「あろ」の検索結果
全体で1,416件見つかりました。
最弱のモンスターに生まれた“俺”には名前がない。
ただ化けて、隠れて、生き延びるだけの影のような存在。
ある日、そんな俺に目を付けた魔王が笑いながら言った。
「おまえスパイとか向いてんじゃね?」──と。
側近たちはまたいつものお戯れをと哀れみの目を俺に向け、
弱者である俺自身は無視できず、仕方なく人の世界へ向かった。
人の地へ足を踏み入れた俺が最初に出会ったのは、
モンスターに襲われた後であろう壊滅した馬車だ。
とりあえず強そうなやつを選んで人の外見を手に入れた。
騎士として姫を守って死んだ男──リオ。
その名と顔を借り、“俺”は初めて人の社会に紛れ込む。
誰かのふりをして、誰かの正義を演じ、
誰かの人生を歩きながら、誰にも知られず、俺は英雄になっていく。
この顔が、誰のものか。
君は、知らない。
最弱のモンスターが人間に“なりかわる”
嘘と記憶と後悔が絡み合う、ダークファンタジー譚。
『擬態 × 正体隠匿 × 非力系人外主人公』
誰の人生でもない、借り物の“顔”で世界を歩く。
処女作でうまく表現が至らない点も多いかと思いますが、温かく見守って頂けたら幸いです。
登録日 2025.06.08
遥か昔――。
レイン領がレイン。切なる。文明こそ確かであるが。
「魔術師」
たるや。機運も度外。抗争も度外いや恐らく土壌が違うのであろう。過激な術師が蔓延る中。
「その人は」
文字数 8,074
最終更新日 2022.01.25
登録日 2022.01.21
その昔、天族と呼ばれる種族がいた。天空で暮らす彼らは度々地上へ降り、災害を起こすという悪行を繰り返した。そんな天族を討伐すべく立ち上がった二人の人物がいた。一人は人間の少女、もう一人は天族の少年だった。討伐に成功し、共に大地の英雄と呼ばれるようになった二人だったが、同時に少年は天空から追放されてしまった。少年の故郷を取り戻すべく、二人は天族の怒りの鎮まるであろう未来へ望みをかけ、時を渡る決心をするが…。
文字数 947
最終更新日 2018.02.21
登録日 2018.02.06
可愛すぎる義妹のために、僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。
―――――――
「えへへー♪ アキトくん、どうどう? 新しい制服似合ってる?」
届いたばかりのまっさらな高校の制服を着たひまりちゃんが、ファッションショーでもしているみたいに、僕――神崎暁斗(かんざき・あきと)の目の前でくるりと回った。
短いスカートがひらりと舞い、僕は慌てて視線を上げる。
「すごく似合ってるよ。まるでひまりちゃんのために作られた制服みたいだ」
「やった♪」
僕とひまりちゃんは血のつながっていない義理の兄妹だ。
僕が小学校のころ、クラスに母子家庭の女の子がいた。
それがひまりちゃんで、ガリガリに痩せていて、何度も繕ったであろうボロボロの古着を着ていたこともあって、
「貧乏神が来たぞ~!」
「貧乏が移っちまう! 逃げろ~!」
心ない男子たちからは名前をもじって貧乏神なんて呼ばれていた。
「うっ、ぐすっ……」
ひまりちゃんは言い返すでもなく、いつも鼻をすすりながら俯いてしまう。
そして当時の僕はというと、自分こそが神に選ばれし特別な人間だと思い込んでいたのもあって、ひまりちゃんがバカにされているのを見かけるたびに、助けに入っていた。
そして父さんが食堂を経営していたこともあり、僕はひまりちゃんを家に連れ帰っては一緒にご飯を食べた。
それはいつしか、ひまりちゃんのお母さんも含めた家族ぐるみの付き合いになっていき。
ある時、僕の父さんとひまりちゃんのお母さんが再婚して、ひまりちゃんは僕の義妹になったのだ。
「これからは毎日一緒にいられるね!」
そんなひまりちゃんは年々綺麗になっていき、いつしか「女神」と呼ばれるようになっていた。
対してその頃には、ただの冴えない凡人であることを理解してしまった僕。
だけどひまりちゃんは昔助けられた恩義で、平凡な僕を今でも好きだ好きだと言ってくる。
そんなひまりちゃんに少しでも相応しい男になるために。
女神のようなひまりちゃんの想いに応えるために。
もしくはいつか、ひまりちゃんが本当にいい人を見つけた時に、胸を張って兄だと言えるように。
高校進学を機に僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。
文字数 112,639
最終更新日 2025.01.19
登録日 2024.11.29
生まれたときから何をしても完璧で、整いすぎた容姿と無機質とも言えるくらいに欠落した感情により、笑わない人物として、『人形王子』と影で言われてきた私は、その名の通り、周囲の言葉に惑わされるどころか心ひとつ動かなかった。
それが例え身内であろうとも。それでも、この国の王太子として国王である父の仕事も子供の頃から手伝い、失敗ひとつなく支えているのも知り渡っているため、舐められるようなことはない。
そんな私にも一人だけ感情を揺らがせるものがあった。唯一私が望み、叶えてもらった将来を約束した婚約者エリーゼ・ファルセ。
人形王子と言われる私を、人間とし動かしてくれる彼女は、嫌われものだった。幼い頃から公爵家の令嬢として生まれた彼女は、私と違い感情豊かで貴族としてはあるまじき姿を見せてきた。
幼い頃からいたずら好きで、不器用で、負けず嫌い。あまりに感情豊かでやりたい放題な彼女に周りは離れていって、残ったのは権力目当ての取り巻き。それでも私は、
ただただそんな彼女に惹かれた。
バカで我が儘で自分に素直な彼女に。
そんな彼女を誰が嫌おうと私は気にしなかった。彼女がそれで楽しくいられるなら私の権力すらもおもちゃにしよう。
だけどここ最近。どうやら彼女を悪く言う噂が流れているみたいだ。
「どうしてやろうかな…………」
エリーゼは我が儘だけど、決して悪い子ではないと教えてやらないとね……?
文字数 11,456
最終更新日 2023.07.06
登録日 2021.12.30
たくさんの出会いがあるであろう春。
高校生になった主人公、神凪 楓(かんなぎ かえで)も順調に高校生活を送っていくはずだったが、ある日、神様の気まぐれでクラスメイトと共に異世界に飛ばされて?
異世界でも身内乗りで切り抜ける!?
まわりの個性が強くて主人公が埋もれてる!!
「お前ら俺より目立つなよ!!」
この主人公大丈夫か?ってなる
異世界ファンタジーここに登場!!
3/24少し1話に修正入れました。
文章の書き方を少し弄り、それに合わせて内容も少し変わってます。
文字数 2,412
最終更新日 2016.03.23
登録日 2016.03.23
《アリアンローズ新人賞 一次選考通過作品!》
黒髪黒目を有する者はその時代でただひとりの「神子」となる―――。
「もうひとりの黒髪をさがせ」
黒髪の天才魔術師リコリス・インカルナタが第二王子アルバートから受けた命はあり得ないはずの綻びだった。
そしていつしかそれは大きな火種となるが、リコリスは諦めなかった。「―――止めてやるわ、何があろうと」。
裏切りと失意、過去の清算をどう乗り切る?
最強だけどどこか脆い少女と、彼女の副官クロードの物語、始まる。
登録日 2012.06.26
傲慢王子は月夜に愛を囁く
レンタル有り大手自動車メーカーに勤める二十八歳の涼子。一日の終わりに飲むお酒をこよなく愛する彼女は、自分の身の丈に合った恋が一番の幸せだと思っていた。けれど、最高の恋を成就させた親友たちを見ているうちに、お伽噺のような運命の恋なんてものを信じてみたくなる。とはいえそんな奇跡は、自分には起こらない――そう思っていた涼子だったが、あろうことか、神様から贔屓されているとしか思えない傲慢な王子様と、ただならぬ関係になってしまい!? 「逃げるなら今のうちだぞ?」不遜なまでに容赦がなく、腹立たしいほど愛される、オレ様王子と夢見るリアリストの運命の恋!
文字数 165,400
最終更新日 2020.12.14
登録日 2020.12.14
高校生36名は修学旅行中に巨大な魔法陣によって異世界へと転移しする。意識を取り戻すと生徒たちは
異能の力に目覚めていた。
異世界ライフを強いられた生徒たちはその異能力で異世界の征服に成功。
自由を手にする。
だが、クラスカーストトップの月野木天音(つきのき あまね)だけは異能力が覚醒せず、一転してクラスのお荷物となる。
天音のことを快く思っていなかった女子生徒たちからはなにも活躍できないことを責め立てられ
肩身の狭い思いをしながら過ごしていた。
そんな天音は自分にできることを求め行動しているとクラスから追放された右条晴人(うじょう はると)が
魔王を名乗り目の前に現れた。
あろうことか晴人は異世界人を虐げていたクラスメイトを天音の目の前で殺害。
魔王は想いと裏腹にその場で天音のことを“無能”と吐いてする。
これはやがて神となる天音に魔王が好きだ告白するためにはじめた戦争の物語
文字数 371,051
最終更新日 2024.06.02
登録日 2024.06.02
重い病気を持つ少年は生気を失ったが、あるぬいぐるみと出会って心が変わる。
病気という重い鎖に縛られることは決して嬉しいことでも願って得ることではない。
東は、そういった運がない。しかし、出会いの運はあるようで、空というぬいぐるみと共に過ごす。
本来の名は【空〇の霊人形】。この文字をまだ東は読むことが出来なかった。だから、"空(そら)"と呼ぶことにした。
そして、その空と出会ったことは東にとって運命の出会いという言葉に相応しいであろう。
無機物との愛はいけない事でも禁止されている事でもない。
愛したいのであれば愛せば良い。それがその者の人生に大きな影響を与えようと。
文字数 9,543
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.12
同窓会は実にいいものだ。たとえ今の立場がどうでであろうと、時間を越えてあのときの仲間同士に戻れる。合唱祭で歌ったこと。部活動で悔し涙を流したこと。親友とケンカしたこと。体育館の裏で告白し振られたこと等々。すべてが良き思い出として刻まれている。高市中の同窓会恒例の、“未来の君へ”の手紙をきっかけに、和彦は思い続けてきた女性と再会した。彼の運命は・・・。101の水輪、第55話。
文字数 3,081
最終更新日 2023.07.23
登録日 2023.07.23
これはまだ、人間界と魔界が自由に行き来を許されていた時のお話。
魔界の住人達は人間を喰い漁り、人間は魔物たちから逃げる日々。
そんな時代に生まれた一人の少女 エーデル。
天使のように愛らしい少女は、どこに行っても男たちの注目の的。
祖母と慎ましく暮らしていたいだけなのに、少女を襲ったのはあろうことか魔物ではなく人間の男だった。
そして、それを救ったのは、白銀色の毛をなびかせた赤い瞳をもつ獣族の長――ヴィレンス。
文字数 8,404
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.08.11
殺人を犯して死刑を待つ22歳の元大学生、灰谷ヤミ。
時空を超えて世界を救う、魔法使いの火置ユウ。
運命のいたずらによって「刑務所の独房」で出会った二人。
二人はお互いの人生について、思想について、死生観について会話をしながら少しずつ距離を縮めていく。
しかし刑務所を管理する「カミサマ」の存在が、二人の運命を思わぬ方向へと導いて……。
なぜヤミは殺人を犯したのか?
なぜユウはこの独房にやってきたのか?
謎の刑務所を管理する「カミサマ」の思惑とは?
二人の長い長い夏休みが始まろうとしていた……。
<登場人物>
灰谷ヤミ(22)
死刑囚。夕闇色の髪、金色に見える瞳を持ち、長身で細身の体型。大学2年生のときに殺人を犯し、死刑を言い渡される。
「悲劇的な人生」の彼は、10歳のときからずっと自分だけの神様を信じて生きてきた。いつか神様の元で神様に愛されることが彼の夢。
物腰穏やかで素直、思慮深い性格だが、一つのものを信じ通す異常な執着心を垣間見せる。
好きなものは、海と空と猫と本。嫌いなものは、うわべだけの会話と考えなしに話す人。
火置ユウ(21)
黒くウエーブしたセミロングの髪、宇宙色の瞳、やや小柄な魔法使い。「時空の魔女」として異なる時空を行き来しながら、崩壊しそうな世界を直す仕事をしている。
11歳の時に時空の渦に巻き込まれて魔法使いになってからというもの、あらゆる世界を旅しながら魔法の腕を磨いてきた。
個人主義者でプライドが高い。感受性が高いところが強みでもあり、弱みでもある。
好きなものは、パンとチーズと魔法と見たことのない景色。嫌いなものは、全体主義と多数決。
カミサマ
ヤミが囚われている刑務所を管理する謎の人物。
2メートルもあろうかというほどの長身に長い手足。ひょろっとした体型。顔は若く見えるが、髪もヒゲも真っ白。ヒゲは豊かで、いわゆる『神様っぽい』白づくめの装束に身を包む。
見ている人を不安にさせるアンバランスな出で立ち。
※重複投稿作品です
※直接投稿もしています。お好きな方で御覧ください。
登録日 2024.09.18
わたくしは海の底で、日々を淡く夢みておりました。
けれどもある日のこと、きらめく波間に、あのお方のお姿を見つけてしまったのです。
王子様……そして、いつも傍らに寄り添う従者殿。
おふたりの視線がふと絡み合う、そのひととき。
胸の奥が甘く震え、わたくしは海の泡よりも儚く身をよじらせました。
――ああ、これこそ乙女の夢、乙女のときめき。
どうしてわたくしは、この光景を前にして涙がこぼれてしまうのでしょう。
わたくしは決意いたしました。
この胸の高鳴りに殉じるためならば、声を失おうと、痛みに苛まれようと、陸へ上がりましょう。
だって、乙女ですもの。
けれども……。
けれどもですわ。
そのお方が、あろうことか隣国の姫君との婚約をなさると聞いたとき、
わたくしの胸は張り裂けるようでございました。
「野郎、日和りやがった…!」
その一言が、ひび割れた唇からこぼれ落ちたとき、わたくしは自らの心の真実を知ったのです。
これは恋などではございません。萌え、でございます。
文字数 314
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
宇宙の守護者、光人ガーディアンに守られている我らが地球。俺の前に現れたのは見るもおぞましい姿の異星人。侵略者?と、思われたそいつは俺の願いだけを叶えるという。どこにでもいる俺の願いは世界の平和。平和のために異星人とタッグを組んで突き進む俺だが…行く手を阻んだのは誰あろう、光人ガーディアン!?
侵略とは?平和とは?正義とは?俺の行きつく先には何が待っているのだろうか?
文字数 4,924
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.03.31
公爵令嬢セレナは、婚約者である王太子に身に覚えのない罪で婚約破棄を言い渡された。
侮辱と嘲笑の中、彼女は毅然と立ち去り、隣国の政略結婚の申し出を受け入れる。
しかし、嫁ぎ先の隣国の王太子・レオンは、氷のように無表情なのに、なぜか彼女を誰よりも気遣う優しさを見せる。
やがて明かされる陰謀、裏切りの真実、そして――消えない愛の誓い。
「君を泣かせた者は誰であろうと、許さない」
これは、ざまぁと溺愛、そして本当の幸福を手に入れる物語。
文字数 65,858
最終更新日 2026.04.23
登録日 2026.03.25
☆第七回キャラ文芸大賞奨励賞受賞☆応援ありがとうございます!
限界社畜生活を送るズボラOLの古河龍子は、ある日「自宅と会社がつながってれば通勤が楽なのに」と願望を口にしてしまう。
あろうことか願いは叶ってしまい、自宅の押入れと自社の社長室がつながってしまった。
その上、社長の本性が猫のあやかしで、近頃自分の意志とは無関係に猫化する現象に悩まされている、というトップシークレットまで知ってしまうことに。
(これは知らなかったことにしておきたい……!)と見て見ぬふりをしようとした龍子だが、【猫化を抑制する】特殊能力持ちであることが明らかになり、猫社長から「片時も俺のそばを離れないでもらいたい」と懇願される。
「人助けならぬ猫助けなら致し方ない」と半ば強引に納得させられて……。
これは、思わぬことから同居生活を送ることになった猫社長と平社員が、仕事とプライベートを密に過ごし、またたびに酔ったりご当地グルメに舌鼓を打ったりしながら少しずつ歩み寄る物語です。
※「小説家になろう」にも公開しています。
文字数 83,295
最終更新日 2024.01.14
登録日 2023.12.29
中学二年生の少年・楠部龍平は早起きをした朝、学校の校門に切断された幼い少女の頭部が放置されているのを発見。気が動転するあまり、あろうことか頭部を自宅に持ち帰ってしまう。龍平は殺人鬼の復讐に怯え、頭部の処理に思い悩む、暗鬱で孤独な日々を強いられる。
文字数 118,617
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.02.28
あらすじ:東ちあきはふとした瞬間に人生を手放してしまった。気がつくと、花で溢れるはざまの世界に辿り着いていたのだ。番人のジンはちあきの溜め込んだ沢山の小さな傷を感じて、そこに花呪いをかけて癒す。何よりも自分を愛する事、そう諭されたちあきはもう一度生きる事を選んだ。そんなジンは想い人に気付かれる事も、その想いが交わる事もない秘めた愛に心を痛めていた。永遠を生きる彼らは一度持ってしまった感情を忘れる事ができない。人と人ならざる者と、生と死の間で想いが交差できなかったお話。
⭐︎「生まれ変わったその先は猫の国ガータ」は世界観スピンオフです。よければどうぞ!
文字数 10,991
最終更新日 2024.02.11
登録日 2024.02.11