「足」の検索結果
全体で8,763件見つかりました。
コーデリアとアルバートは相思相愛の婚約者同士だった。
一年後には学園を卒業し、正式に婚姻を結ぶはずだったのだが……。
ある事件が原因で、二人を取り巻く状況が大きく変化してしまう。
コーデリアはアルバートの足手まといになりたくなくて、身を切る思いで別れを決意した。
「貴方に触れるのは、きっとこれが最後になるのね」
それなのに、運命は二人を再び引き寄せる。
「たとえ記憶を失ったとしても、きっと僕は、何度でも君に恋をする」
文字数 38,706
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.03.11
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
文字数 530,041
最終更新日 2026.07.08
登録日 2021.10.02
ファンタジーBL/ヒロイン×ヒーロー/両片想い/秘密の恋/禁忌/主従/SlowBurn/ギスギス期/美人攻/長髪/敬語萌え 等を意識しております
◆あらすじ
「俺は、お前を追いかけてここに来たんだ」
黒が神色とされる国、エル・クーツ。
神託により皇王(ザバド)に選ばれた青年カリスは、六年の学院生活を経て、ついに聖都カルディアへ足を踏み入れる。
神の依代であるザバドとなってから、もう誰にその名を呼ばれることもない。
家族も、自由も、夢もない。
多くのものをあきらめてここへ来た。
でも──ジウにだけはまた会いたい。
カリスの初恋の相手であるジウは、この国で禁忌とされる銀髪をしていた。
聖都での再会は叶ったものの、宮廷侍従長(ラブサリス)となっていたジウはカリスを冷たく突き放す。
ザバドに触れることができるのは側近であるカル・ハツェただひとり──ジウにはその姿を目にすることすら禁じられているというのだ。
◆35万字程度、完結済、毎日数話ずつ更新していく予定です
恐らく55分割することになると思います
文字数 213,445
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.21
\異世界ラブコメ×ハッピーファンタジー/
某サイトでファンタジー部門2位
「いやっほぉぉおお〜い!!!!」
バンジーした侯爵令嬢の先にいたのは
甘いマスクの公爵様の頭上でした
「ど、どいてぇぇぇえ!!!!!」
「…は?」
そんな最悪の出会いを果たした二人
リリィ・ロゼッタ侯爵令嬢
ふんわりとした淡いピンクの髪に澄んだ水色の瞳
透き通るほど白い肌と華奢の手足
お人形のように可愛いらしい見た目とは裏腹に
残念なほどに自由でお気楽なお転婆令嬢
ギル・レイヴン公爵
サラサラとした綺麗な黒髪に綺麗な青色の瞳
あまりにも整った顔は女性たちを引き寄せる
社交界で圧倒的人気を誇っていた
表では甘いマスクを被る彼の裏は……
空から降ってきたリリィに恋したギルは
国王命令での婚約を申し込む
とある事情で絶対婚約したくないリリィは
そうだ!男装執事として生きていこう!
【修行してきます。私は元気です。】
謎のリリィらしい手紙を残して逃亡
だけど……配属されたのはレイヴン公爵家だった
「その瞳の色……」
「!!!」
鋭いギルに男装がバレそうなリリィ
ドキドキしながら男装執事として働くリリィ
そんなリリィは、屋敷でいろんな人間と出会う!
リリィの自由気ままさにみんなが狂わされていく…
そしてリリィは人と関わる楽しさに目覚める
こーんなに楽しい今世は最高ねっ!!
※他サイトでも完結掲載中です
読者のみなさんが明るくハッピーになれる作品を目指して書きました❤
文字数 17,109
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.25
「もっとも幸福な一日」とはなんだったのだろう。愛する人との恋が成就した日、積年の努力が実った日、結婚した日、子供が生まれた日、いろんな日があるかもしれない。
主人公である「僕」にもそんな一日があった。それは何でもないような日の一部、もっとも幸せだったころのある一日だった。小学生の頃、まだ元気なお母さんがいてお父さんがいて、優しいおじいちゃんやおばあちゃんがいて、何気ない友達がたくさんいて、何より「君」がいたあの日、特別なことには花火大会がその街で行われた。
始まるまでの朝も昼も「君」と過ごした。行かねばならない学校にも初めて行かないでいつも新しく現れる世界との出会いに心を震わせながら、初めに「君」に引かれた手と足で時に「君」を導い
て、自由に走り回ったあの時の街。終わることを恐れたその夜。花火が上がり、そして散った。
すべてが、もう遠い。
「僕」はあのもっとも幸せだった日からだんだらと伸びた、傾く日に映される長い影の日々を送っている。そしてそれも今、夜の闇に呑まれようとしている。
あの日々、あの日もっとも生が強く放った輝きも、「君」もどこにもないのか、もう何もかも遅いと思われた「僕」は奔走する。その果てには何があるのか、あの日を求めて——。
文字数 63,248
最終更新日 2026.07.27
登録日 2024.07.31
怖い話が大の苦手な小学五年生・森野こたろうは、放課後の図書室で一冊の古いノートを見つける。
表紙に書かれていたのは、
「七不思議クラブ」。
ただの落書きだと思って名前を書いた瞬間、こたろうの前に赤い着物の女の子が現れた。
「ようこそ、ビビり。今日からあんたが部長だよ」
彼女は、学校に住みつく口の悪い座敷わらし・すずめ。
こたろうは勝手に七不思議クラブの部長にされ、学校で起こる怪談事件を解決することになってしまう。
女子トイレで泣いている花子さん。
給食のプリンを盗む小さな手。
夜の音楽室で名前を弾くピアノ。
体育館を走り続ける足だけの幽霊。
図工室で泣く絵。
屋上から手を振る白い手。
そして、卒業写真から消えた名前のない子。
怖がりなこたろうは、何度も逃げ出したくなる。
けれど怪談たちは、ただ怖いだけの存在ではなかった。
怒っていたり、泣いていたり、誰かを守っていたり。
学校の怪談には、子どもたちの言えなかった気持ちが隠れていた。
これは、怖がりな少年と口の悪い座敷わらしが、放課後の学校で怪談たちと友だちになっていく、ちょっと怖くて、少し笑えて、最後はあたたかい謎解きサバイバル日記。
文字数 173,966
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.18
この世界には、魔法と魔法使いが実在する。
魔法使いになれるのは、生まれつきの才能ではない。
「召喚の儀(ガチャ)」という儀式を経て、精霊と呼ばれる超常の存在に“選ばれた者”だけ。
彼らが挑むのは、底知れぬ未知の領域――ダンジョン。
そこに眠る資源の確保は、国家の命運を左右する一大事業である。
そして現代では、ダンジョン攻略やモンスター討伐の配信が一大エンタメ産業となっていた。
超人的な能力を持つ、高ランクの魔法使いは国のヒーロー。
だが、少子化と人材不足にあえぐ日本では、魔法使いの質の低下が深刻化。
事態を憂えた首相は、国家の威信を賭けて“千連ガチャ”を敢行。
結果は奇跡。
最高ランク魔法使いSSR(スーパー・スペシャル・レア)三連引き。
世界を変える力が、同世代の三人の少女に宿った。
……しかし、ダンジョンは甘くない。
いかにSSRといえど、経験も知識もない彼女たちは、まだ雛鳥にすぎなかった。
やがて成長すれば、一国の命運を背負う存在。
だが、いまはその力を導き、育てる者が必要だった。
そこで白羽の矢が立ったのは、この物語の主人公。
今はダンジョンを引退し、零細企業勤務の三十八歳・独身男。
魔法使いとしてのランクは平凡なR(レア)。
だが、最高レベルに到達した“人類最強のR”。
これは、最強のベテランおじさんが、最強ポテンシャルを秘めたSSR三人娘に翼を与える物語。
であると同時に、SSRを売り出すための計画も密かに進行。
とある若きプロデューサーの野望が、前代未聞の奇策を繰り出していく。
――体当たりの突撃番組。
ダンジョンの未知を取材する冒険バラエティ。
挑むのは、人智を超えた力を持つ魔法使いたち。
アポなし、謎あり、笑いあり。
精霊が用意した世界を巡り、その文明や歴史に触れながら、いつしか世界そのものの謎へと迫っていく。
課金とイイネとワクワクを集め、ソフトパワーで国庫を潤すのだ。
SSR三人娘は、ときに巨大モンスターと戦い、ときにお宝に目を輝かせ、ときに青春の涙を流す。
その成長の軌跡をリアルタイムで配信しながら――
挑むはダンジョン、モンスター。
そして精霊の大いなる意思。
いま、世界を巻き込む冒険が始まる。
文字数 1,587,647
最終更新日 2026.07.27
登録日 2025.10.16
剣と魔法はあれど、魔物はいない世界。
何百年も戦争のなかったこの世界は、身体強化の力「気」による農業革命で人口が爆発的に増加した。
しかし土地の許容量には限界があり、食料は足りない。
各国の貴族は民を虐殺し、あるいは追放し、あるいは誰にも気づかれぬよう秘密裏に処分した。
結果、この世界は虐殺か追放かしか手段を持たず、群雄割拠の戦争時代へと突入する。
貴族は「神々の血」を引く者のみが使える血統魔法を振るい、民は鍛錬次第で「気」による身体強化を得る。
そのどちらにも属さない、理から外れた力――予知を持つ青年、ヴィルヘルム。
前世は戦国の世に憧れながら、誰にも理解されず、家族を持つことすらできなかった日本人だった。
辺境の小さな村に生まれ変わった彼は、たった五十人の村人と共に、二百を超える敵軍から村を守り抜く。
その采配を見た貴族バルドゥインに見出され、彼は村を守るための食料と引き換えに従軍することになる。
血統に属さぬ異物として畏れられながらも、前世の戦国知識と予知の力で、少数をもって多数を凌ぐヴィルヘルム。
だが仕えるべき主君は、内政を顧みず、ただ奪い、略奪することしか知らない男だった。
血の繋がりも、神々の加護もない者が、いかにして群雄割拠の乱世を征き、玉座へ至るのか。
これは、飢えた世界で生き抜く者たちの、成り上がりの物語――。
文字数 15,198
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.26
魔獣心理師で魔獣誘導師である主人公のシス、魔獣の生態や習性を熟知し、危険なダンジョン探索を陰から支える専門家だった。
しかし戦闘能力を持たない彼は、若いパーティメンバーたちから「斥候の真似事しかできない無能なおっさん」と軽視されていた。
それでもシスは、年長者として仲間を支えることこそ自分の役目だと信じていた。
――だがある日、その信頼は裏切られる。
隠し通路を発見し、仲間の役に立てたと安堵した直後、シスは冤罪を着せられ、行動不能にされたままダンジョンの闇へと置き去りにされたのだ。
絶望の中で目覚めたのは、未知の条件で発現する特殊なテイム能力。
それはダンジョンの闇に棲む異形たちと心を繋ぐ力だった。
人に忌み嫌われる異形たちは、シスの手足となり、耳となり、目となる。
彼らが集める情報を武器に、シスは闇の中から自らを陥れた者たちを追い始める。
異形たちは敵を襲わない。
ただ囁き、覗き、情報を集める。
やがて裏切り者たちは見えない敵への恐怖に怯え、互いを疑い始める。
崩壊していく仲間関係。
暴かれていく隠された罪。
そしてシスは、自らの追放の裏に巨大な陰謀が潜んでいることを知る。
奪われた信用と無実を取り戻すため、おっさんと異形たちによる静かな復讐劇が幕を開ける。
基本的に奇数日の公開です。
ストックがある限りは1日置き、その後はコンテストの規定数の調整以外は、奇数日の更新になります。
※新エンタメ小説大賞のためにAIにアイデア出しから生まれた作品です。
素案を書いてから、相談しながら書き直してブラッシュアップするという方式を取りました。
なので今までの作風と違う部分があると思います。
プロットやアイデア出し、書いた後の添削などをAI補助利用した作品です。
コンテストは3作品応募しています。
文字数 23,236
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.06.27
戦国時代――。
南九州の雄、島津家。
後に「鬼島津」と恐れられる男、Shimazu Yoshihiro島津義弘は、まだ無邪気で暴れん坊な少年だった。
兄・義久に懐き、弟・家久と騒ぎ回り、知略家の兄・歳久に呆れられながらも、剣を握れば誰より前へ飛び出す。川で巨大な鯉を追いかけ、山賊退治で初陣を飾り、やがて戦場で異才を現していく。
島津家当主・Shimazu Takahisa島津貴久のもと、四兄弟は少しずつ戦国の現実を学ぶ。冷静沈着な義久、知略に優れる歳久、武勇の義弘、俊足と機動戦を得意とする家久。四人は互いを支え合いながら、南九州統一へ進んでいく。
やがて時代は激動へ。
伊東家との死闘「木崎原の戦い」。
鬼神のごとき突撃で名を轟かせる義弘。
そして九州最強・大友家三万の大軍を迎え撃つ「耳川の戦い」。
圧倒的不利。
誰もが島津滅亡を予想する中、義弘は笑う。
「斬りがいがあるわ」
敵を恐怖で崩し、戦場を切り裂く鬼島津。
その背中に兵たちは奮い立ち、やがて九州の勢力図そのものを変えていく――
文字数 61,355
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.05.27
【効率厨が行き着く先は暇潰し厨??】
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行により体が不自由になりつつある高校一年生の田村花乃。外出を控えるようになったカノを見かねた兄の勧めで、半世紀近くも人気ナンバー1に君臨するフルダイブ型MMOゲームの世界に足を踏み入れる。
そこで出会ったのが、このゲームの中で唯一、立って歩く猫のアバターの使用を許された最古参ゲーマー(バグ好き)。
普通ならこんなアバターを使っていたら超有名人でもいいはずなのに、まったく名を知られていないことに驚きを隠せないカノ。詳しく聞いてみると、裏で様々なことをやらかしていた猫だった。
その猫に兄が頼み込み、カノの師匠になってくれることに。猫の教えのおかげでゲームが楽しくなったカノだが、一番楽しい時間は猫のゲーム履歴を聞くことだ。
まるで現実の歴史の如く様々なことがあったが、ゲームの歴史はまだまだ紡がれる。
もちろんカノも猫に翻弄されて、様々な出来事に巻き込まれるのであった……
☆しばらく毎日、一話更新する予定です☆
文字数 233,146
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.05.03
*ご新規様、本編読者様向け情報(あらすじ)
古本好きの和装青年・楠瀬 葉月(はづき)のもとに、しばらく音信不通だった旧友・咲原 灯(あかり)が訪ねてきた。久々の再会を喜び合うなか、灯は葉月と過ごした学生時代を思い出す。懐かしい記憶とともによみがえる、当時抱いた様々な感情。穢れのない小さな池の中で自由に泳ぎながらも、もがき苦しむ日々。成人した今につながる、彼らの過去を追う。
※全年齢対象のBL作品です。
*本編読者様向け情報(補足)
完結済シリーズ作品『GAIA SAVERS』の外伝ストーリーで、シリーズ作中の登場人物・葉月、灯のおよそ15年前からの6年間を追った、彼らの青春時代の物語です。
関連作品:シリーズ第4作『ガイアセイバーズ4 -狭間に咲く蒼の華-』
◆更新スケジュール 2026/7/5から毎日、19:40に投稿
初回のみ第1話の3ページ目まで投稿、翌日からは1ページずつ投稿とします。
「BL」という点以外、作品内で注意すべき点はありません。
が、当作品自体が「外伝」という扱いであり、ストーリーの元となるシリーズ作品『ガイアセイバーズ』はほぼすべて年齢制限有の作品です。
そちらをお読み頂く際はお気をつけ下さい。
※元シリーズを読まなくても、単体でお楽しみ頂けるよう配慮しています。
文字数 21,707
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.07.05
怪物は死んだ。しかし、その絶命の残響は新たな怪物を産む。
大久保長安、駿府にて病死。実子は全員切腹。
遺体は掘り起こされ、安倍川の河原で首を晒された。
慶長末期。公儀の総目付・柳生但馬守宗矩は、大大名をも凌ぐ権勢を誇った怪物の足跡を、天下の台帳から完璧に「漂白」したはずだった。
だが、主を失ったはずの職能たちは、むしろ主が死んだからこそ、なりふり構わずその仕組みを私物化し、勝手に動き始める。
神の声を騙り、闇の連絡網をその足で繋ぐ歩き巫女。
梁の軋みを聞く算術家と、泥の深さを読む山師。
荷重の均衡を脳裏に叩き込み、闇の流通を担う荷役屋。
故郷の嘘の文字に縋る異邦人と、人間の人格すら偽造する書類屋。
公儀の目の届かない地下の配管で、歪みは滑らかに繋がり始めていた。
「……まだ、閉じておらぬか」
網の目を追う宗矩が、柳生の最深部に眠る「もう一人の怪物」の気配に気づいたとき、世界の骨組みが微かに軋む音を立てた。
これは、本尊なき世界で蠢く、職能の怪物たちの自律分散型ノワール。
──世界のあちこちに、あの怪物の『残響』だけが、まだ響いている。
文字数 36,340
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.06.28
「婚約者は、今月もお茶会に来ないらしい。」に出てきた、王女殿下視点の話です。親友を害そうとしたアレンが許せないそうで、ものすごーーーく怒ってます。怖いです。可愛いアリアンは出て来ません。アレンのやらかしが凶悪です。前作でのざまあが足りないようなので、家族にも責任をとってもらいました。最後の〆はコメディです。(作品に含まれる要素の異世界転生は前話のヒロイン=ボスのことです)
*外部サイトにも掲載しています。
文字数 10,989
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.21
ーー高二の夏、日向結人は幼馴染の履歴書を芸能事務所に送った。受かったのは、碧だけだった。
三年の沈黙のあと、結人のもとに一本の電話がかかってくる。「彼のそばにいてやってくれませんか」——国民的俳優になった幼馴染の、住み込みの世話係として。
■あらすじ
「お前、芸能人になれば?」
高二の夏、日向結人は幼馴染の鈴木碧を焚きつけて、芸能事務所に履歴書を送った。付き添いのつもりで送った二通のうち、受かったのは碧だけだった。芸名は結人がつけた。二人が遊んだ川の名前から。
卒業と同時に、碧は都内へ。結人も東京にいた。電車で三十分の距離。二人は三年間、一度も会わなかった。
そんな大学三年の初夏。結人のスマホに、知らない番号から電話がかかってくる。碧のマネージャーを名乗る男は言った。「彼が、少し疲れてしまっているようで」
条件は「住み込みで、そばにいてやってほしい」と言うものだった。
三年ぶりに再会した幼馴染は、玄関で結人を抱きしめて、こう言った。
「……ホンモノの結人だ」
その想いの意味も深さも知らないまま、疎遠になり、終わってしまうはずだった友情。変わってしまったもの、変わらないもの。これは俺と国民的俳優になった幼馴染との、喪失と再生のお話。
■人物紹介
日向 結人(ひなた ゆいと)/21歳
大学三年生。人の良さを見つけるのが上手いと言われる、ごく普通の男。高二の夏、幼馴染の写真を見て「芸能人になれば」と焚きつけ、履歴書を送った張本人。芸名の名付け親でもある。
碧が売れていくのを誇らしく思いながら、同じ速度で「別世界の人間になった」と感じ、自分から静かに手を離した。都合の悪いことは自分の中で結論にして黙る、という癖がある。
鈴木 碧(すずき あお)/21歳・芸名「水瀬 碧」
俳優。ダウナーな佇まいと、台詞のない一秒で画面を持たせる目で評価されている。「感情を映さないことで、観客に感情を預ける」と評された。
人付き合いは苦手。というより、大事な人がひとりいれば足りる。芸能界に入ったのも、続けているのも、理由はひとつしかない——「結人が、送れって言ったから」。
何も要求せず、何も断らない。仕事は完璧にこなし、現場での評判もいい。ただし、家に帰っても食べず、眠れない。
三年ぶりに現れた結人に対してだけ、彼は要求をする。
葉山 修司(はやま しゅうじ)/34歳
碧のチーフマネージャー。碧の扱いに歴代担当が匙を投げたのち、「一番上手い人」として抜擢された。有能で、穏やかで、面倒見がよく、そして決して線を越えない大人。
碧が心を許している数少ない人間であり、結人を呼んだ張本人でもある。碧の甘えを受け止めながら、必要なときには「だめ」と言う。
文字数 842
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.26
結婚してからも、悠生は優しかった。
だけど、少しずつ増えていく違和感。
肌身離さなくなったスマホ。
時々外される結婚指輪。
そして、蘇る過去の記憶。
探偵に依頼して知ったのは、
悠生が会っていた相手が、“結婚したいと思うほど愛していた元恋人”だということだった。
病気になった元恋人。
彼女を放っておけなかった夫。
その関係を「裏切りではない」と言い切れない妻。
過去は、終わったふりをしていただけだった。
「無意味な指輪」
「仄暗い満足感」
「願いは叶う」
三人の視点から描かれる、
静かに壊れていく関係の物語。
文字数 11,936
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.07.08
倫理観ぶっとんでる魔導具師ケイと冷静沈着なゴーレム(女の子?)のハチャメチャな日常。
ある日の一幕。
『ご主人様。またおかしなものつくってるんですか?』
「おかしくはないと思うが。トイレだな。作ったことないのでな。加減がわからんのだ。まぁ見てくれ」
ケイは「流す」ボタンをおした。
「ポチ」「シュゴゴゴゴゴゴ!ボゴォオオオオオオオン!ゴォォォォォォ!」
音がどんどん遠くなっていく。便座は星になった………
『あの……あれ、用を足すものなんですよね?座って使用するんでしょう?』
「ああ。そうだ」
『どこにいくんです?用を足した人は?』
「宇宙までいったかもな……」
『死ぬでしょう。普通に』
「それで困ってるのだ。ウンコするたび死ぬわけにもなぁ」
『もっと水流弱く出来ないんですか……』
「綺麗に流れてほしいんだよ」
ケイは色々次の作戦を考えていた。
「次はどうだ?いっそウンコも燃やしてしまおう!」
『普通のトイレでいいでしょう……』
「ポチ」「ゴォォォォォォ!ボゴォォォォォン!」
「あっぶな!」
『「あっぶな!」じゃありませんよ。爆発しましたけど?』
「うまくいかんな」
『だから普通でいいんですって……』
文字数 64,512
最終更新日 2026.07.27
登録日 2026.06.30