなす忍びの口入れ屋を稼業とすることになる――
文字数 97,551
最終更新日 2024.05.23
登録日 2024.05.05
「俺はお前に見合う男になって必ず帰ってくる。それまで待っていてくれ」
身分という壁に阻まれながらも自らその壁を越えようと抗う。
たとえ一緒にいられる“時間”を犠牲にしたとしても――
「いつまでも傍で、従者として貴方を見守っていく事を約束します」
ただ傍にいられる事を願う。たとえそれが“気持ち”を犠牲にする事になるとしても――
時は今から1000年前の平安時代。
ある貴族の姫に恋をした二人の義兄弟がいた。
姫を思う気持ちは同じ。
ただ、愛し方が違うだけ。
ただ、それだけだったのに……
「どうして……どうしてお主達が争わねばならぬのだ?」
最初はただ純粋に、守りたいものの為、己が信じ選んだ道を真っ直ぐに進んでいた3人だったが、彼等に定められた運命の糸は複雑に絡み合い、いつしか抗えない歴史の渦へと飲み込まれて行く事に。
互いの信じた道の先に待ち受けるのは――?
これは後に「平将門の乱」と呼ばれる歴史的事件を題材に、その裏に隠された男女3人の恋と友情、そして絆を描く物語。
文字数 428,190
最終更新日 2024.05.22
登録日 2022.12.18
文字数 60,943
最終更新日 2024.05.22
登録日 2023.06.12
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)倭寇が明の女性(にょしょう)を犯した末に生まれた子供たちが存在した……
彼らは家族や集落の子供たちから虐(しいた)げられる辛い暮らしを送っていた。だが、兵法者の師を得たことで彼らの運命は変わる――悪童を蹴散らし、大人さえも恐れないようになる。
そして、師の疾走と漂流してきた倭寇との出会いなどを経て、彼らは日の本を目指すことを決める。武の極みを目指す、直刀(チータオ)の誓いのもと。
文字数 69,565
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.16
平安時代中期、陰陽師として名を馳せた男がいた。その男の名は安倍晴明。
小説や漫画、映画などでお馴染みの若き陰陽師である。
しかし、本当の安倍晴明は違っていた。
陰陽師となったのは40歳を過ぎてからのことであり、朝廷で名を馳せ、活躍したころには60歳を迎えていた。
そんなリアルな安倍晴明の姿を描いた物語。
文字数 32,184
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.05.05
文字数 8,659
最終更新日 2024.05.21
登録日 2024.05.16
超絶男社会の町火消し。
私がマトイを持つ!!
江戸の町は、このあたしが守るんだ!
なんか文句ある?
十五歳の少女お七は、マトイ持ちに憧れて、その世界に飛び込んだ。
※歴史・時代小説にエントリーして頑張る予定です!!
※憧れの人に会いたくて江戸の町に火をつけた歌舞伎の八百屋お七。その情熱が違うベクトルに向かったら? そんな発想から産まれた作品です♪
※六月にガンガン更新予定です!!
文字数 2,619
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.12
クソ真面目なため、不器用にしか生きられない若者がいた。しかしそのクソ真面目が意外な展開を見せて、志郞という武士にあたらしい世界を見せることになった。クソ真面目な新しい世界に、入れ替わったことで妻として会うことになる賢明な女性が登場する。
文字数 23,846
最終更新日 2024.05.19
登録日 2024.05.19
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)暦道を司る賀茂の裔として生まれ、暦を独自に研究していた勘解由小路在昌(かげゆこうじあきまさ)。彼は現在(いま)の暦に対し不満を抱き、新たな知識を求めて耶蘇教へ入信するなどしていた。だが、些細なことから法華宗門と諍いを起こし、京を出奔しなければならなくなる。この折、知己となっていた織田信長、彼に仕える透波に助けられた。その後、耶蘇教が根を張る豊後へと向かう――
文字数 106,395
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.10
元禄十三年秋、広島藩浅野家家臣徒目付の藤村数馬は、実父沢村次郎右衛門の死によって心ならずも公儀隠密の役目を継ぐことになる。数馬には、三歳年下の愛しい妻美寿々がいた。美寿々は現在妊娠中で、出産予定日は、来年の三月半ば過ぎだった。同年、晩秋、数馬は藩の上役で大目付の三枝から、秋山文六左衛門と云う男を上意討ちにしろと命を受ける。秋山を討ち果たした数馬は、徒目付組頭に昇進。
翌元禄十四年、美寿々が長男長太郎を出産したその日、三月十四日、江戸城松の大廊下で赤穂藩主浅野内匠頭が、高家筆頭吉良上野介に刃傷に及ぶ。事件に対処するため、数馬は三枝と他の藩士たちと赤穂へ向かう。大石内蔵助を説得するためだ。数馬の繋ぎ役月舟尼こと於倫は、大石の身を護れと命じ、三枝からは大石を斬れと云う相反する命令を受ける。無二の親友青木幹之助も数馬同様公儀隠密で二人して大石を護り、三枝たちを斬る。全ては美寿々と幼い我が子を護るための行動だった。
翌元禄十五年、数馬は幹之助とともに川崎平間村の軽部屋敷に逗留する大石の許を訪れ、そこで同朋の井本善兵衛と妻美寿々の兄宇佐美慎之介に正体がばれ、激しい戦闘の末、幹之助と義兄慎之介は死亡する。その後数馬は、三次浅野家屋敷近くの南部坂で吉良方の刺客と戦闘の末、絶命する。
二十年後の享保七年、再婚した美寿々の許へ謎の僧侶が現れ、数馬の形見の品、千手院和泉守守正の業物と梅の飾りが付いた簪を渡す。美寿々は、何も真実を知らないまま、最愛の良人数馬の形見を見て泣き崩れる。全ては数馬の思惑通り進み、家族の命は救われたのである。
文字数 82,032
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.18
南町奉行池田播磨守頼方《いけだはりまのかみよりまさ》が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸っ子たちはいう。
池田播磨守頼方は、遠山の金さんこと遠山景元の後任の町奉行だ。あの、国定忠治に死罪を申し渡した鬼の奉行として恐れられていた。しかし、池田が下す裁断は、人情味に溢れる名裁断として江戸市民たちの評判を呼んでいく。
幕府勘定役組頭の奥田源右衛門《おくだげんえもん》が殺された。深夜に、屋敷で首を刺されていたのだ。下手人はどうも、奥田が毎夜のように招いていた女のようだ。奥田は女好きとして有名で、その筋の女を買うことが少なくない。
その関係の殺しとも思われたが、調べが進むと、お役目に関わる事情が浮上して来た。
町奉行池田播磨守は、どうやって犯人を追い詰めるのか。そして、どのような裁断を下すのか。
文字数 37,097
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.13
文字数 14,504
最終更新日 2024.05.18
登録日 2024.05.18
うららかな春の日に臨月の女の土左衛門が上がった。 女の亭主はつい先月亡くなったばかりで四十九日も迎えていない。 遺された八つの男の子。 彼は両親が『殺された』ことを知っている。 復讐を誓った彼が選んだ人生は……。 『柿ノ木川話譚』第二弾。
『柿ノ木川話譚1・狐杜の巻』https://www.alphapolis.co.jp/novel/793477914/905878827
『柿ノ木川話譚3・栄吉の巻』https://www.alphapolis.co.jp/novel/793477914/398880017
『柿ノ木川話譚4・悠介の巻』https://www.alphapolis.co.jp/novel/793477914/642880356
文字数 78,506
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.05.15
(小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品で)水呑百姓の平太は、体の不自由な祖母を養いながら、未来に希望を持てずに生きていた。平太は、賭場で無宿(浪人)を鮮やかに斃す。その折、親分に渡世人飛脚に誘われる。渡世人飛脚とは、あちこちを歩き回る渡世人を利用した闇の運送業のことを云う――
文字数 97,293
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.05.06