「悪かった」の検索結果

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ミステリー 完結 ショートショート
刑事小牧は部下日吉とミステリー作家、中井透の撲殺事件を担当する事になった。事件現場は被害者自宅の離れ。家政婦の話によると、犯行時刻は午後1時から午後3時。被害者の息子、学は午後1時過ぎから姿が無いうえに、被害者とかなり仲が悪かったと言う。小牧は息子の犯行でほぼ決まりと思ったのだが、被害者と頻繁に連絡を取り合っていた篠原美園という女性が午後2時に被害者邸を訪れていて、保険金5000万円の受取人になっているという。容疑者として有力かと思われたが、その日、午後1時過ぎから20分程度、強い俄雨が降っていたのに、午後3時に離れの入り口付近には足跡が無かったと家政婦が証言した。さらに家政婦は、先月亡くなった奥さんの香水の残り香がしたので、怨霊の仕業だと意味不明な事を言う。 幽霊には足が無いから足跡がつかない?! そんな馬鹿な話は無い! 犯人は一体誰なのか?
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小説 185,604 位 / 185,604件 ミステリー 4,160 位 / 4,160件
文字数 6,992 最終更新日 2021.03.18 登録日 2021.03.18
人生。 それは生きることが許された、しかし誰にも時間も内容も先読みのできない『本来』1度だけのゲームだ。 持ち合わせた手札のカード。 そこにはそれぞれが左右しあう『性格と体質』『出会いと別れ』『仕事と恋愛』 このゲームのメインとも呼べるカードがこれらだろう。 だがその手札の中でも忘れちゃいけないのがレアカード『運』だ。 しかし、どのゲームにもレア物には付きもののリスクもこのゲームにだって無縁な訳ではない。 トランプのジョーカーが、時に厄介者、そして時として英雄になるかのように。 『運が良かった』と事故や災害をまぬがれたりすることもあれば『運が悪かった』と最悪このゲームに終止符をうちかねなくなるケースもある。 それがレアカード『運』 今回の話は『運命の大女神』のスーパーレアカードを手に入れた『人世ゲーム』 の話だ。
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 2,660 最終更新日 2016.08.22 登録日 2016.08.22
元の世界でうだつの上がらない人生を歩んだ中年男、紘一。 気付いた時には、放り込まれるように異世界にいて。 到底ひとりでは、生き残れない状況に陥ることとなった。 中途半端な人生を、少しでも変えたい。 何が悪かったかなんて、もうどうでもいい。 人間、そんなものだから。 だから、今日を生き延びる。 これは、どの方向から見ても尖ったところのない主人公が 異世界で少しずつ、遠慮をしなくなっていく物語。 それだけの話です。 2019年9月24日 カクヨム様にて公開開始しました 2019年10月16日 アルファポリス様にて公開開始しました
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 31,257 最終更新日 2019.11.11 登録日 2019.10.16
2027年、かつて漫画家だった私は、その集大成となる作品の連載を目前としていた。 それは、大きく3つに分けられるシリーズを1つにまとめあげるというもの。 1つ目は、「空白」「鬼火」からなる「悪川シリーズ」と呼ばれる和風ファンタジーシリーズ…このシリーズは、古代や戦国時代の日本をモデルにした架空の土地を舞台に、魔族と人の争いを描き、最終的に人の勝利で終わった…他の2シリーズと比べると短命ではあったが、一番自由に描くことのできた作品だったと思っている。 2つ目は、「ナイト」「キング」「ルーク」という3作品からなるタイムトラベルもの。私は、シリーズ名を名付けていないが、ファンの間では「チェスシリーズ」と呼ばれている。神に抗う人を描いた作品で、雑誌掲載時は、人が神に勝利できる可能性を描いたが、単行本収録時に、この新作のために神に敗れたラストに変更した。 そして、 3つ目は、「GAME」「SAME」「VANE」からなるファンタジーシリーズ…元々、「GAME」「SAME」という作品は「空白」から連なる作品として構想されていて、古代に出現した魔物と神の争いを描くつもりであったが、「鬼火」で魔物との戦いの集結を描いたため、矛盾が生じてしまい、それを補完するために「VANE」を作り上げた。 そのために、いくつかの用語は、「悪川シリーズ」と共通している。神と魔物との戦いは、人と手を結んだ魔物たちに対し、神が手を引くところで終わっている。 そういった繋がりを好意的に思ってくれるファンは、多かったが、私としては、この「VANE」でも埋まることができなかった矛盾をどうしても埋めたかった。 そのために着想を開始したのが、この新連載「ポーン(兵士)」だった。 世界観を繋げるためのアイデアや、矛盾点を解消する方法は既に浮かんでいた… しかし…しかしだ、肝心の主人公のアイデアが浮かんでいなかった。 この作品では、8作品の主人公全ての主人公と出会う必要があるというのに、どう考えても、これまでの主人公の性格や能力に似通ったものになってしまう。 悩んだ私は、家の裏にある堤防の道を散歩した。 深夜だというのに、慣れた道だからと懐中電灯どころかスマホすら持たずに歩いていた私は、散歩の道中、あるアイデアを思い付いた。 それをメモしようと、スマホを取り出そうとして、やっと自分が何も持たずに家を出た事に気が付いた。 アイデアを忘れる前に帰ろうと走ったのが悪かったらしい。私は、足がもつれてそのまま川へと堕ちてしまった。 気が付くと、私は自分が想像した「ポーン」の世界にいた。
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 88,485 最終更新日 2023.03.12 登録日 2022.12.15
断罪される1年前に前世の記憶が甦る! 前世は三十代の子持ちのおばちゃんだった。 素行は悪かった悪役令嬢は、急におばちゃんチックな思想が芽生え恋に友情に新たな一面を見せ始めた事で、断罪を回避するべく奮闘する!
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小説 185,604 位 / 185,604件 恋愛 56,298 位 / 56,298件
文字数 47,497 最終更新日 2020.05.11 登録日 2020.04.18
ついカッとなって幼い娘を叩いてしまった。 仕事で疲れていたのか、つい叩いてしまった。 大泣きした娘を妻が抱きしめて、何も言わず私を見る。 私は疲れていると自分に言い聞かせた。 高校生の頃、じいちゃんの髪をバリカンで刈るという話があった。 じいちゃんは、私に髪を刈ってもらうのを楽しみにしているという事だった。 次行ったらバリカンでじいちゃんの髪を刈ってあげようと思った。 ある日、じいちゃんは具合が悪くなって入院した。 じいちゃんは病気ですぐに亡くなった。 タイミングが悪かったのだと自分に言い聞かせた。 小学生の時、集会所で書道の習い事をしていた。 その日は雲行きが怪しく、集会所に入って少しして大雨が降り出した。 すぐにやむだろうと思っていたが一向にやむ気配はない。 ふと、窓の外を見ると大雨の中傘を持った老婆がびしょ濡れになって歩いていた。 生徒の1人がそれに気付いて大笑いした。 他の生徒もみんな笑いだした。 あれは私の婆ちゃんだ。 婆ちゃんは、私が雨に濡れてはいけないと思い、わざわざ傘を届けに来てくれたのだ。 私は恥ずかしくなって婆ちゃんに暴言を吐いた。 「早く帰れ!そんな傘いらねーよ!!」 私はいつか謝ろうと思っていたが、それをせず婆ちゃんが死んだ。 そんな古い話、もういーよと自分に言い聞かせた。
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小説 185,604 位 / 185,604件 エッセイ・ノンフィクション 7,842 位 / 7,842件
文字数 1,348 最終更新日 2022.03.28 登録日 2022.03.28
房本優利子はそれなりの進学校に通う高校一年生。高校時代からの親友で同じ文芸部に所属する樋上千夏に影響され百合・BL・乙女・萌え系深夜アニメなどオタク趣味に嵌るようになってから学業成績が酷くなる一方だった。二学期中間テストの総合順位もやはり悪かったことから母にスパルタ教育式進学塾、烈學館行きを命じられてしまう。そのあと幼馴染で成績優秀な光久実希から電話がかかって来て、烈學館行きが決まったことを伝えると心配してくれて通信教育の受講も勧めてくれた。優利子は小中学時代に投げ出した経験からまた長続きしないだろうと乗り気でなかったが、結局父のパソコンを利用し萌え系の女子高生向け通信教育はないものかと根気強く探してみると、なんと見つかった。さっそく母に烈學館へ行く代わりに例の通信教育で勉強したいとプリントアウトした広告も見せて懇願した結果、期末も成績が悪いままなら烈學館へ強制入塾という条件付きで認めてもらえた。後日、その教材を取り寄せてみると……
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小説 21,305 位 / 21,305件 青春 1,033 位 / 1,033件
登録日 2015.01.26
仲間を一番に考え、パーティーを愛していた魔術師カルマ。 勇者パーティーに所属してから早五年、クエスト中に偶然出会った魔術師に自らのプライドをズタズタにされ、挙句の果てには憧れである勇者から一言。 「代わりなんていくらでもいるから」 そんな絶望に打ちひしがれる彼の元へ、一人の女神が姿を現す。 そして女神からの祝福を授かったカルマは、新たに神としての地位を確立することに――。 「僕たちが悪かった。頼むからパーティーに戻って来てくれよ……」 全世界に轟いたカルマの噂は、とことん底辺に落ちていった勇者の元にも伝わる。 「都合が良すぎるんだよ」 もちろんそんなものは御構い無し! 神の座についたカルマはそんな勇者を一蹴り。 これは神様となった青年がたくさんの女神と冒険を共にし、あらゆる物理法則を無視しまくる逆転の物語。
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 94,119 最終更新日 2018.10.07 登録日 2018.08.08
 「メエナ・ドラーギ、君に婚約破棄を告げてやる。感謝しろ」  「はぁ?」  「君は実の妹のマリアナをいじめただろう」  「ワサイン、私はお姉様にいじめられたのよ」  「いじめてません」  「君はなんて酷い人間なんだ。こんな聖女は追放だ」  「ドラーギ男爵家領とルベルティ伯爵家領を護っているのは誰だと思ってるんですかね」  「君のような素質レベル7の5流聖女より、君の妹のマリアナの方が聖女の素質も高いんだ。 マリアナの聖女の素質レベルは74だぞ」 マリアナが聖女として今までより堅牢に護ってくれるから問題ない」  「事実、今までも結界が破られ騎士や兵士に死者が出てるんだぞ」  「民には怪我人1人出ていませんよね」  「そうよお姉様ぁ。聖女としての素質は私の方が高いのだから、私が聖女をやれば1人の被害もでないわ。 私の聖女素質レベルは74よ74。お姉様は7よね7(笑)桁一つ足りてないわよざーこ」  やれやれ、今まで何の努力もしてこなかったひきこもりデブの妹は、素質が高いだけで聖女が務まると思っているようです。  「そうですか。追放は構いませんが、何があっても私は助けませんからね」  「はんはっハハハハハハハ!誰が君のような素質レベル7の5流聖女に助けなど求めるか」   →「助けて!僕が悪かった。金ならいくらでも払う。ルベルティ男爵領を全て譲る。だから助けてくれ」  「お姉様、助けて。努力を続けていたお姉様は素晴らしく私なんかではお姉様の変わりにならないと分かったわ。 ごめんなさい。だから助けてお姉様」  「あらあらー。『誰が君のような素質レベル7の5流聖女に助けなど求めるか』 『私が聖女をやれば1人の被害もでないわ』 そう言ったのは誰だったかしらー」 「助けるわけないじゃない。苦しんで死になさいクズども」  「私は見た通り美男子イケメンに愛されて幸せなので、どうでもいいです。 これからは幸せに生きます。さようなら」
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 1,743 最終更新日 2021.07.23 登録日 2021.02.23
恋愛 連載中 短編
サーモン公爵家の長女レティシアの婚約者、カーティス公爵家の長男のクリスは 恐ろしいほど綺麗に整った顔と綺麗な顔に見合わない男らしい体格、勉学も出来て爵位も高いというハイスペックがゆえに、女癖が悪かった。 それでもレティシアはクリスのことが好きで、クリスもその女癖には理由があるようで・・? ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ご都合主義で申し訳ありません(>人<;) 暇つぶし程度に読んでいただけると、嬉しいです🙇‍♀️
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小説 185,604 位 / 185,604件 恋愛 56,298 位 / 56,298件
文字数 11,726 最終更新日 2022.03.20 登録日 2022.03.15
昭和の青春ドラマには約束事があった。 熱血教師がいた。マドンナがいた。不良がいた。優等生がいた。スポーツに熱中していた。 校長先生と教頭先生の仲が悪かった。 この物語は校長と教頭のいがみ合いから始まる。 令和の時代に昭和の青春はどう映るのか?
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小説 185,604 位 / 185,604件 青春 6,575 位 / 6,575件
文字数 150,787 最終更新日 2022.10.20 登録日 2022.10.20
恋愛 完結 短編 R15
「すまん、リズロット。婚約を破棄させてくれ。」 「そんな...プルート王子...。」  公爵令嬢である私、リズロット・ローザ・サーランドは婚約者であるバグダット王国の第一王子、プルート・オズハート・バグダット様に婚約を破棄されてしまった。  こんなにお慕いしているのに...。  こんなに尽くしているのにっ!! 「聞かせて下さい、プルート王子。私の何が悪かったのですか?」  王子は引き気味に告げた。 「リズロット、君は、君の愛は、重過ぎるんだよ...。」 「僕はそんな君より君のお姉さん、エルロットの事が好きなんだ。」    私はうな垂れた...。 「絶対に王子を私の物にしてやるっ...!!」  姉と妹、王子の甘酸っぱい関係に胸キュン注意です!  
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小説 185,604 位 / 185,604件 恋愛 56,298 位 / 56,298件
文字数 12,685 最終更新日 2021.03.29 登録日 2021.03.15
恋愛 連載中 長編
ある日、親が再婚し義理の妹ができた。しかし、喧嘩ばかりで仲が悪かったが、後々仲良くなっていき、恋に惹かれる。だが、義妹から「ありえない」と言われる。主人公が色んな困難に立ち向かう。
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小説 185,604 位 / 185,604件 恋愛 56,298 位 / 56,298件
文字数 4,952 最終更新日 2018.02.06 登録日 2018.01.24
BL 連載中 短編 R15
物心ついた頃には男性を好きだと自覚した桃瀬祐介。高校2年の9月、委員長の桃瀬は問題児の村瀬空と文化祭委員を一緒にやることになってしまった。印象は悪かったが桃瀬は黙々と作業する村瀬を見て少しずつ印象が変わりはじめ、少しずつ村瀬に心を開いていく。時々見せる笑った村瀬の姿に桃瀬は彼に惹かれていった……
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小説 185,604 位 / 185,604件 BL 24,060 位 / 24,060件
文字数 779 最終更新日 2023.10.20 登録日 2023.10.20
萌えアニヲタで友人僅か、スポーツダメ、勉強までダメな非リア充高校生、西風優介は五月下旬のある日、一学期中間テストの成績が悪かったことで沈んだ気分で帰り道を歩き進んでいると、季節はずれのサンタコスプレをした怪しいおっさんからある物をプレゼントされ……
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小説 21,305 位 / 21,305件 青春 1,033 位 / 1,033件
登録日 2015.10.24
幼いころから思い込みの烈しい庄司 由海(しょうじ ゆみ)。 初潮を迎えたころ、家系に伝わる蛇の紋章を受け継いでしまった。 聖痕をまとったからには、庄司の女は情深く、とかく男と色恋沙汰に落ちやすくなる。身を滅ぼしかねないのだという。 やがて17歳になった。夏休み明けのことだった。 県立日高学園に通う由海は、突然担任になった光宗 臣吾(みつむね しんご)に一目惚れしてしまう。 なんとか光宗先生と交際できないか近づく由海。 ところが光宗には二面性があり、女癖も悪かった。 決定的な場面を目撃してしまったとき、ついに由海は怒り、暴走してしまう……。 ※本作は『小説家になろう』様でも公開しております。
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小説 185,604 位 / 185,604件 ホラー 6,757 位 / 6,757件
文字数 40,507 最終更新日 2020.01.01 登録日 2019.12.08
神様の存在を認識したのは幼稚園の時です。 今でもその瞬間のことを、まるでヘレンケラーが水が「ウォーター」という言語で表現されていることをだ理解した瞬間のように、はっきりと覚えています。 その時に私は決めたのです。 私の生き様は全て、神様の前に出た時に、恥ずかしくないものにしようと。 そうやって生きてきたため、良かったことも悪かったこともたくさんあります。 だけど、やっぱりそのように生きてきたことが心から良かったと今は思っています。 50年以上生きてきたこともあり、ある程度サンプルとして人に役立つことがあるのではないかと思い、それをまとめることにしました。
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小説 185,604 位 / 185,604件 エッセイ・ノンフィクション 7,842 位 / 7,842件
文字数 1,975 最終更新日 2023.12.23 登録日 2023.12.23
恋愛 完結 ショートショート
王女であるローレッタには婚約者がいる。自国の同盟国の王子である五歳年上の青年ダドリーだ。しかし、ダドリーは性格と口が悪かった。ダドリーからの心ない言葉を思い出して憂鬱になっているローレッタの元に、彼女宛ての贈り物を持った侍女が現れる。
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小説 185,604 位 / 185,604件 恋愛 56,298 位 / 56,298件
文字数 1,787 最終更新日 2017.12.15 登録日 2017.12.15
 ヘレステア王国南部、ヴェリエ伯爵家の次男であるシリル・ド・ヴェリエには、六つ歳上の兄がいる。名前はフェリクス・ド・ヴェリエという。  次期伯爵である兄・フェリクスは、自他共に認めるポンコツで、剣もダメ、勉強もダメ、おまけに気弱でヘタレであった。そのくせ容姿が良く女性にモテるために女癖が悪かった。  しかしヴェリエ家は代々王家の右腕と言われ、様々な分野の優秀な人材を輩出してきた。また交友関係も広く他国にまで独自の情報網を持つ外交の要でもあった。  フェリクスが成長するにつれ絶望感を強くする両親や家臣たちだったが、そんな兄をみかねたシリルは仕方なく影から兄を支えようと暗躍する。  シリルには前世の記憶と力があったのだ。その知識を利用すれば、十分に兄の役に立つことができる。  しかし、シリルの前世は決して人にバレるわけにはいかなかった。そして叶うなら、今生はできるだけ平穏に生きたかった。  シリルは、百年前に勇者に倒された魔王の生まれ変わりだったのだ。 タイトル少し変更しました 第15回ファンタジー小説大賞にエントリーしています 気に入っていただけたら投票よろしくお願いします
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 46,273 最終更新日 2022.09.11 登録日 2022.08.29
ファンタジー 連載中 ショートショート R18
 「俺様はっ!ジフパス王国王太子ヒニキス・ソールズベリーだぞっ! こんなちんけな遊園地の列に並んでなどいられるかっ! 俺様達を今すぐジェットコースターに乗らせろっ!」  「すいませんねぇ、俺にそんな権限ないんすよ」  「なんだとっ!俺様が言っているんだ。今すぐ俺様達をジェットコースターに乗せろっ!」  「お父様、お父様はなんでそんなに偉そうなのお父様って偉いの」  「なんだとっ!俺様は偉いんだっ!ジフパス王国王太子だぞ俺はっ!」  「でもお父様が王太子なのはソールズベリー王家嫡子として産まれたからってだけだろ。 それって自慢できる事なのか。 お父様ってそれしか自慢できる事ないのかよ。 ああ、ないのか(笑)」  「ふざけるなっ!誰に向かって生意気言ってるんだっ!」  「本当の事をこんな幼い息子さんに言われたからって逆切れっすかぁ(笑)」  周囲の女性を発情させている声も容姿もイケメン店員が夫を殴って止めました。 声と容姿だけでなく行動までイケメンで女性を発情させるイケメン店員だったようです。  「お姉様ぁ。お姉様の夫のザイン様を下さい」  「なんで私が遊園地の列に並ばなきゃいけないのぉ~。 私は可愛いんだからぁ~列になんて並ばなくていいわ~」  「そうだっ!メレナは可愛いっ!可愛いんだから列になど並ぶ必要はないっ!」  「俺様も偉いのだから列になど並ぶ必要はないっ!」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」  「お前の妹のメレナを愛している事に気づいてしまった」  「俺様達のように賢い男女が夫婦になれば列になど並ばなくていいという事に気づいているのだから、 列になど並ばなくていいっ!」  「そうっすかぁ。それはかってですがね。 お客さんもジフパス王国王太子様なのでしょう。 こんな醜態さらしたのだから、この場にいる人たちにも家族にも謝罪したらどうすっかね」  「なんだとっ!ただの遊園地の店員が俺様に対して何を言うかっ! 俺様は謝罪なぞせんっ!」  「そうよ~。  「そうっすか。どうしても謝罪しないっつうんすね」  「やれやれだぜ。ここまで忠告して聞かないんなら仕方ないっすね。 落とし前つけてもらいましょうか」  「いえ、今更俺様が悪かったっ!。すまなかった助けてくれっ!と言われましても、 私は声も容姿も行動も女性を発情させるイケメン公爵に愛されているので、 貴方の事なんてもういりませんし助ける必要もありません。 今更もう遅いっ! 自業自得じゃないですか。助けませんよ」
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小説 185,604 位 / 185,604件 ファンタジー 42,696 位 / 42,696件
文字数 2,403 最終更新日 2021.07.19 登録日 2021.05.05
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